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【スワップSS】メガシンカの謎を探れ!?

 ▼ 1 TOg35azcXc 20/04/13 17:39:52 ID:SJmcEUTI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「ここがホウエン地方…… メガシンカ発祥の地ね」

セレナ「自然豊かで綺麗なとこね。ポケモンも活発に見えるわ」

セレナ「プラターヌ博士に良い調査報告ができれば良いんだけど」



カルム「ひゃっほう! セレナと旅行だ! これはもうデートといっても良いのでは?」

カルム「カイナでショッピング、コンテスト観賞、そしてロマンチックスポットたる夜の流星の滝でフィニッシュ」

カルム「ううーん、ファンタスティック☆」

カルム「チャンスをありがとうプラなんとか博士!」

カルム「俺、男になります!!」



セレナ「なんでこの人がいるのかしら……」

セレナ「っていうか大丈夫なの? 色々と」

カルム「大丈夫! 俺に任せろ!」

セレナ「心配にしかならないわよ?」

セレナ「はあ、こんなんでまともな調査ができるのかしら……」
 ▼ 2 TOg35azcXc 20/04/13 17:42:09 ID:SJmcEUTI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1189712

こちらの企画に参加します

続きは他の方が書くことになります
 ▼ 3 AORDdE8O3o 20/04/13 20:53:10 ID:R8ssgg4M NGネーム登録 NGID登録 報告
続きは私が執筆致します
◆TOg35azcXcさんの1レス目に続け!!!
ということでよろしくお願いします
 ▼ 4 bLCxc/6ZlM 20/04/27 14:32:25 ID:Ylkwz8lI [1/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今このホウエンの地に2人の若きトレーナーが降り立った
メガ進化の謎を解き明かすために、そしてカルムはホウエンリーグのエキシビションマッチを戦うために、セレナはポケモンコンテストに参加するために

カルム「いや〜セレナとデート!デートだぁ!」

この少年はカルム
アサメタウン出身でカロスリーグ史上最年少でリーグ制覇した凄腕チャンピオンだ
その名を世界にまで轟かせる彼の最大の武器はメガ進化
トレーナーとポケモンの絆を最も重要とするそれは生半可なトレーナーでは扱いきれないが、彼はいとも簡単に使いこなしてしまうのだ……
もっとも普段のこの様子から想像することはできないが

セレナ「さて、これからどこにいくつもり?」

こちらの少女はセレナ
カロスチャンピオン・カルムの最大の好敵手で良き理解者でもある
また母親は有名なサイホーンレーサー
バトルの腕前は素晴らしいものだが、彼女は最近ポケモンコンテストに嵌まっており、機会があれば挑戦しようとも考えているそうだ

そんな2人はカロスの研究者、プラターヌ博士の依頼でエキシビションマッチとコンテスト参加を条件にホウエン地方に眠ると言われるメガ進化の謎を調査しているのだ
プラターヌ曰く、自分が言ったらここの研究が滞るからお願いする、と言うことらしい
 ▼ 5 bLCxc/6ZlM 20/04/27 14:32:53 ID:Ylkwz8lI [2/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「カイナでショッピングでもどうだい? そこで楽しく……」

セレナ「デートじゃないんだからやめてくれない? 」

潰えたカルムの願い
だが、ここで彼が止まるわけではない

カルム「じゃあバトルリゾートの近くの海でも……」

セレナ「い や よ ! それなら流星の滝に行きましょう。レックウザの神秘を知る人がいるらしいから」

カルム「流星の滝は夜に……」

セレナ「なんか言った?」

カルムのボソッと呟いた言葉もセレナは無視する
結局彼らは流星の滝に移動を開始したのだった……
 ▼ 6 bLCxc/6ZlM 20/04/27 14:33:10 ID:Ylkwz8lI [3/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「ここは夜に来たかったのに……」

辿り着いた流星の滝
荘厳で神秘的なその場所はまるでこの世のものではないような
息を呑むような美しさをもつその場所はカルムが夜に来たかったと言うのも納得できるものがある
セレナはいつまでも理想を引きずる彼を尻目にレックウザの神秘を語り継ぐという長老を探し始めるのだが……

「私を探しているのかな?」

しかし、彼女の捜索は一瞬で終わるところとなったのである
気配を殺した1人の老人が2人の背後からそっと話しかけてきたからだ
まるでずっと前からその場に居たかのように……
一瞬警戒する2人だったが、その老人が長老組の1人だと知ると安心して彼の家に招かれ、話を聞くことにした
 ▼ 7 bLCxc/6ZlM 20/04/27 14:33:58 ID:Ylkwz8lI [4/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
家につき、他愛もない世間話をしつつ緊張をほぐした後に、長老は1つ彼らに問う
短く、そしてゆっくりと

「さて、わたしになんの用かな?」

カルム「ここの夜のけs……」

セレナ「私達はメガ進化の謎を追ってこの地にやってきました。よろしければ、その謎を教えて頂けませんか?」

優しく、かと言って媚びることはないその発言
彼女の魅力の1つであるそれは相手をその気にさせることも多い
だが、相手が悪かった
セレナよりも遙かに長い時を生きている長老に対してもそれは有効だった

「いやはや、そうですな……」

そして長老はゆっくりと厳かに語り始めた─────



 ▼ 8 bLCxc/6ZlM 20/04/27 15:37:17 ID:Ylkwz8lI [5/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その昔、このホウエンの地には3匹の神と呼ばれしポケモンが居た
大地を司り、世界を灼熱の太陽で焼き尽くすと言うグラードン
大海を司り、世界を荒れ狂う嵐で水に沈めると言うカイオーガ
そして、天空を司り、彼らの争いを沈め、地球を守護するというレックウザ

そして彼らは数百年に1度目覚め、死闘を繰り広げる
グラードンとカイオーガの争いが起こる度に世界は揺らぐ
それもそのはずである
世界が終わる前兆であるかのようなギラギラと照りつける太陽は全ての水を蒸発させる
もう一度世界をリセットさせようとしているかのような大規模な嵐はこの世の大地を消し去る
そして人々は不安に駆られ、荒廃するであろう世界から逃げ惑う 
この流星の滝もその時に逃げてきた人々が作った集落だそうだ
人々は必死に祈りを捧げる
そう、天空の支配者レックウザに
 ▼ 9 bLCxc/6ZlM 20/04/27 15:37:57 ID:Ylkwz8lI [6/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レックウザは争いが起こる度に地球を護るために現れる
地球の守護者としての役割を果たすことも容易ではない
だからこそ全て封印してしまいたいと考えていた
レックウザ自身の絶対的な力も、グラードンやカイオーガの強大な力も
幾度となくそれを試みたのだが、結果は失敗に終わっている
今まではあと一歩何かが足りなかったようだ
そして彼は今度こそ力が封印されることを願い争いの舞台、ホウエン地方に向かっていくのだった……

そこには秩序などというものは一切なかった
混沌とした戦場ではそのようなものは存在しない
逃げ遅れた人間は干からび、海に呑まれ、全てが虚無へと還っていく
まるでそこにはなにも存在しなかったかのように
これは死闘なのだ、と言うのが見ている者全員の共通の認識だろう
トレーナーが指示を出すポケモンバトルでも、後々のことを考えて互いに実力の8割も出さない野生のポケモン同士の戦闘でもない
2匹は自分達の消耗など何も考えていないのだ
どうせ眠ってしまう、せめてこの膨大なエネルギーだけでも放出してしまいたい、と
この3匹は些か自分達のエネルギーを持て余していた
レックウザはそのエネルギーを自然に還すことで力を封印できると考える
後はそれを実行するのみ
 ▼ 10 bLCxc/6ZlM 20/04/27 15:38:14 ID:Ylkwz8lI [7/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
繰り広げられる死闘
大日照りになったと思えば、大雨が降り、乱気流が発生する
自分達の不利な状況になったとしても彼らは互いに攻撃を辞めなかった
否、辞められなかったのだ
どちらか一方だけが暴れれば、どちらか一方の住処は消えてしまう
自分の存在を消すわけにはいかない
破壊される人間の街、ポケモン達の住処
この戦場はたまたまそこにあっただけ
しかし、そこに住んでいるものに対する迷惑なぞ考えては居なかったのだ

そうはいえど、彼らの争いは6日もすれば規模が小さくなってくるものである
有り余るエネルギーはその死闘で少しずつ減ってくるものだ
普段通りであれば、ここで自然と眠りにつくはずだったグラードンとカイオーガ
人間達のそろそろ終わりにしてくれと言う希望は今回ばかりは叶わなかった
レックウザの挑発でグラードンとカイオーガは死闘を続け、世界の破滅をさらに加速させていく─────
 ▼ 11 bLCxc/6ZlM 20/04/27 15:39:22 ID:Ylkwz8lI [8/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さらに数日が経った
レックウザ達のエネルギーは既に0になっており、姿は既に変化していた
彼らはもう満足に動くことすらままならない
これ以上の戦闘は自らを滅ぼすと判断したグラードンとカイオーガ
それぞれマグマの底へ、海底へと姿を消した
レックウザもまた姿が変化している
しかし、これで彼の願いは達成されたのだった……
レックウザの絶大な力を代償にして……
そしてこれが彼自身を窮地に追いやるとも知らないで
 ▼ 12 bLCxc/6ZlM 20/04/27 16:52:41 ID:Ylkwz8lI [9/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
壮絶な死闘から数百年が経過した
力を失ったレックウザが眠ることはなかったが、それでも弱っていることに変わりはない
そんな時、この地球をまた別の脅威が襲うこととなる
 ▼ 13 bLCxc/6ZlM 20/04/27 16:52:58 ID:Ylkwz8lI [10/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
隕石
内部にポケモンを抱いたそれが地球に衝突すれば一溜まりもないだろう
数百年前のあの死闘の時と同じ規模の災害になることは間違いない
人々は思案する
今から軌道を変え、別の星に衝突させてしまおうか? それは不可能だ
隕石を消滅させればいいのではないか? どうやってそれを行うのだ? この世界にそんな力はどこにもない
転移装置なぞ作る技術も想像力もなく、結局最後は神頼み
レックウザに祈りを捧げ、降臨させるしか方法はなかったのだ

人々は必死に願う
地球を護るため、自分達を護るため、ポケモンを護るため
人々の必死さはポケモンにもひしひしと伝わり、そして脅威が迫っていることを理解させた
ポケモン達も必死に願った
レックウザが隕石を破壊し、この世界に平和をもたらしてくれることを
 ▼ 14 bLCxc/6ZlM 20/04/27 16:53:18 ID:Ylkwz8lI [11/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レックウザは自分に対して祈りが捧げられていることを感じ取った
とは言え、彼はもう自分の役割を果たしたと、もう自分には何かをどうすることなどできないと、そう考えた
人々の必死の思いがあっても彼は無理なものはできないと
それから、レックウザは次第に重いが強くなっていることも感じていた
中にはポケモンの祈りもあった

メガ進化は絆の力、それはすなわちトレーナーとポケモンの強い思い
この言葉はよく言われるものである
そして、あまり知られては居ないが、レックウザの真の力もグラードンとカイオーガとの絆から生まれている
そしてレックウザはその人々とポケモンの思いが互いを思い、その中に絆があることをしっかりと感じ取った
そして最後は、彼らの前に姿を現したのだ───
 ▼ 15 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:37:22 ID:Ylkwz8lI [12/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
隕石は刻々と迫ってきている
レックウザは鋭敏にそのことを感じ取ると、そのまま宇宙に飛び出した
その巨大な隕石はレックウザよりも遙かに大きく、今の状態ではとても太刀打ちできそうにない
だが、それでもレックウザは立ち向かった
絆を持つ人々とポケモン達のために、この世界のために、そしてグラードンとカイオーガのためにも

レックウザの最強の技 ガリョウテンセイ
レックウザの戦闘スタイルでは最後の仕上げとして用いられることの多いその大技だが効果は絶大
相当鍛えられたポケモンでも耐えることができない
その一撃で隕石を破壊しようというのがレックウザの作戦だろう
そしてそれは……
 ▼ 16 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:38:04 ID:Ylkwz8lI [13/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




















                   成功した



















 ▼ 17 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:38:28 ID:Ylkwz8lI [14/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レックウザはその隕石を砕いた瞬間にかつての絶大な力の一部を感じた
隕石の源がまるで昔彼の力であったかのような錯覚を覚えるほどに同じ力を
砕かれた小さな隕石は世界の各地へと飛び散る
しかし、これらのほとんどは大気圏で燃え尽きてしまうだろう
後の話ではこの隕石の大きな欠片がガラルに堕ちたとか

レックウザが安心し、元の世界へと戻ろうとしたときだ
彼に向かって怒りの一閃が放たれた
まるで自分の住処を壊されたポケモンの攻撃
事実、あの隕石の中にはそのポケモンが入って居たのだからそれが壊されたら堪ったものではないだろう
そしてそのポケモン、デオキシスはレックウザと激しい戦闘を繰り広げるのだった……
 ▼ 18 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:38:50 ID:Ylkwz8lI [15/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エネルギーを未だに激しく消耗していたレックウザはデオキシスに良いように攻撃されていた
昔であれば圧倒できたはずの敵にこうも容易く傷をつけられているとはとレックウザは思う
相手がレックウザを倒せば次は地球へと向かうだろう
それを許せば自分を頼ってくれた絆の数々が犠牲になってしまう
だから、こんな状況でもレックウザはデオキシスを倒さなければならない

その時、レックウザのその強い思いが、多くの絆が、カイオーガとグラードンとの絆が、奇跡を呼んだ
先程の隕石は本当に太古のレックウザの力を利用して作られたものだったのだ
そしてその隕石がレックウザと共鳴する!
レックウザがメガレックウザとして一時的ではあるものの太古の力を取り戻したのだ
後にこれが世界初のメガ進化の事例となったのである

メガレックウザ爆誕
これにはデオキシスも驚いているのか、少しの間思考を巡らせる様子を見せた
しかし、その一瞬が命取りとなった
レックウザのガリョウテンセイがデオキシスに炸裂
デオキシスは戦闘を続行することは不可能となり、戦線を離脱した
こうして世界の平和は保たれたのだった……
 ▼ 19 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:47:44 ID:Ylkwz8lI [16/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「そしてその美しいガリョウテンセイを見ていたのが流星の滝の人間でね。わたし達はそれを語り継ぐ語り部となった訳だ」

とそこで長老の話は終わった
カルムもセレナもじっくりと考え込んでいる様子だ
メガ進化の壮絶な過去
状況から察するにメガ進化のエネルギーは太古のレックウザの力とみてほぼ間違いはないだろう
そしてそれにはどれ程絆が大切なのかと言うことも
そして2人でその話をどうプラターヌに報告しようか考えていた所……

ドスン、と外で大きな音がした
とてつもないその音に驚き、様子を見に行くと、そこには先程の話にも出ていたポケモン
──デオキシスの姿が見える
何をしに来たのかはわからない

しかし、わかっていることは1つ
この世界の人間達に敵意を抱いていることだ……

カルム「デオキシス……!? 取り敢えず俺たちで食い止めよう!」

セレナ「えぇ、ここで負けたらチャンピオンの名が廃るんじゃない?」

彼らの戦いはこれから始まる────

to be continued……
 ▼ 20 bLCxc/6ZlM 20/04/27 17:49:46 ID:Ylkwz8lI [17/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本当はこの続きも書きたかったのですが、構想を練っていたらいつの間にか日が過ぎて……
ホウエンを旅したことはないのでガバガバですが、お許し下さい……
ちょっと位なら脚色しても大丈夫と調子にのっていたらいつの間にか凄いことになってました……
 ▼ 21 TOg35azcXc 20/04/27 19:57:30 ID:2jG.Ajvw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お疲れ様でした
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