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リーリエの言葉は初めて会った時と変わらなかったが、カスミは懐かしさなど微塵も感じなかった。
同じ台詞も意味軸が全く異なる。三ヶ月前とはまるで違う。
冷たく熱が灯り、なのに温かみのない瞳
カスミ「随分と変わったわ。ナツメに聞いた通りね」
リーリエ「ありがとうございます。少しは強くなりましたから」
カスミ「変わり果てたと言ってるのよ」
少女に何が起きたのか、何が少女を変えたのか、彼女は知らない。
やる事は一つ。ジムリーダーとして……先輩トレーナーとして……少女の目を覚まさせる。
カスミはボールを構えた。ジム戦の為、バッジ獲得数に合わせたポケモンではない。
リーリエも構える。かつて夢見た日々は色褪せた。
少女は変わった。弱くか弱い何もできない自分は変わった。
全てを制すると決めた。己に唯一残された贖罪の為に──
──少女に何が起きたのか。話は三ヶ月前。初めてカントー地方に上陸した日まで遡る。