【ポケダンss】虹とグルメと君の顔:ポケモンBBS(掲示板) 【ポケダンss】虹とグルメと君の顔:ポケモンBBS

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【ポケダンss】虹とグルメと君の顔

 ▼ 1 nyanyanya222 18/10/04 20:59:51 ID:1bE6ECjE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜前章〜

 はるか昔、空と海、そして大地が一点で交わる場所に、虹の架け橋があった。その橋はある浮島へと延びていた。そこに一匹の旅人が訪れて、虹の宝玉を時空の祭壇から奪い取ってしまった。

 虹の宝玉は時間と空間を制御する宝玉であり、宝玉を取ったことによって各地の空間と時間が歪んだ。その結果、各地で迷宮と呼ばれるものができた。その迷宮は、現実世界との時間軸が異なり、朝に迷宮に入ると、約1時間ばかしの時間で現実世界は夕方になってしまうものもあれば、5時間ぐらいその迷宮にいて戻ってきても、まだ30分ぐらいしか現実の時間が経ってないところもある。さらに、もう一度迷宮に入ると、地形などが変わってしまう。

 これらのことから、昔の先祖は『不思議の迷宮』と呼んだ。

 空間や時空の乱れにより、体や精神がやられたポケモンは凶暴化し、村や町を襲った。
それらの暴走を止めるために、または迷宮攻略のために、ある職業が作られた。それは…

「探検家」

 探検家に合わせて、ギルドも作られた。そして、あるギルドから二匹が名をあげた。そのポケモンは七色に輝くトライアングルを持っており、たちまちその音色を鳴らすと、不思議と暴走した獣人たちを落ち着かせることが出来た。そして悪党から虹の宝玉を取り返し、時空の祭壇へと戻すことに成功した。次第に迷宮の活性化が止まり、暴走したポケモンたちも落ち着き初め、世界に平和が訪れた。世界を救った救世主として、二匹は永遠に称えられることとなった。

 だが、そんな美しい世界を割こうとしている影が現れているのをまだ、だれも知らない…
 ▼ 2 nyanyanya222 18/10/05 15:59:26 ID:qcAs4kOY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜Episode 1〜 始まり

 広いこの大陸には、沢山のポケモンが存在している。
たくさんの種類が暮らしており、共に助け合い、時に対立し、また共存し合っていく、そんな循環がこれから先、永遠に続くのではないかと思われていた。そんな世の中で、あるひとつの村から物語は始まる…



 平和に暮らしている森に、一件の家があった。そこには、私を含めた二匹が暮らしていた。イーブイの私と、グレイシアのアイスだ。

「行ってきま〜す」

「行ってらっしゃ〜い!沢山採ってきてね〜。」

 私は頷き、木の実を採るのに適したカゴをもち、玄関の扉を開ける。

太陽が真上にあるこの時間帯はいい風が吹いている。

「うぅ… あつい…」

季節は夏。この大陸には四季というものが存在する。春、夏、秋、冬… おもに4つに分けられ、その時にしかならない木の実や咲かない花などがある。

 私はこの辺では珍しい垂れ耳を揺らし、森の中へスキップしながら出掛けていった。

 少しすると、いつもの所へやって来た。色んな種類の木の実がなっていて、比較的背の低い木が多いため人気の場所だ。

 私はかごに木の実を入れていく。

コショコショ

ん…?小さな声が聞こえる。近くにいた二匹の視線を感じる。

「(ねぇ、あの白いの… シロよね?)」

「(えぇ、そうね。それにしても気色悪い。)」

「(あの耳と色のせいで近くにいると呪われるって聞いたわよ。)」

「(あら!そうなの!早くどっかに行ってもらえないかしら…?)」

「……」

 もう… いやだな。みんなして、私をこの森から追い出そうとしてるんだ…。別になにもしてないのに…。
 ▼ 3 nyanyanya222 18/10/05 17:42:09 ID:qcAs4kOY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 私はその場所を後にし、別の木を探した。でも、どこの木にも必ず他のポケモンがいて近寄ることが出来なかった。唯一、木の実が沢山なっているところから離れた所に一本の木があった。無言で、重い木の実をカゴに詰め込んでいく。

「けっこう取れて良かった。あとは帰るだけ…… ん?」

 視線の先には一軒の建物があった。建物の周囲は柵で覆われており、外見はすこしみすぼらしく、まるでキャンプのテントのみたいだ。

「なんだろ… あの建物…?」

 ボソッとつぶやくと、それに答えるように風が吹き、木が揺れる。なんだか寒くなってきた…

「…」

私は誰もいない所に向かって話した。
 ▼ 4 nyanyanya222 18/10/05 17:43:56 ID:qcAs4kOY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ただいま〜」

 玄関の扉を開けると、お姉ちゃんがお出迎えしてくれた。

アイス「おかえり〜、けっこう採ったね。…いっせーの、それっ!」

 かなり木の実が入っているカゴを勢いをつけて持ち上げる。満足げな様子だ。あれ、でもこの前、腰を痛めたんじゃなかったっけ…

「ねぇ、お姉ちゃん。」

んー? とあまり興味がなさげに言う。

「腰大丈夫なの?」

「へーきへーき!だってお姉ちゃんだもん…あっ…!」

……ほら〜、やっぱり。めっちゃ笑顔で倒れてったよ。木の実もぶちまけちゃって…

「あいててて…」

「無理しないでよ。まだ治りかけなんだから。」

「そうだね… ごめんね。」

「ほら、立って立って!集めるの手伝うからさ。」

「……ありがと!さすが、私の妹っ!」

と言って手を私の頭に置く。

 私はただ笑うだけだった。
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