令和ウルトラセブン×ポケモンSS 「ミアレ戦線〜都会の中の侵略者〜」:ポケモンBBS(掲示板) 令和ウルトラセブン×ポケモンSS 「ミアレ戦線〜都会の中の侵略者〜」:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示116   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

令和ウルトラセブン×ポケモンSS 「ミアレ戦線〜都会の中の侵略者〜」

 ▼ 1 ロボシ・レッド 19/05/06 18:19:18 ID:dpwMSDvM NGネーム登録 NGID登録 報告
この物語に登場するウルトラセブンは、昭和セブン→平成セブンを経たものである。
つまり、他のウルトラマンやゾフィーなどは登場しない、セブン直系の世界なので悪しからず。
なお、主人公はモロボシ・ダン(セブン)となるため、それが嫌な方は読まない事を
オススメする。

参照 昭和ウルトラセブン(1967〜1968)・平成ウルトラセブン(1994〜2002)
 ▼ 77 ロボシ・レッド 19/09/08 15:49:44 ID:piFsbXqQ NGネーム登録 NGID登録 報告
30分後、ダンとシトロンはプラターヌ研究所に到着した。
ずでにマチエールは到着しており、入ってきた二人を出迎えた。

マチエール「ダンさん! シトロン! 大丈夫!?」

ダン「ああ。」

シトロン「僕達は大丈夫です。しかし、ユリーカが…。」

シトロンは悔しそうな顔をした。

マチエール「シトロン…。ユリーカは絶対に助け出そう! あたしも手伝うから!」

シトロン「マチエール…。ありがとうございます! 僕も全力を尽くします!」

その時、奥からプラターヌとデクシオとジーナが出てきた。

プラターヌ「シトロン君! 大変な事になったね。
      …ダンさん、今回も宇宙人の仕業という事でしょうか?
      最近、ミアレシティ上空に謎の飛行物体の目撃情報が出ていたの
      ですが…。」

ダン「はい。発電所から脱出する時にシトロンには言ったんですが、奴らはアイロス
   星人という宇宙人です。」

プラターヌ「アイロス星人?」

ダン「ええ。この間異次元の世界のお話をしましたが…やはり、宇宙空間に異次元の
   世界に通じる道があったとしか思えません。奴らはそこを通って来たので
   しょう。 この間のクール星人といい、そうでなければ辻褄が合わないんです。
   アイロス星という星は、数十年前から資源が乏しくなっているという話を
   聞いた事があります。新しい資源や開拓地を探してここに来たんだと思います。
   ミアレシティは電力が豊富で、とにかく目立つ街ですから。」

プラターヌ「…なるほど。しかし、あと3時間半以内に何とかしなければ、ユリーカ君
      の命がない。もう時間がありません。」

ダン「…ええ。僕はもう一度ひとりで発電所の方に向かおうと思います。」

プラターヌ「ええ!?」

デクシオ「一人で!?」

ダン「はい。」

マチエール「ダンさん! いくら元軍人さんでも一人で行くのは危険だよ!
      あたしも行く!」

シトロン「僕も行きます!」

デクシオ「僕も!」

ジーナ「あたくしも!」

ダン「………」

ダンは少し考えるために黙り込んだ。
 ▼ 78 ロボシ・レッド 19/09/24 23:11:04 ID:RyUwXUQE NGネーム登録 NGID登録 報告
続きです。


ダン「…じゃあ、こうしよう。僕とシトロン以外のみんなは、円盤の注意を惹きつけて
   くれ。それと同時に、ミアレシティの防衛をお願いしたい。
   僕とシトロンは、その間にもう一度発電所に突入してユリーカを救出する。
   …これでどうだろう?」

ダンの言葉に一同は互いの顔を見回した。

プラターヌ「ダンさんとシトロン君の二人だけで行くんですか? 大丈夫ですか?」

プラターヌが心配そうに答えた。

ダン「ええ。発電所の通路はそれほど広くありませんから、大勢で行くと動きにくく
   なって、不利な状態になると思います。必ずユリーカを救出します!」

シトロン「博士。ダンさんの作戦が最も最善かと思います。
     発電所の内部の経路は、この中では僕が一番詳しいので、
     その方が良いかと…。」

プラターヌ「………分かった。その作戦でいこう! 他のみんなもそれでいいかい?」

一同「はい!」

プラターヌ「では、ダンさん。その方向でお願い出来ますか?」

ダン「はい。お任せ下さい!」


こうして、ユリーカ救出作戦が開始された!


ダン(それにしても…奴らはどうやって異次元の道を通って来たのだろうか?
   僕が変身して宇宙空間に出ても、全くそんな道は無かった…。
   誰かが僕の存在を確認して、意図的にやってるんだろうか?
   だとしたら、一体…何故だ?)

ダンは、心の中でそんな事を考えていた。
 ▼ 79 ロボシ・レッド 19/09/28 15:15:31 ID:xoyoZJ.2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
それから20分後…

13番道路に繋がるゲートの前に、ダン、シトロン、マチエールともこお、デクシオ、
ジーナ、プラターヌ、そして応援でパンジーも駆けつけた。
他のミアレシティの市民達も駆けつけ、心配そうにダン達を見つめている。

プラターヌ「皆さんは、危険ですからミアレシティからは出ないで下さい!
      どうかここで待機していて下さい!」

ダン「プラターヌ博士。博士は、ここに残って皆さんを守って頂けますか?」

プラターヌ「いや、しかし…。」

ダン「博士も、ポケモン勝負の経験があるとお聞きしました。お願いできませんか?」

プラターヌ「………」


その時、市民達が声を上げた。

市民男性A「大丈夫だ! 博士だけじゃない! ここには俺達もいるんだ!」

市民男性B「そうだ! 俺達も自分達の街を守るぞ! ここは俺達の居場所なんだ!」

市民(そーだ! そーだ!! 守るぞォォ!!!)

プラターヌ「皆さん…ありがとうございます! ご協力をお願いします!
      では、ダンさん!」

ダン「ええ。行ってきます!」

ダン、シトロン、マチエールともこお、デクシオ、ジーナ、パンジーはゲートに
向かって走り始めた!
 ▼ 80 コン@かくとうジュエル 19/09/28 15:38:27 ID:Q0uoIIOE NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
支援
 ▼ 81 ロボシ・レッド 19/09/28 15:38:29 ID:xoyoZJ.2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲートを越え、再びミアレの荒野に向かうと、嘘のように静けさが戻っていた。

パンジー「全く反応が無いわね…。」

ダン「油断しないように! 奴らは我々の事をすでに監視しているはずです。」

パンジー「は、はい!」

ジーナ「ダンさん。 どのように戦うのか、お考えはあるのですか?」

ダン「…アイロス星人の宇宙船は、バリアーで攻撃を受け付けないが、一度に強い
   衝撃を受けるとバリアーは破る事が出来る。
   バリアーを破壊したその時がチャンスだ! 手を緩めず、集中砲火を浴びせ
   るんだ!」

デクシオ「…なるほど。」

マチエール「あたしたちが宇宙船を相手にしている隙に、ダンさんとシトロンは発電所に      突入するんだね!」

ダン「うん、そうだ!」

パンジー「でも、シトロン君がポケモンを連れてますけど、ダンさんは大丈夫
     なんですか?」

ダン「ええ。僕にはこれがあります。」

ダンはそう言うと、ポケットからピストルのような物を取り出した。

シトロン「ええ!? ピストル!?」

デクシオ「な、何でそんな物を!」

ダン「元軍人だと言っただろう? 退役する時にそのまま貰ったんだ。」

ジーナ「そうなんですか…。」


ダンが持っているピストルは、ウルトラガンという銃であり、ウルトラ警備隊に所属
していた時に使用していた物である。
地球防衛軍の一般隊員も装備していた代物で、基本的にはレーザー光線が出る。
また、その威力調節も可能である。
ダンは歩きながら、ウルトラガンを見つめていた。

ダン(…そう言えば、地球を去った時もウルトラ警備隊の制服を着ていて、これを
   持っていたな…。)

ダンは、過去の古い記憶を思い返していた。あの時の事は、決して忘れない。
彼女の涙を…。


――――
 ▼ 82 ロボシ・レッド 19/09/28 15:59:53 ID:xoyoZJ.2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>80
支援ありがとうございます!


アンヌ『……!!!』

涙を浮かべるアンヌ。

ダン『今話した通り、僕は…M78星雲に帰らなければならないんだ。
   西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く…。
   それが僕なんだ。
   ……さよなら、アンヌ!』

ガシッ!

ダンの手を掴むアンヌ。

アンヌ『ダン! 待って! 行かないで!』

ダン『アマギ隊員がピンチなんだよ!』

アンヌ『あっ!』

ダンはアンヌの手を振りほどく。

ダン『ジュワ!』

ウルトラ・アイを装着し、満身創痍のままセブンに変身しアマギを救出した。


――――


ダン(………)

マチエール「ダンさん、どうしたの俯いたりして。前を向いて歩かないと危ないよ?」

ダン「ん? うん! ごめんごめん。 ありがとう!」

マチエール「?」

もこお「ふんにゃー?」

ダン「それより、マチエールは大丈夫なのかい?」

マチエール「うん! 大丈夫だよ! もこおはちゃんと技が使えるし。…それに、
      ある人から貰ったポケモンもいるしね!」

ダン「そうなのか?」

マチエール「うん! ウルガモスっていうポケモンなんだ!
      すごいポケモンなんだよ!」

ダン「ウルガモス?」

シトロン「太陽の化身と言われる、炎タイプのポケモンです。伝説のポケモンに匹敵
     するほどの力があるんです。」

ダン「…ほう。太陽の化身…。」
 ▼ 83 ロボシ・レッド 19/09/28 16:41:05 ID:xoyoZJ.2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジーナ「発電所が見えてきました!」

ジーナが声を上げた。

ダン「みんな、油断しないように!」


数秒後…

ウィーン

宇宙船が発電所の近くから現れた!

ダン「!」

デクシオ「来た!」

ジーナ「いきますわよ! お願い、グレイシア!」

グレイシア「くぉん!」

ジーナは、モンスターボールを投げてグレイシアを繰り出した。

デクシオ「頼むぞ! エーフィ!」

エーフィ「えーふぃー!」

デクシオはエーフィを繰り出した。

パンジー「頼むわよ、オンバーン!」

オンバーン「グアア!」

パンジーはオンバーンを繰り出した。

マチエール「みんな凄い…! もこお! あたしたちも行くよ!」

もこお「ふんにゃぁぁ!」


デクシオ「エーフィ! サイケ光線だ!」

エーフィ「ふぃいいい!」

ビビビビビビ!

ボンッ!

エーフィのサイケ光線は宇宙船に命中したが、全くダメージが無い。

デクシオ「くっ! やっぱりバリアーが…。」

ジーナ「グレイシア! 冷凍ビームよ!」

グレイシア「クォォォン!」

ゴォォォ!

冷凍ビームも効果は無い。
 ▼ 84 ロボシ・レッド 19/09/29 11:01:33 ID:NufQBfrM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「今の内だよ! ダンさん、シトロン! 発電所に行って!」

ダン「よし! 行こう、シトロン!」

シトロン「はい!」

ダンとシトロンは発電所の入り口に向かって走った。


パンジー「オンバーン! 竜の波動!」

ドカーン!

やはり、宇宙船にダメージは無い。

マチエール「もこお! サイコキネシス!」

もこお「ふんにゃー!」

もこおのサイコキネシスも効果が無かった。
逆に宇宙船から光線が放たれ、反撃にあう。

ドン! ドン! ドカーン!

ジーナ「きゃあああ!」

グレイシア「クォォン…!」

直撃は無かったが、ジーナとグレイシアは爆風に晒される。
 ▼ 85 ロボシ・レッド 19/09/29 11:21:22 ID:NufQBfrM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
デクシオ「ジーナ! 大丈夫か!?」

ジーナ「くっ!」

なおも爆風に晒されるジーナ。
さらに、ここは荒野であり砂埃も舞っていた。

デクシオ「くっ!………ん?…あっ!」

その時、デクシオはある部分に目が釘付けになった。

フワフワ…

そう…爆風によってジーナの短めのスカートが捲れそうになっていたのだ。

デクシオ(うわっ! ス、スカートが!…み、見え…)

パンジー「デクシオ君! 危ない!」

デクシオ「え!?」

宇宙船は、今度はデクシオに向かって光線を発射した。

ドン! ドカーン!

デクシオ「うわっ!!」

エーフィ「ふぃぃぃ!」

デクシオとエーフィは、間一髪で避ける事に成功した。
しかし、爆風で舞った小石がエーフィに当たり、切り傷を負った。

エーフィ「ふぃぃ!」

デクシオ「え、エーフィ! 大丈夫か!?」

エーフィ「ふぃぃぃぃ!!」

エーフィは、「これぐらい大丈夫だ」という表情でデクシオに答えた。

デクシオ「エーフィ…よし、行くぞ!」

デクシオは、しっかりせねば、と思ったが、先程の光景が脳裏に焼き付いて
離れなかった。

デクシオはジーナを見る。

デクシオ(ジーナ…)

デクシオはさらに、再びジーナのスカートに目を向けてしまった。

デクシオ(だ、駄目だ! 集中できない!)

ジーナは真剣に宇宙船を攻撃している。

ジーナ「グレイシア! もう一度冷凍ビーム!」

グレイシア「くぉぉぉん!」
 ▼ 86 ロボシ・レッド 19/10/05 16:48:44 ID:EVXY39vw [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
デクシオ(こんなんじゃダメだ! しっかりしないと!)

デクシオは邪念を振り払うように、エーフィに指示を出す。

デクシオ「エーフィ! シャドーボールだ!」

エーフィ「ふぃぃぃ!」

ドコーン!

パンジー「オンバーン! 爆音波!」

オンバーンが爆音波を出すと、宇宙船は少し後退した。

マチエール「よし! ウルガモス! お願い!」

マチエールがモンスターボールを投げると、ウルガモスが現れた。

ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!」

マチエール「ウルガモス、蝶の舞! もこおは、その間にサイコショック!」

ウルガモスが蝶の舞で力を高めている間、もこおは宇宙船を攻撃する。

もこお「ふんにゃあああ!」

ドコーン! ドカーン!」


しかし、宇宙船も反撃してくる。

デクシオ「くっ!」

ジーナ「うぅっ!」

パンジー「くっ! みんな、大丈夫!?」

マチエール「砂が目に入って…!」


4人とも宇宙船に有効な一打を与えられないまま、相手の光線をかわすしかない…。
 ▼ 87 ロボシ・レッド 19/10/05 17:11:30 ID:EVXY39vw [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
一方、ダンとシトロンは発電所の入り口に到達した。
ダンはウルトラガンを用意し、シトロンはレントラーを出した。

ダン「…よし。 行くぞ!」

シトロン「はい!」

ダンとシトロン、そしてレントラーは出来るだけ物音を立てないように進入した。
そして、ゆっくりと奥に進む。
コーナーになっている所は、ダンが少し顔を出し、安全を確認してから進んだ。

ダン「…よし、行こう。」

ダンが小声で合図すると、シトロンとレントラーも進む。


しばらく進んでも、敵と遭遇する事は無かった。

シトロン「…どうしたんでしょう? 敵は全然いないようですが…。」

ダン「油断は禁物だ。…が、しかし、本当に何もいないな…。」

シトロン「このまま奥に行けば、ターミナル部分に到達します。」

ダン「…そうか。」

奥に進みながら、ダンはある可能性を考えていた。

ダン「もしかすると、敵は一人だけかもしれないな…。」

シトロン「えっ?」

ダン「宇宙船は自動運転になっていて、我々を攻撃している…。
   敵はユリーカの近くに潜んでいるのかも…。」

シトロン「何故、そう思うんですか?」

ダン「…長年の勘、というやつかな。」

シトロン「…はあ。」

シトロンはそう返事をしながらも、ダンが時々不思議な事を言うな、と思うのだった。

しばらく進むと、最深部に近づいて来た。
…すると、柱の近くでカプセルに入れられたユリーカがいた。
ユリーカは、立ったまま目をつぶっている。
シトロンとレントラーは、すかさずユリーカに駆け寄る。

シトロン「ユリーカ!!」

レントラー「ワオォォン!」


しかし、ダンはシトロンとレントラーに声を掛けた。

ダン「ま、待て! 罠かもしれん!」

シトロンとレントラーは、耳を貸さずユリーカに近づいた。
 ▼ 88 ロボシ・レッド 19/10/05 17:34:11 ID:EVXY39vw [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
その時!

シトロンとレントラーに光線が浴びせられた。

シトロン「うわあああああ!!」

レントラー「ワオォォォォン!!」

バタッ!

バタッ!

シトロンとレントラーは気を失い、倒れてしまった。

ダン「シトロン! レントラー! しっかりするんだ!」
ダンはすかさず駆け寄ったが、シトロンとレントラーは目を覚まさない。

ダン「畜生!」




そして、近くから声が聴こえて来た。

???「ようこそ。 待っていたよ。…ウルトラセブン。」

ダン「何!?」

ダンが声のした右側に目を向けると、アイロス星人が現れた。

ダン「貴様…! やはりアイロス星人!」

アイロス「その通り。」

ダン「お前は、たった一人だけでこんな悪事をやっているのか!?」

アイロス「まあ、私は集団行動が苦手でね…。仲間達とも馴染めなかったのだよ。
     …しかし…悪事をやっていると咎められるのは心外だな。」

ダン「何!?」

アイロス「…君。罪を犯して『馬の首暗黒星雲』に幽閉されていたのではないのか?」

ダン「………」

アイロス「脱獄か…。君だって悪事を働いているじゃないか。」

ダン「僕は、自分の行動には何も後悔はしていない。」

アイロス「しかし、君がどんな考えや信念を持とうとも、全宇宙はそれを認めなかった
     じゃないか。
     ノンマルトが地球の先住民であり、人間の方が侵略者だった…。
     君もショックだっただろうね。」

ダン「…!」

アイロス「…しかし、君は恒点観測員という立場でありながら、ノンマルトではなく、
     人間の方に手を貸した。」

ダン「……」
 ▼ 89 ロボシ・レッド 19/10/05 17:47:01 ID:EVXY39vw [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
アイロス「しかし、私は君のした事が悪い事だとは思わないがね。」

ダン「!?」

アイロス「だってそうだろう? ノンマルトが地球人によって滅ぼされたという記録…
     あー、つまりオメガファイルと言ったかね?
     …あれはノンマルトが、亡くなった君の友人を蘇生させて、数万年前の
     出来事を見せ、生き証人として用意したのだろう?」

ダン「…ああ、そうだ。」

アイロス「それが証拠だと、何故言える?」

ダン「…何だって?」
 ▼ 90 メイル@フェアリーZ 19/10/07 21:34:13 ID:NQy2mkZU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 91 ロボシ・レッド 19/10/12 16:11:58 ID:skjwtgcA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
アイロス「君の友人が見た光景は、ノンマルトが用意したものだろう?
     ノンマルトが自分達の都合のいいように、映像を編集した物だったとしたら、
     どうする?」

ダン「!」

アイロス「…まあ、真実は分からんがね。私にはどうでもいい事だ。
     …それより、どうだ? 私と手を組まないか?」

ダン「何?」

アイロス「同じ型破り者同士、宇宙の掟に縛られない理想の国造りをしないか?
     …異次元の世界に来たのは都合が良かった。
     まさか、別の世界にも地球と同じような環境があるとは思わなかった。
     ここはいい。美しい場所だ。
     ここだけじゃない。 この地域以外にも、多くの地方があるようだ。
     人間だけじゃなく、ポケモンとかいう便利で使えそうな生物までいる。
     我々がこの星の支配者となり、理想の星を目指すのだ!
     人間とポケモンを服従させ、連中に指示した通りの国を造らす!
     君は、もう帰る場所が無いのだろう?
     私なら、君を受け入れる事が出来る。
     どうだ? セブン?
     私と君が手を携えれば、必ず実現出来る!
     なに、時間はそれほど掛からんさ。」

アイロス星人が熱弁しているのを静かに聞いていたダンは、相手がしゃべり終わると、
一息置き、こう切り出した。


ダン「……言いたい事はそれだけか?」

アイロス「!?」   
 ▼ 92 ロボシ・レッド 19/10/12 16:39:01 ID:skjwtgcA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダン「まず結論から言おう。
   僕は、お前の考えは理解出来ないし、協力する気もない。
   アイロス星人。お前は何も分かっていない。
   僕は、この世界に飛ばされて来てから、まだそれほど長い時間は経っていない。
   しかし、この世界の良い所をいくつか見てきた。
   この世界は、人間とポケモンが共に生きている。
   強さを求めてポケモンのトレーナーとして活動する者もいれば、人間と一緒に
   仕事をするポケモンもいる。
   人間はポケモンの言葉が分からないが、ポケモンは人間の言葉が理解できる。
   なぜ自分達の言葉が分からない人間達に、ポケモンが慕い、寄り添うのか…。
   お前にその理由が分かるか?
   …それは、人間がポケモンを信じ、またポケモンも人間を信頼しているからだ。
   信頼出来ない者に、ポケモンは決して懐かない。
   お前のように、力と権力で屈服させようとしても、人間やポケモンの心は
   奪えない。
   結局、自分の見たいものしか見えていないんだ。
   貴様のような者に、この平和な世界を破壊させるわけにはいかん!
   僕が許さない!」


ダンが言い終わると、アイロス星人はしばらく黙っていたが、こう切り出した。


アイロス「…そうか。残念だ。故郷を追放された君なら、分かってくれると思って
     いたが…。
     仕方がない。私の邪魔をするというのなら、君は邪魔な存在でしかない。
     ここで死んでもらおう。」

ダン「! そうはさせん!」

ダンは、ウルトラガンをアイロス星人に向けて発射した。

ピィィィー!!

レーザー状に発射された光線を、アイロス星人は片方の翼で防ぐ。
全く効き目がない。

ダン「くっ!」
 ▼ 93 ロボシ・レッド 19/10/12 16:57:58 ID:skjwtgcA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
アイロス「そんなオモチャで私が倒せると本気で思っていた訳ではあるまい?
     …今度はこちらの番だ。
     その娘は、君を呼び寄せるために捕えたままにしてあったが、もう用済みだ。
     さようなら。ウルトラセブン。」

アイロスは、ダン目がけて光線を発射する。

ダン「くっ!」

ダンは辛うじて回避する事に成功した。
その間に、アイロスは飛び上がり発電所の入り口に向かって行った。
ダンは起き上がり、カプセルに入れられたユリーカを救出する。

ダン「ユリーカ! ユリーカ! しっかりするんだ!」

ユリーカ「…う、ううん…」

ユリーカは目を覚まさなかったが、動きがあったので死んではいなかった。

ダン「良かった…。」

ダンは、一旦ユリーカを寝かせると、左胸内ポケットからウルトラ・アイを出した。


ダン「ジュワ!」


ドゥリィィィィウゥゥゥン!


セブン「デュワ!」

ダンはウルトラセブンに変身した。
セブンは、シトロンを背中に乗せ、ユリーカとレントラーを両腕で抱え込み、
飛び立った。

セブン「ダア!」

セブンはそのまま、発電所の入り口に向かって行った。
 ▼ 94 ロボシ・レッド 19/10/20 11:55:33 ID:t8MIxUI2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
宇宙船を相手にしていた四人は、有効なダメージを与えられず苦戦していた。

デクシオ「くそっ!」

宇宙船からの攻撃がグレイシアに向けられ、えぐられた石や砂が降りかかる。

グレイシア「クォォン!!」

ドサッ!

グレイシアは衝撃に耐えられず、倒れ込んでしまった。

ジーナ「グレイシア!!」

ジーナは、すかさずグレイシアに駆け寄った。

ジーナ「あたくしたちの攻撃が全く通じないなんて…。」

デクシオ「ジーナ!」

デクシオとエーフィは、ジーナと倒れて動けないグレイシアの元に駆けつけ、
守る体勢に入る。

ジーナ「デクシオ! 危険です! 離れて下さい! 狙い撃ちされます!」

デクシオ「大丈夫! 僕が絶対に守ってみせる!」

ジーナ「駄目です! お願い、離れて!」

デクシオはジーナの言葉を聞かず、エーフィに攻撃の指示を送る。

デクシオ「エーフィ! サイコキネシス!」

エーフィ「フィィィ!!」


…しかし、結局宇宙船には有効打にならなかった。
宇宙船は、デクシオとジーナ達に向けて光線を発射する。

ドカーン!

デクシオ「うわああああああああああああ!!!」

エーフィ「フィィィィ!!」

ジーナ「きゃあ!!」


…何とか直撃は免れたが、ジーナを守っていたデクシオとエーフィはまともに
吹き飛ばされ、地面にたたきつけられた。

デクシオ「…うぅ…」

衝撃でデクシオとエーフィは動けなくなり、意識がもうろうとした。

ジーナ「デクシオ!!」

ジーナはデクシオに駆け寄った。
 ▼ 95 ロボシ・レッド 19/10/20 12:11:47 ID:t8MIxUI2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジーナ「デクシオ! しっかりして下さい! デクシオ!」

ジーナは涙目になっている。

デクシオ「う…うぅ…」

もうろうとする意識の中で、デクシオはジーナに呼びかけた。

デクシオ「……ジーナ……無事かい?…」

ジーナ「は、はい!」

デクシオ「…そうか…良かっ…た…」

(ガクッ)

デクシオはとうとう気を失ってしまった。

ジーナ「デクシオ! デクシオ!!」

ジーナは、必死に呼びかけたがデクシオは目を覚まさなかった。
幸い、息はあるようである。

ジーナ「…デクシオ。」

ジーナはデクシオの胸に額を当てて泣いた。

ジーナ「御免なさい…あたくしのせいで…」


宇宙船は、ジーナとデクシオに向けてとどめの一撃を食らわそうとする。


パンジー「危ない! マチエールちゃん!」

マチエール「は、はい!」

パンジー「二人同時に攻撃を仕掛けるわよ! ダンさんは、一度に複数の攻撃を浴び
     せればバリアーは破れるといっていたから!」

マチエール「わ、分かりました!」


マチエールとパンジーは攻撃体勢に入る。

パンジー「オンバーン! 破壊光線!!」

オンバーン「グアァァ!!」

マチエール「もこお! サイコキネシス! ウルガモス、火炎放射!」

もこお「ふんにゃあああ!!」

ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!!」

三匹のポケモンから同時に攻撃が当てられた。

ミシ…ミシ…

宇宙船のバリアは、徐々にヒビが入り始めた。
 ▼ 96 ロボシ・レッド 19/10/20 12:28:45 ID:t8MIxUI2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「もうあと一息よ!」

マチエール「もこお! ウルガモス! 頑張って!」

ミシ…ミシ……バリーン!!

ついに宇宙船のバリアーは破られた!


宇宙船は少し後退する。

パンジー「マチエールちゃん、今よ! 隙を与えちゃ駄目!
     オンバーンは破壊光線の衝撃でしばらく動けないの! お願い!」

マチエール「分かりました!
      もこお! もう一度サイコキネシス!
      ウルガモス! 大文字!」

もこお「ふんにゃあああ!」

ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!」

もこおのサイコキネシスの影響で宇宙船はふらつきはじめ、さらにウルガモスの
大文字でその機体は炎上し始めた。
宇宙船はそのままバランスを崩し、降下していった。

ドカーン!!!

宇宙船は地面に落下し、大爆発を起こして炎上した。

マチエール「やったああ!」

もこお「ふんにゃあ!」

パンジー「はあ…はあ…やったわね…。」

ジーナ「…やっと…」

三人は炎上していく宇宙船を見つめていた。
 ▼ 97 ーダイル@カビチュウ 19/10/20 17:19:48 ID:uquYlEVM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 98 ロボシ・レッド 19/10/22 10:02:15 ID:FdOAmW.. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
一方、シトロン、ユリーカ、レントラーを救出したセブンは、発電所から少し離れた
場所に二人と一匹を地面に下ろした。
ユリーカは、まだ目を覚まさなかったが改めて無事を確認した。
シトロンとレントラーも息はあったので、時間が経てば全員目を覚まさすだろう。


セブン「何とか助ける事が出来た。…くそっ! アイロス星人め!」


セブンが発電所の近くの方向を確認すると、地面の方に炎上している物体があった。
アイロス星人が使っていた宇宙船である。


セブン「マチエール達は、どうやら宇宙船の破壊に成功したようだな。
    …それにしても、ポケモンの力は大したものだな…。」

セブンは一息つき、人間達とマチエールの活躍に感心していた。
 ▼ 99 ロボーシ@ポケモンずかん 19/10/22 10:15:42 ID:uaWASTZ6 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>4
劇場版ウルトラマンオーブのデザストロを討伐しにいく途中でワームホール?に吸い込まれるXを思い出した
 ▼ 100 ロボシ・レッド 19/10/22 10:22:39 ID:FdOAmW.. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
デクシオ「うっ!…くっ!…」

エーフィ「フィィ…」

ジーナ「デクシオ!?」


気を失っていたデクシオとエーフィは、意識を取り戻し目を覚ました。


パンジー「デクシオ君!」

マチエール「エーフィも大丈夫!?」

もこお「ふんにゃー!」

デクシオ「う、宇宙船は!?」

エーフィ「フィィ…」

ジーナ「大丈夫ですわよ…。パンジーさんとマチエールさんが倒してくれました。
    あれです。」

ジーナが指をさした方向に、炎上する宇宙船の残骸があった。

デクシオ「…そうか。良かった…。」

しかし、ジーナは急に大声を出した。

ジーナ「良かったじゃありません!」

デクシオ「え!?」


ジーナは怒った表情でデクシオを睨みつけた。


ジーナ「何故あんな無茶をしたのですか!? あたくしの盾になったりして!
    狙い撃ちされるのは分かっているでしょう!?」

デクシオ「…でも。」

ジーナ「でも、じゃありません!」

するとジーナは目に涙を浮かべた。
そして、大胆にもデクシオを抱きしめた。

デクシオ「え!? じ、ジーナ!?」

急にジーナに抱きしめられたデクシオは、顔を赤らめて焦りの表情を見せた。
それを見ていたパンジーとマチエールも顔を赤らめてその様子を見ていた。

パンジー「あらあら…」

マチエール「…わぁ」

もこお「ふんにゃぁ?」

もこおは、人間の男女関係がよく分からないので、「何だろう?」という声を出した。
 ▼ 101 ロボシ・レッド 19/10/22 10:35:33 ID:FdOAmW.. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジーナ「死んでしまったらどうするのですか…。」

デクシオを抱きしめたままジーナはそう呟いた。

デクシオ「…ジーナ。…ごめん、でもどうしても守りたかったんだ…。」

ジーナ「デクシオ…ありがとうございます。」


その時、ジーナのグレイシアも目を覚ました。

グレイシア「クォン…」

ジーナ「グレイシア! 大丈夫!?」

グレイシア「クォン」

グレイシアは軽い切り傷を負っていたが、ジーナの言葉にはっきり答えた。
その様子を見てジーナは胸を撫で下ろした。

ジーナ「…良かった…。」

パンジー「全員無事みたいね。」

マチエール「良かったね! もこお!」

もこお「ふんにゃー」




パンジー「ダンさん達、大丈夫かしら?」

パンジーは心配そうに発電所の方向に目を向けた。
マチエールも心配そうに呟いた。

マチエール「ダンさん…シトロン…ユリーカ…。」
 ▼ 102 ロボシ・レッド 19/10/22 10:55:56 ID:FdOAmW.. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
その時!


バアアアアアーン!!!


ミアレシティのゲートの近くで大きな爆発音が上がった。


マチエール「え!?」

パンジー「何!?」


大きな白い煙が上がり、やがてそれが消えていくと…


アイロス「ギャアアアア!」

巨大化したアイロス星人が現れた!

デクシオ「か、怪獣!?」

ジーナ「…そんな!」


アイロス星人は、そのままミアレシティの方向へ向かう。


パンジー「大変! 街が壊されてしまうわ!」

マチエール「どうしよう…。」

もこお「ふんにゃぁ…」

パンジー「ジーナちゃん! プラターヌ博士に連絡を取って!
     13番道路に繋がる南ゲートから離れるように伝えて!」

ジーナ「わ、分かりました!」

ジーナはプラターヌに連絡を取る。


プラターヌ「ジーナ!? 無事かい!?」

ジーナ「はい! 何とか…それより! 巨大な怪獣が現れて南ゲートの方へ向かって
    いるのです!」

プラターヌ「何だって!?」

ジーナ「このままではミアレシティが壊されてしまいます! まず、南ゲートの近くに
    いらっしゃる方々に避難するようにお伝え下さい!」

プラターヌ「わ、分かった! 一旦切るよ!?」

ブツッ!
 ▼ 103 ロボシ・レッド 19/11/04 16:56:24 ID:BmxMcADg [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アイロス「ギャアアア!」


ドコーン! ガシャーン!


アイロス星人は、南ゲートを破壊し、ミアレシティに侵攻を開始した。


市民「きゃあああ!」

市民「うわあああ!」

プラターヌ「くっ! ゼニガメ、水鉄砲!
      ヒトカゲ、火炎放射!
      フシギダネ、はっぱカッター!」

ゼニガメ「ゼニィ!」

ヒトカゲ「カゲ!」

フシギダネ「ダネェ!」


プラターヌの指示で三匹のポケモンはアイロス星人を攻撃するが、全く通用しない。

プラターヌは徐々に後退せざるを得ない。


市民「俺達の街が…。」

市民「誰か…誰か助けて…!」





一方、−ミアレの荒野−


デクシオ「くそっ! ここまでか…!」


デクシオをはじめ、ジーナ、パンジー、マチエールは悔しそうに街を破壊する
アイロス星人を見つめる事しか出来なかった。


パンジー「こんな事になるなんて…。」

ジーナ「一体どうすれば…。」

マチエール「…シトロン…ユリーカ…ダンさん…。」


マチエールは悲痛な表情で呟いた。
 ▼ 104 ロボシ・レッド 19/11/04 17:06:23 ID:BmxMcADg [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
その時!


セブン「ダアアア!!」


ガシィ!


巨大化したウルトラセブンが現れ、アイロスの背後から掴みかかり、荒野の方へ引き
戻し始めた!


アイロス「ギャアアア!」


パンジー「あっ!」

マチエール「ウルトラセブン!」

もこお「ふんにゃ〜!」


デクシオ「あ、あれが…」

ジーナ「…ウルトラセブン…」


セブン「デュア!」

セブンはアイロスを引き戻し、後方へ投げ飛ばした。


ダダーン!!


アイロス「ギャアア!」

セブンはそのままアイロスに立ち向かう。

しかし…


アイロス「ギャアア!」

アイロスは口から光線を出し、セブンに命中させる。


ドカーン! バアーン!


セブン「デュアア!」

光線を受けたセブンは倒れ込んでしまう。

アイロスは、追撃の光線をセブンに向かって発射した!
 ▼ 105 ロボシ・レッド 19/11/04 17:19:12 ID:BmxMcADg [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
セブン「デュウ! デュアアア!」

セブンは光線を受けたが、何とか立ち上がった。

セブン「デュウ!」

セブンは、頭のアイスラッガ―を投げようとする。

アイロス「ギャアアア!」


ヒュン、ヒュン、ヒュン


アイロスは自身の体を高速で回転させ始めた。


セブン「デュア!」

セブンは、アイスラッガーを飛ばしアイロスに命中させた!
しかし…


カキーン!


高速で回転するアイロスは、アイスラッガ―を弾き返した!
アイスラッガーを頭に戻すセブン…。


アイロス「ギャアアア!」


アイロスはさらに光線を発射した。


セブン「デュッ!」


セブンはぎりぎりでかわした。
そして、エメリウム光線の熱線タイプを発射した!

セブン「デュア!」


ビィィィィィー!!


しかし、アイロスは自身の翼でガードしてしまう。


セブン「デュア!」


セブンは続いて、エメリウム光線の反磁力線を発射し攻撃した。
 ▼ 106 ロボシ・レッド 19/11/04 17:31:53 ID:BmxMcADg [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ビィィィィィー!!

しかし、これもアイロスの翼によってガードされ掻き消されてしまった。


すかさず、アイロスはセブンに攻撃する。


ドカーン!


セブン「デュアアア!」


セブンは、光線を受けて膝をついてしまう。



一方、シトロンとユリーカ、レントラーはようやく目を覚ました。


シトロン「う…ううん…」

レントラー「ウォン…」

ユリーカ「う…うんん…」

シトロン「ユリーカ! 大丈夫かい!?」

ユリーカ「お、お兄ちゃああああん!」


ユリーカはシトロンに抱きついた。


ユリーカ「うわあああん! 怖かったよぉ! お兄ちゃん!」

シトロン「よしよし、もう大丈夫。 ごめんね…守ってあげられなくて…。
     レントラーも大丈夫かい?」

レントラー「ウォン!」

シトロン「よし!…ん? あっ!」

ユリーカ「どうしたのお兄ちゃん?」

シトロン「ウルトラセブンだ! 怪獣と戦ってる!」

ユリーカ「えっ!?」

レントラー「ウォン!」
 ▼ 107 ロボシ・レッド 19/11/04 17:41:21 ID:BmxMcADg [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
デクシオ「攻撃が全く効いてないように見えるけど…。」

ジーナ「相手は、強い怪獣なのでしょうか…?」

マチエール「…ウルトラセブンでもやっつけられないのかな…?」

もこお「…ふんにゃぁ…」


一同は、心配そうにセブンを見ていた。


セブンは両手を組み、シェイクハンド光線を発射する!

ビィィィィ!

しかし、これも防がれる。


セブン「……………」


すると、セブンは右手を垂直に立て、左手を水平にして甲を右肘に当てて、L字型に
構えた。
 ▼ 108 ロボシ・レッド 19/11/04 17:49:45 ID:BmxMcADg [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アイロス「ギャアアア!」

アイロスは光線を発射した。

それを素早くかわすセブン。

そして…


セブン「デュアアアアア!!」


L字型の構えから、眩いほどの光線を発射した!

セブンの切り札、ワイドショットである!


ゴォォォォォォォォォォ!!


ドカアーン!


ワイドショットはアイロスに命中し、大爆発を起こした。


アイロス「ギャアアアアアアア!!!」


断末魔の叫びを上げるアイロス星人。
徐々にその体は破壊されていく。


マチエール「やったあ!」

もこお「ふんにゃあ!」

パンジー「凄い…!」

デクシオ「なんて威力なんだ…!」

ジーナ「想像を絶しますわね…!」



セブン「ダア!」


セブンは、空へと飛び立って行った。
 ▼ 109 リュウズ@はかせのてがみ 19/11/04 18:06:59 ID:VVi2U.Xs NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
支援
 ▼ 110 ロボシ・レッド 19/11/10 14:48:04 ID:PfX25Uwc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユリーカ「お兄ちゃん! ウルトラセブンが怪獣をやっつけてくれたよ!」

シトロン「うん! 良かった…本当に良かった!」

レントラー「ウォン!」


シトロン・ユリーカ・レントラーは、嬉しそうにセブンが空へと消えていく様子を
見つめていた。


しばらくすると…


ダン「おーい!」


ダンが、シトロン達の元へ走って来た。


ユリーカ「あっ!」

シトロン「ダンさん!」

レントラー「ウォン」


ダン「みんな、怪我は無いかい?」

シトロン「はい! 大丈夫です!」

ユリーカ「大丈夫だよ!」

ダン「そうか…良かった。」

シトロン「ダンさん。何処に居たんですか? 僕達が目を覚ました時には、一緒に
     居ませんでしたけど…。」

ダン「…すまない。 結局、僕も敵にやられてしまって動けなくなったんだ。
   殺されそうになった所を、ウルトラセブンが助けてくれて、敵を追い払って
   くれたんだ。
   それで、セブンに、君達を先に発電所から出してくれるように頼んだんだよ。」

シトロン「…なるほど。そうだったんですね。」

ユリーカ「やっぱ凄いね! ウルトラセブンは!」

レントラー「ウォン!」

ダン「…そうだね。 本当に助かったよ。」


その後、ダン達は荒野にいるマチエール達と合流するために歩き始めた。
その数分後、マチエール達を見つける事が出来、お互いの無事を喜んだ。
 ▼ 111 ロボシ・レッド 19/11/10 15:02:26 ID:PfX25Uwc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
マチエール「ダンさん! シトロン! ユリーカ!」

ユリーカ「マチエール!」


マチエールとユリーカは、泣きながら抱き合った。


マチエール「良かった…無事で良かった…。」

ユリーカ「マチエールぅぅ…。」

もこお「ふんにゃぁ」


シトロン「パンジーさん、デクシオさん、ジーナさん、ご心配をお掛けしました。」

デクシオ「いや、無事で良かった!」

ジーナ「どちらかというと、あたくし達の方がボロボロですわ…。」


ジーナは苦笑いを浮かべながら、答えた。


ダン「みんな、ポケモン達をポケモンセンターに預けて、病院へ行った方がいい。
   無理をしては駄目だよ?」

デクシオ「はい。」

ジーナ「ありがとうございます。」


しばらく間があり、ジーナがダンに話し掛けた。


ジーナ「…あの、ダンさん。」

ダン「何だい?」

ジーナ「申し訳ありません!」

ダン「え?」

ジーナ「ここ最近、デクシオと一緒に貴方のあとをつけていたのです。」

デクシオ「すみません。ダンさんが宇宙人と関わりがあるのではないかと疑って
     しまって…。」

ダン「…そうだったのか。」

デクシオ「でも! ダンさんを見ていて凄く良い人だと分かったんです!」

ジーナ「ウルトラセブンと同じように、平和を愛する方だという事が分かりました!」

ダン「いや、誤解が解けて良かったよ。
僕は気にしてないから、もう構わないよ。
   二人とも、ボロボロになりながらも良く頑張ったね!」
 ▼ 112 ロボシ・レッド 19/11/10 15:06:18 ID:PfX25Uwc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
デクシオ「いや…もう、何も考えられなくて…他にどうしようも…。」


ダンは、命懸けで街を守ろうとした彼らを見て、やはり自分は、地球や地球人が
好きだと思った。
そして、自分がこの世界に居る間は、こちらの地球を守ろうと決心したのであった。
 ▼ 113 ロボシ・レッド 19/11/23 15:53:45 ID:FZ9Ic3VM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
その後、ミアレシティに戻った一行は、プラターヌと合流した。
一部分だったとはいえ、街の損壊は激しいものがあり、復興作業が必要な程だった。


デクシオ「酷いですね…。」

ジーナ「…本当に…。」

プラターヌ「力及ばず申し訳ない…。ウルトラセブンが来てくれなかったら、
      もっと酷い事になっていただろう。」


ダンとマチエールは、その後ミアレシティの復興のために、工事現場に出向く日々を
送るのだった。
シトロンは、破壊された発電所の修復に尽力するのだった…。
 ▼ 114 ロボシ・レッド 19/11/23 16:00:46 ID:FZ9Ic3VM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
エピローグ


マチエール「まだまだだけど、だいぶ街が直ってきたね。」

ダン「そうだね。街の人達が頑張っているからこそだよ。」

マチエール「ダンさんもありがとう! しばらくはここに居てくれるんだよね?」

ダン「ああ! この街にはお世話になっているからね。
   僕も復興のために全力を注ぐよ。
   また悪い宇宙人が現れるかもしれないしね。」


終わり(つづく…)
 ▼ 115 ロボシ・レッド 19/11/23 16:07:29 ID:FZ9Ic3VM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
皆さん、読んでいただきありがとうございました!
私自身、本格的にSSを書くのは初めてでしたので、続けられるかどうか自信が
ありませんでした。
とりあえず、皆さんの支援やコメントを含めさせて頂いて、100の書き込みを
目指していたので、それが達成できたのは満足しています。

一応、続編を書きたいと思いますので、また読んで頂ければ幸いです。

では、次回作で!
 ▼ 116 ザンドラ@かるいし 19/11/25 19:01:04 ID:leBIcKxQ NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
  ▲  |  全表示116   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼