リーリエ「ほしぐもちゃんを助けて下さい！」　ヨウ「絶望した！」

ヨウ「絶望した！　出会って名前も知らない人に、危険なことをやらせる君に絶望した！」

リーリエ「えっ」

ヨウ「ちょっとやそっと容姿が良いからって、男にすぐ面倒なことを頼む女性がいることは分かっています。ですが、まさか渡ったら絶対に崩壊する橋に渡れと言われるなんて思ってもいませんでしたぁ！」

リーリエ「……あの、別に私はそんなことを……」

ヨウ「どうしたもこうしたも！　信頼関係もない人に、いきなり崩壊しかけている橋を渡れと言われて素直に聞き入れられますか！？」

リーリエ「」

ヨウ「まぁ、ここで喚いても状況は進みませんし……分かりました渡りますよ。渡って助ければいいんでしょう？」

リーリエ「……ほしぐもちゃんを助けてくれるんですか？」

ヨウ「だって渡らないと話が進まないだけじゃないですか！　Yesと言うまで同じ選択肢が続くだけですよ。ここは、レヌール城ですか？」

リーリエ「……とにかく助けてくれますか？」

ヨウ「それに、こんな訳の分からない地方で暮らしていくくらいなら、橋から落ちて死んだほうがマシです」

リーリエ「縁起でもないことを言わないで下さい！」

アニメ4期やって欲しいな

あんなかわいい娘に頼まれたら　
どんなことでも断れない　
でもネネに頼まれたらお前ら無視するんだろ？　
ブサイクに生まれるとつらいな…

ヨウ「縁起でもないのは僕の人生ですよ！　父親も居ないのに、いきなりアローラに引っ越すとか言われて飛行機の中で母親から『お父さんと離婚したから』とかさらっと言われる始末！」

リーリエ(こんな人じゃ仕方ありませんね……)

ヨウ「まぁいいですよ。とにかく早く渡ってあの橋から落ちて死んでやります。こんな人生、生き続けても絶望するだけの毎日ですからねぇ……死んだほうがマシです」

リーリエ「……分かりました。じゃあ、あなたの命に代えてもほしぐもちゃんを助けて下さい！」

ヨウ「えっ」

リーリエ「なんですか？」

ヨウ「いや、ほんとに死んじゃいますよ。目の前で死んじゃいますよ」

リーリエ「ええ」

ヨウ「いや、どちらかといいますと。なるべく渡りたくないほうこうに心が傾いているのでありまして。……ああ！　思い出した。僕、高所恐怖症なんですよ」

リーリエ「気にしなければいいじゃないですか」

軸がぶれてないの好き

ヨウ「あ、腹痛が」

リーリエ「死ぬのは一瞬ですから、未来のことを気にしなくても大丈夫です」

ヨウ「……」ｽﾀｽﾀ

リーリエ「どこに行くつもりですか？」

ヨウ「帰ります」

リーリエ「…か、帰るって、あなたさっき渡るって言ったじゃないですか！」

ヨウ「だって、渡ったら……お、オニスズメ達につつかれながら落下するわけですよね……？」

リーリエ「……そうですね」

ヨウ「そんなの死亡フラグどころか、死亡するのは確定じゃないですかぁ！」

死んだらどうする！

>>7
笑ってごまかすさあ！

絶望先生知ってる奴ってここにどのくらいいるんだろ

>>9
マガジン連載でまだ6年しか経ってないしそこそこいるんじゃない？
定期的に見返すぐらいには好き
アニメは無茶苦茶やってた2期も好き

リーリエ「……なら仕方ないですね……私がほしぐもちゃんを助けます！」

ヨウ「ほ、ほら、ホントは自分で助けることができるじゃないですか！」


ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

リーリエ「で、ではほしぐもちゃんを助けに行きますよ……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ヨウ「…………」

リーリエ「……っ！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

リーリエ「やっぱり無理です！　ほしぐもちゃんを助けて下さい！」ｼｸｼｸ

ヨウ「！？」カット1

ヨウ「！？」カット2

ヨウ「！？」カット3

ヨウ「！？」カット4

ヨウ「絶望した！　自分ができないことを他人に押し付ける君に絶望した！」

リーリエ「なんなんですかあなたは！」

あーくめたん…

絶望したぁ！

あげ

お洒落なOP作ってもらえますよ

絶望したぁ！！