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吉田沙保里「カイリキー…」
カイリキー「…勿論、まだ旅は続けるんだろ?」
吉田沙保里「当たり前よ。じゃないと40年も旅した意味が…」
カイリキー「まぁ、そりゃそうだよな…沙保里だって元いた世界に戻りたいだろう。再び家族と会いたいだろう。」
吉田沙保里「…うん」
カイリキー「で、次は誰と旅するつもりなんだ?沙保里の手持ちは俺しかいないだろ?いくら沙保里でも、人間が生身でこの世界を冒険するのは危険すぎる。もう目星はついてるのか?」
吉田沙保里「目星なんかまったく。…カイリキー、私達が最初に出会った時の事は覚えているでしょう?」
カイリキー「勿論さ。俺がまだワンリキーだった頃とはいえ、まさか生身の人間にバトルで負けるとはな。」
吉田沙保里「そうそう。実は、カイリキー…その頃はワンリキーか。ワンリキーがこの世界に来て初めて出会ったポケモンなの。だから、次のポケモンはカイリキーが……カイリキーが…」
カイリキー「ん、気にするな気にするな。最初にも言ったが、自分が長くない事は自分が一番分かるんだ。持ってあと3日って所だろうな。」
吉田沙保里「…ありがとう。そう、カイリキーが逝くのを見届けた後、最初に出会ったポケモンにしようと思うの。」
カイリキー「いいじゃないか。どんな奴…に…なるんだろう…なぁ…」スー スー
吉田沙保里「…おやすみなさい。」
私は吉田沙保里。ある日、ふと目覚めたら何故かこの世界にいた。
この世界に来てから何日かして気付いたのだが、私はどうやら数少ないポケモンと話せる人間らしい。他の人達はなんとなくポケモンの気持ちがわかる程度らしい。
そしてこの世界に来てから何年かして気付いたのだが…私はどうやら不老不死らしい。どんな傷もいつの間にか治ってるし、何より年齢による衰えを一切感じない。カイリキーと長い間旅をできたのも不老不死の存在が大きい。