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【ポケダンss】『陽炎の挑戦者』/『夢の追求者』【カゲロウゲーム】

 ▼ 1 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:05:30 ID:uu2YLB9c [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

 目を覚ますとそこは見知らぬ世界──。さっきまでの景色とは大きく違う。

私はポケモンの【ピカチュウ】になっていた。

 私は人間だった。それ以外の記憶はない。
 そして、同じく記憶のない9名の参加者。

  【トゲピー】 【ニャース】 【キモリ】
  【イワンコ】 【ゾロア】  【ゴンベ】
  【タツベイ】 【スピアー】 【リオル】


──私達は"サバイバルゲーム"に参加したようである。

 このゲームは《プレイヤーが全員離脱》するか《ゲームの首謀者が離脱》すれば終わる。

 謎に包まれた一つの島で行われるサバイバルゲームは、一日が終わると最初に戻るという過酷なルールがある。
 このゲームのプレイヤーをこのように呼ぶ──。

  カゲロウ チャレンジャ-         チェイサ-
『 陽炎 の 挑戦者 』もしくは『夢の追求者』……と。


最悪のゲーム……。
その幕が切って落とされた── ─。
 ▼ 2 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:10:29 ID:uu2YLB9c [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告






        『起きて……』



       『目を開けて……』





 少女の声が薄らと聴こえてくる。真っ暗な視界に響く美しき声。
 その声は寝ている私を起こそうとする。




      『そうよ。起きて……』



 ▼ 3 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:22:06 ID:uu2YLB9c [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告


 頭が重い──。眠気が残っている。




       『起きて……』



 その声は私を"起きなければ……"と思わせる。
 私は徐々に目を開けていった。




   『良かった……。これで、4人目ね!』




目の前にはトゲピーがニッコリと笑みを浮かべている。


 ん、トゲピー……?いや、トゲピーは空想上のもの。ポケモンと呼ばれる一体だが、それはバーチャルの中でのモノであって、現実に存在するわけがない。

 だけど、トゲトゲした頭にカラフルな模様。丸っこくて小さな体。まさに、トゲピーそのものだ。


トゲピー「信じられないと思うけど……」


 そう──。今空想上のキャラが目の前で喋っている。とても、不思議な感覚を覚える。
 ▼ 4 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:31:43 ID:uu2YLB9c [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

トゲピー「私達、ポケモンの世界に迷い込んだみたい!ちょっとそこの水たまりで確認するといいかも!」


 私を眠りから起こした声だ。あの優しき少女の声の正体はトゲピーの声だったのだ。



 ここは砂浜だ──。海が広がっている。
 そこに置いてあるキャンプファイヤーの木材や調理用具などの器具が見える。その近くに6体のポケモンが眠っている。
 そして、後ろには森が広がっている。


 トゲピーは水たまりに向かって指を指していた。
 私はそこの近くに行った。そこに写っていたのは……。




         【ピカチュウ】




───の姿だった。
 ▼ 5 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/18 23:43:10 ID:uu2YLB9c [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

 動揺を隠せない。
 私はこの事実を信じることが出来なかった。


頬を突っ張ったのに───痛い!


 そう、これは夢ではないらしい。夢だったら、痛くないはずだ。そういうのがセオリーである。

 とても信じられない衝撃に私は震えていた。



 そんな状態の私に近づいてきた一体のポケモン。
 全身白に包まれ、おでこに小判が付いている二足歩行の猫。───ニャースだ。

 ニャースは私の動揺を取り除くかのように、そっと手を背中に回した。
 "大丈夫か?"と心配してくれた。優しい声が私の心を落ち着かせていく。優しさの中にある力強さが、私に安心感を与えるのであった。


ニャース「信じられないかと思うけど……聞いて欲しい」


 今なら、私は聞いてもいいと思った。だからこそ、私は首を縦に振り、"うん"と承諾した。


ニャース「僕達はポケモンとなり、そして、ポケモンの世界へと迷い込んだみたいなんだ」
 ▼ 6 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 08:41:06 ID:krEk9y56 [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告

 そうか、私は本当に《ポケモン》になってしまったのか……。

ニャース「僕らは元は人間だった。のに、ポケモンになってしまった。だが、僕は人間の頃の記憶を全く覚えていない!」


 そうだ──。私も同じだ。元は人間だったってことは覚えているのに、人間だった頃の記憶はない。


ピカチュウ「私も!人間だったはずなのに……。その頃の記憶がないんだ…。」


 私も同じだということを言った。




キモリ「これで決まりかもな」
イワンコ「やっぱりね」


 目の前にいるのは、全身緑色の細身の体。突起した口に咥えた枝。そして、流れるようなボディ。
───キモリだ。

 キモリの横にいるのは、茶色の犬。岩のようなアクセサリーを身につけているように見える。
───イワンコだ。



 彼ら曰く「ここにいる10体は元は人間だったが、その頃の記憶はない」のに加えて、私達は「ポケモンとなり、ポケモンの世界に迷い込んだ」らしい。
 ▼ 7 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 08:53:23 ID:krEk9y56 [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告

徐々に起こされていくポケモン達───


黒色の狐のような見た目をしている
───ゾロア

グレーと濁った緑。小さな体で非常に太っている
───ゴンベ

特徴的なヘルメットに、小さな恐竜みたいな
───タツベイ

蜂の見た目。両腕と尻の三点は刺になっている
───スピアー

青っぽい色をした、細身の体。垂れ下がった耳に生えた尻尾の───リオル。




 彼らもまた私と同じ動揺を受け、そして、これまでに得られた情報を伝えられた。
 ▼ 8 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 09:02:14 ID:krEk9y56 [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告


 キャンプファイヤーをするために集められ、規則的に重ねられている木材──。誰が何のためにこんなことをしたのかは分からない。


 私達、10名はそこを囲うように円になっていた。



謎に包まれているこの状況を再確認するために……。



???「ご機嫌いかがですか?」



 木材の上に現れた黒色の生命体──。
 この生き物の放つ一言によって、ゲーム開始の《カウントダウン》が始まるのであった。
 ▼ 9 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 09:05:02 ID:krEk9y56 [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告


◆◇◆

1章




         チュートリアル





◆◇◆
 ▼ 10 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 09:06:19 ID:krEk9y56 [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆◆





       ────1日目────





◆◆◆
 ▼ 11 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 10:55:01 ID:krEk9y56 [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告

???「わたくしの名前はダークライ」


 ダークライと名乗る生き物は私達に緊張を走らせた。


ダークライ「あなた達はカゲロウゲームに参加した!」



       《カゲロウゲーム》


 何のことかさっぱり分からない。当たり前か、人間の頃の記憶が全くないのだから。




ダークライ「……と言っても、一気にルールを説明しても受け入れられないと思われますので……」




ダークライ「まずは《カゲロウ》について説明して起きましょう」
 ▼ 12 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 12:13:28 ID:krEk9y56 [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告

ダークライ「陽炎──。ここでは、何度も繰り返される…ということ。」


キモリ「何度も繰り返されるだと?」


ダークライ「はい。朝、あなた達が起きてから夜までがあなた達のプレイ時間です。時間を越すとあなた達は再び、そこの位置から始めることになります!」



 私達のいるこの砂浜に戻される。



ダークライ「折角良い場所へ行けても、夜を回ればこの砂浜に戻されます!つまり、留まることは出来ません」




ダークライ「ただし、それではクリアなど到底出来ない!だからこそ、追加のルールがあります!良く聞いていて下さい」
 ▼ 13 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 12:37:57 ID:krEk9y56 [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告



ゴクリ…
固唾を呑んで無音の時間を待つ。


ダークライ「ただし!道具と記憶は元には戻りません。それらを駆使してゴールを目指してください」



 このゲームにはゴールがあるのだろう。それさえ、クリア出来れば……。




ダークライ「ここはポケモンの住む島。中には危険なポケモンもいます。そして、そのポケモンはゴールに向かえば向かうほど多く出現します。道具を駆使して死なずにゴールを目指して下さい!」


 なるほど、ゴールは場所を指すのか───。


ダークライ「そして、《記憶》はこのゲームでとても重要なものであります。ただでさえ、あなた達の
 ・・・・・・・・
 人間としての記憶を奪ったのですから!」


─── ─?

イワンコ「だから、人間の頃の記憶がないのね…」


ダークライ「少し修正させて頂きます!人間の頃の記憶というより人間としての記憶であります。
 自分がどういう人間だったのか?何故このゲームが行われたのか?等の記憶を奪ったのです!」



キモリ「まあ、記憶が本当になければ言葉も喋れないからな!」



ダークライ「わたくしの奪った記憶はゲーム中に取り戻すかも知れませんね!その記憶こそがこのゲームの《鍵》となりますから、そのことを忘れないで下さい!」



 記憶。ゴールの前に取り戻さなければ……。


 ▼ 14 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 12:44:55 ID:krEk9y56 [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告


ダークライ「今日はこの程度にしておきます!まだスタートのピストルが鳴ったわけではありませんので、森の中には入らないで下さい!」




ダークライ「絶対にですよ!」



ダークライは森の中へはいかないよう、念を押した。



ダークライ「これでお暇してもよろしいでしょうか?」


キモリ「一つ聞かせてくれ!徹夜したらどうなるんだ?」


ダークライ「説明不足でしたね。夜22:00頃に逆らうことの出来ない睡魔に襲われます!朝焼けが指す朝に目を覚ませばそこは最初の場所の砂浜。つまり、徹夜等出来ないということです。」





ダークライ「それでは、今日はおさらばしましょう。」





ダークライはそう言うと、目の前から消えてしまった。
 ▼ 15 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 13:10:26 ID:JOLkgo7Y [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告



キモリ「じゃあ整理しよう!」


 キモリはリーダーシップを取る。まさに、"俺に任せろ"的な感じがして頼もしい!


 確認したのは5点───


・まず、私達はゲームに参加。そのために、ポケモンとなり謎の島にいる。

・そして、人間としての記憶等は奪われていて、ゲーム進行中に取り返す必要がある。


そして、陽炎について……

・夜22:00になると確実に寝てしまう。そして、朝まで起きることはない。

・朝起きると再びこの砂浜に戻されている。また、その他諸々も最初に戻される。

・しかし、道具と記憶については貯蓄されていくため、戻されることは無い。




 まだゲームのことについては分からない。今日はこの状況に慣れる方が大切である。
 ▼ 16 プ・テテフ@ポイントアップ 18/11/19 13:20:40 ID:KpwcOvKA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 17 ストダス@ロメのみ 18/11/19 14:27:17 ID:O73gTuhE NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
おもしろい
 ▼ 18 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 18:59:03 ID:JOLkgo7Y [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


 ダークライは去ってしまった。これからどうするか。

 このゲームのお陰か、10名の三食分は用意されているため食料探しは必要がない。
 森には入ってはいけないらしいから助かった。いや、入らなくても大丈夫にするために用意してくれたのかもしれない。




キモリ「この島をもっと良く知った方がいい!散策をしよう。ただし!森には入るな!!」



 私達は散策することになった。
 砂浜は横に広がっている。森に入らないように海沿いから開拓していくことになった。



 私はニャース、イワンコと一緒に散策することとなった。
 残る者はキモリ、タツベイ、ゾロアが私達の反対側を散策。
 もしものために一応設けた、最初の位置での見張り番はゴンベ、トゲピー、スピアー、リオルが担当した。
 ▼ 19 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 20:23:31 ID:JOLkgo7Y [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告



 私とニャースとイワンコは話しながら砂浜を歩いている。
 脳裏に浮かぶ都市の姿──。自由を捨て何のために生きていくのか見失った人々が忙しなく歩いていく。とても窮屈な景色。
 そんな風景とは打って変わった美しき風景。
 森が奏でる音色は私の心を安らげる。一律の波音が軽やかなリズムをきざむ。そして、ゆったりとした目の前に広がる景色。

 思い出した都市の記憶。その記憶と比べると私の心が解れていく。





そうこうしているうちに行き止まりだ。
 目の前は森になっている。これ以上行くことは出来ない。


 "はぁ"とため息を吐いた。


ニャース「戻るか」

 私達は道を引き返すしか選択肢はなかった。
 ▼ 20 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 20:58:46 ID:JOLkgo7Y [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


ニャース「仕方ないよね!戻るしかないよ」


 ニャースはとても優しかった。人に一歩譲って行動する性格。頭が良くて正解の道を照らしてくれる。後ろから押してくれる感じ……
 ニャースの元の姿はイケメンの男子なのかなぁって思っている私であった。


イワンコ「……うん、いきましょう!」


 イワンコは案外無口な印象を覚えた。何かに怯えているような感じだ。多分、JK:女子高生 っぽいなぁとは思うけど確信してはいない。



 私は…というと、よく分からない。どんな人間だったのだろうか?自分自身のことはあまり分からない。
 唯一分かったのは、私の尻尾は二つに割れていたこと。つまり、私は女だ。それは自覚している。けど、それ以上は分からない。
 ▼ 21 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 21:13:34 ID:JOLkgo7Y [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告



ニャース「こっちは何もなかった」



 私達は待機組と合流し、結果を報告した。
 何も見つからなかった。


──
───
────

太陽の光は地平線の下にある住処へと帰ろうとしていた。その時に、声が響いた。


ゾロア「お待たせ〜♪」

キモリ「いい収穫があるぜ!」


 私達は胸をふくらませた。


キモリ「だが、もう時間も時間だ。夜ご飯にしよう!」


 夜ご飯を食べ終えると報告会議が始まった。
 キモリ曰く、この島全体を見下ろすことの出来る高い丘を見つけて登ったらしい。
 私達はその丘に向かった──。目の前は上り坂だ。これを登れば一面を見渡せる。それなのに、時刻は22:00を回ってしまったのだ。


 私達に突如睡魔が襲ってきた。





       『─── ─。』





 目の前の視界が狭まっていき、遂に真っ暗になってしまった。
 ▼ 22 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 21:15:17 ID:JOLkgo7Y [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆◆






       ────2日目────





◆◆◆
 ▼ 23 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 23:08:09 ID:JOLkgo7Y [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告





         『起きて……』



薄らとトゲピーの声がする……




         『朝だよ!』



 
 昨日は砂浜も長いこと歩き丘の目の前まで行ったんだ。そして、そこで寝てしまった。




 目を開けると───砂浜の上にキャンプファイヤーの木材が目に映る。どこにも丘のようなものは見つからない。    カゲロウ
 そう、《 陽炎 》によって私達は元の場所へと戻されたのだ。
 ▼ 24 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/19 23:21:41 ID:JOLkgo7Y [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
           メンバ-
 徐々に起こされていく参加者達。


 トゲピーはとても早起きらしい。
 私が起きる前には身支度を整えている。ポケモンのために時間がかからないとしても、起きるのが早すぎる。

ピカチュウ「起きるの早いね」

トゲピー「そんなことないですよ!」


 ゆったりと優しい口調で話し返された。

 トゲピーは優しい性格をしているが、そのためか人の押しに弱く、何でも抱えてしまう。少しうだうだしているところが見られる感じだ。
 優しい女の子のような印象を持っている。



キモリ「推測だが、みんな起きたらダークライがやって来る。だから、それまではあんま動かないでくれ!」

 キモリはリーダーシップ力が高い。頭も参加者の中で1位、2位を争う程良い。もちろん、張り合う相手はニャースだ。
 まさに、頼れるナイスガイ!!
 ▼ 25 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 07:42:10 ID:TS1YZCj6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

みんな起きた───。
 そして、ダークライが来ると信じて待っていた。




……
………



ダークライ「ご機嫌よう」



 どこからともなく現れるダークライ。
 ダークライの登場は辺り一面を無音にする。
 ▼ 26 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 09:20:24 ID:TS1YZCj6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

キモリ「今日は……。教えてくれる情報はあるか?」


ダークライ「はい。今日と明日でゲームのルールについて説明する予定です。」


キモリ「今日と明日だと?」


ダークライ「そうです。分けた方が理解出来るでしょう!」






ダークライ「さて、本題に入りましょう。


 ゲームは《全員が離脱する》か《首謀者が離脱する》のどちらかが達成されることで終了します。
 今日は全員が離脱することについての説明です。

 離脱には二種類の方法があります。
・ゴールに着いて元の世界に戻る
・死んでしまう
 離脱すればもちろん陽炎の影響を受けません。


 ゴールはこの島のどこかにあります。虹色の光が空に向かって差しているところがゴールとなります。
 ゴールに着けば人間の世界に戻れます。このゲームから離脱となり、再びこの地に戻ることは出来なくなります。             ・・・・
 ゴールで元の世界に戻れる者は一日一回まで!
 よく覚えておいて下さいね。


 次に、死ぬことですね……。
 町では《法》が効いていて滅多に起こりませんが、森や山、洞窟、海等では《殺し合い》が日常茶飯事です。
 最初に森に行かせなかったのはこの理由からですね。
 あなた達は殺されないように逃げたり殺られる前に殺したりして生き残って下さい!」



キモリ「殺られる前に殺るだと?」



ダークライ「ええ、あなた達はポケモンです!

 気力によって使用制限がありますが、強力な攻撃力を持つ《技》を使えます。また、使用制限のないパンチや殴り、蹴り等の《通常攻撃》と《道具》を上手く駆使すれば何とかなるはずです。

 今日はこれぐらいにしましょう。
 まだ森には行かないで下さいね!それでは
            ────おさらばです!」


 ダークライはそういうと一瞬のうちに消えてしまった。
 ▼ 27 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 11:06:50 ID:TS1YZCj6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告




 今回得られた情報は5つだった。

・まずこのゲームはゴールポイントがあり、そこから脱出すると離脱出来る。また、死んだら終わり。全員が参加から離脱すると終われる。(首謀者の離脱?を除く)


次に離脱について……

・ゴールに行けば一日一人だけ元の世界に戻れる。元の世界に戻るとゲームから離脱したことになる。

・ゴール地点は虹色の光柱が目印。

・ポケモンは技、通常攻撃、道具を使える。それらを駆使すれば相手を殺すことが出来る。

・町と砂浜は安心出来るが森の中等は危険地帯で、殺し合いが頻繁に起きる。気を付けないといけない。




 少しずつ理解はしている。
 思ってた以上に複雑なルールだった。

 ──生き残るために理解しなければいけないんだ。
 ▼ 28 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 13:02:23 ID:/npIbLv. [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告



キモリ「技を確認したいが、それを後回しにして丘の所にいこう!これはみんな見た方がいい!!」



 私達は話しながら丘へとむかっていった。


ゾロア「みんな驚いちゃってド肝抜かれるぞぉ!」

 ゾロアは積極的な女の子。表情が豊かで接しててこっちも楽しくなってくる。



ゴンベ「それは楽しみだ!」

 ゴンベは運動神経抜群で頼りがいがある。少し周りを見ない性格があるけど、それ以外は結構いい!




タツベイ「マジでそれな!!」

 タツベイは一直線な男の子。夢に真っ直ぐ。ちょっと頑固なところがあるかな?この子の恋は一途なのだろうなぁ…と思う私であった。



スピアー「……。」

 ちょっと傲慢で自己中なところがあるけど、周りを見れていて気遣いがすごい!ただ、塩対応と嫌悪顔のせいでそれを無駄にしてる感がする。


リオル「よしっ!もう着くよ!!」

 リオルは元気な男の子って感じ。このハツラツした行動に力を貰えるように感じる。





 そうこうしているうちに、私達は丘の麓に着いた。
 後は登るだけだ。まだ昼前だ!今度こそは登れる。
 ▼ 29 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 15:42:12 ID:/npIbLv. [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

 私達は丘に繋がる坂を登った。



──
───
────




 今、とても高い丘の上にいる。
 そこから眺める風景は美しい───。





 島全体を見下ろした……

砂浜は森と接している。
森を挟んで向こう側に町がある。

遠くにあるためはっきりは分からないが…
何故か懐かしい感じがしてくる───

町から洞窟への道か山への道にそれぞれ続いている。
そして、砂浜と対称した所に虹色の光柱がある。あそこがゴールだ。


 砂浜の黄色、森の深緑色と黄緑色、町の鮮やかだが黄ばんでいる色、洞窟の黒、川の水色、山のえんじ色、海の青色。
 ここから見下ろす景色は綺麗な色のグラデーションと壮大な広さによって、感銘を覚えるものだった。
 ▼ 30 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 18:13:08 ID:/npIbLv. [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


キモリ「あそこか」




 眩い太陽の光の下、10名の参加者が丘の上でこの島を見下ろしている。皆がほぼ一列に並ぶように島全体を見下ろす姿はまさに戦士を思わせるものだった。



 太陽から発せられる陽炎が、戦士達を照らし出す。




   "絶対に生き残ってゴールするんだ!"
みんなで協力すればあそこの光柱まで行けるはずだ。絶対に行ってみせる。

……希望が私達を強く包み込んだ。
 ▼ 31 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 19:43:10 ID:/npIbLv. [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


──
───
────


 息を止めて腹に力を入れると体に電気が溜まっていく感じがする。そして、今度は耳に力を入れる。狙いを定めて、耳を軽く上下左右に動かすと……


ビリリリ── ─ ─


 小さな雷光が空を過ぎる。

 私は"電気ショック"を使える!だが、まだまだ使いこなすには至っていない。もっと練習しなくては!


 私達は技を打つ練習に励んでいた。丘で貰った元気が技の練習を捗らせる。
 だが……。夜22:00を回ってしまった。



           あれ?




       何か眠くなってきた?




─── ─今日、これ以上の記憶は絶たれた。
 ▼ 32 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 21:03:20 ID:/npIbLv. [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆






       ────3日目────





◆◆
 ▼ 33 ンド@パワーバンド 18/11/20 22:22:24 ID:6oLEbsKM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 34 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/20 23:00:47 ID:/npIbLv. [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告




      『みんな!朝だよ!!』


 トゲピーの頑張って出しているけど小さな声。その声が無音の砂浜に響きわたる。


         「おはよー」


…とみんなが起き出した。
 段々とカゲロウに慣れている感触がある。





ダークライ「みなさん!準備はいいでしょうか?」






 突如現れたダークライ。
 今度は残されたゲームについて話される。

 私達はダークライが話し出すのを息を呑んで待った。
 ▼ 35 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 09:21:28 ID:BixIeGRs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告


ダークライ「今日は《首謀者の離脱》についてお伝えします。

 まず初めに…。首謀者は何かの手違いによる機械の故障で首謀者自身もこの世界に迷い込んでしまいました。
 わたくしはそれを利用してこのゲームを開始した。こうして、このゲームが行われることになったのです。

 それでは主題に入りましょう!

 離脱……。つまり、ゴールか死ぬか…

 首謀者がゴールをすれば、他に残っている参加者は永遠にこの世界で暮らすことになります。元の世界には戻ることは出来ません。
 もし首謀者が死ねば、あなた達はここに残るか元の世界に戻るかのどちらかを選択して貰います。その選択は変えることが出来ませんのでご注意を願います。


 そして、首謀者はわたくしではありません。わたくしは首謀者様に雇われた身…。真の首謀者は《参加者の中》にいます。

 死んでしまえば、実際の世界にも戻れない。だから、首謀者は自ずと申告することはないでしょう。慎重に探って下さいね。
 取り敢えず、記憶が戻らなければ元も子もありませんでしょう。


 これで、説明は終わりにします。


 随時、説明の必要性があれば現れる予定です。それでは、ゲームの幕を開きましょう。さあ、やっと森の中に入っても大丈夫ですよ。

 わたくしはこれで……。
            ────さようなら」
 ▼ 36 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 09:27:05 ID:BixIeGRs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告




 今日、分かったことは2点だ。

・首謀者が参加者の中にいる。
・首謀者がゴールすれば他の参加者は元の世界に戻れない。逆に、首謀者が死ぬと元の世界に戻れる権利を得る。



 だが、やはり何か引っかかる。
 |元の世界に戻らなくてもいい|という選択肢。普通だったら、元の世界に戻れるだけでいいはずなのに…



 やはり、記憶を取り戻さなければ何もかも始まらないと思った。この島は、このゲームは謎に包まれている。
 ▼ 37 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 14:45:53 ID:wb9IwH5c [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


キモリ「記憶が戻らなければ、首謀者探しもままならないだろう。だから、今日は森に行くな!」


ニャース「なるほどね。明日の朝みんなで行くのかな?」


キモリ「そうだ!それまで、技を磨いておけ!!」



 私達は明日のために技の練習を重ねた。


 電気の流動もばっちり制御出来ているし、何とかなりそうだ。
 明日が────楽しみだ!




 技の練習だけで、その日は夜遅くとなっていた。






         睡魔が襲う




 ▼ 38 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 14:49:35 ID:wb9IwH5c [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◇◆

2章



        開幕!P C S !!
        デンジャ-  フォレスト
       〜 危険 な  森  〜




◆◇◆
 ▼ 39 えてCにしています! 18/11/21 14:57:17 ID:wb9IwH5c [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


ついに、本編が始まった。

 首謀者は誰なのか?元の世界に戻れるのか?
    奪われた記憶は何なのか?



このゲームの名を……

 



  ポケモン(P)


         カゲロウ(C)


                サバイバル(S)





 ───と言われる。

ダークライ「ここまでは序章に過ぎない。本編への幕は今……切って落とされた!」


 さあ、参加者達よ!真実を知り、希望の未来を手に入れろ!!
 ▼ 40 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 15:13:39 ID:wb9IwH5c [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>1「  ルールおさらい  ……」

・まず、私達はゲームに参加。そのために、ポケモンとなり謎の島にいる。

・そして、人間としての記憶等は奪われていて、ゲーム進行中に取り返す必要がある。


そして、陽炎について……

・夜22:00になると確実に寝てしまう。そして、朝まで起きることはない。

・朝起きると再びこの砂浜に戻されている。また、その他諸々も最初に戻される。

・しかし、道具と記憶については貯蓄されていくため、戻されることは無い。
・まずこのゲームはゴールポイントがあり、そこから脱出すると離脱出来る。また、死んだら終わり。全員が参加から離脱すると終われる。(首謀者の離脱?を除く)

・ゴールに行けば一日一人だけ元の世界に戻れる。元の世界に戻るとゲームから離脱したことになる。

・ゴール地点は虹色の光柱が目印。

・ポケモンは技、通常攻撃、道具を使える。それらを駆使すれば相手を殺すことが出来る。

・町と砂浜は安心出来るが森の中等は危険地帯で、殺し合いが頻繁に起きる。気を付けないといけない。

・首謀者が参加者の中にいる
・首謀者がゴールすれば他の参加者は元の世界に戻れない。逆に、首謀者が死ぬと元の世界に戻れる権利を得る。
 ▼ 41 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 15:17:35 ID:wb9IwH5c [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆◆






       ────4日目────





◆◆◆
 ▼ 42 ドラ@タウリン 18/11/21 15:24:32 ID:iyL.rNJs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 43 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 19:48:48 ID:wb9IwH5c [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


        「おはよう!」



清々しい朝がやって来た───


ついに、始まるんだ…
気を引き締めないと!




 朝日を受け照らされる参加者達。




皆──希望に包まれていた。
 ▼ 44 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 20:01:03 ID:wb9IwH5c [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告

 いつも用意されていた三食がなくなっていた。
 代わりに何か書かれた紙と10粒の種、一つの図鑑が置いてある。


 紙にはこのように書かれていた。
「皆さん、ご機嫌よう!

 食料の方は森にて調達して下さい。ただ、見知らぬ森で危険な森の中はやはり不安でしょう。


 そこで、二つのプレゼントを送りました。

 一人ずつに《復活の種》を送りました。その種は一度だけ死を免れさせる消費アイテムです。一応の保険として受け取って下さいね!

 そして、図鑑には道具や罠等ダンジョンの説明が書かれています。これで道具を知り、駆使出来るようになって下さい。


 それではご検討をお祈り申し上げます。


                ダークライより」
 ▼ 45 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/21 20:12:12 ID:wb9IwH5c [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


ゾロア「ついにご飯まで取り上げられちゃったね!」


 "やるしかないよね"と私は自分自身に他の皆に鼓舞するため呟いた。



キモリ「よしっ!夜まで生き残ればカゲロウで戻れる。命を守ることを先決にしろ!」

ニャース「そうだね」


キモリ「俺は道を暗記しながら進んでいく!遅いかもしれないが、先に行かずに着いてこいよ!」


         「うん!」


キモリ「行くぞ!」



 キモリを先頭に森の中に入っていった。



ここから先は手探りで進まなければ!
私達なら行けるはず!!



 砂浜から人がいなくなった……
 ▼ 46 リージオ@さざなみのおこう 18/11/21 22:34:02 ID:gG9Izq2w NGネーム登録 NGID登録 報告
この世界で死んでしまったらどうなるんだろう…支援
 ▼ 47 ルガー@あおぞらプレート 18/11/22 13:01:41 ID:93ZgMP3c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆


 木々は私達を見下ろす。軽やかに揺れ、旋律のメロディを奏でている。木々は無知な私達を嘲嗤うかの如く、単調のリズムを繰り返していた。

 ザーッザーッ ──。

 私達は木洩れ日の光を頼りに進んでいった。その光が周りを美しく照らしす頃。両足がこの地に踏み込んだのだ。後戻りは出来ない。





キモリ「思っていたのと全然違うな!覚えやすい!」




 森は《部屋》のような空間とそこに繋がる《通路》で出来ていた。一本道のように、人ひとりが通れる幅の通路を通れば部屋に繋がる。

 私達は道を暗記しながら進むのであった。
 ▼ 48 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 13:15:14 ID:93ZgMP3c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告


ゾロア「ねぇねぇ!この道具って何なに?」


 ゾロアは種を手に取った。

 その種は黄色中心の色合いで、中央に赤っぽい色が少しだけ混ざっている感じがする。まさに、大きなパレット全体に出された黄色の絵の具の中に、少しだけ赤い絵の具が入ってしまった感じである。


 ニャースは手に持っていた図鑑を読んだ。


ニャース「それは《爆発の種》だね。強い衝撃を受けると爆発するらしい。また、口の中に含めれば唾液と合わさることで目の前に大爆発を起こせるらしいよ。もちろん、本人にはダメージはない。」


ゾロア「えぇ…。口に含めるとか考えたくもない……」


ニャース「敵が目の前にいる時は口に含めて、遠くにいる時は投げて、攻撃アイテムとして使うらしいね。」


ゾロア「ちょっと、うちはこの道具パス。いらないし、あげるわ!」



 ゾロアは持っていた種をゴンベにあげた。
 ▼ 49 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 13:57:59 ID:GugICtUo [1/11] NGネーム登録 NGID登録 報告


 道中には様々な道具が落ちていた。

 ただの小石やただの枝も投げれば武器となるらしい。半信半疑で手に入れた道具も少なくない。

 また、お金も道中に落ちていた。

 町に法があるということは、ルールなどが整っているということ。つまり、お金とモノの交換制度もある可能性が高い。
 お金があると決まれば、町で道具を買うのにお金が使える。今から集めておく方がいい。
 ▼ 50 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 14:20:12 ID:GugICtUo [2/11] NGネーム登録 NGID登録 報告



 私達は随分と歩いた。

 通路を越えた先にある部屋は色々な発見があって楽しい───。


 新しく手に入れる道具に興奮を覚える。謎の降り階段にも興味を示したが、今は行かないでこの森の地図を知る方が良いなった。



 キモリは隅々まで調べるために後ろから着いてくることになり、先頭を他の人に譲った。


 私が先頭になって小さな通路を歩いていくと初めての敵が現れた。キノコ───みたいなポケモンだ。



キノココ「ここがどこだか分かるか?無法地帯だ!てめぇらの所持品をかっさらってやるぜ!!」



 後ろが詰まっているために、逃げることは出来ない。そう、私はやるしかなかったのだ。
 ▼ 51 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 17:35:35 ID:GugICtUo [3/11] NGネーム登録 NGID登録 報告




 目を瞑り──


  腹を凹ませて…耳に全ての感覚を集中させる。
  段々と電気が溜まっていくのを感じる。



  そして、一気に放つ!





一筋の閃光がキノココを襲った。





「"でんきショック"── ─。」▼
      効果は今ひとつだ ▼
 ▼ 52 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 17:40:01 ID:GugICtUo [4/11] NGネーム登録 NGID登録 報告


…… …。


 倒せてない…。


キノココ「危なかったぜ!"キノコの胞子"で眠らせておくか!教えてやるよ。無法地帯の恐ろしさをな!!」



 戻れないし、私が眠って動けなければ後ろの参加者達も前には進めない。大人数が仇となり、逃げ道を失っている。



 まさに──背水の陣──とでも言っていい。
 非常に"やばい"。
 ▼ 53 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 17:47:01 ID:GugICtUo [5/11] NGネーム登録 NGID登録 報告



ふと、《木の枝》が私の頭上を通り過ぎる。

 私の後ろから投げられたようだ。そして、木の枝は私の目の前で急降下した。


目の前にいたポケモンに直撃した───。
 枝は頭を貫通し、キノココはその場に倒れてしまった。




 倒れたそのポケモンは土に埋もれていく。あっという間に土の中に消えた。キノココは殺られたのだ!



タツベイ「どうだ!木の枝攻撃は!!」
 嬉しさのあまり声をあげたタツベイ。


 どうやら、私はタツベイに助けられたようだ。
 ▼ 54 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 18:24:22 ID:GugICtUo [6/11] NGネーム登録 NGID登録 報告

 後ろに付いていたスピアーは私に"早く出た方がいい"と冷たく発した。


 私達は広い部屋に出た。




キモリ「話がある!」




キモリ「今から3つに分かれて行動しようと思う!その前にやるべき事があるから少しだけ待ってくれ!」




 私達が森の中の部屋のような場所で、留まっていたら敵が二体も現れた。
 ヤンキーのようなポケモンとうさぎのようなポケモンだ。


ズルック「今日の敵はこいつか」
ホルビー「この森に来たことを後悔させてやるぜ!」



 私達に緊張の波が襲う。

ゴンベ「うさぎは任せろ!」
タツベイ「じゃあ、あの変人をやる!!」

ニャース「どちらか、トドメをさせれる状態にして、残りを僕にやらせてくれないか?」


タツベイ「分かった!任せろ」



 キモリを守るようにして、三人の有志が最前線に進んだ。
 ▼ 55 ドシシ@かくれポン 18/11/22 20:06:05 ID:Mh929QtE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 56 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 21:42:46 ID:GugICtUo [7/11] NGネーム登録 NGID登録 報告

ズルック「かかってこいやぁ!」


タツベイ「なら!」



タツベイは勢いよくズルックに"頭突き"した。


ズルック「くっ!後少しで死ぬところだったぜ!」
 ズルックは頭突きを受けた箇所を右手で被っていた。

ニャース「僕もいるよ!"ネコに小判"!!」


 ニャースのおでこから小判が放たれた。その小判はズルックに直撃し、ズルックは倒れた。そして、ズルックは地面に吸収されてしまった。

 ズルックが埋もれた場所にコインが落ちている。

           オハコ
ニャース「これが僕の十八番だね」



ニャース「この技で敵を倒すとその敵はお金を落とすんだ!これで、お金を貯めやすくなると思うんだ」
 ▼ 57 クハツじゃないバクレツだ 18/11/22 23:06:52 ID:GugICtUo [8/11] NGネーム登録 NGID登録 報告

 弱い敵が相手ならニャースが一番煌めく。お金を集めることは今後を考えると大切なことだ。


ホルビー「余所見してんじゃねぇ!」


 ゴンベは目の前に敵がいるのに、呑気に種を食べていた。


直後── ─


 ゴンベの目の前で大爆発が起きた。有り得ない程辛い食べ物を食べた時に出る炎のように……。ゴンベは口から爆弾を出したように見えた。
 強い衝撃によってホルビーは倒れた。

ゴンベ「思ってたより《爆裂の種》の威力高かった…」

 ゴンベは不思議な力を纏った。



ゴンベ「そして、技《リサイクル》を使えば、再び手元に爆裂の種を復活させれる!」




 ゴンベは消費した道具を再び手に入れる技を持っていた。これなら、消費アイテムを使用する役はゴンベで決まりだなと感じた。
 ▼ 58 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 23:17:16 ID:GugICtUo [9/11] NGネーム登録 NGID登録 報告



 ニャースの銭集めにゴンベの再利用。同じ参加者の凄さを目のあたりにした。

 私も負けられないな……




キモリ「出来た!こっちに来てくれ!」


 キモリは私達を呼び寄せた。そして、紙を三枚とペン?のようなものを三つ掲げた。


キモリ「ここに、ここまでの地図を書いた。今からは、三手に分かれてこれを埋めていく。そして、明日になったらそれらを組み合わせる!」


 そう、この森の構図を効率的に覚える作戦だ。紙やペンは道中で落ちていたお陰でこの作戦が立てられたんだと思う。


キモリ「それじゃあ、今から言うグループに分かれて開拓していってくれ!」
 ▼ 59 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 23:26:05 ID:GugICtUo [10/11] NGネーム登録 NGID登録 報告



          カシラ
キモリ「ニャースを 頭 として残る二人が身体能力でニャースをカバーしたメンバーだ」

・ニャース
・スピアー
・リオル




キモリ「ゴンベを頭として残る二人で頭脳的なサポートをしてくれ!そんなメンバーだ」

・ゴンベ
・ゾロア
・イワンコ




キモリ「残りは俺についてこい!」

・キモリ
・タツベイ
・ピカチュウ
・トゲピー




こうして私達は三手に分かれた────
 ▼ 60 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/22 23:37:19 ID:GugICtUo [11/11] NGネーム登録 NGID登録 報告



 私達は四人で見知らぬ道を進んでいく。



 そして、着いた部屋には敵がいた。てんとう虫と再びうさぎだ!

レディバ「この森にて倒す!」
ホルビー「かわいがってあげる!」


 タツベイは自ずと前に出た。


タツベイ「先頭は任せてよ!突撃は得意だからさ!」


キモリ「その度胸は、お前の強みだな」



 ニャースやゴンベのような変わった力がなくても、タツベイのように性格でこんなにも頼もしくなることを知ることが出来た。
 私は……何が強みなのかな?
 ▼ 61 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 08:01:31 ID:07ho.Buw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告






 タツベイの勢いのある"頭突き"が直撃── ─





 てんとう虫のポケモンは倒れた。



タツベイ「どうだっ!」
 ▼ 62 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 08:11:37 ID:07ho.Buw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告



トゲピー「私だって……」



 トゲピーは"指を振り"始めた。

指を振り終えると、トゲピーの性格からは想像の出来ないような無数に繰り出される拳で攻撃した。その拳のスピードと威力はえげつない。


────"インファイト"!
効果は抜群だ▼



 ホルビーは倒れた。


キモリ「やるじゃねぇか……」


 私だって負けられない。私には"電気"を撃てる利点がある。私も誰かの役に立ちたい……
 ▼ 63 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 08:22:56 ID:07ho.Buw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告



 私達四名は次の部屋に向かって歩き始めた。



 不思議な床が置いてある部屋に着いた。そこで、夜22:00を回ってしまった。



        「うっ!眠い」


 その時、敵となるポケモンがその部屋にやって来た。だけど、私達に襲う眠気。眠気に勝てない。



     「敵が目の前にいるのに───」




       「眠っちゃい……け………」




 私達はこの森の中で眠ってしまった。
 ▼ 64 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 08:25:43 ID:07ho.Buw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆◆






       ────5日目────






◆◆◆
 ▼ 65 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 09:45:46 ID:07ho.Buw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


ちゅんちゅん……
  サエズ   マブタ
鳥の囀り──。瞼の奥から眩しい朝日の気配がする。昨日は……


 "そうだ!昨日、私は森の中で敵に襲撃されそうなところで眠ってしまったんだ!"。私は飛び上がりながら目を覚ました。


 いつもの砂浜に参加者達……
 私達は-無事-だ!



私達は再びこの場所へ───



トゲピー「おはよう!」



清々しい朝を迎えた。
 ▼ 66 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 09:53:41 ID:07ho.Buw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

昨日、危険な森に居たことが嘘だったかのように…
    この砂浜はとても平和だ───。



ダークライ「ご機嫌よう!」


 平和な砂浜に物騒なポケモンが現れた。黒い体に煙のような形。不気味な姿をしたポケモン──ダークライだ。



 参加者達はダークライを囲むように集まった。



ダークライ「今日は具体的なルールの説明に少し踏み込んで話をしようと思います。」


キモリ「なんだ?」
 ▼ 67 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 13:26:45 ID:BaeY/YZA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

ダークライ「陽炎について二つのことです……

               ・
 まず陽炎によって、森で死んだ敵は元通りとなり再び立ちはだかるでしょう。ただし、森は性質上どうなるかは分からないですけどね……


 それと、あなた達は敵を倒す度に強くなっている。このレベルは元には戻らないですよ!
          ・・
 レベル─。つまり、経験値。それは知識のそれと同等のもの。だからこそ、レベルは元には戻らない。道具と知識は陽炎の例外枠だと言うことをお忘れでないですよね?

         それでは私はおさらばします!」



 ダークライは一瞬にして消えてしまった。
 ▼ 68 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 17:03:02 ID:BaeY/YZA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告



キモリ「探索しながら進んでいく方がレベルが足りなくて勝てないっていうのもなさそうだな!」



キモリは黙々と紙に地図を描いている。



キモリ「完成した!これがあの森の見取り図だ!」



 三枚の紙に昨日探索した森のマップが描いてある。



キモリ「これだと行き止まりになる。多分だが、途中にあった降り階段にいかなければならないと思う!」


ニャース「今日も三手に分かれて行こう!僕らから先に行くね!」



 ニャース達は森の中に入っていった。
 ▼ 69 ルビアル@やけどなおし 18/11/23 17:07:56 ID:BaeY/YZA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

 続いてゴンベ達も森の中に入っていった。


 大人数だと小さな通路が不利になるからこそ、三つに分かれているのだ。



キモリ「行くか…」



 私達は森の中に入っていった───
 ▼ 70 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 17:26:06 ID:BaeY/YZA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

森に入ると───


 先に進んでいくはずだった他の参加者が出入口近くで止まっていた。


ニャース「キモリ!作戦を変更しよう!!」



 何かあったのだろうか?



この時はまだ私はこの森の謎を理解していなかった。
この森を含めて、この島の冒険地はこのように呼ばれるということを───。
 ▼ 71 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 17:28:25 ID:BaeY/YZA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ここは……








      《不思議のダンジョン》








          と呼ばれる場所であることを。
 ▼ 72 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/23 17:38:41 ID:BaeY/YZA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

入るごとに地形は変わる。
陽炎で元に戻ったとしても、時間ごとに変わっていく森には通用しなかった。


 ダークライの言った"濁らせた一言"はこのことを示していたのだった。



 部屋の形も通路の位置も何もかも違う!!まさに、私達の記してきた地図は無駄となってしまった。
 ▼ 73 ラキオン@ベリブのみ 18/11/23 21:16:34 ID:6AmwdF7A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 74 ータクン@クロスメール 18/11/23 23:05:42 ID:/Pjgn1GQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 75 ククラゲ@たつじんのおび 18/11/23 23:41:51 ID:D0DQ0p/k [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>1みたいに読みを漢字の上に書くのってどうやってるんだろう
 ▼ 76 ノセクト@ノメルのみ 18/11/23 23:47:26 ID:D0DQ0p/k [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>75
すまん、自己解決したかも、忘れてくれ
 ▼ 77 イティ@さざなみのおこう 18/11/24 10:27:52 ID:PebcECr6 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告

キモリ「一応、今日も三手に分かれてこの森を探索しよう。まだ森が変化したと決めつけるのは早すぎる!」


ニャース「それもそうだね。昨日のメンバーで探索し、森の真相を確かめよう!」



──
───
────



 私達は昨日と同じようにグループに分かれて行動した。昨日いたキノコ、ヤンキー、うさぎ、てんとう虫らを倒しながら進んでいく。森の内部はやはり変わっていた。
 私達は階段のある部屋へと来たが素通りした。四人だけでそこへと行くのはやめた方がいいと考えた。
 他のグループとの連携が崩れてしまうからだ。勝手に先に進んでいって他のグループに戸惑いを与えるのは宜しくない。
 ▼ 78 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 10:31:58 ID:PebcECr6 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告







   私達はこうして今日を終えたのだった






────眠気が襲ってくる。そして、その睡魔に勝てることはなかった。おやすみ……
 ▼ 79 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 10:33:34 ID:PebcECr6 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
◆◆◆






       ────6日目────





◆◆◆
 ▼ 80 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 17:36:12 ID:PebcECr6 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


         『おはよう』




 トゲピーに起こされるいつもの朝だ。

 私は"おはよう"と返した。


昨日、私達は森の脅威さを知り始めたのだった。



 そこに、ダークライが現れた。
 ▼ 81 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 18:33:55 ID:PebcECr6 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


ダークライ「ご機嫌よう!あなた達はやっとこの島の秘密を知った。

 そう、あの森は入る度に地形が変わるのです。カゲロウの影響を受けても受けなくても変わっているのです。
 だからか知りませんが、そういう所は上からの圧力を受けずに無法地帯になりやすい。自然なる自由は危険なものなのですから。

 それではおさらばです。」




キモリ「やはり、地図の丸暗記は次の日には無駄となるってわけか」
 ▼ 82 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 19:11:51 ID:PebcECr6 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告


ニャース「だが、まとまって動くのは危険だね」


キモリ「ああ」


ゴンベ「どうするの?」


キモリ「昨日の三手に分かれて、階段を探すんだ!ただし、階段のある場所で待っていて欲しい!」


ゴンベ「階段がなかったら?」


ニャース「多分階段はあると思う。昨日の探索で階段は存在することが分かったからね」




 私達はリンゴを食べてお腹を満たして、冒険への準備を始めた。
 ▼ 83 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/24 20:29:06 ID:yXBAXVm6 NGネーム登録 NGID登録 報告

キモリ「少しだけチーム替えをしよう。主に、」


 素早い起動で移動するグループ
・タツベイ
・スピアー
・イワンコ

 敵を蹴散らしながら進んでいくグループ
・ニャース
・リオル
・ピカチュウ

 手堅く進んでいくグループ
・キモリ
・ゴンベ
・ゾロア
・トゲピー


 そして、森の中に入っていった。
 ▼ 84 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 08:51:46 ID:ChwYnu4Y [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

 私達は森の中へと入っていった。

昨日とはうってかわった地形


 私とニャースとリオルで進んでいった。


──
───
────


目の前にヤンキーが現れた。


ズルック「オラオラァ!」


 リオルは私達を置いて先に飛び出していった。


リオル「僕に任せて!"ハッケイ"──。」


 ズルックは一瞬にして、地面の藻屑となってしまった。このパワーと機動力──。とても頼りになる。

 私も負けていらない……と思った。私に出来るのは電気を出せること!使いこなせるように頑張らなければ。
 ▼ 85 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 09:27:31 ID:ChwYnu4Y [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告



 私達は階段のある部屋へと来た。そこには、既にタツベイ達がいた。後はキモリ達を待つだけだ。


 残る参加者を待つ間に敵が現れた。


 てんとう虫とキノコだ!


レディバ「よく来たな!だが、ここで貴様らも終わりだ!」
キノココ「ふっ!」



イワンコ「タイプ相性的にレディバはあたしに任せて欲しいけど、いい?」

タツベイ「もちろん!」


スピアー「鬱陶しいな、このキノコめ!何故こっちに来るんだ?」

タツベイ「もう、倒しちゃいなよ!」
 ▼ 86 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 09:38:48 ID:ChwYnu4Y [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

イワンコ「"いわおとし"── ─。」


レディバに岩が直撃した。
効果は抜群だ▼



スピアー「うぜぇよ!ひとまず死んどけ」

 スピアーの"どくづき"
 その一突きがキノココを貫通する。


 レディバもキノココも一瞬にして殺られたのだ。



ニャース「敵が弱いのか、こっちが強いのか……。一発で決まってしまうと、僕の猫に小判が…」


 ニャースは少し呆れているような表情を取っていた。だけど、その表情は読みとりにくい表情だったから、私以外には気付かれてないと思う。
 ▼ 87 とぼけナレーター 18/11/25 19:13:31 ID:ChwYnu4Y [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

 キモリ達を待っていると……


全身刃物のポケモンが現れた。こちらを狙っている。


コマタナ「切り刻んでやる!」




 後ろからもう一体のコマタナが現れた。



 もう一人のコマタナは何故か仲間?だと思われるコマタナを攻撃する。


コマタナ「おい!俺ら同族だろ!?何で攻撃するんだよ!」


 その言葉は無下にももう一人のコマタナには届かなかった。
 ▼ 88 とぼけナレーター 18/11/25 19:36:31 ID:ChwYnu4Y [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告


コマタナ「うちは仲間じゃないんだよねぇ」



 裏切った?コマタナは段々と変形していく。変身後の姿を見たことがある……。




         ゾロア だ!




 ▼ 89 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 23:00:25 ID:JbkopY/A [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

ゾロア「お待たせぇ〜」



 私は思わず"何その能力"とはいてしまった。


ゾロア「これはうちの特性!ポケモンには何らかの特性があるらしいの!だから、技だけじゃなくてそれも駆使すればこの森の突破も楽チンかも〜」



 そうか、私は技で活躍なんかしなくても特性で活躍すれば……。けれども、私の特性って何なんだろうか?
 ▼ 90 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 23:04:22 ID:JbkopY/A [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

キモリ「さて……いこうか」



 私達は階段を降っていった── ─




 そして、目に移ったのは……


────地下とは思えない様相だった。




 ▼ 91 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/25 23:08:47 ID:JbkopY/A [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告



 階段を降ったんだ……
 地下なはずだ。いや、地下じゃないとおかしい


のに───



 そこは階段を降る前の森の景色と全く同じだった。
 いや、部屋や通路は違うか───。


 ▼ 92 ウマージ@びっくりこやし 18/11/26 00:57:32 ID:F5NYM392 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 93 ターミー@ようせいジュエル 18/11/26 02:40:10 ID:FEfs8DSc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 94 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/27 17:46:10 ID:XlzwIIRw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告


キモリ「慎重にな……」



再び三手に分かれて進んでいく───

 敵の種類も変わらず、構造の仕組みも変わらなかった。一階と変わっていたのは部屋と通路の違いだろうか。




 私達は再び階段へ───





そして、下へと降ったのだった。
 ▼ 95 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/27 18:01:20 ID:XlzwIIRw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告


コマタナ「やっと見つけたぜ!上り階段」


 降りてきた私達を見つけるやいなや喜ぶ刃物。上り階段一つでそんなに喜ぶものなのだろうか───。


ゾロア「そんなに嬉しいの?」クススス


コマタナ「当たり前だ!普通、命が欲しいやつは下には行かずに上へと行く!けれども、下へと降りる階段はあっても上る階段なんてそうそう見つからないんだ!」



 そうだ、さっきのフロアでも上り階段はすぐに見つからなくなった。その階からでは見えないようになっているのかな?


 そして、下には何かあるのか── ─!



コマタナ「ってか、貴様らは何故この下に行く?
 《怪物》 がやって来て住み着いたせいで、町との唯一の連絡路が途絶えここは無法地帯へと化した」


キモリ「怪物?」


コマタナ「そうだ!そんなやつの近くにいてたまるか!!だからこそ、上に行きたいのに見つからないからいけないんだ!」



 《怪物》ってのが気になるけど、この下にいけば町との通路がある。私達は進まなければならないんだ!




コマタナ「だが、今日はラッキーな日だよ…」
 ▼ 96 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/27 18:08:37 ID:XlzwIIRw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告



コマタナ「上り階段を見つけられたという上に……





  道具を沢山持ってる奴らをかっさらうことが





           出来るんだからよぉ!!」



突如として、コマタナは私達を狙い始めた。
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