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ポケダン 生命の探検隊

 ▼ 1 ◆J44kAZeDOM 15/05/31 18:41:23 ID:B2RPsFEs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プロローグ1

???「やめろ、そんなことしたら、世界が終ってしまう!」

???「別にいいの。私を殺したこんな世界、壊してやるから」

???「まさかおま……やめろおおぉぉ」

何かが僕に触れるのを感じた。動きが止められる。視界が白い光に包まれた。
 ▼ 89 バゴーラ@びっくりこやし 15/06/08 22:59:02 ID:v/Njm6D. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりま支援&ブクマ
 ▼ 90 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 22:59:54 ID:RLNbdv9M [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「うわっ」

まただ。またクレアの夢だ。自分の大事な部分が失われたようにも、大事な何かが湧き上がってくるような、そんな悪夢。
二度寝する気にもなれず、僕はそのまま窓を眺めてぼんやりしながら悪夢や時空の叫びについて考えを巡らせる。
クレアは帰って来ない。夢の中で、脅迫観念のように頭を回る言葉。クレアとは、何者なのか。こうなった事にどう絡むのか。まさか無関係って事も無いだろうけど。二回も夢に出たんだから。
それにしても、私を殺した?生きてるじゃん。それとも深い意味なのか……
時空の叫びに出た男が僕だとするなら相手は……まさかクレア?ワンチャンはあるけど。
帰って来ないという語にもピッタリはまる。でもだとしたらあそこまで嘆き悲しむ理由は?

うーん、ちっともわからない。僕は、そして、クレアは、誰なんだ?
 ▼ 91 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 23:12:57 ID:RLNbdv9M [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴーム「おお、リオル。早いな」

リオル「ドゴームさん?」

ドゴーム「耳を塞ぐべきだぞ。なんせワシの声の大きさは天下一品だからな」

そう言って息を吸い込むドゴームさん。嫌な予感がする。言われた通り耳を塞いだ。
しかし、そんなもの役に立ったりしなかった。

ドゴーム「おきろぉぉおおおお」

う、うるさあああい。そう叫んだ声がもはや良く聞こえなかった。耳がいかれたんじゃないか。
三人がなにやら言っているが、ただの口パクにしか見えない。

ケロマツ「……と」

リオル「え? あ、聞こえた」

ケロマツ「早く朝礼行かないと」

ハリマロン「朝礼?」
 ▼ 92 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 23:17:19 ID:RLNbdv9M [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひとーつ、仕事は絶対サボらない!
ふたーつ、脱走したら、お仕置きだ!
みーっつ、みんな笑顔で明るいギルド!

ペラップ「それじゃみんな、今日も仕事にかかるよっ!」

みんな「おー!」

リオル「こんなのあるんだ」

フォッコ「うん。なんかもうないと締まらなくなってきた」

ペラップ「今日は、リオルとハリマロンに依頼の仕方を説明しがてら、仕事も頼むよ」

ケロ・フォッコ「はい」
 ▼ 93 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 23:23:28 ID:RLNbdv9M [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
依頼掲示板前
フォッコ「まずは簡単なので……」

ケロマツ「これかな?」

フォッコ「あんたは敵を舐め過ぎって何回言えばいいの」

ケロマツ「ち」

フォッコ「あ、これなんか良さげ。湿った岩場だし」

ケロマツ「確かに」

リオル「どんなの?」

フォッコ「アイテムをとってくるんだけど……」

ハリマロン「ここなら行ける?」

ケロマツ「ああ」

フォッコ「大丈夫よ」

まあ、ここは任せるしかないな。でもリーダーだし一応……

リオル「なら、それでいいよ」

フォッコ「オッケー」
 ▼ 94 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 23:27:43 ID:RLNbdv9M [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 依頼詳細
 進化するために必要になるんです。よろしくお願いします!
 依頼主 ヌメラ
 目的  湿った岩をとってくる
 場所  湿った岩場
 制限  なし
 難しさ E(20)
 お礼  オレンジグミ その他 
 ▼ 95 1◆J44kAZeDOM 15/06/08 23:28:06 ID:RLNbdv9M [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 96 ei7get/zhs 15/06/08 23:28:52 ID:jOW2dJys NGネーム登録 NGID登録 報告
乙(≧∇≦)
 ▼ 97 1◆J44kAZeDOM 15/06/09 23:38:34 ID:QXUXt6ys [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちょっとだけ書く。
 ▼ 98 1◆J44kAZeDOM 15/06/09 23:47:33 ID:QXUXt6ys [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あ、場所は最奥部ね。
-------------------------------------------------------------------------------
湿った岩場B1F
リオル「と、いう訳でダンジョンに来たんだけど」

ケロマツ「あわ!」

カラナクシの呼び水で吸い寄せられた!

ケロマツ「あーうぜえ」

そう。このダンジョンでは水技は効果をなさない。海岸の洞窟?あわ無くても大丈夫だったんだよ、タブンネ。

フォッコ「炎も効かないし」

経験が豊富(?)な二人のワザがほぼ役立たずとなると、かなり難易度があがる。海岸の洞窟?レベル低かったから(ry
 ▼ 99 1◆J44kAZeDOM 15/06/09 23:54:19 ID:QXUXt6ys [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな訳で、リーダーにされた僕はともかく(で置いといて良いのかはともかく)ハリマロンも危険度の高い最後尾につけている。まあ相性も良さげだし。
というか、なんで僕格闘技無いの?格闘タイプなのに、電光石火、見破る、こらえるだけって。

B3F
リオル「あれは……リンゴ?」

フォッコ「うん。貴重な食料だから、大事だよー」

ケロマツ「まあ、腹減ってダメージなんて滅多に無いけど」

ハリマロン「簡単な所じゃ、そうよね」
 ▼ 100 1◆J44kAZeDOM 15/06/09 23:55:16 ID:QXUXt6ys [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまでです。
 ▼ 101 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:21:53 ID:XejlpmlQ [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>94
×オレンジグミ
○だいだいグミ
再開します。
 ▼ 102 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:27:29 ID:XejlpmlQ [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
B4F
リオル「あれ……ピーピーマックス?」

フォッコ「そうよ。知ってるの?」

リオル「うん」

B6F
リーシャンのまきつく!
リオルはまきつかれて動けない!

リオル「う……」

ケロマツ「フォッコどけ、電光石火!」

リーシャンは倒れた!

リオル「ふう、きついよ」

フォッコ「何もできなか……あ、階段!」
 ▼ 103 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:34:09 ID:XejlpmlQ [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最奥部
リオル「えっと……ここ?」

ハリマロン「そうみたいだね」

フォッコ「とにかく、湿った岩を探そ」

ケロマツ「だな」

数分後
リオル「これなんかどう?」

ハリマロン「うん、いいんじゃない?」

フォッコ「……ってことは」

ケロマツ「依頼達成だ。二人は初依頼だよな。おめでとう」

リオル「ありがと」

フォッコ「感想は?」

ハリマロン「なんか実感湧かないな」

ケロマツ「まあ、俺も依頼主と会ってはじめて感じたからなー」

リオル「とにかく帰ろ」
 ▼ 104 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:40:20 ID:XejlpmlQ [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今回の冒険の所はカットします。
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ヌメラ「ありがとうございます。これお礼です」

だいだいグミをもらった!
わかくさグミをもらった!
あかいグミをもらった!
あおいグミをもらった!
2000ポケもらった!ギルドの分け前として200ポケをもらった。

リオル「ちょっと待て天引きしすぎだろ」

フォッコ「よね、そう思うよね!」
 ▼ 105 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:47:49 ID:XejlpmlQ [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヌメラ「これで最終進化形になれる……」

絶対に許さない……

リオル「え、何か言った?」

フォッコ「ううん、誰も何も言って無いよ?」

リオル「えー、そう?」

絶対に何か聞こえた。許さないって、なんだ?

ヌメラ「ありがとうございましたー」

そう言って歩き去るヌメラ。こうして僕とハリマロンの初仕事は不穏な気配を潜ませたまま幕を閉じた。
 ▼ 106 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:48:27 ID:XejlpmlQ [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter3 初仕事 完
 ▼ 107 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:50:48 ID:XejlpmlQ [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手紙
あなたが強くなりたい、そう思うなら、お母さんもお父さんも応援します。
でも、辛くなったらいつでも帰っておいで。デデンネさんも気にして無いから。
 ▼ 108 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:51:29 ID:XejlpmlQ [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter4 卒業試験
 ▼ 109 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 21:59:01 ID:XejlpmlQ [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
番外編、トレジャータウン紹介を挟みます。
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フォッコ「ここがヨマワル銀行。ダンジョンで倒れるとポケが減るんだけど……」

ヨマワル「ここに預けていれば安心!私、見かけは怪しいですけど、実はすごく堅実なんです。あなたのお金をしっかり守りますよ」

ケロマツ「あっちにはガラガラ道場があるな」

ヤルキモノ「ポケも道具も、あそこで倒れても減らない! まあ、入る時に道具がなぜか無くなっちまうんだけどな。あ、俺はバイトで宣伝してるんだ」

フォッコ「ポケダンズ御用達って事で結構繁盛してるのに、まだ宣伝にバイト雇ってんの……」
 ▼ 110 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:03:37 ID:XejlpmlQ [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ「で、あっちがお世話屋ラッキー。依頼のお礼で貰えることがあるタマゴを預かって孵してくれるの」

ケロマツ「あれがエレキブル連結店。連結ってのは連結した技を連続して出せるんだ。500ポケかかるし、使うと腹も減るけどな」

リオル「え、じゃあ、他の店は無料なの?」

フォッコ「うん」

どうやって稼いでるんだ?
 ▼ 111 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:08:57 ID:XejlpmlQ [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリマロン「カクレオン商店よね」

フォッコ「うん。大事な道具を買えるの」

リオル「へえー」

ケロマツ「あれはネイティオ鑑定所。自力で開かない宝箱を開けてもらえる。有料で」

ハリマロン「へえ」

フォッコ「あれはがルーラおばちゃんの倉庫」

ケロマツ「銀行の道具版だな」

フォッコ「セリフとらないで」

ケロマツ「すまんすまん」
 ▼ 112 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:16:50 ID:XejlpmlQ [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかガルーラが間抜けになってる。がじゃなくてガな
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ガルーラ「いらっしゃい、ガルーラおばちゃんの倉庫よ」

銀行と同じ、つまりタダ……

リオル「1ついいですか?」

ガルーラ「どうぞ」

リオル「どうやって稼いでるんですか?」

フォッコ「え、ちょ、ちょっと!」

ガルーラ「いいのよ。ところであなたたち、探検隊連盟に属してるのよね」

ケロマツ「はい、で、え?」

ガルーラ「そこから払われてるの。それでね、すべての探検隊はそこに一定額のお金を払わないといけないの」
 ▼ 113 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:23:49 ID:XejlpmlQ [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケロマツ「え、でもそんなの初耳ですよ」

ガルーラ「そりゃそうよ。ギルドが払っているんだもの」

フォッコ「え?」

ガルーラ「報酬からかなり天引きされてるらしいけど、プクリンのギルド所属の探検家が連盟に払うお金はすべてギルドから出ているらしいわ」

あの鬼畜な天引き率は、そんな事情が……
どう考えても取りすぎなのだが、なぜか納得がいってしまった。
 ▼ 114 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:24:19 ID:XejlpmlQ [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本編再開です。
 ▼ 115 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:30:48 ID:XejlpmlQ [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
特に変わった事も起きず、依頼をこなして、着々とレベルも上がり僕ははっけいを覚えた。
そんなある日の事だった。

ヘイガ二「もうすぐ卒業試験の時期だな、ヘイヘイ」

ビッパ「そうでゲスね。今回もドゴームなんでゲスかねえ」

ヘイガニ「いや、わからんぞ、親方様がキマワリに打診したってウワサもあるらしいぜ、ヘイヘイ」

ビッパ「へえー」

 ▼ 116 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:33:40 ID:XejlpmlQ [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「って話を聞いたんだけど」

ハリマロン「卒業試験かあ」

チラーミィ「どんなのだろうね」

ニューラ「あたしたちも初めてだからね」

リオル「うわっ」

ハリマロン「びっくりしたー」
 ▼ 117 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:35:49 ID:XejlpmlQ [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな話があろうと無かろうと、修行(という名の仕事)は続く。

ドゴーム「今日は見張り番を頼む」

なんてこともあった。
 ▼ 118 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:46:08 ID:XejlpmlQ [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして、ついに卒業試験について明かされる日がやって来た。

ペラップ「えー、今日はみんなに話がある」

朝礼の時だった。

ペラップ「もうかなりウワサになっていると思うが今回の卒業試験について発表したいと思う」

皆が息を飲む。

ペラップ「ドゴーム、そしてキマワリ、二人で神秘の森の最奥部にある宝物をとって来る事」

ドゴーム「また神秘の森か」

ビッパ「え、二人でゲスか?」

グレッグル「キマワリ、ついに受ける気になったんだなあ、グヘヘ」

ペラップ「あーあとそこには恐ろし「言わなくてもわかってるですわ!」

ペラップ「まあ、大丈夫だとは思うが一応気を付けて」
 ▼ 119 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 22:50:31 ID:XejlpmlQ [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キマワリ「楽しみですわ!きゃー!」

ドゴーム「前みたいなへまはしないようにしないとな」

なんて言いながら二人はトレジャータウンへ向かう。

リオル「あの、僕たちは何をすれば……」

チラーミィ「僕たちの試験じゃないし、まさか休みだとも思えないし」

ペラップ「あの二人の相手だ」

エンドレス・リアライズ「え?」
 ▼ 120 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 23:02:05 ID:XejlpmlQ [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
神秘の森1F
リオル「チリーンさんに、ビッパさん、よろしくお願いします」

親方様とペラップのチーム、の他に3チームに分かれた。この時新入りの僕たちには不安があるとの事で僕とハリマロン、ケロマツとフォッコに分かれそこに先輩たちを二人づつ加える、というスタイルで挑む事になった。

神秘の森2F
ハリマロン「敵が強すぎるよ……」

リオル「ホント、手も足も出ないんだけど」

5F
チリーン「神通力!」

ビッパ「ころがる!」

リオル「やっぱ強いですね」

ビッパ「て、照れるでゲスね」

チリーン「あなたたちも強くなれますよ、修行を頑張れば」
 ▼ 121 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 23:11:23 ID:XejlpmlQ [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
13F
チリーン「もうすぐですよ」

ビッパ「階段でゲス!」

奥地
リオル「ついたー!」

ハリマロン「っていうか、あの穴何? でかすぎ……」

チリーン「落とし穴ですよ」

ビッパ「あの中で二人を待つでゲス」

こ、古典的……

フォッコ「あ、リオル、ハリマロン」

ケロマツ「二人とも頑張れよ、俺たちは外でふたする役だけど」

リオル「え?」

この二人の方が経験も豊富なのに。なんで?
 ▼ 122 1◆J44kAZeDOM 15/06/10 23:11:45 ID:XejlpmlQ [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 123 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 22:56:12 ID:aDg2hMNA [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開します。
 ▼ 124 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 22:59:42 ID:aDg2hMNA [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点フォッコ
ケロマツ「それにしても、どういう事だ? あの指示」

フォッコ「さあね」

やっぱり素直になれない。もう仲直りしたいのに、私のバカバカバカ。
……にしても確かに、一度ふたをしたものをまた開けろ、なんて普通じゃない。
親方様、どういうつもりなんだろう?
 ▼ 125 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:03:54 ID:aDg2hMNA [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケロマツ「あ、きたぞ」

息を潜める。視界に二人の姿を捉えた。

キマワリ「つきましたわ、きゃー!」

ドゴーム「しっ、前ポケダンズの時はあの辺に落とし穴を……」

キマワリ「懐かしいですわね」

ドゴーム「わしらもしっかりせんとな」

キマワリ「あそこを避け……きゃー!」

ドゴーム「うわあ!」
 ▼ 126 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:08:01 ID:aDg2hMNA [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホントに引っかかるんだ。にしても、ここポケダンズさんの時の使いまわしなの?!

ケロマツ「早くふたを」

フォッコ「わかってるわよ!」

指示通りに行くと、しばらくしたら開けないといけないふた。じゃあなんのためなの?わからずじまいのまま、消化不良になりながらふたを被せた。
 ▼ 127 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:14:57 ID:aDg2hMNA [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル
うわ暗っ。なんでふた被せたの?
突然奪われた視界に動揺しながらも、ポケモン独特の見えやすさも感じる。少なくとも人間だった時よりは夜目が効いているはずだ。

プクリン「僕は悪の大魔王」

(中略)←口上忘れた

バトルが始まる頃にはもう完全に視界は闇に慣れていた。いぶかる、というかネタを知っているキマワリさんたちにそのまま無理に押し通したのはすごいと思う。
 ▼ 128 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:27:41 ID:aDg2hMNA [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「先手必勝電光石火!」

ハリマロン「なきごえ!」

ニューラ「凍える風」

しかし、僕たちなんかの弱弱しい攻撃はあっという間にはじき返される。

ドゴーム「爆音波!」

追い打ちのように、(味方からの)強烈な攻撃が炸裂する。

ディグダ・ダグトリオ「地震!」

実はチラーミィの手助けで威力が増していたこんな強力な技を受けたら、ひとたまりも無い。もっともキマワリたちにはそこまでは効いて無さそうだった。しかし僕の意識はブラックアウトしていく。最後に見たのは頭上に射し込んでゆく光だった……
 ▼ 129 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:36:27 ID:aDg2hMNA [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点ケロマツ
フォッコ「え、もう二人とも、え、リアライズさんも? はやっ」

確かにすごい。こんな短時間に、いくらまだ弱いとは言え四人も倒したのだから。
しかし、真に目を見張るべきは、その後の戦い方だった。

ペラップ「つつく!」

ドゴーム「危ない!」

キマワリさんには効果抜群なつつく。それをドゴームさんがかばう。逆にヘイガニさんの水技はキマワリさんがかばう。お互いの苦手を、補い合っているのだ。

フォッコ「まったく、こんなの見せつけられたら、私たちがバカみたいじゃない……」
 ▼ 130 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:43:15 ID:aDg2hMNA [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっと気づいた。ふたをとらせた訳。俺たちにこの二人のチームワークを見せて、仲直りをさせる……それが目的だったのだとしたら。

フォッコ「ケロマツ……ごめんね」

大成功だと言わざるを得ない。

ともだち!ともだち!

何も考えて無いように見えて、実はものすごく弟子の事を見てるんだな……

ケロマツ「いいよ、俺もあん時のへまは悪かったって思ってる。すまん」

フォッコ「いいよ、もう」

そう言う彼女の目には少し涙が浮かんでいた。

フォッコ「あれ、目にゴミが……」
 ▼ 131 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:50:16 ID:aDg2hMNA [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点フォッコ
ごめん。その一言で、胸のつかえが取れた。ずっと言いたかった事を吐き出したせいか、急に安心感に包まれて、気付いたらほほを熱い物が伝っていた。

フォッコ「あれ、目にゴミが……」

と言ったのは、最後のプライドからだったけど。というか、あの時もう一生分の涙は使ったと思ったのに、まだまだこぼれた。それが意外だった。

キマワリ「エナジーボール!」

ドゴーム「ハイパーボイス!」

プクリン「うわあー」
 ▼ 132 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:56:15 ID:aDg2hMNA [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プクリン「逃げろー」

そう言ってみんなが出て来た。

ケロマツ「隠れろ」

フォッコ「うん!」

今なら素直に応えられる。しかし、穴から出て来た面々の中に、リオルとハリマロンがいない。キマワリさんたちも出て来たのに……

ケロマツ「あいつら大丈夫か?」

フォッコ「……行こ」
 ▼ 133 1◆J44kAZeDOM 15/06/11 23:59:08 ID:aDg2hMNA [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
あと、オリダンジョンを出すんですが、名前に関してリクエストがあれば言ってください。必ず採用するとは限りませんが、いいのがあれば採用します。
安価にしないのは変なの来たら困るからです。
 ▼ 134 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:35:31 ID:QrYkymNk [1/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開します。
 ▼ 135 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:41:03 ID:QrYkymNk [2/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル
呼ぶ声が聞こえた気がする。

リオル「う、うーん」

ドゴーム「……丈夫か? リオル、ハリマロン」

リオル「はっ」

ハリマロン「……あれ、みんなは……」

キマワリ「二人とも気づきましたわ」

リオル「あ、これ、まさか……」

ハリマロン「もう、終わったんですか?」
 ▼ 136 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:44:18 ID:QrYkymNk [3/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴーム「ああ。だいぶきつかったがな」

フォッコ「リオルにハリマローン!」

ケロマツ「大丈夫かー!」

リオル「二人とも!」

ハリマロン「うん大丈夫よ」
 ▼ 137 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:48:45 ID:QrYkymNk [4/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キマワリ「にしても、ディグダたちったら」

ドゴーム「また地震で味方倒してるな。まあおかげで楽だったけどな!」

また……常習犯なのか、あれ。

ドゴーム「おっと、まだ試験は終わってないぞ。早く宝物をとらないと」

キマワリ「そうですわね。じゃあ行きますわー!」
 ▼ 138 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:54:37 ID:QrYkymNk [5/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ありがとう

ふっと脳裏に浮かんだ声。まただ。あのヌメラの時の……

リオル「誰か、ありがとうって言った?」

ケロマツ「え、いや言ってねえし。な、フォッコ」

フォッコ「うん。思ってはいたけど」

素直にケロマツに同調するフォッコは、ものすごく不安感を煽る、それほどに奇妙に映った。
っていうか、思ってた?

リオル「じゃあ、僕は人の感情を読める……って事?」
 ▼ 139 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 21:58:57 ID:QrYkymNk [6/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリマロン「へえ、でもリオルルカリオならあり得ない話じゃ無いかも」

リオル「え?」

ハリマロン「ほら、波導が使えるって言うじゃん」

フォッコ「あ、なるほど」

波導……もし本当に感情が読めるとしたらすごい事だ。
あれ?じゃあヌメラの時の許さないって、なんだ? なぜか嫌な予感が感じられた。
 ▼ 140 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:05:24 ID:QrYkymNk [7/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ「それはそうとして、実はここの奥に、進化するための場所、光の泉があるの」

進化……
これをしてしまうとなんだか本当に人間に戻れないような、でそれでいてなんだか心惹かれるような、複雑な気分だ。

ケロマツ「そういやここだっけ」

ハリマロン「そうだよ! なんか神秘の森って名前に聞き覚えがあると思ってたの!」

フォッコ「やっぱりポケモンとしてはここはスルーできないわよね」

実は今、僕の心の過半数は好奇心が占めていた。

リオル「ポケモンじゃ無くても気になるよ」

フォッコ「よね!」
 ▼ 141 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:08:24 ID:QrYkymNk [8/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ「行こう今行こうすぐ行こう!」

ケロマツ「焦るなって」

リオル「うん。じゃあ行こう」

好奇心チョロネコを殺す、なんていうけれど、もうあとは野となれ山となれだ。
 ▼ 142 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:15:26 ID:QrYkymNk [9/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
光の泉
どうやらキマワリたちはもう帰っているらしく、すれ違う事は無かった。

フォッコ「きれーい、なんか神秘的ー」

ケロマツ「いかにもって感じだな」

ハリマロン「いいじゃん」

……どこかから声が聞こえる。

光の泉「汝は進化を求めるか」

四人「はい」

光の泉「では進化したい者はその光の中へ」

リオル「誰から行く?」

ケロマツ「行って来いリーダー」

フォッコ「押し付けちゃって悪いし」

リオル「そう思うなら変わってよ……」

なんてぼやきながら僕は光に足を踏み入れた。
 ▼ 143 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:19:11 ID:QrYkymNk [10/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
光の泉「……」

あれ、何も起きない。どうしたんだ?

光の泉「汝はまだ、進化の条件を満たしておらん」

リオル「……え?」

嘘だ、そんな事! ここまで来たのに! 覚悟を決めてたのに!

光の泉「覚悟で姿が変わるのはケルディオだけだ」

読まれた……

リオル「わかったよ、もう!」
 ▼ 144 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:23:13 ID:QrYkymNk [11/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ「ドンマイ」

ケロマツ「仕方ないよ。じゃあ次はハリマロンかな」

ハリマロン「いいの?」

ケロマツ「レディーファーストだしな」

フォッコ「私だってレディーなんだけど」

ケロマツ「一応後輩でもあるんだぞ」

フォッコ「はーい」

やっぱり仲がいい。なにがあったんだ? あれほど仲直りを狙っていたのにいざとなると不信感しか感じない。
 ▼ 145 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:29:31 ID:QrYkymNk [12/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
光の泉「汝はハリボーグに進化するが、それでも良いか」

ハリマロン「……はい」

眼前で奇跡が起きた。光がハリマロンの体を包み込み、彼女の姿が少しづつ変わっていく様は、自分の事でも無いのになにか神々しい物を感じさせる。

ハリボーグ「……終わった?」

リオル「うん……なんていうか、すごい」

同時になぜ自分は出来ないのだろうか、とも感じさせたのだが。

フォッコ「どう?」

ハリボーグ「なんか実感湧かないな」

デジャブを感じる? 気のせいだ。
 ▼ 146 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:33:35 ID:QrYkymNk [13/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ「次は私よね」

そう言って光に足を踏み入れた。
その神々しさは二度目だからと言って失せる事は無かった。

テールナー「すごい……」

僕は聞き返してやった。自分ができないから、まあ多少の皮肉は許されるだろう。

リオル「感想は?」

テールナー「二足歩行って、こんな感じなのね」
 ▼ 147 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:40:02 ID:QrYkymNk [14/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケロマツ「じゃあ最後は俺か」

(中略)

ゲコガシラ「はあー」

リオル「どうだった?」

ゲコガシラ「うーんなんだろう、力が入ってくるって言えば良いのかな」

とりあえず、一番解かりやすい回答が返って来た。
 ▼ 148 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:43:35 ID:QrYkymNk [15/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「進化してみたかった」

三人「ドンマイ」

リオル「まあいいや、帰ろう」

こうして卒業試験(の相手役)は無事に幕を閉ざす。

ギルド
ペラップ「遅いよ! どこほっつき歩いてたんだい!」

こってりしぼられるのはまた別の話だ。
 ▼ 149 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:43:58 ID:QrYkymNk [16/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter4 卒業試験 完
 ▼ 150 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:48:14 ID:QrYkymNk [17/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モノローグ
自分を鍛える特訓は厳しかった。それでもあいつらに復讐するという明確な目標をもった自分にはそんな苦しみも苦で無かった。
進化もしたし、遂に復讐の時だ。

絶対に許さない……
 ▼ 151 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:48:41 ID:QrYkymNk [18/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter5 因縁の果てに
 ▼ 152 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:51:32 ID:QrYkymNk [19/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
三人が進化して、よりいっそう仕事に精を出していた、そんなある日の事だった。

ひとーつ、仕事は絶対サボらない!
ふたーつ、脱走したら、お仕置きだ!
みーっつ、みんな笑顔で明るいギルド!

ペラップ「それじゃみんな、今日も仕事にかかるよっ!」

みんな「おー!」

ペラップ「あー、エンドレス、今日は依頼やお尋ね者の仕事を頼むよ」
 ▼ 153 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:53:38 ID:QrYkymNk [20/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
と言われ何気なくお尋ね者ポスターを見ていた、そんな時だ。
不意に目に入ったポスターに僕の目は吸い寄せられた。

テールナー「ねえ、ヌメルゴンってヌメラの……」
 ▼ 154 1◆J44kAZeDOM 15/06/12 22:53:58 ID:QrYkymNk [21/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 155 ゲボウズ@あおいビードロ 15/06/13 17:50:43 ID:i7PoCw7I [1/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開します
 ▼ 156 クタン@マスターボール 15/06/13 17:54:36 ID:i7PoCw7I [2/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「ああ、最終進化形だ」

ハリボーグ「た、たまたまよね」

僕はあの時のことを思い出していた。

回想
ヌメラ「これで最終進化形になれる……」

絶対に許さない……

リオル「え、何か言った?」

フォッコ「ううん、誰も何も言って無いよ?」
回想終わり
 ▼ 157 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 17:58:49 ID:i7PoCw7I [3/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして目の前のポスター。

フクシュウニカラレツギツギポケモンヲオソッテイマス。

復讐……

僕は人の心が読める。

絶対に許さない……

この二つの言葉は僕の心を疑心暗鬼にするには充分すぎるほどの共通項をもっていた。

リオル「この依頼、受けるよ」
 ▼ 158 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:03:06 ID:i7PoCw7I [4/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「え、でも難しすぎ……」

リオル「思い過ごしならいい。でも、あの時僕は聞いたんだ」

ここで一呼吸はさんだ。重大な事を言う前にこうするのは、クセらしい。

リオル「絶対に許さないって」

ハリボーグ「あの、感情が読めるってやつ?」

リオル「うん。それにこれはみんな聞いただろ?」

リオル「最終進化形になれる……って」
 ▼ 159 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:07:08 ID:i7PoCw7I [5/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「言われてみれば言ってたけど……」

テールナー「わかった。行こう」

ゲコガシラ「テールナー……」

テールナー「私はリオルを信じる。責任感じるし」

ハリボーグ「絶対に許さない、復讐、最終進化」

ハリボーグ「リオルの力を信じるなら、これは限りなく黒に近いよ」

ゲコガシラ「わかった」
 ▼ 160 ンスター好き◆HZgRKHNphE 15/06/13 18:10:54 ID:.a7Erugg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夜の9時〜11時辺りに書き溜めを投下するのをお勧めする。
上記の時間帯が一番人多いからね。
 ▼ 161 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:11:51 ID:i7PoCw7I [6/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
暗い沼地1F

リオル「うーん、見通し悪いな」

3F

ゲコガシラ「なんか陰気なとこだな」

5F

ハリボーグ「ゴーストポケモン多くない?」

7F(奥地)

リオル「ここかな……」

???「助けてえええ」
 ▼ 162 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:17:18 ID:i7PoCw7I [7/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「あっちだ!」

進化してより俊敏になった動きでパーティーの最後部から一気に先陣へ躍り出る。割と身軽な僕はあっさりついて行くが、女性二人が問題だった。特にハリボーグはお世辞にも身軽とは呼べない体型なため、

ハリボーグ「みんな先行ってて」

となる。
そんな事よりも前を行く僕ら二人は、凄惨な光景を目撃していた。
 ▼ 163 obB9.5tNFU 15/06/13 18:17:57 ID:C9bt2Dmo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうめん食べたい
 ▼ 164 LLLLLLLLL. 15/06/13 18:19:27 ID:C9bt2Dmo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 165 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:23:52 ID:i7PoCw7I [8/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラベベ「お願い、許して、お願い、お願い」

ヌメルゴン「うるさい。今までお前らがしてきた事に比べれば、まだましだろ?」

そう言ってヌメルゴンはヘドロ爆弾を放つ。

フラベベ「許……し……」

ヌメルゴン「ふう」

足がすくんだ。ヌメルゴンの強さに、いや、殺戮をなんとも思っていなさそうな、その表情に。

テールナー「何があったの?」

事情を話す。
 ▼ 166 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:32:32 ID:i7PoCw7I [9/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「今までしてきた事?」

ハリボーグ「ごめん、で、どう?」

リオル「ヌメルゴンが行く。事情は走りながら」

しかし、ヌメルゴンはかなりの鈍足で、僕たちは走る必要も無かった。
ひどい殺戮を目にした後でも、意外なことにこの体は普段通りの力を発揮できている。
僕がポケモンになったせいかもしれない。

ヌメルゴン「いた」

タツベイ「誰だよ……まさかおま、あん時の……」

ヌメルゴン「ああ」

タツベイ「なんかでかくなって、進化したんか」

息を潜めて見ていた。しかし。

タツベイ「うわっ、やめろ」

拷問が始まる。この段に至って、あまりに非道な行為に耐え切れず、声を漏らした。
ハリボーグが。
 ▼ 167 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:36:01 ID:i7PoCw7I [10/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点テールナー

ハリボーグ「やめたげてよお!」

悲痛な叫びが響き渡った。

ヌメルゴン「誰だ? ああ、あの時の探検隊さんか」

タツベイ「探検隊? 助かった、このヌメルゴンを捕まえてよ」

急に顔に笑顔が戻った。それで、私は嫌悪感を覚えた。
 ▼ 168 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:38:46 ID:i7PoCw7I [11/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル「なんでこんな事をしたんですか!」

ヌメルゴン「僕が弱いからって僕をいじめたからさ」

ほらやっぱり。調子が良くなるとすぐに喜びの表情を浮かべる、そして退治してと頼む。
こういう奴に限って、人をいじめるんだ。
 ▼ 169 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:39:28 ID:i7PoCw7I [12/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告












そしてそれは、私の逃れられないトラウマでもある。







 ▼ 170 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:43:10 ID:i7PoCw7I [13/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハリボーグ「だからってやりすぎだよ! もっと、やり直せ無かったの?」

ヌメルゴン「無理さ、僕の周りには味方はいない。話を聞いてくれる人もいない」

ヌメルゴン「もっとも弱いドラゴン、だから」

タツベイ「そうだ、お前は」

テールナー「黙れ」

虫唾が走る。この期に及んでまだ言うのか。
 ▼ 171 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:45:59 ID:i7PoCw7I [14/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲコガシラ「テールナー、どうした?」

テールナー「甘ったれるな!」

テールナー「復讐したところで、何も始まらないの!」

涙が滴り落ちる。

ヌメルゴン「何がわかるんだよ」

テールナー「わかるの。私も、あなたと同じだから」
 ▼ 172 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:46:35 ID:i7PoCw7I [15/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「私もいじめられてたから」
 ▼ 173 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:48:31 ID:i7PoCw7I [16/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リオル・ハリボーグ・ゲコガシラ「え?」

テールナー「言った通りよ」

私は話し始めた。たぶん今ここでヌメルゴンを止められるとしたら、私しかいない。
 ▼ 174 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:52:36 ID:i7PoCw7I [17/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
きっかけは些細な事だったわ。
むしろ理由なんて無いのかもしれない。
ただむかついたから。そんなもんよ。

いじめはどんどんひどくなった。最初は草、フェアリーとかのいまひとつな技ばっかりだった。でもしまいには、水技とかも来るようになって、それで私は誰とも話さなくなった。ううん、話せなかったの。

ある一人を除いてね。
 ▼ 175 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 18:57:43 ID:i7PoCw7I [18/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デデンネ「ねえフォッコ、大丈夫?」

デデンネだけは私の味方だったわ。でも、そういう正義のヒーローの末路って、だいたい決まっててね。

え、味方がいるだけで違う? バカ。一人ぐらい、心の中であんたを心配してたはず。探せば、声をあげれば、誰か反応してくれたはずよ。それに、私の、というかデデンネの場合、もっとひどい事になったけど。

???「自分だけいい子ぶって」

そう。ヒーローはいつでも、大多数という圧倒的な力の前に屈するものなの。
 ▼ 176 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 19:02:52 ID:i7PoCw7I [19/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
彼は自分から命を絶った。
そう。自殺よ? 私、自分のためにデデンネを盾にして。
私がもっと、強く嫌だって言えたら、死なずに済んだかもしれない。

何日も一人で、強くなりたい、そう思い続けた。
強くなって、復讐するんだってね。
でも、思ったの。私に復讐の資格なんてあるのかなって。
 ▼ 177 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 19:07:27 ID:i7PoCw7I [20/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな時よ。ポケダンズが世界を救った、って話を聞いたのは。
それで思った。こんな世界救う意味あるのかなって。

リオル、どうかした? なんか違和感? 自分の記憶か。また後でいい?

でもね、この世界には、デデンネみたいにいいポケモンもいる、そう思えたの。
だから私、強くなって、第二の私、第二のデデンネを守ろう、だから、守る強さのために、探検隊になろうってね。
 ▼ 178 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 19:11:04 ID:i7PoCw7I [21/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テールナー「だから復讐ってのは、この世界のいいところから目を背けるものなの」

テールナー「だから、絶対に許さないっ!」

思い出したら、もう涙はボロボロ流れ、最後の方は絞り出すように叫んでいた。

テールナー「だから、うぐっ、もう、やめてよ。えぐっ、お願い、お願い……」
 ▼ 179 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 19:11:43 ID:i7PoCw7I [22/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
飯食う。あと、明日は更新できないと思う
 ▼ 180 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:09:17 ID:i7PoCw7I [23/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クイズしたり、テレビ見てて遅れたけど、Chapter5は終わらす。
再開します
 ▼ 181 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:15:28 ID:i7PoCw7I [24/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点リオル

ゲコガシラ「そんな事が……」

ただただ涙を流し続けるテールナーに、何も言葉をかける事が出来ずにいる僕たち。
そんな中、一人の空気を読まないポケモンがいた。

タツベイ「こんな事しちゃダメだってわかったか?ヌメ……」

リオル「黙れっ!」

こいつ、煽りすぎだ。さすがにひどい。

リオル「さっきの話聞いて無いのか? こんな事すんなは、おまえだよ」

どうも相当殺気がこもっていたらしく、タツベイはひるんでしまっていた。
 ▼ 182 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:19:46 ID:i7PoCw7I [25/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヌメルゴン「この世界の、いい所……やり直せるのかな」

テールナー「ぶん」

テールナーは顔をぬぐう。それでも涙の跡は残っていた。

テールナー「あなたはやりすぎた。だから罪は償わないといけない」

テールナー「でも、やり直せるよ」

ヌメルゴンはもう何も話さなかった。でも、なんだか暖かい物を感じた。
たぶん、もう彼は大丈夫だろう。
 ▼ 183 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:26:58 ID:i7PoCw7I [26/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギルド
ジバコイル「(かたかなだるいから略)」

お礼にワザマシン「エナジーボール」をもらった!

テールナーとヌメルゴンの間に視線が交わされた。
その顔は何かの共犯者のような、それでいてどこか吹っ切れたような顔だった。

こうしてヌメルゴンに関する物語は幕を閉ざした。しかしテールナーの、そして僕たちの戦いは続いて行く。

チームエンドレスはブロンズランクにランクアップした!
倉庫の上限が増えて96個入れられるようになった!
ご褒美としてオボンの実をもらった!
 ▼ 184 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:27:21 ID:i7PoCw7I [27/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter5 因縁の果てに 完
 ▼ 185 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:32:51 ID:i7PoCw7I [28/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
番外編 朝の出来事
私はペラップ。実は最近悩みがある。

ペラップ「おきろぉぉおおおお」

ドゴームが卒業して以来、皆を起こすのは私の役目なのだが、それで起きるのがハリボーグだけなのだ。リオルはなぜか毎朝起きているが、他の皆は全く起きないのだ。
つまるところ、私の声が小さいのだ。いや、決して小さくは無い。ドゴームが大きすぎるのだ。
だから私は毎朝叫ぶ。

ペラップ「モンスターハウスだ!」

これで起きないのは、ビッパだけだ。
まあビッパは皆で起こすのが恒例となったがな。
 ▼ 186 1◆J44kAZeDOM 15/06/13 22:33:13 ID:i7PoCw7I [29/29] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。
 ▼ 187 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:23:58 ID:kJgbbP0w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開します。
 ▼ 188 1◆J44kAZeDOM 15/06/15 20:24:19 ID:kJgbbP0w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter6 悪夢の謎
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