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SS

【コンビSS】種族は違えど

 ▼ 1 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:40:26 ID:Lt56tApU [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜とある海岸の岩場〜



ヒドイデ「親父、そろそろ時間だぞ!」

ドヒドイデ「おぉ、行くか!…と言いたいところだが……」


ビュオオオオオ…ザァァァァァ……


ドヒドイデ「ヒドい嵐だ……風も強い、今晩は狩りに行くのは危険だな」

ヒドイデ「は〜?まさかサニーゴ捕まえない気かよ」

ドヒドイデ「安心しろ、いざという時のために食用の枝は幾つかストックしてある」

ヒドイデ「だから…前から言ってるじゃん、オレはサニーゴを食べるのはそこまで好きじゃないんだよ!」

ヒドイデ「あの臆病なサニーゴ共がオレらの姿を見るなり逃げ回ったり毒にやられてのたうち回る絵面が面白いんだよな〜」

ヒドイデ「こういうのを快感って言うんだろ?」

ドヒドイデ「は、はぁ…」


ドヒドイデ(まったく…いつからこんな捻くれた性格になったのやら)

ドヒドイデ(どうにか昔の素直な性格に戻ってくれないものか……)
 ▼ 2 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:41:26 ID:Lt56tApU [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドヒドイデ「とにかく…今日はむやみやたらに外出は控えて明日に備えて寝るのが無難そうだな」

ヒドイデ「そんなの待てるわけねぇだろ!これがオレの毎日の楽しみなのに…!」

ヒドイデ「もう我慢出来ねぇ、オレ一人で行くぜ!」タタタ

ドヒドイデ「あっ…待て!外は……」

ビュオオオオオオオ

ヒドイデ「うおっ!?」フワーッ!

ドヒドイデ「ヒドイデ!すぐに戻ってこい!!」

ヒドイデ「んなこと言ったって…」

ゴオオオオオオォォォ……

ヒドイデ「なっ!?うわぁぁぁぁぁぁぁ……」ヒューーーン……


ドヒドイデ「ヒ…ヒドイデぇぇぇぇぇぇ!!!」




______________________________
 ▼ 3 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:43:32 ID:Lt56tApU [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


「さてと、お昼ご飯を…あら?」


「ポケモン……なのかな?」


「聞こえる?おーい」


「……」



「なんだか疲れてるみたい、とりあえず……」
 ▼ 4 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:45:21 ID:Lt56tApU [4/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒドイデ「う、うーん…」パチッ

ヒドイデ「こ…ここは……」


ヒドイデ「…あれ?」ムクッ


サニーゴ「目が覚めた?」ヒョコッ

サニーゴ「ここは私のお気に入りの洞窟よ」

ヒドイデ「えっと……」

サニーゴ「キミ、砂浜に一匹で倒れてたからとっても心配したんだよ?」

ヒドイデ「あ、どうも…」

サニーゴ「それより…キミの種族名は?この辺りにも居ないし初めて見るポケモンだからよく知りたいな」

ヒドイデ「僕?僕は…」

ヒドイデ「うーんと…確か……」

サニーゴ「?」



ヒドイデ「思い出せない……」
 ▼ 5 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:46:45 ID:Lt56tApU [5/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「それって……記憶喪失?」

ヒドイデ「かも……」

サニーゴ「ま、いっか!暫くしたらなんとなく元に戻るでしょ!」

ヒドイデ「そういうものじゃないと思うけど…」

サニーゴ「あ、でも種族が不明ならなんて呼べばいいのか困るなぁ……」

ヒドイデ「悩むとこそこなんだ」

サニーゴ「うーん……なんか頭がトゲトゲしてるしトゲちゃんでいっか!」

ヒドイデ「悩んだ割には結構適当」
 ▼ 6 7BAVL7LR0k 21/07/31 05:48:20 ID:Lt56tApU [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サニーゴ「そうそう、まだこっちが名乗ってなかった…私はサニーゴ、ヨロシクね!」

ヒドイデ「サニー…サニーゴ?」

ヒドイデ「うーん……」

サニーゴ「どうしたの?」

ヒドイデ「何だか聞いたことある気がするんだ…それも耳に馴染んでるくらい」

サニーゴ「ふーん…」

ヒドイデ「あと…いつも楽しい時に聞いてたような……」

サニーゴ「えっ、それって…もしかして!」

ヒドイデ「もしかして?」

サニーゴ「きっと記憶を無くす前のトゲちゃんにとっては私のようなサニーゴが大事な存在だったってコトだよ!」

ヒドイデ「…!そうかも!」

サニーゴ「早く記憶が戻ってほしいな、そしたら私とももっと仲良しになれるかもしれないし!」

ヒドイデ「うん…!」
 ▼ 7 7BAVL7LR0k 21/08/02 03:19:47 ID:izEYrnqg [1/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「あ、そうだ!そろそろ……」

ヒドイデ「サニーゴさん、どこに…」

サニーゴ「サニーゴでいいよ!」

ヒドイデ「あ、はい…サニーゴ、今からどこに行くの?」

サニーゴ「お昼ご飯を食べようと森に行こうと思ってたの!お腹すいてるなら一緒に来る?」

ヒドイデ「じゃあ…お言葉に甘えて」



森〜


サニーゴ「ここが私のよく来る森」

ヒドイデ「へぇ、ここでお昼ご飯を…」

デデンネ「デデーン!」ガサッ

ヒドイデ「わっ!」ビク

デデンネ「デデデーン!」テテテテ…

サニーゴ「大丈夫、ただのデデンネよ」

ヒドイデ「な、なんだ…」
 ▼ 8 7BAVL7LR0k 21/08/02 03:21:37 ID:izEYrnqg [2/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「デデンネだけじゃないわ、この森には様々なポケモンが住んでいるの」

ヒドイデ「へぇ〜どんなポケモンが居るんだろう」


マジカー マジカー


ヒドイデ「ん?あのポケモンは……」

アマカジ「マジカー」ピョンピョン

サニーゴ「あれはアマカジね」

ヒドイデ「でも、何か急いでるみたいだけど…」

ピジョン「この…すばしっこい!」バサバサ

ヒドイデ「もう一匹出てきた!」

サニーゴ「今度はピジョンよ」

アマカジ「マジカー…」ゼェゼェ

ピジョン「もらったぁぁぁ!」ビューン

ヒドイデ「あっ…あのままじゃまずい!早く…」

サニーゴ「いや、ちょっと見てて」

ヒドイデ「何言ってるの!?アマカジが食べられちゃうよ!」

サニーゴ「まぁまぁ大丈夫だから」
 ▼ 9 7BAVL7LR0k 21/08/02 03:28:49 ID:izEYrnqg [3/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「とぅっ!」ゲシィ

ピジョン「ぐほぁ!?」ザザッ

アマージョ「私のアマカジちゃんに一体何をするつもりだったのかしら…!?」ギロ

ピジョン「ぐっ…やっと食い物にありつけると思ったのに…!」

ピジョン「覚えてろ!」バサッ

バサッ…バサッ……

アマージョ「さ、お外は危険だから帰りましょ」

アマカジ「マジカー( ^▽^ )」ピョンピョン


サニーゴ「…ね、大丈夫だったでしょ?」

ヒドイデ「ね、じゃないよ!もう少しあのポケモンが助けるのが遅かったら…」

サニーゴ「うーん…わかってないわね」

ヒドイデ「…?」

サニーゴ「確かにあのアマカジも大変だけど…あのピジョンだってそうよ」

ヒドイデ「…どういうこと?」

サニーゴ「最近あのピジョンは森中を飛び回ってポッポ達に餌を与えるのが精一杯で…常に自分の食料を探すのすら苦労しているの」

ヒドイデ「つまり…」

サニーゴ「…食べられる側だけじゃなく食べる側も生き延びるのに苦労している、私達が手出しすべきではないわ」

ヒドイデ「そっか……」

ヒドイデ(なんかサニーゴって…意外と真面目な部分もあるんだなぁ)
 ▼ 10 7BAVL7LR0k 21/08/02 03:32:58 ID:izEYrnqg [4/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒドイデ「ふー…随分と歩くね」

サニーゴ「おかしいな…この辺なんだけど……」

「グオオオオオオ!!!!!」

ヒドイデ「うわあああっ!」

サニーゴ「…まったく、いつまでもそんなのでビックリすると思わないでよね、リングマ」

リングマ「…ちっ、今度はやり方を少し変えてみるか…」

ヒドイデ「って……え?知り合い?」

サニーゴ「うん、よく会いに来るんだよ」

リングマ「…なんだ?そこのお前は、見ねぇ顔だな」

ヒドイデ「あ、えっと…僕は……」

サニーゴ「トゲちゃんって言うの!私も知らないポケモン!」

ヒドイデ(それ名前じゃないんだけど)

リングマ「トゲチャンか…よろしくな!」

ヒドイデ「あっはい」

サニーゴ「それより…はいこれ、みずべのハーブ」スッ

リングマ「おっといけねぇ、ほらこっちは約束のきのみだ」スッ
 ▼ 11 7BAVL7LR0k 21/08/02 03:37:27 ID:izEYrnqg [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リングマ「毎度ありがとな!これでうまいもん作れるぜ!」

サニーゴ「こちらこそ!」


ヒドイデ「…それを交換しにここまで?」

サニーゴ「うん、この森に住むポケモン達は他の種族とも協力しあって暮らしているポケモンが多いんだ」

サニーゴ「さて…ここでお昼ご飯を食べて帰ろ」

リングマ「…もしかしてお前ら、昼飯のつもりでここまで来たのか?」

サニーゴ「そうだけど」

リングマ「言っちゃ悪いが…もうすぐ日が暮れるぞ」

カァ カァ

サニーゴ「あ」

ヒドイデ「……」

サニーゴ「ま、いっか!これを持ち帰って夜ご飯にしましょ」

リングマ「ガハハ!お前の能天気なとこは変わらないな!ま、逆に安心したぜ」

サニーゴ「うっさいなー」

リングマ「さて…俺も帰るとするか、またな!」ドシドシ

サニーゴ「じゃあね〜」

ヒドイデ「……なんだか見かけによらずいいポケモンだったなぁ」

サニーゴ「ポケモンを見た目で判断しちゃダメよ。さ、夜ご飯になっちゃって悪いけど…戻りましょ!」

ヒドイデ「うん!」
 ▼ 12 7BAVL7LR0k 21/08/04 05:45:09 ID:QSCoOZ6E [1/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ヒドイデ「ふ〜…美味しかった!こんなの生まれて初めて食べたよ!」

サニーゴ「記憶失ってるしそれはどうかわかんないんじゃない?」

ヒドイデ「うーん…そうかなぁ」


サニーゴ「さて、食事も済ませたところで…私の“とっておきの場所”に行くと言ったら…来る?」

ヒドイデ「……とっておきの場所?」


 ▼ 13 7BAVL7LR0k 21/08/04 05:46:59 ID:QSCoOZ6E [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
海辺の岩場〜


ザザーン…


ヒドイデ「うわぁ…すっごい綺麗な海……」

サニーゴ「いい眺めでしょ、ここが私のとっておきの場所」

サニーゴ「私はこの海で生まれ育って……色々な思い出を作ったの!」

サニーゴ「ねぇ、トゲちゃんは海の中平気なのかな?」

ヒドイデ「えっ?うーん…記憶は無いけど……なんとなく大丈夫な気がするんだ」

サニーゴ「うん!私もそうだと思ってたんだ!」

ヒドイデ「なんで?」

サニーゴ「勘」


サニーゴ「それで…明日はこの海の中に行ってトゲちゃんについて知ってるポケモンを探してみようよ!」

ヒドイデ「……いいの?」

サニーゴ「当たり前だよ!どうせ暇だし、それに私も早く記憶が戻ってほしいし!」

ヒドイデ「ありがとう!」

サニーゴ「よし、そろそろ明日に備えて寝よ!」

ヒドイデ「え?ここで??」

サニーゴ「うん、多少ゴツゴツしてた方が寝やすいし!」

ヒドイデ「はぁ…」

サニーゴ「んじゃ、おやすみ〜」
 ▼ 14 7BAVL7LR0k 21/08/04 05:51:22 ID:QSCoOZ6E [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒドイデ(サニーゴは優しいけど…やや強引なところが難点だなぁ)

ヒドイデ(でも……この子が居なければ僕は今頃どうなっていたことやら)


ザザーン……


ヒドイデ(僕は何者で…どこからやって来たかもわからないなんて)

ヒドイデ「僕はこれから一体どうすれば……」

サニーゴ「……」

ヒドイデ(あっ!?聞かれてた…?)

サニーゴ「……zzz」スースー

ヒドイデ「なんだ…」


ヒドイデ(…あれ?)

ヒドイデ(おかしいな…さっききのみをあんなに沢山食べたのに……寝てるサニーゴを見てるとなんだか……)

ヒドイデ「いや…気のせい気のせい、僕も寝よ!」ガバッ


 ▼ 15 ェルダー@ゴッドストーン 21/08/05 20:23:23 ID:CTgEhd3c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 16 フキムシ@ポイズンメモリ 21/08/05 20:35:25 ID:rFvMMg6. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マジカー( ^▽^ )
かわいい
 ▼ 17 7BAVL7LR0k 21/08/07 04:20:58 ID:52Z6MK8U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ヒドイデ「…うーん」ムクッ

ヒドイデ「ふぁ〜あ、一晩寝ても記憶は戻るものでもないのか……」

ヒドイデ「……って、まだ辺り暗いし」


サニーゴ「…」ジッ


ヒドイデ(あ、サニーゴ…起きてたんだ)

サニーゴ「……」

ヒドイデ(海の方をじっと眺めてる……何か考え事かな?)

サニーゴ「………」

ヒドイデ(うーん、なんだか話しかけづらい雰囲気……でも)


ヒドイデ「…何してるの?サニーゴ」

サニーゴ「あ、起きてたの?」

ヒドイデ「うん…どうしても気になっちゃって」

ヒドイデ「邪魔……しちゃったかな?」

サニーゴ「ううん、全然」

サニーゴ「見てて、今からいいモノ見られるから」

ヒドイデ「いいもの…?」
 ▼ 18 7BAVL7LR0k 21/08/07 04:39:54 ID:52Z6MK8U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サンサン……

サニーゴ「…来た!」

ヒドイデ「わっ、綺麗な朝日…!」

キラキラキラ……

ヒドイデ「しかもそれだけじゃないや、海も輝いて見える…!!」

サニーゴ「どう、いいモノでしょ?時々この景色を見たくなるんだ」

ヒドイデ「へぇ〜」

ザザーン…

サニーゴ「こうやってここに居ると、私がこの海で生まれたこと……それがとても幸せに思えてくるの」

サニーゴ「…なんとなくわかるでしょ?」

ヒドイデ「う、うん」
 ▼ 19 7BAVL7LR0k 21/08/10 05:40:53 ID:hCNoDgKo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サニーゴ「ま、今はそんな話関係ないよね!」

ヒドイデ(あ、いつものテンションに戻った)

サニーゴ「さぁいいモノも見られたし海の中に出発!」

ヒドイデ「へ?もう行くの?」

サニーゴ「モチロン!海の中はとってもいいとこだよ!」

ヒドイデ「でも…」

サニーゴ「大丈夫!寝起きでも海に入ればすぐに目が覚めるから!」

ヒドイデ「いやそうじゃなくてさ」

サニーゴ「じゃあ早速ご案内!」グイッ

ヒドイデ「わっちょっと待っ」


ザッブーン!
 ▼ 20 7BAVL7LR0k 21/08/10 05:42:25 ID:hCNoDgKo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
海中〜



「…ぉーぃ、私の声聞こえる?」

「聞こえてたら目を開けてごらん」


ヒドイデ「う、うん…!」パチッ

サニーゴ「よかった〜聞こえてた!」

ヒドイデ「もう、強引なんだから……」

サニーゴ「ごめんごめん、でもホントによかった〜!海の中が平気で!」

ヒドイデ「あ、そういえば…苦しくないや」

サニーゴ「ほらね、言った通り大丈夫だったでしょ」

サニーゴ「さてと、海の中なら遠くからやって来た子も少なくないハズ…トゲちゃんについて知ってるポケモンがすぐに見つかるかも!」

ヒドイデ「だといいけど…」
 ▼ 21 7BAVL7LR0k 21/08/11 15:14:18 ID:mz3UYEhg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キラキラキラ…


ヒドイデ「海の中もさっきの光景に負けないくらい綺麗だね〜」スイスイ

サニーゴ「どう?海の中にもだいぶ慣れてきたでしょ」

ヒドイデ「うん、寧ろ地上に居るより楽しいかも!」

サニーゴ「それは私も同じ〜!もしかしたらトゲちゃんも水タイプだったりして!」

ヒドイデ「そうかも!」


「あ、サニーゴ!」

サニーゴ「あ、ラブカス」

ヒドイデ「知り合い?」

サニーゴ「まぁ他人ではないけど」

ラブカス「いや〜久しぶり!会いたかったよ〜!」

サニーゴ「久しぶりって…昨日会ってないだけじゃん」

ラブカス「まぁまぁ邪険にしないでよ〜」ピトッ

サニーゴ「頭の上に乗らないで」

ラブカス「それにしても今日はずぼらなサニーゴがこんな朝っぱらから海の中に居るなんて珍しいね〜何か悩み事?柄にもなく?明日の海は大荒れだったりして」

サニーゴ(うっざ)

ヒドイデ(…とか思ってそうだなぁこの顔は)
 ▼ 22 7BAVL7LR0k 21/08/12 10:14:50 ID:gonYn.XE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ラブカス「おやおや?ところでそっちのポケモンは?」

サニーゴ「トゲちゃん(仮名)。何か知ってる?」

ラブカス「いやぁ見たことないな〜」

サニーゴ「あっそ、じゃあもう行こ」

ヒドイデ「そうだね」

ラブカス「待ってよ〜いつも冷たいんだからさ〜」ピトッ

サニーゴ「だから頭の上に乗らないでって」

ラブカス「そーいや見たことないポケモンと言えばさ、向こうでも知らないポケモンが居てね〜とにかく暴れまくって酷いんだよ〜」

サニーゴ「……え?知らないポケモン?」

ラブカス「うん、どこから来たのかも謎だしとにかく乱暴だしでさ、誰も近づけさせない雰囲気なんだよ〜」

サニーゴ「という事は遠くの海からやって来たポケモンかな……それならトゲちゃんについて何か知ってるかも!」

ラブカス「え〜!あんなおっかないのに話をしに行くつもり!?やめといた方がいいよ〜」

ヒドイデ「そうだよ、何も僕の為にそこまですること…」

サニーゴ「いやいやこんなチャンスを逃すわけにはいかないでしょ!さぁラブカス、そのポケモンのところまで案内して」

ラブカス「そこまで言うならしょうがないな〜」ピトッ

サニーゴ「頭の上に乗らないでって言ってるよね?」

ヒドイデ(サニーゴって結構めんどくさい友達持ってるんだな……)
 ▼ 23 7BAVL7LR0k 21/08/13 06:45:40 ID:dj9Ugaqs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ラブカス「着いた、あそこだよ〜」

サニーゴ「あれは…」


ヘイガニ「HEYHEY!邪魔なヤツはぶっ飛ばすぜ!」ブンブンッ

ケイコウオ「きゃ〜」

テッポウオ「あれ〜」


サニーゴ「ヘイガニ!」

ヒドイデ「サニーゴ、あのポケモンの事知ってるの?」

サニーゴ「生命力が強くてどんな濁った池や川でも住み着いてしまうポケモンよ」

サニーゴ「けど…普通なら海には生息しないはず!」

ラブカス「30へぇ」

ヒドイデ「じゃあなんで…?」

サニーゴ「わかんない…とりあえずほっとく訳にはいかないし私が話をつけてくるわ」

ヒドイデ「えー!?あんなのとまともに話すなんて無茶だよ!」

サニーゴ「まぁまぁ見ててって」
 ▼ 24 7BAVL7LR0k 21/08/15 01:41:51 ID:SwC23zbI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヘイガニ「HAHAHA、どうだ!俺様の力は!」

サニーゴ「ねぇ、ちょっといいかな」

ヘイガニ「what?」

サニーゴ「キミはどこから来たの?」

ヘイガニ「HAAAN!?そんなのテメーに関係ねーだろ!」

サニーゴ「うーん…そうかもしれないけどさ、キミがここで暴れると他のポケモンが困るんだ」

サニーゴ「だからキミを元の場所に…」

ヘイガニ「あーUZEEEEE!ここで俺様が何をしようと勝手だ!」

ヘイガニ「第一もうここは俺様の縄張りだ!迂闊に入ってくんじゃねぇ!」

サニーゴ「でも…」

ヘイガニ「どうしても…と言うなら俺様とバトルでもするんだな」

サニーゴ「…バトル?」

ヘイガニ「ああ、無いとは思うがお前が俺様に勝てたら大人しく言うことを聞いてやろう」


サニーゴ「……よし、わかった」

ヒドイデ「え」

ラブカス「あちゃ〜恐れてた展開になってきたな〜ま、サニーゴならなんとかしてくれるでしょ」
 ▼ 25 7BAVL7LR0k 21/08/15 01:45:08 ID:SwC23zbI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヘイガニ「俺様はメスポケ相手にも容赦しねぇからな…」

ヘイガニ「HEY、バトル開始だぜ!クラブハンマー!!」ブンッ

サニーゴ「よっと」サッ

ヘイガニ「このっ…!」ブンッ

サニーゴ「ほい」ササッ


ヒドイデ「凄い…!あいつの攻撃を難無く避けてる!」

ラブカス「サニーゴは海に慣れてるからね〜海流の動きを利用しているんだ」


ヘイガニ「HE…HEE……」ゼェゼェ

サニーゴ「横に振ってばっかじゃ簡単に躱されちゃうよ?」

ヘイガニ「ちっ…それなら……!」ググッ

ヘイガニ「縦振りだ!クラブハンマー!!」ブンッ

サニーゴ(…!来た!)
 ▼ 26 7BAVL7LR0k 21/08/15 01:56:32 ID:SwC23zbI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガギィン!!!


ヘイガニ「…HE?」グ…

ヘイガニ「俺様のハサミを頭の枝で受け止めただと…!?」ググ…

サニーゴ「待っていたのよ…反撃のチャンスを!」

サニーゴ「ずつき!!」ゴッッッ

ヘイガニ「HEEE!?」ザザッ

サニーゴ(怯んだ…決めるなら今!)

サニーゴ「トドメよ!うずしお!!」ザパァ


ゴゴゴゴゴ…


ヒドイデ「わぁ…まるで竜巻だ!」

ラブカス「ここが海であることを最大限に生かした技だね〜」


パシャアアア!!!


ヘイガニ「HE…HEY……」ピクピク…

サニーゴ「…勝負あったね」
 ▼ 27 7BAVL7LR0k 21/08/15 05:16:37 ID:SwC23zbI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒドイデ「すごーい!やるじゃんサニーゴ!」

サニーゴ「まぁね〜」


ヘイガニ「HEY……海に生きる者だからこそ可能な戦法、見事だったぜ」

ヘイガニ「俺様は負けたんだ……煮るなり焼くなり食うなり好きにしろい」

ヒドイデ「なんか急に暗くなっちゃった」

ラブカス(あんまり美味しくなさそうだけどな〜)

サニーゴ「うーん…強かったから元気出して!それよりもキミ、なんで海に来たの?」

ヘイガニ「いや…来たいと思って来たわけじゃない、実は……」


_______________________
2日前


ザァァァァァ……ゴオオォォ


ヘイガニ「HEYHEY♪風が吹く日にお散歩クールだぜ〜」

ビュオオオオオオオ

ヘイガニ「…HEY?」フワーッ!

ゴオオオオオオォォォ……

ヘイガニ「ヘイイイイィィィィィ………」ヒューーーン……


________________________


ヘイガニ「…というわけだ」

ラブカス「アホなん?」

サニーゴ「なるほど…よーするに一昨日の嵐で海に飛ばされてきたんだ……かなり荒れてたからね」


ヒドイデ(……一昨日の嵐?)
 ▼ 28 7BAVL7LR0k 21/08/15 06:15:46 ID:SwC23zbI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「それで……なんで暴れてたの?」

ヘイガニ「HEY…どうやって帰るかわかんなくなったからだ」

ヘイガニ「そんでもういっそのこと海で暮らすか!ってなって周りのヤツらに強く見せるため威嚇しまくってたんだぜ」

ラブカス「随分とまぁはた迷惑だね〜」

サニーゴ「不安になる気持ちはわからなくもないけどね…」

サニーゴ「ところで出身地はどこ?」

ヘイガニ「“はぐれ島”ってとこだぜ!」

サニーゴ「あ、それなら知ってる」

ヘイガニ「HE…ホントか!?」

サニーゴ「うん、あちこち泳ぎ回って疲れた時に時々休憩しに行くの」

サニーゴ「だから案内くらいお手の物よ!ついて来る?」

ヘイガニ「HEYHEYHEY!なんと礼を言ったらいいのやら」

ラブカス「んじゃ、一段落ついたみたいだしボクはこの辺で〜サニーゴまったね〜」スーッ

サニーゴ「あ、ラブカスも一応ありがとね〜」
 ▼ 29 7BAVL7LR0k 21/08/15 17:39:11 ID:SwC23zbI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サニーゴ「さて…はぐれ島、トゲちゃんも一緒に来るでしょ?」

ヒドイデ「……」

サニーゴ「…どうしたの?」

ヒドイデ「え?あ、いや…さっきの話を聞いてたら何か思い出せそうだったんだけど……」

サニーゴ「さっきの話?んー…じゃあもしかしてだけど」

サニーゴ「昨日トゲちゃんが砂浜で倒れてたのも嵐で吹き飛ばされてきたとか?」

ヒドイデ「そう……なのかな?」

サニーゴ「とにかく…この調子なら何か思い出すのもそう遠くはないかも!」

ヒドイデ「うん、なるべく早く記憶を取り戻すよう頑張って思い出すよ!」


ヘイガニ「…HEーY、何の話してんだ?」

サニーゴ「あ、ごめんごめん!今案内するから!」
 ▼ 30 7BAVL7LR0k 21/08/16 10:34:55 ID:R7uwRV8k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はぐれ島〜


サニーゴ「とうちゃーく!」

ヘイガニ「HEYHEYこれこそ俺様の故郷!感謝するぜ!!」

ヒドイデ「はぁ…はぁ……サニーゴってよくこんな距離泳いでるの…?」

サニーゴ「これくらい朝飯前よ!」

ヒドイデ「……って本当に朝ご飯食べてないけどね」グー

サニーゴ「あ、そういやそうだった」グー

ヘイガニ「HEY?お前ら腹すかしてんのか?」

ヒドイデ「まぁ…」

ヘイガニ「そうか……ちょっと来い!」スタスタ

ヒドイデ「…?」

サニーゴ「行ってみよーよ!」
 ▼ 31 7BAVL7LR0k 21/08/17 00:40:36 ID:58KgC3ag [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガサガサ…


ヒドイデ「…こんな草むらの奥まで行くの?」

ヘイガニ「YES!もう少しの辛抱だ!」

サニーゴ「わくわく」

ヒドイデ(一体何があるんだろう…!)


ヘイガニ「着いたぜ!」ガサッ

ヒドイデ「おおぉ!ここは……」


ヒドイデ「……小さな池?」

ヘイガニ「そうだ、ここが俺様の縄張り!滅多に見られねぇぞ!」

ヒドイデ「へぇ…」

ヒドイデ(なんだろう、勝手に期待しといてなんだけど結構……)

サニーゴ「地味なとこね」

ヒドイデ「ちょっ」

ヘイガニ「HEY、それは否定しないぜ!けどそれが落ち着くんだよ!」

サニーゴ「まぁ見方を変えれば隠れ家みたいでいいかも〜」


ヘイガニ「…って違う違う!本当に見てほしいのはこっちだ!」バッ
 ▼ 32 7BAVL7LR0k 21/08/17 01:29:34 ID:58KgC3ag [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ヒドイデ「わぁぁ!これは…!」

サニーゴ「すごい立派な木!しかもオボンのみがたくさんなってる!!」

ヘイガニ「どうだすんげぇだろ!」

サニーゴ「うん!何度かこの島には来てるけど……こんなの見たの初めて!」

ヘイガニ「だろだろ?この木の周りは草むらやら岩山やらで囲まれて普通気づかないんだぜ」

ヘイガニ「俺様と上空から餌を探す鳥ポケ共を除けばこの木を見たのはお前らが最初かもしれねぇな!」

サニーゴ「やったー!いちばーん!!」


ヒュルルルルル…ポトッ


ヒドイデ「あれ、オボンのみが落ちてきた」

サニーゴ「え?風なんか吹いてなかったけど」

ヘイガニ「…その木はお前らのことをダチだと認めてくれたのかもな」

ヒドイデ「…木が?」

サニーゴ「草タイプでもないのにそういうのわかるの?」

ヘイガニ「この木は俺様が生まれてからずっと近い存在だから…なんとなくな」

ヘイガニ「ま、たまたまタイミングが良かったのか……もしくはお前のでけぇ声のせいかもしれねぇし」

サニーゴ「あはは…」

ヘイガニ「つまり早い話…自分なりの一つの解釈ってこった」

ヒドイデ「ふーん……」
 ▼ 33 7BAVL7LR0k 21/08/17 02:48:28 ID:58KgC3ag [3/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヘイガニ「……ってあークソ、こんな真面目な話俺様には似合わねぇやい!HEYHEY!」

ヒドイデ(なんかこのポケモンもサニーゴに似てるなぁ…)

ヘイガニ「そんなんよりここに案内した理由は…これだ!」スッ

サニーゴ「わっ、オボンのみ!しかもこんなに沢山!?」

ヒドイデ「もしかしてこの木から?」

ヘイガニ「ああ!これはもしもの為のストックだったんだが…お前らが居なけりゃ俺様はどうなっていたことやら」

ヘイガニ「これはそのほんの礼だ!遠慮せずに受け取れ!」

サニーゴ「ありがとう!」

ヒドイデ「でも僕は何も……」

ヘイガニ「いいからお前も受け取れ!ダチのダチもダチだぜ!」グイッ

ヒドイデ「だ、だち……じゃあお言葉に甘えて」
 ▼ 34 7BAVL7LR0k 21/08/17 03:19:53 ID:58KgC3ag [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヘイガニ「そんでお前らはどうする?この後はもう海に戻るのか?」

サニーゴ「んー…折角だしちょっとこの島を見て回ろっか!」

ヒドイデ「うん、僕はこの島に来るの初めてだと思うし色々と気になるよ!」

ヘイガニ「それなら…ちょいと気ぃつけるべきだな」

サニーゴ「どうして?」

ヘイガニ「…ここ数日、あっちの“ハニー森”でミツハニーやビークインが暴れていてよ…見境なく襲ってきやがるんだ」

ヒドイデ「ミツハニーやビークインって?」

サニーゴ「虫タイプのポケモンよ」

ヘイガニ「とにかく…あいつらに何があったかは知らんがハニー森にはあまり近寄らない方が身の為だぜ」

ヒドイデ「わかった」

サニーゴ「おっけー了解了解〜!」

ヘイガニ「HEYHEY、そんじゃまた来いよ!お前らならいつでも歓迎するぜ!!」

ヒドイデ「色々とありがとう!」

サニーゴ「またね〜!」
 ▼ 35 7BAVL7LR0k 21/08/17 06:16:16 ID:58KgC3ag [5/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ザザーン…


サニーゴ「かなり遅い朝ご飯になっちゃったけど…ま、いっか!」パクパク

ヒドイデ「何とも言えない優しい味だけど…なんだか元気が出てくるきのみだね」モグモグ

サニーゴ「オボンのみには体力回復の効果があるからね〜」ムシャムシャ


ヒドイデ「ふー…お腹いっぱい、結構余っちゃった」

サニーゴ「残りは帰って食べればいいしこのまま持ってよーよ!」

ヒドイデ「そうだね」

サニーゴ「さてと…食事も終えたし、どこ行く?」

ヒドイデ「サニーゴの行きたいとこでいいよ」

サニーゴ「え、いいの?じゃあ…こっち!」タタタ


ヒドイデ(……あれ?なんだろう、悪い予感がする)
 ▼ 36 7BAVL7LR0k 21/08/18 11:09:36 ID:X/s2FCNM [1/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
看板『ハニー森入口』


サニーゴ「よし、ココに決めた!」

ヒドイデ「やっぱり」

サニーゴ「早速案内するね!」

ヒドイデ「いやもうちょっとさー…別のところ行こうよ」

サニーゴ「?私の行きたいとこでいいって言ったじゃん」

ヒドイデ「……そうだけどさ、ヘイガニが近寄らない方がいいって言ってたし」

サニーゴ「この先にトゲちゃんに見せたい場所もあるからそんなの大丈夫だよ!」

ヒドイデ「全然大丈夫な理由になってないけど」

サニーゴ「ほらほら入ろ!早く早く」グイッ

ヒドイデ「ちょ、ちょっと…!」
 ▼ 37 7BAVL7LR0k 21/08/18 11:34:54 ID:X/s2FCNM [2/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
はぐれ島 ハニー森〜


ヒドイデ「ねぇ…やっぱり戻ろうよ」

サニーゴ「え〜この島のいいモノ見れなくていいの?」

ヒドイデ「そりゃあ危険を冒してまで…」

サニーゴ「ポケモン人生たまにはスリルも必要よ〜」

ヒドイデ「は、はぁ…」

ヒドイデ(やっぱりサニーゴはこういうところが……)

サニーゴ「伏せて!!」バッ

ヒドイデ「え」ガバッ


バババババ


ヒドイデ「い、一体何が……」

サニーゴ「今のはむしのていこう!ということは……」


ミツハニー「「警告です警告です、直ちに引き返しなさい」」

サニーゴ「ミツハニー!」

ヒドイデ「あれが…」
 ▼ 38 7BAVL7LR0k 21/08/18 11:58:34 ID:X/s2FCNM [3/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミツハニーの左のやつ「警告です、警告」

ミツハニーの右のやつ「直ちに引き返せ」

ミツハニーの下のやつ「せ〜」


サニーゴ「…落ち着いて、私達は敵じゃないわ…」

サニーゴ「貴方達に危害を加えるつもりはない、ここを通してほし

ミツハニー左右「「撃退する」」バッ

ミツハニー下「る〜」

ゴオオオオオォォ

ヒドイデ「うわぁぁぁ!」

サニーゴ「今度はかぜおこし!吹き飛ばされないよう気をつけて!」

ヒドイデ「う、うん…!」

サニーゴ「そっちが話を聞かずに攻撃してくるのなら…正当防衛よ!」

サニーゴ「とげキャノン!」ズドドドド
 ▼ 39 7BAVL7LR0k 21/08/18 12:05:12 ID:X/s2FCNM [4/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミツハニー左右「「遅い」」サッ

ヒドイデ「避けられちゃった…!」

ミツハニー左右「「今度はこちらからいくぞ…!」」

ミツハニー下「ぞ〜」

サニーゴ「そこにいると危ないわ…トゲちゃんは下がってて!」

ヒドイデ「で、でも…」

ミツハニー「「エアカッター!!」」バババッ

サニーゴ「ぐっ…!」

ヒドイデ「サニーゴ!」
 ▼ 40 7BAVL7LR0k 21/08/18 12:26:33 ID:X/s2FCNM [5/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「この…!とげキャノン!」ズドドド

ミツハニー左右「「当たりません〜」」サッ

ミツハニー下「せん〜」

サニーゴ「くっ…」


ヒドイデ(どうしよう…こんな時に僕にも出来ることがあれば)

ヒドイデ(でも…僕なんかに何が……)


サニーゴ「まだまだ…!」ズドド

ミツハニー左右「「さっきより攻撃の数が減ってま〜す」」ササッ

ミツハニー下「ま〜す」


ヒドイデ(いや…やるしかない!!)
 ▼ 41 7BAVL7LR0k 21/08/18 13:42:49 ID:X/s2FCNM [6/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミツハニー左右「「ほらほらどうしました〜?」」ブーン

ミツハニー下「た〜?」

サニーゴ「はぁ…はぁ……」クタッ


ヒドイデ「待て!」ザッ

サニーゴ「!?トゲちゃん……」

ヒドイデ「ここからは僕が相手だ!」

ミツハニー左右「「なんですか、貴方もやる気ですか〜?」」

ミツハニー下「か〜?」

サニーゴ「駄目よ!戻って!!」

ヒドイデ「……」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

サニーゴ『うーん……なんか頭がトゲトゲしてるしトゲちゃんでいっか!』

_____________


ヒドイデ(なんだか…僕にも出せる気がする!)

ヒドイデ「一か八か……とげキャノン!!」バッ
 ▼ 42 7BAVL7LR0k 21/08/18 13:53:17 ID:X/s2FCNM [7/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

シーン……


ミツハニー左「……」

ミツハニー右「……」

サニーゴ「……」

ヒドイデ(くっ…)グ…

ヒドイデ(やっぱり僕なんかじゃ……)ググ…


ズドドドド!!!


ミツハニー左右「「なっ…!?ぐああああ!!!」」

ミツハニー下「あ〜」


ヒドイデ「!?今のって…」

サニーゴ「とげキャノンだよ!」

サニーゴ「すごい!トゲちゃんも使えるんだ!!」

ヒドイデ「……いや、サニーゴのお陰だよ!」
 ▼ 43 7BAVL7LR0k 21/08/18 14:00:23 ID:X/s2FCNM [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミツハニー左「おのれ…!」ヨロッ

サニーゴ「!」

ヒドイデ「流石に倒れないか…」


ミツハニー左「どういうことだ、なんで避けなかったんだよ!」

ミツハニー右「うるせぇ!お前の反応が鈍かったからだろ!」

ミツハニー左「何だと〜!」

ミツハニー下「だと〜!」

ミツハニー右「やんのか〜!?」

ミツハニー下「のか〜!?」


ヒドイデ「……ってあれ、どうしたんだろう」

サニーゴ「どうやら自分同士で揉めてるみたいね」

サニーゴ「……でもこれはチャンス!いくよトゲちゃん!!」

ヒドイデ「うん!」

サニーゴ「せーの…」


「「とげキャノン!!」」
 ▼ 44 クリン@スペシャルガード 21/08/18 16:24:58 ID:Sy26mIFQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 45 7BAVL7LR0k 21/08/18 16:32:14 ID:X/s2FCNM [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズドドドドドドド!!!!!


ミツハニー「「「」」」ドサッ


ヒドイデ「やった…!」

サニーゴ「ふぅ、どうにかなったわね」

サニーゴ「……ありがと、トゲちゃん」

ヒドイデ「へへ…」

サニーゴ「……さてと」スタスタ

ミツハニー「「ぐ、ぐ…!?何をするつもりだ……!!」」


サニーゴ「…はい、これ」スッ

ミツハニー「「…へ?」」 

ヒドイデ「それは…さっきのオボンのみ?」

サニーゴ「……食べて」


パク、ガツガツムシャムシャ…ゴクリ
 ▼ 46 7BAVL7LR0k 21/08/18 16:38:48 ID:X/s2FCNM [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ミツハニー左右「「ちっ…どういうつもりだ、敵に塩を送るなどミツより甘い連中だ」」ゲプ

ミツハニー下「だ〜」ケプ

ヒドイデ(とか言ってるけどすごい勢いで食べてたじゃん)

サニーゴ「バトルの真っ最中に仲間割れ始める方もどうかと思うけど」ボソ

ミツハニー左右「「……」」

ミツハニー下「ごもっとも〜」

サニーゴ「……それに、さっきも言ったけど私達は敵じゃないわ、ここを通してほしいだけ」

ミツハニー「「ふん、駄目なものは駄目だ」」

サニーゴ「え〜」

ミツハニー「「……と言いたいところだが、お前達ならいいかもしれんな」」

サニーゴ「ホント!?」

ミツハニー「「ああ、オボンの借りもできちまったし…」」

ミツハニー「「第一、この森が好きな俺達も本当はこんなことしたくないんだ」」

ヒドイデ「じゃあどうして?」

ミツハニー「「そりゃあ…ビークイン様の命令だからな」」

ヒドイデ「ビークインって、ヘイガニが言ってた…」

サニーゴ「じゃあビークインはなんでそんなことを…?」

ミツハニー「「それを知りたきゃ……ついて来な!」」ブーン…
 ▼ 47 7BAVL7LR0k 21/08/18 18:58:01 ID:X/s2FCNM [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はぐれ島ハニー森 大木がある広場〜



他のミツハニー「「「ミツハニーのうた」」」

他のミツハニー「「「俺たちゃ三匹で1セット〜」」」

他のミツハニー「「「だから話し相手にも困らない〜」」」


ワイワイ ガヤガヤ


ヒドイデ「うわぁ〜大きな木!しかもミツハニーがいっぱい!」

ミツハニー左右「「どうだ、こいつら皆俺達の仲間だぜ!」」

ミツハニー下「だぜ〜」

サニーゴ「ここも何度か来たけど…こんなに集まってるのは見たことないなー」


ヒドイデ「…ん?あそこにいる大きなポケモンは……」
 ▼ 48 7BAVL7LR0k 21/08/19 06:57:15 ID:IZkokQlI [1/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミツハニー「「ビークイン様、ただいま戻りました〜!」」

ビークイン「ミツハニーNo.17、ご苦労でした」

ビークイン「それで、侵入者は見つかり……!?」


ビークイン「…そこのお前達!!」ビシッ

サニーゴ「ん?」

ヒドイデ「は、はい」

ビークイン「何故ここに来た!今すぐ引き返せ!!さもなくば…!」

ミツハニー「「ちょ、ちょっとお待ちください!」」

ビークイン「どうしました?」ニコッ

ミツハニー「「この者達は決して悪い者ではないと思います」」

ビークイン「しかし…」

ミツハニー「「ビークイン様のご気持ちは理解しているつもりです……ですがこの者達があのようなことをするはずがございません」」

ミツハニー左右「「お願いします!!」」

ミツハニー下「します〜」
 ▼ 49 7BAVL7LR0k 21/08/19 07:52:26 ID:IZkokQlI [2/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ビークイン「……わかりました、No.17がそこまで言うのならこの者達を信じましょう」

ミツハニー「「ありがとうございます、ビークイン様」」

ヒドイデ(ふー…)

ビークイン「ただし!完全に信じたわけではありませんよ…?」ギロ

ヒドイデ「ひっ」ビクッ

サニーゴ「どういうこと?」

ビークイン「今から貴方達には私達の手伝いをしてもらいます、そうすればここを通してあげましょう」

サニーゴ「手伝い?」

ビークイン「ええ、というのも私達がこうやって森を見張っているのはあの忌ま忌ましい事件があったから……」 

ビークイン「簡単に言うと…この森に入ろうとポケモンを追い払うだけ、いいですね?」

ヒドイデ「えっ、それはちょっと……」

ビークイン「いいですね?」

ヒドイデ「え…えっとその……」

サニーゴ「それはおかしいんじゃない?」

ヒドイデ「ちょっ」

ビークイン「……どういう意味ですか?」
 ▼ 50 7BAVL7LR0k 21/08/19 07:58:53 ID:IZkokQlI [3/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「そんなの全く関係ないポケモン達に迷惑だし…この森を占領してるようなものじゃん」

サニーゴ「何があったか知らないけど……どう考えてもやることが極端すぎるでしょ」

ビークイン「…この私に説教ですか?いい度胸してますね」

ミツハニー「「あ…あのぅビークイン様!」」

ビークイン「はい、どうしましたか?」ニコニコ

ミツハニー「「この者達にまずここで何があったかを説明した方が宜しいと思って…」」

ビークイン「……そうですね、では私が説明致します」


ビークイン「…ここに居るミツハニー達は皆私の可愛い子分、いつも色々なところから蜜を集めてきてくれる存在です」

ビークイン「私達の巣はこの大木の中にあり、その巣の中にミツハニーが集めた蜜を貯蔵しています」

ビークイン「しかし……ある日、目を離した隙に何者かが木の中に侵入し、気がついたら蜜がゴッソリと無くなっていたのです!」

ビークイン「二度とこのような事件を起こさないようまた蜜が集まってきた時はこの巣の近くに他のポケモン一匹入れないようにすると決めた……」


ビークイン「…以上がその事件の内容です」

サニーゴ「ふーん……」
 ▼ 51 7BAVL7LR0k 21/08/19 08:06:55 ID:IZkokQlI [4/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サニーゴ「うーん……でもやっぱり納得いかない」

ビークイン「…何がですか?私はこんなにもミツハニー達のことを思って集めた蜜を守ろうと……」

サニーゴ「…それはわかるけど……本当にミツハニーのためになっているの?」

ビークイン「……」

サニーゴ「ミツハニー達も森に入るポケモン達を追い出すのに抵抗があったり…前の賑やかな森の方がいいって考える事もあるはず……」


サニーゴ「そうよね?」チラッ

ミツハニー「「あ、う……うん」」

他ミツハニー「「「「……」」」」コクリ


ビークイン「………では、他にどのようにして蜜を守れと?」

サニーゴ「そうね、私の考える方法としては……」



 ▼ 52 7BAVL7LR0k 21/08/19 08:10:09 ID:IZkokQlI [5/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ビークイン「…他のミツハニー達に森に来たポケモンにはもう攻撃しないと伝えてもらうように頼んできました」

サニーゴ「よし、これで準備は整った…あとはこの草むらに隠れて待つのみ」

ヒドイデ「……けど本当にうまく行くの?」

サニーゴ「大丈夫、私の勘によれば犯人は再び現れるから……」

サニーゴ「こうやって巣を無防備にすれば間違いなく近寄ってくるはず!」

ヒドイデ「だといいんだけど…」

ミツハニー左右「「しっ、誰か来た!」」

ミツハニー下「た〜」
 ▼ 53 7BAVL7LR0k 21/08/19 08:15:16 ID:IZkokQlI [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アブリー「ぶり〜」ブーン


ヒドイデ「…あの小さなポケモンは?」ヒソヒソ

ミツハニー「「…アブリーだ、アイツも蜜が好物だから油断は出来ない」」ヒソヒソ


アブリー「ぶりっ!ぶり〜」

アブリボン「ぶりぶりぃ〜♪」パタパタパタ…


ヒドイデ「もう一匹出て来た!」

サニーゴ「今度はアブリボンね」


アブリー「ぶりり?」

アブリボン「ぶり、ぶりぶり〜♪」

アブリー「ぶり!」

アブリボン「ぶりぶりぶり〜♪」

パタパタパタ…


サニーゴ「…行っちゃった」

ヒドイデ「一体何話してたんだろう…」

ビークイン「とにかく…あのアブリー達が犯人ではなさそうですね」
 ▼ 54 7BAVL7LR0k 21/08/19 10:17:39 ID:IZkokQlI [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜3時間後〜


ヌメラ「ぬめ〜(ο'〜'ο)」ヌルヌル


ヒドイデ「…もう一度言うけど本当に来るの?さっきから関係ないポケモンばっか…」

サニーゴ「うーん…そのうち来るから!」

ビークイン「はぁ…貴方を信じた私が愚かでした」

ビークイン「仕方ない、やはり蜜を守る手段は…」

ミツハニー「「ちょ、ちょっとお待ちください!また一匹ポケモンが……!」」


ゴンベ「……」ノソノソ
 ▼ 55 7BAVL7LR0k 21/08/19 10:54:11 ID:IZkokQlI [8/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ゴンベ「……」ノッシノッシ


ヒドイデ「あのポケモンは?」

サニーゴ「ゴンベね」


ゴンベ「……」キョロキョロ


ミツハニー左右「「…なーんか動きが不審だな」」

ミツハニー下「な〜」


ゴンベ「……」

ピョンッ!


ヒドイデ「あっ…木に飛び移った!」

ビークイン「ということは…!!」
 ▼ 56 7BAVL7LR0k 21/08/19 10:57:55 ID:IZkokQlI [9/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガサッ

ゴンベ「うわっ!」ビクッ

ビークイン「貴方……この木に登って一体何をするつもりだったのですか?」

ミツハニー左右「「まさか蜜を盗む気だったのですか〜?」」

ミツハニー下「ですか〜?」

ゴンベ「ち、違うだ!誤解だ!!」

サニーゴ「じゃあ前に蜜を盗んだポケモンの話知らない?」

ゴンベ「……そ、それは…オラだ」

ミツハニー左右「「じゃあ今回も蜜を盗む気だったんだろ!」」

ミツハニー下「そうだそうだ〜」


ゴンベ「さ、最後までよく聞いてほしいだ!確かに前に蜜を盗んだのはオラだが……」

ゴンベ「今回はこれを巣に返そうと……」スッ

ヒドイデ「その瓶は…」

ビークイン「ミツハニー達が集めた蜜?」
 ▼ 57 7BAVL7LR0k 21/08/19 11:00:32 ID:IZkokQlI [10/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ゴンベ「前にとにかく腹が減ってどうしようもない時があって……我慢出来なくなり、巣に忍び込んで蜜を瓶に詰めてしまっただ」

ゴンベ「……でもいざやってみると罪悪感にかられ、結局蜜を食べることは出来なかっただ」

ビークイン「……」

ゴンベ「それから返そうと思い森に入ろうとするとミツハニー達に襲われるようになり、ますます悪いことをしたなと……」

ゴンベ「…だから申し訳なかっただ!蜜はこの通り全て返すだ!」スッ


ビークイン「………」

サニーゴ「許してあげたら?本人も反省してるようだし」

ビークイン「……仕方ない、蜜を今回の件は水に流してあげましょう」

ビークイン「ただし!二度目はありませんからね…!」キッ

ゴンベ「わ、わかっただ!もうしませんだ〜!」ピューッ
 ▼ 58 7BAVL7LR0k 21/08/19 14:45:43 ID:IZkokQlI [11/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ミツハニー左右「「良かったですねビークイン様〜!」」

ミツハニー下「さま〜!」

ビークイン「…ええ、本当に」

サニーゴ「これで一件落着ね!」

ヒドイデ「うん!」

ビークイン「…全て貴方達のお陰です、本当にありがとうございました」

サニーゴ「いや、お礼なんて……」

ビークイン「思えば貴方達のことを信じずに色々と失礼な態度をとってしまいましたね…」

ビークイン「お詫びといってはなんですが…これを受け取ってください」スッ

ヒドイデ「え?それって…」

サニーゴ「ミツハニーの蜜…?せっかく取り返せたのに……」

ビークイン「いえ、まだまだミツハニーの集めてきてくれた蜜は沢山あります」

ビークイン「それに…もう蜜を盗まれる心配はしなくていいでしょうし」

サニーゴ「それなら遠慮せずに貰うわ…ありがとう!」

ヒドイデ「良かったね、サニーゴ!」
 ▼ 59 7BAVL7LR0k 21/08/19 14:47:06 ID:IZkokQlI [12/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ビークイン「それで…貴方達はどこへ向かうんです?宜しければ案内を……」

サニーゴ「あ、それは大丈夫!」

グイッ

ヒドイデ「わっ!?」

サニーゴ「もうすぐもうすぐ〜!」タタタ

ヒドイデ「ちょ、ちょっと〜!」


ミツハニー左右「「…また来いよ〜!」」

ミツハニー下「いよ〜!」
 ▼ 60 7BAVL7LR0k 21/08/19 16:25:57 ID:IZkokQlI [13/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
はぐれ島 花畑〜


サニーゴ「着いた!」

ヒドイデ「うわぁ…綺麗な花がいっぱい!」

サニーゴ「まるで楽園でしょ?この島のいいモノはここよ!」


アブリー「ぶりり〜」ブーン

アブリボン「ぶりぶりぃ〜♪」パタパタ


ヒドイデ「あれは……木の前を通ってたポケモン!」

サニーゴ「アブリー達にとってもここが楽園なのかもね〜」
 ▼ 61 7BAVL7LR0k 21/08/19 16:28:10 ID:IZkokQlI [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒドイデ「……ねぇ」

サニーゴ「んー?」

ヒドイデ「あんなに大変な目にあっても、ここまで頑張ってくれたのは…僕にこの風景を見せたかったからなんだね」

サニーゴ「……」

ヒドイデ「…ありがとう、サニーゴ!」

サニーゴ「……うん!」


 ▼ 62 7BAVL7LR0k 21/08/20 08:21:37 ID:fK16xi5k [1/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
はぐれ島 浜辺〜



ザザーン…


ヒドイデ「あ〜楽しかった!」

サニーゴ「それなら良かった〜それじゃ次に行くところ決めて!」

ヒドイデ「…え、僕が?」

サニーゴ「モチロン!さっきは私が決めたんだし!」

ヒドイデ「……うーん」


「なんだか賑やかな声がするのぉ〜」


ヒドイデ「!だ、誰!?一体どこから…」

サニーゴ「あ、この声は……」


ホエルオー「ここじゃあああああ……!!」ザッパーン
 ▼ 63 7BAVL7LR0k 21/08/20 08:57:52 ID:fK16xi5k [2/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ヒドイデ「うわぁぁぁ……!?でかっ!」

サニーゴ「やっぱりホエルオーさん!」

ヒドイデ「…ホエルオー……さん?」

サニーゴ「うん、海の中でいっちばん大きいし、物知りなの!」

ヒドイデ「へ、へぇ〜」

ホエルオー「ほっほっほ、久しぶりじゃのサニーゴ」

サニーゴ「うん!」

ホエルオー「元気そうで何よりじゃ、そしてどうやらもう一匹いるようじゃが…」

サニーゴ「あ、それはこの子!」グイッ

ヒドイデ「ど、どうも……」

ホエルオー「…!!」

サニーゴ「この子トゲちゃん(仮)!記憶喪失みたいなんだけど……物知りなホエルオーさんなら何か知ってるでしょ!」

ホエルオー「……」

ヒドイデ「…?」


サニーゴ「……どうしたの?」
 ▼ 64 7BAVL7LR0k 21/08/20 09:16:01 ID:fK16xi5k [3/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ホエルオー「……いや、知らぬな〜」

サニーゴ「えぇ〜!?あんなに何でも知ってるホエルオーさんが〜?」

ホエルオー「すまぬ、ワシにもわからないことはあるんじゃ〜」

サニーゴ「…トゲちゃんって珍しいポケモンなのかな〜?」

ヒドイデ「さぁ…」

ホエルオー「それよりお前さん達、何やら美味そうなもんを持ってるの〜」

ヒドイデ「……あ、これのことですか?」スッ

サニーゴ「これはビークイン達から貰ったあまいミツ!少し舐めてみる?」

ホエルオー「それなら…一口だけいただくとするかのぉ〜」


パク……ゴクリ


サニーゴ「……どう?美味しい??」

ホエルオー「……うーむ、なんだか全然味を感じなかったのぉ」

ヒドイデ(体が大きすぎるからじゃ……)

ホエルオー「すまぬが〜その瓶に入ってるだけ全部くれないか?」

サニーゴ「え〜?……まいっか、はいどうぞ!」スッ
 ▼ 65 7BAVL7LR0k 21/08/20 09:19:55 ID:fK16xi5k [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
パク…ゴクリ


サニーゴ「……今度はどう?」

ホエルオー「ほぉ……微かだが甘くて粘り気のあるような味を感じるぞ〜〜」

サニーゴ「それなら良かった〜!」

ホエルオー「さて…蜜の礼をしてやらんとならんな。お前達、これからどこへ向かうんじゃ〜?」

ヒドイデ「え、えーと…」

サニーゴ「それが…まだ決まってないの」

ホエルオー「それなら……ワシの背中に乗せてやろう」

サニーゴ「え?」

ホエルオー「迷った時にはいい景色でも見ながら気分転換じゃ〜気持ちいいぞぃ〜」

サニーゴ「それなら…!トゲちゃんも乗せてもらう?」

ヒドイデ「うん!なんだか楽しそうだし!」

ホエルオー「決まりじゃな〜 では、2匹とも乗ったら出発するぞ〜!!」

サニーゴ「よ〜したくさん海風に吹かれるぞ〜!」

 ▼ 66 7BAVL7LR0k 21/08/20 14:38:33 ID:fK16xi5k [5/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ホエルオー「どうじゃ〜ワシの背中から眺める海の景色は〜」スイー

ヒドイデ「うん!とっても綺麗!」

サニーゴ「さいこー!」

ホエルオー「それなら良かったわい…ふぉっふぉっ」 

ザパァン

ヒドイデ「…?何の音?」

サニーゴ「あっ!あれは……」

ラプラス「ら〜」スィー

サニーゴ「ラプラスね!」

アシレーヌ「るるる〜♪」

サニーゴ「あっちの岩場にはアシレーヌ!」

ヒドイデ「へー…海にはまだまだあんなポケモンが……!!」
 ▼ 67 7BAVL7LR0k 21/08/20 14:49:34 ID:fK16xi5k [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒドイデ「……ちょっと僕、もう少し海の中に行ってみたいな!」

サニーゴ「え?もう少し景色見てからでいいのに」

ヒドイデ「うーん…海を眺めるのもいいけど、やっぱり海の中で泳ぎたいや!」

サニーゴ「…そっか!私も行きたいところだけど……景色が綺麗だからもう少しここに居るね!」

ヒドイデ「うん、わかった!」

ホエルオー「ふぉっふぉっ…ワシもここら辺で休憩してるぞい」

ヒドイデ「ありがとうホエルオーさん!それじゃ…行ってくる!」


ドッボーン!


サニーゴ「……」

サニーゴ(トゲちゃんもこの一日でだいぶ海に慣れてきたなぁ)

サニーゴ(でも…それだけじゃダメよね!記憶が戻ってないどころかまだどんなポケモンなのかもわからない)

サニーゴ(トゲちゃんについて何か情報を掴むことができたらいいんだけど……)


ホエルオー「……サニーゴ」

サニーゴ「ん…なーに?ホエルオーさん」

ホエルオー「ちょっと話があるぞい」

サニーゴ「話?」

ホエルオー「ああ、実は………」



 ▼ 68 ダツボミ@アシレーヌZ 21/08/20 14:50:55 ID:gm16D/UM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ん?
 ▼ 69 7BAVL7LR0k 21/08/20 18:11:40 ID:fK16xi5k [7/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


カァ カァ


ヒドイデ「ふー…」ザパッ

ヒドイデ「色々なところを泳ぎ回ってたらこんな時間になっちゃった、サニーゴとホエルオーさんに謝らなきゃ……」

ヒドイデ「それで、2匹は……あ、いたいた!」




サニーゴ「……」

ホエルオー「……」


ヒドイデ「おーい!」

サニーゴ「!トゲちゃん…お帰り」

ヒドイデ「ごめんね待たせちゃって……」

サニーゴ「ううん…いいのよ」

ホエルオー「……さ、もう日の入りは近いぞい」

ホエルオー「今日はワシがお前さん達をサニーゴの住んでる島まで届けるとするかのう」

ヒドイデ「えっ、待たせてしまった上にそんな……」

ホエルオー「若いもんが遠慮するでない、さぁ出発じゃ!」スイー…

ヒドイデ「ごめんなさい…わざわざありがとうございます!」


サニーゴ「……」
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