【SS企画】スワップSS祭2023 企画本スレ【エントリー締切:4/22】
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1930216. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。
面白いスレはネタ投稿お願いします!
(消えた画像の復旧依頼は、問い合わせフォームからお願いします。)スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
少年「ピカチュウ!10まんボルト!!」
ピカチュウ「ピカァ……ピカ?」
少年「……え?」バチバチ
少年「なんか、お、俺の右手から……でんげきが!?」ビリビリ
少年「うおおおおおおお!!これが俺のッ、10まんボルトだ!!!!」ババババ
ピカチュウ「ビガー」ビリビリ
少年「よーし、特性ひらいしんで特攻アッブだ!!そのまま10ま」
審判「ピピーッ!反則です」
ㅤこうして、俺は公式戦の参加資格を剥奪された──。
「いっけープリン!ころがる!」
「まけるなジガルデ!グランドフォース!」
青年「……はは、ガキどもは元気が良くて羨ましいなあ……」
ㅤあれから数年。
ㅤ幼くしてチャンピオンになるという夢を失った少年は、その喪失感からやさぐれてしまった。
ㅤ今は学校もまともに通わずに、昼間から近所の公園のブランコに腰掛け、ただゆらゆらと時間を浪費している。
青年「俺らにもあんな頃があったんだよなあ……眩しくて見てらんないぜ、なあピカチュウ?」
ピカチュウ「ギェエエアァ」
ㅤ一方ピカチュウはというと、『この見た目からは想像もつかないおぞましい声で鳴くことによりアイデンティティの確立を狙う』という、青年以上にひねくれた成長を遂げていた。
ㅤ近所の人達からは"ギアッチョ"という渾名で親しまれている。
青年「今の俺には……夢も希望も、何も無い……俺にはあるのはこの、ただ10まんボルトが出るだけの役に立たない右手だけだ……」
ピカチュウ「ギエッ……ゥグオオァ!?」
青年「こんな右手さえなきゃ……ん、どうした?ピカチュウ」
ピカチュウ「ウゴォオオオオ!ウゴォォオ!」
ㅤ突如として鳴き出したピカチュウが、指を差した先にあったもの。
ㅤそこにいたのは──。
少女「えっ、な、なに!?なんなのッ!?なんで道路がひび割れてんの!?」
──隆起する大地、舞い上がる砂塵の真ん中に立ち尽くし、グランドフォースを放つ謎の少女であった。