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俺「ウルップさん!もう少しです!頑張って……!」
こうして手を握り始めてからもう、時計の長針が10周はしている。
最初に見られた余裕はなく、紅潮した顔には血走った目、食いしばった歯と口、さぶいぼと油汗が見受けられた。
およそ限界なのだろう、到底人前に出せないような醜態を晒しながらより一層強く手を握り返す。
ウルップ「……っう!う、産まれるっ……!」するするするする
赤ちゃん「おぎゃあおぎゃあ!」
ウルップ「ハァ……ハァ……」
俺「……やった!やりましたよウルップさん!僕らの子供です!!」
俺「互いの家族の反対を押し切って駆け落ち……今までで身分を隠しながら細々と暮らしてきましたが、子を成せばもう非難はされないでしょう。やっと堂々と生活できますよ!」
ウルップ「」
俺「本当に今まで長かった……」(俺、柄になく涙を流す)
俺「お疲れ様ですウルップさん!ほら!あなたに似て優しい顔をしてますよ!」
ウルップ「」
返事がない
俺「ウルップさん……?」
俺「……う、うああ……うああああああああああああああああああああああああああああああうあんああぁああぁぁぁぁあああ!!!!!」
ウルップ似の子供「ねぇパパ、今日ももう1人のパパのお話してくれる?」
俺「あぁ、それじゃあどこから話そうか……」
ウルップ似の子供「パパとパパの馴れ初めを聴きたいな!」
俺「恥ずかしいな!……わかった、パパとの馴れ初めはね……」
ウルップさん、どうかこの子を天国から見守ってやってください。
劇終