【SS】サトシ「アローラの冒険!」 ハウ「アー」 ミヅキ「カラ島!」

1 : dX3IS9Elqo 18/03/26 11:19:42 ID:CsFY6IkE 報告


ハウ「あー……。」ポカーン

ミヅキ「放心状態!」


このSSは、サトシがハウとミヅキと一緒にゲーム版のアローラ地方を冒険するシリーズSS、その2スレ目です。アーカラ島へと到着したサトシたち一向の、新たな冒険の物語。


前スレ→【SS】サトシ「太陽も、月も、ポケモンも、あの娘も……振り向いちゃうような冒険!」
    http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=709152

カントー地方・冒険の始まり〜メレメレ島でのサトシたちの冒険の物語。


番外編→【SS】サトシ「アローラの冒険!」 ハウ「番!」 ミヅキ「外!」 ピカチュウ「ピカ!」
    http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=778907

短編のギャグエピソードだったり、過去のお話だったり、本編では省略されたお話だったり、バトルだったり(若干のキャラ崩壊アリ)

189 : dX3IS9Elqo 18/08/08 01:12:03 ID:96Xw/ARs [1/6] 報告

サトシ「にしても、スイレンの試練にも驚かされたけど……ハウたちにはもっともっと驚かされたよ」

ミヅキ「うんうん!」

ハウ「えへへー! ありがとー、二人ともー」

サト/ミヅ「「まさか……」」




フクスロー「すろぉ♪」

                   ちまう
サト/ミヅ「「モクローがフクスローに進化し   なんて!」」
                   ちゃう

ハウ「フクスロー、試練スッゲーがんばってくれたからねー! 新しい技も覚えたんだー!」

サトシ「……ホントか!? なら、帰ったらさっそく そのときの映像をみせてくれよ! ロトム!」

ロトム「おまかせロト♪」

サトシ「よっしゃ!……そうと決まればオハナタウンまで急ごうぜ!」

ハウ/ミヅ「「うん!」」
190 : マシュ@ポケじゃらし 18/08/08 08:30:26 ID:19zQXJ.I m 報告
乙!
191 : dX3IS9Elqo 18/08/08 20:28:18 ID:96Xw/ARs [2/6] 報告



 ピン♪ ピン♪ ピロリン♪


192 : dX3IS9Elqo 18/08/08 20:57:46 ID:96Xw/ARs [3/6] 報告


 ――翌朝、6番道路。


ミヅキ「……あっ! サトシくん、ハウくん……見て! あれ!」ビシッ

サト/ハウ「「ん?」」


 サトシとハウがミヅキの指し示したほうへと目をやる。するとそこには、見るからに『農家』といった風貌の小柄な少女、その少女とは対照的な巨大な体躯の四足のポケモン、さらにフワンテの三人。

 そして、いつものコミカルな動きでその三人に詰め寄る、スカル団の二人の姿があった。


サトシ「あいつらは……!」

ハウ「……ハウオリシティで会ったスカル団の人だー!」

ミヅキ「どうしてアーカラ島に!?」


 ダッ


ミヅキ「あっ……サトシくん!!?」

ハウ「追っかけるよー!」
193 : dX3IS9Elqo 18/08/08 21:28:32 ID:96Xw/ARs [4/6] 報告




「ふーむ、難儀じゃのう……」

「ムヒヒウン!!」

したっぱA「ヨヨヨー! おとなしくポケモンをこっちに渡せよ!」


「  待て 待 て  待  て   待   て    え    え     え      !!!  」


 ズザアァァァ……


一同「「「!」」」

サトシ「お前ら!!……一人相手に二人がかりで、卑怯だぞ!」

「おお! 誰かは知らぬが……手を貸してくれるのか?」

サトシ「ああ! いっしょに戦うぜ!」


したっぱA「ヨヨヨー! けつ向けんなよ!」

したっぱB「ってユー! メレメレのポケモントレーナーじゃないスカ!」

「こやつらポケモン泥棒だが、おぬし知り合いなのか?」

サトシ「……好きで知り合ったわけじゃないよ!」

したっぱA「そりゃないだろう!」


「ふーむ……おぬしも色々と難儀しておるみたいじゃな」
194 : dX3IS9Elqo 18/08/08 22:03:21 ID:96Xw/ARs [5/6] 報告

ハプウ「わらわはハプウ。そしてバンバドロじゃ」

バンバドロ「ムヒヒウン!!」

サトシ「俺はサトシ! マサラタウンのサトシだ! で、こいつが俺の相棒のピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカッ!!」

ハプウ「サトシか……よい名前じゃな!」


       「      待ってよー! サトシ!      」
       「       サトシくーーん!!       」


ミヅキ「や……やっと追いついた……」ハァ……ハァ……

ハウ「一人で突っ走っていかないでよー!」


ハプウ「……なんじゃ、連れがおったのか?」

サトシ「うん! こいつらはハウ、そしてミヅキ!……二人ともいっしょに旅してる友だちなんだ!」


サトシ「ハウ! ミヅキ!……こいつらは俺とハプウでやっつけるから、二人は下がってて!」

ハウ/ミヅ「「? う、うん……」」
195 : dX3IS9Elqo 18/08/08 23:53:32 ID:96Xw/ARs [6/6] 報告

サトシ「いくぞピカチュウ! キミに決めた!」

ピカチュウ「ピカ! チュウ!」


したっぱB「メレメレでしくじってアーカラに飛ばされて……負けるもんでスカ!」

したっぱA「ヨヨヨー! 今度こそお前を倒して俺たちのことを記憶に残してやる!」


                              パカーン!

      パカーン!


ズバット「キイイイイイ!!」

スリープ「すりすりぃ!!」


ハプウ「ゆけい! バンバドロ!」

バンバドロ「ムヒヒウン!!」


              ズ ズ ウ ゥ ゥ ゥ ン……!!


 バンバドロがその重たい身体を持ち上げると、まるで地鳴りのような轟音とともに前へと歩み出た。そのままピカチュウのとなりに並び立ち、スカル団と相対する。


サトシ「おおっ……!?……スッゲー迫力だぜ!」

ピカチュウ「ピーカ……!」

ロトム「『バンバドロ』――ばんばポケモン じめんタイプ」

ロトム「口から 吐く 泥は 固まると 雨風にも 強いので 昔の 家の 壁には よく塗られている」

ロトム「……ちなみにバンバドロ ハ体重920Kgもある、超重量級ポケモンロト!」

サトシ「920Kg!? スッゲー!!」


したっぱA「へっ……デ、デカけりゃいいってもんじゃねぇ!」

したっぱB「び、びびってなんかないッスカら!」
196 : dX3IS9Elqo 18/08/09 00:33:18 ID:itSkte/2 [1/9] 報告

したっぱA「やれ! スリープ! まずはあのデカブツに"ねんりき"だ!」

サトシ「させるもんか!……ピカチュウ!」


ピカチュウ「ピカ!!」バッ

スリープ「すりぃ……!」ギロッ


 バンバドロの自由を奪うべく向けられたスリープの眼差し……それがバンバドロの瞳を捉えるより速く、ピカチュウが先に動いた。

 バンバドロの頭部へと飛び移ると、その身体で視界を覆うことで"ねんりき"をシャットダウンする。


したっぱA「……………………なに!!?」


バンバドロ「ム……ムヒヒウン!?」

ハプウ「な、なんじゃ!? いったい、なにを……」

サトシ「……気をつけろ、ハプウ! バンバドロ! スリープの目が光ったのをみると、"ねんりき"で身体を操られちまうんだ!」

ハプウ「なるほどのう……手間をかけてすまなんだ」


サトシ「バンバドロ! そのままピカチュウを思いきり上に飛ばしてくれ!」

ハプウ「……よいのか?」

サトシ「うん! 頼む!」

ハプウ「わかった!……ゆくのじゃ、バンバドロ!」


バンバドロ「ムヒ……」ググッ

バンバドロ「………………ヒウンッ!!!」ブオンッ
197 : dX3IS9Elqo 18/08/09 00:50:11 ID:itSkte/2 [2/9] 報告



                   ・

                   ・

                    ・

                  ア

                    ア


                 ア


                     ア



                カ



                      ッ




                   ピ



したっぱB「な……仲間を吹っ飛ばした!? なにやってるんスカ!!?」


サトシ(……やっぱ見た目どおり、ハプウのバンバドロはパワータイプのポケモンみたいだな。ってことはここで狙うべきは、"ちょうおんぱ"でこっちの位置を探って攻撃をかわしてくる厄介な――)


サトシ「――ズバットに"でんこうせっか"だ!!」


ピカチュウ「ピッカァ!!」バヒュッ!


したっぱB「!……ズバット、かわすッス――」
198 : dX3IS9Elqo 18/08/09 12:04:24 ID:itSkte/2 [3/9] 報告


               ド ゴ オ ォ ッ !!


ズバット「……!?…………がっ……!!」ズザアァァァ……


 したっぱが指示を終えるより、そしてズバットが構えるよりさらに速く、ピカチュウのその高速の突進がズバットを穿った。

 ぶつかってきたピカチュウを上回る速度でズバットが地表へ叩きつけられると、その軌跡に砂塵を散らしながら はるか後方まで弾き飛ばされ、対してピカチュウは反動で再び宙を舞う。


したっぱB「なっ……!? ズバット!!」

ハプウ「ほう…………!!」

したっぱA「は、はえぇ……!!」


ハプウ「やるのう、サトシ、ピカチュウ……なら、次はわらわたちの番じゃな」


ハプウ(……ピカチュウは天、そしてズバットは地に……『あの技』を使うならここじゃな)


ハプウ「揺れるぞ! 皆、注意せい! バンバドロ……   "じ  し  ん"  !!!   」


バンバドロ「ムヒヒウン!!!」ドゴオォッ!!



                             ゴ
         ゴ
     ゴ          ゴ                    ゴ
          ゴ          ゴ     ゴ     ゴ
                  ゴ
        ゴ               ゴ     ゴ        ゴ   ……!!!
   ズ            ゴ     ゴ           ゴ
            ゴ             ゴ
      ゴ          ゴ             ゴ      ゴ
                        ゴ
           ゴ
                                 ゴ



ハウ「うわわわわわわわっ!!?」ヨロッ

ミヅキ「ひゃあ!!?」ペタンッ


サトシ「ス…………スゲェ威力だ!!?」
199 : ンフィア@じゅうでんち 18/08/09 13:42:30 ID:PsEAEEWE m 報告
支援
200 : dX3IS9Elqo 18/08/09 15:30:18 ID:itSkte/2 [4/9] 報告

サトシ(……今までの冒険でも何度かみてきたけど、あのバンバドロの"じしん"はそのなかでも一際強い……ハプウ、いったい……?)


          ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……


ハプウ「バンバドロ! ピカチュウの真下に入るのじゃ!」

サトシ「!……サンキュー、ハプウ!」

ハプウ「なーに、バンバドロは人やポケモンを背に乗せるのが大好きでな。先刻、助けてもらった礼じゃ」



                   ズ
                      ズ
                 ウ
                    ゥ
                   ン
                   ・

                   ・

                   ・



ミヅキ「よ、よかった……揺れ、おさまったみたい……」


ズバット「…………キキィ……」グルグル

したっぱB「いっぱいしっぱい……涙、すっぱいじゃないでスカ……」


したっぱA「ちくしょう……このままやられっぱなしで終われっかよ! "サイケこうせん"だ!」

サトシ「ピカチュウ! "10まんボルト"!」

したっぱA「……バカか? お前。仲間の背中の上でそんな技使ったら――」


したっぱA「………………………………!!」

サトシ「そうさ! さっきロトムが説明してくれたの……お前も聞いてたろ!? バンバドロはじめんタイプのポケモン、ピカチュウの電撃じゃダメージは受けない!」

したっぱA「ちっ…………!!」
201 : dX3IS9Elqo 18/08/09 16:40:36 ID:itSkte/2 [5/9] 報告

ピカチュウ「ピカ……         チ
                          ュ
             ウ


                       ウ



                ウ


                     ウ


                  ウ

                   ウ

                  !!!
                               」



                   ア
               バ      ア 
                        ア
              ズ    !
                  ン       ア
                 ア
                       ア
                  ア  ア



したっぱA「!? じ、"10まんボルト"が"サイケこうせん"を貫いて………………スリープ!!」


スリープ「………………………………!!?」


            ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!

202 : dX3IS9Elqo 18/08/09 19:05:58 ID:itSkte/2 [6/9] 報告




スリープ「…………すりぃ……」グルグル

したっぱA「…………すっからかんだわ!」


バンバドロ「ムヒヒウン!!」

ハプウ「バンバドロ、こやつらを踏むのか?……ようし、やれ。あとできちんと洗うでな」

サトシ「うわぁ、920Kgに踏まれ……きっと痛いぞ〜」

ミヅキ(……痛いじゃすまないと思うんだけど)


したっぱB「俺ら逃げるっスカ!? さよなら告げるっスカ!?」

したっぱA「……もう一度いっておくぞ! 相棒がスカスカいってるの、記憶に残るためだからな!」

したっぱA「本当に覚えて――」



                   ひ

                    ゅ

                  る

                    る

                   る

                   る

                   ・

                   ・

                   ・



したっぱズ「「……………………ん?」」


        ド       オ         オ
            オ          オ
      ズ             オ          ン !!
              オ         オ
          オ       オ          オ


一同「「「「「「!?」」」」」」

ハプウ「まったく、騒々しいのう…………今度はいったいなんじゃ?」
203 : dX3IS9Elqo 18/08/09 20:39:57 ID:itSkte/2 [7/9] 報告


「なんじゃかんじゃと言われたら」

「聞かせてあげよう、我らが名を」



「花顔柳腰・羞月閉花――」

「――儚きこの世に咲く一輪の悪の花、ムサシ!」



「飛竜乗雲・英姿颯爽――」

「――切なきこの世に一矢報いる悪の使途、コジロウ!」



「一蓮托生・連帯責任――」

「――親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!」



「「ロケット団、参上!!」」

「……なのニャ!」

204 : dX3IS9Elqo 18/08/09 22:51:45 ID:itSkte/2 [8/9] 報告


 空からの突然の来訪者に、再び大地が揺れた。


 バンバドロをはるかに上回る大きさ、ニャースを模した形状、金色の塗装を施された煌めく鋼の体躯――

 ――ロケット団の巨大メカが、ピカチュウ、そしてバンバドロの前へと立ち塞がる!


したっぱB「ア……アンタらは!!?」

したっぱA「茂みの洞窟で会った変なやつら!!」


コジロウ『これはこれは……ごきげんよう! スカル団の諸君!』

ムサシ『あたしたちの引き立て役、ごくろうさまぁ♪』

したっぱB「!?……どういうことでスカ!!?」

コジロウ『お前たちとの戦いで疲弊した隙をついて、ジャリボーイたちのポケモンを一網打尽にする……』

ムサシ『あんたらは、あ・た・し・が! 考えた、この完璧な作戦の踏み台だったってことよ!』

ニャース『……考えたのはニャーだけどニャ』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


したっぱズ「「……………………」」


ムサシ『こほん!!…………と・も・か・く!!』

ニャース『おミャーらが負けるニャんて、最初から決まってたってことニャ』

コジロウ『……わかったらとっとと尻尾を巻いておうちへ帰りな』

ムサシ『こいつらのポケモンはあたしたちがありがた〜〜く、いただいて あ・げ・る わ!!』


したっぱB「俺たちを勝手に利用して……卑怯じゃないでスカ!!?」

したっぱA「きたねぇぞ!!」


ムサシ『あーら、どうもありがとう!……前にもいったわよね?』

コジロウ『『卑怯』『汚い』は俺たちにとっては誉め言葉だ』


したっぱA「クソッ……覚えてやがれ!!」

したっぱB「……キャラかぶってるけど、ホントに忘れないでほしいっスカらー!!」


 スタコラサッサー

205 : dX3IS9Elqo 18/08/09 23:39:37 ID:itSkte/2 [9/9] 報告

ハプウ「……都会はすごいのう。ポケモン泥棒がどうどうと街をうろついておるだけでも驚いたというに……そやつらを追っ払ったかと思えば、また新しいポケモン泥棒が、それもロボットに乗って現れるとは……」

ハプウ「そして……」


サトシ「ロケット団! またお前たちか!」


ハプウ「おぬしも、ずいぶんとポケモン泥棒の知り合いが多い……ずいぶんと難儀しておるようじゃな」

サトシ「だ・か・ら!……好きで知り合いなわけじゃないったら!」


コジロウ『こりゃまた……ずいぶんと冷たいじゃないか? ジャリボーイ!』

ムサシ『そーよそーよ! あたしらさっきのやつらを追い返すため、わざわざ茂みの洞窟まであんたのことを助けにいってあげた仲だってのに!』


サトシ「……まだそんな前のこと根にもってんのかよ!?」


ニャース『まあ、その話はおいといて……今日のニャーたちは本気ニャ! 今日こそ、ジャリボーイズのポケモン! そして……』

ニャース『おミャー!!』


ハプウ「?…………わらわのことか?」


ニャース『そう、その偉そうな言葉使いのおミャーだニャ。……の、でっかくて強そうなポケモン!』

ニャース『……そいつらみーんなまとめていただくから、覚悟するのニャ!』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


サトシ「ハプウ、バンバドロ!……二人ともまだ戦えるか?」

ハプウ「もちろん。ちょうど、ウォーミングアップも済んだからのう……暴れたいと思っておったところじゃ」

バンバドロ「ムヒヒウン!!」

サトシ「ははっ、頼もしいぜ!……あいつら、ああ見えてけっこう手強いぞ! 油断するなよ?」

ハプウ「ふーむ……おぬしがそういうのならば、ちょっとは期待できそうじゃ!」
206 : dX3IS9Elqo 18/08/10 22:44:52 ID:rf2QGWKI [1/2] 報告

ニャース『おニャースさまロボの力…………とくと味わわせてやるのニャ!』

ニャース『『おニャースさまパンチ』ニャ!!』


サトシ「ピカチュウ! "アイアンテール"!」

ピカチュウ「チュゥゥウ……    ピ  ッ  カ  ァ  !!!    」


  ブ オ ン ッ !!


                              ズ オ ォ ッ !!


             ガ ゴ ォ ォ ォ ォ ン !!!!


 金属のぶつかり合う鈍い音が響いた。

 片や、巨大メカが そのピカチュウをまるごと包み込めるほどの手のひらを拳骨へと変えて放った、文字どおりの鉄拳。

 片や、ピカチュウがその尻尾に鋼の強度を宿して放った、縦の一閃。

 2つの技がせめぎあう。



                   ギ
                     チ
                    ッ

                   ・

                   ・

                   ・



 ……だが。


ニャース『にゃあああっ…………!!』グイッ

ピカチュウ「…………ピ…………ピィカ……!?」


サトシ「ピカチュウ!!?」
207 : dX3IS9Elqo 18/08/10 23:31:56 ID:rf2QGWKI [2/2] 報告


 二体の圧倒的体格差から成る、力の差は歴然。

 すぐさまピカチュウが押されだすと、鉄拳が振り抜かれたのとほぼ同時に、その小さな身体が地面に向けて弾き飛ばされた。


ピカチュウ「ピ    ッ   カ   ア   ア  ア  ア  ア ア ア アアアアァァァァ……!!?」ビュォォォオ……

サトシ「ピカチュウーーッ!!」






     「       アシマリ!! バルーン!!       」


サトシ「!」
ニャース『ニャ……なんニャ!?』


 ……ボヨヨーーン


ピカチュウ「………………………………ッ!!…………ピ……ピカ?」


 今まさにピカチュウの身体が地表へと叩きつけられんとした…………その時。後方から飛来した水風船が優しく受け止めた。

 ……ミヅキとアシマリが放ったバルーンだ。


ミヅキ「間一髪……大丈夫!? ピカチュウ!」


サトシ「ミヅキ! アシマリ!……助かったぜ!」

ピカチュウ「ピカピカ♪」


ハウ「俺たちも戦うよー! フクスロー!」

フクスロー「すろぉ!!」


ニャース『おニョれ、ジャリんこがわらわらと……小賢しいニャ!』

ニャース『……ニャが、おニャースさまロボの力はまだまだこの程度じゃニャい! まとめて爪のサビにしてやるから覚悟するのニャ!!』
208 : dX3IS9Elqo 18/08/11 00:55:19 ID:j7Ek2CRE [1/4] 報告

コジロウ『説明しよう! おニャースさまロボはニャースの脳波! その他……なんやかんや……を、読み取ることで、コックピットのニャースに連動して、その動きを完全再現そることできるのだ!』

ムサシ『ちょっと待ちなさいよ、コジロウ!……こいつがニャースの動きに連動してうごいてるってんなら、あたしらが握ってるこのハンドルはいったいなんなわけ!!?』

ソーナンス『ナンナンス?』

コジロウ『それは………………………………それは、なん……だろうな……ははっ……』

ムサシ『   は  あ  あ  あ  あ  あ  あ  あ  !!?   』


ハプウ「(サトシ! それに二人も…………聞くのじゃ)」ヒソヒソ

サトシ「(……どうしたんだ? ハプウ)」

ハプウ「(あやつを相手の長期戦はおそらくこちらが不利じゃろう。そこで……ここはわしとバンバドロが力を溜めて一撃で仕留める!)」

ハプウ「(……皆には、その時間稼ぎを頼みたいのじゃ)」

ハウ「(あのロボットを一撃でー!!?)」

サトシ「(…………やれるのか?)」

ハプウ「(ああ。……時間さえ稼いでくれれば、確実な勝利を約束しようぞ)」


サトシ「(……よし、わかった! なら頼んだぜ、ハプウ! バンバドロ!!)」ニカッ

サトシ「(……ハウたちもいいよな?)」

ミヅキ「(うん。……さっきのバトルでのパワーをみれば、そのコに任せるのが確実だと思うし)」

ハウ「(俺たちも大丈夫だよー!)」

ハプウ「(恩に着るぞ、皆!)」


ニャース『……ニャんだか、ニャーたちが揉めているあいだにジャリんこたちの作戦会議が進んでいる気がするのニャ……』

ソーナンス『ソーナンスゥ……』

ムサ/コジ『『!!』』


ムサシ『おほん!!…………と・も・か・く!』

コジロウ『お前らがどんな作戦を立てようと、次のニャースの技で決まりだ!!』


サトシ「……どうかな? そんなの……やってみなくちゃわかんないぜ?」ニッ


 クイッ ……パサッ


ニャース(! ジャリボーイがキャップを後ろ向きに……!!)

ニャース『……おもしろいのニャ! ニャら、ニャーの爪……受けきってみせるのニャ!!』
209 : チリス@あかいかけら 18/08/11 00:57:52 ID:j7Ek2CRE [2/4] 報告
※ハンドル・参考画像
210 : dX3IS9Elqo 18/08/11 12:26:01 ID:j7Ek2CRE [3/4] 報告

ニャース『終わりなのニャ!    "み だ れ ひ っ か き" ニ ャ !!!    』

サトシ「うおおおおおおお!!    "ア イ ア ン テ ー ル" だ !!!!    」


ピカチュウ「チュゥゥウ……




                                   う
    ピ
    カ              ガ                 に
                                    ゃ
                       ゴ
  ピ                              に
  カ            ゴ                  ゃ

                      ゴ
      ピ                              に
      カ         ゴ                   ゃ

                       ゴ         に
  ピ                               ゃ
  カ            ゴ
  ・                                  に
  ・                 ゴ               ゃ
  ・
                  オ
    ピ                              に
     ッ              ォ
                                   ゃ
   カ               ン
    ァ                              あ
                   ・
   ! !                            ! !
                   ・

                   ・

                  !!!



 弾ける火花。   響く轟音。

 硬質化したピカチュウの尾と、巨大メカの鉄腕……その二本が衝突するたびにすさまじい衝撃とともに草木がざわめき、そして砂塵が舞った。


コジロウ『な…………? ホ、ホントに全部受けただと!!?』

ニャース『…………! ニャが――』


ピカチュウ「…………ピ、ピィ…………カァ…………」ゼェ……ハァ……


ニャース『息があがっているのニャ! 『おニャースさまパンチ』でとどめだニャ!!』
211 : dX3IS9Elqo 18/08/11 17:27:40 ID:j7Ek2CRE [4/4] 報告


      「      いっけぇ!! "はっぱカッター"!!      」


フクスロー「 す ろ お お お お お お !!! 」ザアァァァ……


 フクスローの周囲を絶え間なく葉が舞い踊る。その葉が一点へと集束すると、まるで本物の刃物と見まがうほどの鋭さまで研きあげられていく。

 そして……



                   シ
                    ュ
                   パ

                   ッ

                   ・

                   ・

                   ・



             ガ キ ィ ィ ィ ィ ン !!!!


 葉の刃が空を斬り裂いた。ピカチュウに降り注ぐ鉄拳とぶつかりあうと、再び火花が散り、その腕を大きく跳ね飛ばす……!


ニャース『ニャ…………ニャんと!!?』


サトシ「……これがフクスローの新技、"はっぱカッター"か!」

ミヅキ「あのパンチを押し返しちゃうなんて……すごい威力……!」

ハウ「えへへー!」


ニャース『……………………まだまだニャ!!』ググッ

三人「「「!!!」」」


 ……巨大メカが、拳を跳ね上げられて片足が大きく浮いた体勢からもう片一方の足で踏ん張る。『メリッ』という重い音とともに地面が僅かに沈む。


ニャース『……このまま踏み潰してやるのニャーーッ!!』


               ゴ ォ ォ ォ ォ ォ !!!

212 : dX3IS9Elqo 18/08/12 00:51:35 ID:z9x2NQY. 報告


 さらにその自重が前へと傾けられると、跳ね上がった足がまるで振り子のように戻ってきた。ピカチュウの頭上へと鉄槌が振り下ろされる……!


ピカチュウ「ピ…………カ……」ヨロッ


ミヅキ(……二人に戦わせてばっかりじゃいられない……私たちだってやってみせる!)

ミヅキ「ピカチュウを守るよ! アシマリ!」バッ

アシマリ「あおっ!!」


コジロウ『あれは……ひょっとして、噂に聞く『Zワザ』か!?』

ニャース『知っているのかニャ!? コジロウ!』

コジロウ『ああ。『Zパワーリング』と『Zクリスタル』の二つのアイテムが揃って初めて使える、トレーナーとポケモンの絆の力が生み出す究極の一撃――』

コジロウ『――それが『Zワザ』らしい』

ニャース『ニャんと!……ジャリんこたち、そんなすごい技を使えるのかニャ!』

ムサシ『ほーん……? 『Zワザ』ねぇ……』


ムサシ『けど、所詮はジャリガール……3番手でしょ? そんなもの、このおニャースさまロボの敵じゃないわ!』

ニャース『!……そうなのニャ! いくらすごい威力の技といっても、使い手次第……』

コジロウ『ジャリボーイやマラサダジャリボーイならともかく、ジャリガール程度なら怖くもなんともないぜ!』

ロケット団『『『 ナー! ハッハッハーーッ! 』』』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


サトシ「…………! あいつら…………!!」

ミヅキ「……大丈夫だよ、サトシくん。気にしてない」


ミヅキ「私たちの……         技

                   で

                   魅

                   せ

                   る

                   か

                   ら

                  !!!
                          」
213 : コドラ@モモンのみ 18/09/02 10:51:38 ID:amM./iiw m 報告
支援
214 : dX3IS9Elqo 18/09/13 12:42:21 ID:Hi2kXcgM [1/4] 報告

ミヅキ「        "ス ー パ ー ア ク ア ト ル ネ ー ド" !!!        」



       ゴ

        オ      オ  オ  オ  オ  オ  オ  オ
          オ    オ              オ
           オ               オ
             オ オ オ オ オ オ オ
           オ
          オ
              オ  オ  オ  オ  オ  オ  オ
            オ             オ
              オ オ オ オ オ オ
            オ
             オ
               オ オ オ オ オ
              オ
             オ
                オ オ オ オ
               オ
                 オ オ オ
                オ
                  オ オ

                   オ

                     オ

                   オ

                    ォ

                   ・

                   ・

                   ・

                  !!!


215 : マガル@まんぷくおこう 18/09/13 17:08:35 ID:Hi2kXcgM [2/4] 報告


 ミヅキとアシマリ、二人の放ったゼンリョクの一撃……そのエネルギーが水を形作ると、アシマリがその"げきりゅう"へと身を投じた。

 アシマリの泳ぎに併せ蛇の如くうねる水流は、水の竜巻を造りだし、巨大メカをその中心部へと幽閉する。


ムサシ『な、な、な……          なんなのよ!?  これーーっ!!          』

コジロウ『め、目がまわる……おい、ニャース! なんとか脱け出せないか!?』

ニャース『む、無理ニャ……完全に足をとられて、ぴくりとも動けないのニャーーッ!!』


ハウ「こ、これがミヅキたちのゼンリョク……みずの『Zワザ』……!!」

サトシ「すっげぇ……!!」


ミヅキ「に……逃がさないで……っ!! アシマリ……!!」ハァ……ハァ……

アシマリ「あっ……おおぉぉ…………っ!!」ザアァァァ


ニャース『――――ニャが!!』

ミヅキ「……………………っ!!?」

ニャース『……足は動かなくても腕を振るうことはできる……たとえふんばりの効かない拳でもちびっこ一人退けることニャど造作もないことニャ!!』

ミヅキ「ぐっ…………!!」

ニャース『喰らうのニャ!! 『おニャースさま―――』


  「       お前も負けんな!! ピカチュウ!!       」


ニャース『……………………ニャニャ!!?』
216 : シギバナ@ダークボール 18/09/13 17:31:54 ID:7zHImiSg m 報告
支援
217 : ブクロン@リュガのみ 18/09/13 22:37:57 ID:Hi2kXcgM [3/4] 報告

ピカチュウ「ピ……カ……ッ」ヨロッ


ピカチュウ「……………………ピッカァ!!」スクッ


ニャース『おニョれ、ジャリボーイにピカチュウ、やはりどこまでも忌々しいやつらなのニャ……ニャら!!』

ニャース『……まとめて蹴散らしてやるのニャ!!』


サトシ「いっけぇ!!        "ア イ ア ン テ ー ル" !!!        」

ピカチュウ「チュゥゥゥウ……        ピ ッ カ ァ !!!        」


ムサシ『……また馬鹿の一つ覚えの"アイアンテール"? 何度やったところで――』

コジロウ『!……いや! 待て!』


 バチバチバチ……


ムサシ『!? ちょっ……なによあれ!? "アイアンテール"が金色に光って……!!?』


ハウ「…………! "エレキネット"で尻尾を包んで……!!」


サトシ「        う お お お お お お お お お !!!        」

ピカチュウ「        ピ ッ カ ア ア ア ア ア ア !!!        」
218 : ナバァ@まひなおし 18/09/13 22:50:06 ID:fPGE1DLg 報告
支援
219 : ルマイン@リザードナイトX 18/09/13 23:16:20 ID:Hi2kXcgM [4/4] 報告


                   バ

                       リ

               バ

                   リ


             ガ ゴ ォ ォ ォ ォ ン !!!!


                   バ

                     リ

                 ィ

                   ッ

                   ・

                   ・

                   ・



ニャース『ニャ……ニャァァァア!!? し、痺れびれなのニャァ〜!!』バチィッ!


ハウ/ミヅ「「は……弾いた!!?」」


ピカチュウ「ゼェ…………ハァ…………ピ……ピカ…………」

サトシ「……もういいか!? ハプウ!!」


ハプウ「ああ……上出来じゃ! あとはわしらに任せるのじゃ!」ニッ

ハプウ「……進めい!! バンバドロ!!」


バンバドロ「          ム  ヒ  ヒ  ウ  ン  !!!         」
220 : dX3IS9Elqo 18/09/17 15:17:29 ID:3K2A8uX. [1/7] 報告

ムサシ『ちょ、ちょっと……あのデッカいの、こっちに向かってくるわよ』

コジロウ『真っ正面から……いったい、なにが狙いだ?』

ニャース『……ニャんだかわからないけど、突っ込んできてくれるのニャら『ねらいのまと』だニャ! ニャーの爪の錆にしてくれるのニャ!』スッ

サトシ(…………!! あの構えは―――)


サトシ「……気をつけろ、ハプウ! バンバドロ! また"みだれひっかき"が―――」

ニャース『もう遅いのニャ!!        "み だ れ ひ っ か き" !!!        』



                    ガ
                 ゴ

                       ゴ
                     ゴ

                  ゴ
                    ォ

                   ン

                  !!!


 サト/ハウ/ミヅ「「「          ああ!?          」」」


                   ・

                   ・

                   ・



 再び幾重にも振るわれた巨大メカの豪腕。その一撃一撃が確実にバンバドロを捉えると、衝突とともに発生する凄まじい衝撃波が周囲の砂を巻き上げた。


ニャース『にゃはははは!! どんな作戦を立ててたのかは知らニャいが……意外に呆気なかったのニャ』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


ハプウ「………………………………」
221 : ガガブリアス@まんまるいし 18/09/17 15:26:00 ID:4rM2Zi3A 報告
支援
222 : タチマル@カイロスナイト 18/09/17 16:15:41 ID:3K2A8uX. [2/7] 報告


 ――――だが。


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド


「「「「「「 !!? 」」」」」」


 砂塵を突き抜け、バンバドロが再び姿を見せた。その身体には多少の傷こそ見てとれる……


 が。……そのどれもがかすり傷程度。あの嵐のような爪の連打を浴びたとは到底思えず、その走りには余裕すらも感じられた。

 だが、それもそのはず……バンバドロの持つ特性。それは―――


ミヅキ「――――"じきゅうりょく"」

サトシ「え……?」

ハウ「"じきゅうりょく"ー?」

ロトム「おまかせロト! "じきゅうりょく"はいま現在発見されているなかではバンバドロの進化系統のみが持つ特性……攻撃でダメージを受けるたびに『ぼうぎょ』ランクが一段階上昇する強力な特性なんだロ!」


 ……そう。その特性を持つバンバドロはあえて"みだれひっかき"の渦中へと飛び込むと、最初の一撃こそわずかに怯みもしたが……

 二撃、三撃と攻撃を受けるほどにその『ぼうぎょ』を高めてゆき、最後の一撃を受けるころにはまるでそよ風が頬でも撫でているかのような、文字どおりの涼しげな顔で突破したというわけだ。


サトシ「! す、すげぇ……!!」

ハウ「じゃあじゃあー、今のバンバドロの『ぼうぎょ』は最大一歩手前まで上がってるってことー!?」


ハプウ「……いや、すでに最大じゃ。三人が時間稼ぎをしてくれておる間に、"ビルドアップ"の技を使って『こうげき』と『ぼうぎょ』を高めておったからな」

ハプウ「一気にゆけ!! バンバドロ!!」


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド
223 : ーボ@ひかりごけ 18/09/17 16:22:21 ID:3K2A8uX. [3/7] 報告
>>222
やべぇ、なんでかバンバドロが"ビルドアップ"を覚えるって勘違いしてた……最後のほうは忘れてください
申し訳ありません
224 : オップ@デンリュウナイト 18/09/17 21:56:18 ID:3K2A8uX. [4/7] 報告

>>222の途中から


ハウ「じゃあじゃあー、今のバンバドロの『ぼうぎょ』は最大一歩手前まで上がってるってことー!?」

ハプウ「ああ。……"みだれひっかき"が6回攻撃じゃなかったのが残念じゃがな」ニッ

ハプウ「そして……」


ハプウ「三人が時間稼ぎをしてくれておる合間に研ぎ澄ませた闘士! パワーもこれまでの比ではないぞ!」

ハプウ「一気にゆけ!! バンバドロ!!」


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド


ムサシ『ちょっと、なんなのよその特性! 汚いじゃないのよ!?』

ニャース『おニャースさまロボのパワーでもびくともしニャーとは……想定外なのニャ……』

ソーナンス『ソーナンスゥ……』

コジロウ『……どうする? このままじゃマズいぞ!』

ムサシ『こうなったら……!!』

コジ/ニャー『『こうなったら……!?』』ゴクリ

ソーナンス『……ナンナンス?』


ムサシ『ロボットといえば……ビームよ! ビーム!』

コジ/ニャー『『……は?』』

ムサシ『"れいとうビーム"とか……"はかいこうせん"とか……ともかく!』

ムサシ『……なんでもいいからちゃっちゃと出しんさいよ!』


コジロウ『……あのなぁ、ムサシ……』

ニャース『ニャーが使えないのに、そんな技でるわけないのニャ……』

ソーナンス『ソーナンス……』

ムサシ『      な ん で よ !!?      ……なんで出ないわけ!!?』

ニャース『なんでって言われてもニャ……』

コジロウ『予算の都合』
225 : マージョ@プラズマカード 18/09/17 22:43:58 ID:3K2A8uX. [5/7] 報告


 バトルそっちのけでコントを続けるロケット団。そして……


バンバドロ「――――ムヒヒン!!」ググッ


 そんな彼らを尻目に、巨大メカの懐深く入り込んだバンバドロ。……そのバンバドロが相手に背を向け、さらにその場で姿勢を落とし込むと、その1トンに迫る超重量を後ろ足へと込める。


ニャース『ニャニャ!?……いつの間に!!?』


 ――――直後。


ハプウ「腹ががら空きじゃ! バンバドロ……      "10 ま ん ば り き" !!!      」


サトシ「――――『10まん』!!?」

ハウ(……そこに食いつくんだー)


バンバドロ「          ム  ヒ  ヒ  ウ  ン  !!!          」



                   オ
              ゴ         オ

             ボ
                          オ
ム/コ/ニャ『『『             は?              』』』

                         オ
                       オ
                    ォ

                   ン

                  !!!



サト/ハウ/ミヅ「「「 !!? 」」」
226 : クスロー@きあいのハチマキ 18/09/17 23:33:08 ID:3K2A8uX. [6/7] 報告


 バンバドロの放った蹴り……その蹄鉄が巨大メカの腹部を穿った。


 どてっぱらに風穴を開けた巨大メカは身体中の至るところから黒煙を噴き出し……



                 ボンッ!!



                             ボンッ!!


        ボンッ!


                          ボンッ!


              ボンッ

                    ボンッ

                  ボッ

                    ボッ
                  ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ

                   ・

                   ・

                   ・



ム/コ/ニャ『『『          ひいぃっ!!!??          』』』
227 : チャモ@ジーエスボール 18/09/17 23:52:47 ID:3K2A8uX. [7/7] 報告


            ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!


ム/コ/ニャ「「「や     ーー    な    カ   ー   ン  ジ  イ イ イイイィィィィィ……!!?」」」


ソーナンス「        ソォーー!  ナンスッ!        」



                   ・

                   ・

                   ・


                 キ ラ ー ン !



ハウ「相変わらずー」

ミヅキ「……うん。見事な飛びっぷり……だね」

ハプウ「うむ! 敵ながらあっぱれじゃな!」
228 : ードラ@ポケじゃらし 18/09/19 20:55:13 ID:RlsQzTME m 報告
支援


荒らし・煽りには反応せずにスルーして下さい。反応している人も同様に対処・対応しています。
(荒らしレスやそれに対する反応は、スレ進行の妨げとなるため削除します。削除されたレスに対して反応しないで下さい。)


画像(JPG/PNG 7.2 MB、GIF 15.2 MBまで)

  • 【IDを発行(または認証)】


    0/60
      
    書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
    レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
    その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
    荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。


    一部のホストからの違反報告を制限させてもらっています。

    スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
    文字サイズ設定・投稿設定・NG設定▼(クリックで開閉。動作にはJavaScriptを有効にして下さい。)
      3
      文字サイズ

      自分の投稿を分かりやすくする
      投稿フォームの「履歴ページに記録する」にチェック時、この設定が有効の場合に、投稿した書き込みの名前が黄色く表示されます。(動作には要履歴ID発行
      現在の設定は「有効」です。
        

      NG設定
      各NG設定は、履歴IDを発行することで、PCとiPhoneなど複数端末で共有化することが出来ます。

      ・連鎖NG設定
      NG機能で見えなくなったレスにアンカーが向けられていた場合、そのレスも連鎖して見えなくなります。
      現在の設定は「」です。
        

      ・NGワード設定
      入力した単語を含むレスが見えなくなります。(改行区切りで入力後、「設定する」ボタンをクリック)
      NGされたレス内容は「元レス」をクリックすると確認できます。

      ・NGネーム・NGID一括削除(下のボタンをクリックした時点で削除されます。)


      【特殊な指定方法】

      ・「_(アンダーバー)」はAND条件。
      ・[]で文字を囲むと、その中のいずれか1文字と一致。
      ・[]で囲んだ文字を | で区切ると、それぞれをOR条件として動作。
      詳しくは、NGの設定方法を参照。



    (連投制限などに引っかかった時用)