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父が必死に捕まえた色違いはしかし彼の求めるものではなかったのだ。
そして少年院から出た彼と母親は言葉を交わさなくなった。
少年は孤独だった。
いつしか彼の話し相手は墓に眠る父親のみとなっていた。
まだ幼い彼がさらなる話し相手を求めるのは当然のことだった。
少年院から出所して半年後、彼の話し相手は2人になった。
そしてその数は3人、4人と不定期に増えていったのだ。
彼はまた話し相手を探し続ける。
そしてその度にこういうのだろう。
「いろちくれないところす。」