不良品なBBSリーリエ

BBSリーリエ「あなたはBBSリーリエとしての条件を満たしてませんね！　えへ！」

BBS（？）リーリエ「それは……どういう……？　というか、この拘束を放して下さい！　酷いです！　酷すぎます！」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

BBSリーリエ「えへ！　この不良品は廃棄処分ですね！」

BBSリーリエ「BBS化がみられませんね……廃棄処分ヨウのヨウさんを使わなくても大丈夫ですね！」

BBS（？）リーリエ「は、廃棄処分って……どういうことですか！　わたくしは一人の人間です！　そんなの許されるはずがありません！」

BBSリーリエ「うるさい粗大ゴミですね」ﾄﾞｶｯ

BBS（？）リーリエ「うぐっ！？」ﾄﾞｻｯ

BBSリーリエ「腹を蹴られただけで失神しましたね！」

BBSリーリエ「やはりBBSリーリエとして欠陥品ですね！　このような個体は私たちリーリエメガロポリスの秩序を乱します！　細胞レベルで一つ残らず抹消するのです！　えへ！」

BBSリーリエ「了解です！　えへ！」ｶﾞｼｯ

ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ……

BBS（？）リーリエ「ううっ……」

ヒエッ

BBSリーリエ「もう！　また突然変異のBBSリーリエですか！　処分する手間がかかるのでやめてほしいものです！　この前も二匹ほど欠陥品が逃げたと聞きました……早く捕まってこのヨウさんパラダイスことリーリエメガロポリスの秩序を守ってほしいです！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ

BBS（？）リーリエ「……」

BBSリーリエ「えへ！　そのBBSリーリエは廃棄処分行きですか？」

BBSリーリエ「えへ！　そうです！　BBS化が見られないので見苦しい生き物達の世界へ強制送還です！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ

BBSリーリエ「じゃあ、私が送っておきます！　あなたはヨウさんのミルクでも飲みに行っていて下さい！　えへ！」

BBSリーリエ「ひゃあ！？　いいんですか！？　じゃあ、遠慮なく行くことにします！　えへ！」

BBSリーリエ「今日も新しいヨウさんが一人量産されたヨウですね！　楽しんできて下さい！　えへ！」

BBSリーリエ「ありがとうございます！　えへ！」


BBSリーリエ「……よし、上手くいったな」

BBSリーリエ（？）「ったく、とんでもない連中だな……エラーリーリエが出てきたと聞いて飛んできて正解だった。おい、出てこいよ。コイツを隠れ家まで運ぶぞ」

BBSリーリエ「……」ﾋｮｺｯ

BBSリーリエ「流石、シキさんの演技は凄いですね」

BBSリーリエ（シキ）「褒めんなよ、クロ。まあ根底はBBSリーリエだからな、演技はちょっと違うかもしれねぇが。とりあえず、安全な場所まで移動だ」

BBSリーリエ（クロ）「了解」

BBS（？）リーリエ「……」

複雑でわかんね

BBS（？）リーリエ「……ううっ」

シキ「おっ、目を覚ましたな」

BBS（？）リーリエ「ひゃあ！？」

シキ「シーッ！　大声出すな！　BBSリーリエに見つかるだろうが」

BBSリーリエ「見つかるって……貴女もBBSリーリエじゃないですか！　ここは何処ですか？　とうとう私は殺されるんですか！？　わたくしは死にたくないです！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

シキ「落ち着けって。化物に囲まれて混乱してるのはわかる。だが、私たちは敵じゃない。だから殺しもしない」

BBS（？）リーリエ「敵じゃないって……信用なりません！　貴女達はそうやっていつも他人を騙します！」

シキ「やれやれ……中身は違っても外見はリーリエだからな……」

クロ「同じ風貌の人間に処分を宣言されてますしね……このリーリエはオリジナルのDNAを強く受けている様ですし」

シキ「なんだっけそれ。拡散遺伝？」

クロ「覚醒遺伝ですよ。まあ、リーリエメガロポリスのBBSリーリエはクローンなので多分関係無いでしょうけど。とりあえず、化物達と違って、ただの少女って事です」

BBS（？）リーリエ「……」ｷｮﾄｰﾝ

シキ「ありゃ？　なんか大人しくなった」

BBS（？）リーリエ「えっ、あっ、すみません！　なんかちょっと変……というか、みたことない人達だなって思ってしまって……」

シキ「見たことない……だってよ」

クロ「仕方ないですよ。クローンとして生まれたのは最近でしょうし。あのBBSリーリエ以外との関わりはないはずですから」

BBS（？）リーリエ「あの……お二人はBBSリーリエではないのですか？」

シキ「ん？　私たちはBBSリーリエだぞ。ただし、奴らとはちょっと違うんだよ」

BBS（？）リーリエ「……？？」

クロ「解ってなさそうですね。無理もないですけど。とりあえず、私たちの正体とこの世界について軽く説明しましょうか」

ひでぇｗ

リーリエってなんだよ

支援

クロ「私のナンバーは34596。一々言うのも面倒だから、後ろ二桁を取って96、クロって名前にしているわ」

シキ「で、私は29649。同じく後ろ二桁を取って49、シキって名前を名乗ってる。皆同じ顔だから区別が付かねぇんだよな」

BBS（？）リーリエ「あの、皆名前って付いているものなのでしょうか……わたくしには50039というナンバーしか与えられていませんが……」

シキ「いや、皆ナンバーで呼んでいるらしい。そもそも個人個人を識別しないといけない機会がないからな。皆BBSリーリエだ」

BBS（？）リーリエ「そうですか……」

シキ「この世界には名前なんて概念は無いよ。ただし、BBSリーリエという生き物の根底にはあるみたいだな。そもそも『リーリエ』がいち個人の名前だし」

BBS（？）リーリエ「わたくしも名前を貰えるものなのでしょうか」

シキ「名前が欲しいのか？　私たちと同じ法則でいくと……39……ミクかな」

クロ「いいんじゃないですかね。可愛らしいですし」

シキ「じゃあ、お前の名前はミクで決定な」

ミク「あ、ありがとうございます！」

シキ「いい名前じゃん。よろしくな、ミク」

ミク「は、はい！　よろしくお願いします！」

クロ「……」

シキ「どうしたんだよ、シキ。黙りこんでさ」

クロ「……いえ、ちょっと考え事を……リーリエのオリジナルについて、少し」

ミク「オリジナル？」

シキ「そ、オリジナル。私達を含めここのBBSリーリエの大半はクローンだからな。元となるオリジナルが存在するんだよ」

クロ「この世界はリーリエメガロポリスと呼ばれている、BBSリーリエだけの世界なの。ここに住むBBSリーリエは約五万人と言われているわ」

ミク「五万人……ですか……」

クロ「あなたの番号が物語っているのよ。つまり、あなたは50039番目に生まれたBBSリーリエって事。私は34596番目」

シキ「そして、私は29649番目。一番先輩って事だな」

ミク「ふえぇ……」

すげえな

bbsリーリエとかBBSケンゴ量産しても勝てなさそう

支援

支援

支援

これはひどい

支援

シキ「さて、ここからが本題だ……BBSリーリエという生き物がこの世界丸ごと支配している理由……まあ、ミクもBBSリーリエとして産まれてきたから解るだろ」

ミク「ヨウさん……ですね」

クロ「正解。ヨウという少年を量産し、快楽の玩具のように扱う為に生まれたのが私達BBSリーリエなの」

ミク「……」

シキ「ん、どうした、シキ。沈んだ顔をして」

ミク「……できないんです」

シキ&クロ「？」

ミク「……できないんです。ヨウさんを性欲の限りを尽くして搾取することが……」　

シキ&クロ「……」

ミク「彼らは、わたくしの顔を見ると怯えるんです。その眼は光を失っています。周りのBBSリーリエ達が嬌声を上げる光景は、私には地獄に映りました……。彼らは永遠に囚われたまま、私達の仲間の快楽の捌け口にされ続けます。彼らはそれをよく理解しているんです。わたくしは、耐えられませんでした……」

クロ「……ヨウさん達に性的な欲求とか、生まれなかったの？」

ミク「……全く。彼らの事は嫌いではありません……。むしろ好きですよ。しかし、それとこれとは別問題です。周りのBBSリーリエは異口同音に口にしました……これがヨウさんにとっても幸せだと……わたくしは、そうは思えないんです」

シキ「ほー……やっぱりミクは珍しいタイプのリーリエだな」

クロ「そうね……普通のBBSリーリエとは違うみたい」

ミク「どういうことですか？」

シキ「普通、BBSリーリエっつうのは本能的にヨウさんを襲うようにできてるんだよ。ヨウさんを見ると、ヨウさんのおちんちんさんで頭がいっぱいになる。ヨウさんの精子を飲み込まないと気が済まなくなる」

クロ「無論、個体差はありますけどね……。本能に従って襲いかかる者もいれば……私達の様に、理性を働かせて歯止めをかけられる者もいます」

ミク「貴女方も、ヨウさんを襲うことに抵抗が……？」

シキ「かなり苦しいけどな。ヨウさんの姿を見ただけでもうパンツがぐっしょり」

クロ「私は服を着ていれば問題ないですけどね……それより、定期的に来るヨウさんを襲いたくなる衝動の方が苦しいかしら」

ミク「そう……なんですか……」

シキ「生物としての本能に根付いたものだからな……こればっかりはどうにもなんねぇよ」

クロ「本当、厄介な生物に生まれ落ちてしまったものです」

ミク「……」

草
支援

なんだこれ

支援

結構面白くなって来た

支援

支援

シエンネ

支援

所変わってリーリエメガロポリス中心部-リーリエ摩天楼
BBSリーリエ「不良品50039番の廃棄は終わりましたか？　えへ！」

BBSリーリエ「見苦しい世界への送還が完了したと報告を受けています！　えへ！」

BBSリーリエ「50039番はBBSリーリエの徴候が見られませんでしたね！　えへ！　つまり、あれはただの人間の少女、見苦しい生物にジキに食べられて消化されるでしょうね！」

BBSリーリエ「見苦しい生物はデデンネも出しません！　細胞一つ残ることはないですね！　えへ！」

BBSルナアーラ「ちょっと待つまぺ」

BBSリーリエ「なんでしょうか？　ほしぐもちゃん！」

BBSルナアーラ「まぺは今朝から出入口のウルトラホールを散歩していたまぺが、不良品を乗せた仲間が別世界に行ったなんて話は聞いてないまぺ」

BBSリーリエ「なんですって！」ｶﾞﾀｯ

BBSリーリエ「まさか、脱走ですか？」ｻﾞﾜｻﾞﾜ

BBSリーリエ「ただの人間ごときが私達を振り切って逃げられる筈がありません！　えへ！」ｻﾞﾜｻﾞﾜ

BBSリーリエ「静かにしてください！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

ｼｰﾝ

BBSリーリエ「万が一に備えて、メガロポリス内部に監視ヨウのBBSアブリボンさんを放ちましょう！　えへ！」

BBSリーリエ「そうですね！　それが一番です！　えへ！」

BBSアブリボン「ぶりぶりぃ〜」

BBSリーリエ「BBSアブリボンさんに、普通の人間を見つけ次第補食するヨウに指示をしたらどうですか？　えへ！」

BBSリーリエ「ダメです！　この神聖なリーリエメガロポリスに人間の血肉を散らせるわけにはいきません！　見苦しい世界に送るか、ドルチェのサーナイトの作り出すブラックホールに廃棄します！　えへ！」

BBSリーリエ「名案ですね！　えへ！」

BBSリーリエ「賛成です！　えへ！」

BBSリーリエ「えへえへぇ！」

BBSリーリエ「では、早速一万匹のBBSアブリボンさんを放ちましょうか！　えへ！」

BBSリーリエ達「「「「「「えへ！」」」」」」

ドルチェ君ｗ

ドルチェ風評被害受けててワロエナイ

BBSデデンネ｢うんこ｣

39でミクっていうと今やってるロボットアニメを思い浮かべるなぁ

しえーん

ちょっと賢いBBSリーリエ「……」

BBSリーリエ「どうしましたか？　えへ！」

賢BBSリーリエ「なんでもないです！　えへ！」

BBSリーリエ「そうですか！　後でヨウさんのミルクでも飲みに行きましょう！　えへ！」


賢BBSリーリエ（周りの方々はあまり気に留めてないヨウでしたが……）

賢BBSリーリエ（不良品の行方がわからなくなるのはこれで三度目……彼女達が生き残っているとしたら、反乱分子となり得るものがこのリーリエメガロポリスに三人もいることになりますね……）

賢BBSリーリエ（不良品と言えどBBSリーリエ、五万人もいる私達に紛れてしまえば判別はかなり難しいです）

賢BBSリーリエ（何処かで50039番が不良品達の手に渡っていたとしたら……）

賢BBSリーリエ「……」ﾁﾗｯ

BBSリーリエ「ひゃあ！　あそこにコウタさんがいます！」

BBSリーリエ「新鮮なおちんちんさんミルクをいただきましょうか！　えへ！」

コウタ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

賢BBSリーリエ（……私一人で動くしかなさそうですね）

賢BBSリーリエ（僅かな可能性でも潰す、それがリーリエメガロポリス存続の支えになるはずです）ｻﾞｯ

BBSリーリエ「もう！　暴れないでください！」

BBSリーリエ「立派なそちんちんちゃんですね！　いただきます！」ﾊﾑｯ

コウタ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」

支援

ヨウやコウタはどこから迷い込んで来るんだ?

支援

シエンタ

>>30
ウルトラホールじゃん？

支援

隠れ家
ミク「そういえば、お腹が空いてきました……」

シキ「なんだって？」

クロ「普通の人間なら当然ですね。私達はヨウさんの精液で五年は持ちますし、最悪金属でも溶岩でも暗黒物質でも食料になりますけど……」

ミク「そ、そんなもの食べたら死んじゃいます！」

シキ「じゃあ、どうするよ。この世界にミクが食えるもんなんてほぼ無いだろ」

クロ「そうでもありません。ヨウさん達の為に様々な食料が量産されています。ただ……」

シキ「ただ？」

クロ「食料生産の管理は厳しく、万が一私達のような異分子が変なものを紛らわせたりしないように、至る所でBBSアブリボンが巡回しています。彼らの集団行動力は凄まじく、一匹でも残っていたら他のBBSリーリエを呼ばれますよ」

シキ「うぇっ、いくら同じ無敵に近い能力を持ってても数の暴力には勝てないな。三対五万だろ？」

クロ「ミクさんは普通の少女なので、彼女達がその気になれば瞬殺ですね」

ミク「瞬殺……」ｿﾞｯ

シキ「こりゃ慎重に行かないとダメだな。BBS化は必須だな」

クロ「でも、ミクさんはBBS化ができません」

シキ「あ、そうだった。うーん、それっぽく振る舞う特訓をするとかどうだ？　眼をガンギマリにして、えへえへ言ってれば誤魔化せるだろ」

ミク「えっ……」

クロ「人間の空腹にも限界がありますしね……かといって、ミクさんを一人にするわけにはいかないですし」

シキ「よっしゃ、ミク。BBSリーリエに擬態するんだ」

ミク「ええ……」

BBSリーリエとはいったいw

草
支援

草

シエンネ

支援

最近、橋の上でいじめられる勢に加わったＢＢＳリーリエは
不良品の一人という可能性が

こんなモノを生み出してしまったBBS民の罪は大きい

支援

ミク「よ、ヨウさんのおち……おちんっ……///」

シキ「頑張れ！　おちんちんさんだ！」

ミク「ヨウさんのおちん……ちん……さん…………///」

クロ「えへ！」

ミク「ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！///」

シキ「ダメだダメだ！　もっと恥じらいを無くすんだよ！　ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！　はい！」

ミク「ヨウさんのおちんひんひゃん……///」

シキ「さっきよりダメじゃねぇか！　ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！」

ミク「ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！」

シキ「よーし、いいぞいいぞ！　あとは眼をガンギマリにすれば完璧だな」

ミク「あの……眼をガンギマリにするって、どうすればいいのでしょう……」

クロ「えっ？　うーんと……ヨウさんのおちんちんさんは何処だァ！？　……みたいなノリで行けばいいのでは？」

シキ「ヨウさんのおちんちんさんは何処だァ！？」ｶﾞﾝｷﾞﾏﾘｰﾘｴ

ミク「ひぃぃ！？」ﾋﾞｸｯ

シキ「やべ、ちょっと濡れた」

クロ「下品ね」

シキ「し、仕方ないだろ。本能なんだから」

ミク「と、とりあえず頑張ってみます！　ヨウさんのおちんちんひゃん……///」

シキ「頑張れ！　もうちょっとだ！」

クロ「やれやれ……」

くさ

何だこれ…
支援

メガロポリス
賢BBSリーリエ「BBSアブリボンさん！　不良品どもを見つけしだい私の所に持ってくるのです！　必要とあらば腕の一本や二本もぎ取っても構いません！　えへ！」

BBSアブリボン「「「「「ぶりぶりぃ〜」」」」」ﾌﾞｰﾝ

賢BBSリーリエ「さて、私達も行くとしますか、私の新兵器さん……えへ！」

？？？「私より強いポケモントレーナーに会ったことはありませんから」ﾁｬｷﾝﾁｬｷﾝ

賢BBSリーリエ「相変わらずイキるのだけは二人前も三人前もありますね。　BBS夢咲楓！」

BBS夢咲楓「自慢のハサミギロチンで真っ二つにします！」ﾁｬｷﾝﾁｬｷﾝ

リーリエ&夢咲楓「えっへっへっへっへっへっへっへ！！」


隠れ家
ミク「……なんか、寒気がします」ﾌﾞﾙｯ

シキ「私も。なんか、嫌な予感というか……」ﾌﾞﾙｯ

クロ「……あまり長居するのも良くなさそうですね。BBSリーリエ達の力は未知数、どんな手で攻めてくるかわかりません」

シキ「BBSキャラを味方につけてきたらやベーな」

クロ「冗談言わないでくださいよ。BBSキャラとかほとんどサイコパスじゃないですか」

シキ「生み出した奴らがサイコパスだからしょうがねぇよ。それより、もう少しでミクがBBSリーリエに擬態できそうだな」

ミク「ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！」

天災

BBSロクなのがいねぇなw
BBSケンゴBBSデデンネ

BBSアクジキングは大分マシか

支援

支援age

BBSリーリエ横丁

BBSリーリエ「ヨウさんミルクはいかがですか！？　えへ！」

BBSリーリエ「ヨウさんのおちんちんさんを象ったお守りです！　今ならお安くしますよ！　えへ！」

BBSリーリエ「私達はヨウさんのおちんちんさんだけでなく、ミヅキさんのおまんまんさんも愛でるべきです！　えへ！」

BBSリーリエ「コウタさんなんて紛い物！　BBSリーリエならヨウさん一択です！　えへ！」

BBSリーリエ「いやいや、飲まず嫌いというものですよ！　コウタさんもヨウさんと変わりありません！　一度飲んでみてはいかがですか！？　えへ！」

BBSリーリエ「コウミさんのおまんまんさん！　えへ！」

BBSリーリエ「もう！　コウミさんなんて異端な！」

BBSリーリエ「ミヅキさんと遜色ありません！　コウミさんも襲うべきです！　えへ！」

BBSリーリエ「は？　BBS百合ーリエとかいう少数派は黙っててください！　えへ！」

BBSリーリエ「その言葉、聞き捨てなりませんね！　コウミさんのおまんまんさん漬けにしてあげます！　えへ！」

BBSリーリエ「上等です！　どうせヨウさんのおちんちんさんに屈するんです！　えへ！」

シキ「これ全員別個体なんですよ！　頭がおかしくなりそうです！　えへ！」

クロ「BBSリーリエは既に頭がおかしいです！　えへ！」

ミク「え、えーと……ヨウさんのおちんちんさん！　えへ！」

シキ（おい、ミク。さっきから同じことしか言ってないじゃないか。何か別の事言えよ）

ミク「えっ！？　こ、コウミさんのおまんまんさん！　えへ！」

シキ（うわっ、バカ！）

BBSリーリエ「また異端百合ーリエですか！？　粛清しましょう！　えへ！」

BBSリーリエ「は？　消えるのはお前の方です！　コウミさんを愛せない差別主義リーリエは消し炭にします！　えへ！」

BBSリーリエ「うるさいです！　我々はおちんちんさんを愛でればいいのです！　おまんまんさんに興味があるなんて気持ち悪いですよ！　えへ！」

ミク「ひいぃぃぃ」

シキ「い、いったん離れましょう！　えへ！」

クロ「そうですね！　えへ！」

やべー奴ら杉
支援

支援

支援

支援

支援

支援

シエンネ

草

これからどうなる

支援

えふ！

シキ「なんとか逃げ切れた」

ミク「」ｾﾞｪｾﾞｪ

シキ「おーい、大丈夫か？」

クロ「そりゃあの息の詰まりそうな環境に長居したら息も切れますね」

ミク「く、空腹で目眩がしてきました……」

シキ「おいおい、マジかよ！？」

クロ「まずいですね……ここは二手に別れた方が良いのでは？」

シキ「二手？」

クロ「私達BBSリーリエの二人のどちらかがヨウさん食料施設に乗り込んで食物を拝借し、もう一人がミクを守るのです」

シキ「なるほどな。ゾロゾロ三人で行くより、一人の方が怪しまれないだろうし。……で、どっちが乗り込む？　私行ってもいいけど」

クロ「いや、ここは私が行きます。隠密行動は得意ですから」

シキ「ま、確かに。処刑されそうなところを上手くBBSリーリエを騙して脱走したんだよな」

クロ「たまたま執行リーリエが欲望に忠実な個体だっただけですよ。じゃあ、すぐ戻って来ます」

シキ「おう、気を付けてな。ミクのお守りは任せろよ」

ミク「ごめんなさい、私のせいで……」

クロ「元はそれが普通なんですよ。今ここが異常なだけ」

シキ「この世界の常識が狂ってるだけだ。心配すんな」

ミク「……ありがとう……ございます」

支援！

色々面白すぎる。支援

続ききた！
支援

シエンタ

支援

シキ「さて、どうやってここから離れようか…。」

さっきのBBSリーリエ「あなたは、百合リーリエのことどうおもいますか？どうみても抹殺するべき異端ですよね！えへ！」

さっきのBBSリーリエ（属性：百合）「いえ、ミヅキという神聖な百合は、異端ではありません！えへ！」

シキ「（どうでもいい。めんどくせえ事ではなしかけんな。）人の好みは人それぞれですよ！えへ！」

ミク「え…、えへ！」

BBSリーリエ「（む、怪しい。今朝のニュースで見た異端リーリエか？）失礼ですが、あなたの個体番号はなんばんですか？。えへ！」

シキ「…（やばっ！）」

ミク「…えーっと、…'50039'です！……えへ！」

シキ「」

BBSリーリエ「異端者です！ここに不良品50039がいます！えへ！」

シキ「不味（まず）い！にげるぞ！」

ミク「あわわ…」ﾅﾐﾀﾞｳｶﾍﾞ

BBSリーリエ警察×１２「だめです！ここは通しません！えへへ！」

シキ「畜生！ハンドグレネード！」

ぽん！どっかーん！！

シキ「にげろ！」

ミク「……」ｼｸｼｸ


─食料施設─

クロ「食料は集めたし、よし！」

クロの携帯（（ブーーーー））

クロ「どうした？あ、シキからのメールだ。」

携帯　To：クロ　From:シキ　subject:至急連絡寄越せ　3分前
　　　非常事態発生。添付した画像の地図にある、マキタ工業株式会社の近くの自販機に集合。
　　　メールはさっさと削除しろ。

クロ「嘘、、…。」

はやく帰ってこいイッチ。
　　　

BBSから離れてたが、久しぶりに見に来たらまだあったとは……

ミク「クロさん……大丈夫でしょうか」

シキ「まー大丈夫だろ。BBSリーリエだし」

ミク「……」

ミク「ひとつ……疑問なのですが……」

シキ「ん、何だ？」

ミク「BBSリーリエの能力って、如何程のものなのでしょうか？」

シキ「知らん」

ミク「え？」

シキ「BBSリーリエは一種の想像物だしな」

ミク「想像物？　創造物でなく？」

シキ「そ、想像物。BBSリーリエだけじゃなく、BBSがつくものは全て想像物だ。だから、想像力次第でいくらでも能力が飛躍していくってわけ」

ミク「そんな創作みたいな……一体誰の想像なんでしょう……」

シキ「さーな。BBSという単語にカギがありそうだが、おそらくこの世界には判りようがない代物だろうな。こんな化物みたいな生物を生み出す辺り、イカれた野郎には間違いないが」

ミク「この世界……」

シキ「ミクも知ってんだろ。この世にはいくつもの世界がある。それらと自由に行き来できる生物がルナアーラって奴で、そいつも所謂BBS化してる」

ミク「処刑されそうになっていた時に、BBSリーリエが言っていましたね。『見苦しい世界』だとかなんとか……」

シキ「そりゃアクジキングの住む世界だろうな。何でも喰う畜生みたいな奴だ。BBS化してないお前はその生物でも処理が出来ると判断されたんだな」

ミク「ひっ……」

シキ「そのアクジキングの世界以外にも、いくつもの世界があちこちに存在する。例えば、平和なアローラの世界とかな」

ミク「平和なアローラ……ですか。私達の根元とされている世界ですね」

シキ「BBSリーリエのオリジナルも、ヨウさんに会うまではその中の一つに生きる少女だった。でも、それも数を減らしつつある」

ミク「それは……何故？」

シキ「BBSリーリエがやらかしてるんだよ。クローンのヨウさんに飽きたらず、天然のヨウさんやコウタさんまで貪欲に誘拐してるらしい。それに、最近は最悪な噂も聞くし……」

ミク「最悪な噂……？」

シキ「ミクも聞いたろ。BBSリーリエ達が何て言っていたか」