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黒い影が蠢いて、執拗に打撃を食らわせてきた。痛覚は麻痺しているのか、痛みはさほどではないが、体にまるで力が入らない。
息ができない。吸うことも吐くことも、当たり前のことができない。口と肺だけを残してその途中が跡形もなく消え失せてしまったかのようだった。
内から外から、苦悶が肉体の至るところを苛む。掠れた喘ぎを発する乾ききった喉から、生命力が流れ出ていくような感覚。
一体、どれほど続いていたのだろう。
どこか、暗い場所だった。影の主の輪郭は判然とせず、何匹いるのかも窺い知れない。
「こいつはもうダメか。これ以上搾り取れそうにねえ」
「なら処分するか!」
「次を探そう!」
低く暗い声と、2つの高いキーキー声。
「もう手の施しようもない……仕方ないか。長いことお疲れ様でした、ってな。せめて苦しまず死にな」
低い声が答えた。次いで、息を吸い込むような音。そして。
暗闇の中で不思議なほど鮮やかに浮かび上がった、黒い閃光。
眼前に迫り来る。
気力も体力も尽きたこの身では、とても避けられない。
これは。
――あくのはどう