ヒガナ「国際警察ハンサム?」:ポケモンBBS(掲示板) ヒガナ「国際警察ハンサム?」:ポケモンBBS

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ヒガナ「国際警察ハンサム?」

 ▼ 1 石◆y20u81iGlc 18/04/28 08:51:42 ID:TULGaqVU [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ババ様「ヒガナ、お主に仕事を頼みたいのじゃが。」

ババ様が突然私に神妙な面持ちで話かけてきた。

ヒガナ「いきなりどうしたのババ様。世界の終わりみたいな顔してさ。」

ババ様「世界の終わりとな?世界が終わるはずだった瞬間に立ちあった者がよく言うわい。」

ヒガナ「うっ...」

そう。私たちは予言の日、隕石の破壊に失敗した。もしも、あのチャンピオンの少年がいなかったら私たちは世界と共に消えさっていただろう。

ヒガナ「それにしてもどうして今になって2年も昔の話を蒸し返すのさ?改めて謝りなさいとでも?」

思い出したくない過去を掘り返されたために思わず気が立ってしまう。

ババ様「すまぬな。お前を責めるつもりはない。あの件は我ら流星の民全員の罪じゃ。太古の伝承に伝わる手段だけをひたすらに盲信した挙げ句、自らを救世主と騙り周囲を見下してきた我らのな。」

ババ様の悲しげな表情にさっきまで破裂してしまいそうだった感情が一気に押さえつけられた。

ヒガナ「で、それが今回の仕事と何か関係あるの?」

ババ様「今後またあのような危機が訪れんとは言い切れん。後世の者が我々がした過ちを犯さぬよう伝承に伝わるものだけに限らずより多くの手段を用意しておくべきだと思ってな。」

ヒガナ「ふーん、要するに今回の仕事ってのは私にホウエンに伝わるものとは別の力を手に入れてこいってわけね。」

ババ様「流石、察しがいいの。その通りじゃ。お前にはアローラ地方へ行き"Z技"を体得して貰いたい。一説によればその力はメガシンカに匹敵するといわれておる。」

アローラ地方。聞いたことがある。ホウエンよりずっと南の海が綺麗な島。マサラダが美味しいんだっけ。ちょっとワクワクしてきたかもしれない。

ヒガナ「んじゃ、さっさと行ってZ技ってやつを...」


ババ様「待て、例の件以降我ら流星の民は名が知られておる。住民を刺激して揉め事を起こしては元も子もない。そこで此度は公務員を装おってアローラを巡って貰いたいのじゃ。」

ヒガナ「公務員?」

ババ様「少々特殊な事情をもつ男がおっての。その男が近々任務でアローラに向かう。男は2年前に記憶喪失状態でバトルリゾートに漂着したのじゃ。今では殆どの記憶を取り戻したらしいんじゃが一緒にいた助手だけがどうしても思い出せぬらしい。そこでお前に助手を偽り男に近付いて貰いたいというわけじゃ。やつの住所はあそこの貼り紙に載っておる。」

ババ様が指した掲示板を見ると一際目を引く求人広告が飛び込んできた。

ヒガナ「国際警察ハンサム?」


 ▼ 2 ーゴート@ネットボール 18/04/28 08:55:30 ID:xCKwFuCQ NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 3 ティオス@はっきんだま 18/04/28 08:58:42 ID:TOWAUaA6 NGネーム登録 NGID登録 報告
1レスに書き込みすぎちゃう大丈夫か
 ▼ 4 バルドン@ハスボーじょうろ 18/04/28 08:59:40 ID:pJHNiGd6 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 5 レディア@ウルトラボール 18/04/28 09:11:14 ID:1hhSw4O6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ハンサムじゃ無くてハッサムだぞ。
 ▼ 6 ジーロン@ルールブック 18/04/28 09:13:18 ID:jY5JVVHc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヒガナ好きだから楽しみ
 ▼ 7 石◆y20u81iGlc 18/04/28 09:25:32 ID:TULGaqVU [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハンサム「今週でこの海を眺める生活も最後か....」

2年という短い期間ではあったが、このバトルリゾートでの生活は私に取って非常に愛着のあるものとなっていた。特にここに住む戦いに明け暮れる猛者の顔を見ていると、今は名も思い出せぬかつて助手の姿と重なるようで懐かしい気分に浸れる。

ヒガナ「ごめんくださ〜い」

感傷は突然の来客に遮られる。聞いたことのない声だ。観光客だろうか。

ハンサム「いいだろう。入ってきたまえ。」

ドアを開けると野性的な風貌の女性が目の前に現れた。一見飄々としているが相当の実力者であることが雰囲気で伝わってくる。足に付けたキーストーンが何よりの証拠だ。このような強者が私に助けを求める理由が思い当たらない。

ハンサム「で、要件は何かな?生憎私は一週間後にはここを去らなければならない。長期間の業務になるようなら後任に引き継ぐことになるがそれでも問題無いだろうか?」

ヒガナ「え、いや、あの...そ、それです」

ハンサム「?」

女性が急に挙動不審になり始める
まるでここに来た当初昆虫マニアに恐喝されたランニング王子のようだ。

ヒガナ「私もアローラに連れてって下さい!!!」

ハンサム「」
 ▼ 8 石◆y20u81iGlc 18/04/28 09:26:19 ID:TULGaqVU [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>3
今見返したら見辛いですね
気を付けます
 ▼ 9 ュゴン@フェアリーZ 18/04/28 09:45:50 ID:/QMEvFrM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 10 石◆y20u81iGlc 18/04/28 09:51:03 ID:TULGaqVU [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「あ、あの大丈夫ですか?」

男は完全に固まっている。まあ妥当な反応だろう。多分私が男でもそうなると思う。

ハンサム「いや、済まない。君から出た言葉があまりにも衝撃的でね。少々処理が追いつかなかったのさ。率直に言おう。答えはNoだ。これは国際警察としての任務なのだからな。一般人を連れていくわけにはいかない。アローラに行きたいなら舟でも利用する方がいいだ...」

ヒガナ「私、あなたの元助手なんです!!!」

もうヤケクソだ。相手に断る暇を与えない勢いで喋る。

ハンサム「えっ....ちょ....いきなりなん..」

ヒガナ「だから!!助手!!です!!!」

ハンサム「流石に信じられん。もしそうなら何で今まで来なかっ...」

ヒガナ「今!思い出しました!!さっき!!ね!!シガナ!!」
シガナ「マーマー!!!(ハイパーボイス)」

ハンサム「」

あ、ヤバい。
勢いに乗せられたシガナがとてつもない爆音を放つ。

国際警察ハンサムはその場で気絶してしまった。















 ▼ 11 石◆y20u81iGlc 18/04/28 10:17:11 ID:TULGaqVU [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
暫くすると男が目を覚ました。

ハンサム「....」

ヒガナ「....いや...あの...なんかごめんなさい」

ハンサム「いや、いいんだ。それより私は先ほどの話が気になる。君が私の元相棒だという話はとてもじゃないが信じられない。」

そりゃまあ嘘だからね。

ヒガナ「....」

ハンサム「だが不思議と嘘ではないような気もして来たんだ」

いや嘘だけど。

ヒガナ「え?」

ハンサム「まず最初に君を見た時に感じたただならぬ強者の風格。記憶は曖昧だが私の記憶の相棒のそれに近いものだった。そして何よりあのゴニョニョとの一体感。君は自分のポケモンと完全に心を通わせていた。それが私の記憶を呼び覚ましたんだ。まあもう少し上品な女性だった気がしないでもないのだが....」

最後の一言がちょっと癪に触るがなんだかんだ成功したらしいので良しとすることにする。
国際警察って言う大層な肩書きなもんだからとてつもなく厳格な男だと思っていたのだけど実際はどこか抜けたオジサンだった。

ヒガナ「じゃあ任務への同行を認めてくれるってことですね!」

ハンサム「勿論!!そうとなれば早速出発準備だ!!いいな!と、言いたいところだが私は君の名前を未だに思い出せない。すまないが改めて私に名前を教えてくれないか?」

流石に本名を言っちゃうわけにはいかないしたな
10秒程適当な偽名を考える。流星の滝の側に咲いてる綺麗な花。あれなんて名前だっけ。

ヒガナ「え、えーとミズキです!」

 ▼ 12 石◆y20u81iGlc 18/04/28 11:43:45 ID:TULGaqVU [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
一週間後、アローラに着いた。
聞いてた以上に空と海が綺麗な場所だ。
早めにZクリスタルを回収したら観光でもしたいな。

ハンサム「ところでミズキくん。我々の今回の任務についてだが調査書にはもう目を通してあるな?」

ヒガナ「ええ、近年アローラ地方で頻発する空間の歪みとその周辺に出現する謎の生物"ウルトラビースト"に関する調査でしたよね?それが何かしたんですか?」

ハンサム「この任務には実は調査書に記載されてない"裏"があるんだ。いや、正確には記載出来ないと言ったほうが正しいのかもしれん。」

ヒガナ「どういうことですか?」

ハンサム「この事件の裏にはエーテル財団が関わっている可能性がある。」

ヒガナ「エーテル財団?環境保護団体ですよね?それが何で?」

ハンサム「私も詳しい話はわからん。上からそのような可能性があるとの連絡があってな。とにかく彼らの動向には注意するようにしておいてくれ。」

ヒガナ「は〜い...!?」

ビキビキッ

突然空に裂け目が出来、その中から黒い影が現れる。なるほど、これが例のウルトラビーストね。到着早々面白いことになりそうだ。

ヒガナは不敵に微笑んだ。
 ▼ 13 石◆y20u81iGlc 18/04/28 12:07:47 ID:TULGaqVU [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
空の裂け目から現れた謎の生物がその巨大な全体象を露らにする。一見煉瓦で構成されたかのような無機質な外見だが、その一つ一つが細胞のように蠢いており異質な雰囲気を漂わせる。

ハンサム「クソ!到着早々現れたか!ミズキくん!ここは一時退去だ!」

ヒガナ「ボーマンダ!火炎放射ァ!」

凄まじい火球が謎の生物に襲いかかる。直撃のその瞬間、生物は全身の細胞を組み換え攻撃のダメージを受けながした。

ハンサム「何をやってる!危険だ!早く退散しろ!」

ヒガナ「こんな面白そうな相手を見て逃げるなんて出来るわけないでしょ!それにこんなの放っておいたら何れだけ被害が出るかわかんないしね!!ボーマンダ!続けてドラゴンクロー!!」

ハンサム「...いいだろう。ここは君の意思を尊重する。しかし危なくなったら直ぐに逃げろよ。」

ヒガナ「りょーかい!」

こんなに対戦相手にワクワクするのはあのときの少年以来かもしれない。Zクリスタルを回収適当に次第トンズラしちゃおうと思ってたけど、こんな敵と戦えるならこの任務に最後まで付き合うのも悪くないかもしれない。


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