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SS

【SS】幻のポケモン達のカロスマークを求むる旅路

 ▼ 1 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/20 20:13:45 ID:xrPSaMQY NGネーム登録 NGID登録 報告
以前に完結させた処女作を、気になった点に更に加筆修正を加えたものです

【序章 その四匹のポケモン】

ミュウ「僕たちは、とある目的で集まったポケモン。」

マナフィ「僕たちは、XY以降…まだ配信をされてもらえていないんだぁっ!!」

メロエッタ「そのせいで私達の図鑑ページにカロスマークが付けられないと、全世界の物好きなトレーナーから苦情を受けてしまっているのよ!!」

ゲノセクト「今後解禁されると思いますが、それまで私達の精神が持ちません。」

ミュウ「だから、今からカロスマークを獲得する旅へ出ようと思う。
とりあえず、まずはガブリアスを倒しに行こうと思う。」
(当時安価で決まりました。)

マナフィ「僕たち、殆ど冷ビ覚えるよねぇ。」チラ

メロエッタ「悪かったわね。一匹だけ覚えなくて。
それに私、戦いはあまり好きじゃないのよ。」

ゲノセクト「まぁ、じゃあガブリアスを連れているチャンピオンのシロナさんの元へでも向かいましょうか。」

メロエッタ「果たして勝てるのかしら。」
 ▼ 78 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 22:41:17 ID:K4Ner4ko [1/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
やがて。

ゲノセクト「やっと着きました。ここがジャイアントホールの最深部のようです。」

デデンネ「!?
こ、この首無し死体の着ている服は、ゲ、ゲーチスの物でンネェ!!」

ゲノセクト「一体何が…。
…!
なんだ、あのポケモンは…!?
え、しかもあれは、マナフィ君とエンテイさん!
そ、そして…マナフィ君がエンテイさんに攻撃されている!!」

デデンネ「エンテイ、お前まさか洗脳されたデネンのかぁ!?」

マナフィ「こないで二匹共、これは作戦なんだ!
あ、痛い…エンテイ、もっと優しく!
よし、いいダメージ量だ…うん、もうそろそろいこう!
ハートォ…スワップゥゥゥッ!!」
 ▼ 79 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 22:45:31 ID:K4Ner4ko [2/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゴッド・キュレム「…!?」ガクン

マナフィ「へへ…。ハートスワップは身体のステータスを入れ替える技。
ゴッド・キュレムはこれでしばらく動けない!!」

デデンネ「そ、そうだったンネか…。」

マナフィ「よし、今だ…!
冷凍ビィィィィィィィィィーッ厶!!」ビビビ

ゴッド・キュレム「バァー…ニンガァァァァ!!」

冷凍ビームがゴッド・キュレムの身体を包んでいく。

ゴッド・キュレムの身体は凍りついていき、そしてゴッド・キュレムの体内から光が漏れ出した。

ゴッド・キュレム「…!?」

そしてゴッド・キュレムの身体は…。
そのまま元の三つの身体に分裂してしまった。
 ▼ 80 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 22:50:00 ID:K4Ner4ko [3/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜数分後〜

レシラム「あ、あぁ…。わ、我は…。」

ゼクロム「わ、我はゲーチスに洗脳され…ここは?」

キュレム「我等は、もう少しで…この世界を…。」

マナフィ「三匹とも…もういいんだ。全ては、そこに転がっている奴の仕業。」

ゲノセクト「もうこれで、改造により苦しむポケモンも少しは減るだろう。」

ミュウ「本当に…全て、全てが終わったんだ。
…ん!?」

ビビビビ

ミュウ「あ、危ないっ!
み、皆…伏せてっ!!」

一同「!」

するとその時、謎のおぞましい光線がゲーチスの死体に振り注いだ。
 ▼ 81 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 22:52:52 ID:K4Ner4ko [4/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
シュウゥゥ…。

ミュウ「あ、ああ…。ゲーチスの死体が、一瞬の内に白骨死体に…!
こ、この光線は一体…どこから!?」

その時、ミュウが持つホロキャスターが何者かの映像を受信した。

???「ククク…。威力を殺して試し打ちをしてみたが…まぁ、こんなものか。
ああ、久しぶりだね…ミュウ君。」

ミュウ「あ、あなたは…。」

マナフィ「この変な人は…。」

ゲノセクト「ま、まさか…あなたが…!!」



一同「フラダリさん!!」
 ▼ 82 マケロ@ブロムヘキシン 15/12/25 22:53:26 ID:y87zVwF2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 83 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 22:57:41 ID:K4Ner4ko [5/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウ「も、もしや…あなたがプラズマ団に資金を提供した人物なのか!?」

フラダリ「察しがいいな。そうだ。
まずは…おめでとうとでも言っておこうか。見事、悪しきゲーチスの手から世界を救ったね。
君たちにホロキャスターを渡した時には、正直思いもしなかったよ。」

ゲノセクト「なぜ私たちがゲーチスを止めたと?」

フラダリ「私が作った全てのホロキャスターにはカメラ付き発信機を搭載してある。ホロキャスターを持った者の行動は全てこちらに筒抜けという訳だ。」

マナフィ「な、何でプラズマ団に資金提供をしたの?
それに、今の光線は一体…。」

フラダリ「プラズマ団のポケモン軍団を利用するためだ。
プラズマ団のポケモン軍団には、私がこっそり、このエネルギー転送チップを付けておいてたのだ。
ポケモン軍団は半永久的にエネルギーを体内で造り出すことができるのだが、このチップは、そのエネルギーをちょっぴり…私の保有する…この最終兵器に送り込むのだ。
もっとも、元々身体の弱いポケモンに付けてしまうと異状を起こさせてしまうと知ったのは随分後だったがね。」

マナフィ「…!
お、お前がフィオネを…!!」
 ▼ 84 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:01:38 ID:K4Ner4ko [6/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリ「マグマ団の陸地を増やそうという目的も、プラズマ団の世界征服も、私にとっては馬鹿馬鹿しいものだった。なぜならこの世界は私のこの最終兵器により…生まれ変わるのだからなぁっ!!」

ゲノセクト「!
貴様、一体…何を…!?」

フラダリ「フフ、私を止めたければ、相応の準備をして私と最初に会った場所…フレア団秘密基地に来るがいい。君たちの思いと私の思い、雄雌を決そうじゃないか。
私はいつまでも待っているよ。」

プツン。

映像は途切れた…。
 ▼ 85 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:05:05 ID:K4Ner4ko [7/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
【最終章 最終兵器】

〜数時間後、ポケモンセンターにて〜

ゲノセクト「…ゲーチスの遺骨はジャイアントホールに埋葬しました。いくら悪人とはいえ、少し不憫でしたからね。」

マナフィ「それにしても…今までポケセンに運ばれたポケモンが全てここにいるね。
この世界にはここだけしかポケセンがないのかなぁ。」

エンテイ「話の都合上仕方がありませんよ。
さて…今までの話をまとめましょう。」

ガブリアス♂「私がアクロマを倒したかったのになぁ。
それにしても、私の幼なじみまで同行していたとは。」

ガブリアス♀「アタシも驚いたわよ。しかもこんな重症だし。」

ビッパ「まさか、妖怪体操第一で全て収まるとは思いもしてなかったゲス。」

ゼクロム「まぁ、各々方…それぞれ言いたいこともあると思うが、まずはフラダリの元へ向かうメンバーを決めてからにしようじゃないか。」
 ▼ 86 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:09:21 ID:K4Ner4ko [8/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゼクロム「皆行きたい気持ちは同じだと思うが、重傷者は置いていく!
悪い言い方だが…足手まといになってしまうからな。かく言う自分もこんな有様なのだが。」

ミュウ「…僕は…行く。」

メロエッタ「私もよ。」

サメハダー「お、おい。お前ら、今聞いただろ!
重傷者は置いていくって…。」

ゲノセクト「行かしてあげて下さい。傷はそれほど深くはないでしょう。
それに、元々私たち四匹が引き起こした騒動なのです。私たちには全てを解決させる義務と責任があります。」

マナフィ「なんか久しぶりだね。こうして四匹揃うのは。」

フィオネ「お兄ちゃん…私も…。」

マナフィ「お前は駄目だ。お前に危険な思いはもうさせたくない。それに、お前のことをちゃんと把握できなかったこの駄目なお兄ちゃんに…責任を取らせて欲しい。」

フィオネ「お兄ちゃん…。」
 ▼ 87 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:10:49 ID:K4Ner4ko [9/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
サメハダー「俺も行くぜ。せっかくまた登場できたんだ!
男の意地をみせてやるぜ!!」

ビッパ「もうあっしは普通のポケモンでゲスが、皆の掩護ぐらいはできるでゲス!!」

デデンネ「デデーン!
おいらの世に怖れられた力をみせてやるンネェ!!」

エンテイ「私も行きます!
私はマナフィさんに、勇気を出すということを教わりました。もしマナフィさんがいなかったら…私はずっとあのまま自分を騙していたままだったのかもしれません。」

マナフィ「み、皆…。
本当に、本当に…あ、ありがとう…。」
 ▼ 88 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:13:39 ID:K4Ner4ko [10/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜その頃、カロス地方のとある場所にて〜

???「私の弟の子孫が、かつての過ちを繰り返そうとしている…。あの三千年前の悲劇を、再び引き起こす訳にはいかない。
おい、そのためにお前を捕まえたんだ。しっかり協力してくれ。」

???「ああ、わかってるゾ。
面倒臭いけど、世界を守る為には致し方ないからねっ!!」
 ▼ 89 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:14:09 ID:K4Ner4ko [11/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜フレア団秘密基地最深部〜

フラダリ「いよいよだな…。
私はこの最終兵器を使い、私とフレア団のメンバー以外を残し、この世界を全て焦土へ還す!
そして、新しい…争わない、奪い合わない、理想の新世界を創造する!!
なぁ…ギャラドス、私の為、もう少し力を貸してくれ。」

ギャラドス「ギャラララ…。」
 ▼ 90 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:16:57 ID:K4Ner4ko [12/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜フレア団秘密基地〜

ミュウ「また、やってきたのか…。この場所に。」

マナフィ「あの頃から僕たちって、少しは成長できたのかなぁ。」

メロエッタ「わからないわね…。
ただ、あの頃と違うのは…今の私たちには、多くの仲間がいるということかしら。」

ゲノセクト「最後のこの勝負…絶対に負ける訳にはいかないですね!!」

ミュウ達は秘密基地の扉を開け、潜入する。
しかし、そこにはフレア団の下っ端たちが待ち構えていた。

一同「!」

フレア団下っ端1「フフ…フラダリ様はあくまでもあなたたちとの決戦に拘っているようだけど…。」

フレア団下っ端2「不安材料は微塵たりとも存在していてはならない!!」

フレア団下っ端3「フラダリ様はがっかりされるかもしれないが…我ら下っ端が纏めてあなたたちを排除する!!」
 ▼ 91 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:18:36 ID:K4Ner4ko [13/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
サメハダー「う…うおぉぉぉぉぉぉっ!!!」

サメハダーたちは下っ端たちと取っ組み合った。

ミュウ「!?」

ビッパ「い、今の内に早く行くでゲス!!」

デデンネ「お、お前ら四匹は、フラダリと雌雄を決する為にここに来た筈ンネ!
こいつらを相手にする為ではないんネェ!!」

エンテイ「マナフィさんたち、さあ、先に行って下さい!
私も勇気を持ってこいつらと戦います!!
そしてフラダリを倒したら、その時は一緒に祝いましょう!!」

マナフィ「ほ、本当にありがとう、エンテイ達ぃ!
約束だよ!無事帰って、一緒に…お祝いしようねえぇぇぇっ!!」
 ▼ 92 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:21:07 ID:K4Ner4ko [14/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜フレア団秘密基地最深部〜

メロエッタ「凄い早さでここまでこれたわね。フリゲートの頃からは考えられない程のテンポだわ。」

ゲーチス「おそらく、この扉の向こう側にフラダリが待ち構えています!
皆の思いを無駄にはできません。私たちの全ての力をもって、フラダリを倒しましょう!」

ギギィッ…。

ミュウ達は…ゆっくりと扉を開ける。扉の軋む音が、乾いた空間に響き渡った。

一同「…。」ゴクリ

そしてその部屋で椅子に背を向け座っている人物。
赤い頭髪と糊の利いた黒スーツがよく映える…後ろ姿だというのにとてつもないダンディなオーラを漂わせる、その人物とは…。

そう。紛れもない…フラダリ、その人だ。
 ▼ 93 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:22:52 ID:K4Ner4ko [15/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリは、依然背を向けたままこちらに話しかけてきた。

フラダリ「フフフ…。遂にここまできたと言う訳か。
己の自己満足の為だけにカロスマークを求め回った愚かなポケモン共よ。」

ミュウ「…フラダリ。」

フラダリ「しかしマグマ団とプラズマ団の野望を止めたお前たちの実力は侮ってはならない。
だから私もこの力…。メガシンカを持って、お前たちと対抗しよう!!」

そう言い放ちフラダリは、自身の今の姿を遂にミュウ達に向けた。

メロエッタ「な…!?
そ、その姿…。
フ、フラダリさん…なの…!?」
 ▼ 94 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:24:54 ID:K4Ner4ko [16/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
そのフラダリの姿は、ゴーグルのようなものを掛けており、そして機械仕掛けの、おそらくハエをモチーフにしたであろう不気味な装置を身に纏う…。とても、悍ましいものであった…。

フラダリ「そう。この姿は、メガシンカの力を最大限引き出すことのできる特殊武装。そしていいことを教えてやろう。この最終兵器から伸びる電源コードをコンセントから抜きちぎることにより…完全に最終兵器の機能は停止する!」

マナフィ「何か思ってたよりちゃちい造りなんだね。」

フラダリ「お前たちが勝てば、この電源コードを抜くがいい。だがもし私に敗れ去ることになれば…私はこの最終兵器の威力を全世界に向けて轟かせる!!」

メロエッタ「…。」

フラダリ「では、これが本当に最後の戦いだ。
出てこいギャラドス!
今こそ、その真の力を発揮するのだ!」

ギャラドス「ギャラララ…。」

フラダリのキーストーンとギャラドスのギャラドスナイトが反応する…。
ギャラドスは今、メガギャラドスにメガシンカを遂げた。
 ▼ 95 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:28:08 ID:K4Ner4ko [17/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ビリビリ…。

ゲノセクト「こ、これが…メガシンカの迫力…!
通常のギャラドスの姿よりも…遥かに圧倒的なオーラをたずさえています!!」

ミュウ「こ、こんな化物に、果たして勝てるのか…!?」

そうこう言っている間にメガギャラドスは、龍の舞を舞ってしまう。
メガギャラドスの攻撃力と瞬発力が上昇していく…。

マナフィ「あ、し…しまっ」

ギャラドス「ギャララアァッ!!」グラグラ

するとその瞬間、メガギャラドスは地震を放つ。

ミュウ「ぐふぅ…。」

大地が震え、衝撃によりすっかり不意を点かれたミュウ一同は防ぐこともできずにダメージを受ける。

そして、今…最終兵器に僅かにヒビが入った様だ…。
 ▼ 96 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:30:22 ID:K4Ner4ko [18/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲノセクト「ぐ、ぐふぅ…。」

メロエッタ「だ、だけど良かったわ。幸い地面が弱点のポケモンは私たちの中には居ない。
だけどこれは、想定外のダメージ…!!」

ゲノセクト「こ、こちらからも攻撃しなければ…。
アクア・テクノバスタァー!」ズドォン…

ギャラドス「グルルルル…。」

しかしギャラドスには今一つ。ギャラドスは血走った目線をゲノセクトの方へ向けた。

ゲノセクト「今一つだとは言え、これ程しかダメージが…!」

フラダリ「いいのか?隙を見せて。メガギャラドス、大文字!!」

ゲノセクト「え、あ…まず…!」

メガギャラドスは口から炎を噴出した。
その炎は大の字に広がり、ゲノセクトの元へと向かう…。
 ▼ 97 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:33:25 ID:K4Ner4ko [19/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
メガギャラドス(ミュウ)「そりゃ!!」ボオォォ

ゲノセクト「!」

その時、もう一体のメガギャラドスがゲノセクトの代わりに大文字を受けた。
そう、それは、ミュウが変身した姿だ。

メガギャラドス(ミュウ)「今の僕は炎を半減する…。
さあ、今の内にゲノセクトは離れて!
そしてメロエッタ、君は例のやつだ!!」

メロエッタ「わかったわ、喰らえやぁ!
古の唄ぁっ!!」

ズドン。

メガギャラドス「グルルル…。」

メガギャラドスには全然効いてはいない。だがメロエッタのそれは、ダメージを与えることを目的とはしていなかった。
 ▼ 98 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:36:16 ID:K4Ner4ko [20/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして…。

メロエッタはステップフォルムにフォルムチェンジした!

メロエッタ「ハイ、ソイ、ソレ!」ビシバシ

メロエッタは、華麗なステップでメガギャラドスに攻撃を仕掛ける。
さしぞのメガギャラドスも、これには少し効いたようであり…たじろいでしまった。

フラダリ「フン、こしゃくな手を…。
ムウウン…真眼(サイクロプス)!!」ピカァ

その時、フラダリのゴーグルから謎の光が放出された。

ミュウ「!?」ボワァァ

メロエッタ「!?」ボワァァ

なんと、二匹の姿がそれぞれ元の姿へと戻ってしまった。

フラダリ「私の特殊武装はポケモンを元の姿に戻す役割をも持つのだ!
よもや忘れた訳ではあるまいな、メガギャラドスだけではなく、私も共に戦っているんだということを!!」
 ▼ 99 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:37:57 ID:K4Ner4ko [21/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウ「くそ、やっかいな能力だ…。これではもう変身はできないし、君のステップ殺法も使うことはできない!!」

メロエッタ「この連携の強さ…あなたの戦ったゴッド・キュレム以上かもしれないわね。これ以上長々戦ったら読者が飽きるわよ。」

マナフィ「…。
ねぇねぇ。僕今作戦考えたんだけど。」ヒソヒソ

ゲノセクト「…そ、それはいいかもしれません!
まともに戦っていたら勝ち目がありませんし。
マナフィ君、案外頭が回りますね。」

メロエッタ「で、でも…この作戦…少し反則気味なような…。良いのかしら。」

ゲノセクト「前にも言いましたよね。勝てばいいんです。では…作戦を実行しましょう!」
 ▼ 100 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:41:04 ID:K4Ner4ko [22/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
???「待て!」

その時、見知ったポケモンがミュウたちを呼び止めた。

ミュウ「あ、お、お前はミュウツー!
(すっかり忘れてた。)
そ、それに一緒にいるのはサザンドラ!!
どうしてここに…。」

ミュウツー「わ、私があの後どんな思いをしたのかわかっているのか!?
戻った時ヒヨクにはもうフリゲートの姿が無くて…散々探し回ったんだぞぉっ!?
あげくの果てに、ジャイアントホールでなんとかみつけた時にはもう全て終わった後で…ポケセンで皆の話を聞いてやっとここまでこれたんだ!!
うう…。グスっ。」

ミュウ「泣くな泣くな。本当に悪かったよ。」

サザンドラ「サザァンドウラアァァァァ!!
(私はあの後ジャイアントホールでミュウツーさんに助け出されました。二君に仕えることは毛頭考えておりませんが、ゲーチス様を利用していたフラダリのことが許せません。一時的にあなた方と手を組みましょう!)」

ミュウツー「という訳だ。私たちも今聞いたお前たちの作戦に協力する!!」
 ▼ 101 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:43:22 ID:K4Ner4ko [23/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリ「何をさっきからゴチャゴチャと…!
雑魚が少しばかり増えようが私には勝てないということがなぜ分からん!
うおぉぉっ…死ねえぇぇぇっ!!」

ゲノセクト「取り乱して隙を見せた!
隙をみせると命取りなのはさっきお前自身が示したことなのに…。今だ!ミュウさん、あれを!」

ミュウ「おうっ!
フラアァァァァッシュウゥッ!!」ピカー

メガギャラドス「!?」

フラダリ「うおぉぉっ、眩しいっ、何も見えぬ!
己…こんな小賢しいことを!!」

…………………………

〜回想〜

ゼクロム「さっきのフリゲートはそれにしても暗かったな。お前たち、行くのならもしものために…この懐中電灯を持っていくがいい。」

マナフィ「うん、ありがとう。
でもなー。…暗いことがあるのならその反対もありえるかもなぁ。」

メロエッタ「なにその理屈。」

マナフィ「だから、この…サングラスを持っていこう。」
 ▼ 102 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:44:57 ID:K4Ner4ko [24/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウ「それっ、辺りが光っている内に、このサングラスを掛けてフラダリをやってしまえ!!」

一同「おおっ!!」

ドガドガドガドガ

フラダリ「う、うおぉぉぉぉぉっ!!」

メガギャラドス「!?」

辺りの光が消え去っていき、周りの様子が見えて行く。

しかし、そこに立っていたのは…。

メガギャラドス「…ギャラララ…。」

メロエッタ「う…。くそ…。」

フラダリ「あ、ああ…ギャラドス。
私は無事だ。何か小賢しいことを考えてたようだが…。
ミュウは私が殺して食った。だから今姿が見えない。他の奴らもみての通りの有様だ。」

ゲノセクト「あ、あぁ…。
作戦は、失敗だぁ!!」
 ▼ 103 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:46:55 ID:K4Ner4ko [25/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
メガギャラドス「ギャラララ…。」

ギャラドスは落ち着いたようだ。

フラダリ「よし、今だ…!
真眼(サイクロプス)!!」ピカァ

メガギャラドス「…!?」

なんとフラダリは、自身のポケモンであるギャラドスに向けて真眼(サイクロプス)を放った。
ギャラドスのメガシンカ状態がみるみる内に解けていく…。

ギャラドス「…ギャラララ!?」

ギャラドスは何が起きたのかわからないようだ。

マナフィ「フフフ…。
作戦大成功だね。」

ギャラドスがどういうことだと言わんばかりの表情を示した時、フラダリの身体がみるみる縮んでいった。

ミュウ「ふぅ〜。」

フラダリの衣服が床に落ち、そこから這い出したポケモンが一匹…そう、ミュウである。
そして、椅子の裏では気絶していたフラダリが意識をとり戻したようだ。フラダリは、全裸体であった。
 ▼ 104 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:49:37 ID:K4Ner4ko [26/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウ「フフ…。マナフィの考えた作戦は次の通りだ。
僕がフラッシュで辺りを光らせ周りを見えなくしている内に、持ってきたサングラスを掛けた僕たちがフラダリをボコボコにして気絶させる。そして僕がフラダリに変身して特殊武装を引っ剥がし装着する。それで後は真眼(サイクロプス)でギャラドスのメガシンカを解くだけ…。

マナフィ「まぁ、要するに、フラダリに成りすましてギャラドスのメガシンカを解くってだけ。単純な作戦だね。」

フラダリ「お…おまえたちぃ!
よくも私をこんな目に!!」

メロエッタ「フフフ。そんな物をブラブラさせながらだと凄く滑稽に見えるわね。勝てばいいのよ。
それに…。」

フラダリ「なんだ!?」
 ▼ 105 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:51:54 ID:K4Ner4ko [27/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
メロエッタ「あなた、本当は…誰かに止めてほしかったんじゃなかったの?」

フラダリ「な…。」

メロエッタ「普通に考えておかしいんだもの。
だって、何もわざわざ私達と雌雄を決そうなんて…そんな回りくどいことをしなくても、試し打ちをしたあのときに、おかまいなしにすかさず最終兵器を発動させれば良かった。
それなのにあなたは、なぜかそうしなかった。いえ…できなかった、と言った方が正しいかもね。」

フラダリ「…。」

メロエッタ「あなたは、あまりにも世の負の部分ばかりしか今まで見てこられなかった。
善意の気持ちで援助を始めれば、もっとよこせとつけあがる人々。改造を蔓延るハルモニア☆ガジェット。そのツールを用いるモラルの無きトレーナー。カロスマークの有無…それだけで、ポケモン自体の価値に優劣を付ける者共。
こんな奴等ばかりしかいないのか、と深く嘆き絶望したあなたは、最初の頃はまさしくその最終兵器を発動させることしか考えてなかったのでしょうね。」

フラダリ「…うぅ。」
 ▼ 106 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:54:19 ID:K4Ner4ko [28/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
メロエッタ「しかし、そんなあなたも『いや、もしかしたら』と、この世界に一筋の希望が差し込むことを、密かに心の奥底で待ち望んでいた。
方法は明らかに間違ってはいたけれど、造るホロキャスターにカメラ付き発信機を搭載していたのもそのためでしょう。そして、見事マグマ団とプラズマ団を食い止めた私達に対し、あなたは賭けをする。
『こいつらなら私を…もしかしたら止めてくれるかもしれない。』『自分は間違っていたのだと教えてくれるのかもしれない。』と。」

フラダリ「う、うぅ…。」

メロエッタ「だから雌雄を決するなんて言ってたけど、実際はあなたの一人勝負だったのね。ずるいわよ、あなた。最初から私たちを勝負の土台に入れてはくれなかった。」

フラダリ「うう、ううっ…。」ポロポロ…

フラダリの瞳から大粒の涙がこぼれ落ちる…。

メロエッタ「さて、説教臭い話はここまでにして…。
あなたはそこで見ているのよ。あなたの思いと私たちの思い、どちらが勝っているのか雌雄を決するんでしょう?」
 ▼ 107 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/25 23:58:13 ID:K4Ner4ko [29/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ギャラドス「ギャララァァァァッ!!」

一連の件により激情したギャラドスが一同に襲いかかる。

ゲノセクト「怒りもまた、命取りですからね。
さあ皆さん、後はギャラドスに攻撃をぶちこみましょう!」

一同は、ギャラドスに対し攻撃をぶち込んだ。

ミュウ「サイコキネシス!」ビビビ

マナフィ「波乗り!」ザザァ

メロエッタ「ハイパーボイス!」パワワワ

ゲノセクト「アクア・テクノバスター!」ドゴォッ

ミュウツー「サイコブレイク!」ドガッ

サザンドラ「サザァンドウラアァァァァ!!(龍星群!!)」ドドド

ギャラドス「ギャ…ギャララァァァァ!!」
 ▼ 108 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:00:57 ID:aaJEJYdw [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドガアアーンッ…。

ギャラドスは倒れ、ミュウたちとフラダリ…そして最終兵器が後に残る。

放心状態のフラダリを横目で眺めつつ、ミュウ達は最終兵器のコードをコンセントから抜こうとするが…。

その時…。

マナフィ「え、な…何…!?」

なんと最終兵器にヒビが広がり、次第にエネルギーが漏れ出していく。

ゲノセクト「お…恐らく戦いの衝撃で…。」

フラダリ「ま、まずい、最終兵器が暴走している!
このままではここの秘密基地ごと、世界が崩壊してしまうぞぉっ!!」

マナフィ「え、えぇっ!?
いきなりの展開過ぎるよぉっ!?」

フラダリ「も、もう駄目だぁっ!!」

???「慌てるな。心配することはない。」

ミュウ「えぇっ、あ、あなたは…!?」
 ▼ 109 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:03:12 ID:aaJEJYdw [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
その身長三メートルはあろう浮浪者らしき男は、いつの間にかフラダリの前に立っていた。

???「我が弟の子孫の侵した過ちは、私が責任を持って排除しよう。…おい、フーパ…頼むぞ…!」

フーパ「ああ、やってみるゾ!」

そのフーパと呼ばれしポケモンは、黄金の光輪を手に掛けている。ゲノセクトはその光輪に見覚えがあった。
フーパは黄金の光輪を最終兵器に向けて振りかざした。
すると…。

シュン…!
なんと、最終兵器の姿は一瞬の内に消え去ってしまった!

フラダリ「…!」

ゲノセクト「ま、まさか…その黄金の光輪は…!
もしや…レシラムの…!!」

フーパ「ん?お前、あのドラゴンポケモンを知ってるのか?」

ゲノセクト「やはり、そうなのか!
それに…最終兵器はどこへ行ったんだ!?」

話によると、レシラムとゼクロムは二匹に分離した後、人の目を逃れる為に創った誰も居ない異空間に移り住んでいたらしい。

フーパの黄金の光輪は別次元の空間に干渉できる能力を持つ。その黄金の光輪をそれぞれどこかに落としてしまい、探し求め話を聞くうちに、どうやらレシラムとゼクロムの異空間が黄金の光輪に繋がってしまったらしく、二匹が捕まってしまったらしい。そして、最終兵器はその異空間に転送したのだ。
 ▼ 110 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:04:19 ID:aaJEJYdw [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
マナフィ「あ、あなたは一体…。」

???「私の名は…AZ。」

ゲノセクト「AZ…!?
あなたは、かつてのカロス王…AZなのか!?」

AZ「そうだ。私が…かつて、三千年前の大戦争を最終兵器の威力を持って終結させた愚かなカロス王だ。
そして私の寿命は、最終兵器の影響により極端に伸びてしまった。
後に残ったのは、荒野と化したカロスの国土と少しばかりの命…。いたたまれなくなった私は、弟に国を任せ追われるように国を出た。
私の弟の子孫フラダリよ。あの最終兵器は、異空間で爆発を迎えたようだ。もう誰も、あの最終兵器を使うことはできない。そう、それでいい…それでいいんだ…。」
 ▼ 111 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:04:56 ID:aaJEJYdw [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜エピローグ〜

あの後、フレア団とフラダリさんは通報を受けたポケモン警察によって連行されていった。
フラダリさんの表情は、満足したような笑みを浮かべていた。もちろん…裸でだ。
AZとフーパは帰っていった。僕達にこれからの希望を託して。
秘密基地の前には皆が集まっていた。アズサさんはフラダリさんの姿を見て赤面していた。包帯を巻いたウシオは興奮していた。これで、僕たちの旅は終わったのだ。
だけど、もう一つ…僕たちにはやらなければいけないことが残っている。
 ▼ 112 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:06:15 ID:aaJEJYdw [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
デデンネ「おいらの、デデーン法の力を借りたい?」

ゲノセクト「はい、あなたは禁断のその方法をもって、自身の力で可能な限りの願いを叶えることができると聞きます。
元より、私たちはカロスマークを求めるために旅を続けていたのです。」

デデンネ「他でもないお前たちの願いとあってはおやすいご用ネ。ではお前たち、そこに立つンネ。」

マナフィ「うん、わかったよ。」

デデンネ「では…。行くンネ!
デデーン!!」

皆の身体がドロドロに溶けていく…。

ミュウ「う、うわぁっ、く…苦しいぃっ…!!」 

マナフィ「う、うわぁ…。ぼ、僕の身体がぁっ…。」

メロエッタ「ち、ちょっとデデンネ!
もう少し…やりようはなかったのぉっ!?」

ゲノセクト「わ、私の身体が…!!」
 ▼ 113 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:07:10 ID:aaJEJYdw [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
…。

ミュウ「あ、あれ…。もうなんともない…。
!ああっ!僕たちに…カロスマークが付いているぅ!!」

マナフィ「うぅ…。本当に…。本当に…。
ここまで、長かったねぇ…。本当に…。うぅ…。」

メロエッタ「これで後は…物好きなトレーナーの元に回って配信されるまでの間お茶を濁すだけね。」

ゲノセクト「皆さんとの旅も、これでもう終わりですね。
途中嫌なこともあり、心が折れかけそうになったこともありました。私たちのこの旅には、何か意味はあるのだろうかと、自問自答を繰り返すこともありました。
でも…皆がいたから、この旅を終えることができたのです。とても面白かったのです。」
 ▼ 114 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:08:55 ID:aaJEJYdw [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜数時間後〜

ミュウ「僕とミュウツーとサザンドラは、最果ての孤島で一緒に暮らすことにしたよ。サザンドラも話してみるととてもいい奴だ。」

マナフィ「僕とフィオネはアズサさんの元に行くよ。
エンテイとも打ち解けたし。お祝いもしなきゃね!!」

メロエッタ「私は残されたフラダリカフェを継ぐことにしたわ。あそこのカフェにはリピーターがいっぱいいて、潰すのは惜しいもの。」

ゲノセクト「私と仲間たちは改造の撲滅活動を始めます。まだ完全には世の中に改造は消えていませんしね。
でも…これから寂しくなりますね。」

ミュウ「なに、またいつか集まろうよ。
その時はカフェでモーモーミルクでも飲みながら、昔の話に花を咲かせよう。」

メロエッタ「ええ、またいつか集まりましょう。
安くしとくわよ、あなたたちにはね!!」

マナフィ「じゃあ、また会おうねぇ!
皆…じゃあねぇっ!!」
 ▼ 115 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/12/26 00:10:27 ID:aaJEJYdw [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
旅は終われど彼らの友情は永遠に続く。
培ったものを彼らはどう活かすのか…それはまた別の話である。

〜幻のポケモン達のカロスマークを求むる旅路〜 完
 ▼ 116 イナン@あまいミツ 15/12/26 00:11:33 ID:v.57W/Bw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙でした!
 ▼ 117 ャモメ@コダックじょうろ 15/12/26 15:44:18 ID:TSOFI8EA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙〜
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