サトシ「ピカチュウ使ってくれ、雷の石を！」　ピカチュウ「ｾﾞｪ、ｾﾞｪ……何度言ったら分かるんだ……」

ピカチュウ「舐めてんじゃ、ねぇぞ……そんな石に頼らなくとも……俺は勝てんだよ」

サトシ「意地張んじゃねぇよ！現にお前はボロボロじゃないか！」


ｸﾞｯ

ピカチュウはサトシの胸ぐらを掴んだ


ピカチュウ「これは俺のプライドの問題なんだよっ！例え、雷の石を使ってライチュウに進化して勝ったとしても！俺自身、勝った気にはなんねぇんだよ！もしてめぇが無理強いてでも俺を進化させやがったら、そんときゃ一生てめぇを恨む」ｷﾞﾛｯ

サトシ「……」

ピカチュウ「一人にしてくれ……」

サトシ「……うん……」


サトシは、静かに部屋を出た


「う、ううっ……」

サトシ「！！」


ピカチュウ「ううっ……俺は、なんで勝てなかったんだ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サトシ(ピカチュウ……お前は、そんなに悔しかったのか……ごめん、気づいてやれなくて……)

ピカチュウ「どうしたら、俺は強くなれる……」

ニャース「それはニャ、お前の心を鍛えることだニャ」

ピカチュウ「ニャース！？貴様、何故ここにいる！？いたっ……」

ニャース「この怪我じゃまともに動けやしないニャ！」

ピカチュウ「……何を企んでる？」ｷﾞﾛｯ

ニャース「まぁまぁ、そんな鬼の形相しないでここは黙ってニャーの話を聞くニャ！ニャーは、お前の足りないところがわかるニャ」

ピカチュウ「デタラメを……」

ニャース「デタラメじゃないニャ！お前はスピードがあり、それを利用して不足する攻撃力を補う戦い方をしてるニャ！そのため相手が速かったりするとその力がいかされないニャ！」

ピカチュウ「！！」

ニャース「だが、肝心の問題はここじゃないニャ！お前には安い挑発にも乗ってしまうという、その不安定な精神が問題だニャ！精神をメチャクチャにされるのは肉体以上にダメージを受けるもんだニャ！お前にはすでに自覚があるのニャ？」


『だからお前は弱いんだよ』


ピカチュウ「……」

ニャース「どうニャ？ニャーの分析力は？口だけじゃないものだとお分かりいただけたニャ？」

ピカチュウ「ああ……誤魔化すことなく客観的に話してくれて、なんだか俺のムカムカしている気持ちがとれてスッキリしたよ」

ピカチュウ「それで、どうしたら俺は強くなれる？」

ニャース「知りたいかニャ？」

ピカチュウ「最初にそう話を振ったのはお前だ、教える義務があるだろ」

ニャース「……ピカチュウ、お前は覚悟があるかニャ？」

ピカチュウ「覚悟？」

ニャース「今からニャーが提示する試練は、肉体精神ともに壊す、とても辛いもんニャ……死人も出ており、ただでさえ満身創痍のお前がこの試練に耐えられるか……」

ピカチュウ「……やる」

ニャース「ニャ？」

ピカチュウ「やるよ……俺は決めたんだ……あいつに一発心臓が破裂するぐらいのパワーでぶん殴るってな！！」

ニャース「……よし、じゃあ早速行くニャ」

ピカチュウ「ああ！」

そして、ピカチュウはニャースが提示した試練に挑むことになった


カイリキー「爆裂パンチ！」溝

ピカチュウ「ごほっ……！」

カイリキー「……」頭持ち、膝蹴り

ピカチュウ「がっ……」


ピカチュウ「ぐう……」

フーディン「300G」

ピカチュウ「がはっ……」


ギャラドス「渦潮の中で息ができるかな？」

ピカチュウ「う、うっ……」ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ


ブーバー「火傷III度」

ピカチュウ「ぐわあああああああ！！」


サイドン「雪崩に押し潰されろ！」

ピカチュウ「うわあああああああああああああ」

ピカチュウ「　」血まみれ

ニャース「生きてるかニャ？」チョンチョン

ピカチュウ「　」

ニャース「ありゃ、死んじゃったニャ？肉体だけじゃなく精神的に持ちこたえられなくなった証拠ニャ……お前は所詮その程度だったってことニャ」スタスタ

ピカチュウ「誰が……死んだって……？」

ニャース「！？」クルッ

ピカチュウ「はぁはぁ……勝手に殺すな……あまりにもきついから、休んでた……だけだ」

ニャース(マ、マジかニャ……なんで生きていられるのニャ……内蔵破裂、多量出血でとても生きてられるはずないニャ……ま、まさかこいつ……)

ピカチュウ「俺には、まだまだ……足りないもの、ばかりだった……たったこれだけ、これだけで……こんなにも差が開くんだって……ありがとなニャース……教えてくれてよ」

ニャース「なっ……ピカチュウ！休むニャ！もうこれ以上受けたら、お前は死……」

ピカチュウ「これで死ぬんだったら、俺は所詮その程度だったってことだよ」

ニャース「！！」

ピカチュウ「さぁ、次……」

ニャース「次は……俺と戦うことだ」

ピカチュウ「！」

ニャース「お前の覚悟、気に入った！ならば、俺もお前の覚悟に応える」

ピカチュウ「……」

ニャース「こいピカチュウ！お前の本当の力を見せてみろ！！」

ピカチュウ「……うおおおおおおおおおおおお！！」ﾊﾞｯ

ニャース「がはっ……」バタッ

ピカチュウ「ゼェ……ゼェ……勝ったぞ」バタッ

ニャース「お前、よくこの体で戦ったニャ」

ピカチュウ「そりゃお前……弱いからだろ」

ニャース「ニャ……ニャんだと！？」

ピカチュウ「何が、俺と戦うことだ、だ？かっこつけんじゃねぇよ馬鹿」

ニャース「馬鹿言う方が馬鹿だニャ！」

ピカチュウ「……ありがとな」

ニャース「ニャ？」

ピカチュウ「俺、まだまだだけど、自分が調子乗ってたってことに気づけた……」

ニャース「……」パラパラ

ピカチュウ「お、おい！何かけてんだ！！」

ニャース「いいから大人しくするニャ」

ピカチュウ「はぁ？……なっ！？体が動くっ！？すげぇ！怪我が1つもない！！」

ニャース「せいなるはいニャ」

ピカチュウ「せいなるはい……？」

ニャース「ピカチュウ、お前は強くなったニャ！今のお前なら、誰にでも勝てるニャ」


ニャース「絶対勝てよ」


ピカチュウ「……ああ」

支援

内臓破裂とかヤバすぎわろたww

よくわからんが名探偵ピカチュウの声で再生されている

ニャースすげえ
支援

サトシ「ピカチュウ！どこにいるんだ！？」

ピカチュウ「サトシ」

サトシ「ピカチュウ！どこに行ってたんだよ！お前、あんな大ケガで外に行く……お前、怪我は？」

ピカチュウ「治った」

サトシ「はぁ！？あれだけの怪我が急に治るわけねぇだろ！」

ピカチュウ「治ったって言ったら治ったんだよ！」

サトシ「……」

ピカチュウ「悪かったな、お前の気持ちを理解してやれなくて」

サトシ「ピカチュウ？」

ピカチュウ「俺、全然だったんだな……ようやく気づけた」

サトシ「ピカチュウ……」

ピカチュウ「サトシ、勝つぞ」

サトシ「……おう！」

「……来たか」

サトシピカチュウ「ああ」

「この前に戦ったとき、お前は俺の体に触れることすらできない、その圧倒的な実力を体験したはずだ……なのに、何故また挑む？」

サトシピカチュウ「お前に勝てるからだ」

「……ほぉ、確かに……あのときやったときより、お前の目が澄んでいる」

「いいだろう、お前のその目は再戦するのに相応しい……こい！お前の力を見せてみろ！！」

サトシ「行くぞピカチュウ！お前の本当の力を見せつけてやれ！！」

ピカチュウ「おう！」
　


サトシピカチュウ「うおおおおおおおおおおおお！！」
アンパンマン「うおおおおおおおおおおおお！！」



新八「ちょっと待てぇぇぇえええええええ！！」

銀さん「あ、何がだよ？」

神楽「いちいちうるさいネ、何アルか」

新八「いや、可笑しいでしょう！このシーン、誰もがマチスとライチュウのときのことだと想像してたでしょう！なんでアンパンマンが出てくるんですか！！」

銀さん「新八、お前アンパンマン馬鹿にしてんじゃねぇよ　アンパンマンはな、唯一昔からポケモンと切磋琢磨していてな、お互いを親友でありライバルでもある関係なんだよ」

新八「そんな設定初めて聞いたよ！デタラメ言ってんじゃないよ！！それに急にアンパンマン出てきたら、視聴者の方々が急な展開でついていけなくなるでしょうが！！」

神楽「いちいち細かい男アルね、そんなんだからいつまで経っても時代の流行についていけてないダメガネなんアルよ」

新八「僕のメガネのことと流行は関係ないだろぉぉぉおおおおおお！！」

銀さん「分かった分かった、こういう展開だったら、お前納得すんだろ？」

神楽「こっちを見るアルね」

新八「え？これ、銀さんたちが作ったの？銀さんたちが監督してんの？」

！？

突然の銀魂で草

予想の斜め上で草

えぇ…

銀魂ならありえーるwww

アンパンマンと新八の畳み掛ける衝撃

脳内で新八だけフルボイスなんだが

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続く？

「……来たか」

サトシピカチュウ「ああ」

「この前に戦ったとき、お前は俺の体に触れることすらできない、その圧倒的な実力を体験したはずだ……なのに、何故また挑む？」

サトシピカチュウ「お前に勝てるからだ」

「……ほぉ、確かに……あのときやったときより、お前の目が澄んでいる」

「いいだろう、お前のその目は再戦するのに相応しい……こい！お前の力を見せてみろ！！」

サトシ「行くぞピカチュウ！お前の本当の力を見せつけてやれ！！」

ピカチュウ「おう！」
　


サトシピカチュウ「うおおおおおおおおおおおお！！」
カレーパンマン「カレーはいかがああああああああああ！！」



新八「大して変わってないだろぉぉぉおおおおおおお！！」


新八「もういいよアンパンマンネタはっ！アンパンマンがカレーパンマンに代わっただけじゃないか！！」

銀さん「馬鹿やろぉ、カレーはいかがって尋ねている当たり、カレーパンマンは家計に苦しんでいるんだよ、必死なんだよ」

新八「知らないよカレーパンマンのお財布のことはっ！なんでそこで稼ごうとしているんだよ！！」

神楽「戦いの最中にカレーを出すと仲直りできるって聞いたアル」

新八「なるわけないだろっ！緊迫した状況でカレー渡されて、仲良くカレーなんか食べるかっ！！」

前半の涙返せｗｗｗ

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ニャースの口調でシリアス感出てたからスゲー戦いすんのかと思ったら…w無理だったwww

これはいい釣りスレ
草支援

唐突の銀魂に草
支援

銀魂は草過ぎるwww

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ｾﾞｪ…ｾﾞｪ…でエースが思い浮かんだ俺は敗北者

何…だと…？

この不意打ちはずるい

えぇ…

いやぁこういう釣りスレは新しいな
なんなら最後まで見たいわ

支援

続きはジャンプGIGAで