リーリエ「シロンが死んだ…」:ポケモン掲示板(ポケモンBBS)

リーリエ「シロンが死んだ…」

1 : スモウム@ロゼルのみ 18/07/04 20:25:48 ID:Ye/c9.7U 報告
これは3日前に起きた不幸な事故

その日リーリエは公園でシロンとボール遊びをしていた

リーリエが思わず遠くにボールを飛ばしてしまい、それを喜んで追いかけるシロン

リーリエ「シロン!そんなに走ったら危ないです!」

しかしシロンはボールに夢中でリーリエの言葉を聞いていなかった

ボールを追いかけて公園から飛び出すシロン

そのとき運悪く車が通りかかる

運転者はとっさにブレーキを踏んだが間に合わず、シロンは轢かれてしまった

リーリエ「シローーーーン!!!!」

金切り声を出しながらパニックに陥るリーリエ

運転者は慌てて警察に電話をし、シロンはポケモンセンターに担ぎ込まれる

しかし、ポケモンドクターの懸命な手術の甲斐もなく、シロンは死んでしまった

その日以来、リーリエは壊れてしまった・・・
94 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/09 23:15:33 ID:75o29.uE [1/3] 報告
〜〜〜放課後〜〜〜


サトシ「マラサダ、美味かったなぁ〜」

ピカチュウ「ぴかぁ〜」

マーマネ「今日はその後、ノアさんのパンケーキ屋さんにも行っちゃったからね〜!」

カキ「ホシにお土産も買っちゃったぁ……」

今日の収穫について、話に花を咲かせるサトシ達
マラサダ、パンケーキ、ショッピング……とても平日とは思えないほど、娯楽に満ちたボリューミーな一日だった

マオ「マラサダもパンケーキもおいしかったねー! でも……」

スイレン「太る、これは」

マオ「ホント! 大変だよ! ね、リーリエ!」

リーリエ「ふふっ、そうですね、ですがとても楽しかったです!」


リーリエ「……次は、シロンと一緒に行きたいな……」

マオ「……そう、だね……」

スイレン「……」
95 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/09 23:26:54 ID:75o29.uE [2/3] 報告
スイレン「……あっ」

マオ「? スイレンどうかした?」

スイレンの視線の先にあったのは、オレンジに染まったアローラの海
暖かく柔らかいその色は、サトシ達に別れの時間が訪れたことを教えていた

マオ「夕焼けだ……もうそろそろ、家に帰らなくちゃ」

サトシ「ホントだ……」

スイレン「……うん」
96 : ウオウ@バグメモリ 19/02/09 23:27:12 ID:pqMcVYwc 報告
97 : ギアナ@オニゴーリナイト 19/02/09 23:46:46 ID:nJiIpV6M m 報告
今追いついた支援
98 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/09 23:52:49 ID:75o29.uE [3/3] 報告
カキ「もう黄昏か……速いなぁ」

マーマネ「楽しい時間はあっという間、だね」

サトシ達はノロノロと帰宅の準備をしながら、名残惜しそうに夕焼けを見つめた
……ただ一人、リーリエを除いて……


リーリエ「では、わたくしは先に帰らせて頂きますね」

マオ「あっ……うん……」

一言そう告げると、すぐさま帰路につくリーリエ
足早にサトシ達から離れ、道行く人を追い抜いていく

その姿はまるで、あのシロンの遺体に引き寄せられているかのようで──


マオ「リーリエっ!」
99 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/10 00:21:59 ID:HGXcQm2k [1/2] 報告
急に呼び止められ、びくっとして振り返るリーリエ
振り返った先には、アローラの夕焼けをバックに5人が並んで立っている


マオ「……また明日っ! 遊ぼうねーっ!」


マオの声に続き、クラスメイト達の口から『また明日』という元気な声が飛び出していく
皆笑顔で、大袈裟な程に大きく手を振っていた


リーリエ「……はいっ!」


リーリエもその声に笑顔で答え、大きく手を振り返す


アローラの夕日は、サトシ達を力強く照らし、背中を押しているようだった
100 : コッチ@ジメンZ 19/02/10 00:45:07 ID:4hw2ueyw 報告
支援!!
101 : qsBYGjqx5E 19/02/10 22:33:33 ID:HGXcQm2k [2/2] 報告
※(こちらのSSは、原作アニメのポ二島編以前のお話という設定で書かせて頂いています)
 (一部原作アニメとの時間のずれがありますが、ご了承下さい)
102 : ロリンガ@たべのこし 19/02/11 14:06:14 ID:C7MAcTyw 報告
支援
103 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 21:17:48 ID:YD82q9W6 [1/8] 報告


そして──


カキ「リーリエ! 今日は俺の牧場に来ないか?」

リーリエ「よろしいのですか? 是非行かせて下さい!」


マーマネ「リーリエー! 珍しいポケモンが居たんだ、一緒に見に行こうよ!」

リーリエ「わあっ! わたくし、興味津々です!」


スイレン「リーリエ、バルーンの練習、手伝ってくれる?」

リーリエ「もちろんです!」


サトシ「リーリエ! バトルの特訓するんだ、見ててくれよ!」

リーリエ「はい! ピカチュウ、頑張ってくださいね」

ピカチュウ「ピッカァ!」


マオ「リーリエっ! アイナ食堂の新メニュー、食べに来てよ!」

リーリエ「マオのお料理、楽しみです!」

104 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 21:30:43 ID:YD82q9W6 [2/8] 報告
サトシ達は、毎日リーリエを遊びに誘った
リーリエも少しずつ外で過ごす時間が増え、「シロン」と口にすることも減っていった


ゆっくりと、しかし確実に、リーリエの心は回復していく

サトシ達、そして大人達も、リーリエの変化に喜びを覚えていた



……はず、だった──
105 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 21:37:49 ID:YD82q9W6 [3/8] 報告
〜〜数日後〜〜


マオ「スイレン! 悪いんだけど、今日はスイレンがリーリエと遊んでくれる?」

スイレン「え? 良いけど……」

マオ「ごめんね〜! 今日、アイナ食堂でお手伝いしなきゃいけないからさぁ」

スイレン「……大丈夫、任せて」

マオ「ありがとースイレン!」

スイレン「うん……」


スイレン「……」

スイレン(マオちゃん……)
106 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 21:46:54 ID:YD82q9W6 [4/8] 報告
〜〜放課後〜〜


リーリエ「スイレン、今日はどこへ行くのですか?」

スイレン「……釣りに行く、カイオーガを!」

リーリエ「かっカイオーガを!?」

スイレン「なんて、嘘です!」

リーリエ「で、ですよね……驚きました……」

釣竿を持ち、海岸を歩くスイレンとリーリエ
教室でのマオとの約束を守るため、スイレンがリーリエを連れ出したのだ
107 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 22:01:39 ID:YD82q9W6 [5/8] 報告
スイレン「じゃあ……今日はこの辺で」

そう言うとスイレンは海岸の岩に座り、釣り糸を海面に垂らす
リーリエもスイレンの手ほどきを受け、釣りの準備を始める

今日のリーリエの放課後の予定は、スイレンと釣りをすることらしい


ようやく準備を終え、リーリエも海面に釣り糸を垂らす
ここから先は、ただひたすら待つ穏やかな時間が続くだけ

アローラの海は、輝く太陽の光を受け、青くきらめいていた
108 : ントラー@くろおび 19/02/11 22:02:52 ID:c2KQDLc6 m 報告
お兄様・・・出てきて・・・
109 : ークイン@デンキZ 19/02/11 22:03:46 ID:7a.AksbY 報告
このss復活してたのか
乗っ取りナイス
支援
110 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 22:21:08 ID:YD82q9W6 [6/8] 報告
スイレン「……リーリエ、凄い服着てた、初めて釣りした時」

手持ち無沙汰になったスイレンは、ふとリーリエに話し掛ける
まだサトシが転校して来たばかりの頃、スイレンが釣りの授業をした時のことだ

リーリエ「そ、そうでしたね……あの頃はまだ、ポケモンに触れませんでしたから……」

リーリエ「ですが、あの時はスイレンも先生役になって、緊張して大変でしたよね?」

スイレン「そ……そんなことないっ」


アシマリ「アウアウッ!」

ナギサ「ブーイ!」

二人が楽しそうに話していたせいか、岩陰で遊んでいた二匹も二人の方へ向かっていく
リーリエは彼らを手招きしながら、スイレンに向かって静かに言った


リーリエ「ですが……そんなわたくしでも、今ではポケモンに触れるようになりました」

リーリエ「皆さんや、それから……シロンのお陰で……」
111 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 22:39:16 ID:YD82q9W6 [7/8] 報告
“シロン”
その言葉が出てきた途端、スイレンの顔がこわばる

リーリエはナギサの毛並みを愛おしそうに撫でながら、さらに話を続けていく

リーリエ「こうしてポケモンに触れるようになって……わたくし、本当に嬉しいのです」

そう言いながら、今度はアシマリの頭を優しく撫でる


その白い手で、あのシロンの遺体も撫でているのだろうか
スイレンの頭に、あの日見てしまったおぞましい遺体の姿が思い浮かぶ


リーリエ「今度は、ポケモントレーナーとして……シロンと一緒に、色々なことに挑戦してみたいと思っています!」
112 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/11 22:51:44 ID:YD82q9W6 [8/8] 報告
それは出来ない
シロンはもう、この世には居ない

喉から飛び出そうになった言葉を何とか抑え、沈黙を貫くスイレン
しかしそんな事はお構い無しに、リーリエはスイレンに話し掛ける


リーリエ「Zリング、素敵ですね」

スイレン「ぁ……」

小さな吐息のような声しか出ない

リーリエ「いつか、わたくしもZリングを手に入れて……シロンと氷のZワザを出してみたいです……」

リーリエ「それから、もしシロンが良いと言ってくれたら……こおりのいしを使って、キュウコンに進化させて……!」


目を輝かせ、シロンとの夢を語るリーリエ
スイレンは、そんな彼女にただただ恐怖を感じるだけだった
113 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 20:53:06 ID:24s2In6E [1/8] 報告


変わったと、信じていた

皆の優しさで、リーリエの心の傷は癒えているのだと


スイレンだけでなく……リーリエに関わる全ての者が、そう思っていた



しかし、彼女は変わっていない

どれだけ皆に尽くされても、どれだけ周りが思いやっても


遺体への異常な執着も、

狂気に満ちた笑顔も、

シロンが生きていると、信じて疑わないことも──


何一つ、リーリエは変わっていなかった

114 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 21:25:30 ID:24s2In6E [2/8] 報告

リーリエ「! スイレン、釣り糸が!」

スイレン「あっ……」

スイレンの釣り糸が引き、水面が音を立てる
とっさに引き上げるも一足遅く、魚ポケモンには逃げられてしまった

リーリエ「スイレンが釣りを失敗するなんて、珍しいですね……わたくしも頑張らないと!」

そう言うと、リーリエは自分の竿に向かい、釣りに集中する


アシマリ「アウッ?」

ナギサ「ブブイ?」

スイレン「……」


同情、困惑、緊張、恐怖……様々な感情が混ざり合ってうねり、腹の奥から何かが飛び出しそうになる
スイレンの心はまるで潮騒のようにざわざわと揺れていた


アローラの海は青くきらめき、辺りには生暖かい風が吹く
静かな空気のその向こうには、黒く重たい雲が立ち込めている



──嵐の予感だ
115 : ーマンダ@プロテクター 19/02/12 21:32:37 ID:s1xcVtp. 報告
イイネ
116 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 21:41:10 ID:24s2In6E [3/8] 報告
〜〜〜〜〜〜


マオパパ「マオ、最近よく友達と遊んでるな?」

マオ「う、うん……ごめんね、あんまりお手伝い出来なくて」

マオパパ「そんなこと無いさ! マオも年頃だものな、心置きなく遊べよ〜」

マオ「……うん……」

アマージョ「……アジョ?」


マオ(リーリエのこと何とかしないといけないのに、アイナ食堂も忙しい……どうしよう……)

マオ(……駄目だよ、リーリエは大事な友達だもん……あたしがちゃんとしなきゃ……!)


〜〜〜〜〜〜
117 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 21:55:11 ID:24s2In6E [4/8] 報告
〜〜次の日、放課後〜〜


マーマネ「リーリエ、今日はどこへ行く?」

リーリエ「では……今日はメレメレの花園へ行きたいです!」

カキ「ああ、あのやまぶきが沢山咲いてる場所か」

サトシ「おー、楽しそー!! ロトム、そこにはどんなポケモンが居るんだ?」

ロトム「ビビッ! メレメレの花園に生息するポケモンは、アブリー、フラベベに、オドリドリ……」

サトシ「すっげー! 楽しみだぁーっ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ククイ「おいおい、遊びに行くのも良いが……ちゃんと宿題もやれよ?」

はしゃぐサトシ達に、苦笑いしながらククイは言う
その声に、4人も『分かってまーす!』と返事をした
118 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 22:00:42 ID:24s2In6E [5/8] 報告
マオ「……今日も楽しそうだね! じゃ、行こっかスイレン」

スイレン「……」

その言葉には答えず、黙り込むスイレン
心配したマオは、彼女の顔を覗き込む

マオ「……スイレン?」

スイレン「……行かない」

マオ「えっ?」


スイレン「私、もう遊びには行かない」

マオ「……え……?」
119 : ェリンボ@ヘビーボール 19/02/12 22:03:19 ID:KZ/2U0iI 報告
久々に続きが気になるssを見た
支援
120 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 22:11:43 ID:24s2In6E [6/8] 報告
マオ「どうして? ……用事があるの?」

スイレン「……行かない」

マオ「何かあったの? ねえ、教えてよ……?」

スイレン「……行かない、行きたくない」

マオ「……」


マオ「分かった、良いよ来なくても」

スイレン「……」

マオ「嫌なら仕方ないし……無理することないもんね」


マオ「でも、でもさ……」


リーリエ「マオー! スイレーン! 早く行きましょうー!」

マオ「……今行くよーっ!」

マオはスイレンからリーリエの方に向き直ると、教室の外へと出ていった


スイレン「……」
121 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 22:23:18 ID:24s2In6E [7/8] 報告
アシマリ「アウ……?」

ナギサ「ブイッ?」

スイレン「……帰ろっか」

足元へ寄ってきた二匹に対し、小さな声で答えるスイレン
アシマリもナギサも困惑した表情を見せるが、何も言わず主人に従う


スイレン(皆が乗り気だったから、私も色々手伝ってたけど……こんなの、もう付き合いきれない)

スイレン(どんなに頑張ったって、どうせ何も変わんない……)

スイレン(……マオちゃん……)
122 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/12 22:45:17 ID:24s2In6E [8/8] 報告
スクールの外に出ると、既にサトシ達の姿は見えなくなっていた
スイレンは無言で校庭を横切り、家に向かってノロノロと歩いていく

スイレン(マオちゃんは良い子だから……リーリエのことに一生懸命になってるけど……)

スイレン(大丈夫かな……無理、してないかな……)

アシマリ「アウ……アウッ!?」

スイレン(……私がこんな心配したって、しょうがないのに……)

ナギサ「ブイッ!? ブイブイ!!」


ぼんやりと歩いていたが、二匹の様子がおかしいことに気付くスイレン
考え事を邪魔されたせいか、やや不機嫌気味に返事をする

スイレン「はぁ……なあに? 二匹とも……」


スイレン「……あ……あれは……!!」
123 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/14 23:12:29 ID:cAvAHZsM 報告

見上げると、不気味な程に黒い雲が空を覆っている
昨日の海で見た、あの嵐を呼ぶ雲だった

スイレン「昨日の……! まさか、メレメレの方に来るなんて……」

アシマリ「アウウッ……」

ナギサ「ブゥイ……」

二匹はまるで怯えるようにスイレンの足元へ隠れる
ポケモンの本能で、これから危険なことが起こると分かっているのだろう

スイレン「早く家に帰らなきゃ……」
124 : ノズ@カムラのみ 19/02/15 07:00:51 ID:FLgIdhVU m 報告
支援
面白い!
125 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/16 22:19:14 ID:QIXc3Pz2 [1/4] 報告
嵐が来るのであれば、屋内へと急ぐのは当たり前のこと
スイレンは二匹を励ましながら、再び自宅の方へ歩きかける

その瞬間、先程聞いたある言葉が彼女の頭に響いた


──『今日はメレメレの花園へ行きたいです!』──


スイレン(そうだ……! マオちゃん達、花園に行った……これから嵐が来るのに……!)

スイレン(どうしよう……皆、嵐のこと分かって無さそうだった……)
126 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/16 22:32:46 ID:QIXc3Pz2 [2/4] 報告
スイレン(マオちゃん達に、教えに行かなきゃだけど……でも……)


ついさっき、ほぼ喧嘩に近い状況でマオと別れてしまったスイレン
このままであれば、明日学校へ行く事すら危ういだろう

こんな状態で、のこのこと皆の前へ出ていく事など簡単に出来る訳がない
それに、花園の方へ向かえば自分も嵐の被害を受けるかもしれないのだ


スイレン(……私には、無理……)

スイレン(でも……マオちゃん……)
127 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/16 22:48:31 ID:QIXc3Pz2 [3/4] 報告

スイレン(マオちゃんは、人一倍頑張り屋さんで、友達思いで……)

スイレン(リーリエのことも、一番気に掛けてた……自分の事よりも……)


スイレン(なのに……私は……!)



──『分かった、良いよ来なくても』

  『嫌なら仕方ないし……無理することないもんね』──


──『でも、でもさ……』──



スイレン(マオちゃんのこと……見捨てた……)

スイレン(裏切った……!)


スイレン「……っ!」
128 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/16 23:03:10 ID:QIXc3Pz2 [4/4] 報告
アシマリ「アウ……?」

ナギサ「ブイ?」


自宅の方へ向けた足を正反対の方向へ向けるスイレン
その先には……マオ達の居る、メレメレの花園がある

スイレン「アシマリっ、ナギサ! 行こう、皆のとこへ!」

アシマリ「アウウ!?」

ナギサ「ブイッ!?」

言うが早いか、スイレンは花園へ向かって走る
二匹も困惑しつつ、彼女を追って走り出す
129 : レビィ@ユキノオナイト 19/02/17 15:52:59 ID:.pHsSogQ m 報告
支援
130 : ランセル@きあいのハチマキ 19/02/17 15:54:35 ID:fIhANADY m 報告
支援
131 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/17 21:51:00 ID:Am5.mceY [1/2] 報告

スイレン(皆に教えに行こう、嵐が来ること……!)

スイレン(それから……マオちゃんに会って、謝らなきゃ……!!)

喧嘩別れの気まずさなど、最早スイレンの頭には無かった
クラスメイト達の居場所に向かい、ただひたすらに走る


嵐を溜め込んだ黒い雲は、既に太陽を覆い隠している
黒く染まった空からは、今にも雨が零れ落ちそうになっていた
132 : っ取り◆qsBYGjqx5E 19/02/17 22:16:20 ID:Am5.mceY [2/2] 報告
〜〜メレメレの花園〜〜


サトシ「すっげー! アブリー、フラベベに、オドリドリ……! ポケモンが一杯だぁーっ!」

ピカチュウ「ピッカァ!!」

ロトム「だから、最初からそう言ったロト」

カキ「ホシにも見せてやりたいなぁ……」

花園に着いたサトシ達は、思い思いに放課後を楽しんでいた
はしゃぐサトシ達の隣で、マーマネは少し声を落としてマオに話し掛ける

マーマネ「今日は残念だったね、スイレン……用事があって来られないなんて」

マオ「……うん……でも、仕方ないよ」


マオはクラスメイト達に嘘を付いていた
『スイレンが遊びに来ないのは、今日は用事があるからだ』と

スイレンの面目を守るためか、はたまた自分が事実を受け止めたくないだけか
どちらが正解なのかは、マオ自身さえよく分かっていなかった
133 : プ・コケコ@ふねのチケット 19/02/18 06:30:17 ID:rOsEvnUk m 報告
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