〜 男 子 だけ 開 ぃ て ょ…♪:ポケモンBBS(掲示板) 〜 男 子 だけ 開 ぃ て ょ…♪:ポケモンBBS

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〜 男 子 だけ 開 ぃ て ょ…♪

 ▼ 1 ゲキッス@デンリュウナイト 18/11/26 21:41:50 ID:yLk2KAXI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
男くせぇポケモンバトルを書くぜ
まずは安価下VS安価下二
 ▼ 2 ニゴーリ@リーフのいし 18/11/26 21:42:11 ID:uy1M0A.E NGネーム登録 NGID登録 報告
名前欄
 ▼ 3 クティニ@マッハじてんしゃ 18/11/26 21:42:13 ID:iu5AcjtA NGネーム登録 NGID登録 報告
ズルズキン
 ▼ 4 ゅう◆YYxcWiQFbM 18/11/26 21:42:25 ID:iAhw6YWs NGネーム登録 NGID登録 報告
リオル
 ▼ 5 ビィ@ほのおのジュエル 18/11/26 21:44:46 ID:J7WUtpzk NGネーム登録 NGID登録 報告
さいてょ
 ▼ 6 ゲデマル@コイン 18/11/26 22:05:08 ID:yLk2KAXI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
日の光を拒む暗い洞窟でその二匹は邂逅した。

一方は闘争心溢れるズルズキン。挨拶代わりの初撃を跳び蹴りとして放つ。

これを額で受けるはオニゴーリ。弾き飛ばし、瞳から冷気を纏った光線を放って反撃した。

オニゴーリは距離を取りつつ何度も光線を浴びせる。ズルズキンはかわし続けたが、その内の一条をついに腹に受けてしまった。

凍るズルズキンの体表面。寒さからか鈍る彼の動きに勝機を見たオニゴーリが素早く宙を滑り、突進を仕掛けた。

迫る顔面。ズルズキンは為すすべなく接近を許す。オニゴーリの額がズルズキンを捉える。

直前、衝撃と共にオニゴーリの視界が揺れた。ぐるりと回る視界。遅れて感じる痛み。そしてオニゴーリは突進の勢いのまま洞窟の壁へと激突した。

冷気に震えていたはずのズルズキンの攻撃が先にオニゴーリに届いていたのであった。

何故……。敗北の理由を知らぬオニゴーリは信じられないという風な表情でズルズキンを振り返った。ズルズキンは弛んだ皮膚をつまんで見せ、無言で語る。俺に冷気は効かぬと。

明確な敗北を認めたオニゴーリは、ズルズキンの背後で砕け散った。
 ▼ 7 グトリオ@はねのカセキ 18/11/26 22:05:58 ID:bCkYpED. NGネーム登録 NGID登録 報告
ゴーリズキンとか膝外しそう
 ▼ 8 ルビート@きあいのタスキ 18/11/26 22:06:18 ID:yLk2KAXI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
次、>>9VS>>10
 ▼ 9 シギソウ@ジャラランガZ 18/11/26 22:11:47 ID:H5IclPGM NGネーム登録 NGID登録 報告
ガブリアス
 ▼ 10 ラードン@たつじんのおび 18/11/26 22:12:11 ID:xp6IBo1M NGネーム登録 NGID登録 報告
ナックラー
 ▼ 11 ツベイ@エレベータのキー 18/11/26 22:12:21 ID:fNoIC1M6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デデンネ
 ▼ 12 ナトーン@いのちのたま 18/11/26 22:50:58 ID:yLk2KAXI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ガブリアス……! おめぇだけは許せん! いや、姉さんのためにも許したらいけん!」

「はっ! 誰かと思えばフライゴンの弟のナックラーかよ。……よせよせ、お前じゃ俺に敵うわけがないだろうが」

「んなもん、やってみんと分からん!」

彼は駆けた。短い脚で、砂舞う沙漠の地を懸命に。
時に砂丘に身を隠し、砂を巻き上げ、仇敵の目を欺きながら。

距離を詰めるナックラー。それを決して近くはない向こうに見下ろし、ガブリアスは嗤う。
ナックラーの足元が、広大な沙漠が、揺れる。

「……無駄なんだよぉ! 飛べもしないお前が、お前の姉でも勝てなかった俺に勝てると、本気で思ってるのかよ!」

言葉を切りながら地を揺らすガブリアス。ナックラーは砂に呑まれ、地上から消えている。
沙漠は戦前から形を変え、地に住むポケモンたちまでもが混ぜ返されていた。

「少しやり過ぎたか。……何むきになってんだか」

ガブリアスは呟き、戦場から背を向けた。

「まだ終わっとらん!」

「……!?」

背後の声にガブリアスはさっと振り返った。視線の先に、声の主が立つ。その身には真っ赤な襷が巻かれていた。

「襷か」

「そうや! ……喰らえ!」

ナックラーは両前脚を地に叩き付けた。地が、割れる。
ガブリアスが首元まで落ちたところで、割れた地が閉じられた。

一撃必殺の技・地割れであった。しかし、それを喰らってなおガブリアスは耐え、砂から這い出る。
鮫膚に覆われた体は、ナックラーと同じ襷に縛られていた。

「はぁ……はぁ…………なるほど。襷で耐えて地割れで一か八かの勝利を狙ったのか。レベルも、俺を超えていたようだな。ああ、悪くない。だが、俺も襷を持っているのは想定外だったらしいな! これで終わりだ!」

息を切らしながら、ガブリアスが音越えの一撃を爪に乗せて放つ。
凄まじい速度で空を裂く爪を、ナックラーはそれ以上の速さを以てかわした。

ガブリアスの腹に、軽い衝撃が入る。衝撃が、瀕死寸前だったガブリアスを瀕死へと一押した。

「電光石火か。……やるな。痛み分けだが」

どさり、とガブリアスが砂上に身を倒した。
見下ろすナックラー。体力を僅かながら残していた彼は言葉を落とす。

「今のは電光石火じゃねえ。フェイントや」
 ▼ 13 ルディオ@みずのいし 18/11/26 22:52:42 ID:yLk2KAXI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はもう寝るわ。
やる気があったらまた書くぞい
 ▼ 15 ブカス@PPかいふくポン 18/11/26 22:56:06 ID:yLk2KAXI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>14
ここはこれのパクりやで
 ▼ 16 コロモリ@じゃくてんほけん 18/11/26 23:14:49 ID:LjjUnsXo NGネーム登録 NGID登録 報告
タイトルくそ笑った
 ▼ 17 バルオン@ラブタのみ 18/11/26 23:15:55 ID:L4.YHdDg NGネーム登録 NGID登録 報告
スレタイ草
 ▼ 18 ライゴン@そうこのカギ 18/11/27 16:56:17 ID:/QcIc116 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
次、>>19VS>>20

夜になったら書くから安価ちょうだい
 ▼ 19 チルゼル@リザードナイトX 18/11/27 16:58:56 ID:1k66NkCg NGネーム登録 NGID登録 報告
ミルホッグ
 ▼ 20 ヤッキー@アクロママシーン 18/11/27 16:59:02 ID:d/rg50KQ NGネーム登録 NGID登録 報告
名前欄
 ▼ 21 ナフィ@ペアチケット 18/11/27 17:00:50 ID:4W.g0oHg NGネーム登録 NGID登録 報告
そうだよ
 ▼ 22 ルディオ@ウブのみ 18/11/27 19:28:22 ID:4j7cvZmk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 23 カRIO◆N33wRk6RAs 18/11/27 19:35:32 ID:i/xMBt4E NGネーム登録 NGID登録 報告
女子版とは違ってロックされなさそうやな
 ▼ 24 ッコウガ@しずくプレート 18/11/27 20:29:11 ID:/QcIc116 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
 悪の科学者が放った謎の光を浴び、正気を失ったヒヤッキーは笑顔で森を荒らす害獣と成り果てていた!
 木々はへし折られ、住まう者たちは流される。営みが生まれてから最大の危機を、今日、この森は迎えていたのだ!

 夕刻。それが狼煙も戦火も上がらぬ静かな災厄が始まった刻である。
 刻は、事の始まりを目撃した日を沈め、何も知らない星を浮かべた。

 森には、災厄から目を背けた刻を見限り、己らの力での解決を狙う者たちがいる。三千のミネズミから成る一個の群れと、それを束ねる一匹のミルホッグである!

 ミルホッグはミネズミたちに指示を出し、ヒヤッキーを森の奥の広場へと誘い込んでいた。指示を出したのは日没の直後。ミルホッグが待つ広場の草をヒヤッキーが踏んだのは、空に星が散らばり輝くこの時である。
 つまりは今、ミルホッグとヒヤッキーが初対峙の時を迎えた、ということになる。

 距離を置いて向かい合う両者。その闘いは、開戦、などという明確な区切り無く始まった!

 ヒヤッキーの尾が高圧の水を吐き出した。暗い中、不意な初撃を軽くかわし、ミルホッグが距離を詰める。
 長い体と短い足で地表すれすれを器用に進むミルホッグ。射出される水塊を全て避け、立派に育った前歯をヒヤッキーの胸に突き立てた。

 痛みに短く呻いたヒヤッキーは、退こうとしたミルホッグの尾を瞬時に掴み、宙へと投げ飛ばす。ふわり、と一瞬の無重力を得たミルホッグの腹に、凍結した硬い拳が沈む。そのまま地に叩き付けられたミルホッグを、高圧の水流が押し流した。

 流れるような連続攻撃。それを受けきったミルホッグ。立ち上がった彼の頬を、ヒヤッキーは柔らかな笑顔のまま、硬く冷たい拳で殴打した。
 横向きに倒れるミルホッグを、ヒヤッキーは蹴飛ばし、流し、投げ飛ばし、殴り付ける。

 闘いの行方を見守っていた森のポケモンたちは皆、ミルホッグの敗北を疑わなかった。しかし、ミネズミたちは仲間の勝利を信じた。

 圧倒的な劣性。その中で伏すミルホッグ。彼を立たせたのはミネズミの強い気持ちか、森を荒らす者を止める義務感か、或いは同じ森の仲間を害獣へと変えた人間への怒りか。若しくはその全てで、ミルホッグは再び立ち上がる。

 貼り付けられたような笑顔で振るわれる氷の拳をミルホッグは小さな掌で受け止めた。意に介さず、ヒヤッキーはもう一方の拳を振るう。
 その前にミルホッグが、かっ、と目を見開き、目玉と体の黄色を発光させた。

 夜闇に慣れていたヒヤッキーの視界が、光に埋まる。

 彼の瞳が元の闇を映す前に、ミルホッグは尾で、頭で、手足で、溢れんばかりの怒りの前歯で、我武者羅に攻撃を加えた。

 盲目のままでヒヤッキーが手足を振るい、水を噴出する。ミルホッグはそれら全てを一度下がって遣り過ごした。
 そして抵抗に隙を見る。素早く距離を戻し、左掌をヒヤッキーの眉間に当てた。

 思い切り押し付けられるミルホッグの左掌。
 ヒヤッキーは耐えきれずに後方によろめく。

 果てに、ミルホッグはヒヤッキーの頭を地に叩き付けた。
 こうして勝負は決した。
 ▼ 25 グリュー@4ごうしつのカギ 18/11/27 20:31:02 ID:xZtgReYU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 26 ビット@マックスアップ 18/11/27 21:05:36 ID:/QcIc116 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はもう書かtよいけと゛安価だけ貰うょ

>>26の名前欄VS>>27&>>28
 ▼ 27 アル@ひのたまプレート 18/11/27 21:06:18 ID:N8vkucec NGネーム登録 NGID登録 報告
デデンネ
 ▼ 28 ッシブーン@エレクトロメモリ 18/11/27 21:07:47 ID:w4zIcdbs NGネーム登録 NGID登録 報告
エモンガ
 ▼ 29 チャモ@きぼんぐり 18/11/27 21:09:08 ID:fF6wspqY NGネーム登録 NGID登録 報告
因縁の対決やんけ
 ▼ 30 イオーガ@どくけし 18/11/27 21:11:44 ID:1Zm6LlsQ NGネーム登録 NGID登録 報告
>>29
よく見るんや
ゴビットvsデデンネ&エモンガや

デデンネとエモンガは味方やで
 ▼ 31 ュリネ@ヘビーボール 18/11/28 14:32:20 ID:bqJkN9t6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
 高い日が焼く、起伏に富んだ荒野。そこで、一人の少年が己のポケモンを野生のポケモンと戦わせていた。

「ゴビット、転がる!」
「ンーゴゴー!」

 頭と手足を仕舞って球体となったゴビットが、二匹の野生のポケモンを追った。追われたのはデデンネとエモンガである。
 涙目になりながらも走った甲斐なく、デデンネはゴビットに轢かれた。飛んでかわしていたエモンガが、ゴビットに紫色の光球を数発放って反撃する。光球はデデンネに追撃を加えようとしていたゴビットを僅かに弾いた程度で、多くはデデンネに直撃し、彼を吹き飛ばした。

「デネェ! 何するンネ!」
「助けてあげただけエモ! ゴビットには効果薄いから仕方ないエモ!」
「何でお前のめざパは毒なンネ!」

 言い合いをしながらも、エモンガは滑空し、デデンネを背に拾ってゴビットから離れた。

「逃がすな! 冷凍ビーム!」
「ンーゴービー!」

 ゴビットが両目から光線を放つ。光線がエモンガの両膜を捉え、凍らせた。飛行能力を奪われたエモンガは地に落ち、デデンネは地に投げ出された。

「いったた……。何でゴビットに冷凍ビームなんて覚えさせているンネ……」
「そんなことより、これじゃあアタシたち二人とも地震の餌食エモ!」
「くっ! ……エモンガなんかと一緒に捕獲されるなんてごめンネ! 僕は逃げるンネ!」
「ちょ……待ちなさ──待ってエモ! 助けてエモ!」

 デデンネは振り返ることなく走り去った。悲痛なエモンガの鳴き声が空しく響いた。

「ちっ。デデンネは逃げたか。まあいいや。エモンガだけでも捕まえとこ。……ゴビット、シャドーパンチ!」
「ンッ……ゴイッ!」

 諦めてぺたりと座り込むエモンガ。鉄のように硬く重い拳が、腹に、続けて頬に入る。

「んぐっ、ヴァ……ンガ──」ドサッ

 エモンガは痛む頬をさすり、腹を押さえて地に伏す。その瞳から溢れたものが荒野を僅か潤した。
 ▼ 32 クライ@レッドカード 18/11/28 14:33:34 ID:bqJkN9t6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
(どこかで見てるんでしょ、デデンネ……。きっと、逃げることも戦うこともできずに泣いてるだけの情けないアタシを見て、どこかで笑っているエモね……)

 少年の足音が近付く。空のモンスターボールが取り出される音がする。涙を止め、最後に思い切り睨んでやろうと思い、エモンガは顔を上げた。
 モンスターボールを構える少年が、彼の手持ちのゴビットが、消えていた。

(…………何が起きたエモ!?)

 驚くエモンガ。周囲を見、自分のいるのは荒野の高台となっている場所であることに気付いた。高台の端に行って見下ろす。眼下には、さっきまで戦っていた少年とゴビットが、彼らと対峙するデデンネがいた。

「……な、何をしたエモ!?」
「まだ逃げてなかったンネ。サイドチェンジ、ンネ。……言ったはずンネ! お前と一緒に捕獲されるなんて嫌ンネ! どっか遠くへ行って、こいつとは別のトレーナーに捕獲されちまえンネ!!」
「それじゃあアンタが……!」
「……僕は捕まる気はさらさらないンネ。お前は保険ネ。分かったらさっさと氷を溶かして飛んでけンネ!」

 デデンネがゴビットと戦っている間にエモンガは飛び去った。光るものが零れる。デデンネは去る彼女を確かに見送った。

「漏らしながら飛ぶなんて汚いンネ。お前は蝉かネ。……まあ、これで時間を稼ぐ必要はなくなったンネ! 喰らうンネ! 草結び!」デデーン
「ゥンコ゛!?」

 ゴビットの足元を撹乱するように走ったデデンネ。少年に指示を受けて拳を振るおうとしたゴビットが結ばれた草に妨げられ、九十キロを超える体を地に落とした。
 長い続いた攻防の末、デデンネは勝利を納め、敗者たちを背に走り去った。


 ♪ED「Believe in my existence」




 〜to be continued〜
 ▼ 33 プ・テテフ@おとどけもの 18/11/28 14:48:16 ID:Ml0QLae2 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 34 DIOルガ◆clFyJG2MWU 18/11/28 15:00:46 ID:t9YsHUbk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ▼ 35 ラージェス@みかづきのはね 18/11/28 17:12:45 ID:bqJkN9t6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
Lゝ ⊃ 書< ヵゝ 分からない Lナ と゛安価とるょ

>>36VS>>37の群れ
 ▼ 36 キメノコ@もりのヨウカン 18/11/28 17:16:29 ID:o78woT9w NGネーム登録 NGID登録 報告
ドリュウズ
 ▼ 37 ニューラ@カイスのみ 18/11/28 17:22:41 ID:760sSXNM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヒンバス
 ▼ 38 ワシ@ライトストーン 18/11/28 18:01:41 ID:SQrIG9IA NGネーム登録 NGID登録 報告
ザングース
 ▼ 39 イチュウ@とくせいカプセル 18/11/28 21:17:49 ID:bqJkN9t6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
 ポケモンの強さを引き出す方法を求める中で、私は「数」にも注目した。
 例えばヨワシというポケモン。ヨワシはぎょぐんという特性により仲間を集め、むれたすがたと呼ばれる形態となって戦う。
 これに類似することが他のポケモンでも可能なのか、不可能であった場合、単純な数の力とはどの程度のものなのか。私の中に生まれた二つの疑問の内、今回は後者を研究のテーマとして選んだ。
 以下はその記録である。

 研究の対象として選ばれた「数」のポケモンはヒンバス。用意したのはレベルも特性も技もランダムに選出された十万匹である。
 迎え撃つはポケモンはドリュウズ。特性はすなかき、レベルは百である。
 なお、スポーツとしてのポケモンバトルではないため、彼らの使用する技は四つに限らない。

 実験の場は私の管理する人工の山、その内部の洞窟である。野生のポケモンはいない。中は十分に広く明るく、円弧を描く一繋ぎの浅い水路も通っている。

 先に動いたのは、あらかじめ攻撃の指示を出していたヒンバスである。一匹のヒンバスが水路から飛び出し、口から熱湯を放出した。間を待たず飛び出す数百のヒンバスたちも、蒸気、冷気を纏う水流や光線を放つ。

 ドリュウズは角と爪を合わせて回転し、地中へと逃れる。ドリュウズが穿った穴は多量の水に浸り、すぐさま凍った。

 大量のヒンバス犇めく浅い水路中に、岩の削れる音が響く。次を予感した者たちが音から離れる。遅れ、水路の底を破り、ドリルに変型したドリュウズが飛び出た。
 危機を察知できなかった数十のヒンバスが打ち上げられ、水路を進むドリルから逃げ遅れた百余りのヒンバスがその餌食となった。

 ここから四半のヒンバスが倒れるまでに特筆すべき点はない。それほど圧倒的な力の差が両者の間にあったのだ。
 この研究については、少なくとも十万匹では「数」による力が発動されない、という結論になるだろう。その場にいた研究者たちは──私を含め、皆がそう感じていた。

 だが、ここから予期せぬことが起こった。
 一匹の老醜なヒンバスがそれを起こした。

 老醜なヒンバスが仲間を集め始めた。彼のもとに、経験を積んだ老輩が、若い力を余らす若輩が、集う。
 渦を巻く黒い影。波立つ水面。それらが一所に纏まり、水上に持ち上がる。
 現れたのは、数万のヒンバスの群れが巨大な一個の姿を作る、全く別の存在だった。

 百のレベルに到達するまでに決して少なくはない経験を重ねていたはずのドリュウズも、始めて目にする変化に驚愕していた。同時に、心踊らせていた。

 ヒンバスの群れが、巨大な口から相応の水流を吐き出した。川のような激流を辛うじてかわすドリュウズ。かわした先で地を蹴り、爪を頭上に合わせて回転しながらヒンバスたちに突っ込む。

 ヒンバスたちは彼らが成す一個の身に穴を開き、一直線に飛ぶドリュウズをかわす。ドリュウズは変型を解き、ヒンバスたちの背後の岩壁を蹴った。
 そして即座に群れの背に跳んだ。直後に変型。ヒンバスたちが避ける前に、一個の群れの背から腹までを貫いた。

 弾け、散らばるヒンバスたち。力なく地を跳ねる者がいる一方で余力を残す者もいたが、彼らの内の誰も、ドリュウズも、それ以上戦おうとはしなかった。

 以上が、今回の研究結果である。
 なお、今回見られた興味深い現象については私の専門外であるため、他の研究者に任せることにする。


 ──阿久浪漫書房刊「ポケモンの潜在能力に関して」より抜粋
 ▼ 40 ギアナ@ひきかえけん 18/11/28 22:45:57 ID:bqJkN9t6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
明日はたぶん書かないhて゛、明後日ぐらいまで安価ぢゃなくてポケモンやトレーナーが何かするシチュ工ーションを募集するぜょ。バトルに拘らなくても構わんょ
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