イッチが暇な時にカルセレの短編SSを書くだけのスレ:ポケモンBBS(掲示板) イッチが暇な時にカルセレの短編SSを書くだけのスレ:ポケモンBBS

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イッチが暇な時にカルセレの短編SSを書くだけのスレ

 ▼ 1 lFKrUBJvsg 18/07/29 02:36:30 ID:XgKUOgDs NGネーム登録 NGID登録 報告
『コーヒー』


カルム「ねえ、セレナ」

セレナ「なに?」

カルム「毎日ブラックコーヒー飲んでるけど……苦くないの?」

セレナ「別に。ただ好きだから」

カルム「カフェオレですら苦いのに……缶コーヒーなんか飲めないよ」

セレナ「……ふーん」
 ▼ 153 lFKrUBJvsg 18/08/15 11:56:53 ID:Z4jInqrg NGネーム登録 NGID登録 報告
遊園地ってあんまり行ったこと無いんですよね。

>>140
http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=855989

カルセレはこれだけですね。
 ▼ 154 ユルド@みかづきのはね 18/08/15 16:27:29 ID:PgO6vM1Y NGネーム登録 NGID登録 報告
>>153
おお、やはりこの人だったんですね
口調やセレナのキャラが似てるから もしや…と思ってました
 ▼ 155 lFKrUBJvsg 18/08/16 06:51:33 ID:S4XY6vkY NGネーム登録 NGID登録 報告
『演劇』


カルム「──────僕は君の事を一生愛せる自信がある」

セレナ「本当に......? なら、その愛を証明してみせて」


サナ「う〜ん......もう少し、落ち着いた表情で言ってほしいかな......」

セレナ「......本当に私で大丈夫なのかしら」

サナ「大丈夫大丈夫! 自信持って!」


ここはサナが部長を務める、演劇クラブ。

今度の演劇会の主人公、ヒロインにゲストとして呼ばれたのだ。


物語の大まかなストーリーはこうだ。


ごく普通の高校に通う高校2年生の主人公。

主人公のクラスには物静かなヒロインがいた。

二人が一緒に図書委員に決まった事がきっかけで二人は仲良くなる。

主人公はヒロインと接するうちに、自分の恋心に気付き、ヒロインに想いを伝える。

ヒロインは最初、主人公を恋人ではなく友達でいたいという理由から、交際を断る。

主人公もそれを聞き、友達の関係に戻ろうとする。

だが、ある日、ヒロインが重度の鬱病である事を知ってしまう。

主人公はヒロインの気持ちを楽にするため、ヒロインと一緒に鬱病を克服しようとする。

しかしヒロインは心の傷を癒せずに自殺を計画。

ヒロインが自殺決行日にいなくなったのに主人公が気付き、ヒロインを探す。

ヒロインがダムから飛び降りようとした所に主人公が駆けつけ、説得する。

すると、ヒロインはもう少し考えてみる、と言い、主人公と深く関わる。

その過程でヒロインが主人公に心を開き、ヒロインが自殺を取り止める。

そこで主人公が2度目の告白。

ヒロインは主人公と付き合うのも悪くないと、主人公の告白に答えて、ハッピーエンド。


カルム「長いね」

サナ「まあね、仕方ないでしょ」
 ▼ 156 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:06:12 ID:y./sPF/Q [1/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
時間を戻して、2週間前───


ここはミアレの喫茶店。

セレナはサナに呼び出され、サナの待つ喫茶店へとやって来た。

セレナが喫茶店の扉を開け、店に入る。


サナ「あっ! セレナこっちこっち!」

セレナ「おはようサナ、用事ってなに?」

サナ「セレナ、私のいる演劇クラブの劇のヒロインになってくれない?」

セレナ「お断りするわ、演劇なんてした事無いもの」

サナ「......主人公カルム君にしようと思うんだけど」

セレナ「......どうしてカルムに?」

サナ「セレナの恋を応援する為に決まってるじゃない」


サナはセレナがカルムに恋心を抱いている事を知っている。

サナがその気持ちに気付き、セレナを問いただしたのだ。


サナ「このチャンスにカルム君との距離を縮めるのよ!」

セレナ「......そこまで言うなら、良いわ、親友の頼みだし」

サナ「素直じゃないな〜」
 ▼ 157 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:24:04 ID:y./sPF/Q [2/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
このような経緯があり、セレナは演劇をする事になった。

尚、カルムは半ば強制的にやらされている。


サナ「......うん、良い感じ! その調子でお願い!」

カルム「ふ〜......明後日だっけ? 発表会」

サナ「そう、明後日に向けて頑張って!」


カルム達は台本を覚え、準備万端。

当日に向けて、一通りのリハーサルを終え、発表会に望む事になった。
 ▼ 158 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:24:57 ID:y./sPF/Q [3/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
このような経緯があり、セレナは演劇をする事になった。

尚、カルムは半ば強制的にやらされている。


サナ「......うん、良い感じ! その調子でお願い!」

カルム「ふ〜......明後日だっけ? 発表会」

サナ「そう、明後日に向けて頑張って!」


カルム達は台本を覚え、準備万端。

当日に向けて、一通りのリハーサルを終え、発表会に望む事になった。
 ▼ 159 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:25:26 ID:y./sPF/Q [4/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
このような経緯があり、セレナは演劇をする事になった。

尚、カルムは半ば強制的にやらされている。


サナ「......うん、良い感じ! その調子でお願い!」

カルム「ふ〜......明後日だっけ? 発表会」

サナ「そう、明後日に向けて頑張って!」


カルム達は台本を覚え、準備万端。

当日に向けて、一通りのリハーサルを終え、発表会に望む事になった。
 ▼ 160 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:26:50 ID:y./sPF/Q [5/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>158
>>159
おわーお、なんかバグった。

ごめん
 ▼ 161 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:48:20 ID:y./sPF/Q [6/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
発表会当日───。


カルム達は発表会会場に行き、準備を進めていた。

カルム達の演劇は3番目。


セレナ「結構緊張するわね......」

カルム「別に、そんなに大きな会場でも無いし、楽に行こうよ」

サナ「そうそう、楽に楽に」


そして、1組目の演劇が終わり、2組目の番になったので、カルム達はステージの横で待機する。
 ▼ 162 lFKrUBJvsg 18/08/16 07:58:55 ID:y./sPF/Q [7/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
2組目の演劇が終わり、遂にセレナ達の順番が回ってきた。


サナ「セレナ、行ってらっしゃい。頑張って!」

セレナ「ありがとう、サナ」


そして、カルムが舞台に立ち、演技を始まる。

ナレーションのサナの声に合わせて、演技する。

カルムの完璧な演技で幕を開けた────。
 ▼ 163 lFKrUBJvsg 18/08/16 08:15:26 ID:y./sPF/Q [8/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
途中、準備期間の短さ故、台詞を忘れてしまう事があったが、意外とどうにかなるもので、アドリブを入れ調整した。

そして、物語も順調に進み、クライマックスのラストに差し掛かった。


カルム「......しかし、君といると君を意識してしまう」

カルム「もう一度言おうか、僕は君が大好きだ、付き合ってほしい」

セレナ「......そうね、私も貴方といると、心が落ち着くの」

セレナ「私からもお願いするわ」

カルム「.........ありがとう」


カルムがセレナを抱き寄せる。


セレナ「こちらこそ、ありがとう」


そして、二人が抱きあった状態で幕が降りる。
 ▼ 164 lFKrUBJvsg 18/08/16 08:24:36 ID:y./sPF/Q [9/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
舞台裏、サナが待ち構える。


サナ「おかえり〜良かったよ!」

セレナ「......疲れた」

サナ「はい、ポカリ! ゆっくり休んで!」

セレナ「......ありがとう」

サナ「うんうん! 本当に良かった!」


セレナ達の劇は無事終わった。

この発表会には賞があるが、セレナ達は賞を取る事が出来なかった。


サナ「それでも、私の中では一等賞だね!」

セレナ「ふふ、サナらしいわね」


セレナ(それにしても、ラストのシーンは恥ずかしいわね......)

セレナ(......まあ別に良いけど......)



サナ(ラストのシーン、セレナの為に入れたんだよね......)





第17話『演劇』終
 ▼ 165 lFKrUBJvsg 18/08/16 08:26:12 ID:y./sPF/Q [10/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
演劇でこんな話やるのか......?(途中で気付いたアホ)
 ▼ 166 マゲタケ@すいせいのかけら 18/08/16 11:07:44 ID:tG0ASzPE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 167 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:04:29 ID:hy5oQnU2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
『最近、変わった事がある』


朝の8時。

うるさい目覚まし時計に起こされて、目が覚めた。

昨日、夜遅くまでカルムと電話をして、気付いた時には時計は12時を指していた。

その後も中々寝付けず、多少睡眠不足だ。


今日は、カルムがやって来る。

ほぼ毎日、一緒にいるが、決してカルムへの気持ちは変わらない。

毎日、カルムの事を想って。

毎日、私なりにカルムを支えて。

でも毎日、カルムに正直になれなくて。


でも最近、変わった事がある。

カルムへの気持ちが膨らんで、張り裂けそうになった。
 ▼ 168 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:16:20 ID:hy5oQnU2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
10時。


インターホンが鳴り、私はすぐに玄関のドアを開ける。


カルム「おはよう、セレナ。お邪魔しまーす」

セレナ「どうぞ、上がって」


今までに何回もしたやり取り。

でも、私は声が震えないように、注意を払って、返事をする。

カルムが家に上がり、私の部屋に行く。


セレナ「飲み物取ってくるわね」


私はリビングに行き、一人になる。

カルムが私の部屋にいる……

いつもの事だが、その事実が私を混乱させる。

落ち着け、私。

深呼吸をして、麦茶とコップを2つもって、部屋に行った。
 ▼ 169 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:26:04 ID:hy5oQnU2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告





今日もダメだった。

夕方、カルムが帰って、部屋に一人になる。

さっきまでカルムがいた部屋……

でも、そんな事は気にしない。


私の反省タイム。

カルムが振った話を一言、二言で終わらせてしまう。

つい、刺のある言い方をしてしまう。


世間ではこのような性格を“ツンデレ”というらしい。

でも、そんな立派な物じゃなくて、私は人に優しく出来ない女。

こんな自分に腹が立つ。

なぜ、カルムはこんな私に付き合ってくれるのだろう?
 ▼ 170 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:35:46 ID:hy5oQnU2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
翌日。


今日は、朝早くから目が覚めた。

今日は、カルムとは遊ばない。

サナに呼び出されて、喫茶店へ行く事になった。

目的は分からないが、私の事で話があるみたいだ。


まだ、待ち合わせの時間まで大分余裕があるが、私は家を出た。

 ▼ 171 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:44:22 ID:hy5oQnU2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
家を出ると、一面どんよりとした曇り空。

今にも、雨が降りだしそうな天気だが、構わず目的地に向かった。

風は、ひんやりとしていて、この季節にとっては、過ごしやすい。
 ▼ 172 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:52:09 ID:hy5oQnU2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
結局、2時間も前に喫茶店に着く。

喫茶店に入り、店の奥の席に座る。

当然、そこにサナの姿は無かった。


サナをずっと待つ為に、コーヒーを頼む。

長居するので店には申し訳無いが仕方ない。
 ▼ 173 lFKrUBJvsg 18/08/18 23:58:46 ID:hy5oQnU2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして、1時間。


案外、長い時間待つ事は苦では無かった。

しかし、あと1時間、何をしようかと考えていると……


サナ「あれ!? セレナ早くない?」


時間より1時間も早く、サナが来た。


セレナ「……時間間違えちゃって」

サナ「セレナらしくないね……まあいいや!」


サナは、席に着くと、すぐにランチセットを注文した。


 ▼ 174 lFKrUBJvsg 18/08/19 00:12:04 ID:MJVQp7gw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
私が、何を話すのか、思いを巡らせていると、サナが口を開いた。


サナ「いつ、カルム君に告白するの?」

セレナ「また?」

サナ「また……って、そろそろしないとさ……」

セレナ「……した所で、嫌な思いするだけだし」

サナ「その考えが良くないの!」

サナ「そんなネガティブじゃ、恋なんか出来っこない」

セレナ「でも……」

サナ「あのね、カルム君は一応チャンピオンなんだよ?」

セレナ「そんな事は知ってる……」

サナ「だったら、分からない? カルム君はこれから、もっと忙しくなる」

サナ「そうしたら、セレナはカルム君に会えないかも知れないんだよ?」


言われてみると、その通り。

カルムの仕事が忙しくなったら、こんなに会えない。

それどころか、私とは、ずっと会えないかもしれない。


サナ「だからさ」

サナ「怖いのは分かる。でも、その想いを伝えないと、カルム君はセレナなんか、見てくれない」

サナ「ほら、勇気出して!」

セレナ「うん……出来るだけやってみる」

サナ「その調子!」
 ▼ 175 lFKrUBJvsg 18/08/19 00:23:24 ID:MJVQp7gw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
その後、私とサナは世間話をして、そのまま解散した。


正直、サナに言ってもらっても、まだ勇気は出ない。

でも、今ここで、言わなかったら一生後悔する。

それは分かってる。でも……

ううん。決めた。


私はカルムの事が大好き。

ただ、それを伝えるだけ。それ以上でもそれ以下でも無い。

サナも応援してくれてる。

ここで、勇気を出さなきゃ。


ふと、空を見ると、まだ、曇り空ではあったが、曇の隙間から、僅かに青空が顔を出していた。





第18話『最近、変わった事がある』終
 ▼ 176 ギアナ@メトロノーム 18/08/19 00:36:33 ID:ivRcVQak NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 177 ヌギダマ@ガルーラナイト 18/08/19 02:27:25 ID:iabI5OjE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 178 lFKrUBJvsg 18/08/20 20:40:42 ID:.XB6zsW2 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
多忙の為、少しペースダウンします。
失踪はしないので少しお待ちを。

(まあ、割と更新出来ると思うけど)
 ▼ 179 lFKrUBJvsg 18/08/21 20:56:50 ID:ysTYuewI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
『最近、分かった事がある』


太陽が、ちょうど頭上を通過する時刻。

ふと、目が覚めた。

昨日はつい、夜遅くまでゲームをして、夜更かししてしまった。

だが、今日はセレナとも会わないし、別に構わない。

そのため、ベッドに入り、睡眠を取ろうと思ったが、手元の端末を起動させた。

画像フォルダを開く。

大半の画像にセレナが写っている。

少し、笑顔を見せるセレナの写真を見て、思わず鼓動が早くなる。


最近、分かった事がある。

セレナへの気持ちが膨らんで、張り裂けそうになっている事に。
 ▼ 180 lFKrUBJvsg 18/08/21 21:07:48 ID:ysTYuewI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕は、最近気付いた。

一見、僕とセレナはこれからも、仲良く接するように思える。

でも、それも長く続かない。

仮にも、僕はチャンピオンであるが、挑戦者がいる時だけ、リーグに行くだけ。

まだ、子供だから、チャンピオンの仕事は、四天王の人達がやってくれる。

だが、それももうすぐ終わり、“チャンピオン”という肩書きだけの存在から、本当のチャンピオンとして、忙しい日々を送る事になる。

そうなった場合、セレナとこれまでのように、会う事は難しいだろう。

たまにしか会えないというのは、友達としても辛い。

すなわち、セレナは僕から離れていく。


となると、セレナに想いを伝えて、もっと親しい関係になるしかない。
 ▼ 181 lFKrUBJvsg 18/08/21 21:14:51 ID:ysTYuewI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかし、それを伝える事で、余計にセレナが離れていってしまうかもしれない。

でも……男として。チャンピオンとして、セレナに想いを伝えたい。

まだ、不安は拭えない。

でも、伝えなければならない。


僕はセレナの事が大好き。

ただ、それを伝えるだけだ。

迷ってる暇は、無い。

ここで勇気をださなきゃ。



窓の外を見ると、所々、青空から光が差し込んでいて、僕を応援してるような気がした。
 ▼ 182 リリダマ@カムラのみ 18/08/21 22:23:29 ID:TG4MK.t2 NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
支援
 ▼ 183 lFKrUBJvsg 18/08/23 20:52:32 ID:/e6MQpv6 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
『ありがとう』


早朝。

太陽が、東の空から昇りはじめ、夜明けを告げる。

この時間、セレナとカルムは、既に目覚めていた。

自分の想いを、伝えるために。
 ▼ 184 lFKrUBJvsg 18/08/23 20:58:07 ID:/e6MQpv6 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
二人共、良く寝付けず明け方に目が覚めてしまった。

心の中で何度もシュミレートをし、準備は整った。


そして、朝の10時。

セレナがカルムの家に行き、カルムの部屋に二人きりになる。


普段から、会話は少ないが、今日は特に少ない。

しかも、二人とも相手の顔を見る事すらない。
 ▼ 185 lFKrUBJvsg 18/08/23 21:09:11 ID:/e6MQpv6 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セレナ(どうしよう……告白どころか、会話すら出来ない……)

カルム(いざ、セレナを見ると、告白なんて出来るわけない……)


部屋に入ってから、会話が一言も無かった。

二人は、手元の端末を操作している。

しかし、このままではまずいと思ったセレナが、会話を切り出す。


セレナ「……ねぇ、最近出来たケーキ屋がミアレにあるんだけど……カルム甘いの好きでしょ? 行かない?」

カルム「あ、あぁ……少し興味あるかも……」


両者沈黙。

カルムは会話を広げなかった事を後悔するが、もう遅い。
 ▼ 186 lFKrUBJvsg 18/08/23 21:18:58 ID:/e6MQpv6 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
そして、更に1時間。


セレナ(うう……でもここでしないと、ずっと先伸ばしにしてしまう……)

カルム(とりあえず……)

セレナ&カルム(テレビでもつけて、やり過ごす……!)


カルムは、自分のベッドから起き上がり、テーブルの上のリモコンを取ろうとする。

セレナは、少し離れた位置にあるテーブルの上のリモコンを取ろうとする。


二人の手が触れあう。


セレナ「あっ……」

カルム「ご、ごめん!」


カルムがリモコンから手を離し、手を胸元まで寄せる。

セレナは硬直し、手を動かさない。


カルム「いやっ、本当にごめん!」

セレナ「あ……別に大丈夫……」


再三沈黙が訪れるも、先程までの沈黙とは違い、両者見つめ合う。
 ▼ 187 lFKrUBJvsg 18/08/23 21:30:50 ID:/e6MQpv6 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
多少、間を挟みカルムが口を開く。


カルム「あのさ……少し話があって……」

セレナ「……なに?」


カルムが少しだけ、空気を吸い、言葉を繋ぐ。

セレナは、緊張と興奮で耳まで赤くしている。

だが、この紅潮は、カルムの言葉を待っているのでは無く、自分が告白する事への緊張からだ。


カルム「実は……僕はセレナが好きなんだ……今まで黙ってたけど……」

カルム「恥ずかしいけど……これは言わせてほしい、僕と付き合って下さい」


セレナはカルムの目を見たまま、口を開かない。


カルム(やっぱ無理か……)


セレナ「カルム……ありがとう」

カルム「ありがとう……って? 返事が聞きたいんだ」

セレナ「そのままよ……私もカルムが好き。これだけははっきり言える」


セレナは自分がする気持ちでいたが、突然相手から告白され、動揺していた。

少し、声が震えているが、セレナは言葉を繋げる。
 ▼ 188 lFKrUBJvsg 18/08/23 21:43:22 ID:/e6MQpv6 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セレナ「カルム……ありがとう……本当はその言葉私が言いたかったんだけどな」


セレナはカルムに微笑みかける。

カルムもそれを見て、セレナに微笑む。


セレナ「私達に似合うのは、『ありがとう』っていう言葉だと思う」

カルム「どうして?」

セレナ「だって、今まで二人で支えあって、競いあって、今の私達になったんだから、『ありがとう』ってお礼を言わないと」

カルム「そうかもね……」


二人は笑いながら、先程触れた手に触れる。

そして、互いの目を見て、ゆっくり口を開く。



カルム&セレナ「………ありがとう!」





 ▼ 189 lFKrUBJvsg 18/08/23 21:52:15 ID:/e6MQpv6 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
これにて完結。

五話くらいから、最終回のタイトルとラストシーンを決めてました。

その辺りから、意図的に『ありがとう』の言葉を多く入れてます。


というか、ラスト二話でペースダウンするSSって見た事無いですね。

もし、恋人がいるなら、『ありがとう』って言ってください。

何?って思われても大丈夫。

恋って、『ありがとう』っていう感謝の気持ちで出来てると思うので。

『ありがとう』を大事に。

ここまで読んだり、支援してくれた人達にもありがとう。










まあ恋人なんて出来た事無いから、言う相手いないけど。

自分含めた、恋人いない人は好きな人に言ってみましょう。
 ▼ 190 州街道◆IVIG1YNTZ6 18/08/23 22:22:44 ID:TCvM63Yc NGネーム登録 NGID登録 報告
お疲れ様でした。
良いカルセレをありがとう。
 ▼ 191 クライ@ミクルのみ 18/08/23 22:49:27 ID:psoUleDk NGネーム登録 NGID登録 報告
リズム感があり読みやすいSSでした。
また機会があれば是非、カルセレを書いてくれると嬉しいです。
>>1 、ありがとう。
 ▼ 192 スモッグ@じめじめこやし 18/08/23 22:58:49 ID:8SXUQHnc NGネーム登録 NGID登録 報告
乙 です
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