【ポケダンss】『陽炎の挑戦者』/『夢の追求者』【カゲロウゲーム】:ポケモンBBS(掲示板) 【ポケダンss】『陽炎の挑戦者』/『夢の追求者』【カゲロウゲーム】:ポケモンBBS

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【ポケダンss】『陽炎の挑戦者』/『夢の追求者』【カゲロウゲーム】

 ▼ 1 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:05:30 ID:uu2YLB9c NGネーム登録 NGID登録 m 報告

 目を覚ますとそこは見知らぬ世界──。さっきまでの景色とは大きく違う。

私はポケモンの【ピカチュウ】になっていた。

 私は人間だった。それ以外の記憶はない。
 そして、同じく記憶のない9名の参加者。

  【トゲピー】 【ニャース】 【キモリ】
  【イワンコ】 【ゾロア】  【ゴンベ】
  【タツベイ】 【スピアー】 【リオル】


──私達は"サバイバルゲーム"に参加したようである。

 このゲームは《プレイヤーが全員離脱》するか《ゲームの首謀者が離脱》すれば終わる。

 謎に包まれた一つの島で行われるサバイバルゲームは、一日が終わると最初に戻るという過酷なルールがある。
 このゲームのプレイヤーをこのように呼ぶ──。

  カゲロウ チャレンジャ-         チェイサ-
『 陽炎 の 挑戦者 』もしくは『夢の追求者』……と。


最悪のゲーム……。
その幕が切って落とされた── ─。
 ▼ 397 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 16:32:34 ID:G0BEW6Q2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


タツベイ「くそっ!痛いじゃないか」


 勢い良く飛び込んだタツベイ。甲羅のように硬い頭で頭突きをした。



リオル「大切な復活の種を使わさせるとは…許せない!"はっけい"── ─」


 リオルの張り手がアーゴヨンを襲う。




イワンコ「何なの?許さないんだから!」


 尖った牙でアーゴヨンを噛み付いた。




 アーゴヨンは地面の中へと落ちていった。もう、巣窟のポケモンは現れない。後は参加者同士の戦いだ。
 ▼ 398 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 16:44:21 ID:G0BEW6Q2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


イワンコ「喰らいなさい!」


 岩が落下してくる。イワンコの"いわおとし"だ。

 私は辛うじて避けた。そのまま、ゴールに向かって走り始めた。



タツベイ「こんにゃろ!」

 タツベイの頭突き。疲労からか少し勢いが落ちているように見えた。そのためか、この技も避けることが出来た。


 ▼ 399 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 16:51:05 ID:G0BEW6Q2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 手を掴まれた───



 掴んだ、いや、握ったのはニャースで私を引っ張るように走っていく。私はそれに引っ張られながら走っていった。


 無理やり進んだせいで、そこそこダメージを負った。ただ、無理やり進まなかったら埒が明かないから、それよりか断然マシだ。



 私の体は今四足歩行だ。速く走るために私は手を離した。ニャースと並行して走った───


 後ろからはジュプトル達が追いかけてくる。私達とジュプトル達との間には一定の距離があり、このまま行けば追いつかれない。
 ▼ 400 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 16:59:30 ID:G0BEW6Q2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 洞窟の中に光が射し込んでいく。いや、私達がその場所へと近づいているだけか……


 私とニャースで二人同時に光の柱へと行けば、二人とも一緒に人間の世界に戻れるかも知れない。


 一日一人しか出来ないというルール……




     《絶対に打ち破ってやる!!》



 私とニャース、二人で戻るんだ!一人欠けるのは失敗だ。

 もし、ルールを破ったから私とニャースの二人でダークライと戦うことになっても……


     《私達は絶対に負けない!!》


 勝って、二人で───
 ▼ 401 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 17:03:34 ID:G0BEW6Q2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 私とニャースは……



 眩しい陽炎が降り注ぐ空の下へと来た。目の前に光の柱がある。あそこに行けば、、、


 もたもたはしていられない。後ろに追ってがいる。



ニャース「一緒に行くよ!」


 "うん、行こう!!"



 私達は草原を力強く蹴った────


 ▼ 402 ランテス@きんのたま 18/12/12 17:04:56 ID:ONmUCLHo NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 403 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/12 17:31:07 ID:G0BEW6Q2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



ジュプトル「行かせるかよ!」



 突然、宙を舞って私達の目の前に現れたジュプトル。何が起きたんだろうか?


ニャース「何故?目の前に?」


 後ろ側にはイワンコ、タツベイ、リオルがスタンバイしている。


 門前にジュプトル、後ろはイワンコ、タツベイ、リオル……。まさに、前方に虎、後方に狼だ。



ジュプトル「あいつらに、"吹き飛ばし玉"で俺を吹き飛ばして貰ったのさ!」




ジュプトル「敵を吹きとばす道具も使いようによっては、先回りに使える道具になるのさ!」



 ▼ 404 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 11:06:34 ID:KAckwUws [1/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 絶対絶命だ───




ニャース「くっ……」



 そうだ!先にニャースを元の世界に戻らせて、私は明日、戻ればいい。何とかなる気がするんだ。




 "先に行って!私は明日、戻るから!!"




 それに対する答えは……

ニャース「嫌だっ!!」

   だった。
 ▼ 405 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 11:09:46 ID:KAckwUws [2/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


ニャース「僕は昔、愛する人を失った。もし茜が戻れなかったら……また、愛する人を失う……」



ニャース「もう、一人残されたくはない。残される方がとても辛いんだ……。ごめん、僕には先には行けない。行くなら一緒に行こう!」




 ▼ 406 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 12:49:05 ID:KAckwUws [3/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 "ごめん、分かった……"




ニャース「大丈夫!僕達なら……」





 目の前に立ち塞がるジュプトル。倒してでも二人で戻るんだ───




ジュプトル「先に忠告しておく、甘くみない方がいいぜ!」
 ▼ 407 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 12:54:54 ID:KAckwUws [4/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


ジュプトル「リオル、例のやつを俺に投げろ!!」



 リオルは空高く何かの種を飛ばした。その種はジュプトルに向かって急落下。ジュプトルに衝突し、破裂した。


ニャース「何をしたんだ?」


 ジュプトルからただならぬ気迫が溢れ出す。



ジュプトル「カクレオンから盗んだ種の中に、その種の影響を受けると攻撃力、及び特攻が最大になる効果をもつものがあったんだ!」



 その種の効果を得たというわけか…。種を投げて影響を与える。それは、敵だけでなく味方への有効利用も可能であるものもある。



ジュプトル「まあ、終わりにしようか」



 ジュプトルは巨大な剣を出した。
 ▼ 408 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 12:57:12 ID:KAckwUws [5/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告








 圧倒的な強さによるオーラが私とニャースの足を竦めさせる。恐怖からか足が鈍っている。





 ▼ 409 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 12:58:38 ID:KAckwUws [6/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告






ジュプトル「俺らのために、、、《死んでくれ》!」



 巨大な剣が私に向かって振り落とされた。




 ▼ 410 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:02:01 ID:KAckwUws [7/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告







   スサッ───






 鋭い剣の斬る音が響く。無音の草原に剣の鈍い音だけが響く。
 ▼ 411 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:14:55 ID:KAckwUws [8/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 私は斬られる直前に押された。私の代わりに、ニャースが斬られていたのだ。
 よくある展開だ。大切な誰かを守るために自分を犠牲にする話───。このことは、ずっとフィクション、現実では有り得ないことだと思っていた。




 見たり読んだりするほどに、悲しいなぁ…程度の軽い感情しか湧かなかった。まさか、私がフィクションと同じ経験をしてしまうとは……





目の前で私は《ニャースを失った》── ─。





 悲劇のヒロインになることなど予想してもなかった。人生、いつ何が起きるなんて分からない。こんな悲劇も起きてしまうことも有り得ない話ではなかった───


 無性に悲しくて、涙が溢れ出して止まらない。


 悲愴の叫びが草原を轟かせた。
 ▼ 412 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:17:52 ID:KAckwUws [9/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 ジリジリと照らす陽炎がこの出来事を眺めている。




 私はこの事実を受け止めたくなかった。生きてて欲しい─。嘘であって欲しい!
                  ワラ
 けれども、陽炎は『嘘じゃないよ』と嗤っている。




───もう、受け止めるしかないのだ。
 ▼ 413 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:25:21 ID:KAckwUws [10/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 心の中で誰かが話している。


 『一人君を残してごめん、残されて辛いのは僕だけのことじゃない。一人残される辛さは茜も同じなのにね』



 ニャースの声だ───



 『最後のお願いがある。僕の分までゴールして欲しい!愚かな僕の最後の願い───』



 そこで、声は消えてしまった。



 そうだ。ニャースは犠牲を払ってまで私を助けたんだ。その犠牲を無駄にはしたくない。




 私は光の柱へと走り出した。
 ▼ 414 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:28:26 ID:KAckwUws [11/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 私はすぐに走った。ジュプトルは攻撃するための次の動作のために隙が出来ている。私はそこを潜り抜けた。





 目前は涙で見えない。見えるのはぼやけた光だけ。そこを目指して走った。





 いつの間にか、私は光の柱の中へと吸い込まれていった────





 ▼ 415 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:41:57 ID:KAckwUws [12/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
◆◆


 そこは四方八方。上も下も全てが眩い光に包まれた道。私は、不思議な力によってその道を進んでいた。サイコキネシスによって、移動させられているみたいだ。



そこに現れたダークライ。




ダークライ「今後のことについて。どうしましょうか?」




 ポケモンの世界と人間の世界を繋げる話。それを続行させるかどうか?を聞いてきた。


 私はもうそのことに終止符を打った。ダークライとの連携を断ったのだ。


 "ただし、今残っているメンバーについては、ポケモンの世界で生きさせてね"とジュプトル達のことも考慮した。


ダークライ「分かりました。

 それでは、今日の夜22:00に装置に使われた私の能力を経ちます。そうすれば、ポケモン界と人間界を再び隔てることが出来ます。

 もちろん、その間にポケモン界にいる人間はその世界で一生を過ごすことになりますけどね……」





ダークライ「それと、人間の体は私が受け取りましょう。私が責任を持って管理しますので!」





ダークライ「私の企みはいま順調。その方達はラッキーだと思いますよ。それによる死は免れますので。時も止められない優遇されたポジションへと──」





ダークライは消えた。
私の目の前から眩い光が段々と暗い光へ変わっていった。
 ▼ 416 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 13:43:08 ID:KAckwUws [13/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
◆◆◆





         人間の世界






◆◆◆
 ▼ 417 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 17:19:11 ID:KAckwUws [14/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 自然の匂いは途絶え、都会の匂いで占めている。自然の光ではなく、人間が作った科学の光。少し薄暗いように見える。


 私はカプセルの中にいる。私と外を繋ぐガラスが横へと収納され、私は外へと出た。



 ついに、人間の世界だ───



 人間の私の頬は何故か濡れていた。
 ▼ 418 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 17:24:43 ID:KAckwUws [15/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

 カプセルの中にいる人間。彼らはポケモン界のジュプトル達だ。そこの中で、人間の体を維持するために必要な栄養を補っている。

 カプセルは必要不可欠なものだと思っていたが、ダークライに引き渡せばカプセルは必要なかったことを先ほど知った。



 『三上さん、良かった……。元に戻られましたか』


 私の研究での部下が話しかけた。話かけたのは、白に身を染めた普通の人間だ。


 そう、私は本当に人間の世界に戻ってきたんだ…



───ニャースの犠牲とともに……
 ▼ 419 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 17:30:23 ID:KAckwUws [16/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 私の後ろで誰かがタンカーで運ばれている。運ばれているのは、イケメンの男の子だ。私は"誰?"と伺った。


 『彼は二階堂 麗というもので、先ほど意識不明の重大へ。もう死んだ可能性が高いですね。』



 ニャースだ。私は、タンカーに近づいた。


 目を瞑っている。美しい顔立ちの男の子。私は息をしていないことに気付いた。──そう、死んでいるのだ。



 私はタンカーの側で涙を流し、崩れ落ちた。
 ▼ 420 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 17:33:25 ID:KAckwUws [17/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 私は泣き崩れていた。そこへ、私を包み込んだ一人の女。──八木 優衣だ。ポケモン界ではゾロアだった。



ユイ「大丈夫?もう全て終わったんよ。気を重くしないで。」




全ては私のせいで……
 ▼ 421 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/13 17:35:53 ID:KAckwUws [18/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


ユイ「一之瀬さんは今さっきポケモン界に移動したそうやよ」



 私がポケモン界に行ってしまった全ての原因は一之瀬の事故から起きた。


────
───
──


それは、実験の日、当日のこと……


 ▼ 422 ャオブー@するどいくちばし 18/12/13 20:13:18 ID:6ZNIEcrM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 423 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 10:00:42 ID:5Afk9N4w [1/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


    『カプセルが故障したぞぉ!!』


 参加者達はカプセルの中に入り、ポケモン界へと移っていた。そこで、一つだけ異常になった。
                  イチノセ タクヤ
その故障したカプセルの中にいたのが一之瀬 拓哉。


 もう一つの世界へと行く。つまり、今を捨て新たなる世界に行く。そのような人にとってはまさに《夢の世界》へ行くようなものだ。だから、この実験では《夢の世界》へ行くプロジェクトと名付けている。

 が、一之瀬はポケモン界に完全に行くことが出来ず、しかし人間界にもいない。二つの世界の狭間でさ迷っていた。



 私達は何が起きたかは分からない。研究長の私と、そのカプセルを代表して扱っていたユイの二人でそのカプセルを見に行った。

 私とユイの二人でカプセル確認した時───



 ポケモン界へと行かせる装置。例えるなら、回り続ける大きな歯車。
 狭間で彷徨う一之瀬。例えるなら、止まった歯車。


 動かない歯車を回そうとする大きな歯車。が、一向に回らない。お互いの歯車に大きな負荷がかかり、故障に至った。


 その時に、その故障による不思議なエネルギーが漏れた。被害を受けたのは二人だけ。私とユイだけだ。そのエネルギーによって、私とユイはポケモン界へと移ってしまった。
 ▼ 424 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 10:04:02 ID:5Afk9N4w [2/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


ユイ「うちらが夢の世界にいる時、一之瀬さんはまだ狭間で彷徨っていたみたい」



 ずっと彷徨っていたが……。私が帰ってきてからポケモン界へと行くことが出来たらしい。多分、ダークライのお陰だろう。


──
───
────


 そう、あの事故によって私達もPCSに参加してしまったのだ。けど、参加したからこそ、分かったこともある。
 ▼ 425 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 10:07:49 ID:5Afk9N4w [3/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告





    "明日から、この実験は終わりよ!"



 私はこの実験に終止符を打ったことを宣言した。落胆の声や疑問の声が響く。

 再びこの実験をすることを止めたのだ。もう、ダークライとの縁を切った。



これで───いいんだ。
 ▼ 426 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 10:32:23 ID:5Afk9N4w [4/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 夜22:00になると、段々とカプセルの中にいる身体が消えていく。───カプセルの中の人は全員いなくなった。




 私達は実験の後始末をつけ、そして、完全に終了を遂げた。




    ・
 この【夢】のような実験に───終止符を。


 ▼ 427 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 11:00:32 ID:5Afk9N4w [5/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



 あの悲劇の一ヶ月から何年か経っただろうか……



  私は今、ある人のお墓の前に立っている。



     ───二階堂麗之墓


         と刻まれた墓にお花を添える。






          マブタ
 私は両手を合わせ、 瞼 を閉じた。
 ▼ 428 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 13:05:56 ID:5Afk9N4w [6/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 私はあの悲劇から自分の愚かさを知った。研究者として無責任だったと自覚している。


 その悲劇で、失った仲間達──。


          スピアー
          トゲピー
          ゴンベ
          ニャース


 私は今でも追悼している。
 全ては私に責任があるからだ。



 自殺を選ぶか狂乱のゲームを選ぶか───


     どちらが幸せなのだろうか?


 ▼ 429 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 13:09:44 ID:5Afk9N4w [7/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 私には分からない。



 だけど、少しだけ分かることもある。自分で選ぶ道に後悔をしてはいけないということ。人生に何が起きるかは分からない。

───急に、愛する大切な人を失うこともある。


 私はその時、とても悲しくて苦しかった。


けれども、今となってあの頃を振り返ると……
 ▼ 430 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 13:17:57 ID:5Afk9N4w [8/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

 あれは、ニャースにとっては良かったことかもしれない。ニャースが嬉しいのなら、私も嬉しい。


 今までの人生を捨て、新たな人生を手に入れた。そこで、再び苦痛を味わうよりも愛するために死ねるのならそれこそ良かったことと思うかも知れない。



 真相は分からない。




 私は、あの悲劇を悔いながら、二度と悲劇を起こさないと誓った。初恋の相手の、墓の前で……。
 ▼ 431 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 13:22:48 ID:5Afk9N4w [9/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


 瞼を開け、手を離す。私はここを立ち去ろうとした時、ふと声が聴こえたような気がした。


誰かが心の中で話かけてくる───



       『生きててくれて…』



 懐かしい声だ……。



       『ありがとう──』




 私は雲一つない空を眺めた。
 ▼ 432 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 13:24:49 ID:5Afk9N4w [10/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告


ポケモン不思議なダンジョン
『陽炎の挑戦者』/『夢の追求者』


作・著 ルナ◆3HuqJ/xx.U



       ─── end ───
 ▼ 433 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/12/14 15:06:31 ID:5Afk9N4w [11/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
【次回作?】


ポケモン不思議なダンジョン
『西の怪盗団』/『東の調査団』


 物語はPCSの舞台の島に留まらず他の島へ!

 ポケモン世界に閉じ込められたジュプトル、イワンコ、タツベイ、リオル。彼らは陽炎から解放され、町で暮らしていた。
 彼らはイーブイとデデンネの誘いにより調査団をやることに───。


 ある時、人間がポケモン界に現れた。そう、ポケモンにされることのなかった人間だ。名前は一之瀬 拓哉。
 怪盗であるタクヤは、ついに囚われそうなところにプロジェクトを発見、参加した。

 そんな彼とジュプトルは気が合い仲良くなった。ジュプトルは調査団を辞めて怪盗団となったのだ。


 物語が進むにつれて、調査団と怪盗団が対立する。



 それと並行して行われるダークライの企み。ミカルゲを代表とする闇の軍団を作り上げるなど着々と企みが進んでいく。
 調査団と怪盗団は、ダークライの企みを止めることは出来るのか?



余力と気力と気分が揃えば書くかもしれないです。揃わなかったら書かないかも!
 ▼ 434 ダイトス@ギネマのみ 18/12/14 22:59:05 ID:hHQQBuys NGネーム登録 NGID登録 m 報告
乙!
 ▼ 435 ニノコ@ピンクのリボン 18/12/15 01:45:28 ID:mNcModGg NGネーム登録 NGID登録 報告
陽炎ってKじゃないですかね?
多分前に書いてたPCSだかいう作品に繋げたかったんでしょうけど

行間だらけで読みにくかったけど完結できて良かったと思います
お疲れ様でした
 ▼ 436 ッポウオ@いいつりざお 18/12/21 23:05:03 ID:MlwgIJiI NGネーム登録 NGID登録 報告
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