【スワップSS】迷いの森にて:ポケモンBBS(掲示板) 【スワップSS】迷いの森にて:ポケモンBBS

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【スワップSS】迷いの森にて

 ▼ 1 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/10/20 11:16:19 ID:wdkMiAnk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ザッザッザッザッ

男「ハア、ハア……」

男「……?ここさっき通った……か?」

男「ああちくしょう!まただ!」ドサッ

男「こんなんで見つかんのかね……ポケモンの村……」

スリーパー「知るかさっさと歩けや」

男「おっ…俺だって一生懸命歩いてんだよ!そんな言い方はないでしょーが!」

スリーパー「それに付き合わされる俺の身にもなれ」

男「俺別に付いてきてなんて言ってねーからな!?お前一人は危ないから一緒に行くなんて言ったのは誰だったかなァ!?」

ギャーギャー



???「…………」
 ▼ 2 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/10/20 11:16:54 ID:wdkMiAnk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ▼ 3 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/10/20 14:17:08 ID:E38sAHkk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
続きは別の人が書くことになります
 ▼ 4 JKKWLseGjM 18/10/24 21:21:54 ID:C9FoKSB6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
続きを書かせていただくことになったものです

上手にかけるかどうかわかりませんがよろしくお願いします
 ▼ 5 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/10/24 21:25:33 ID:4yh6Meho NGネーム登録 NGID登録 報告
頑張ってください!
 ▼ 6 JKKWLseGjM 18/10/24 23:28:26 ID:C9FoKSB6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ウフフ…」

「こんなところに来るなんて命知らずね…」

迷いの森の木陰。迷い込んだ人間とポケモンに対して物珍しそうにくすくすと笑う声。

???「からかってあげましょ」

ある1匹が決意したように呟くと“あやしいひかり”を放ち2人に幻影を見せた。
 ▼ 7 スモウム@ポイントアップ 18/10/25 15:07:08 ID:1PRsXDOs NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 8 JKKWLseGjM 18/10/26 17:37:47 ID:HxAQnudg NGネーム登録 NGID登録 報告
男とスリーパーの目の前に広がるのは繰り返された森の光景の木々ではなく…
美しい桃源郷のような光景だった。
白百合が咲き乱れ、蔦が生きているかのように木々にまとわりつき円舞曲を踊る。
そして彼らの前に持て成す様踊るのは…

ドレディアだ。桃色の花弁が彼女と共に舞っている。

“はなびらのまい”と彼女の優雅な舞
最高のエンターテインメントだ


男「綺麗だ……」

彼はうっとりとした表情でそれを見つめている。後ろから近づく気配にも気が付かず。
そしてまた、スリーパー自身も。
彼等の根元に草が生えてまるで意思を持っているかのように動いている。
サワサワと音を立て足に草が絡みつく

男「?!」

気がついた時は腰にまで草が巻きついていた。勿論、スリーパーにも。
この怪奇現象のお陰で幻惑から目が覚め、再び繰り返された森の木々に戻る。

スリーパー「何だこの草は!?」
彼は困惑しつつ頭をフル回転させて自らの高い知能を炎として具現化し握り拳に纏わせてまとわりつく草を殴る。
そしてその勢いのまま主に纏わりつく草も殴り焼く。

男「悪いな」

スリーパー「…いいってことよ」
 ▼ 9 JKKWLseGjM 18/10/27 22:24:35 ID:JIzoVNG6 NGネーム登録 NGID登録 報告
草は“ほのおのパンチ”によりメラメラと音を立てて灰になった。

男「なんだったんだ今の…」

???「あーあ、ざんねん、しっぱい、か」

後ろから幼い少年のような声が聞こえた。2人が振り向くとそこにはボクレーがいた。

ボクレー「せっかく“くさののろい”でぼくと仲間になれたと思ったのに」

ボクレーは無邪気な子供のように言い放つ。

スリーパー「一体なんのつもりでこんなことをっ…!」

ボクレー「決まってるじゃないか、ぼくは仲間が欲しいんだよ。本当の仲間はドリョクチとか言うのでみんな、いじめられて出てこれなくなったから」

トレーナーにとっては耳の痛い発言である。実際彼も努力値のために野生ポケモンを倒していた1人だからだ

男「悪いな、ガキの頃は金なくてドリンクとかアイテム買えなくてよ…」

スリーパー「そういうの使えるようになったのは大人になってからだった、長かったな」

独り立ちして働き始め経済基盤が安定し始めた頃に漸くアイテムに頼ることができるようになった。
レベル上げだけは実戦に頼ったが。
 ▼ 10 JKKWLseGjM 18/10/28 17:53:15 ID:7oVArDI6 NGネーム登録 NGID登録 報告
???「騒がしいですね…」

バサバサと何者かが翔く音が聞こえる。羽音の方向へ視線をむけると──

ジュナイパー「私の同胞が何かご迷惑を?」

男「迷惑も何も危うくくさタイプにされそうになったんだ俺もスリーパーも」

そうだそうだ、と囃し立てるようスリーパーも同意する。

ジュナイパー「それは申し訳ないことをしました、ほら、謝りなさい……あとそこにいるあなたも」

二人からは死角となる木々の僅かな隙間を睨みつけ隠れている何者かに出てくるように促した。
 ▼ 11 ラカッチ@きのはこ 18/10/28 19:09:20 ID:DO0cBiyA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 13 JKKWLseGjM 18/10/29 12:55:12 ID:/Mf.G2TA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ムウマ「ジュナイパー…」

グギギと忌々しげな表情を浮かべるムウマ。

ジュナイパー「また誰か唆して、イタズラしてたんですか?」

ムウマ「失礼ね!私だってたまには自分で悪戯する時もあるの!だって人間の驚いた表情はおもしろいじゃない!ボクレーも乗り気だったもの!」

ボクレー「ぼくはあの二人を仲間にすれば寂しくないって言われたから…」

ジュナイパー「やれやれ…」

2人から大まかな事情を聞くと頭の中で組み立ててひとつの結論にたどり着く。

ジュナイパー「主犯はムウマ、あなたはただ彼女に従った仲間が欲しいが故に」

ジュナイパー「けれど、許されることではないですよ」

ボクレー「ごめんなさい…」

ジュナイパー「私ではなくあの御二方に謝罪をなさい……ムウマ、逃げても無駄ですよ」

すすす、と逃げようとするムウマに羽矢で影に沿うように射止める。
 ▼ 14 JKKWLseGjM 18/10/29 18:32:51 ID:PyLwzgFE NGネーム登録 NGID登録 報告
ムウマ「分かったわよ…」

影縫いをされては逃げることもままならない。彼女は仕方なく2人に向き直り謝罪をしたかのように思えたが続けて反省の色は無いかのような発言をする。

ムウマ「ごめんなさいね、誑かすような真似して。でも人間をからかうのは私のライフワーk…」

ジュナイパー「また、お 仕 置 き されたいですか」

ムウマ「…冗談にムキにならないでよ」

このやり取りで力関係が読み取れる。ムウマは渋々従いぺこりと頭を下げた。

ボクレー「ごめんなさい…お兄さん、スリーパーさん」

男「今回は許すけどあんまりこういうことやりすぎると痛い目見るぞ」

スリーパー「……」

男「どうしたスリーパー?」

スリーパー「ここ“迷いの森”だろ、なんでアローラのジュナイパーとムウマがここに居るんだ?ボクレーは多分表に出てこれないか出ないだけでいるのは確かだろうけど」

ムウマ「ああ、それはね私たち…」

ジュナイパー「モクローだった頃眠り薬を打たれてカバンに押し込められて運ばれてきたんですよ、私を欲した主は乱暴だったので命からがら逃げ出してきました」

ムウマ「私はジュナイパーより後にここに、サングラスの人達に連れてこられてね」

男「密輸か…最近カロスも治安が悪くなってきてるからな」

はぁ、と心当たりがあるのか溜息を吐く

ジュナイパー「1度は死を覚悟しましたが先代の長のオーロットさんに助けて頂いたお陰で何とか今日まで生きてこられました」

ジュナイパー「もう、亡くなってしまいましたが彼には感謝しています」
 ▼ 15 トツキ@もりのヨウカン 18/10/31 01:06:31 ID:34cYy4nM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 16 JKKWLseGjM 18/10/31 15:31:26 ID:HRXAgRFc [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
男「大変だったんだな」

ジュナイパー「今はこうして明るくできてますがね、ああ、ところであなた方は何故ここに?」

スリーパー「“ポケモンの村”ってところに行きたいんだが何度も同じ場所に戻されてしまって」

ジュナイパー「ここは時空の歪みとムウマのイタズラのおかげで何度も人間が来ては逃げ出しているんですよ」

男「それはどんな…?」

ムウマ「後ろから髪の毛を引っ張ったりマトマの実をモモンの実に見えるようにしてから食べさせたりしてね」

スリーパー「無邪気故の残酷だな」

ボクレー「ムウマちゃんは人間を驚かすのが大好きだから最初は人の泣き叫ぶ声を真似して驚かせてたんだけど段々物足りなくなったみたい…そのお陰で怖がって寄り付かなくなったからお兄さん達が来たのは珍しいし仲間を増やせるだろうって…」

ボクレー「……でも子供も来なくなった、ぼくは子供たちとなら仲良くなれると思ったのに」

ムウマ「…そんな目で見ないでよ心が痛むわ」

ジュナイパー「あなたにも辛うじて良心があるのが救いでしょうか」

ムウマ「ムカつく…」

ジュナイパーの呆れながらも見守るような目線が癪に障るのか理不尽に罵声を吐いた。
 ▼ 17 JKKWLseGjM 18/10/31 15:32:09 ID:HRXAgRFc [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
彼らの道案内のおかげで無事、“ポケモンの村”に到着した

男「ありがとな、3人とも」
男は軽く頭を下げて感謝の意を表する。

ジュナイパー「いいえ、こちらこそ。お気をつけて」

ジュナイパーは2人の姿が見えなくなるまで見送り、一礼をすれば帰りますよ、とボクレーとムウマを促した。
 ▼ 18 JKKWLseGjM 18/10/31 15:36:48 ID:HRXAgRFc [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
─ポケモンの村─

男「っしゃ!メタモンゲット!」

スリーパー「育成とやらに使うのか?」

男「いや、理想の彼女に変身してもらう」キリッ

スリーパー「人間としての道を踏み外すなクソ主」

男「お前に蔑まれたら終わりだ」

スリーパー「終わってしまえ」

男「彼女いない歴=年齢の俺に人間の嫁なんて出来るか…」

スリーパー「メタモンに対して申し訳ないと思わないのか」

男「シンオウ神話だとポケモンと人間は結婚してたし…」

スリーパー「それは昔の話だ、人間は人間同士で結婚した方がいい」

男「あんまりだ…」



然し男は知らなかった。
ある女性と出会い、“夫”になり“父親”にもなる事を──
 ▼ 19 JKKWLseGjM 18/10/31 15:38:18 ID:HRXAgRFc [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
男「……ということが昔あったんだよ」

あれから数十年。
男はある女性と結婚し1男1女の父となり我が子たちに自分の若かりし頃の昔話を聞かせていた。


───完───
 ▼ 20 闇のシャンデラ◆JKKWLseGjM 18/10/31 15:43:47 ID:HRXAgRFc [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルカリオにだけは当たりたくないと思っていたのでこの作品に当たったことに関しては本当に感謝しています。
XYは未プレイだったため生息ポケモンのミスをしてしまい
強引に理由付けをしてしまったのが手痛いミスであります…

テトラポットさん素敵な1レスを、そして、挿絵をありがとうございます。

コテは今し方考えたばかりです悪しからず
 ▼ 21 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/10/31 21:29:06 ID:34cYy4nM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
スリーパーと男の喧嘩するけど本当は仲いいみたいな空気感をきちんと拾って表現してくれて嬉しかったです
途中で出てくるゴーストポケモン達もキャラが立っていて面白かった、乙!

……しかし自分はなんでスリーパーなんて出したんだろうな(自問自答)
 ▼ 22 闇のシャンデラ◆JKKWLseGjM 18/10/31 21:39:57 ID:wv62BrOo NGネーム登録 NGID登録 報告
>>21
アアア、喜んでくれてよかったァァ(感涙)
ムウマの性格は図鑑の説明から着想を得ましたよ可愛いよなこの子(愛着湧いた)
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