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SS

若干過激なポケダン風オリジナルのストーリー書きたいけど最後まで書ける自信はないので期待しないで下さい

 ▼ 1 イシズマイ@あおぼんぐり 20/05/09 22:27:29 ID:dKQMtTu2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…ぐるぐると目が回るような、不思議な感じがする。めまい?バランスが崩れるような…今は、ただこのまま流されることしかできない。何も考えられない…

〜〜〜〜〜

………「お……………てる?……し……」

近くから誰かの声が聞こえる…

「あの、キミ起きてる?というか生きてる?」

誰だ…?頑張って重い瞼を開ける。

???「気がついた?キミここで倒れてたんだよ」

「しゃ、動物が喋った!?」

???「え?喋っただけでそんな驚くなんて…」

「いやだって…えっ!?夢!?」

???「大丈夫?まだ混乱してるのかな?意識がはっきりするまで待つよ」

「え、えええっ!?…」(なんでこの子喋ってるの!?おかしいのは僕なの!?)

〜〜〜〜〜

???「何か思い出せること、ある?名前でもどこから来たのかでもなんでもいいよ」

(この状況、受け入れるしかないの…!?)「名前…名前…そうだ…僕の名前はリムだよ。どこから来たのかは…覚えてないや。そもそも僕は何者なのかも、ここがどこかも」

???「記憶喪失ってこと?そんなこと有り得るの?うーん…そんなこと現実で聞いたことないよ…あ、こちらの自己紹介が遅れたね、オレはヒバニーっていうんだ!」

リム「うん…よろしく。」(記憶喪失のこと、信じてくれるかな…)

改善するべき点あったら指摘お願いします
 ▼ 2 ザングース@アイテムコール 20/05/10 21:42:37 ID:oHiwKDLQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援すっぞ
とりあえず弱気なことを言うと批判されがちだと言っておこう

見てる人がいなくても更新したらageられて見る人が来るからひたすら更新

見てる人がいるか聞きたくなるのは死ぬほどわかるがこらえよう
 ▼ 3 クワガノン@にじいろのはな 20/05/10 23:37:43 ID:Tgsg5JqM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>2 アドバイスありがとうございます!
〜〜〜〜〜
今、僕はどこにいるのだろう?とりあえず周りを見渡してみたところ、花園のようだ。日差しも風もちょうどよくて心地いいな…

リム「これから、何したらいいんだろう…」

ヒバニー「本当に、なにも覚えてない?」

黙ったまま頷く。記憶がないことをヒバニーに信じてもらわないと…

ヒバニー「そうなんだね…リムはさ、どうしたいの?これから」

リム「何したいかって言われても…」

考えても考えても、何も出てこない。もしかすると好きなこと、したいことは経験から産まれてくるのかも…

ヒバニー「おーい?」

リム「えっ?ごめん、何か言ってた?」

ヒバニー「…もし何も思い出せないならさ、オレの家に来てみないか?記憶のことはあとから考えようよ、いつか思い出せるかもしれないしそんなに気を重くしないで」

(確かにここに留まるのは正直不安だな…)「分かった、僕ヒバニーについて行きたい」

ヒバニー「オッケー!じゃ早速行こうよ!歩ける?」

立とうとした時(今までは腕が胴体より後ろにあったまま座り込んでいた)、とても驚いた。自分の、腕に。その色に、形に。

リム「えっ!?エェェ!?な、なんで!?こんなッ!」

意識が朦朧としてきそうだったが、ヒバニーに支えられた。訳が分からなかった。訳が分からないのに、その理由すら出てこないのも、訳が分からなかった。ただあるのは、驚きと、違和感と、恐怖。

ヒバニー「ちょっと!?大丈夫?!リム!…………………………落ち着いた?」

もう、とっくに僕の頭の処理能力は限界だった。相当なパニック状態になっていた。体が震えている。

ヒバニー「オレが君を運ぶから、その間休んでいてね。ちょっとつかまってて?」

ぼうっとする…また記憶喪失になるんじゃないかという不安で意識を失うことも出来ない。一体自分は何に怯えているんだろう?目頭の熱さだけを感じながら、今は、ただ暖かい毛皮に身を任せることしか出来ない。何も考えられない…
 ▼ 4 ラクライ@においぶくろ 20/05/10 23:39:27 ID:RUb6u8qc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
過激ってどういった感じの過激?
グロ方面?性的方面?
 ▼ 5 カラサリス@ボブのかんづめ 20/05/10 23:44:01 ID:.Pp.c3Nk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
実際支援って書き込まなくても上がってる時点で見てるからね、一定数の人は
 ▼ 6 メガバシャーモ@キズぐすり 20/05/11 22:35:14 ID:BswwnEyc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>4 最初にどの方面の過激さかを説明していなかったことを申し訳なく思っています。現在では暴力(グロ)表現の方を中心に展開していくつもり(性的方面も少々含む)ではありますが、はっきりと決まっている訳では無いので現在は両方含む可能性があると認識して頂けるとありがたいです。
 ▼ 7 グランブル@プラスパワー 20/05/11 22:36:03 ID:BswwnEyc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜
……いつの間にか意識を失っていたみたい。記憶は…ヒバニーと会った時から戻っていない。

「ここは…部屋?ヒバニーのかな?」

鏡が立てかけてある。自分の姿を映してみた…やっぱり、おかしい。そのはずなんだけど、なんでそう思うんだろう…?もしかしたら、そのことと記憶は関係があるのかな?

今のところ違和感を感じたのは自分の姿、ヒバニーと名乗る生命体と言葉が通じること。…もしこの世界では動物が喋るのが当たり前だったとしたら、僕はその世界にもともと居なかった…?考えすぎかもしれないけども、その解釈がしっくり来る。

……今更だけど、僕はとんでもない状況に陥ってしまったのかな。これから、何して生きていけばいいんだろう?何かが空っぽになってしまった気分になる。記憶がただ空っぽになったんじゃなくて、記憶から成り立つ何かが…消えた。でも、あんまり悪いことばっかり考えちゃダメかな。とにかく、少しでも自分を観察してみよう。

僕の体は、全体的に水色っぽくて、ところどころ濃い青。頭の上に黄色の何かがある。ヒレなのかな?尻尾…これには違和感しかない。渦巻きになっている。…これ腕というか手?どうなってるの?物とか掴める気がしないんだけど…

ヒバニー「お?起きたね。具合はどう?」

ヒバニーが部屋に入ってきたみたい

リム「うん…良くなったよ。」

ヒバニー「(…あんまり大丈夫そうには見えない顔だけど…こんなときは安心させないといけないよね)あ、そうだ!キミ、記憶が戻るまで泊まっていってよ。むしろ住んでもらっても構わないよ!記憶がない状態の人を放っておけないよ」

リム「ありがとう…でもそんなに何日も迷惑かけられないや。」

ヒバニー「いやいや!1人で全部なんとかするなんて無茶だよ!ねぇ、考え直してみてよ」

リム「ヒバニー…受け入れてくれるのは嬉しいけど、自分自身すら覚えてないような僕のこと、信用してくれるの?もしかしたら…」

ヒバニー「あーもうっ!そんなにネガティブに考えてたら何にも頼れなくなっちゃうよ!それに、オレもう1人ぐらい兄弟欲しかったんだ!だから…一緒に住んでくれない…かな?」

リム「(これは…本気だね…ちょっと心苦しいけどヒバニーも歓迎してくれてるみたいだし、お言葉に甘えておこうかな)えっと…できることならなんでもするから、これから…よろしくね?」

ヒバニー「やったぁあ!」

うわっ…!?ヒバニーはいきなり飛び跳ねて喜び始めた。よほど嬉しかったんだろうな…

ヒバニー「うん!うん!よろしくね!あっ…そろそろ夕飯の準備しなきゃ!リムは休んでていいよ!ここの部屋の割り当ては…はい、この紙に書いてあるから、それを確認してね!分からないことあったらなんでも聞いてね」

リム「僕も何か手伝わなくていいの?」

ヒバニー「今日は何もしなくていいよ。まだ色んなことに慣れてなさそうだし、何より疲れてるでしょ?」

リム「(確かに精神的には疲れてるな…)優しいんだね…ヒバニーは」

ヒバニー「そう…かな?ありがとう!じゃあ、行ってくるね」

ヒバニーは部屋を飛び出していった。やっぱり印象通り元気で、優しいな…

 ▼ 8 メガプテラ@ふしぎなきのみ 20/05/11 22:38:08 ID:BswwnEyc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜

ふと、頭に浮かんだことがある。ヒバニーは兄弟がもう1人ぐらい欲しいと言った。僕は兄弟に分類されるのか?文脈から察するに他にも兄弟はいるんだろうけどそこは置いておくとしよう。血縁がなくても兄弟だ、という家庭はないという訳では無いと思うがそういう理由ではない。

じゃあなんなのか?何が疑問か?っていうと、僕、『どっち』なんだ?っていうこと。兄弟っていうとき、性別を無視する場合はあるけど、兄と弟とかを呼ぶ時をイメージすることが多いように感じる。そこから自分の性別について考え始めたんだ。

(僕は『僕』という一人称を使ってるけど、男だけが使うものとは言えない…はず。)もう少し直接的にいうと僕が自分の性別を意識できないんだ。男なのか女なのか?正直言ってどちらにも当てはまる気がしないんだ。

肉体上の性別の見分け方はまだ分からないけど、精神的にはもしかすると…僕はどちらでもないのかもしれない。むしろ、そうだと思う…。

〜〜〜〜〜

文字数オーバーに気が付かず、何回か区切って投稿するしかありませんでした。(もっといい解決策があったかもしれませんが)

スレを故意に伸ばそうとしたわけではありませんのでご了承ください
 ▼ 9 カミツルギ@ちりょくのハネ 20/05/11 22:40:06 ID:rfqYfanU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 10 ツタージャ@こだわりスカーフ 20/05/11 22:40:48 ID:xCpYRNpc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スレタイで予防線張るのは新しくて草
 ▼ 11 ポッタイシ@おしえテレビ 20/05/12 16:41:50 ID:9T7kfG3E [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニーの部屋から出てみてみようかな?家を出ない範囲で…。部屋の割り当てを確認しながら行こう
〜〜〜〜〜
ここは2階。ヒバニーの両親の部屋と、この部屋だけらしい。この部屋に前から使われていたように見えるベッド(?)はヒバニーの兄弟のものだろうか?
 ▼ 12 ラブカス@せっかちミント 20/05/12 21:13:56 ID:9T7kfG3E [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙誤爆した!
〜〜〜〜〜
階段を降りてみることにした。あんまり慣れない(感じがする)姿勢で移動しなきゃいけないから気をつけて降りよう
〜〜〜〜〜
作業している音が聞こえる。おそらく夕飯の用意をしている音。いい匂いが漂ってきた

走ってくる音が聞こえ…そのままぶつかってしまった

ヒバニー「イッ…!あーびっくりした!もうそろそろ用意が終わるから呼びに行こうとしてたんだ。」

わざわざ呼びに来てくれようとしてたんだ。他にも誰かいるし待たせる訳には行かないな

???「はじめまして、ところでもう大丈夫かい?」

リム「あっ…はい。落ち着きました」

???「それは良かった。暫くここにいるといい。なあに、そんなに気に病む必要はないんだ。これからゆっくり考えていけばいいさ。」

リム「ありがとうございます…えっと僕はリムといいます…あなたはヒバニーのお父様ですか?」

???「ああその通り。自己紹介が遅れたね、ヒバニーの父のゴリランダーだ。あとそんなに敬って話さなくても構わないぞ。」

リム「ゴリランダーさん、これから迷惑かけてしまうかと思いますがよろしくお願いします」

ゴリランダー「父さん、でいいんだぞ?今の君はここの家族でいなさい」

リム「は、はい、父さん…」

ゴリランダーさんは優しく頭を撫でてくれた。手を伸ばされた時はちょっとびっくりしたけど、この親あってこの子あり…と言ったところかな

ゴリランダー「さあ、席について夕食を楽しもうか。ここに座ってくれ」
〜〜〜〜〜
???「お、起きたみたいだな!はじめましてだな、エースバーンって言うんだ!」

リム「はじめまして、リムです」(大分ワイルドな感じの人だ…)

エースバーン「これからなよろしくな〜!」

そういってエースバーンさんは笑って見せてくれた。この人は…ヒバニーのお兄さんなのか…?

ヒバニーが料理を運んできた。

ヒバニー「やっと終わったー!さっ!食べよ!」

僕含め4人で『いただきます』を言った。何処の馬の骨とも分からない自分をすぐに家族に迎えてくれるなんて…感謝しかないな

食事はほとんど木の実で構成されていた。動物が動物(肉や卵、魚など)食べてる光景を突きつけられなくて少し安心した…栄養面ではちょっと心配だけど。

木の実のバリエーションは豊富で、食感がクセになる…記憶喪失初日からこんなに美味しいものを食べられるとは思わなかったな…(記憶を失ったからかなんでも美味しく思えるのかもしれないけど)

勿論、4人で『ごちそうさま』を言った。あまり会話には入れなかったけど、周りに誰か居てくれるだけでも十分ありがたかった。
 ▼ 13 ビブラーバ@あおいバンダナ 20/05/13 17:45:09 ID:AEB2C7qY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜

食事後はヒバニーの部屋に戻っていいと言われた。でも流石に準備から片付けまで全てやってもらうのは気が引けたので、簡単なことから手伝わせてもらうことにした。(最初から手伝えばよかったかな…)

その後、部屋に戻ってヒバニーと話をちょっとだけした。

ヒバニー「言葉は残ってても経験したことを全部忘れてしまう記憶喪失、あるんだね」

リム「…うん。あるみたい」

ヒバニー「明日ね、リムをお医者さんに連れていきたいと思うんだけど…」

リム「勿論行くよ。せめて原因だけでも、何か記憶を戻せる手がかりがほしい。」

ヒバニー「決定だね!今日は明日のために早く寝ようね」

〜〜〜〜〜

ベッドに入ってからも眠れなくて、こちらから話しかけてしまった

リム「あ、でもちょっと聞きたいこと…というかハッキリさせときたいんだけど、エースバーンさんはお兄さんなの?」

ヒバニー「んえ?エースバーンはオレのママだけど…」

リム「……え、本当?」

ヒバニーはコクリと頷いた。驚きを隠せない。あんなに元気で口調もかなり男っぽいけど…人(?)は見た目で判断するものじゃないな

ヒバニー「よく間違えられるんだよな〜。何でかなあ?あ、そうそう、オレの兄ちゃんは今家には居なくてさ、遠いところで仲間たちと旅してるんだ!」

リム「そうだったんだね…」

ヒバニー「今は兄ちゃんいないからちょっとだけ寂しいんだよなー。でも、リムがやってきてくれたから嬉しいな!」

…何故だろう、ヒバニーを見ていたら突然何かが自分の心を責め立ててくるような感じがする。

ゴリランダー「お前たち、まだ寝てなかったのか?嬉しいのは分かるが、な?」

ヒバニー「あっ、ほんとだ。もうこんなに遅く…じゃあ、また明日いっぱい話そ?おやすみ!」

リム「おやすみ…今日はありがとう」

〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜

ここは、夢の中?何も無くて、自分の体だけが見える。

???「あなたには、1度だけチャンスをあげましょう」

!?謎の声がどこからか聞こえてきた。夢だと分かっていてもびっくりしてしまった。今度は頭上から1枚のコインが落ちてきた。

???「そのコイン、赤と青の面がありますね。1度だけそのコインを投げて青の面が出たら記憶を戻し、あるべき所へ返します。逆に、もし赤の面が出たら……このまま私は何もせず、あなたは普通に次の朝を迎えることでしょう。」

……どうせ自分が記憶を戻したいという願いからこの夢を見てるんだろう。悩む理由もないし、さっさと投げて…投げて…

???「おや、投げる決心がつかないのですか?ふふ、情けないですね」

何だこの声…僕を笑いに来たのか?

???「まあいいでしょう。このチャンス、いつでも使っていいことにします。決心が出来たのならいつでも呼び出しなさい」
 ▼ 14 オニドリル@わんぱくミント 20/05/15 22:56:06 ID:JXvMVvVY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「はっ…!……朝だ……」

あの夢のことは…特に気にしないでおこう。早く記憶を戻したいという自分の願いが夢になって出てきただけだ。

ヒバニー「……ふぁー…よく寝た…あ、リムおはよう…」

リム「おはよう、ヒバニー。」

その後朝食を食べ、医者のところへ行く準備をした
〜〜〜〜〜
エースバーン「おーし、お前ら準備出来たか?」

リム「はい、いつでも行けます」(準備と言っても持ち物ないからほとんどすることないんだよね)

ゴリランダー「行ってらっしゃい。リム、気は楽にな。」

ゴリランダーさんは仕事で一緒にはついていけないらしい。ゴリランダーさん以外のみんなで医者へ行くことになった。

ヒバニー「いってきまーす!」

2人の横に並んで歩く。この当たりを見るのは気絶してたから初めてだ。商店や銀行が見える。動物がこんな文明を作り上げていたなんて知らなかった…

何をもって動物っていうんだっけ?なんで自分を動物に含まないと思っていたんだっけ?………この違和感?もお医者さんに話してみようかな…

うん?何やら街の方でざわついてる…あれは…新聞がばらまかれてる?後で確認しに行けるかな…

〜〜〜〜〜

タブンネ「はい、じゃあお名前を聞かせてくれるかな?」

リム「名前はリムです。」

タブンネ「症状は、名前以外の全てのことを忘れてしまった、ということですね?」

リム「はい。ですが今話せるように知識などはおそらくほとんど保持されていると感じます。」

タブンネ「他に気分が悪かったり、どこか痛かったりなどはありませんか?」

リム「ありません。」

タブンネ「分かりました。では、記憶が無いと感じた時点から現在までのことは思い出せますか?」

リム「はい。花園で倒れていたところでヒバニーに会ってから再び倒れた…というか失神した後、ヒバニーの家に運ばれそこに一晩泊めてもらって今、ここに連れられました。」

タブンネ「ヒバニー君、間違いありませんか?」

ヒバニー「間違いないよー!あってるあってる」

タブンネ「他に何か伝えたいことはありませんか?なんでもいいですよ。」

リム「えっと……この姿は自分のものではないと直感的に思った後、震えと恐怖が止まらなくて失神しました。そして…今まで話してきた皆のことを動物だと判断していて…こうやって会話が出来てたり文明を築き上げていることに驚きを感じています。そもそも自分を動物から切り離して考えていたのかもよく分かっていません。後は…自分自身の性別がよく分かっていません。男なのか…女なのか…記憶、経験が失われているからかもしれませんが、今のところ自分に性別がないように感じます。…伝えられてますかね…?」

タブンネ「大丈夫ですよ。ちゃんと伝わります。」

リム「よかったです。あ、あまり関係ないかもしれませんが昨日見た夢のことです。僕は自分の姿は見えるのに真っ暗な空間の中にいて、どこからともなく声が聞こえてきて、コインを投げろ。青が出たら記憶を戻す、赤が出たらそのまま過ごしてもらう…みたいなことを言われました。投げれませんでしたが。えっと…伝えたいことはこれぐらいです。」

タブンネ「ありがとうございます。これで診察は終わりです。待合室に戻ってしばらくお待ちください。」
 ▼ 15 トサキント@ニビあられ 20/05/15 22:58:00 ID:5HXImWd6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本文どころかスレタイで予防線張るのはなかなか斬新やな
 ▼ 16 バニリッチ@シルバースプレー 20/05/17 00:04:04 ID:Hoi6YJGI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニー「お疲れ様リム!リム…いろいろ混乱してたんだね。あんまり安心させるようなこと出来なくてごめんね?」

リム「いや、十分ありがたいことをしてくれたよ。ヒバニーが僕を助けてくれなきゃ居場所はどこにもなく、さまよい続けるところだったんだから。」

ヒバニー「……あんまり聞かれたくなきゃ追及しないけどさ、自分に性別がないって感覚ってどんな感じなんだ?」

リム「僕の場合は…そうだなあ、今のところ男女の精神的な特徴みたいなのが欠如しているように思えるから自分に性別がない、言葉が合ってるかどうかは分からないけれど無性?ってことになるのかな。例えば、たくましさや非力さ、論理的か感情的かとか…こんなイメージ、ない方が絶対いいとは思うけど、なかなか払拭できないね。話が逸れてきたかな?まあそのような性別によって異なった傾向が見られる分野において、僕はどちらかに寄ることはほとんどない…もしくはその数直線上から外れているという感覚なんだ。自分の性自認があるとはいえ、脳の構造とかはどちらかに似ているはずだから多少は体の性別に影響されてしまうんだと思うから、この無性?中性?というものに完全に当てはまるわけじゃないと思うけど。」

ヒバニー「?????」

リム「やっぱりそう簡単に理解はできないよね…人の感覚を伝えたり伝えるのって簡単なことじゃないよね。なんで?って思うことばかりかもしれないけど、そういう感覚だからとしか今の自分の知識では言えないんだ。ごめんね、次はもうちょっとわかりやすい言葉で話してみるから、聞きたくなったらまたその時でいいかな?僕も内心よく分かってないんだ。これから生活を続けていくうちに分かることもあるかもしれないから、ちゃんとした説明ができるようになるのは、もっとずっと後になるかもしれないね。」

ヒバニー「う…うん?(全然頭に入ってこなかった…今は、そういうものだと考えておこう。それしかないみたいだし。)」

リム「ここで立ち話するのもなんだから、……母さん、のところへ戻ろうか。ちょっとまだ呼び慣れてないね…みんなのこと。」




今日は全然書けなかったです。許してください
 ▼ 17 テールナー@きんのナナのみ 20/05/17 22:15:02 ID:Hoi6YJGI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「エースバーンさん、診察終わりましたよ」

エースバーン「おっ、そうか。どうだったか?」

リム「どうだったか…と言われましても、簡単な知能テストと自分の状況を説明しただけなので、結果が来るまではなんとも…」

エースバーン「すまねえ、あんまり考えないで質問しちゃったぞ。んーまあ今の自分の状況を話せたんだから少しは安心した、というか落ち着いたんじゃねぇか?」

リム「確かに、頭の中を整理しながら口に出したので、以前よりかは大分この環境に慣れることができそうです。」

エースバーン「それは本当に良かったな!あと、そんな他人行儀な言葉遣いじゃなくていいんだぞ?」

リム「うーむ、まだこの口調の方が落ち着くというか…」

エースバーン「ま、自分の好きなような態度でいいから無理に変えなくてもいいぜ。」

〜〜〜〜〜

タブンネ「やはり、リムさんは解離性健忘、心的外傷などによって普通は忘れてしまわないようなことを一部または全部忘れてしまうかと思われます。いわゆる記憶喪失というものです。この治療法は現在分かっておりませんが、安全で安心出来る環境に身を置くことが解消に繋がると考えられています。」

リム「…分かりました。僕の記憶は、戻るんでしょうか…」

タブンネ「申し上げにくいのですが…分かりません。」

リム「そうですか…」

タブンネ「ただし、分からないということは、解離性健忘が解消される可能性を含む、ということです。後ろ向きな気持ちの状態ですと、いっそう治らない可能性があります。なるべく心身に負担をかけ過ぎない生活をおくることが大切です。」

エースバーン「……」

〜〜〜〜〜

家に戻ってきた。

治療法が分からない…か…

心的外傷ねえ…何かあったんだろうか?

ヒバニー「記憶、戻らなくても今を楽しく生きればいいと思うよ」

リム「んえ?」(ま、間抜けな声でちゃった…)

ヒバニー「だから、記憶が戻るかどうか分からないんだったらさ、失った記憶よりもっと楽しい記憶をこれから作っていけばいいんだよ!」

リム「え、でも…」

エースバーン「そうだぞ、後ろ向きな気持ちが記憶が治らないことに繋がるなら逆に前向きになれば治る方向に行くってことだろ?」

リム「……頑張ってみます」

ヒバニー「じゃあ早速…一緒に外に遊びに行こ!」

リム「え、ええっ!?ちょっ!僕遊ぶような…」

ヒバニー「行っくぞーー!!!」

エースバーン「行ってらっしゃい!夕方までには帰るんだぞ!」

ヒバニーに手を引かれて猛ダッシュで引っ張られている。……そうだよね、もっとポジティブに、行かないとね
 ▼ 18 レディアン@たからぶくろ 20/05/19 22:08:15 ID:fwwMTi7w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「遊びに行くのはっ、分かったけどさあ!そろそろダッシュするの止めて普通に歩かせて…」

ヒバニー「はーい!」

リム「ふう…はっ…はっ…」(息切れ)

ヒバニー「ごめんちょっと遊ぶのが楽しみになりすぎちゃって…」

リム「そっか…でも何処で遊ぶの?」

ヒバニー「この辺に洞窟があるんだけどね?その最下層には宝石が沢山落ちてるんだってさ!噂話だけど」

リム「まさかね…そんな都合のいいところはないと思うけど…そこに行くの?ちょっと危なくないかな?」

ヒバニー「大丈夫だよ!いざとなったらこの道具使えばいいし」

リム「何この玉?」

ヒバニー「これは『あなぬけのたま』っていって、使えば直ぐにそこから脱出できるんだ!」

リム「…使ったことは?」

ヒバニー「1度だけあるよ。あの時はかなりヤバかったからね…」

リム「とにかく、行くならあんまり無茶せずに行こうね」

〜〜〜〜〜

ヒバニー「洞窟はあっちだよ!街を通りすぎてそのまま山の方へ」

リム(以外と遠い…自分の体弱そうだから不安なんだけど…)

ヒバニー「あ、その前にちょっとだけ道具買ってこっと!着いてきて」

〜

カクレオン「いらっしゃいませ〜カクレオン商店です〜おや?見かけない方をお連れですね」

ヒバニー「ああ、リムっていうんだ!」

リム「はじめまして…」

カクレオン「はい、はじめまして。もし滞在するのであれば今後ともよろしくお願いします〜。ヒバニーさん、今日は…」

ヒバニー「オレンのみ3つとリンゴ2つお願い!」

そう言ってヒバニーは代金を出した。割とここに来ているのだろうか…

カクレオン「はい、ちょうどですね!ありがとうございました
〜」

ヒバニー「よし!じゃあ行こ!」

リム「あっ待って。朝なにやらずいぶんと新聞が配られてたみたいだけど何か知らない?どうでもいい事だけど一応知っておきたくて。」

ヒバニー「あー…いつものやつだ…歩きながら話そっか?」

リム「いつもの?前から新聞のばら撒きってあったんだ。これが普通なの?」

ヒバニー「いや、今の状況が特殊なだけなんだ…」
 ▼ 19 ミジュマル@ラブタのみ 20/06/04 22:58:37 ID:0VSM6sxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニー「今はね、この星が丸焼けになるってニュースがあるんだよ…信じられないよねー?」

リム「うん、本当信じられない。何を言い出すかと思ったら…予想外すぎる答えだったよ」

ヒバニー「でもさ、変なんだよね。何千?何万?とにかくいっぱいのポケモンがそのニュースを信じているみたいなんだ。」

(ぽ、ポケモンって…何?)

僕はポケモンとはなんの事なのかとヒバニーに聞いた。

ヒバニー「……」

ヒバニーは驚いたような、ぽかーんとしているような、そんな目でこちらを見ている。

リム「…え」

ヒバニー「いや、ポケモンって…何って…今まで話してきたオレとかパパとかお医者さんとか、だけど…」

ポケモンは生命体を指す言葉…なのだろうか?いや、その中でも知性のある…?

リム「もしかしたら…僕は君たちと同じような環境にいたわけじゃないのかも」

ヒバニー「ええっ!?どうして!?」

リム「だって……ヒバニー達と会った時の状況に驚いたのも、ポケモンという存在を知らなかったのも…自分がここにいなかったとしたら辻褄が合うんだよ…だから…」

ヒバニー「そっか…もしかしたらそれが手がかりになるかもね!」

リム「僕はここから遠い場所にいた…としたら、ここから遠い場所まで探せばいいもんね」

ヒバニー「一歩前進かな?これからももっと話してみようよ!何か今みたいにまた見つかるかもしれないね!」

リム「…あ、ごめん。話遮っちゃって。その現実とかけ離れたニュースがなんで信じられてるの?」

ヒバニー「あんまりオレも詳しいことは知らないんだけどな、どうやらそのニュースを流したとこが信頼を集めてるみたいなんだ。」

リム「その情報源ってのは、個人なの?それとも何らかの─

???「おっヒバニーじゃん。誰と話してるん?ここら辺じゃ見ない顔だねぇ」

ヒバニー「あっヨーギラス!おはよう!こっちはリムって言うんだ。リムはオレのとこに住むことになったんだぞ」

ヨーギラス「ふーん…また急だねぇ。オイラはヨーギラス。これからよろしくな?」

リム「…よろしく?ヒバニー、ヨーギラスは知り合い?」

ヒバニー「近所の友達だよ!結構家から近いんだ」

ヨーギラス「ヒバニーとリムはどんな関係なんだい?これまでリムの話は聞いたことないんだが…」

ヒバニー「そりゃそうだよ。昨日会ったばっかりだもん!」

ヨーギラス「昨日会って即入居???ええ何で?おめえが家に強引に連れ込んだのか?下半身で動いてんのか!?(大困惑)」

リム「僕はそんなことされてないから…」

ヒバニー「下半身……?リムは記憶がないんだよ。会った時は放っておけない様子だったし、何より近くにだれもいなかったから、とりあえずリムに居場所をあげようって話になったんだ」

ヨーギラス「き、記憶喪失ぅ!?色々とぶっ飛びすぎてんぜ!……………と、兎に角、身寄りのないダチが出来たって認識でいいのかい…?」
 ▼ 20 ヒメグマ@けいけんポン 20/06/05 00:53:59 ID:C74ozW/Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 21 ベトベター@こころのしずく 20/06/05 01:30:02 ID:/p.oyWcA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リムは何のポケモンだろう?メッソンあたり?
シエン
 ▼ 22 エーフィ@きぼんぐり 20/06/05 23:37:31 ID:aAkwyTBc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「うん、その認識でいいと思うよヨーギラス」

ヨーギラス「災難だったんだなリム。だけどヒバニーの家族は親切だから良かったな!」

リム「ほんとうそうだね。起きた時ヒバニーがいたのは本当に幸運だったよ」

ヨーギラス「ところで2人とも何を話していたんだい?」

ヒバニー「宝石があるって言われてる洞窟に向かうまでに、あのニュースについて話してたんだよ。」

ヨーギラス「あーあれか!全くみんな頭どうかしてるよな?大人でさえ信じてるなんてそれこそ信じられねえよ」

リム「でも、信じるからにはそれなりの信頼がある…ってことだよね?ヒバニー」

ヒバニー「あ、そういう話だったよね。確か、なんだっけ…」

ヨーギラス「エスパー達が集まる組織、『導きの架け橋』だろ?なんというか…頭おかしすぎて頭お菓子になってんじゃねえかと思うぞ(?)」

リム「…それを名付けた人は中二病…?宗教の名前かと思っちゃったよ」

ヒバニー「あー思い出した!どこかは分からないけど、確か食べ物が育たなくなるなっちゃうって予言が当たったんだけど、導きの架け橋がその地域にあらかじめ食料を大量に送ったって聞いたよ!」

リム「その組織、絶対裏あるよ…」

ヨーギラス「オイラも同感。何か不作になるように仕掛けておいて…みたいな?」

ヒバニー「それぐらいのことなら、全然できるね。自作自演…ってやつ?」

リム「何も『導きの架け橋』について知らない自分から見たら、そうにしか見えないね。」

ヨーギラス「……もしかしたら、もしかしたら今そいつらを信じている奴ってさ、その組織に悪い予言をされた後、援助してもらった奴らなんじゃねえか?」

リム「表面上は信じているように見えても、実際は『導きの架け橋』に何かされないか心配で媚びているつもり…とか」

ヒバニー「有り得る有り得る!」

リム「なるほどね、そんなことは何回もあった?」

ヒバニーもヨーギラスも、似たような事例がいくつもあったことを話した。

リム「……そんな恐怖で支配する組織がこの星の全焼とかいうものだから、なんとか生き延びる方法を与えられることを期待してるわけだ。……汚いなあ、導きの架け橋」

ヨーギラス「まあ事実かどうかの証拠はないから完全に憶測だが、明らかに黒すぎるよな」

リム「そうだね…えっと、その星の全焼ってのはいつ起こるかはハッキリしてるの?」

ヒバニー「あと642日後の夜って言われてたよ。その日に何か行動されるとなると何をしでかすか分からないよね」

リム「はあ、もし本当だとしても、人為的に焼かれるとしても、せめて自分のことは思い出したいなあ」

ヨーギラス「…そうだなあ、記憶が無い状態で、あと642日後に世界が終わりますって言われてもなあ…」

ヒバニー「じゃさ、リム。それまでに記憶戻してみない?」

リム「どうやって?」

ヒバニー「そこはなんとか…頑張る!」

リム「おおう………」
 ▼ 23 ヌメラ@スパイスセット 20/07/04 23:12:22 ID:Hu764suU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニーは本気で言ってるのかな…僕のことを励ましたいと思っているのは間違いないと思うけど、何もわかってない状態でそれを言われても無責任だと…思いかけたけど、やめよう…失礼すぎた

ヒバニー「あ、そうだヨーギラス。オレたちといっしょに例の洞窟行かない?なにか用事がないなら」

ヨーギラス「ああ行くぜ!ちょうど暇でぶらついていたんだ」

ヒバニー「決まりだね!それじゃさっそく…」

ヨーギラス「まてい、道具類は揃ってるんか?あそこはクソほど暗いと噂なんだ、準備したものを見せてくれないか?というかバッグも用意してない時点で大体察してるけれどな」

ヒバニーが持っている道具をすべて見せると、バッグと松明を貸すから待ってろと言われた。ヨーギラスは急ぎ足でどこかに向かっていった。

ヒバニー「松明っているのかな〜?オレのひのこで事足りるかもしれないじゃんか」

リム「ひのこって、何?火の粉…?」

ヒバニー「そうだよ?試しにやってみようか?」

ヒバニーは得意げに言う。一体ひのこをどうすると言うのか…?火らしいし離れておくことにした。ヒバニーは僕の反対の方向を向いて…

ヒバニー「それっ!ひのこッ!」

その言葉と同時にヒバニーの正面に小さな火の粉の群れが勢いよく吹き出した!?一体どうなってるんだ…少しひるんでしまった。

リム「あつ…!?ひ、ヒバニーそんなことができるの!?そんなチカラを持ってたなんて知らなかった!」

ヒバニー「えっへん!それほどでも!(ホントはほのおタイプのポケモンなら大体出来るんだけどね)」

リム「…でも今のひのこだと長く続いてないように見えたよ?それで洞窟の中で明かりをとるのは厳しいんじゃないかな…」

ヒバニー「そっかー…」

〜〜〜〜〜

リム「あのさ」

ヒバニー「どうしたの?リム」

リム「記憶戻す方法のことだけど…アテはなにか無いかな?」

ヒバニー「まずはこの辺りで1番物知りな人のところへ行こうと思うよ。それでもダメだったら色んな本を調べて、それでも分からないなら、君と一緒にいろんな所へ行って、手がかりを探したいな」

リム「旅…?」

ヒバニー「そう!オレいつかは兄ちゃんみたいに世界中を旅したいんだよ!リムの記憶を戻す方法を見つけられるかもしれないし、オレには旅の仲間ができるしイッセキニチョーでしょ?」

……正直旅は好きだったとは思えない。めんどくさい。それでも返事はしておこう。手がかりが掴めるならと思って。…あれ?これヒバニーに対してひどくないか?

リム「分かったよ。もし記憶が戻っても戻らなくても、僕はヒバニーと一緒に旅に出ることを約束しようか」

ヒバニー「いいの!?ねえホント!?やったあああ!」

ヒバニーは目を輝かせて飛び跳ねている。よほど嬉しかったんだろうな…でもその理由が僕の心にもない言葉だと思うと…胸が苦しい。そしてヒバニーと握手(というかヒバニーが手を握ってきた)した。いっそ断った方がよかったのだろうか、分からないや



コウシンオクレスギタ
 ▼ 24 コイキング@フォーカスレンズ 20/07/06 23:04:50 ID:J7e6E2kM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨーギラス「おーい、松明とバッグだ。受け取れっ」

ヒバニーはよろけたがキャッチに成功した。

ヨーギラス「道具を何個か入れといたが後で使わなかった分は返せよ?これがリストだ」

ヒバニー「分かったよ。じゃ…行こっか!」

ヨーギラス「おう」 リム「うん」

〜〜〜〜〜

僕達は洞窟の前に行くまで1.5〜2時間ほど歩いた。僕がかなり歩くのが遅いので2人が合わせてくれたため時間がかかったのだろうか?

ヒバニー「やっとついたねえ…でもこれからだよ!」

リム「うわあ…何も見えないじゃん…本当に行くの…?」

ヨーギラス「ここまで来たからにはな。きっと大丈夫さ」

ヒバニー「リム、ヨーギラス、ここから先は多分不思議のダンジョンだから気を抜かずに行こうね!」

リム「不思議のダンジョン…?」

ヒバニー「あー、入る度に形が変わる不思議な場所のことだよ。なんで形が変わるかは…わからないけど。あ、あとは不思議のダンジョンには襲ってくるポケモン達がいるから気をつけてね!」

リム「お、襲ってくるの!?同じポケモンなら話は通じないの?」

ヨーギラス「話せるやつも話せないやつもいるらしい…だがなかなか襲うことは辞めてくれないらしいぞ。」

リム「なんで…」

ヨーギラス「迷い込んでパニックになったポケモンやそこをなわばりにしてるポケモン、他には入ってきたポケモン達からものを盗むために潜伏しているやつもいる」

リム「危ないよ…もし何かあったら…」

ヒバニー「オレたち2人は何回もダンジョンに行ったことがあるんだ。今までもなんとか切り抜けられたんだよ」

リム「(ふ、不安だ…)本当に危なくなったらすぐにみんなで出る?」

ヨーギラス「ああ、心配することはないさ」

リム「分かったよ…信じるからね」

ヒバニー「おっけー!じゃあ松明に火をつけよっか」

ヒバニーは松明に火をつけた。意外と激しく燃えている。

ヒバニー「オレが先頭、リムが真ん中、ヨーギラスが1番後ろでいいかな?」

リム「真ん中ならいいよ」ヨーギラス「それでOKだ」

『じゃあ、レッツゴー!』

〜ホウギョク洞窟〜 B1F
 ▼ 25 ハネッコ@ハンサムチケット 20/08/01 21:57:02 ID:8ip2VN/2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「暗っ!?周り少ししか見えないよ」

ヨーギラス「なるべく固まって動こう」

(こんなに暗い上に何かが襲ってくるって考えたくないな…というかさっき流したけど入る度に形が変わるって何!?物理法則というのは存在しないの!?)

不安に駆られながらもヒバニーの後ろをついていく。時々情けない声を出しそうになったが喉にとどまってくれた。ところが…

ヒバニー「あっ!隠れて!」

リム「えっ?えっ?!」

ヨーギラスに引っ張られて岩に隠れた。そっと覗いてみると…僕達以外のなにか、もやを持った浮いている球のようなものが見える…

リム(何…!?あれ…!?)

ヨーギラス「あれは…ゴースだな。ダンジョンのポケモンだぞ…「かみつく」で倒せないこともないがその前に攻撃を喰らいそうだから今は無視しておかないか?」

ヒバニー「えー!?裏とって倒そうよ!経験値もゲットできるし」

リム(経験値…?)「…向こうから何もされてないんだよ?できるだけ関わらずに行くべきじゃないかな」

ゴース「…?」

(やばい!気づかれそう!)

必死に息を殺して身動きせずに隠れる。ヒバニーとヨーギラスはゴースがやってきたら攻撃する姿勢をとっている。

ゴース「……」

1分間過ぎたか、どうやら勘づかれずにやりすごせたらしい。

リム「ふう…怖かったあ…こんなのがもっといるの…?」

ヨーギラス「そうだ。だが慣れればなんてことはないぞ」

ヒバニー「このわくわくとスリルが楽しいんだよねー!」

僕はやっぱりこの辺りには住んでなかったんじゃないか…?感覚が違いすぎる

ヒバニー「さ!次のフロア行こうよ」

ヨーギラス(リム…こいつはせっかちなんだ…まだ慣れないことばかりと思うがこいつのことは多めに見てやってくれ)

リム(分かった…)

ヒバニーの後を追うと、下に続く階段があった。

ヒバニー「このフロア短いねえ。サクサク進めてラッキーかな」

ヨーギラス「足元注意しろよ」

階段…?人工物じゃないのかこれは

リム「あのさ、ここって天然の洞窟じゃないの?なんでこんな階段が用意されてるのさ」

ヨーギラス「さあな…いつものことだし気にしてないが。」

リム「……」
 ▼ 26 メルタン@1ごうしつのカギ 20/08/08 23:22:21 ID:ZPeMVftg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ホウギョク洞窟〜 B2F

暗い階段を降りてきた。降りてきた部屋にはヒバニーとヨーギラス、僕以外に「2匹」誰かがいる

???「ダレダ?!ブッタオシテヤル…」

???「グルル…」

リム「どうしよう?!明らかに狙われてるよ!?」

ヒバニー「どっちとも倒すよ!にどげり!!」

ヨーギラス「オイラはこっちをやる!かみつく!」

リム(そんなに攻撃的にならなくても…!!)「えっと…!?ボクはどうすれば!?」

ヒバニーのはハイエナのようなポケモンに蹴りを入れ、ヨーギラスは目が宝石のポケモンに噛み付いた!ハイエナはヨロヨロと逃げ出したが宝石のポケモンはまだ戦えるようだ

ヒバニー「リムはまだ戦わなくていいから周りを見張ってて!今度はこっちににどげり!」

ヨーギラス「おい待てヒバニーそいつにw」

ヒバニーは宝石のポケモンにさっきと同じように蹴りをしたかと思うと…謎の力でも働いたのか、当たったはずの蹴りが当たらなかったように外れ、そのままヒバニーは体勢を崩してしまった!

ヒバニー「いっ…たぁっ!!!ゴーストタイプだったか…!」

ヨーギラス「ヒバニー!避けろ!」

リム「うわあああ!」

とっさにヒバニーの手を掴んで宝石のポケモンから離れた!

ヨーギラス「いわおとし!」

ヨーギラスが手を伸ばしそう叫ぶと宝石のポケモンの頭上からなぜか石や岩が落ちてきた!?ヒバニーは火、ヨーギラスは岩を使えるのか…!?

宝石の目のポケモン「グアアァア!!」

そいつは岩に当たって気絶し、その場に倒れた。

リム「はあああ…寿命縮むよお…」

ヒバニー「リム!手を引いてくれてありがとう!助かった」

リム「い、いや…僕戦わず横にいるだけだったし…」

ヨーギラス「本当に助かったんだぞ?いわおとしはヒバニーが逃げ遅れてたら巻き込んでしまったかもしれないんだ。謙遜しなくたっていいんだぞ」

リム「…」(そう言われてもなんか自信出ないんだよなあ…)

リム「あれ?さっき降りてきた階段…どこ?」

ヨーギラス「ああ、おそらく消えたぞ」

リム「き、消えたあ!?」

ヒバニー「どういうしくみかは知らないけど、降りてきたと思ったらいつの間にか消えてるんだよ!」

リム「物理法則…無意味なんだなあ…」
 ▼ 27 ニドクイン@かえんだま 20/08/09 10:32:11 ID:z1N.18gY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「あ…物理法則といえば…さっきヒバニーの蹴りが全く効かなかったように見えたんだけど、どういうこと?」

ヒバニー「えーっとねーオレの使ったにどげりはかくとうタイプなんだけど、多分このポケモンはゴーストタイプだから効かないんだよ」

リム「た、タイプってなに?」

ヨーギラス「まずはそこから説明しないとダメだろヒバニー。えっとな…ポケモンと、ポケモンが使う技にはタイプがついているんだ。タイプってゆうのはバトルにおいての相性…といえばいいか。技についてるタイプと、技を受けるタイプによって、効き目が変わったりするんだ。タイプは18種類。ヒバニーは「ほのお」、オイラは「いわ」と「じめん」の複合タイプだ。」

なるほど…ここでは物理法則を司るのがタイプか。タイプは複数もつこともあるのか。

リム「ところで、技って?ひのことか、かみつくみたいな行動のこと?」

ヨーギラス「ああ。ポケモンの能力を行動に変えたものが技…とでもいえばいいか。ポケモン1匹あたり4つまで技を覚えられるんだ。技は覚えたり忘れたりして、カスタムができるんだぞ。」

リム「なんで4つまでしか技を覚えられないの?1度覚えた技はそんな簡単に忘れちゃうものなの?…いや、あんなことができるんだから技って結構難しいのかな?ごめん、続けて。」

ヨーギラス「このポケモン…うろ覚えだがヤミラミだったか?はあく・ゴーストタイプ。ヒバニーのにどげりはかくとうタイプ。ゴーストタイプにはかくとうタイプの技は無効化されてしまうんだ。どちらかのタイプには効果があっても、もう1つのタイプに効果が無かったら効果はゼロだ。」

リム(無効化…そんなことが起きるの?いや、この目で見た以上真実なんだよね)

ヨーギラス「この表を見てもらった方が早いかもな。○が効果抜群、効き目が2倍になる。△が効果いまひとつ。効き目は半分だ。✕は効果なし。複合タイプのルールもそこに書いてあるから、読んでみてくれ。」

〜〜〜〜〜

すべて覚えられたとまではいかないが、大体分かった。それにしてもあくタイプって結構概念的だなあ…そういうのが適用されるのはちょっと違和感があるけど、そういうものだと受け入れるしかないんだろう。

リム「なるほどね…そうだ、冒険を進めるためにも何か技を教えてくれないかな?僕、何も技みたいなのを覚えてないかもしれない。」

ヨーギラス「ポケモンにも使える技と使えない技があって、リムがどんなことができるのか知らんが…そうだな、はたくなんてどうだろう。長い尻尾とか手があればいけるはずだぞ。その尻尾で相手を叩けば技が成立するぞ!」

リム「それでいいの?えっと…(尻尾を伸ばして動かしてみる)こうかな?」

ヒバニー「もうちょっとしなりをきかせて強く振ってみて!」

3度目に振った尻尾はいい感じだと2人に褒められた。これで技を習得したことになるのかな

ヨーギラス「よし。これではたくを覚えられたんじゃないか?次はたいあたりはどうだ?全身で相手にぶつかるんだ」

リム「今度は誰か的がいないと危なくてできないよ…2人にやってもらうわけにも今はいかないし…」

ヨーギラス「そうだなあ…よし、じゃあ次襲われたときは戦ってみないか?よほど強くなければ技をためしてみるといい」

あんまり気乗りはしない。でも自分の身を守るためには慣れておいた方がよさそうだ
 ▼ 28 ドータクン@きのみぶくろ 20/08/09 12:01:39 ID:ic1grVcU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニー「そろそろ進まない?もう大丈夫だから」

あ、そっか。さっきはにどげりを失敗してちょっと痛そうにしてたな。だから先を急がれなかったのか

ヨーギラス「ずっと居残り続けると「ふきとばされる」からな。進もうか」

リム「ふきとばされるの!?何に?」

ヨーギラス「長い時間同じフロアにいると、風が吹いてきて外に放り出されるんだ。これはダンジョンが形を変える前兆らしいぞ。」

リム「そ、そうなんだ…だったら行かないとね。(本当に謎だな)」

3人はこの部屋を後にすることにした。というか階段が消えるって脱出不可能になっちゃうんじゃないの!?閉じ込められるんじゃ…いやダンジョンに何回も行ったことのあるこの2人なら出る方法は分かっているのかもしれない…もしかするとあなぬけのたまとやらを使って出ることができるのかもしれないな。………ん?あれ?でも1度だけしか使ったことがないんじゃなかったか?また別の方法があると考えられるね…

〜〜〜〜〜

ヒバニー「あ!ピーピーマックスがあるよ!ラッキー!」

リム「え?ちょっと?落ちてる薬品はそんなうかつに触っちゃダメでしょ?」

ヨーギラス「そ、そうか?冒険の準必需品だから拾ってもおかしくはないと思うが…」

リム「これ、他のところにもいっぱい落ちてるの?」

ヒバニー「そうだよー!」

リム「へ、へえ…」(衛生面とか心配しないんだろうか2人とも)

ヨーギラス「ダンジョンには冒険を有利にすすめられる道具やお金が落ちてるぞ。使えそうなものがあったら拾っておくといい。ただ、できるだけバッグがいっぱいにならないようにな」

リム「へ?お金が落ちてるの?こんな洞窟に?それ拾っても大丈夫なの?」

ヨーギラス「?ああ。」

ここでは常識として定着しているのか。はたまた子供の思い込みか…

リム「使える道具…あそこに落ちてる石とかどうかな。あんまりダンジョンのポケモンを傷つけたくはないけど、注意を逸らしたり直接当てて使えるかも」

ヒバニー「ゴローンの石だよ!離れたところからも投げて使えるからいいね!」

そういいヒバニーがゴローンの石を取りに行こうとしたとき、突如スイッチを踏むようなカチッというような音が聞こえた。

ヒバニー「あ」

ヨーギラス「まずい逃げろ!」

ヨーギラスが言い終えた直後、眩しい光と共に爆発音が聞こえ、僕達は衝撃波に耐えきれず壁まで吹き飛ばされた!

ヨーギラス「あがっ!?ぐ…」

ヒバニー「ぉ…あっ」

リム「ひ…にぃ…」

罠を…踏んだ…?体が動かない。それでも顔だけは動き、僕は痛みで泣きそうになっている。

ヨーギラス「ふたり…これ…」

ヨーギラスがゆっくりとバッグからヒバニーが買ったオレンのみを2つ取り出す。食べろということか
 ▼ 29 ラクライ@リボンアメざいく 20/08/10 10:52:47 ID:ywfsFH6g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨーギラス「オイラはい…から」

動けない僕とヒバニーにそれぞれオレンのみを渡す。ヒバニーはそれを食べると…

ヒバニー「…はっ…!ヨーギラスッ!大丈夫!?」

さっきまで苦しそうにしていたのに急に治るものなのか…?そんな疑問を持ちながらゆっくりオレンのみを口にする。
すると、お腹から、足へ、腕へと痛みがだんだん引いていく。すぐに起き上がれるようになった。…なんというかすごすぎる

リム「早く、手当てしないと!」

…といっても、何をすればいいかさっぱりだ。そんな知識もない。なんとかするには…

ヒバニー「もう1つオレンのみを探そう!ダンジョンに落ちてるかもしれない!」

リム「ま、待って。まさか地面に落ちてる木の実まで食べさせるつもりなの?ヨーギラスお腹壊すかもしれないよ?!」

ヒバニー「そんなこと言ってる場合じゃないしこのぐらい普通のこと!」

リム「そうなの!?……分かったよ、オレンのみ探そう。ヨーギラスはヒバニーが見ててくれないかな?」

ヒバニー「え?まさか1人で探しに行く気?!」

リム「じゃあ、このままヨーギラスを放置しておくつもり?…いや、運ぶこともできるのか。じゃあ運ぼう」

ヒバニー「あっ…それは無理かも。ヨーギラス72kgあるし………でも、リムは初めてなんだから危ないよ!だから見張っておくのはキミがやっててくれないかな?」

真剣な目でヒバニーがお願いしてくる。どうしようか…長考のあと、ヒバニーは探索を、僕はヨーギラスのそばにいることを担当することになった。

リム「気をつけて行ってきてね。」

ヒバニー「すぐ戻ってくるよ!」

ヒバニーは走っていった。このフロアにオレンのみが無かったら、ヨーギラスを無理に歩かせるしかないから心配だ。苦しい状況にある。最悪、あなぬけのたまを使って2人だけでも脱出しろと言われたが、置いていけるわけが無い。

ヨーギラス「ごほっ…リム?ヒバニーはどこ…だ」

リム「ヨーギラス大丈夫?ヒバニーはオレンのみを探しに行ったよ。」

ヨーギラス「ひとりで、か?」

頷く。まだヨーギラスは苦しそうだが、さっきよりは随分喋れるようになったようだ。

ヨーギラス「マジかよ…松明もなしで行ったのか!?…もう歩けるから、さっさとヒバニーについてくぞ…」

リム「ほんとに大丈夫?」

ヨーギラス「…ああ!」

やっぱり無理してるようだけど…確かにヒバニーは心配だ。かといってことを動くと余計にヒバニーに会えないんじゃないかとも思える。ここは一旦待ってみないかと提案してみた。

ヨーギラス「…くっ…分かった。」

 ▼ 30 マーイーカ@あまーいりんご 20/08/12 23:43:59 ID:TkHo69pM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜
ヒバニー「…お〜い!オレンのみあったよ〜!」

リム「ヒバニー!無事でよかった!はやくヨーギラスに」

ヨーギラスは黙って口を開け、ヒバニーがゆっくり食べさせる。ヨーギラスの顔色はすぐによくなり、立ち上がった。

ヨーギラス「助かったぜ2人とも。ありがとうな」

リム「いやぁ…僕はここで待ってただけだよ。こちらこそ…ふたつしか無かったオレンのみを自身に使わず僕達に譲ってくれたんだし」

ヒバニー「お互い様だね!」

全員回復することができた。こんな罠がどこにでもあるのだろうか?あるとするなら冒険は思っていたよりずっと厳しいものになりそうだ。

ヒバニー「もう2人とも大丈夫?それならそろそろ行こうか?」

リム「確認なんだけど…あんな爆発するような罠が沢山あるの?そうだって考えたら…ちょっと怖気付いちゃって」

ヨーギラス「…ああいう罠はまあまああるな…踏んだら痛手を食らうが近くで目をよく凝らせば判別できるぞ。」

リム(正直いってもう帰りたいよ…爆破されるなんて聞いてないって!)

ヒバニー(リム、大丈夫かな?いろんなことを伝え忘れてたから流石に怒ってるのかな。もうちょっとペース落としてあげようっと)

ヒバニー「あ、そうそう。さっきオレンのみ探す途中で階段と枝を見つけたよ!枝はここに」

ヒバニーは何かオーラをまとった木の枝を見せてきた。オーラを無視すればただの枝だけど、何か効果があるのだろうか?

ヨーギラス「お?この色は「とびこみのえだ」か?持っていこうぜ」

リム「とびこみのえだ?何かに使えるの?」

ヨーギラス「きのえだにも色々種類はあるんやけどな…きのえだは回数に限りがあるが振れば使える。この枝の効果は振った先のポケモンやカベに飛びついて近くにいる仲間も一緒に呼び寄せるってやつだ。」

リム「……よく分からないや。」

……この辺りは魔法みたいなものが、というか魔法が常識として定着している。そう考えておかなければ驚きが止まらない。普通では考えられないことが起きてるのはこの際考えていけないんだろう。……そもそも僕の記憶のことだって、突然消えるのも普通に考えたらおかしいことだ。…だからって、記憶だけは諦めたくはない。

リム「ええと…危ない状況の時、敵から離れた場所に向かって避難する…とかいうように使えばいいのかな?」

ヨーギラス「おう。大体そんな感じで使うのが効果的だな。道具の扱い方をこの言葉だけで理解出来るんだな。」

リム「パッと思い浮かんだけど、合ってるんだ。読みが当たって嬉しいかも」

リム「…あっ、階段見つけたんだよね?ヒバニー。それじゃあ…」

〜〜〜〜〜

〜ホウギョク洞窟〜 B3F
 ▼ 31 ファイヤー@アクZ 20/08/17 14:34:04 ID:rEUgyERg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「ん?これはレール?なんのためにこれが?」

この部屋には4つ出入口があり、その内3つにレールが繋がっている。何か乗り物が通っているのかな?何か走ってきたら大変だ。

ヒバニー「……なんか物音聞こえるよ?」

ヨーギラス「は?全然聞こえないんだが…」

リム「僕も特に何も聞こえないよ?」

ヒバニー「こっちの方からゴロゴロ〜とかガタンゴトンって。ほら、だんだん音が大きくなってきたよ?」

リム「それって何かレールに乗ってきてるってこと?僕には音は聞こえないけど。ちょっと離れようよ」

ヨーギラス「お、おう。」

五歩六歩離れると、さっきヒバニーの言ったような音が小さいながら聞こえてきた。

リム「聞こえた!やっぱり何か来てる!」

ヨーギラス「気をつけろ!」

???「ガッタンゴットンガッタンゴットン…シンニュウシャ、コロス。」

幼稚な声と裏腹に物騒なことを言っている。ダンジョンに住み着くポケモンに違いない。しかも侵入者と言っているからもしかしたらこちらの存在に気づいているかもしれない。

リム「き、来た!」

???「シンニュウシャハオマエラカ?」

トロッコに石炭を乗せたようなポケモンがこちらを見ている。奇妙だ。

???「シネエエエエエ!!!」

そう言ってその奇妙なポケモンは石炭をいくつも飛ばしてきた。熱されていて当たると危険だ。

ヒバニー「!」

僕とヒバニーはうまく躱したけど、ヨーギラスは遅れて2つ当たってしまった

ヨーギラス「あっ!クソッ!!」

ヒバニー「ヨーギラス!」

ヨーギラス「こんくらいっ!いわおとし!」

???「ブーンブーン!アタラナイヨーダ!ソレッ!」

想像以上に動きが早くて攻撃が当たっていない!T字に敷かれたレールの上からまた石炭を飛ばされ、相手のペースに飲まれている

ヒバニー「イテッ!もうっ!何あれ!」

僕のところには全然飛んでこなかった。優先して攻撃すべき相手を分かっているのだろうか。

リム「ヨーギラス、ゴローンのいし無かった?」

ヨーギラス「あれは爆発で消し飛んじまったよ!……そうだ、飛んできた石炭をゴローンのいしがわりに使うんだ!接近して戦えないなら遠隔だ!」

僕達は石炭を拾い集め、構えた。
 ▼ 32 ブリガロン@チャーレムナイト 20/08/17 22:14:35 ID:rEUgyERg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「意外とすぐ冷えてたね。僕は左、ヨーギラスは真ん中、ヒバニーは右に来たら投げて!」

ヨーギラス「分かったぜ。とりゃ!」

ヨーギラスの投げた石炭がトロッコのポケモンの顔面と思われる部分にクリーンヒット。ナイスエイムだ。しかし敵といえど見ててとても痛々しい。

???「ウワー!?コノヤロウユルサンゾオ!?」

怒らせてしまった。当たり前だけど。トロッコのポケモンに乗っかっている石炭が赤く熱された。また攻撃される前に撃退しよう

???「イチジテッターイ!テッターイ!!!」

と思ったが、レールに乗って逃げてしまった。仲間でも連れてくるつもりだろうか。

リム「行っちゃったか。脅威がいない内に探索する?」

ヒバニー「そうしよ。危ない敵だったねえ」

ヨーギラスの肌に2つ黒いあとができている。さっきの石炭のせいだろう。当たってないから分からないが、とても熱そうだった。

ヨーギラス「またやつに見つかったら面倒だしな、レールが繋がってない道から行こうぜ」

また順番を作って進んでいく。あれ?いつの間にか周りが結構明るくなっている。B1,2Fより明らかに視界がよくなっている。日は当たってないはずなのになぜ…

ヒバニー「あっ待って、何か来るよ」

道が曲がっていて直接視認はできない。が、ヒバニーは音で気づいたようだ。ヒバニーは音による索敵に強いみたい。

ヨーギラス「どうする?戻ってもレールにいたやつにまた会っちまうかもしれんぞ?」

ヒバニー「狭いけど、ここで迎え撃とう!ヨーギラス、リムの前に」

ヨーギラス「了解。リム、ちょっとどいてくれ」

僕とヨーギラスは場所を入れ替えた。ヒバニーは角に張り付いて先制攻撃を仕掛けるつもりだ。

???「!」

ヒバニー「ひのこー!」

現れたポケモンの姿を確認する隙もなく、ヒバニーのひのこがそのポケモンに襲いかかる!

???「フスー…」

赤い亀のような姿をしたポケモンは攻撃を受けてもほとんど動じていない。というよりも素早さが遅すぎてまともに行動出来ていないのか?

ヒバニー「こんどはでんこうせっかー!!」

これも技だろうか。だがさっきのひのこよりも効いてない気しかしない。かなり守りが硬い!

ヒバニー「全然効かないよー!?」

ヨーギラス「ヒバニー!そいつは多分とくしゅ攻撃のほうが効く!ひのこで攻めるんだ!」

ヒバニー「わ、分かったありがとう!ひのこー!ひのこおおぉーっ!!」

ひたすらヒバニーはひのこで攻めている。少しは敵の表情に苦しさが見えたものの、そろそろ反撃がきそうだ…!
 ▼ 33 エレブー@けいけんアメS 20/08/22 22:23:01 ID:UDgQU3Aw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのポケモンは回転を始めだんだん早くなり、ヒバニーにぶつかっていった!

ヒバニー「ぐっ!?」

ヨーギラス「ヒバニー交代だ!オイラにかわれ!」

半ば押しのけるような形でヨーギラスが前に立ち、いわおとしを敵にくらわせた。

???「ンブッ!?」

ヨーギラス「もう一度だ!いわおとし!」

???「スー!」

ヨーギラス「な!?避けたか!」

次に動いたのは、敵の方。さっきより明らかに素早くなっている。なぜ…

ヒバニー「光ってきてる…?」

ヨーギラス「!?早く倒さねえと!」

敵は力を溜める素振りをみせ、発光し始めた。ヨーギラスが焦っている。何か危ない攻撃が来るのだろうか。

ヨーギラス「終わってくれ!いわおとし!!」

敵は、倒れた。光は消え失せ、力なく横たわった。

ヨーギラス「あぶねえ…大丈夫か?かわりに先頭なろうか?」

ヒバニー「いや大丈夫!もう行こう」

ヨーギラス「無理すんなよ…」

ヨーギラスも大分前線に立っているからヒバニーとお互い様だと思うけど…

〜探索中〜

リム「ねぇ、ヒバニー。僕足手まといになっちゃってるかな」

ヒバニー「ええっ!?そんなことないよ!」

リム「だって…わざとかタイプすら知らなかったし、何より戦ってないから…」

ヒバニー「最初はみんな何も知らないの!当たり前のことなんだ。」

リム「……」

ヨーギラス「おい、あれ階段じゃねえか?」

リム「……あ、本当だ階段だ。」

ヨーギラス「罠は…なさそうだぞ!行こうぜ」

 ▼ 34 ボスゴドラ@ザロクのみ 20/08/29 23:00:08 ID:gPPkVkMA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ホウギョク洞窟〜 B4F

階段を降りて唯一の出入口を通り抜けた。そこには誰かが仁王立ちしている。

???「………」

ずっしりと構えていて威圧される。一体なぜ立ち止まっているのだろうか。襲ってくる様子もない。

ヨーギラス「ダンジョンのポケモンじゃなさそうだぞ…話しかけてみるか?」

ヒバニー「おじさんここで何してるの?」

???「……早く帰りなさい。出口はそこにある。」

周りを見渡してみると、底が渦巻いている水色の光の柱が立っており、天井が突き破られて青く澄んだ空が僅かに見えている。

威圧感を出しているそのポケモンをよく観察してみると、背後に階段が…しかし、蓋がされており、更には鎖までついている。

リム「えっと、この先のフロアには進めないんですか?どうしてこんなに厳重に…」

???「雇われだからこの先のことは知らん。ただ絶対にこの先には通すなと言われている。大人しく帰ってもらえればそれでいい」

ヨーギラス「この部屋、さっきの階段があった部屋意外に道が通じてないぞ。ここから先は、やっぱ進めなさそうだぜ」

ヒバニー「ここ、強引に突破できないかな?」(以下暫く小声)

リム「え?そこまでして進まなくても…」

ヒバニー「いやーやっぱり気になるじゃん?宝石はきっとその先にあるんだよ!」

リム「本気!?相手は大人だし第一入っちゃいけない事情があるんでしょ」

???「んん…全部聞こえてるんだが」

ヒバニー「あれー…」

???「……宝石がなんだか知らねえが早く帰ってくれここにお前たちができることはない」

ヨーギラス「うーむ…」

???「ちなみに俺はレベル100だから戦って勝てると思うなよ」

ヨーギラス「ひゃ、100!?めっさ強いじゃねえか!?」

リム「レベルって何?」

ヨーギラス「ああ、ポケモンの大体の強さ、成長具合とかを数字にしたもんだ。オイラが13、ヒバニーが12、リムは…分かんねえけど、レベル100はオイラたちから見たら敵わないぞ…」

リム「…つまり強行突破はムリか」

???「おい、うさぎ、何をコソコソしてる」

ヒバニー「あっバレた」

ヒバニーはこっそり階段に近づこうとしていた。

???「………はあ…何もすることがないからちょっとの刺激にはなったけどもな、帰ってくれないと困るんだ。これやるからそこから帰りな」

これらは…昨日夕食に食べたモモン、クラボ、カゴのみ…
 ▼ 35 ルリリ@ディフェンダー 20/09/20 23:38:04 ID:BCZU4EpQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リム「ねえヒバニーもう帰ろうよ…この人困ってるでしょ」

ヨーギラス「確かにこの先に何があるか知りたい気持ちはとてもわかる。だけどよ、選択肢はひとつしかない」

ヒバニー「それでもオレは先に行きたいんだ!」

ヨーギラス「……」ズルズル

ヒバニー「あー行かせてよー…」

ヨーギラス「うちのヒバニーがすんません…」

2人のあとに着いていき、光の柱に入り込むと…

リム「………あ、れ?いつの間に外に」

脱出ができるというのは知らされたが、こんな風にワープするような形で外に出られるとは思わなかった。入口付近に飛ばされたみたいだ

ヨーギラス「3匹ともいるな?」

ヒバニー「もっと奥行きたかったなあ…」

リム「この後どうしよう?」

ヨーギラス「街に戻ろうか。ダメージを回復したとはいえちょっと負担は残ってるからな」

ヒバニー「あ、そうだ。ヨーギラス、名前は忘れたけどなんか物知りな人、今日はいるよね?」

ヨーギラス「インテレオンな。多分いるんじゃねえか?」

ヒバニー「じゃあさじゃあさ、家に帰る前にちょっとインテレオンのところに寄ってみようよ!何かリムのことについて知ってるかもしれないし」

ヨーギラス「インテレオン……………………ちょっと気づいたんだけどさ、リムの色、インテレオンと似てねえか?」

ヒバニー「……あ確かに!なんで気づかなかったんだろう。それなら尚更行かないとね!もしかしたら親戚かもしれないし!リム!意外と早く手がかりが見つかるかもしらないよ!」

リム「本当?僕に似ているんだ………」

僕とヒバニーとヨーギラスはその人物の家を訪れることになった。行きと同じぐらいの時間をかけてカクレオンの店があるところまで帰ってきた。更にヒバニーの家を通り過ぎ、少し歩いたところで到着した。1人で住むには大きい木造の家だった。ヒバニーがノックすると、ゆっくりドアが開いた。

インテレオン「どうしたんだいヒバニーくん、ヨーギラスくん…」

エースバーンさん以上、ゴリランダー未満の背の高さ。僕達から見るとかなり大きいので、しゃがんで話しかけてきた。

インテレオン「あれ…」

ヒバニー「新しく家にやってきたリムだよ!記憶がなくって、インテレオンにいろいろ聞きたいことがあるんだ!」

インテレオンは驚いた顔でこちらを見てきた。お互いの名前を告げはじめましてを交わしたのち、家の中に上がらせてもらうことになった。
 ▼ 36 レジアイス@ビビリだま 20/09/27 23:01:29 ID:f.LE0uto [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜
インテレオン「まず言っておこうかな。君の名前、といっても種族名はリムではないはずだ」

リム「…!?どういう意味ですか?」

ヒバニー「インテレオンはリムのこと知ってたの?」

インテレオン「知らないね…でも根拠はあるんだ」

インテレオンは本棚からひとつのアルバムを取り出した。その一ページ目には…

ヨーギラス「これは…」

ヒバニー「え?ちょっとインテレオン、これリムじゃない?」

インテレオン「じゃないよ。昔の写真さ。」

インテレオンは自分を指さした。これはインテレオンが子どもの時の写真らしい。

ヒバニー「えええ?!リムが進化したらインテレオンになっちゃうの?!」

インテレオン「そう。なんだけども、同族の家族や知り合いもいないからボクにわかることはそこまで多くないんだ」

ヨーギラス「こいつは驚きだな…ワンチャンインテレオンの子供かと思ってたが…」

リム「えーっと、なら名前は…どうなるんですか」

インテレオン「『メッソン』。これが君の本当の名前だよ。ところで君たち、名前ってどうしてあると思う?」

ヒバニー「えー?今まで考えたこともなかったよ。うーん…」

ヨーギラス「…お互いを区別するためとかなのか?」

インテレオン「1番大きいのはそれだ。個人の識別。…もう1つ聞こう。ヒバニーとヨーギラス、君たちはその名前の由来を知っているかな?」

ヒバニー&ヨーギラス「?????」

インテレオン「…その名前は、君たち個人だけにつけられたものじゃないんだ。ずっと親からその名前で呼ばれ続けていてかつ自分と同じ姿のポケモンを見たことがないから知らないようだね。…ここにポケモンの姿と名前、正確には種族名が沢山記されている図鑑がある。」

インテレオンは図鑑を持ち出してテーブルの上に置き、数ページめくった。

ヒバニー「あ!オレの名前が載ってる!」

ヨーギラス「こんなものいつ…」

インテレオン「君たち自身を調べて書いたものじゃないよ。これは君たちと同じ種族の個体の写真だよ。世界のどこかには君たちと同じ姿をしたポケモンがいるんだ。」

リム「…」

インテレオン「昔の人は誰かを呼ぶ時『赤いの』『でかいの』では同じ、似た特徴をもつポケモンを区別するのに不便だと感じた。そこで同じ姿をしているポケモン全体に名前を与えようとしたんだ。君の種族にはヒバニーという、君の種族にはヨーギラスという、ボクの種族にはインテレオンという名前が与えられたんだ。」

インテレオン「今このまちには同じ姿かたちをしたポケモンがいないでしょう?これはかなり珍しいことなんだ。このことを覚えておいて欲しい。さてここで仮定だ、とある町にはメッソンしかいなかったとする。『メッソン!』と声をかけられてもどのメッソンが呼ばれたか全く分からないよね?これを解決するには、ひとりひとりのメッソンに個人の名前をつけなきゃいけない。」

ヨーギラス「そうだな…個人の識別をメッソンという名前で果たせないならそうするしか」

インテレオン「ではここで仮定をもうひとつ。メッソン、ヒバニー、ヨーギラス、カクレオン…全員種族が違う町で誰かを呼ぶにはどう声をかける?」

ヒバニー「それは…呼びたい人の種族の名前を呼べばいいんでしょ」
 ▼ 37 マユルド@サメハダナイト 20/09/27 23:05:40 ID:f.LE0uto [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
インテレオン「そうだね。二つの仮定を比べてみてあることがわかるかな。同じ種族が居なくなった途端、個人の名前をつけたり呼んだりする必要がなくなったよね。」

リム「じゃあ、このリムっていう名前は、他にもメッソンが近くにいたからつけられたものなんだ…」

インテレオン「そう!その可能性が高いよ。」
 ▼ 38 メガラグラージ@ユキノオナイト 20/09/29 22:05:30 ID:gX52BfcI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニー「なんでそうなるの??」

ヨーギラス「同じ種族のポケモンがいなければ名前をつけて区別する必要が無いから、名前があるってことはリムの住んでた地域にメッソンがいたってことだぞ」

ヒバニー「……なるほどっ!」

インテレオン「メッソン族は…水辺の森林に潜んでいることが多いみたいだ。この辺りの地図だと…この場所だね。」

リム「明日…行ってみようかな」

インテレオン「ボクもついて行こう。あと3日はこの町にいるから、準備が出来たら呼んできてくれると助かるな。」

ヒバニー「ねえヨーギラスも行ける?」

ヨーギラス「あーすまん。明日は家の手伝いで夕方まで拘束されてるんだ。バッグが必要ならそのまま貸しておくぜ」

〜〜〜〜〜

リム「(自分の正体に少し近づけたのかもしれない。今度は記憶喪失について聞いてみよう)記憶って、簡単に消えるものじゃないですよね。考えられる原因はなんでしょう。」

インテレオン「そうだなぁ………何かとんでもない精神的なショックを受けたりとか………そういえば…ちょっと待っててくれ」

インテレオン「これだ。ユクシーの伝説…」
 ▼ 39 ズルッグ@パワーベルト 20/10/18 23:30:11 ID:Uhh2c/FE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒバニー「?インテレオン何か見つけたの?」

インテレオン「いや、見当違いだったよ。記憶喪失に関係した物語があったような気がしたんだけどね…」

ヒバニー「そっかー…残念だね」

メッソンがいる地域といっても…そこ以外にもいろいろな地域に散らばってそうなんだけどな…何か多くの人に届く方法で自分を知っている人を見つけられないだろうか…

ヨーギラス「ありゃ、もう日が暮れてきたか。そろそろ帰らないとな」

リム「え?……ホントだ…こんなに夕方になるのって早いものだったっけ…?」

ヒバニー「帰ろっか。明日はよろしくね!お邪魔しました〜」

〜〜〜〜〜

リム「う…ちょっと疲れが…」

ヒバニー「リム?大丈夫?………あれ?おーい?……寝ちゃったか」

家につくなり眠りに落ちてしまった……

エースバーン「おかえりヒバ…ええ?…」

〜〜〜〜〜

リム「………ん」

僕を起こしたのは眩しい太陽の光…じゃなくて、青白い月の輝き。寝落ちしてしまったあと、夜中に起きてしまったらしい。

リム「いてててて…」

オレンの実で回復したと思っていた傷は完全には回復してなかったらしく、ちょっとだけまだ痛む。

リム「はあ…」

隣にはヒバニーが穏やかな顔でぐっすりと寝ている。元気に動いてた分というところか。

リム「ちょっとお腹すいたな…」

夕飯を食べてないせいだ。…僕の寝床の隣に木の実がいくつか置いてある。…誰かが置いてくれたようだ。起きることを想定されてたのだろうか。木の実をゆっくりと噛んで、食べた。

リム「ふう…」

……ちょっと外に出たくなった。月が美しく光を反射している。…こんなに月ってきれいなんだ…そしてこんなに大きいものだったかな…?

???「あっ…」

うん?階段の下から押し殺した様な声が連続的に聞こえる……まさか…うん。まあ…そういうことをしてるんだろう…夫婦なら当たり前のことを…階段を降りて外に出るのはやめよう。変わりに窓から外を眺めることをした。

リム「…この街全体を見る機会はなかったからわからなかったけど、結構広いなあ…」

遠くに海辺が見える。色んなところが月に照らされている。最初は恐ろしい世界だと思ってた。でもそんな世界を綺麗だと思える。記憶が戻っても戻らなくても、きっと、うまくやれるはずだという安心が生まれた。

〜〜〜〜〜

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