[SS]カモネギ「強さってなんなんだ?」:ポケモンBBS(掲示板) [SS]カモネギ「強さってなんなんだ?」:ポケモンBBS

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ポケモン

[SS]カモネギ「強さってなんなんだ?」

 ▼ 1 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/07 00:05:15 ID:12pwMf.Y [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
※このSSは、実際のポケモンと少し設定が異なる場合があります。


シロガネヤマ。

それはカントー地方の中で、最も過酷な場所と言われている山岳地帯だ。
山肌には雪や雹がガンガン降り積もる上、洞窟の中も化け物のようにレベルの高いポケモン達の生息域となっている。

そんな中から、軽い調子で入口から飛び出して来たポケモンがいた。そう…それは

カモネギ「ふい〜ッ!今日も疲れたな!」

俺のこと。

俺はカモネギ、と言ってもただのカモネギではない。そろそろレベル100になる。

見た目はとても弱いと友人や家族、中学の先生にまで言われた。まあこれは仕方ない。

しかし、カモネギは見た目だけでなく、ステータスまでとても弱い。それは、高校入学が危ういとまで言われてしまう程だ。


カモネギ「だからと言って、諦めきれないよなあ…」

カモネギは弱い。それはどこに言っても変わらないことだ。

だからレベルを上げまくれば高校入学を果たせるのではないか…そう思って俺は鍛錬を続けているわけである。
 ▼ 3 ブラン@フライングメモリ 19/02/07 00:20:25 ID:BXUoEzYQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
なろう?
 ▼ 4 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/07 00:26:24 ID:12pwMf.Y [2/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
カモネギ「レベル98か…。あとちょっとだぜ!」

俺は愛刀の長ネギを握りしめた。

レベル98…ここまでくれば弱いカモネギだって、ガブリアスのレベル60と遜色ないステータスを得ることができる。

カモネギって、一体…。

神様は何故、ポケモンに生まれながらの種族の差を作ってしまったんだろうか。


リングマ「グ…マァァ…」

ドードリオ「ドォォォォ……」

ムウマ「ムゥ〜……」

カモネギ「急所で一撃!」

辻斬りの効果と愛刀長ネギの効果で急所ランクは3段階上がっている。

それを考えると、カモネギというポケモンは辻斬り連打で強く見える。
しかし、ドンカラスの完全下位互換なので結果弱い。

当たり前。

そんな事を一人考えながら、バッサバッサと襲いかかってくる野生のポケモン達を斬り伏せていった。
 ▼ 5 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/07 00:36:05 ID:12pwMf.Y [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
1週間後…レベル100に到達した俺は、アローラという遠く離れた島まで赴いた。

オヤジ「すごい特訓は、銀の王冠一個で一つ、金の王冠一個で全部鍛えてやるよ!」

カモネギ「王冠ってなんだそれ?」

オヤジ「瓶の蓋のことさ!と言っても、金で出来ていたり、銀で出来ていたり…。まあ釣りでたまに引っかかるから」

〜2週間後〜

カモネギ「はあはあ…。やっと、銀の王冠が6つ集まったぞ…」

釣りの回数は覚えていない。釣竿を一度に3本並べ、引いたらあげる、という事を延々繰り返していた。

カモネギ「お、最後の一本にかかったぜ。どうせホエルコとかだろ」

金の王冠「やあ」

カモネギ「」

何だかんだあったが、王冠というものを生贄に個体値を限界まで上げてもらうことができた。

金の王冠は使わず、モカのプレゼントにした。


そして…とうとう入学試験の日がやって来た。
 ▼ 6 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/07 00:49:01 ID:12pwMf.Y [4/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
試験官「これより、第50回入学試験を開始する」

カモネギ(うう…緊張やべえ。なんか震えてきた…)

周りを見渡して見たが、カモネギは俺以外一人もいないようだった。

カモネギ(で、でも俺と同じレベル100のやつ流石にいないだろう!…いない、よなあ…?)

自身は全くないが、俺は自分の過酷な努力を思い出して筆記試験を受けた。



筆記試験、終了

カモネギ(モカ…!お前のお陰で問題解けたぞ!)

俺は頭のいいモカから勉強を教えてもらっていた。妹から教わるって…本当、情けない兄ちゃんだぜ俺は。

スピアー「おう、お前さん。試験解けたか?」

カモネギ「へえっ!?あ…妹のおかげで解けたが…」(隣のやつか…。いきなり話しかけられるとは…)

スピアー「おお、賢い妹がいるんか!いいなあ。僕も欲しかったぜ!」

カモネギ「俺はカモネギ。なかなかに、弱そうだろ?」

スピアー「僕は見てくれの通りスピアー。弱そうとか言ってるが、お前さん頑張ったんだな。レベル100とか正気の沙汰じゃねえぜ!」

カモネギ「レベル何故バレた…。まあこれぐらいしないと実技試験で絶対不合格とるからなあ」

たまたま隣の席に座っていたスピアーとは馬が合いそうだった。
 ▼ 7 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 13:53:05 ID:ztBgG9Qc [1/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
実技試験。筆記試験よりも成績がつく、いわば最も難関な関門である。

俺は一番不安だった点をスピアーに尋ねた。

カモネギ「なあスピアー、確かこれってレベルとか考慮されてないんだよな?」

スピアー「そうなのか。知らんかったぜ!」

おい、お前。

試験官「今から始めるのは『対仮想敵討伐』だ。かの有名な映画スタジオ、ポケウッドさんの協力で行なっている」

カモネギ(知らなかった。てっきり試験官との戦闘とか、技のダメージ数判定でも行うのかと)

試験官「では5列に並べ。試験はこの移動小型ドームで行う!」

数分後

スピアー「カモネギ〜。メガ進化ってあり?」

カモネギ「それはいいって書いてあったじゃないか」

試験前に貰える受験票には、『メガ進化禁止』の一言が書かれていない。

カモネギ「メガ進化ってできるようになるまでかなりキツイ鍛錬しなきゃいけないんだろ?」

スピアー「へえ〜。1発で出来たから誰でも出来るのかと思ったんだけどな〜」

カモネギ「舐めてんのかクソガキ」
 ▼ 8 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:02:47 ID:ztBgG9Qc [2/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ(というかスピアーが行ったってことは次俺じゃねえか!)

カモネギ(やべえ、やべえよ!周りはみんな強そうだし、俺はカモネギだし!)

カモネギ(うう…緊張で少し気分悪くなってきた…)

俺は洞窟で感じていた死の危険よりも、今の緊張の方が上だと感じた。

試験官「次!」

スピアーが入ってほかのやつよりも長い時間が経った後呼び出された。

カモネギ「はい」(ハハッ、もう駄目だ(虚無))

俺は諦めたかのように試験場へ入った。


カモネギ(うわぁ…なんだあの緑色の…オワッタオワッタ……)

入ってすぐ見えたのは2メートルぐらいの高さの緑色の巨壁である。
これがセットであることはなんとなくわかったが、明らかにヤバイやつのように思えた。

試験官「カモネギ、君はこのセットと戦闘してもらう。制限時間は3分だ」

カモネギ「あ…はい……(こいつ、ポケモンじゃねえのにシロガネヤマにいたリングマ3体より強いだろ……)」

そう思いながら、俺は愛刀の長ネギを構えたのだった。
 ▼ 9 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:10:59 ID:ztBgG9Qc [3/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
試験官「はじめ!」

俺はその合図とともにセットに斬りかかった。

カモネギ「辻斬り!」

ズバッ。

カモネギ(よし、ダメージが入った……!?)

セットは身体を帯電させ、漏れた電気をたぎらせていた。

天井に黒い雲が大量に現れる。

カモネギ(雷!?)ダッ

ズバーン!!!

いくつもの針のような黄色の一閃が降り注いだ。

カモネギ(あ、危ねえ…。黒い雲が出たタイミングで気付けて良かった…)

カモネギ(いや違うな。雷の命中率が悪いだけだ)

自分の運の良さに一瞬の安心感を覚えた瞬間

カモネギ「かはっ…!?」

俺はダメージを受けていた。
 ▼ 10 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:22:29 ID:ztBgG9Qc [4/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ(ゆ、油断した!しんくうはなんて使いやがる!?)

俺は目の前のセットに恐怖を覚えた。たかが先制技、されどカモネギには命取りとなる一撃。

カモネギ「お前のタイプはなんなんだ…!?」

俺は長ネギを振るった。

カモネギ「きりさく!」

ノーマルタイプのきりさくは、相手のタイプを知らない時に使える技だ。
俺は物覚えが苦手だから、モカに覚えるよう仕込まれていたのである。

今までの修行で相性の悪い相手を倒すのに使ってきた、かなりお世話になっている技である。

セット「…」グラッ

カモネギ(き、きいた!?辻斬りの時と反応が違う…。こいつかくとうタイプ持ちか?)

ぐらついたセットはその緑色の体には似合わない赤色の光を集め始めた。

光は炎となり、『大』の文字にかたちが形成されていく。

カモネギ(大文字…。技は今のところしんくうは、雷、大文字。電気タイプは確か炎タイプと相性がいい)

カモネギ(安直かもしれないが、相手は電気かくとうタイプかもな…)

そして俺は気がついた。緊張で起こっていた、震えが止まっていることに。
 ▼ 12 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:37:51 ID:ztBgG9Qc [5/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
大文字の大きな炎をすんでのところで回避し、俺は緑色の巨壁を愛刀とともに切断した。

セット「……」ズズーン

セットは倒れた!

試験官「そこまで!カモネギ、出口付近の救護施設で回復を受け給え。一次試験の結果は3日後の朝8時、この場にて行う」

カモネギ「あ、はい。有難うございました」

俺は試験場を後にした。


試験官(今日でセットを倒した受験生は7件目か。どれも一流の厨ポケだったが、メガスピアーに続いて今のはただのカモネギ…。おそらく奴はレベル100)

試験官(しかしレベル100…。体術においてこれ以上伸びることがないかもしれないのに進学か…)

試験官はセットを調整しつつ、複雑な心境で今出て行ったカモネギのことを考えていた。


スピアー「お、カモネギどうだった?」

カモネギ「倒したぞ。セット見た目の割に強すぎだろ、度肝抜かれたぜ」

スピアー「僕も倒した。レベル60とかやばすぎるし、個体値も努力値もちゃんと振ってあるし。タイプ岩地面だったよ…」

カモネギ「そっちは岩地面か。こっちは確証は持てんが電気かくとうだ。苦手タイプだったが、きりさくでゴリ押したぜ」

スピアー「こっちははたき落とすからの瓦割り連打だよぉ。相手が遅くなかったらマジで死んでた…」
 ▼ 13 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:44:43 ID:ztBgG9Qc [6/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「じゃあ3日後会おう!」

カモネギ「お互い受かるといいな。じゃ、また!」

俺は意気揚々と家に帰ったのだった。



モカ「お兄ちゃんお帰り!それでどう?」

カモネギ「筆記はモカのお陰で多分いけたぞ。ありがとうな」

俺はモカの頭を撫でながら感謝した。

モカ「よかった…。実技は?」

カモネギ「相手を倒した」

モカ「キタコレ。朗報私の馬鹿兄、一次試験突破」

モカは懐からすごい速さでスマートフォンを取り出し、物凄い勢いで文字を打って行った。

カモネギ「お、おい。まだ受かったとは限らんぞ…?」

モカ「何言ってんの。実技で仮想敵を倒せれば、試験は確定で受かるって卒業生がスレに投稿してたよ!」

よくわからないが、取り敢えず一次試験は通るらしい。

モカのせいで試験がうまくいった喜びが変に揺れ、俺は自室のベッドに飛び込まざるを得なかった。
 ▼ 14 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:51:27 ID:ztBgG9Qc [7/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
3日後、朝7時55分。

俺とモカは試験場にいた。

カモネギ「モカ、なぜついてくる」

モカ「写真撮る為に決まってるでしょ」

カモネギ「そうだな」
スピアー「おーい、カモネギ!」

カモネギ「スピアーじゃないか」
スピアー「いよいよだねえ」
カモネギ「そうだな」

短い言葉を交わしつつ、俺、モカ、スピアーの3匹はその瞬間を待った。

そして、8時、ちょうど。

試験官「お待たせいたしました。では、発表させていただきます」

試験官が指を鳴らした瞬間、受験番号が書かれた大きな紙が現れた。受験生が紙の前に集まり、歓声と泣き声がこだまする。

スピアー「やべえなー。前が空いたらにしない?」

カモネギ「そうだな」

俺はスピアーに合わせることにした。
 ▼ 15 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 14:58:34 ID:ztBgG9Qc [8/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
10分ほどで紙の前が空いた。

モカ「行くよお兄ちゃん!」

カモネギ「お、おお」

スピアー「元気な妹ちゃんだね〜」

あたふたとモカに引っ張られながら、俺は紙に書かれた番号…もとい名前を探す。

カモネギの名が目についたところに示されていた。

カモネギ「カモネギの名前があるな。カモネギは1匹しか受けていないから、番号を確認…」

俺は番号をチェックした。

カモネギ「…お、同じ、だ……」

俺の心は静まり返り、頭には何も思考が流れなくなった。

そして、また再起動された瞬間、俺の体は喜びと涙による震えで満たされていた。

カモネギ「や、やった……!受かった!やったぞ!成し遂げたッ!」

モカ「やった!お兄ちゃん!」

スピアー「おお〜。よかったね!僕も受かったよ。でも一次試験なんだよこれ」

スピアーが何か不吉なことを言っていたが、俺はモカとのやったやったコールに思考を奪われていたのだった。
 ▼ 16 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:02:19 ID:ztBgG9Qc [9/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
数分後。

カモネギ「二次試験の面接!?」

スピアー「知らなかったの…」

モカ「お兄ちゃん…」

俺はてっきりもう合格後思っていた自分を殴りたかった。

スピアー「ほら、一次試験合格者はこっちにお進みくださいって」

カモネギ「今から!?嘘でしょ!?」

モカ「本当だよ、現実だよ、夢じゃないよ」

スピアー「…じゃあ行こうかカモネギ」



スピアー「大丈夫…?」

カモネギ「まあ…なんとかな…」

スピアー「…あっ!僕の番がきた。お、お先に失礼するよ。そっちも頑張ってね!」

カモネギ「……ああ…」
 ▼ 17 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:20:44 ID:ztBgG9Qc [10/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアーの面接は終わり、部屋から出てくると俺に声をかけて行った。

スピアー「君のしてきたことを聞かれるから、君の鍛錬のことを詳しく話せば大丈夫だよ」

カモネギ「あぁ。……ありがとうなスピアー。行ってくるわ」

スピアー「幸運を!」

俺はスピアーの優しさに救われつつ、その最後の壁を切り開くために重々しい空気の一室の扉を開くのだった。



試験官「名前と受験番号をお願いします」

カモネギ「カモネギ、51419番です」

試験官「はい、どうぞおかけください」

カモネギ「失礼します(やべえ、この試験官顔怖!というか、最低限の礼儀知っといてよかった!)」

試験官「この学校…私立信磨学園への入学志望動機をお聞かせください」

カモネギ(動機ってなんだ…?理由とかしか話せねえんだが)

カモネギ「(まあええわ、話すことと言ったらあれしかねえし)師匠への、教えをまた乞うためです」

試験官「師匠…?どなたを指すか、教えていただけますか?」

俺は懐かしい思い出を語ることに決めた。
 ▼ 18 獣先輩の後輩のデデンネ 19/02/11 15:28:02 ID:NRXwOTBA NGネーム登録 NGID登録 報告
SSタグつけ忘れてんな、支援
 ▼ 19 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:32:08 ID:ztBgG9Qc [11/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ「この学園の校長、エルレイド先生です」

試験官「なっ…!?エルレイド先生の、弟子!?」

カモネギ「ええ、こんななりですけれど…。あれは6年ほど前の話です…」



カモネギ「うう……クソっ、クソ!」

俺は幼い頃から弱い事や頭が悪いことを理由にいじめられていた。

カモネギ「なんで俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ…?なんでこんなに差が出来ているんだ!?」

カモネギ「どんなに頑張って長ネギを振るったとしても、彼奴らには敵わない…!努力で才能を超えろ?」

俺は理不尽な現実を森の中で吐き出しつつ、大声で叫んだ。


カモネギ「意味わかんねえよ!許せない、こんな世界なんて!!!」


その瞬間、俺の体に影が映った。

カモネギ「誰だ!?」

エルレイド「幼き少年よ。その魂の叫び、心して我は聞いたぞ」

それが俺と師匠エルレイドの出会いだった。
 ▼ 20 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:43:53 ID:ztBgG9Qc [12/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ「ねえ師匠、なんでこんなにたくさんきのみがあるの?」

エルレイド「早食いだ。あと、君の我に対するなつき度を上げるためだ」

カモネギ「…なつき度を上げる?師匠気は確か?」

エルレイド「弟子に慕われるのは師匠としては嬉しいもんだ。強くなりたければ黙って全て食え」

カモネギ「わかったよ…」モグモグ

カモネギ「ん!?すげえ美味しい!」

エルレイド「ほらほら食べろ食べろ〜」

カモネギ「うん!」



野生のジグザグマ「グマァ〜……」ドサッ

カモネギ「師匠〜。なんでこんなに大量のジグザグマを狩るの?レベル全然上がらないよ!?」

エルレイド「フフフ!甘いな我が弟子よ!これが最も早く強くなれる特訓なのだ!」

カモネギ「もう30体は倒したよ!?」

エルレイド「あと200体ぐらい頑張れ!」

カモネギ「絶滅させたいのかな?」
 ▼ 21 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:49:52 ID:ztBgG9Qc [13/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジグザグマ色違い「グマァァ!!!」ピカーン!

エルレイド「!?色違い…だと!君も弟子にならないか!?」

ジグザグマ色違い「死ねえええええええ!」

カモネギ「えい」ポスッ
ジグザグマ「グハッ…」ドサッ

エルレイド「何してんの!?」

カモネギ「あと200体ぐらい倒すんでしょ…?」

エルレイド「なんで色違いを倒してんの!?馬鹿なの君!?ねえ!?」

カモネギ「知らないよー、というかあいつ明らかに師匠殺しにかかってきたよ?」

エルレイド「手がかかるほど、弟子は可愛いもんだ!」

カモネギ「そうかいそうかい」

ジグザグ色違い2体目「グマア!」

エルレイド「2体目だと!?よし、我がゲット」

カモネギ「えい」ボスッ
ジグザグマ色違い2体目「グハッ」ドサッ

エルレイド「ノーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!」
 ▼ 22 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 15:55:56 ID:ztBgG9Qc [14/16] NGネーム登録 NGID登録 報告


カモネギ「ねえ師匠、ここ怖いよ!」

エルレイド「大丈夫大丈夫!男は度胸だ、我が弟子よ!」

騒ぎながら、俺たちは心霊スポットであるシオンタウンに来ていた。

エルレイド「ここの謎を調査するんだ!それが、後々の戦闘での心構えに通ずる!」

カモネギ「単に師匠が知りたいだけでしょそれ…」

エルレイド「まあそれもあるが。我はゴーストタイプが苦手だ。よって、ノーマルタイプの君が居れば都合がいい」

カモネギ「弟子に攻撃を受けさせるとか師匠失格だよあんた」



エルレイド「ひいいいいいいいいい!!!!!!!!」

カモネギ「なんで師匠ばっか怖がってるんだよ!?」

エルレイド「お化け怖いよぉぉ!助けて我が弟子カモネギィィィ!!!」

カモネギ「頭が高い」

エルレイド「カモネギ様ぁぁぁ!!!!!」

カモネギ「なんだこれ」
 ▼ 23 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 16:03:06 ID:ztBgG9Qc [15/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
幽霊「やあ」

カモネギ「よう」

エルレイド「ピギャアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!」

カモネギ「このうるさい大人はほっといて。ここで何しているんですか?」

幽霊「私はガラガラの幽霊…。ロケット団とかいう組織の人間に殺されてねえ…。まだ小さい、息子のカラカラが捕まったから心配で…」

カモネギ「なるほど。じゃあロケット団を蹴散らせばいいんだな?」

幽霊「いや、あんな大人数絶対無理…」

カモネギ「師匠、出番ですよ」

エルレイド「おお!我に任せれば100万ポケ力よ!」

幽霊「…本当に?」

カモネギ「陽気な怖がりの駄目駄目師匠ですが、腕だけは保証します」

エルレイド「おいそこぉ!」

幽霊「じゃあお願いします!」

カモネギ「それで奴らはどちらへ?」

幽霊「トキワシティ方面に向かったはずです」
 ▼ 24 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/11 16:09:49 ID:ztBgG9Qc [16/16] NGネーム登録 NGID登録 報告


カモネギ「まあなんだかんだありまして、ロケット団を師匠とともに打ち倒したり…」

試験官「それはそれは…。大変申し訳ありませんでした」

カモネギ「へ?」

試験官「いや、うちの校長には手を焼かされていて…ここにも被害者がいたのかと思ったので」

カモネギ(なんか面接の雰囲気の雰囲気じゃないんだが…)

カモネギ「と、とにかくですね。自分が強くなれたのはエルレイド先生…師匠のおかげなんです。だからこそ、師匠に会って、また教えをいただければと」

試験官「…なるほど。分かりました。それにしても、あの話が本当だったとは……」

試験官は手元の紙に何かを書き込んだ。

試験官「はい、面接は終わりです。恐らく合格だと思います」

カモネギ「あの…。そんなこと言って大丈夫なんですか?」

試験官「ええ、合否は全てエルレイド校長が決められます。一次試験の成績も良く、熱意もある弟子のあなたなら、ほぼ確実に受かることでしょう」

俺は試験官の強い姿勢に少し困惑した。

カモネギ「し、失礼します…」

そのまま、複雑な思いで試験会場を後にしたのだった。
 ▼ 25 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 22:23:02 ID:7C1QlBJ. [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
俺は家に帰ると、すぐにシロガネヤマに向かった。

カモネギ(しかし…あの師匠がそんな権限を持っていたなんて…)

カモネギ(テンションの高いキ◯ガイ野郎だとは思っていたが、外面だけはいいんだろうか…)

シロガネヤマはゆらりゆらりと輝きながら降り積もる雪に覆われ、死後の世界のように静まり返っている。
俺はその普遍的な世界に跳び込んだ。

カモネギ「しかし…。俺はこれ以上レベルが上がらない。どうしたらもっと強くなれるのだろうか」

急な斜面を一生懸命走って登り、絶壁はなるべく空を飛ばずにジャンプと工夫で乗り越えていく。

リングマ「ぐーまああああああああああああ!!!!!!!!!」
カモネギ「であいがしら」

長ネギを握りしめ、体ごと突っ込んでいく。

リングマ「ぐ……」グラッ
カモネギ「つじぎり」

リングマ「」

破壊的な、けれども時を経て幾分か洗練された技は一瞬の時にて収束する。
それに引き起こされた轟きは、残響すら残さずに静寂の限りを尽くしているシロガネヤマのどこかへ消えていった。
 ▼ 26 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 22:28:19 ID:7C1QlBJ. [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ「……そういえば、学校でステータスアップできなくね?」

俺は今になって思い出した。

レベル?経験値?

ストップした。

努力値?

攻撃と素早さに全部振り切った。体力も1だけ上がった。

個体値?

釣りと親父の特訓で振り切った。


本当に、何も残っていなかった。俺はこれ以上のステータスを手にすることはできない…。

正しくいえば、例えば呪われたスカーフや呪われた鉢巻なら、頭が回らなくなるが強くなれる。
でも、これ以上自力だけで1すら成長することはできない。どんなに血反吐をぶちまけても、死にかけてもだ。

カモネギ「…帰ろ」

俺は募りに募る不安と虚無感に支配され、トボトボと家に帰っていった。
 ▼ 27 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 22:51:00 ID:7C1QlBJ. [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
5日後、俺のうちに一通の手紙が届いた。

[合格通知]
あ〜これ届いてる?久しぶりだね我が弟子よ。君が大好きなエルレイド先生が直々に手紙を差し出すことになったぞ。ありがたいだろ!

さてさて、君は一応カモネギとしては初めての快挙…入学する権利を与えられた男だ!胸を張っていい!

しかし、君は聞くところによると、レベルが100に達したそうじゃないか?
ぶっちゃけ高校入学前にそれとか我もほとんど見たことがないぞ。よく頑張った!

それと…これは本当は教えちゃ駄目だが、ウチの学校…私立信磨学園の入学平均レベルは58だ。
それでもやはりポケモンのエリート。レベルが上がれば君は確実に抜かされるだろう。

我が弟子よ、君はリアリストだから我よりも別のところで悩んでいるかもしれないな。独りではなく、友と鍛錬を積むのもアリだぞ!
とっもだっち100人できるかなって、同級生30人ぐらいしかいないんだった〜!!!!!

困ったことがあったらいつでも我のところに来いよ!有難いお話をしてやるからなあ〜。

教育界の権威であり、名門高校の校長であり、君の師匠でもあるエルレイドより


カモネギ「うぜえんだよ自意識過剰クソ害悪師匠が!しねぇぇぇぇぇ!!!」

俺はいつもよりも本気で長ネギを振るい、合格通知をバラバラにした。

カモネギ「なんかさりげなく漏洩しちゃいけないこと漏らしてるし、入学すんの不安になってきたぞ…。大丈夫かこれ」

本当にこんなトチ狂った駄ポケモンが校長でよく続くなと俺は逆に感心を覚えてしまったのだった。
 ▼ 28 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 23:03:35 ID:7C1QlBJ. [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
入学式。

私立信磨学園は精鋭を集め、教育を施し、立派なポケモンを育てる超一流の高校だ。
そんな学校の、まさに象徴とも言える、校長はさぞかしエリートであると思いきや…。


エルレイド「はあ〜い!!!!!!!みなさん。こ〜んにっちは〜!!!!!!!!!」

カモネギ「」

エルレイド「あれれ?声が聞こえないぞ〜!!!!!!!!!せーの!」

エルレイド「こ〜んにっちはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」

シラーッ

エルレイド「ゴホンゴホン!どうもみなさん御機嫌よう、校長のエルレイドです。さて、皆さんはこの私立信磨学園の生徒として今日から過ごしていくわけです!」

カモネギ(安定の馬鹿っぷりで少し安心したわ)

エルレイド「皆さんに課せられるルールは3つ!1つは生徒同士お互い信頼し合い、切磋琢磨すること!」

カモネギ(ほお?)

エルレイド「2つ目は、やりたいことがあれば教師までも巻き込んで、自らの手で未来を切り開くこと!!!」

カモネギ(案外真面目でよかった…。逆に調子が狂うな)

エルレイド「3つ目は!」
 ▼ 29 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 23:14:35 ID:7C1QlBJ. [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告




エルレイド「真面目をなくすこと!!!!!!!!!」



カモネギ「!?」

エルレイド「崇高な目標!精鋭の皆さんなら目指して結構!でもでも絶対に忘れちゃいかんのは…………柔軟な頭で〜す!」

エルレイド「笑いは体を元気にし、それと共に心も元気にする!そうつまりコメディアン!ボケツッコミは上等!ノリや弄りは教師にもふっかけてやれ!」

エルレイド「勿論無理にとは全く思っていない。でもこれだけは忘れないでくれ」



エルレイド「君達は強い。でも、その強さに驕ることなく、謙虚に努力!明るく心身共に大きくなれ!話は以上だ!!!!!!!!!」


そう言うと、師匠は瞬時に姿を消した。

「どこ行った!?」

「頭逝ってるけど、カリスマ性はあるのかもなあ」

俺は最後に師匠が言った言葉を反芻していた。

カモネギ(俺の周りにいるポケモンを励ましていたな。俺のことは…。まあいいか)
 ▼ 30 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 23:24:56 ID:7C1QlBJ. [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「カモネギ、32人を2クラスに分けるってさ!」

カモネギ「へえ〜知らんかった」

スピアー「…興味なさそうだね」

カモネギ「まあスピアーと同じクラスになったほうがいいとは思うけどな」

スピアー「50%にかけるかー。催眠術より当たらないんだね!」

カモネギ「催眠術が60%当たるなんて俺は信じねえぞ」



カモネギ…竜クラス

スピアー…竜クラス


カモネギ「なんだよ…。結構当たんじゃねえか……!(竜クラス…?)」

スピアー「やっぱり必然力が大事なんだね!ヤトリックに入会しようかな?」

カモネギ「スピアーはやめといたほうがいいと思うぞ…」
 ▼ 31 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 23:35:33 ID:7C1QlBJ. [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
竜クラスと剣クラス。

2つのクラスは違えど、互いに協力し合うことで限りない向上と強さを振るうことができる…とのことでこう言う名前になったそうな。


俺はスピアーと一緒に竜クラスの教室に入った。

カモネギ(なんだこの厨パァ!?準伝説の脳筋がいないのは幸いだが、いずれも馬鹿みたいに強い野郎どもばかりじゃねえかッ!)

スピアー「いきなり顔芸…?」

カモネギ「グウッ、俺の立つ瀬がねえ…!」

スピアー「唐突だね!?」

ガブリアス「やあ、君らも竜クラスか。カモネギ君とスピアー君…」

カモネギ(あ、キタキタ!弱そうだなとか言って見下して、あとで主人公をボロボロに痛めつけようとしてくる重要な噛ませ要い)

ガブリアス「…2人ともあとで僕と模擬戦して貰えないかな?君らは僕の好敵手だッ!」

カモネギ「…………は?」

スピアー「いいよー」

ガブリアス「本当か!?感謝するッ!!!これから仲良くしてくれ!」

カモネギ「お…………おお……」
 ▼ 32 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/12 23:44:36 ID:7C1QlBJ. [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ(何ぃ!?なんだあの熱血漢!?ガブリアスとしてのプライドなんてねえじゃねえか…!)

ウルガモス「あ、あのお…」

カモネギ「うわッ!?」

ウルガモス「ええと…その……。よ、よろしくお願いします!」

カモネギ「へっ……?あ、ああよろしく」

スピアー「よろしくね!僕はスピアーだよ」

ウルガモス「……ウルガモスです…。ひ、引っ込み思案なので…すみません……」

スピアー「大丈夫、そのうち慣れるまで待つからー」

ウルガモス「…!!!」パアア


カモネギ「スピアー、お前打ち解けるの早くねえか?」

スピアー「ええッ、僕昔見た目でいじめられてたんだぜ!?友達なんてほとんどいなかったよ…」

カモネギ「……なんかすまん」

スピアー「いいのいいの。カモネギや、この学校のポケモンと仲良くなっていけばいいと思ってるから!」

カモネギ(こいつ見た目に反して中身天使すぎないか…?)
 ▼ 33 マゾウ@うつしかがみ 19/02/13 01:10:35 ID:pO2km/KY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 34 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 01:09:21 ID:ucPAs1g. [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
カモネギ(それに対して俺は…。一度でも善良なクラスメイトを疑っちまうなんてなあ…)

スピアー「カモネギ、他のポケモンにも挨拶して回ろうよ!」ニコッ

カモネギ「おお…そうだな…(笑顔が眩しい)」

俺たちは男女問わず次々と挨拶していった。

そして、10数分後

チャイムが鳴った直後にドアが開き、赤いポケモンが教壇に立って元気よくこう言った。

ラティアス「はい席に座ってね。今日からこのクラスの担任兼新米教師として、このラティアスが努めさせてもらうよ!」

高い能力を持つ生徒たちはすぐさま静かになる。

ラティアス「あ…あれれ…?みんな盛り上がるって言われたから安心してたのにぃ…。校長先生騙したなぁ……」ウルッ

みんな(ナニコレカワイイ)

先生と生徒の間に、気まずい雰囲気が立ち込めるかと思った瞬間

ガブリアス「先生!まずは全員で自己紹介をしましょう!」
彼が、それを阻止した。

カモネギ(ガブリアスナイスフォロー!お前のキャラじゃねえと今のは入れられなかった)

ラティアス「あ…う、うんそうだね。じゃあ前の方から自己紹介して貰っていいかしら…?」

少し歯切れが悪いながら、自己紹介が始まった。
 ▼ 35 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 01:25:01 ID:ucPAs1g. [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「私はドンカラス!急所突きが得意な剣士だ!よろしく頼む!!!」

カモネギ(ド、ドンカラス…。俺の、上位互換。うっ…頭が……)

スピアー「どうもどうも!僕はスピアー、こんななりでも一応パワーファイターです!仲良くしてください、宜しく!」ニッコリ

ウルガモス「……」ジーッ

カモネギ(もう興味持たれている時点でスピアーの性格の良さがにじみ出ているな…。スピアーの性格は無邪気とかか?)

カモネギ(おっと、俺の番か)

カモネギ「俺はカモネギだ。得物は長ネギ、剣士としては半端だが、もっと上を目指したいと思っている。宜しく頼む」

カモネギ(割と当たり障りなさそうに言えたか…な?)



ラティアス「えーと…。これからは切磋琢磨していく仲ですから、仲良く平和に過ごしていきましょうね。宜しくお願いします」

先生のその言葉で、一旦御開きとなった。

カモネギ「スピアー、ジュースを買いにいk」

ドンカラス「待てカモネギ!貴殿の剣技を拝見させてもらえないか?」

カモネギ「な、なんだいきなり!?」
 ▼ 36 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 01:31:55 ID:ucPAs1g. [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「言葉通りの意味だ」

カモネギ(どうせ馬鹿にしようとしてくるパターンだな、剣士の恥だみたいな。ガブリアスじゃなくてこっちだったか〜)

カモネギ「断る」

ドンカラス「そこをなんとか!」

カモネギ「だが断る!」

ドンカラス「グウゥッ!貴殿程の者が、レベル100がどのような剣技を身につけているか一刻も早く知りたい!頼む、この通り!」

ドンカラスは床にしゃがみ込んで両手…両翼を合わせた。

カモネギ(ええ…めんどくさ。でもなあ、ここで無下にしちゃうとクラスメイトから反感買いそうだしなあ……)

カモネギ「わかったわかったよ。ただし条件がある」

ドンカラス「条件、だと…?」

カモネギ「ああ、簡単なことだ。行為自体は…」

ドンカラス「…?」

カモネギ「そのウザい言葉遣い辞めろ」

ドンカラス「!?!?!?!?!?!?」
 ▼ 37 チム@バグメモリ 19/02/18 01:34:14 ID:.YegErDw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 38 ガルガン@すごそうないし 19/02/18 01:36:42 ID:xYao0iAI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
だが断る警察していい?
だが断るの使い方間違ってるぞ
 ▼ 39 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 01:41:35 ID:ucPAs1g. [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「う、ウザい!?騎士団はみんなこうだと父上に習ったぞ!」

カモネギ「キザったいんだよ!自意識過剰みたいでまるで俺のししょ…」

カモネギ(エルレイドクソ雑魚師匠の話は伏せるか)

カモネギ「プライドが高い奴に命令されるのは嫌いなんだ」

ドンカラス「し、しかし!父上は、剣と向き合う時には人に対する尊敬と、己の謙虚な心を忘れないようにと教えられたんだが!?」

カモネギ「謙虚どころか寧ろ俺は腹がたつぜ。高校生らしい、年相応の喋り方で話してもらえない?」

ドンカラス「な、腹がたつ……。すまなかった。誠に申し訳な…」

カモネギ「だああああああああッ!!!もうそういうのが1番うぜええ!良いからもう!真面目なのはよくわかったよ!行くぞ!」

スピアー「カモネギ〜、サイコソーダで良い?」

カモネギ「おいしいみずにしてく。代金は後で支払うから頼む」

スピアー「任せておいて!」


こうして、俺は変に生真面目なドンカラスに頼まれて試合を行うことになったのだった。
 ▼ 40 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 01:44:16 ID:ucPAs1g. [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>38
ノリで書いてるからなぁ〜
「問答無用!」に脳内変換してくれると助かる
 ▼ 41 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 22:49:29 ID:ucPAs1g. [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
決闘場。
入学式から早々行われるドンカラスとカモネギの試合を見る為、沢山のポケモン達が集まっていた。

ガブリアス「僕が審判を努めよう!ルールを設定してほしい!」

ドンカラス「ルールは戦闘不能になったら負け!シンプルイズベストだ!」

カモネギ「わかった。行くぞ」

俺は長ネギを右翼で目の前で地面と垂直に構え、左翼を脱力させた。

ガブリアス「試合開始ぃ!」

ドンカラス「こちらから行くぞ!」

ドンカラスは翼をはためかせ、風邪を巻き起こした。

カモネギ(追い風…。素早さを倍にされるのはまずいな。ヤツが仮にレベル60だとした場合、素早さ実数値は300程度か?)

ドンカラス「ハアッ!!!」

刹那、俺の鎖骨に漆黒に染まった翼が叩きつけられ…。

なかった。

カモネギ「後ろだよ」

ドンカラス「ッ…?」
 ▼ 42 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 23:01:11 ID:ucPAs1g. [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラスは俺から距離をとった。

ドンカラス「お、おかしい…!なぜ私より速い!?貴殿の特性が加速な訳もなく…」

カモネギ「お前の思考単純なんだよ。お前確かに俺より単純な力量なら圧倒的に強いけど、どこを突いて来るか目線でバレバレだ」

ドンカラス「ならば手数を多くするまで!」

カモネギ(やべえ…バレたか)

ドンカラスの一撃一撃は重く、そして出がものすごく速い。その為辻斬り連打でゴリ押されるのが1番きつい勝負になるのだ。

カモネギ(仕方ない…。痛いから使いたくなかったけれど、これしか方法がねえ…!)

俺は愛刀長ネギを左翼に持ち替えた。

ドンカラス「そこだ!辻斬り!!!」

ドンカラスの黒刀が迫る。俺は動かなかった。

カモネギ「グアアアアッ!」

そして俺に黒い斬撃が命中する。体全体を蝕む、強大なパワーだった。

ドンカラス「連続で喰r」
カモネギ「リベンジ!!!!!!!!!」

そして俺は追撃しようとしたヤツに、カウンター効果のある技を容赦なく叩き込んだのだった。
 ▼ 43 ネギ症候群◆w4nbD9PLU2 19/02/18 23:13:11 ID:ucPAs1g. [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「か…カハッ…」

カモネギ「つばめがえし」

俺はリベンジの高ダメージ力リターンで動けそうにないドンカラスに必中の二連撃を決めた。
力を抜き、翼の甲の部分の筋肉と骨のバネを利用して一撃飛ばした後、自分の方に引き寄せるように元に戻す。

それが俺のつばめがえしだ。

ドンカラス「ッ…………」ポサッ

ガブリアス「そこまで!カモネギの勝利!!!」

カモネギ(グウッ…!久し振りにリベンジ使ったなあ…。これマジで危険な賭けだった。急所に当たってたら…。ヤツがピントレンズを持っていたなら負けていた…)

さすがカモネギの上位互換だ、と俺はヤツに礼をしつつ、医療室まで運んだのだった。



カモネギ「かああッ!水うめえ!」

スピアー「おつかれ様!勝ててよかったね」

カモネギ「まあな。しかしいい試合…相手の動きの予想、か」
カモネギとしての種族のハンデを持ちながらも、俺は新たなる活路を目指して必死に策を練っていく…そんな彼の前に黒いポケモンが現れて言った。

ドンカラス「カモネギ!弟子にしてくれ!」ババッ

カモネギ「帰れ!校長に頼んでこい!」
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