【SS】リーリエ「一体どうすれば巨乳に……」スイレン「………」

スイレン「！」ﾋﾟｺｰﾝ

スイレン「……」ﾆﾔﾘ

スイレン「私に任せて！」

リーリエ「……………」ｼﾞｰ

スイレン「？」ﾂﾙﾍﾟﾀｰ

リーリエ「あの……お気持ちは嬉しいのですが………無理そうなので遠慮しておきます……」

スイレン「まぁまぁ、騙されたと思って」

リーリエ「はぁ…」

スイレン「リーリエ、胸って何で大きいか知ってる？」

リーリエ「脂肪ですよね？」

スイレン「そう、マオちゃん全体的にムチムチ。でもリーリエガリガリ」

リーリエ「ガリガリは言い過ぎでは……」

スイレン「つまりおっぱいおっきくするなら『太る→胸以外痩せる→ボイン』」

リーリエ「…………まぁ一理ありますね…多分…」

スイレン「だからまず太ろう！」

リーリエ「はい！」

リーリエ「とはいえどう太れば……」

スイレン「プロに聞こう」

リーリエ「プロ？」

スイレン「うん、太るプロ」



スイレン「マーマネ！リーリエが質問あるんだって！」

マーマネ「え、何？」

リーリエ「あ、あの…！マーマネ…！」

マーマネ「どうしたの？僕にできることがあるなら何でも言って」

リーリエ「ど、どうしたらそんなに太れるんですか！？」

マーマネ「え」

マーマネ（なんでいきなり罵倒されてるの僕……）

ルザミーネの絶壁を見て絶望しよう！

スイレン「かくかくシキジカ…」

マーマネ「あぁそういうこと……。よかった……てっきりいじめられてるのかと……」

リーリエ「そんなわけないじゃないですか」

スイレン「そうだよ」

マーマネ「僕は休みの日におやつのマラサダをたっぷり食べて発明やお昼寝や寝っ転がってテレビ見てるかな」

リーリエ「なるほど……」ﾒﾓﾒﾓ

マーマネ「あと物を取るのにマジックハンドやドローンを使ってるよ」

リーリエ「マジックハンドですか……」

スイレン「太るわけだ」

マーマネ「今は太る為の話をしてるんだからいいでしょ！」

スイレン「あ、そっか」

数分後
リーリエ「マラサダには砂糖たっぷりっと……」ﾒﾓﾒﾓ

マーマネ「…………っとまぁそんな感じかな」

リーリエ「ありがとうございました！先生！」

マーマネ「せ、先生なんて恥ずかしいな///」

スイレン「デブ先生！」

マーマネ「間違ってないけど止めて」

リーリエ「わたくし！しっかり太ってみせます！」

スイレン「頑張れリーリエ！」

マーマネ「僕も応援するよ！」

1ヶ月後
デップリーリエ「アローラ！マオ、スイレン」ﾑﾁﾑﾁｯ

マオ「 ア、アローラ…リーリエ…」

スイレン「アローラ！」

マオ「あのさ…リーリエちょっと……というかかなり太ってない…？」ﾋｿﾋｿ

スイレン「気のせい」ﾋｿﾋｿ

デップリーリエ「？」ﾑﾁｯ

デップリーリエ「スイレン！マーマネ！先月と比べてバストが20cm増えました！」ﾑﾁﾑﾁ

スイレン「おー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

マーマネ「凄いよリーリエ！」ﾊﾟﾁﾊﾟ ﾁ

デップリーリエ「あとは痩せるだけですね」ﾑﾁｯ

マーマネ「ランニングマシーンの準備はしておいたよ」

デップリーリエ「……あの……自動でお腹を震えさせる道具とかないですか？ 動くの面倒なので……」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

スイレン「…………」

デップリーリエ「マーマネ、お願いしま」

スイレン「……」ﾊﾞﾁﾝｯ ﾊﾞﾁﾝｯ

デップリーリエ「いたっ…！に、二度もぶつなんて……わたくし母様にもぶたれたことないのに！！」

スイレン「甘えちゃダメ。しっかり運動して痩せないと意味ない。すぐリバウンドする」

デップリーリエ「そんな……」

スイレン「それに……運動苦手なのも治したいんじゃなかったの？」

デップリーリエ「うっ……確かにそうですね……」

デップリーリエ「やります！がんばリーリエです！」

スイレン・マーマネ「おぉ〜！」

数週間後
マーマネ「もうすぐ5kmだよ！」

スイレン「しっかり走って！！」

デップリーリエ「は……はい……！」ｾﾞｪｾﾞｪ

デップリーリエ「……終…了……」ﾄﾞﾃｯ

スイレン「よし、しばらく休憩したらスクワットいくよ」

デップリーリエ「わかりました……！」



更に数週間後
カキ「幸せ卵貰って来たぞ。何に使うんだ？」

マーマネ「ありがとうカキ！」ﾊﾟｶｯ ﾊﾟｶｯ

スイレン「ほら飲んで」

ムッチリーリエ「はい…！」ｺﾞｸｺﾞｸ

ムッチリーリエ「うぇっ………」

カキ「お、おい！生は流石に……」

スイレン「筋肉つけるなら生卵は必須。ボクサー映画で見た」

カキ「そうなのか？」

スイレン「あとプロテインも飲んで」

ムッチリーリエ「わかりました……」

ガリガリーリエになりそう

更に数ヶ月後
〈シュシュッ〉
スッキリーリエ「……」

サトシ「おわっ！」

カキ「おいサトシしっかりしろ！！」

スイレン「いいよ！その調子！！もっと攻めて！」

スッキリーリエ「はい！」ﾎﾞｺﾞｯ

サトシ「うっ…！」ﾊﾞﾀｯ

マーマネ「1！2！3！4！……」

カキ「立て！立つんだサトシ！！」

マオ「なんでボクシングやってるの？」

更に数ヶ月後
筋肉リューリュエ「スイレン！バストがおっきくなりました！！」

スイレン「さ、さっそくだけど触っていい？///」ﾊｧﾊｧ

筋肉リューリュエ「はい！どうぞ揉んで下さい！」

スイレン「じゃ、じゃあさっそく……///」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

スイレン「最っ高……♡」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

筋肉リューリュエ「もう、そんなにおっぱい触って……赤ちゃんみたいですよ？」

スイレン（数ヶ月かけて育てた甲斐があった……///）ﾊｧﾊｧ



マオ「ねぇ、あれって脂肪じゃなくて胸筋じゃない？」

マーマネ「うん……そだね……ごめん……」


━━終わり━━

筋肉リューリュエ言いたかっただけ

乙

これはお得意の百合ってことでいいのか…？