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ポケットモンスターXY ULTIMATE CHAMPION Border:3 answer

 ▼ 1 15/04/29 13:41:20 ID:jHCMSPmU [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
<playback>
Border:1
カロス地方の新たなチャンピオンの少年「リュウト」
彼の裏の顔は、ミアレシティの探偵事務所ハンサムハウスの探偵
ある日、リュウトはカロス鉄道の社員を名乗る男から「終の洞窟の怪物」の撃退を依頼される。
時を同じくして、ホウエン地方の新たなチャンピオンとなった少年「ホマレ」
彼は父のオダマキ博士の調査に同行してカロスに訪れていた。
そして・・・レンリタウンでリュウトとホマレは出会い、互いの正体を知らないまま終の洞窟を調査する事になる。
ホマレに接触するゴニョニョを連れた謎の少女・・・
やがて二人は、終の洞窟の怪物「ジガルデ」と対峙する
そして、ホマレはジガルデを捕獲し、リュウトはジガルデに囚われていた人々を救出する。
全ては終わったと思われたが・・・

事件の裏に暗躍していた四天王「パキラ」

リュウトは、事件の裏に隠された陰謀に気づくのだった
 ▼ 2 15/04/29 13:51:13 ID:jHCMSPmU [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
Border:2
終の洞窟でホマレと対面した少女
彼女の正体は流星の民「ヒガナ」だった
デボンコーポレーションを狙ったテロを次々に行うヒガナ
そんなヒガナに対抗する為に、ホマレと元チャンピオンの「ダイゴ」、そして四天王達は行動を起こす。
そんな中、ホマレはヒガナから地球に巨大な小惑星が接近していること、メガレックウザの力を利用して小惑星を破壊する事が目的だと告げられる。
ヒガナの目的には共感する物の手段を選ばないそのやり方を否定するホマレは、空の柱にてヒガナと激突!
メガバシャーモと共に、ヒガナのメガボーマンダを倒すことに成功する。
レックウザを召還すらヒガナ
しかし、レックウザはメガシンカする力を失っていた・・・
デボンが小惑星をパラレルワールドに転送した事で、その世界に住む親友「シガナ」を失っていたヒガナは失意の底に落ちる
しかし、ホマレのジガルデがレックウザにメガシンカの力を与えた事で、ヒガナはレックウザをメガシンカさせる事に成功する
ホマレはメガレックウザと共に小惑星を破壊
罪を償う為に自首しようとするヒガナの前に、本来は死ぬ運命にあったシガナが現れるのだった・・・

そして・・・
 ▼ 3 15/04/29 13:52:53 ID:jHCMSPmU [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
カロス地方

リュウトはある施設にゲンガーと共に浸入していた。
1ヶ月前のホウエン地方で発生した超古代ポケモンの事件で暗躍したフラダリラボ
そのラボを運営しているフレア財団の施設だ。
パキラの事を調べる中、リュウトはある事実にたどり着いた

リュウト「これは!」
施設の中でリュウトが見たもの
それは、鬼火で焼かれた研究員達の姿だった!

リュウト「・・・あそこか!ゲンガー、シャドーボール!」
窓の外に燃える青い炎を見たホマレは、ゲンガーにシャドーボールを撃たせる!

しかし、その炎の持ち主はそれを回避する!

リュウト「待て!」
リュウトはそれを追い掛ける

しかし、既にそれは空を飛び、その場から逃走していた

リュウト「・・・あれは、メガリザードンX・・・まさか!!」



そう、これまでの事件は・・・カロス地方を揺るがす陰謀の序章に過ぎなかったのだ
 ▼ 4 ュウツー@ヤタピのみ 15/04/29 13:58:24 ID:oWAyo51I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お、おう
 ▼ 5 ラベベ@きのみぶくろ 15/04/29 13:59:09 ID:S53YNyho NGネーム登録 NGID登録 報告
は?
 ▼ 6 15/04/29 13:59:39 ID:jHCMSPmU [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
12月24日
ミアレシティ

街はクリスマスムードに包まれている。
リュウト「・・・・」
そんな街を、リュウトはプリズムタワーから見下ろしている。

マチエール(リュウ、聞こえてる?)
インカムからマチエールの声が聞こえる。
リュウト「聞こえてるよ」
マチエール(こちらはまだ異常無し。保護対象も無事よ)
リュウト「このまま、何も無いと良いんだけどね。早くクリスマスパーティしたいし」
マチエール(それは仕事が終わってからって言ってるでしょ?)

リュウト「解ってるって!これから移動する」
そう言うと、リュウトは持っているバイク用のヘルメットを被り、プリズムタワーから飛び降りる!
そして、モンスターボールからリザードンを出し、リザードンに乗って夜のミアレシティを飛翔する
 ▼ 7 15/04/29 14:08:01 ID:jHCMSPmU [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
グランドホテルシュールリッシュ

このホテルでは、カロス地方の著名人を正体してクリスマスパーティが行われている。
マチエールは、このホテルの従業員に変装してパーティに忍び込んでいた。

そんなホテルの屋上に、リュウトのリザードンは降り立つ。
リュウト「ありがとう、リザードン」
そう言うと、リュウトはリザードンをモンスターボールに戻す。
リュウト「さてと・・・・どう出るか!」

クリスマスパーティは何事もなく行われている。
マチエールは、ホテルの従業員としてパーティの給仕を行っている。

そんな時・・・
?(全員動くな!!)
突然、男の叫び声が会場に響く
スピアーを引き連れた男の手にはマシンガンが握られている。
そんな男の出現に、パーティ会場はパニックに陥る。

マチエール「リュウ、クロケアさん!今よ!」
マチエールは手にしている小型マイクに向かって言う。
 ▼ 8 15/04/29 14:15:37 ID:jHCMSPmU [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエールの声と共に、パーティ会場の証明が消える

マシンガンを持った男「なんだ!!」

リュウト「クロケアさん・・・ナイスタイミング!」
ヘルメットを被ったリュウトはそう呟くと、扉を破って会場の中へと入る!
そして、料理が並んだテーブルを渡りながら男に近づく!

男はパニックになり、マシンガンを乱射しようとする。
男のスピアー達も同じだ

リュウト「!」
そんな男に対して、リュウトは回し蹴りを食らわせる!
それと同時に、モンスターボールからデンリュウを出し、スピアー達に10万ボルトを放つ!
倒れる男とスピアー達・・・

僅か一瞬の内にリュウトはデンリュウをモンスターボールに戻し、素早く会場から出ていく



やがて、証明が回復する
参加者のマダム「まぁ!」
明かりがつくと皆、会場の真ん中で男とスピアー達が倒れている事に気づく
 ▼ 9 15/04/29 14:20:54 ID:jHCMSPmU [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
暫くして、現場に駆けつけたジュンサーさん達によって男は逮捕された。


リュウト「・・・・」
リュウトはホテルの屋上から、男が連行されるのを見ていた。
そこに、インカムに通信が入る

マチエール(リュウ、お疲れ様。ミッションコンプリートよ)
リュウト「了解」
そう応えると、リュウトはヘルメットを脱ぐ。
リュウト「ふぃ〜」




昨日の事だった
ハンサムハウスにある依頼が入った
それはカロス地方の地方議員からの依頼で、今日のクリスマスパーティに脅迫状が届いたので、襲撃犯が現れた時には殲滅して欲しい・・・・と云う内容だった。
 ▼ 10 15/04/29 14:27:41 ID:jHCMSPmU [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
現場が落ち着いてから、リュウトはハンサムハウスに戻った。

リュウト「って、何先に食べてるの?!!」
ハンサムハウスに入るなり、リュウトは叫んだ。
ハンサムハウスでは、所長のマチエールとバシャーモ仮面として街のパトロールを担当しているリモーネ、カロス地方のネットワーク研究家であるクロケアがリュウトを待たずにクリスマスパーティを行っていたからだ。

クロケア「何って・・・先に食べておかないと、お前が全部一人で平らげてちまうだろ?」
フライドチキンを食べながらクロケアが言う。
マチエール「リュウの大食いっぷりは凄まじいから」
もこお「ニャンニャン!」

リュウト「・・・・事件解決したってのにさ」
リュウトは膨れながらフライドチキンに手を伸ばす
リモーネ「まぁ、そう膨れるなって」
リュウト「はあ〜い」
そう言うと、リュウトは徐に料理を食べ出す。
 ▼ 11 15/04/29 14:33:14 ID:jHCMSPmU [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
クロケア「そう言えばだけど、先月の製薬会社の事件、どうなった訳?」
クロケアがリュウトに尋ねる。
リュウト「あぁ・・・あの事件ね」

1ヶ月前、リュウトはフレア財団が経営している製薬会社へ潜入を試みていた。
四天王のパキラの事を調べていた過程で、彼女が昔その製薬会社に勤めていた事を知ったからだった。
そこでリュウトが見たのは、ポケモンの鬼火で殺害された研究員達の姿だった・・・

リモーネ「確か犯人って・・・・」
リュウト「黒いメガリザードン・・・・メガリザードンXを使っていた」
マチエール「・・・・リュウが思った通り、かなり厄介そうね」
リュウト「うん・・・」
神妙な顔つきで、リュウトは料理を食べる。
 ▼ 12 ロエッタ@しんかいのウロコ 15/04/29 15:39:47 ID:ldUi95yI NGネーム登録 NGID登録 報告
2にあった予告読む限り、アランがフレア団になって出てきそう
 ▼ 13 15/04/29 23:41:18 ID:jHCMSPmU [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「そうだ!クロケアさん、ホテルの照明消すの最高のタイミングでしたよ」
ジュースが入ったグラスを手にしてリュウトが言う。
クロケア「当たり前だろ。電気システムと同時に防犯カメラもハッキングしたからな」
先程の事件・・・ホテルの照明が消えたのはクロケアがホテルのコンピューターをハッキングしていたからだった。

リモーネ「にしても、最近は色々と物騒だな。1ヶ月前にはホウエンでテロとかあったし」
マチエール「確かに。リュウが調べている事件の事もあるし・・・」

クロケア「さてと!暗い話しはそれくらいにして、今日は楽しもうぜ!」
場の空気が若干暗くなったのを感じてクロケアは場を盛り上げる。

マチエール「そうね!」





探偵事務所でのクリスマスパーティは午後10時まで続いた。
パーティを終えるとクロケアはコボクタウンのラボへ、リモーネは自宅の家電屋に帰って行った。

そして、リュウトとマチエールは・・・・
リュウト「何で俺まで片付けになるわけ?」
マチエール「文句言わない!リモーネさんとクロケアさんは正式な職員じゃないんだからさ!」
リモーネとクロケアは、飽くまで協力者としてこの探偵事務所に加わっている。
なので、事務所の正社員であるマチエールとリュウトが後片付けにあたっている
 ▼ 14 15/04/29 23:48:12 ID:jHCMSPmU [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「例の件、どこまで掴んでるの?」
1ヶ月前の製薬会社での事件の事を尋ねる。
リュウト「はっきり言って、何も・・・・。何せ、纏めて燃やされたんだからさ」
床に散乱しているクラッカーを拾いながらリュウトは応える。

マチエール「ホント・・・・厄介な事ばっかり」
リュウト「だね」


マチエール「そうだ!」
リュウト「何?」
マチエール「明日暇だったらさ、映画とか観に行かない?」
リュウト「映画?」
マチエール「忘れえぬ記憶って映画」
リュウト「イッシュ地方の新しいチャンピオンが主役のやつ?」
マチエール「そうそう!今までチャンピオンの仕事とかばっかりやってたでしょ?気分転換にどう?」

リュウト「・・・・」
マチエールの言葉に暫く考え込むリュウト
 ▼ 15 15/04/29 23:54:54 ID:jHCMSPmU [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「ごめん、明日は行きたい所があるからさ」
暫く考えた後、リュウトはあっさりと返事をする。

マチエール「そう・・・なら、仕方ないね」
マチエールはそう言うと、リュウトの方に顔を向けずに残念そうな表情を浮かべる。
そして、ポケットに手を入れて、その中に入っている2枚のチケットに触れる・・・・




後片付けが終わった後、リュウトはミアレシティでの自宅にしているホテルに帰って行く。

リュウト「どうするかな・・・・」
誰もいないホテルの部屋に入るなり、リュウトは溜め息をつく
明日はある人物を訪ねようと思っている。
1ヶ月前の製薬会社の事件以来、チャンピオンとしての仕事もあってその事件を訪ねるタイミングがなかった。

確信は持てないが、ある意味・・・・あの人にとって悲惨な事実を伝える事になるかも知れない・・・
 ▼ 16 15/04/30 00:00:27 ID:s4rSmcHY NGネーム登録 NGID登録 報告
あの時に見たメガリザードンX・・・
そして、そのトレーナー・・・

4年前・・・
10歳になりポケモントレーナーとして旅立つ際、ハリボーグと一緒にポケモン図鑑を受け取る為にそこを訪れた。
その時にあった研究員・・・
そしてヒトカゲ・・・

同一人物だとしたらどうして

リュウトは1ヶ月前から続いている心の靄を晴らせずにいた。
どうにもギアが入らない・・・・

だからこそ、「プラターヌポケモン研究所」に行かないといけないのかも知れない
 ▼ 17 オップ@じめんのジュエル 15/04/30 15:29:33 ID:GNMwnt7M NGネーム登録 NGID登録 報告
つまらぬな
 ▼ 18 ルット@バクーダナイト 15/04/30 21:04:30 ID:5B1zZRpY NGネーム登録 NGID登録 報告
アランかな?
 ▼ 19 ゲハント@だいちのプレート 15/04/30 21:14:36 ID:ePLNelnw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わざわざ別のスレ建てる必要性
 ▼ 20 15/05/01 01:04:40 ID:PWvNDMe2 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
深夜・・・
カロスダム湖周辺

?「・・・・!」
3m程あるであろう大男が、赤い服を着た女達に追跡されている。
女の手には拳銃が握られており、グラエナとヘルガーを連れている。

紫の髪の女「もう逃げられないわね」
湖の側に大男を追い詰めた所で女の一人が言う。

大男「・・・・」

緑の髪の女「早くそれを渡したら見逃してあ・げ・る♪」
青い髪の女「嫌って言うなら・・・殺すよ!」
ヘルガー「ヘルガー!」

大男「・・・・」
女達に追い詰められた大男は湖に飛び込む

オレンジの髪の女「あら、逃げた」
青い髪の女「どうするのさ!アレを回収しないと!!」
紫の髪の女「大丈夫よ。あの男は死ねないから。チャンスはあるわ」
 ▼ 21 ュインコン◆44ptF/w.6c 15/05/01 01:14:26 ID:Hu7olRNc NGネーム登録 NGID登録 報告
ついに3になってて草
 ▼ 22 15/05/01 01:18:38 ID:PWvNDMe2 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリラボ

カロス地方のボランティア団体であるフラダリラボ
ラボ代表のフラダリが当主を務める財団法人「フレア財団」が運営しているこの研究所では、2ヶ月前にカナズミシティ沖で発生したゲンシグラードンとゲンシカイオーガ、そしてメガレックウザの戦いの中回収された巨石の解析が続けられている。

研究員から調査報告を受けるフラダリ
フラダリ「ほう。では、これはメガストーンでは無いと?」
フラダリが持つ報告書には巨石がメガストーンとは異なる物質であること、ましてやキーストーンでは無いと記載されている。
研究員「少なくとも・・・成分的には、ヒャッコクシティの日時計と同じです」
フラダリ「そうか・・・。この石を平和の為に使えると思ったのだが・・・」

研究員「それと、終の洞窟で発掘された繭に関してですが、特に利用出来るエネルギー等は・・・」
フラダリ「無いのか?」
研究員「いえ、無いわけではありませんが・・・」
フラダリ「?」
研究員「あの繭に宿るエネルギーは、人やポケモン等の生体エネルギーを破壊する作用がある事が判明しました」
フラダリ「何だと!!イベルタルの力・・・やはり危険か・・・」
 ▼ 23 15/05/01 01:22:41 ID:PWvNDMe2 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
?「あら?代表、あの繭はどうするの?」
フラダリの背後から女の声がする

フラダリ「うむ・・・。破壊の繭は元の場所に戻そう」
?「どういうこと?」
フラダリ「その様な危険な力・・・我々には重すぎる。何より、それを兵器に利用でもされたら大変だ。だから、封印するしか無かろう」
女にそう告げると、フラダリは自分の部屋に戻って行く。


?「全く・・・どこまでも青い男・・・!」
その女・・・パキラは、去っていくフラダリを睨み付ける
 ▼ 24 15/05/01 01:28:15 ID:PWvNDMe2 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
研究員「パキラ様?」
パキラ「破壊の繭・・・あれは第13ラボに運んで」
研究員「え?」
パキラ「大丈夫。私が処分するから」
パキラはそう言うと、微笑を浮かべながら研究室から去っていく

研究員B「全く・・怖いなぁ」
研究員C「だな。運んでる途中でイベルタルが目覚めたらどうするんだよ」
研究員B「嫌々、違う違う」
研究員C「え?」
研究員B「先月のフラダリ製薬の事件・・・。次にここが狙われたりしたら・・・」
研究員C「そっちか。確かにな・・・代表、製薬会社の事かなりショックだったみたいだしな」
 ▼ 25 マンタ@アップグレード 15/05/01 01:29:48 ID:k3rIyNWw NGネーム登録 NGID登録 報告
あれ?
フラダリ、悪役じゃないの?
まさかのキレイなフラダリか!!
 ▼ 26 15/05/01 01:40:17 ID:PWvNDMe2 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
12月25日

リュウト「んー。もう朝か・・・」
眠っていたリュウトはゆっくりと目を開ける。
枕元に置いてあるハリマロンの形をした目覚まし時計を見る
時刻は午前5時21分だ

リュウトはベッドから起き上がる。
そして、部屋のテレビの電源をつける。
放送されている朝の情報番組では、ポケモンと過ごすクリスマス・・・と云う企画が組まれている。

リュウト「そう言えば、最近皆と遊んでないなぁ・・・」
テレビを見ながらリュウトは呟く。
そして、テーブルに置いてあるブリガロン達が入ったモンスターボールを見る。
1ヶ月後のポケモンリーグまでに、皆と何処かに行こうか
そんな事を思いながらリュウトは顔を洗いに行こうとする。

キャスター(それではニュースです。今朝未明、カロス地方議員であるアカマロ・カッツェ氏がヒヨクシティの自宅にて遺体で発見されました)
リュウト「え!」
テレビの報道を見てリュウトは驚く
遺体で発見されたというアカマロという議員・・・それは、昨日このホテルで行われたクリスマスパーティの襲撃犯の殲滅を依頼してきた議員だったからだ
 ▼ 27 テボース@がくしゅうそうち 15/05/01 13:08:44 ID:B3xiI/qA NGネーム登録 NGID登録 報告
赤マロンやらちまったか……
 ▼ 28 15/05/02 00:29:23 ID:sUSv1SNI [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニュースを見た後、リュウトは直ぐ様ハンサムハウスに向かった。
どうやら、プラターヌを訪ねている場合では無いらしい。


リュウト「所長!」
ハンサムハウスに入るなりリュウトは大声を出す。
マチエール「やっぱり来ると思った」
事務所では、既にマチエールがテーブルに資料を並べていた。
どうやら、マチエールもニュースを見たらしい。

リュウト「まさか・・・依頼人が殺される何てね」
マチエール「そうね・・・」
そう言うと、マチエールはリュウトにある資料を差し出す。
マチエール「・・・社長からよ」
リュウト「流石は社長。仕事が早い」
そう言うと、リュウトは資料のページを捲る。

「社長」が送ってきた資料には、事件についての詳細が記載されていた。
被害者:アカマロ・カッツェ(32)
12月25日午前2時12分 ヒヨクシティの被害者宅が燃えていると消防に通報。
被害者宅は全焼しており、焼け跡から被害者の遺体が発見。
被害者の頭部には銃創と思わしき後があり、焼け跡から被害者の頭部を貫通した22口径の弾丸が発見。
それにより、ヒヨク警察は殺人事件と断定して捜査開始
 ▼ 29 15/05/02 00:42:38 ID:sUSv1SNI [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「・・・・射殺した後で家を燃やすなんて・・・かなりえげつないな」
資料を読み終えたリュウトはそれをテーブルに置いた。
マチエール「22口径とすると、凶器はライフルか何かね」
リュウト「うん・・・。その後、ポケモンの炎技で家を燃やした・・・」
マチエール「どうしてポケモンの技だって判るの?」
もこお「ニャンニャン?」

マチエールの質問に、リュウトは資料にある写真を見せる。
リュウト「この家かなり大きいし、見た感じ防火対策もされてるだろ?それに直ぐに消防が来たのに全焼している」
アカマロ議員の自宅は豪邸と言っても差し支えない。
にも関わらず、自宅は全焼している。

マチエール「成る程ね。普通に放火しただけだと直ぐに全焼する可能性はかなり低いわね」

リュウト「これだけ家を燃やせるとしたら、噴火やオーバヒート・・・ブラストバーン」
マチエール「まさかと思うけど、製薬会社の事件と同一犯・・・とか思ってる?」
リュウト「いや。炎ポケモンを使ってるからってそう思うのは短絡的だよ。でも・・・可能性はゼロじゃないけどね。昨日の犯人・・・まだ警察署に拘留されてるかな?」
マチエール「多分。取調中だと思うよ」

リュウト「じゃあ、昨日の犯人に何か聞こうか。少なくとも・・・何か事情は知ってるかも」
マチエール「そうね。それじゃあ、これから警察署に行きましょう。もこお、お留守番宜しくね」

もこお「ニャン!」
 ▼ 30 15/05/02 22:52:35 ID:sUSv1SNI [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミアレ警察署

リュウト&マチエール「・・・・」
リュウトとマチエールは、警察署内の薄暗い廊下を男性警官に案内されている。

警察署に来た目的はただ一つ
昨夜の事件を起こした男に面会する為である。
初めは追い返されそうになった二人だったが、マチエールが「社長」の名前を出した事でこうして面会室まで案内されている。

男性警官「面会は15分以内でお願いします」
面会室の前にたどり着くと男性警官が口を開く
マチエール「15分?短いですね」
男性警官「何しろ、相手はテロリストですからね。どうぞ」
男性警官はそう言うと、二人を面会室に招き入れる。

リュウト「・・・」
扉が開くなり、リュウトは素早く部屋に入る

男「!」
先に面会室に居た男は、突然入ってきたリュウトに驚く。
そんな事は気にせず、リュウトは男と自分の間にある強化ガラスの前に座る。

リュウト「少し違うけど初めましてかな?カロスリーグチャンピオンのリュウトです。・・・ホズミさん」
 ▼ 31 15/05/02 23:01:43 ID:sUSv1SNI [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ホズミ「チャンピオンが俺に何の用だ?」
ホズミと言う、リュウトとマチエールの目の前に居る男が言う。

ホズミ・ロスコ
それが昨夜の事件の犯人の名前である
この男はかつてイッシュ地方のとある水企業が雇っていた傭兵であり、雇い主だった水企業の社長が水の販売権を巡って起こった連続惨殺事件で殺害された事で今はフリーの傭兵として活動している。

リュウト「有名な傭兵さんが僕に簡単に負けたから、どんな顔をしてるのか見たくって♪」
リュウトはホズミを挑発する様に言う。
ホズミ「お前が!俺を・・・!」
リュウトの言葉を聞いてホズミは怒りの表情を浮かべる

リュウト「昨日は結構杜撰だったね?」
普段とは異なり、まるで相手を見下す様な口調で話すリュウト
ホズミ「てめぇ!」
リュウト「ほら、直ぐにカッとなる。頭の中が幼稚な証拠だね」
 ▼ 32 15/05/02 23:08:54 ID:sUSv1SNI [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
男性警官「・・・・」
面会に立ち会ってる男性警官はリュウトを止めようと近づく。
しかし、マチエールがそれを止める。
マチエール「ちょっと待って下さい。これがあの探偵のやり方で・・・」
マチエールは小声で言う。

リュウト「で、昨日は誰に雇われたの?どうせ適当にパーティ会場で暴れてくれとかそんな程度の仕事でしょ?ちっぽけなアンタには丁度良いよ」
ホズミ「黙れ!」
怒り狂った様にホズミが叫ぶ
リュウト「・・・・・」
そんなホズミに対して、リュウトは臆する事なくゴミを見るような表情でホズミを見る。

ホズミ「俺は!パーティに参加している議員連中を皆殺しにしろって依頼されただけだ!!依頼人の要求に応えるのが傭兵のやり方だからな!!」

リュウト「へぇ、そうなんだ。態々教えてくれてありがとう。でも、簡単に秘密をバラすなんて傭兵失格じゃないの?」
ホズミ「何・・・・・」
 ▼ 33 15/05/02 23:14:55 ID:sUSv1SNI [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール(アクティブフェーズ・・・・リュウトの十八番ね・・・・)

アクティブフェーズとは・・・・相手の痛い所を話題に出し、それで感情的になった相手から強引に情報を聞き出すと云う手段である。
要するに、相手を怒らせて情報を口に滑らせる・・・と云う方法である

リュウト「アンタの動機が知れて良かったよ。何たって黙秘してたみたいだから、聞くの大変かな?って思ったけどさ」
ホズミ「・・・・」
リュウト「直ぐにカッとなる所、治した方が良いよ♪」
リュウトはそう言うと、手早く面会室から出る。
それに続いて、マチエールと男性警官も
 ▼ 34 15/05/02 23:26:46 ID:sUSv1SNI [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
男性警官「かなり無茶苦茶じゃないですか?!」
面会室を出たところで男性警官がリュウトに言う。
リュウト「すみませんね。かなり無茶苦茶な所が僕の悪い癖で」
リュウトは笑いながら言う。

リュウト「でも、良かったじゃないですか。ホズミの犯行動機が解ったので」
男性警官「それは・・・・そうですけど」
リュウト「それじゃ、後はお願いします」
リュウトはそう告げると、警察署の出口に向かって歩き出す
マチエールはそれを追い掛ける。


マチエール「相変わらず無茶苦茶」
リュウト「だから言ったでしょ?無茶苦茶なのが僕のやり方だってさ」
マチエール「まっ、そうか。あれでよかったの?」
リュウト「うん。・・・・ホズミはパーティに参加していた議員の殺害を依頼されていた。しかも、捕まりやすい方法で」
マチエール「捕まりやすいって・・・」

リュウト「マシンガン一丁とスピアー6体だけで会場の議員を全員殺すなんてかなり難しいから。第一、僕の蹴りとデンリュウの10万ボルトで一撃で相手を無力化出来たしね。何より、態々脅迫状まで送ってさ」
マチエール「確かにそうだけど・・・・目的は?」

リュウト「こう考えたらどう?ホズミを雇った奴はアカマロ議員の殺害が目的だった。当のアカマロ議員は自分が狙われている事を知って探偵事務所に依頼してきた。で、犯人の目的はホズミを僕に無力化させてアカマロ議員を安心させて無防備になった心を殺害する事・・・ってさ」
マチエール「確かに・・・・筋は通ってるね」
 ▼ 35 15/05/02 23:30:17 ID:sUSv1SNI [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「悪いけど、所長は先にヒヨクシティに行ってくれない?僕は用事を済ませてから行くから」
マチエール「それ、直ぐに行かないといけない事?」
リュウト「多分ね・・・」

それを聞いたマチエールは呆れた様に溜め息をつく。
マチエール「相変わらずリュウらしいね。解ったわ。先に調査しておく」
リュウト「助かるよ」
リュウトはそう言うと、走って警察署から出ていく。
そして、ミアレシティの雑踏に消えていった。
 ▼ 36 グマッグ@ビアーのみ 15/05/02 23:36:56 ID:..rZxmLc NGネーム登録 NGID登録 報告
borderとかホズミとか水企業って、全部甲殻機動隊に出てきたワードじゃん
最初のパーティーの場面も甲殻機動隊っぽいし
 ▼ 37 15/05/04 02:30:37 ID:aMMcCBuY [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
警察署を出た後、リュウトが向かったのは・・・

リュウト「4年ぶりだなぁ・・・」
リュウトの目の前には、「プラターヌポケモン研究所」と書かれた看板がある。
殺人事件の方も気になるが、どうしても先にここに来たかった。
「短絡的」・・・とは言った物の、もしかすると

リュウト「すみませーん」
研究所に入った後、リュウトは叫ぶ
研究所内はクリスマスの飾り付けが施されている。

?「今行くよ」
そんなリュウトの声に男性の声が応じる。
そして、その声の主はリュウトの前に現れる。

リュウト「お久し振りです。プラターヌ博士」

オーギュスティン・プラターヌ
プラターヌポケモン研究所の所長で、メガシンカの研究で有名な学者である。
そして、リモーネがバシャーモ仮面と知っている人物でもある。
・・・ハンサムハウスの面々の事は知らない様だが

プラターヌ「君はリュウト君じゃないか!!久しぶりだねぇ。チャンピオンになったんだってね!!」
リュウト「はい。4年・・・ですね」
プラターヌ「そうだね〜!」


 ▼ 38 15/05/04 02:43:26 ID:aMMcCBuY [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
4年前・・・
リュウト「すみませーん!!」
10歳のリュウトは大きな声を上げて研究所に入る。

白衣を着た少年「ん?新人トレーナーかな?」
リュウトに気づいた白衣を着た少年が声を掛ける。
少年は見たところ14か15歳に見え、ヒトカゲを抱いており、足元にはもう一匹のヒトカゲが居る。
リュウト「はい!」
白衣を着た少年「じゃあ、博士を喚んでくるよ」
少年はそう言うとヒトカゲを連れて研究所の奥へ入って行く。

ヒトカゲ「・・・」
少年の足元に居たヒトカゲがリュウトの方を見る。
リュウト「ん?」
ヒトカゲ「カゲー♪」
ヒトカゲはリュウトの方に近づいて来て笑顔を浮かべる。
リュウト「可愛いな〜お前」
リュウトはそんなヒトカゲを抱き抱える。

そこに、プラターヌが現れる。
プラターヌ「やー初めまして。僕はプラターヌ!君はポケモンを受け取りに来たのかな?」
リュウト「僕はタニフジ・リュウトって言います。ポケモンは・・・」
ヒトカゲを抱いた状態でモンスターボールを取り出し、リュウトはモンスターボールからポケモンを出す。
ハリボーグ「ボーグ!」
モンスターボールから出てきたのは茶色いハリボーグだった。
プラターヌ「おー!色違いのハリボーグか!!」
リュウト「昔からの大親友です!」
ハリボーグ「ボーグ!ボーグ!」

プラターヌ「だとしたら、ここに来たのはポケモン図鑑が目当てだね」
リュウト「はい!僕、世界で一番強いチャンピオンになりたいんです!!」
 ▼ 39 15/05/04 02:48:24 ID:aMMcCBuY [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
プラターヌ「そうか!ポケモン図鑑はポケモンリーグの登録に必要だからね。直ぐに持ってくるよ。それにしても・・・・」
リュウト&ハリボーグ「?」
プラターヌ「そのヒトカゲと直ぐに仲良くなるなんて。このヒトカゲ、結構人見知りだからね」

ヒトカゲ「カゲ!カゲ!」
ハリボーグ「ハリボ!」
ハリボーグはヒトカゲに話し掛ける
最初は怯える様子を見せるヒトカゲだったが、直ぐにハリボーグと打ち解ける。

プラターヌ「そうだ!このヒトカゲも一緒に旅に連れていかないかい?」
リュウト「良いんですか?!」
プラターヌ「勿論!」

リュウト「やった!宜しくな、ヒトカゲ!!」
ハリボーグ「ボグ!ボグ!」
ヒトカゲ「カゲー!」
 ▼ 40 15/05/04 02:55:07 ID:aMMcCBuY [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
プラターヌ「あの時のヒトカゲがメガリザードンになってチャンピオンズリーグで活躍しているのを見てとても嬉しかったよ!やっぱり、君にヒトカゲを託して良かった」
リュウト「そう言って貰えると嬉しいです」

プラターヌ「で、今日はどんな用で来たのかな?」
リュウト「チャンピオンになった報告とか、まだしてなかったと思ったので」
半分本当の事である。
プラターヌ「そうかい。じゃあ、お茶を用意しないとね!丁度、美味しいマカロンがあるからね♪」
リュウト「本当ですか!」
この街のジムリーダーが連れているハリマロンと似た性格をしているリュウトは嬉しそうな表情を浮かべる。

プラターヌ「用意をするから、庭でも見ておいてくれ」
リュウト「はい、そうします!」
そう言うと、リュウトは庭の方に向かう。
 ▼ 41 15/05/04 03:02:06 ID:aMMcCBuY [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「ここも変わらないなぁ」
庭に来たリュウトは呟く。
そして、モンスターボールを投げる!
リザードン「リザー!」
リュウト「リザードン、久しぶりの里帰りだぞ!」
リザードンがそう言うと、リザードンは庭を見渡す。

リザードンに気づいた庭のポケモン達はリザードンに近づいてくる。
リザードン「リザ!リザ!」
リザードンはかつての仲間達と再会して嬉しそうだ。

プラターヌ「リザードン、とても嬉しそうだね」
お茶の用意をしてリュウトを呼びに来たプラターヌはリザードンを見る。
リュウト「はい!リザードン、皆と遊んでおいで」
リザードン「リザー!」
 ▼ 42 15/05/04 03:11:04 ID:aMMcCBuY [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
その後、リュウトはプラターヌにこれまでの事を話した。
メリープやゴーストやゼニガメと出会った事、キーストーンを手に入れた事、1年前のカロスリーグの事・・・

リュウト「そう言えば、あの時僕が会った研究員の人はどうしてますか?ほら、僕のリザードンの兄のヒトカゲを連れていた・・・今はリザードンに進化してるかも知れませんが」
紅茶を飲みながら、リュウトはここに来た本来の目的をプラターヌに尋ねる。
プラターヌ「うん・・・それがねぇ」
プラターヌはバツが悪そうな表情を浮かべる。
リュウト「・・・」

プラターヌ「アランの事、か・・・」
リュウト「アラン・・・」
アラン・・・あの研究員・・・・そして、あの事件の犯人かも知れない男の名前か
そう言えば、レンリタウンの近くであったマノンって言うトレーナーが言っていたなぁ・・・
その名前を聞いてリュウトは思う。
 ▼ 43 15/05/04 03:17:47 ID:aMMcCBuY [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
プラターヌはアランについて語り始める。

1年前、メガストーンを探す為にヒトカゲを連れてアランが旅に出た事・・・突然アランと連絡が取れなくなり、2ヶ月前のカナズミシティ沖の超古代ポケモンの事件のニュースで黒いメガリザードンと共にゲンシグラードンとゲンシカイオーガと戦っているのを見た事を

リュウト「あの事件のニュースで・・・」
確か、あの事件はフラダリラボも解決に協力したと聞く
そして、事件の標的になった製薬会社はフラダリラボ代表のフラダリがスポンサーを勤めている。
そして、マノンが言っていた・・・アランはフラダリラボの人間だと

リュウトの中でパズルのピースが填まっていく
 ▼ 44 15/05/04 03:25:07 ID:aMMcCBuY [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
それ以上、プラターヌが知っている事はなかった。

暫くして、紅茶とマカロンが無くなった所で茶会はお開きになった。

リュウトはリザードンを迎えると、研究所から去ろうとする。


プラターヌ「またいつでも遊びに来てくれよ」
リュウト「はい!」
プラターヌ「そうだ!!もうすぐ始まるカロスリーグにサトシ君ってピカチュウを連れたトレーナーが参加するんだけど」
リュウト「サトシ・・・」
その名前には聞き覚えがある。
確か、カルネが出会ったと云うトレーナーだった
自分と似ている・・・カルネはそんな事を言っていた。
プラターヌ「とても面白いトレーナーなんだよ。だから、注目しておいて欲しいと思ってね」
リュウト「わかりました。それじゃ、また」
リュウトはそう告げると研究所から出る。


そして、研究所から出た所でリザードンのモンスターボールを取り出す。
リュウト「リザードン・・・もしかすると、お前の兄さんと戦わないといけないかもな・・・」
 ▼ 45 15/05/04 03:31:31 ID:aMMcCBuY [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリラボとフラダリ製薬を運営しているフレア財団・・・
確か、殺害されたアカマロ議員はフレア財団から資金援助を受けていた

もしかすると・・・アカマロ議員を殺害したのは・・・・

リュウトはそんな事を思いながらポケギアを取り出す
そして、ある人物に電話を掛ける。
リュウト「社長・・・用意して欲しい物があります」



ハンサムハウスの社長との電話を終えた後、リュウトはマチエールが居るヒヨクシティへ向かおうとする
・・・その前に、プラターヌポケモン研究所の方を振り反る

そう言えば、プラターヌに自分が探偵をしている事を話してなかった・・・
カロスリーグ前にミアレシティであの「笑い女事件」に巻き込まれ、それを解決して探偵になった事を
そんな事を思いながら、リュウトはその場を立ち去る
 ▼ 46 ストダス@ゲンガナイト 15/05/04 08:18:19 ID:ZpItjg7I NGネーム登録 NGID登録 報告
よく続くな
 ▼ 47 シギダネ@もりのヨウカン 15/05/04 21:50:45 ID:Nv2RVCIU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
ポケモンでサスペンスのノリって結構いいかも
殺人事件とかちょっとエグいけど
 ▼ 48 15/05/06 23:56:03 ID:U/r2E62k NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエールは、炎上したアカマロ邸での捜査にあたっていた。
本来であればただの探偵は現場に立ち入れないが、これまた社長のお陰でこうやって捜査出来ている。
既に警察の現場検証が終わっているのも理由の一つだが

マチエール「それにしても、酷いな・・・」
アカマロ邸は外壁の殆どが焼かれており、ご丁寧に内分まで焼かれている。
社長から提供された資料に同封されていた写真に写った遺体は頭部がぐちゃぐちゃになった上で熱傷で誰だか判らない状態だった。
DNA検査にて漸く身元が判明した位だから、相当だ

リュウト「おーい!!」

捜査を行う中、外からリュウトの声がした。
それに気づいたマチエールは、素早く外に出る。

マチエール「遅いよ」
リュウト「ごめんごめん」
リュウトはそう言うと、手袋をはめて現場に入る
 ▼ 49 15/05/07 00:07:03 ID:..B55mMQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「で、何処に行ってた訳?」
リュウト「それは追々話すよ。どう?」

マチエール「被害者は2階の書斎に居たところを・・・」
リュウト「一撃でね・・・」
リュウトは資料に同封されていた弾丸の写真を見る。

リュウト「これ、血の海の中から見つかったんだろ?・・・鑑識さん偉いなぁ」
マチエール「にしても、何処から撃ったんだろう?」
マチエールは外の方を見る。
ここを狙撃出来る場所があるとしたら・・・1km程離れた場所にある灯台位だろう。
リュウト「あそこからここを撃てるとしたら、ゴーリキー13位だね」
灯台を見ながらリュウトが言う。
ゴーリキー13とは、暗殺者のゴーリキーとそのトレーナーの活躍を描いたドラマである。

リュウト「あのビルからは・・・角度的に無理かな」
ここから400m離れた場所には商業ビルがある。
しかし、角度からしてここを狙撃するのは不可能だろう
 ▼ 50 15/05/07 00:13:32 ID:..B55mMQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「空間を曲げられるポケモンなんて・・・パルキア位だね」
リュウト「それか、フーパ」
マチエール「フーパ?それって・・・」
リュウト「リングを使って時空を移動出来る幻のポケモン。僕も写真と文献しか見た事ない。この前のデゼルシティの事件に関係してるって噂もあるね」
マチエール「それなら、可能性は低そうね」

マチエール「やっぱり、灯台かな・・・」
リュウト「試してみるか・・・」
リュウトはそう言うと、カメックスが入ったモンスターボールを取り出した。

 ▼ 51 15/05/08 01:43:45 ID:X3WaklUw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アカマロ邸から1km程離れた場所にあるヒヨク灯台

リュウト「・・・・!」
灯台の階段を、リュウトは素早く登って行く。

リュウト「所長!準備出来たよ!」
展望台まで登った所でインカムに向かって言う。
マチエール(了解、始めて)
リュウト「OK!カメックス!!」
モンスターボールを投げる
カメックス「カメー!」



アカマロ議員が遺体で発見された部屋で待機しているマチエール
マチエール「ブリガロン、そこから動かないでね」
マチエールの先には、リュウトの相棒である色違いのブリガロンが居る
ブリガロン「ガロ!」
 ▼ 52 ンテール@ねむけざまし 15/05/08 01:52:18 ID:8l1/JE.o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これはココロモリを越えるss
 ▼ 53 15/05/08 01:58:15 ID:X3WaklUw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「カメックス、メガシンカ!!」
メガリングに触れるリュウト
すると、カメックスはメガカメックスにメガシンカした!

リュウト「カメックス、あそこに見える黒こげの家の2階の窓に向かってこれから言う通りに波導弾を撃ってくれ」
メガカメックス「カメックス!」
そう叫ぶと、メガカメックスは腕のキャノン砲を構える

リュウト「よし・・・。縦1.5cm、横3.5cm、口径12.7mm!秒速850m!」
メガカメックス「カメッ!」
リュウトが指示した波導弾のサイズは犯行に使われた弾丸と同じサイズで、速度はイッシュ地方で開発されたライフル・バレットM85の銃口初速である。
メガカメックスはリュウトの指示に合わせて的確に波導弾を撃つ!
それは、ライフルの銃弾の様だった。


メガカメックスの波導弾はアカマロ邸に向かって飛んでいく


ブリガロン「ブリガ!」
そして、それはブリガロンに命中する。
しかし、特性の「防弾」でブリガロンはダメージを受けない。

マチエール「リュウ、当たったよ!」
 ▼ 54 15/05/08 02:04:08 ID:X3WaklUw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「了解」
そう言うと、リュウトはインカムを外す。
リュウト「ありがとう、カメックス」
そう言うと、メガカメックスをモンスターボールに戻す。

リュウト「ライフルでここから相手を狙うのは可能か・・・。問題は・・・相手にメガカメックス並の射撃技術があるか・・・」
そう呟き、リュウトはアカマロ邸を見据える。




そんなリュウトを見つめる影が一つ・・・
その人物は、リュウトに向けてライフルを構えている。
?(まだ気づいていないな・・・。相変わらず、目障りな坊っちゃんだ・・・!)

?「good-bye、チャンピオンの坊や!!」

リュウトを狙って、一発の弾丸が放たれる!
 ▼ 55 15/05/08 02:13:06 ID:X3WaklUw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
インカム(ガシャン!!)
マチエールが付けているインカムから奇妙な音が響く
マチエール「リュウ?」
双眼鏡で灯台を見るマチエール
しかし、先程までリュウトが居た場所・・・リュウトの姿が見えない

ブリガロン「ガロロ!」
リュウトの異変に、ブリガロンも気づいた様だ
マチエール「リュウ!聞こえる?!応答して!!」
嫌な予感がして、マチエールはインカムに向かって叫ぶ
しかし、それに返事は無かった・・・



?「やったか・・・!」
ライフルを構えた人物はそう言うと、犯行に使用したバレットM85をライフルバッグに収納する。
さっきの口径を思い出す・・・
銃弾を放った直後、あのチャンピオンの坊やは倒れた!
確実に仕留めた!

リュウトを抹殺した
その事に興奮を覚えながら、影はその場を後にする
 ▼ 56 15/05/08 02:18:56 ID:X3WaklUw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


ライフルから銃弾が放たれた直後、リュウトはその場に倒れる
その直後、その場に金属音が響く・・・


インカム(リュウ!聞こえる?!応答して!!)
リュウトが落としたインカムからはマチエールの悲痛な声が響く・・・


リュウト「・・・・・」
リュウトの指が僅かに動く・・・
意識はある。
リュウトは自分を倒した存在に視線を向ける。

リュウト「ミュウツー・・・・」
リュウトの視線の先には、6体目の仲間であるミュウツーが居る。
そう、リュウトを押し倒したのはミュウツーだった。


2分前・・・
謎の影が放ったライフルの弾丸がリュウトを狙って放たれる。
それと同時に、リュウトのモンスターボールからミュウツーが飛び出して来てリュウトを押し倒したのだった。
 ▼ 57 15/05/08 02:26:23 ID:X3WaklUw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
状況が飲み込めないリュウトだったが、展望台の壁にめり込んだ銃弾を見て状況を理解した

リュウト「助けてくれたんだ・・・・。ありがとう。お前が居ないと即死だったよ」
ミュウツー(お前は私のマスター、当然の事だ)
ミュウツーはテレパシーで答える
リュウト「そっか」
リュウトはそう言うと、立ち上がりマチエールの声が響くインカムを拾い上げる。

リュウト「こっちは大丈夫」
マチエール(何があったの?!)

マチエールの問い掛けを聞いて、リュウトは壁にめり込んだ銃弾を見る。
リュウト「ちょっと・・・・狙撃された」
マチエール(え?)
リュウト「詳しくは後で言うよ」
そう言うと、リュウトは通信を切ってインカムを外す。


ミュウツー(・・・・狙われた心当たりはあるのか?)
リュウト「心当たり・・・。多すぎるよ!嫌な程ね・・・」
リュウトは殺気に充ちた瞳で銃弾を見る。
 ▼ 58 ニラン@サイコソーダ 15/05/08 11:23:13 ID:wdTA64.. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援。
ミュウツーやっぱかっこいいわ。
 ▼ 59 15/05/08 21:18:48 ID:DkWOGqlU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
暫くして、リュウトは自分を狙って放たれた弾丸を回収してハンサムハウスへと戻った。


リュウト「どう思う?」
テーブルに置いた弾丸を見ながらマチエールに尋ねる。
マチエール「警告・・・・じゃないのは確かね」
リュウト「確実に僕を殺す気だった」

弾丸が放たれた方向からして、犯人が発砲したのは灯台から300m程離れた貿易ビルの屋上だった。
しかし、撃ち殻薬莢等の物証はなかった

マチエール「それにしても、リュウが狙われたって事は・・・」
リュウト「僕達は犯人が知られたらマズイ真実に近づいてる・・・って事だね」
マチエール「そう。で、どうするの?」
リュウト「どうするって?」
マチエール「殺されかけたのよ?せめて、リュウは捜査から外れた方が・・・」
マチエールは心配そうに言う。

リュウト「やだ!」
そんなマチエールの提案を、リュウトは即刻否定する。
リュウト「犯人に近づいてるんだ。ここで降りるつもりはないよ」
マチエール「言うと思った。じゃあ、どうする?」

リュウト「所長は・・・アカマロ議員の過去の経歴を調べて。議員は自分が狙われてるって知ってたみたいだからさ。僕は・・・」
リュウトはソファーから立ち上がる
 ▼ 60 15/05/08 21:23:01 ID:DkWOGqlU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「・・・・」
マチエールはもこおを抱きながらリュウトを見つめる。

リュウト「ちょっと出てくる」
マチエール「はい?何処に行くの?!狙われてるのよ!!」

リュウト「大丈夫!今回とは別件の事だからさ」
そう言って、リュウトは事務所から出ていく。


マチエール「全く・・・・ほんと、血の気が多いんだから。ね、もこお」
もこお「ニャニャン」
マチエール「ふふ。さてと!」
マチエールはソファーから立ち上がると、クローゼットから黒いライダースーツとヘルメットを取り出す。

マチエール「私も仕事っと!」
 ▼ 61 15/05/09 02:05:48 ID:o6Rbey9A [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ノワール川

大男「・・・」
昨夜、謎の女達に追跡されていた大男は誰も居ない川岸に流れ着いていた。
大男には目立った外傷は無い・・・
そして、首には何かの鍵を掛けている。

そんな男を見るポケモンが1体

大男「・・・国造りの神。お前か」
大男はそのポケモンを見て言う。

謎のポケモン「ボラッ!!!」
謎のポケモンは霧を発生させるとその場を去っていく・・・

大男「・・・」
大男は、立ち去るポケモンをただ見送るだけだった。
 ▼ 62 15/05/09 02:14:28 ID:o6Rbey9A [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
カワゴタウン
ミアレシティから南に5kmの地点にあるカワゴタウン

クリスマスと云うこともあり、その町の一角にあるレストランには大勢の客で賑わっている。
そんなレストランの席にリュウトは座っていた。
テーブルには料理は並んでいない。
店で食事中の人々の視線は、そんなリュウトに集中していた。

?「誰かと思えば、君でしたか」
誰かがリュウトに話し掛ける。
リュウト「すみませんねズミさん。忙しい時に」
ズミ「ふっ。構いませんよ」
店のオーナーシェフで四天王のズミはリュウトに微笑む。



他の客の目もあるため、二人は場所を店の裏にある競技場へと移した。

ズミ「食事でも、裏メニューでも無さそうですね」
リュウト「今日は聞きたい事があって」
ズミ「クリスマスの日まで仕事ですか。ご苦労様です」
リュウト「それはお互い様でしょ」
そんな事を言いながら、リュウトはズミに一枚の写真を見せる
 ▼ 63 15/05/09 02:25:39 ID:o6Rbey9A [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ズミ「おや・・・この男は・・・」

リュウトが差し出した写真に写る人物
「アラン・マーセナス」
かつてプラターヌの助手を勤めていた研究員で、現在失踪中の人物である。

リュウト「やはり知ってますか。このトレーナーと戦った事がある・・・・って話をドラセナさんから聞いた事があったので」
ズミ「あなたが調べているって事は、何かの事件に?」
リュウト「それはまだわかりませんけど、可能性は」

ズミ「成る程・・・。私は何をすれば?」
リュウト「そのトレーナーとのバトル映像・・・あれば提供してほしいと思って」
ズミ「判りました。用意させます」
リュウト「頼みます」

ズミ「そうそう。確か、そのアランと云うトレーナー・・・マノンと云うハリマロンを連れた少女と行動してましたね・・・」
リュウト「マノン・・・・」
やっぱり・・・あの時会った少女は・・・


ズミ「何だか大変そうですが、何かあったらいつでも私を頼って下さい。我々四天王はチャンピオンに従うのが仕事ですから」
リュウト「そう言って貰えると助かります。あっ、ランチ・・・お願いしても良いですか?」
ズミ「お代は頂きますよ」
そんなズミの言葉に笑顔で応えてリュウトは店の方に歩いていく。
 ▼ 64 15/05/09 02:28:34 ID:o6Rbey9A [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「あっ、そうだ・・・」
リュウトはふと足を止める。

ズミ「どうかしましたか?」

リュウト「ズミさんって、パキラさんの事をどう思ってますか?」

ズミ「パキラさん・・・」
ズミは暫く考える。
そして・・・・
ズミ「あの人の事はよく知りませんが、仲間・・・であるのは確かですね」

リュウト「そう・・・ですか」
そう言うと、リュウトは店に戻っていく。
 ▼ 65 15/05/09 17:52:21 ID:o6Rbey9A [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

カロス砂漠 某所

マノン「全く!何な訳!!」
ハリさん「リマリマ!!」

カロス地方で旅の途中の少女「マノン」とハリマロンの「ハリさん」は、砂漠の中に立つとある施設の前で喚いていた。
カナズミの超古代ポケモンの事件の後、勝手にカロスに戻ったアランと別れてから早2カ月・・・
未だにアランと合流出来ていない
と云うのも、定期的にフラダリラボに訪れているが、その度にアランは不在だと門前払いを受けているからだ
今回も門前払いを受けた・・・
多分、最強のメガシンカ使いになる為にメガシンカポケモンを倒す旅に出ているのだろうが、居場所が判らないからどうしようもない

マノン「どうする?ハリさん?」
ハリさん「リマ〜」
頼り甲斐のあるハリさんだが、どうにも・・・と言った感じである。

マノン「一旦ミアレに戻ろうかな・・・」
 ▼ 66 15/05/10 01:41:13 ID:jB7PU4d. [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ズミのレストランで食事を済ませた後、リュウトはハンサムハウスへの帰路についていた。
アカマロ議員殺害事件の方はマチエールからの報告待ちとして、自分がやるべき事は・・・・

そんな事を考えながら歩き続けると、いつの間にかハンサムハウスの近くまで来ていた。
リュウト「ん?」
ふと足を止める。
誰かが事務所の前に居る・・・
あれは・・・



リュウト「何か用?」
リュウトは事務所の前に居る「ハリマロンを連れた少女」に声を掛ける。
少女「探偵さんに探して欲しい人がいて。・・・・って!あなたはあの時助けてくれた!!」
その少女・・・マノンはリュウトの顔を見て声を上げる。

リュウト「確か、レンリタウンで会ったよね?僕、ここの探偵なんだ」
 ▼ 67 童ヒカル◆eU4CTs6PGQ 15/05/10 01:41:56 ID:ufBOO8CI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 68 15/05/10 01:47:16 ID:jB7PU4d. [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
暫くした後、マノンは事務所のソファーに座っていた。
目の前にはリュウトが居る。

ハリさんは、事務所で留守番をしているもこおと遊んでいる。

リュウト「所長は留守だから、僕が話を聞くよ」
リュウトはそう言うと、ポケットから手帳とペンを取り出す。
マノン「は、はい。それにしても、リュウトさんがここの探偵で、しかもカロスのチャンピオンなんてビックリ」
リュウト「僕ってまだ14歳だから、いつもそんな風に言われるんだよね。で、探して欲しい人って・・・アラン・マーセナス・・・かな?」
マノン「アランの事、知ってるの?!」
マノンは驚く。

リュウト「一応ね・・・。プラターヌ博士の研究所で会った事があるからさ」
マノン「へぇ、そうなんだ!」
 ▼ 69 15/05/10 01:57:47 ID:jB7PU4d. [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「さっき言ってたけど、アランはフラダリラボの関係者なんだよね?」
マノン「うんうん!ホウエン地方でフラダリさんって人と一緒に働いていたから!」
リュウト「成る程ね」

フレア・ソド・フラダリ
どうにも、よく聞く名前だ・・・
フラダリ製薬の経営者、アランの上司、ホウエンの事件で行動していたフレア財団の当主・・・


そんな時だった
マチエール「ただいま〜」
突然、事務所にライダースーツを来たマチエールが入って来る

マチエール「?リュウ、戻ってたの?もしかして・・・・仕事の依頼?」
マノン「はい!私、マノンって言います!この子は相棒のハリさん」
ハリさん「リマ!」
マチエール「そう。私はマチエール・バーチ。等探偵事務所の所長です」
 ▼ 70 15/05/10 02:04:47 ID:jB7PU4d. [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
その後、ライダースーツから着替えてきたマチエールも加えてマノンからアランについて話を聞いた。

マチエール「まぁ、とにかく・・・・仕事の方は引き受けさせて頂きます」
マノンから話を聞いた後、マチエールは宣言する。
マノン「ホントですか!」
マチエール「ええ。担当探偵は・・・」
マチエールはリュウトの顔を見る。
リュウト「僕が担当するよ」
マノン「宜しくお願いします!」

マチエール「って訳だから、少しここで待ってて」
マノンにそう言うと、マチエールはリュウトを事務所の居住スペースへと連れていく。



リュウト「どうだった?」
マチエール「・・・・面倒な事が判った・・・」
マチエールはそう言うと、一枚の封筒をリュウトに差し出す。
リュウトはそれを受け取ると、封筒から一枚の写真を取り出す。
 ▼ 71 15/05/10 02:10:28 ID:jB7PU4d. [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「この写真・・・・!」
マチエール「議員会館のアカマロ議員の部屋にあったわ。もしかすると・・・リュウトが思っている通りかもね」

マチエールが差し出した写真・・・
それにはアカマロ議員、そしてパキラとフラダリが写っていた。
他には、赤い服を着た5人の女性とふくよかな体格をした変わったサングラスを掛けた男性も写っている。

リュウト「アカマロ議員は・・・フレア財団の関係者・・・」
マチエール「そうなるね。となれば・・・」
リュウト「製薬会社の事件とも関係ある・・って訳か」
マチエール「だから、マノンちゃんの依頼も無関係じゃないわよ」

リュウト「色々と繋がって来たよ!」
リュウトはそう言うと、帽子を深く被る。
 ▼ 72 15/05/10 02:15:51 ID:jB7PU4d. [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


リュウト「待たせてごめんね」
マチエールとの話を終えると、リュウトはマノンの元に戻った。
マノン「アランの事、宜しくお願いします」
ハリさん「リマリ!」

リュウト「それじゃ、これからアランが居そうな場所を回って行こうか」
リュウトはそう言うとモンスターボールを取り出す。
そして、事務所から出ると・・・

リュウト「リザードン!」
モンスターボールを投げると、そこからリザードンが出て来る
リザードン「リザー!!」
マノン「リザードン!アランと同じだ!!」

リュウトはリザードンの上に乗る。
リュウト「さぁ、リザードンに乗って」
マノン「はい!」
マノンとハリさんもリザードンの上に乗る。
すると、リザードンは冬の空に向けて飛翔する!
 ▼ 73 15/05/10 02:20:47 ID:jB7PU4d. [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リュウト「ちょっと荒っぽいからしっかり掴まって!」
リュウトはそう言うと、メガリングに触れる。
すると、リザードンはメガリザードンYにメガシンカした!

マノン「凄い!リュウトさんのリザードンもメガシンカするんだ!!・・・・でも、アランのメガリザードンと違う・・・」
ハリさん「リマァ・・・」

リュウト「リザードンには2種類のメガシンカがあるんだ。攻撃特化の黒いメガリザードンXと火力特化のメガリザードンYの2つが」
マノン「そうなんだ!じゃあ、リュウトさんのリザードンはメガリザードンYなの?」
リュウト「そう言うこと!」


リュウト達を乗せたメガリザードンYは上昇していく。
 ▼ 74 15/05/10 02:32:37 ID:jB7PU4d. [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
一方、事務所に残ったマチエールは事件の資料を整理していた。
もこおも、サイコキネシスを使ってマチエールの仕事を手伝っている。

(インターホン)
突然、事務所内にインターホンの音が響く。
マチエール「はぁ〜い」
マチエールは出入り口の方へ向かっていく。


扉を開けると、そこに居たのは配達員だった。
配達員「黒ニャース急便です!お荷物のお届けに上がりました」
マチエール「あ、はい。ご苦労様です」
マチエールは受取書にサインした後、小包を受け取った。

マチエール「これって・・・社長から・・・」
もこお「ニャゴニャゴ」

マチエールは小包の封を開ける。
マチエール「これって・・・。もしかしてリュウが・・・」
小包には手紙が同封されていた。

<リュウト君、君の要望通りの物を用意させて貰った。護身用とは言え危険な物だ。使用には注意してくれ>
 ▼ 76 ラエナ@ひでんのくすり 15/05/10 15:06:07 ID:ILpP.R4A NGネーム登録 NGID登録 報告
これ、絶対にアランとリザードン対決する展開になりそう。
タイトルも最強メガシンカっぽいし
 ▼ 77 15/05/10 17:04:55 ID:gNZgdPRg [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

マノン「そう言えば、一体何処に向かってるの?」
リュウト「キナンシティ。あそこはメガシンカ使いの修行の場として有名なんだ」
マノン「へぇ!そうなんだ!!アランならそこに居そう!」

メガリザードンYは猛スピードでキナンシティに向けて飛行している。


そんな時だった
(爆撃音!)
突然、森から戦闘ヘリが現れ、メガリザードンYに機関銃を放つ!!


リュウト「なんだ!!回避するんだ!!」
突然の事態に驚きながらも、リュウトはメガリザードンYに攻撃を回避させる
マノン「きゃー!!」
ハリさん「リマリマ!!」

リュウト「しっかり掴まってるんだ!!」
そう言うと、リュウトはメガリザードンYを戦闘ヘリに接近させる
そして・・・
リュウト「竜の波動!!」
メガリザードンY「グオーン!!」
戦闘ヘリに肉薄し、メガリザードンYは竜の波動を放つ!
 ▼ 78 15/05/10 17:08:47 ID:gNZgdPRg [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メガリザードンYの竜の波動を受けた戦闘ヘリは、バランスを崩して森へ不時着する。
メガリザードンYも、それを追って森へ降りる。

メガリザードンYから降りるリュウトとマノン
リュウト「マノンは隠れているんだ」
マノンのそう言うと、戦闘ヘリに近づく


いきなり撃ってきたって事は、平和的解決は無理だな・・・
そう思いながら、メガリザードンYに攻撃体制をとらせるリュウト


・・・・
ヘリから誰か出てくる
 ▼ 79 15/05/10 17:16:53 ID:gNZgdPRg [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
?「流石だゾ!良い攻撃だったゾ!」
ヘリから出てきた男が言う。

リュウト「アンタは・・・」
男に見覚えがある・・・
マチエールが回収してきた写真に写っていた男だ。
そして・・・

ピンクの髪の女「せっかく蜂の巣にしてあげようと思ったのに・・・残念だわ」
もう一人、ヘリから出てきた女が言う。
この女も写真に写っていた。


リュウト「アンタら、もしかしてフレア財団の人間?」


マノン「フレア財団って・・・フラダリさんの・・・」
木に隠れながら話を聞いていたマノンが呟く


男「そうだゾ!名前はクセロシキだゾ!」
ピンクの髪の女「私はアネモネ。悪いけど・・・君らには死んで貰うから!!」
そう言うと、二人はモンスターボールを投げる!
 ▼ 80 15/05/10 17:21:07 ID:gNZgdPRg [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カイロス「カイ!」
スピアー「スピー!」


リュウト「成る程ね。やっぱり只の財団法人じゃないか・・・。ブリガロン!」
そう言うと、リュウトはブリガロンのモンスターボールを投げる
ブリガロン「ガロ!!」


クセロシキ「カイロス、メガシンカだゾ!」
アネモネ「スピアー、行きなさい!」
二人はキーストーンに触れる!
そしてカイロスはメガカイロスに、スピアーはメガスピアーにメガシンカした!!
 ▼ 81 15/05/10 17:26:38 ID:gNZgdPRg [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リュウト「ブリガロンは雷パンチ!リザードンはエアスラッシュ!」
ブリガロン「ガロ!」
メガリザードンY「リザー!!」
リュウトの指示で、2体は技を放つ

メガカイロスとメガスピアーはそれぞれ攻撃を受ける。

クセロシキ「流石はチャンピオンだゾ!強いゾ!カイロス、ハサミギロチン!」
アネモネ「スピアーはシザークロス!」
メガカイロスとメガスピアーはブリガロンを狙って接近する!
2体掛かりで先にブリガロンを倒すつもりらしい


リュウト「ブリガロン、来るぞ!」
ブリガロン「ガロガロ!」
そんな状況でも、リュウトとブリガロンは落ち着いていた。

2体の攻撃がブリガロンにヒットする!
 ▼ 82 15/05/10 17:30:06 ID:gNZgdPRg [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
だが・・・
ブリガロン「ガロォ!」
ブリガロンはニードルガードで攻撃を防いでいた。

クセロシキ「何と!」

リュウト「ブリガロン、雷パンチだ!!」
リュウトの指示を受けてブリガロンはメガカイロスに雷パンチを放つ
そして、メガリザードンYは一瞬の隙をついてメガスピアーにエアスラッシュを放つ


吹き飛ぶメガカイロスとメガスピアー


マノン「やった!リュウトさんのブリガロン、メガシンカしてないのに滅茶苦茶強い!」
ハリさん「リマ!!」
 ▼ 83 15/05/10 17:36:55 ID:gNZgdPRg [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リュウト「まだ続ける?」

メガカイロスとメガスピアーはかなりのダメージを受けている。
このまま続けても、クセロシキとアネモネに勝機は無い

アネモネ「主任、どうします?」
クセロシキ「うむ・・・。チャンピオンの抹殺は諦めるゾ!この場は引くのみ!」
クセロシキはそう言うと、メガカイロスをモンスターボールに戻す。

アネモネ「了解・・・。でも!」
ヘリに乗る直前、アネモネはメガスピアーに指示を出す

リュウト「?!」

アネモネ「スピアー、ミサイル針!」
メガスピアーはミサイル針を放つ
だが、相手はリュウトでもブリガロンでもメガリザードンYでも無い!

リュウト「しまった!」

メガスピアーがミサイル針を放った相手・・・
それはマノンだった!!
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