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SS

【SS】コウキ「バグのせいでアニポケ世界にきちゃった」

 ▼ 1 ルネアス@まがったスプーン 21/11/23 13:16:28 ID:Pn5ETqJs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

読みたいSSのタイトルやネタを書くと誰かが書いてくれるスレ

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1432472&l=1-1000
スレの133からアイデアを拝借しました。ご期待のものに添えるかわかりませんが書いてみたいと思います

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 僕はコウキ。フタバタウン出身のポケモントレーナーだ。僕にポケモンを譲ってくれたナナカマド博士からの依頼で、ポケモン図鑑を完成させる旅に出たのである。

 僕の旅は大変なことばかり起こるけど、ポケモンがそばにいるからとても楽しい。コンテストに出場したり、やばいファッションの過激思想団体と戦ったり、神話のポケモンに出会ったり、チャンピオンに挑んだり。もう既にたくさんの思い出がある。

 今日は相棒であるゴウカザルと、最近友達になったギラティナを連れて、自己研鑽のため224番道路を爆走していた……はずなのだけど、気がつくと自室のベッドで眠っていた。どうして僕はここにいるんだろう…?ただ、自転車で勢いあまってでかい岩みたいなのに思いっきり突っ込んだような気はする。

 ぼんやりした頭で改めて周囲を見渡すと、ここが僕の部屋ですらないことに気がついた。旅に出る前に幼馴染とよく通信して遊んでいた最新型のゲームが置いてない。その上ベッドが二つもある…
 

 …どこだここは?



???「お兄ちゃーん?」
 ▼ 157 ゴジムシ@あやしいおこう 21/12/04 11:49:17 ID:EbT2LUpA NGネーム登録 NGID登録 報告
3
 ▼ 158 ンドパン@ルアーボール 21/12/04 12:10:00 ID:A0McMfgw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4
 ▼ 159 キジカ@いでんしのくさび 21/12/04 12:28:00 ID:G4VozCaA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4
 ▼ 160 ッチャマ@みどりのバンダナ 21/12/04 12:39:01 ID:kFVgeBsg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3
 ▼ 161 ュウコン@まひなおし 21/12/04 13:16:17 ID:/ZRchrys NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4
 ▼ 162 イル@レインボーパス 21/12/04 16:24:43 ID:LW.EvtCo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうせなら色違いにしてくれその方がゲットする理由も強くなるしな
 ▼ 163 ッサム@カメックスナイト 21/12/04 21:08:38 ID:rLlwlaf6 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 投票ありがとうございます。最初の仲間はビッパになりました。コウキくんのイメージに合っていて良いですね。
 色個体を仲間にする際は違いがわかりやすいポケモンにしようと考えているので、話が進んだらまた募集させていただきます。

 今後のストーリーを考えつつビーダルの育成論と睨めっこしてきます
 ▼ 164 ィオネ@メカニカルメール 21/12/04 21:46:05 ID:rLlwlaf6 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜コンテスト当日〜

コウキ「控え室までご用意されてるのね。大掛かりじゃないの」

ヒカリ「ねえコウキ…あたしの髪型、後ろ崩れてないよね?」

コウキ「コウキじゃないわ、コユキよ。アンタそれ3回目よ? 緊張するのはわかるけどもうちょっと肩の力抜きなさいよ」

サトシ「昨日はコウメって言ってなかったか?」

ボーイッシュな少女「……やっぱりドレス着てるんだね、あんた」

ヒカリ「あっ、昨日の!」

サトシ「知り合いか?」

コウキ「知り合い…って言っていいのかしらね? まだ名前も知らないわよ」

少女「自己紹介がまだだったね……あたしはノゾミ。コウキにヒカリ、だっけ。もう一人ツレがいたんだね。あんたらコンテストは初めて?」

コウキ「コウキじゃなくてコウミよ。あと横の男はサトシね」

ヒカリ「ええっ、なんで初めてってわかるの!? や、やっぱそーゆーオーラ出てる……?」ショボーン

ノゾミ「気にすることないよ、誰だって最初は緊張するもんだし。おっと、あたしはもう行かなきゃ……一次審査はトップバッターなんだ。それじゃ!」

サトシ「頑張れよー!」
 ▼ 165 マルルガ@トロピカルメール 21/12/04 22:03:53 ID:rLlwlaf6 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『まずは一次審査でございます! ポケモン単体によるわざの演技パフォーマンスステージ、コーディネーターの皆さんとポケモン達の日頃の努力の成果を、見せていただきましょう!』

ノゾミ『レディーゴー、ムウマ!』シュルシュルシュル…ポーン‼︎

コウキ「めっちゃ回転投げするじゃないの。こういうのも審査されるワケ?」

ヒカリ「いや、それは関係ないんじゃないかな…?」

ノゾミ『ムウマ、かげぶんしん!』

モモアン『シルエットながら、ムウマの妖しい魅力を伝えてくれています!』

ヒカリ「す、すごい……!」

コウキ「そんでもってめっちゃスモークシール貼ってるじゃないの。全然ポケモンの姿見えてないんだけど大丈夫なの?」

タケシ「ゴーストタイプならではの演技、ってやつさ」

コウキ「ふーん」

ノゾミ『あやしいひかり!』

ムウマ『ムーーマ!』シュバッ

コウキ「あらヤダーーッ可愛いーーー!」

サトシ「コウキのテンションがおかしいぜ」
 ▼ 166 プラス@ロックカプセル 21/12/04 22:35:20 ID:rLlwlaf6 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『ムウマとノゾミさんの呼吸もピッタリ! 会場を早くも魅了しております!』

コウキ「レベルの高そうなムウマだったわね。オーディエンスの好反応もトーゼン、って感じかしら?」

コンテスタ『シルエットでも魅せるとは…実にレベルの高い演技ですなぁ』

スキゾー『いやー、好きですねぇ』

ジョーイ『わざの魅せ方と、ムウマの魅力もマッチしていました。よく育てられています!』

モモアン『早くも出ましたぁ、「よく育てられていまぁ↑す』!』

コウキ「ねぇあの司会の女ジョーイさんのこと馬鹿にしてない…?」

モモアン『さあ、次のエントリー、どうぞ!』


〜数刻後〜

コウキ「結構いるものねぇ、参加者」

ヒカリ「……ここから、二次審査に上がれる人は半分にも満たないわ。緊張してきた……」

サトシ「そろそろ俺とエイパムの番だな。その次がコウキ、ヒカリ……ピカチュウ、見ててくれよな!」

ピカチュウ「ピーカ!」

ヒカリ「サトシ、頑張ってね!」
 ▼ 167 ナッキー@きいろいかけら 21/12/04 22:38:56 ID:rLlwlaf6 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『さあ次のエントリーは! はるばるカントーはマサラタウンから、サトシさんでーす!』

サトシ『エイパム、君に決めた!』ポーン

コウキ「……あーッ!? ちょっとアイツ何勝手にネクタイ緩めてんのよ!!」

タケシ「気にする所それか?」

サトシ『エイパム、スピードスター!』

エイパム『えーぱっ!』キラキラ

モモアン『エイパム、スピードスターを見事に決めての登場です!』

コウキ「はぁ、スピードスターってコンテスト映えするのね。必中だけど威力はそこそこだからテクニシャン持ちじゃないと使いにくいと思ってたけど」

ヒカリ「ちょっとよくわからない」

サトシ『かげぶんしん!』

コウキ「またかげぶんしんじゃないの……もしかしてコンテストって絵面が派手なわざじゃないと評価されない?」

タケシ「うーん、こればっかりはなんとも言えんなぁ。もちろん派手なだけで良いってワケでもないし、トレーナーの力量次第というか…観客のテンションや、あるいは審査員の好みも少なからず影響すると思うぞ」

コウキ「……複雑ねぇ」

コウキ(困ったなぁ、実物を見るとちょっと不安になってきたぞ……いや、ナエトルがあそこまで協力してくれたんだ。必ず成功させてみせる)

サトシ『きあいパンチ! 一気に決めるぜ!』
 ▼ 168 クレー@くろおび 21/12/04 23:23:52 ID:rLlwlaf6 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コンテスタ『次々に決まるわざが、気持ちいいくらいでしたねぇ』

スキゾー『いやー、好きですねぇ』

ジョーイ『コーディネーターとの息もピッタリで、かげぶんしんを相手に見立てる辺り、バトルを見てるかのようでした!』

タケシ「サトシたち、中々やるじゃないか!」

ヒカリ「…次はコウキね」


〜舞台裏〜

コウキ(…わざの演技。予想以上に派手さが求められるかもしれない……特殊技は有利かもね。しかし、ナエトルは物理攻撃や相手ありきの技の方が得意だ)スタスタ

コウキ(でも! この子のポテンシャルをアピールすることにおいて、単体じゃ何もできないってほどじゃあない。なんにせよ、できる限りの準備はした。あとはどうにでもなれ……!)スタスタ

サトシ「……あ、コウキ!」

コウキ「やあサトシくん、さっきのエイパムのパフォーマンス、良かったよ。次は僕の番……いや、アタシの番ね」

サトシ「ああ、しっかりな!」

コウキ「…そうだ、先に謝っておくよ」

サトシ「えっ?」

コウキ(わざ構成、勝手に変えちゃったからね……)

コウキ「なんでもないわ……それじゃ、アタシ行ってくるから」
 ▼ 169 ッサム@レトルトバーグ 21/12/05 08:56:58 ID:Yh2.YHvk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『続きまして、今大会がデビューの新人コーディネーター! お隣のマサゴタウンより参られた超新星! コユキさんでーす!』

コウキ「行っておいで、ナエトル!」ポーン

ナエトル「とーる!」

モモアン『これは! かわいらしいナエトル、堂々の登場です! 一体何を披露するのでしょうか!!』

コウキ「アタシに合わせて……行くわよ!」

ナエトル「えるっ!」

コウキ「つ る ぎ の ま い !」


サトシ「つるぎのまいだって!?」

タケシ「コウキのやつ、いつの間にそんなわざを…」


ナエトル「……😤⚔️❗️」トーントーン タンッ…

モモアン『闘いの舞です! 勇ましく、それでいて可憐……そして、ナエトルとは思えぬキレの良さ!』

コウキ「ダンス審査がないなら、ダンス審査にしちゃえば良いのよ……本物のコンテストってヤツを見せてあげるわ。さあナエトル、踊りなさい!」
 ▼ 170 ウマ@ヤタピのみ 21/12/05 10:09:31 ID:Yh2.YHvk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナエトル「…😊💕🎶」トーントーン タンッ…

コウキ(つるぎのまい…本当に良いわざだよね。シロナさんも使ってたし、もちろん僕のビーダルも……)

コウキ「その調子よ、そのまま続けて!」

ナエトル「😆✨⚔️」トーントーン タンッ…

モモアン『会場中が固唾を飲んで見守っております! ナエトル、ここからどう動くのか!?』

コウキ「テンションは最高潮……今よ、はっぱカッター!」

ナエトル「エール……トーールッ!!」バサァ

モモアン『無数の小さな刃がステージから放たれた! 全てを切り裂く勢い、お見事です!』

コウキ(つるぎのまいで攻撃力を高め続けてから、最大出力でのはっぱカッター。リーフストームやはなびらのまいには見劣りするかもしれないけど、十分だ。それに……)

ナエトル「えるる〜!」ウインク

観客「かわい〜〜!!!」

コウキ(うん、悪くない反応だ)

コウキ「バッチリ決まったよ、ナエトル……やったね!」

ナエトル「える!」
 ▼ 171 ャオニクス@メガメガネ 21/12/05 19:33:47 ID:Yh2.YHvk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コンテスタ『派手さは無くとも、思わず見入ってしまう演技でしたな』

スキゾー『……好きですねぇ!』

ジョーイ『毛艶…いえ、甲羅ヅヤも良くって、草ポケモンにとって重要な手入れがかなり行き届いているように感じました!』


〜舞台裏〜

ヒカリ「おつかれ、コウキ!」

コウキ「ありがとう。次はヒカリちゃんの番だね」

ヒカリ「……うん」

コウキ「そんな硬いカオしなくても……君たちなら何の心配もいらないと思うよ」

ヒカリ「本当?」

コウキ「もちろん。デビュー戦、楽しんできてね!」



モモアン『続いてのエントリーも、今日がデビューとなる新人トレーナーさんです! フタバタウンの、ヒカリさん……どうぞ!!』

ヒカリ(……だいじょーぶ、だいじょーぶ)

ヒカリ「行きます! ポッチャマ、チャーム・アーップ!」
 ▼ 172 ウワウ@みかづきのはね 21/12/05 21:07:18 ID:UkxsNEq. NGネーム登録 NGID登録 報告
>>154
ええ、これが選択肢…
イッチの好みなのかもしれないけど、なんかパッとしないメンツ被り気にしてるなら、どうせならルカリオとかドサイドンいれてほしかった。
 ▼ 173 ーバーン@ダートじてんしゃ 21/12/05 22:30:14 ID:c0DcT9Yw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダイパらしくて俺は好きだよ
支援
 ▼ 174 ヤッキー@バトルサーチャー 21/12/06 00:01:42 ID:ociUlAJk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜控え室〜

ヒカリ『ポッチャマ、バブルこうせん!』

コウキ「本ッ当に申し訳ございませんでした」

サトシ「いや、気にすんなって! それよりほら、今ヒカリが…」

コウキ「僕は…いや、アタシは気にするのよ! アンタのナエトルだっていうのに独断でわざを覚えさせて……」

サトシ「まぁ…それなら、二次審査でどんなバトルをするのか見せてくれよ。参考にするからさ」

ヒカリ『つつく!』

モモアン『ポッチャマのくちばしにエネルギーが集中しております!』

コウキ「つつくだわ。あら、あらあらあら……あの子…もといポッチャマ、ひこうタイプのわざもあんなに強烈なのね? 二次審査で当たりたくないわね」

ノゾミ「へぇ、早速二次審査のこと考えてるなんて、ずいぶんな自信だね? ま、そーゆーの嫌いじゃないけどさ!」

コウキ「当たり前よ。一次審査は突破したわ。アタシも、サトシも…」

コンテスタ『堂々とした演技でしたねぇ! ポッチャマの動きも可愛くて、目が離せませんでしたよ』

スキゾー『いやー、好きですねぇ〜!』

ジョーイ『ポッチャマの元気の良さが伝わってきて、安心して見ていられましたよ!』

コウキ「…もちろん、ヒカリもね」
 ▼ 175 クラビス@おうごんのみ 21/12/06 00:11:24 ID:ociUlAJk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜数刻後〜

モモアン『それでは、審査結果でございます!』

モモアン『見事二次審査、コンテストバトルへの出場を決めたのは〜……こちらの8名でーす!!』

ヒカリ「ああっ、入ってる!」

サトシ「やったぜ!」

コウキ「ひとまず、アンタのナエトルに恥かかせないって約束は守ったわ」

タケシ「三人とも、最初の難関は突破だな!」

ヒカリ「はぁー、良かったぁ!」

サトシ「二次審査のバトル、誰と当たるんだろうな?」

コウキ「最初の方でアンタたち二人と当たらないと良いんだけど。他の通過者はノゾミと…当たり前だけど知らない奴ばかりね。あら? このキャンディ・ムサなんとかって人、どこかで見たような」

タケシ「どうしたヒカリ、大丈夫か? 急に座り込んで……」

ヒカリ「な、なんか安心したら力がぁ……」

ノゾミ「安心するのはまだ早い気もするけど…とにかく、おめでとう」

ヒカリ「ノゾミ……ありがとう!」

コウキ「二次審査までちょっと時間があるようね。ヒカリ、アンタのママに連絡しなさいよ」
 ▼ 176 ンメン@スペシャルガード 21/12/06 15:14:00 ID:ociUlAJk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アヤコ『一次審査通過おめでとう! いよいよ二次審査だけど…コンテストバトルは、魅せるバトルということを忘れちゃダメよ?』

ヒカリ「わかってるわよ、だいじょーぶだいじょーぶ!」

アヤコ『あと……コウキくん、そこにいるでしょう?』

コウキ「……!」

アヤコ『コウキくんも良い演技だったわよ、なんであの衣装だったのかわからないけど…』

コウキ「あ、ありがたきお言葉ですわお母様……? 急遽エントリーしましたので衣装はレンタルですわ」

アヤコ『そうなの……? とにかくみんな、時間もったいないから準備しちゃいなさい。頑張ってね!』ピッ

ヒカリ「うん!」

コウキ「どうも……」

ヒカリ「じゃあ戻ろっか」

コウキ「そうだね。そういえば、ナオシさんの連絡先も聞いておけばよかったなぁ。今頃どうしてるやら」

ヒカリ「そもそも連絡先とかあるのか分からないけど……そういえば、おうちの人とか博士には連絡しないの?」

コウキ「うーん、コンテストはあまり研究に関係ないからね。それに、格好が格好だし……」
 ▼ 177 ムカメ@おうじゃのしるし 21/12/08 23:35:59 ID:kltotYno NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『それでは、コンテストバトルの対戦カードを発表いたします!』

サトシ「俺とノゾミが第一試合か!」

ヒカリ「頑張ってね、サトシ!」

サトシ「よーし、このまま勝ちまくって、その勢いでクロガネのバッジも一気にゲットだぜ!」

ノゾミ「……!」

コウキ「面白そうなバトルになりそうね? リーグ主体とはいえ、アタシたちの中じゃアンタが一番バトル慣れしてるもの。頑張りなさいよ」

サトシ「おう、コウキもありがとな。よろしく頼むぜ、ノゾミ!」

ノゾミ「……あんた、もしかしてシンオウリーグにも挑戦してるの?」

サトシ「ああ。そのためにマサラタウンから来たんだ」

ノゾミ「だったら、コンテストには出てほしくないもんだね?」

サトシ・コウキ「えっ……?」

ノゾミ「ジムでのバトルとコンテストバトルは全然違うんだ! それを思い知らせてやるよ」

サトシ「……行っちゃった」

コウキ「…………」

コウキ「な、納得いかなーーーーーーーい!!!!!」
 ▼ 178 シャマリ@しんちょうミント 21/12/09 00:05:52 ID:lUec0yP2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケシ「ど、どうしたんだコウキ?」

コウキ「キーッ! 何よあの女、急に態度悪くなって、リーグ出場者はコンテストに出るなですってェ!?」

サトシ「ああ、まぁ俺は気にしてないけど…どうしちゃったんだろうな?」

ヒカリ「うーん…本気でグランドフェスティバルに思い入れがある人にとっては、やっぱりジムとコンテストどっちもやるって欲張りなのかなぁ……?」

コウキ「ふざけんじゃないわよ! ナオシさんとメリッサさん全否定じゃないの……」

サトシ「メリッサさんって誰だよ」

コウキ「とにかく納得いかない…納得いかないわ! サトシ、アンタ第一試合でボコボコにしてやんなさいよ。アタシたち客席で見てるから」

サトシ「え、ええ……?」


〜数刻後〜

モモアン『ここでタイム・アーップ! のっけからのハイテンションなバトルを制したのは……ノゾミさんです!!』

コウキ「そ、即落ちーーーーーーーッッッッッ!!!!」

ヒカリ「あとちょっとだったのに、サトシ惜しかったなぁ!」

コウキ「ちょっと何やってんのよアイツ!? ホウエンのコンテストで優勝経験あるんじゃなかったのォ!?」

タケシ「いやー、アレは公式の大会じゃなかったから…」

ピカチュウ「チュピ……」
 ▼ 179 ンパチ@ニビあられ 21/12/09 10:45:53 ID:lUec0yP2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜控え室〜

ヒカリ「さっきのバトル、すっごい迫力だったわね! ドキドキしちゃった……!」

タケシ「まぁ、ちょっと熱くなりすぎたかもなぁ」

サトシ「そうそう……もう、わざを魅せることなんてすっかり忘れてたぜ」

ノゾミ「…………」スタスタ

サトシ「二回戦進出おめでとう! 次も頑張ってくれよな」スッ

ノゾミ「…………」

コウキ「ちょっとアンタ、サトシが手ェ差し出してんじゃないの。何ガン飛ばしてんのよ!」

タケシ「まぁまぁコウキ、お前までそうムキになるなよ」

ノゾミ「……最後のきあいパンチ、アレが決まっていればあたし達は負けてたかもね」

サトシ「……!」

ノゾミ「良いバトルだったよ! ありがとう」ガシッ

サトシ「ああ、こちらこそ!」

コウキ「あら」
 ▼ 180 ナヘビ@きんりょくのハネ 21/12/09 15:29:15 ID:06BkUWpI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
好き
 ▼ 181 リジオン@ディアンシナイト 21/12/12 15:16:23 ID:yEPgaNY. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 182 レキッド@やけどなおし 21/12/12 23:16:34 ID:gMT.jTQI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ノゾミ「でも、あんたのバトルが輝くのはコンテストじゃあないと思うな。コンテストとジムで迷ってるなら……」

サトシ「いや、そういうんじゃないんだ! 正直俺自身もコンテスト向きじゃないって思ってたし」

ノゾミ「えっ?」

ヒカリ「サトシはね、エイパムがコンテストに出たがってたからエントリーしたのよ!」

ノゾミ「なんだ、そうだったんだ…さっきは突っかかって悪かったね」

サトシ「あぁ、気にしてないよ」

コウキ「でもサトシが早速退場とは、アタシとしては好都合なような複雑なような……戦ってみたかったけど、アンタ相手じゃナエトルも気持ち的にやりにくいもの。ね、ナエトル?」

ナエトル「エェ」

ヒカリ「……あぁっ!? もしかして、あたしも勝ち上がったらコウキと当たるかもしれないってこと!?」

タケシ「今のところ、そうなるなぁ」

ヒカリ「やば、手の内バレバレじゃん……」

コウキ「それを言うならアタシだって急拵えよ? どう転ぶかはわからないわ」

サトシ「ヒカリはたくさん練習したし、コウキもコウキで案外やり手だもんなー!」

ノゾミ「ま、そういうこと考えるのは第一試合が全部終わってからにしなよ。それに、お互いとやり合う前にあたしと当たったりするかもね」

モモアン『ポケモンコンテスト・コトブキ大会、二次審査の華麗なるバトルが続いております! ファイナルに勝ち進み、栄えあるコトブキリボンを手にするのは一体誰なのでしょうか!』
 ▼ 183 ノノクス@ハンサムチケット 21/12/12 23:40:15 ID:gMT.jTQI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜数刻後 二次審査・第一試合〜

ヒカリ「ミミロル立って、お願い……!」

モモアン『ここでタイムアップ! ヒカリさん対ノゾミさん、見事ファイナルへ進出したのは…ノゾミさんです!』

コウキ「ああっ!? そんな……」

サトシ「良いバトルだったんだけどなぁ」


〜フタバタウン・ヒカリの家〜

ヒカリ『ごめん、ママ…負けちゃった』

アヤコ「どうしてママに謝るの!? 謝るならポケモンたちに謝りなさいッ!!」

ヒカリ『……ぐすっ』

アヤコ「泣いたら駄目! そんな暇があったら、今日のコンテストで何が足りなかったのか、次に活かすにはどうすれば良いのかを考えなさい」

ヒカリ『……うん』

アヤコ「それから、勝った負けたでいちいち電話し…」

ズキン

アヤコ「……っ!?」
 ▼ 184 ラッキー@リーフのいし 21/12/12 23:49:44 ID:gMT.jTQI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズキン

──どうして、どうして……の…が

アヤコ(……?)

ズキン

──…になんて行かせるんじゃなかった。もっと……していればよかった。ごめんね、ごめんね………、……のせいで………………

アヤコ(い、今のは一体…?)

ヒカリ『ママ?』

アヤコ「……ううん、何でもないわ。そうね、デビュー戦としては上出来よ! ほら、もう切り替えてコウキくんを応援しに行きなさい」

ヒカリ『うん…!』

アヤコ「ママはずっと、あなたのコンテストを観てるからね!」

ヒカリ『ありがとうママ! じゃあね!』ピッ

アヤコ「……少し甘やかしすぎたかしら?」

ニャルマー「にゃあん?」

アヤコ「良いわよね、デビュー戦だもの。ちょっとくらい褒めたって」

ニャルマー「にゃ」
 ▼ 185 ガルガン@だいだいバッジ 21/12/13 18:26:55 ID:JG/AgawM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜コンテスト会場・控え室〜

コウキ「……」

ノゾミ「……」

ヒカリ「ちょ、ちょっと何で睨み合ってるの!?」

タケシ「お帰りヒカリ。ちょっと色々あってな…」

コウキ「フン、アタシはただノゾミに言ってやっただけよ。ジムとコンテストの両方に出る…ってね」

ヒカリ「はぁ!? どうしてわざわざ喧嘩売るようなマネを……」

サトシ「……ヒカリの敵討ち、だってさ」コソッ

ヒカリ「ええ…?」

コウキ「悪いけど……コンテストとジム、一本に絞れっていうアンタの主張! 全力で否定させてもらうわ」

ノゾミ「……へぇ、やってみなよ」

ヒカリ「ううっ、ギスギスしてる……」

サトシ「これもこれで良いんじゃないか? ライバルって感じで」

ヒカリ「も〜! 他人事だと思ってぇ…」

コウキ「じゃ、さっさと二回戦終わらせてくるわ。ファイナルで首を洗って待ってなさいよ」
 ▼ 186 ドン@みずのジュエル 21/12/15 20:40:19 ID:05p2/3mY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 187 ルメタル@こおりのいし 21/12/15 20:56:41 ID:PHCg1Vns NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 188 プリン@ながながこやし 21/12/16 21:47:51 ID:BhHYLGtI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 189 リミアン@こないれ 21/12/16 22:23:16 ID:2y..H5xk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 190 ラルニャース@ぎんのナナのみ 21/12/17 07:09:03 ID:upNcSlDY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 191 ルビート@みずのジュエル 21/12/17 19:28:24 ID:u./c5HWc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 192 つばん@ヘビーボール 21/12/17 20:51:33 ID:HoJ24mzU [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モモアン『コトブキ大会、ファイナルステージでございます! かたや、激戦の末キャンディ・ムサリーナさんを下したコユキさん、こなた、見事ヒカリさんを破ったノゾミさん!』


サトシ「ホントにファイナルまで行っちゃったよ!?」

タケシ「コウキ、恐ろしい勢いだったなぁ。しかし大丈夫だろうか……」

ヒカリ「な…何が?」

タケシ「ナエトルはこのファイナルまで、はっぱカッターと自身の素早さだけで乗り切っている。ノゾミなら、まずそのへんの対策はしてるハズだ」

ヒカリ「確かに、ナエトルのスピードはすごいけど…ニャルマーの方が上かもしれないわね」

サトシ「はっぱカッター以外のわざは、一次審査でつるぎのまいを使ったきりだっけ。コウキは『だいぶ構成を変えた』って言ってたけど…たいあたりとか、かみつくはどうしたんだろうな」

タケシ「バトルで使えるのがはっぱカッターしかないのか、それともまだ奥の手を残しているのか…どちらにせよ、ノゾミの予想と対策を上回らない限りコウキに勝ち目はない!」


モモアン『制限時間五分、待ったなし! 参りますっ!』

コウキ「行っておいで、ナエトル!」

ノゾミ「ニャルマー、レディー・ゴー!」


サトシ「始まった! 頑張れよ、コウキ、ナエトル…!」

ピカチュウ「ピーピカ、ピカピッカー!」
 ▼ 193 キタンザン@フォーカスレンズ 21/12/17 20:59:13 ID:HoJ24mzU [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「よーし、盛り上がっていくわよ! つるぎのまい!」

ナエトル「🕺😆🎶💃」トーントーンタンッ

ノゾミ「いつまで一次審査やってんのさ……ニャルマー、シャドークロー!」

ニャルマー「にゃにゃーん!」ダッ

モモアン『先に仕掛けたのはニャルマー、そしてナエトルは何故か踊り出したーッ!? 軽やかな舞ですが、余裕の現れでしょうか……?』

ニャルマー「にゃるま!」ザシュ

コウキ「全く、ダンスの途中に妨害するなんて無粋よねぇ」

ナエトル「える〜」ヒラリ

モモアン『ナエトル、ニャルマーの攻撃をステップで躱したーっ!? 華麗な動きに狙いが定まりません!!』


ヒカリ「すごい、よけたわ!」

サトシ「なあ、あれ本当に躱したのか? 偶然じゃなくて?」

タケシ「うーん、わからん! コンテストバトルならでは…なのか?」


ノゾミ「ニャルマー、ナエトルの動きを良く見るんだ…アイアンテール!」

コウキ「そろそろ一旦踊るのをやめましょうか。制限時間のうちに、あと一回積めると良いけど…良い加減こちらから仕掛けないと怒られそうだわ」
 ▼ 194 ングマ@とくせいカプセル 21/12/17 21:16:07 ID:HoJ24mzU [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「さあ、始めるわよ……ナエトル」

ナエトル「ナーエ」ニヤリ

コウキ「の ろ い」


サトシ「のろい…のろいだって!?」

タケシ「ここにきて何かしら切り札を出すとは思ったが…のろい!?」


ナエトル「💀⚰️🔨👎」ズズズ…

ニャルマー「に、にゃる…!?」

ノゾミ「ニャルマー、構わずそのまま突っ込め!」

モモアン『ナエトル、まさかの動き! つるぎのまい、のろい…未だ攻撃に出る気配がありません! トリッキーなわざで何をするつもりなのかーっ!?』


サトシ「コウキのやつ、一体何を考えてるんだ……?」

ヒカリ「の、のろいって? のろいってどんなわざなの!?」

タケシ「た、確か攻撃技ではなかったな。色々と複雑な効果を持っていたような…?」

サトシ「のろいを使ってバトルするやつ、そうそう居ないぜ!? あー、どんなわざだったか思い出せない!!」
 ▼ 195 ーバー@サイキックメモリ 21/12/17 21:30:02 ID:HoJ24mzU [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「のろい。自分の体力を一気に減らして、相手をじわじわ弱らせるわざ…ゴーストポケモンの十八番ね。アンタのムウマは使わないみたいだけど」

ノゾミ「コンテストバトル中にベラベラ喋るんじゃないよ」

コウキ「まぁ、そうカッカしないで聞きなさいよ。良いこと教えてあげるから…のろいってゴーストタイプのわざだけど、ノーマルタイプにも効くのよね。知ってた?」

ノゾミ「!! ニャルマー、一旦離れて…」

ニャルマー「にゃるっ!」シュバッ

ナエトル「😈🪓🛡⏫👍」ズズ…

ニャルマー「……?」

モモアン『ナエトルが重々しいオーラを纏い出した一方、ニャルマーは離れて様子を伺っています!』

ノゾミ「効いてない……ハッタリ?」

コウキ「オホホ、そうよハッタリよ! 隙ができたわね、もう一度つるぎのまい!」

ナエトル「⚔️❤️‍🔥🎵😤」クルッ…スゥ…ダンッ‼︎

モモアン『またまたつるぎのまいだーッ! 先程とは打って変わって力強くどっしりとした踊りです!』


サトシ「なんだよ、さっきから全然攻撃してないぜ!」

ヒカリ「ねぇ…なんかナエトルの動き、変じゃない? あんなゆったりした踊り方じゃあ、さっきみたいに攻撃を避けられないわ!」

タケシ「ニャルマーのわざを躱した分、ポイントはリードしているが……逃げ切るつもりにしては隙だらけだ。バトルオフを狙っているなら、そろそろ攻撃にでないと!」
 ▼ 196 ギア@でんせつのメモ2 21/12/17 22:12:31 ID:HoJ24mzU [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「ノゾミぃ〜? 見惚れてないでかかってらっしゃいな。それとものろいをかけたナエトル相手に攻撃するのが怖いのかしら?」

ノゾミ「別に見惚れてないし、ビビってもないけど。アンタ達何考えてんの? さっきから攻撃しない、躱す気もない。二回戦までのスピードはどこに行ったワケ? いい加減にしないとこの勝負、貰うよ」

コウキ「ニャルマー相手にすばやさ勝負なんてするワケないじゃない。そんなのポイよ、ポイ! それに、まだ全然時間あるじゃない。戦況は二転三転した方が楽しいわよ〜?」

ノゾミ「舐めたマネを……埒があかない、バトルオフで終わらせるよ。みだれひっかき!」

ニャルマー「にゃる!」ダッ

コウキ「ナエトル、真正面から受け止めなさい!」

ニャルマー「にゃにゃにゃにゃにゃ!」ガリガリ

ナエトル「……!」グッ

コウキ「ふふ、近づいてきてくれてありがとう」

モモアン『これはどういうことでしょうか!? 敢えて攻撃を受けに行ったーーッ! ニャルマーのみだれひっかきがクリーンヒット!!』

コウキ「あら、やっぱり減点されるのね。それにしてもコンテストバトルって…ナエトルのように、種として防御が高くて足が遅い子にはつくづく不利なルールよねぇ。耐久型のポケモンは、攻撃をじっと耐えることこそが本領なのに」


ヒカリ「ポイントが並んだわ!」

サトシ「まだ残り時間はあるけど、このままだと押し負けるぞ!」

タケシ「いや待てよ……そうか、そういうことか!」

サトシ・ヒカリ「「…えっ?」」
 ▼ 197 ーテリー@クロスメール 21/12/17 22:27:24 ID:HoJ24mzU [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケシ「だいぶトリッキーな戦い方をするから、相手のミスを誘ってポイント勝ちをするつもりかと思っていたが…最初からバトルオフを狙っていたんだな」

ヒカリ「攻撃してないのに!?」

タケシ「ああ。しかし、とんでもない博打に出たな。ありゃあ相当ノゾミに恨まれても仕方ないぞ!」

サトシ「どういうことだよ?」

タケシ「コウキのやつ、さっきからノゾミに向かって何か喋ってるだろ? おおかた、挑発か騙し打ちでも仕掛けてるんじゃないかなぁ。あんまり感心はできないが、心理戦って言われればスジは通るな」


モモアン『しかしナエトル、ガードが硬い! 平然としているーーーッ!!』

ノゾミ「効いてない? ナエトルは呪いで体力も減ってるはず……」

ノゾミ「のろい…ハッタリ…ああっ!? そうか、しまった……!!」

コウキ「遠隔攻撃をシャドークローで弾かれちゃあ困るのよね。でもこの距離なら大丈夫……残り時間全部、フルパワーで畳みかけるわよ! タネマシンガン!」

ナエトル「トールッ!」バババババ

ニャルマー「にゃあ!?」ビクッ

モモアン『ナエトルついに攻撃に出たっ! こちらもクリーンヒット、ニャルマーが思わず手を止めたーっ!』

ノゾミ「怯むなニャルマー、もう一度…っ」

コウキ「トドメよナエトル、はっぱカッター!!」
 ▼ 198 モー@つきのふえ 21/12/17 23:40:17 ID:4hVoI7vM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 199 イゼル@サイキックメモリ 21/12/17 23:59:26 ID:HoJ24mzU [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「…………」

ノゾミ「…………」

モモアン『ノ…ノゾミさん、まさかまさかのポイントアウト!! ファイナルを制したのは、コユキさんですっ!!』


サトシ「か…勝ったのか!?」

ヒカリ「コウキが…コウキが優勝っ!? すごい、すごいすごーい!!」

ポッチャマ「……!」


コンテスタ『敢えてわざを耐えるポケモンの魅せ方……コンテストの審査基準を見直す必要が、あるかもしれませんな』

スキゾー『最後のナエトル、隙が…ありませんでしたね……』

ジョーイ『ニャルマーに一切の手出しを許さないほどの反撃……恐ろしさすら感じるほどでした。ファイナルに相応しいバトルでしたね!』

コウキ「やった…やったよナエトル! 勝ったんだよ僕たち!!」

ノゾミ「…………」

ナエトル「えりゅりゅ〜!」ピョンピョン

コウキ「ああっ、ちょっとナエトル、頭を齧らないで……かつら、かつらがぁ〜!!」

ノゾミ「おつかれさま……ごめんね、ニャルマー。活かしきれなかったあたしの負けだ」

ニャルマー「にゃあ…」
 ▼ 200 ルビル@ロックカプセル 21/12/18 09:07:40 ID:xULwB.NQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 201 リープ@おじぞうバッヂ 21/12/18 15:02:55 ID:rbaMXfiA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 202 マゼンタ@ヨロイパス 21/12/18 19:10:47 ID:/w/IOTAU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 203 ンバス@トライパス 21/12/19 17:03:27 ID:pAxoSs4c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 204 シカマス@ボブのかんづめ 21/12/20 20:02:35 ID:J2vg3E22 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムックル「ムッククルー、ムークル!」

ナエトル「エルルトナ〜」

コウキ「やぁムックル! お友達の晴れ舞台、どうだった?」

ムックル「ムクック。ムクルークル、ムークルク…ム、ムククーックムムックックル」

コウキ「よくわかんないけど…楽しめたようで良かったよ。次は君も出てみたら?」

ムックル「ムクッ!? ムクムクムク、ムックームク!!」ブンブン

コウキ「うーん、興味なしかぁ……」

タケシ「お疲れさん、コウキ。優勝おめでとう!」

コウキ「ありがとう二人とも! 今回はナエトルが本当に頑張ってくれたおかげだよ……サトシくんも、改めてお礼を言わせてよ」

サトシ「おう! それにしてもなんていうか、変わった戦い方だったよな…何をするのか全く予想がつかなかったぜ」

コウキ「まぁね。言っちゃあなんだけど、ナエトルってポケモン自体は本来コンテスト向きじゃないんだよね。でもそれは他のコーディネーターとの差別化がしやすいんじゃないかと思ってさ……色々考えた末にああいう感じに落ち着いたんだ」

タケシ「つるぎのまいや、のろい…結局あれは意図があったんだよな」

コウキ「うん。のろいに関しては本当に…ノゾミちゃんには悪いことしたなぁって思うよ」

サトシ「それ、ファイナルの時にタケシも言ってたぜ」

コウキ「ああ、やっぱり……今頃僕、お茶の間で叩かれてたりして」
 ▼ 205 リマロン@のどスプレー 21/12/20 20:10:53 ID:J2vg3E22 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカリ「結局、のろいってどういうわざなの?」

コウキ「のろいは、使ったポケモン自身にかけるわざなんだ。発動した直後に体力が半分くらいなくなっちゃうんだよね」

サトシ「ああ、そんなわざだっけ……」

コウキ「相手をじわじわ苦しませるけど、こちらは一気に弱ってしまっているワケで…よほど躱すのが上手か、回復する方法でもない限り返り討ちに遭う」

ヒカリ「それ、だいぶリスキーじゃない?」

コウキ「悪いことばかりじゃないよ! 例えば、ゴーストタイプのわざが効かないはずのノーマルタイプ相手でも効くし、もし倒されても相手のポケモンが交代しない限り呪いは続く。まぁ、一対一じゃ使い所はないけどね」

タケシ「ちょっと待ってくれ。確かのろいは、『使うポケモンが、ゴーストタイプとそれ以外とでは効果が変わる』……だったよな。今コウキが説明したのは、ゴーストタイプのポケモンが使った場合の効果じゃないか?」

コウキ「その通り、ナエトルは草タイプ。彼が使ったのはオカルトな方の『呪い』じゃなくて、動きの方の『鈍い』なんだ。これは素早さを下げて防御力と攻撃力が上げるわざだから、全然違う効果だね。体力が減るわけでもないし」

ヒカリ「だからあの時、ナエトルの動きが変わったのね!」

コウキ「ナエトルに『鈍い』をかけるとき、さっきの『呪い』の説明をノゾミちゃんにもしたんだ。ゴーストタイプのムウマや、ノーマルタイプのニャルマーを引き合いに出してね」

サトシ「おい、それって……」

コウキ「案外、コロっと騙されてくれたよ」

サトシ「やっぱりハッタリじゃねーか!!」

ヒカリ「ひ、卑怯すぎる……」

ピカチュウ「ピーカァ」
 ▼ 206 オラント@ダイブボール 21/12/20 20:15:50 ID:8PfoOIfc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 207 リデプス@かけたポット 21/12/20 20:45:37 ID:J2vg3E22 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケシ「ま、まぁハッタリだとしても、のろいってわざについてよく知っていれば騙されないんだから、コウキの知識が勝った…って言ってしまえばそれまでだからなぁ」

コウキ「呪いも大概だけど、鈍いって持久戦向きだよね。だからコーディネーターはこの手のわざに慣れてないと思ったんだ! 制限時間のあるコンテストで、わざわざ『鈍くなる』なんて思いつかないだろ?」

ヒカリ「確かにそうよね。特にナエトルなんかスピード自慢の印象が強いもの」

コウキ「二回戦までずっとナエトルのスピードを印象づける戦い方をしていたのも、ファイナルでそれを捨てて意表を突くためだったんだ」

タケシ「意表を突く、かぁ」

コウキ「いくらナエトルの身のこなしが良くっても、そこで競ったらニャルマーには太刀打ちできない。スピードは犠牲にしてパワーとタフネスを高めることで、あの子を迎え撃つための布石にしたのさ」

ノゾミ「なるほどねぇ」

サトシ・ヒカリ「「ノゾミ!?」」

タケシ「おお、お疲れさん。ノゾミもすごかったぞ」

ヒカリ「うんうん、かっこよかった!」

ノゾミ「ありがとう」

コウキ「ごめんねノゾミちゃん、騙くらかすような真似しちゃって」

ノゾミ「本当にね。あの時のあんた、邪悪なお姫様みたいだったよ……まぁ、結局はあたしの勉強不足が悪いんだけどね」

サトシ「お、お姫様……?」

コウキ「オホホ、アタシったらかわいすぎたかしらね」
 ▼ 208 ュリネ@ドリのみ 21/12/20 21:14:52 ID:J2vg3E22 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ノゾミ「一応聞くけどさ。なんでジムとコンテスト、両方に出ようと思ったワケ?」

コウキ「ああ、そのことかい? 敢えて言うなら、スジを通すためかな。ある人に対しての義理立てというか、一方的な約束のようなものっていうか」

ノゾミ「……約束」

コウキ「とにかく僕は、目標がいくつあっても良いってことを証明したいんだ! いつかその先で、またあの人とバトルがしたいから」

ノゾミ「そっか。約束、ね……そういうことなら、今回のファイナルステージについては許すよ」

コウキ「……ノゾミちゃん」

ノゾミ「ただし! またコンテストに出てよね、今度はアンタのポケモンで。リベンジするからさ」

コウキ「ええ、受けて立つわ。真っ向勝負でもボコボコにしてやるんだから!」

ノゾミ「それから、ヒカリも……どうだった? 初めてのコンテストは」

ヒカリ「もう、ハラハラドキドキの連続だったけど、とっても楽しかったわ!」

ノゾミ「そりゃ良かった。いつになるかわかんないけど、またあんたらとコンテストに出るのが楽しみだよ」

ヒカリ「あたしも、次はもっと腕を上げるから!」

ノゾミ「うん。それじゃあ、あたしはもう行くよ。またどこかのコンテスト会場でね」

サトシ「じゃあな、ノゾミ!」

ヒカリ「さようならー! またねーー!!」
 ▼ 209 エルコ@メガストーン 21/12/20 21:33:08 ID:/2mghD/o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 210 ムスター@とくせいカプセル 21/12/20 21:35:52 ID:iS0QiqnQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーレムになる?
 ▼ 211 つばん@むしよけスプレー 21/12/20 21:36:52 ID:J2vg3E22 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケシ「さ、俺たちもポケモンセンターに戻ろう」

ヒカリ「次はサトシとコウキのジム戦ね!」

サトシ「ああ、楽しみだぜ!」

ピカチュウ「ピッカチュ!」

ヒカリ「そういえば、コウキってクロガネジムのこと詳しいの? この前、『あの人』って言ってたけど……」

コウキ「クロガネジムのヒョウタさんのこと? まぁ、それなりに」

サトシ「どんな人なのか知ってるなら教えてくれよ!」

コウキ「ヒョウタさんはね……一言で言うと、イケメン」

ヒカリ「イケメン?」

コウキ「シンオウのジムリーダーにおける女性人気はヒョウタさんと暇じ…ナギサジムの人とでほぼ二分されると言っていい。僕的には停電野ろ…ナギサジムの人より断然ヒョウタさん派だね! 働き者だし人望があるし爽やかさとたくましさが両立してるし。ああいう大人になりたいランキング(僕調べ)はナナカマド博士に次いで堂々の…」

ヒカリ「めっちゃ早口じゃん」

サトシ「待て待てコウキ、そういうのが知りたいんじゃないって!」

コウキ「肩書きは『ザ・ロックといわれるおとこ』……岩タイプのジムだからね。そして、べらぼうに強いよ」

サトシ「そうそう、そういうのが知りたいんだよ!」

タケシ「岩タイプかぁ。俺と同じなんだなぁ」
 ▼ 212 ゼリア@デンキZ 21/12/20 21:37:36 ID:tqV21jyU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズガイドス使ってくるのずるい
 ▼ 213 ーダイル@ひでんのくすり 21/12/20 21:53:44 ID:J2vg3E22 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンセンター〜

ジョーイ「コウキくん! 丁度良かったわ、ナナカマド博士からあなたに連絡があったの!」

コウキ「ありがとうございます、ジョーイさん。僕から折り返します」


コウキ「もしもし、博士ですか?」

ナナカマド『悪いな、旅立ったばかりというのに…どうだね、順調かね?』

コウキ「ええ、身になる出来事がいくつもありました!」

ナナカマド『それは良いことだ。早速用件なのだが……以前、お前に会わせたい者がいるということは言ったな? その者の都合がついてな。コトブキシティで仕事があるそうだ。その合間に是非話がしたいと』

コウキ「……!」

コウキ(シロナさんだ……シロナさんが、コトブキに)

ナナカマド『もう少しだけコトブキシティに留まってくれるか? この機を逃すと次いつ会わせられるかわからん』

コウキ(シロナさんには絶対に会っておきたい。神話についてはあの人が一番詳しいからね。サトシくん達はどうしようかな、クロガネシティには早く行きたいだろうけど、シンオウのチャンピオンに会えるなら喜んで付き合ってくれるかも……いや、待てよ)

コウキ「……わかりました。僕はポケモンセンターで待っています。おそらくサトシくん達には一足先にクロガネに行くと思うので、僕一人になりますけど」

ナナカマド『うむ、それは構わないが……コウキは大丈夫なのかね?』

コウキ「大丈夫です。あの、道中気をつけていらしてください……ここのところ、コトブキの治安はあまり良くない気がするので」
 ▼ 214 レセリア@ふしぎなタマゴ 21/12/20 22:29:06 ID:J2vg3E22 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ・ヒカリ「「ヤボ用〜!?」」

コウキ「そうなんだよ、ごめん! だから明日は、三人で先にクロガネに行っててくれるかな?」

タケシ「置いていくことないだろ。少しくらいなら付き合うぞ?」

コウキ「いや、むしろ置いて行ってくれないと困るんだ。ヤボ用って言っても、研究の話でさ……もしかしたら、まだ外部に流すべきじゃない情報とかが出るかもしれなくて」

ヒカリ「なるほど。それは確かに、あたしたちが居たらマズいやつよね」

サトシ「そういうことなら、まぁ…わかったぜ」

コウキ「本当にごめんねみんな。僕もすぐに追いつくから」

タケシ「まあ、そんなに焦ることないさ。クロガネシティも面白そうなところだし、用事が済んだらゆっくり来ればいい」


〜その晩〜

コウキ「……きずぐすりの準備、よし。ねぇゴクウ、もしかしたら君には、相当頑張ってもらわなきゃいけないかもしれない。大丈夫かい?」

ゴクウ「ヒコッ!」グッ

コウキ「ありがとう。君は本当に頼もしいね」

コウキ(僕が初めてジムバッジをもらった時。あいつはさっさと次の街まで行っちゃったけど、僕は一度マサゴタウンまで戻った。大喜びで博士に報告しに行って……)

コウキ(でも博士が研究所にいなかったから、諦めてあいつの後を追ってコトブキの北の方に向かったんだ。そこで博士とヒカリちゃんが変な連中に絡まれてて……)

コウキ(そしてそれが、ギンガ団を最初に見た時だった)
 ▼ 215 ニリュウ@やすらぎのすず 21/12/20 23:02:59 ID:J2vg3E22 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ(このタイミングで博士がコトブキに来るなら、もしかしたらギンガ団が接触してくるかもしれない。確か研究成果を強奪しようとしてたんだよね……結局のところ進化エネルギーは、彼らの目的には不必要だったみたいだけど)

コウキ(博士はトレーナーじゃないから、助手である僕が守らなきゃいけない。あの時はヒカリちゃん……助手のヒカリちゃんが一緒に戦ってくれたけど、なるべく巻き込みたくはない。したっぱ程度なら僕一人でケリをつけられるかも)

コウキ(ただ、相手は二人いたんだよなぁ……下手したら増えてる可能性もあるし。ああ、やっぱり新しいポケモン捕まえておくんだった!)

コウキ「ゴクウが今使えるわざは……ひのこ、ちょうはつ、グロウパンチ、かえんぐるま……道中そこそこ鍛えたし、いつ進化してもおかしくないけど」

ゴクウ「うっき?」

コウキ「やっぱりレベルがわからないと困るなぁ! 特に後々ヒョウタさんに挑むってなると、どこまで鍛えればいいかわからない……」

コウキ(まぁ、気にしてても仕方ないか。それより、早速シロナさんに会えるだなんて願ったり叶ったりだ! ギンガ団の懸念がなければ、サトシくんにも会わせたかったな……)

コウキ「そろそろ寝ようか。おやすみ、ゴクウ」

ゴクウ「うきゃ」


〜翌日〜

コウキ「じゃあ、みんな気をつけてね! あの変な連中…ロケット団にもよろしく」

サトシ「いやアイツらにはよろしくしなくていいから」

タケシ「あっちのポケモンセンターで落ち合おう。じゃあまた、クロガネシティでな」

ヒカリ「コウキはまだポケモン一匹しか仲間にしてないんだから、来る時気をつけてよね!」

コウキ「うん、僕は大丈夫だよ! 行ってらっしゃい」
 ▼ 216 ラエッテ@キーストーン 21/12/21 09:19:51 ID:mxbUqdmI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【コウキのレポート】

[コトブキシティ ○月△日]

トレーナー コウキ
持っているバッジ 0個
図鑑 32匹
 ▼ 217 ードー@ローラースケート 21/12/21 19:23:56 ID:CIpgEVeY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 218 ーパ@きょうかポケット 21/12/21 22:07:42 ID:mxbUqdmI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜コトブキシティ 喫茶店〜

コウキ「……」ズーッ

ナナカマド「……ふむ。まだ新しいポケモンは捕まえておらんのか」ザーッ

コウキ「はい。見つけたポケモンは逐一記録をとっているんですけど、捕獲に関してはどうにも……」

ナナカマド「お前のポケモンのためにも仲間は増やしてやった方が良い。もちろん、無闇やたらに捕まえるのも考えものだが」ザーッ

コウキ「まぁ、そうですよね。っていうか博士、砂糖入れすぎ……」

シロナ「お待たせしてすみません」

ナナカマド「おお、待ちくたびれたぞシロナよ」

シロナ「お久しぶりです、ナナカマド博士。そして、はじめまして。あなたがコウキくんね? 話は聞いているわ……私はシロナ、ポケモンの神話に関わる神話を調べている物好きなトレーナーよ」

コウキ「は、はい。よろしくお願いします」

ナナカマド「うむ。若いながら優秀な助手だ」

シロナ「相変わらず子供がお好きなんですね」

ナナカマド「いや、贔屓目を抜きにしてもコウキは本当によくやってくれているぞ! それに、昔のお前によく似ておる」

コウキ「」

コウキ(は、博士ーーッ!? それはちょっと過大評価がすぎるでしょ!! 僕にはミロカロスにかえんだまを持たせる度胸なんてありませんよ……)
 ▼ 219 ュゴン@すくすくこやし 21/12/23 00:06:54 ID:rAr.2Vk. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シロナ「コウキくん、湖のポケモンに会ったことがあるんですって?」

コウキ「えっと、エムリットのことですよね」

シロナ「どんなポケモンだったか教えてくれる?」

コウキ「ピンク色で、つり目がちで、結構小柄でした。あと、とにかく逃げ足が早くて……馬鹿にしてんのかってレベルしたね」

シロナ「へぇ、それは面白いわね! 私も会ってみたいわ」

コウキ「感情の神と言われるだけあって人懐っこかったですよ」

シロナ「シンオウ地方の他の湖にも、似たような伝説があるのをご存知?」

コウキ「はい。いずれは残りの湖も自分の目で見に行くつもりです」

ナナカマド「リゾートになっていたり、雪に覆われていたりするが……ああ見えてシンオウ神話の根幹に関わる場所だからな。よく見ておくといい」

コウキ「神話の根幹といえば、パルキアとディアルガについては、どれだけわかっているんですか?」

シロナ「シンオウ地方を生み出したとされる二匹ね。時間を操るディアルガと、空間を司るパルキア……」

ナナカマド「テンガン山に現れると言われているな。ハクタイシティの博物館に銅像が飾ってある」

コウキ「そのテンガン山の二体と、湖の三匹について色々と考察していたんです」

ナナカマド「なるほど。両者のつながりについてか」
 ▼ 220 ーテリー@かぼそいホネ 21/12/23 12:39:08 ID:rAr.2Vk. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「確か、強大な力を持った神がいて、その力と対になるように3匹のポケモンがいて。そうすることで、か…かなえ? のごとく均衡を保っていた……って話でしたよね」

シロナ「あら、カンナギの壁画に残っている言葉じゃない。よく調べてるのね!」

コウキ「ただ、『かなえ』ってどういうものなのかわからなくて」

ナナカマド「鼎とは、三つの足で支えられた器……のようなものだな。確かに説明は難しい」

コウキ「うつわ……ですか。器というのなら、空間のようなものって解釈もできるかも」

シロナ「空間?」

コウキ「湖のポケモンは心を司り、そして心も空間……だからエムリット達と対になっているのは、パルキアだと思ったんです。三つの足は三つの湖。三匹とバランスを保っているのが、パルキアという器」

ナナカマド「面白い解釈だな。しかし……」

コウキ「ええ。そうなるとディアルガの存在が謎になってきます」

シロナ「カンナギの壁画には『それら』は強大な力を持っていた……そう書いてあるの。対になる神様は複数いたんじゃないかしら」

コウキ「はじまりの神話に繋がってきますね。『最初のもの』が生み出した二つの分身と三つの命。テンガン山の二匹と湖の三匹が、ある一つの上位存在から生み出されたきょうだいのようなものだとすれば、結びついているのは確かですよね」

シロナ「残念ながら、『最初のもの』についてはよくわかってないわ」

ナナカマド博士「シンオウ各地で見つかるプレートにそれらしき情報が刻まれていてな。今カラシナ博士が詳しく調べている」

コウキ「カラシナ博士?」

シロナ「私のおばあちゃんよ。もし会うことがあったらよろしく言っといてね」

コウキ(カンナギの長老さま、そんな名前だったんだ……)
 ▼ 221 リープ@ばんのうがさ 21/12/23 22:49:11 ID:rAr.2Vk. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シロナ「そろそろ行かなきゃ。今日は有意義な時間をありがとう!」

コウキ「こちらこそ、わざわざお時間いただいてしまってすみません」

シロナ「コウキくんは、これからクロガネジムに挑戦するのよね?」

コウキ「はい。でもその前に、マサゴタウンまで博士を送っていきます」

シロナ「そう。ジム巡りにしろ遺跡巡りにしろ、またすぐに会うことになりそうね。各地の資料館なんかは、私の名前を出せば色々と見せて貰えるでしょうから、コウキくんのやりたいようにやってちょうだいね。それじゃ博士、私はこれで」

ナナカマド「うむ。また連絡したまえよ」

コウキ「ありがとうございました!」

コウキ「……じゃあ、行きましょう博士。長居もよくありませんから」

ナナカマド「ち、ちょっと待てコウキよ。サトシくん達を待たせているのだろう? 私のことは構わず早くクロガネシティへ行った方が良いのではないかね」

コウキ「いーえ、ダメです! だって博士はポケモントレーナーじゃないでしょう!? お一人だと危ないんですってば!!」グイグイ

ナナカマド「わかった、わかったから押すでない……」

???「失礼、ナナカマド博士ですね?」

コウキ「……!」

ギンガ団 したっぱ「ワレワレ、こういうものです」

コウキ(やっぱり、こうなるのか……!)
 ▼ 222 イクン@にじいろのはな 21/12/23 22:51:49 ID:MmE6mryk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 223 オスバメ@ねがいのかたまり 21/12/23 23:19:59 ID:rAr.2Vk. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜一方その頃・203ばんどうろ〜

サトシ「よーし皆、今日の特訓はこれくらいにしとこう! ポッチャマも付き合ってくれてありがとうな」

ポッチャマ「ポチャポーチャ」ドヤァ

タケシ「しかし、ポッチャマもなかなかやるじゃないか。相性の悪いピカチュウ相手に、互角以上に渡りあってるなんて」

ヒカリ「でも勢いがあまりすぎなのよねー。コンテストバトルはいかに美しくわざを決めるか、ってところが重要なんだけど」


〜コトブキシティのはずれ〜

したっぱA「さあ、さあさあさあ! ナナカマド博士、あなたの研究の成果をただでワレワレによこしなさい!」

コウキ(この人たち……独断で接触してきたのか、それとも幹部の誰かに命令されて来たのか。独断なら穏便に帰ってもらうのが一番手っ取り早いけど……どうにか言いくるめられないかな)

したっぱB「そうしないとあなたの助手、痛い目にあわせます」

コウキ「……お、お引き取りください。博士の研究がなくても、どうせあなたがたの目的は達成されます……というか、宇宙エネルギーと進化のエネルギーじゃまるっきりジャンルが違うでしょ」

したっぱB「お子さまにワレワレの崇高なる研究の何がわかるのです? 引っ込んでいなさい、ワレワレはナナカマド博士とお話しているのです」

ナナカマド「ときに、コウキよ。シンオウの地下に巨大な空洞があるのは知っているかね? 確かクロガネジムにそこの管理をしている者がいる。面白い話が聞けると思うぞ」

コウキ「……当の博士はガン無視だけど」

したっぱA「これは困ったポケモン博士ですね!ワレワレはお仕事としてお話しているのです。というか、ワレワレの話を聞け!というのです」

ナナカマド「…………」ハァ
 ▼ 224 ョロネコ@ぼうごパット 21/12/23 23:22:38 ID:rAr.2Vk. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナナカマド「お前たち、うるさいぞ! 本当に困ったやつらだな」

コウキ「博士……」

ナナカマド「お前たちの悪いところその1、用はないのにいつまでもいるな」

コウキ「博士?」

ナナカマド「悪いところその2、人の話を邪魔するな」

コウキ「博士!?!?」

ナナカマド「その3、思い通りにならぬからと大声で脅すんじゃない」

コウキ(ああああそういえばこの人シンジ湖でリアルファイトかますタイプだった……穏便に済むはずないじゃん!!!)

ナナカマド「その4、集団でいることで強くなったと勘違いするな」

コウキ「ちょ、博士それ以上はダメですって!」

ナナカマド「その5、そもそもそのおかしな恰好はなんなのだ!?」

コウキ「あ、それは本当にそう思います」

ナナカマド「やれやれ…だめな大人というやつだな。お前はこんなふうになるなよ」

コウキ「なりませんけど、なに煽るようなこと言っちゃってるんですか!? こんな危ない人たち相手に……」

したっぱB「キーッ!! 頭にきました、こうなったら力ずくです……ギンガ団を馬鹿にしたこと、後悔させてあげますよ!」

コウキ「ほらもーーーーーー!!!!!!」
 ▼ 225 装おめ 21/12/24 20:05:00 ID:T/Y6Kvks [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
したっぱB「お前! ポケモンを出しなさい。ボコボコにして、ついでにギンガ団のものとしてもらっていきます」スッ

ナナカマド「……大丈夫なのかね、コウキよ」

コウキ「正直なところ、全然大丈夫じゃないですね」スッ

コウキ「でも、やるしかないみたいです」

シロナ「……何をしているの?」

したっぱたち「「!?」」

コウキ「シロナさん!?」

シロナ「嫌な予感がして引き返してきたの。何があったの?」

コウキ「この人たちが、博士の研究成果を……」

コウキ(うおおおおお!!! ナイス助っ人!!!!!)

シロナ「そう。どうやら介入して正解だったみたいね。あなたたち、子どもに寄ってたかって脅しをかけるなんて、恥を知りなさい! そんなにポケモンバトルがしたいなら……」

コウキ(かっこいいぜシロナさん!!! 最高最強シロナさん!!!! やっちゃってくださいシロナさん!!!!!)

シロナ「この私、シンオウ地方チャンピオンのシロナが相手になるわ」

したっぱB「チ……チャンピオン!?」

コウキ(イヒィーーーーーーーーーーーーーーー大好きッッッッッッッッッッ!!!!!!)
 ▼ 226 ロストロトム@ウブのみ 21/12/24 20:08:00 ID:CZkAEjjw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 227 ガバンギラス@ひこうのジュエル 21/12/24 22:05:00 ID:T/Y6Kvks [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
したっぱA「チャンピオン……これはまずいですね」コソコソ

したっぱB「ワレワレでは勝ち目がありませんね」ヒソヒソ

コウキ「…………」

したっぱA「仕方ないです、ここは引き上げます。なぜならギンガ団は、みんなに優しいからです」ソソクサ

コウキ「ありがとうございました、シロナさん」

シロナ「良いのよ。こう見えて私、バトルは結構強いの。驚いた?」

コウキ「いえ、知ってましたよ。貴女がチャンピオンもやってるってことは」

シロナ「あら、バレていたのね。それにしてもなんなのかしら、あの人たち」

ナナカマド「ギンガ団とかいっていたな。確かにポケモンが進化するとき、何かしらのエネルギーを出しているのかもしれん……が、それは人にはどうにもできぬ神秘の力だろうな。何が目的でそれを調べようなどど……」

コウキ「彼らは、表向きはエネルギー開発企業ってことになってますけど……中身は危険思想の宗教団体のようなものみたいです。あまり関わらない方がいい」

ナナカマド「お前がずっと気にしていたのはあの連中か」

コウキ「よくない噂を聞いたもので……シロナさんも、どうかお気をつけて」

シロナ「ええ。知り合いにも出来る限り伝えておくわ。博士、私も送っていきましょうか?」

ナナカマド「いや、追い返したのだからしばらくは大丈夫だろう。わざわざ引き返してきてもらってすまんな」

シロナ「わかりました。じゃあコウキくん、博士をお願いね。また近いうちに会いましょう」
 ▼ 228 ノノクス@むしのジュエル 21/12/24 22:05:11 ID:3DpgUC.M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 229 トリンダー@アゴのカセキ 21/12/24 22:11:22 ID:MrsYRVLA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 230 ラティナ@かわらずのいし 21/12/24 22:15:37 ID:.MlIMkHI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近はこのSSを楽しみにしてますわ
 ▼ 231 ロリーム@きんのいれば 21/12/24 22:56:12 ID:T/Y6Kvks [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜マサゴタウン〜

ナナカマド「悪いなコウキ。ここまでお供させることになって」

コウキ「構いませんよ。ついでなので家にも寄ろうかと思います……」

コウキの父「あれ? コウキじゃないか。どうしたんだい?」

コウキ「あ、おとうさん研究所にいたんだ。ちょっと色々あってね。ヒカリちゃん達にはクロガネで待っててもらっているんだ」

ナナカマド「後で私から詳しいことを説明しよう。他の研究員たちが揃ってからの方が良い」

コウキの父「はあ、そうですか」

コウキ「おとうさん、これコトブキシティで買ったお土産。おじいちゃんたちと一緒に食べて」

コウキの父「ああ、ありがとう。どうだいコウキ、旅の調子は……新しいポケモンは捕まえたかい?」

コウキ「ウッ……そ、それがまだでして……」

コウキの父「ええ〜!? なにも捕まえていないのかい!?」

コウキ「コトブキで色々あって、手持ちを増やさなきゃとは思っているんだけど」

コウキの父「い、色々って……?」

コウキ「それは後で博士から話してくれるよ。まあとにかく、このままだとどんなポケモンを捕まえようか迷ってるうちにクロガネシティに着いちゃいそうで困ってるんだよね。どうすればいいかな?」

コウキの父「うーん、なるほど。だったらコウキ、ちょっとこっちに来てくれ」
 ▼ 232 ージュラ@こぶしのプレート 21/12/24 23:28:14 ID:T/Y6Kvks [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキの父「はい、これ」スッ

コウキ「おとうさん、このモンスターボールは?」

コウキの父「珍しいわざを覚えていてね、観察のために捕獲した個体なんだ。せっかくだからコウキが連れて行くといいよ」

コウキ「ええ〜!? 大丈夫なの!?」

コウキの父「まあ、観察は終わったからね。野生に戻しても良いんだけど、結構人に慣れているみたいなんだ。ほら、出ておいで!」ポーン

ビッパ「びぱー!」

コウキ「わあ、ビッパだ!」

ビッパ「びぱ?」クルッ

コウキ「かわいいなぁ……」

コウキの父「コウキは昔からポケモンが大好きだもんな。どんなポケモンでも愛情をもって育ててくれるだろうから、任せられるんだよ。どうだい?」

コウキ「……わかった。この子、連れて行くよ」

コウキの父「うん、それが良い。でもせっかく旅をしているんだから、もっと自分でバトルして捕まえないともったいないぞ!」

コウキ「うん! ありがとう、おとうさん」

コウキの父「今日はもう遅いから、家で休んで行きなさい。ついでにこの子ともよく触れ合ってみるといい」

コウキ「そうだね。出発は明日にするよ」
 ▼ 233 ニリッチ@デボンスコープ 21/12/24 23:49:44 ID:T/Y6Kvks [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜その晩 コウキの家〜

ビッパ「びーびっ!」

ゴクウ「ヒコ〜」

コウキ「うん、仲良くやっていけるみたいでよかったよ。結局この子は、まるお(※ニックネーム)ではなかったみたいだけど」

コウキ「……いや、ループ前の手持ちのことは一旦忘れよう。いずれテンガン山に行けば行方もわかることだろうし、今は新しい出会いを喜ばないとね。よろしく、ビッパ!」

ビッパ「ビパ〜!」


〜翌朝〜

コウキの父「忘れ物はないかい?」

コウキ「大丈夫〜」

コウキの父「そうだ。昨日のこと、博士から聞いたよ。ギンガ団……だっけ? あまり危ないことに首を突っ込んじゃダメだぞ」

コウキ「わかってるよ。おとうさんの方こそ気をつけてよ? 研究所、まだ目をつけられていてもおかしくないんだから」

コウキの父「そうだな。お互い気をつけないとダメだな! まぁ、何かあればジュンサーさんにも協力してもらうから、こっちのことは気にしすぎないで、コウキのやりたいようにやっておいで」

コウキ「わかった! よし、それじゃあゴクウ、出発しようか。おとうさん、行ってきます!」

ゴクウ「うっきき〜♪」

コウキの父「うん、いってらっしゃい。ジム戦頑張れよー!」
 ▼ 234 ニシズクモ@レトルトめん 21/12/24 23:51:54 ID:2DZkPT/Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビッパキター!
 ▼ 235 ルガー@みどりのプレート 21/12/25 00:22:34 ID:Go66GAvE [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クロガネシティ〜

サトシ「ついに来たぜ……ここがクロガネシティか〜!」

ヒカリ「シンオウ最初のジム戦ね!」

サトシ「おう! 絶対勝って、バッジゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

タケシ「……っと、その前にポケモンセンターに行こう。コウキから連絡が来てるかもしれない」


〜一方その頃 202ばんどうろ〜

コウキ「ねぇゴクウ、おとうさんのことなんだけどさ」

ゴクウ「ヒコ?」

コウキ「あの人、今の僕……『マサゴタウンのコウキ』の小さい頃の記憶があるみたいだったけど、僕はフタバタウンで育ったこの僕の記憶しかないんだよね」

コウキ「多分、僕たちはタイムリープしているんだろうけど……『今回』のおとうさんが知っているコウキって何者なんだろう? 博士の助手とコーディネーターの子ども……つまりは僕とヒカリちゃんと立場が入れ替わったから、過去のヒカリちゃんのことまで僕だと認識しているのか、それとも本当に『マサゴタウンのコウキ』がいて、それを僕が乗っ取ってしまったのか」

ゴクウ「ヒ、ヒコ……?」

コウキ「……難しいこと聞いちゃったね。僕もよくわかんなくなってきちゃった」

コウキ「よし、気を取り直して、早くクロガネシティへ行こう! サトシくんたちはもうそろそろ着いている頃だろうし、あまり待たせるのも良くないよね。ビッパ、ピカチュウやポッチャマたちとも上手くやれると良いけど」
 ▼ 236 ルー@ポイントカード 21/12/25 08:12:55 ID:Go66GAvE [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クロガネジム前〜

サトシ「なあ、ちょっとだけジムの様子を見に行こうぜ! すぐそこなんだしさ」

タケシ「そうだなー。他の挑戦者なんかがいれば、見学してどんな相手かわかるかもしれん」

ヒカリ「あたし、ジム戦って見たことないから楽しみー♪」

シンジ「…………」ウィーン

サトシ「あっ、シンジじゃないか!」

シンジ「なんだお前か……あいつは一緒じゃないみたいだな」

タケシ「コウキのことなら、ここで落ち合うことになってるんだ」

シンジ「フン……まあ良い」

サトシ「もう、ジム戦やったのか? バッジは?」

シンジ「お前には関係ない」

サトシ「なにぃ〜?」イラッ


〜一方その頃〜

コウキ「うおおおおおおお急げええええええええ」バタバタバタ

野生のポケモンたち「!?」
 ▼ 237 ガリザードンX@でんせつのメモ? 21/12/25 08:16:29 ID:Go66GAvE [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜翌日・203ばんどうろ〜

コウキ「ああああああああ」ダダダダダ


〜さらに翌日・クロガネゲート〜

コウキ「おんどりゃあああああ」ダカダカダカ


〜そして…クロガネシティ・ポケモンセンター〜

コウキ「す゛み゛ま゛せ゛ん゛」ゼーッハーッ

ジョーイ「はーい、何ですか……って、キャー! こ、ここはポケモンの治療しかできないですよ!? 人間の病院は……」

コウキ「あ゛っ゛大゛丈゛夫゛で゛す゛。゛こ゛こ゛で゛待゛ち゛あ゛わ゛せ゛し゛て゛て゛」

ジョーイ「と……とりあえず呼吸整えたら?」


コウキ「……ふう、おみずおいしい」

タケシ「おお、コウキじゃないか。ずいぶん早い到着だなぁ」

コウキ「やあタケシくん! 待たせちゃってごめ……」

ウソッキー「ウッソ〜」

コウキ「し、進化してるーーーーー!!!」
 ▼ 238 レズン@サイキックメモリ 21/12/25 09:15:26 ID:U.Yk0pSA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 239 ルバット@パワーレンズ 21/12/25 15:35:25 ID:Go66GAvE [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「たった数日のうちに進化するなんて……ポケモンの成長って早いんだなぁ」シミジミ

タケシ「そんなおじいさんみたいな……」

コウキ「それで、サトシくんたちは? もうジム戦はやったの?」

タケシ「ああ、それがだな……善戦はしたんだが、三匹目までは引き出せなかったんだ」

コウキ「負けちゃったのか。ヒョウタさんは本当に強いからねぇ」

タケシ「サトシは炭鉱で、ヒカリはこのポケモンセンターの裏でそれぞれ特訓してるよ。とりあえず、声をかけに行ったらどうだ?」

コウキ「うん、そうする。そうそう、あとで皆が揃ったら見せたいものがあるんだ。楽しみにしててよ」


〜ポケモンセンターの裏庭〜

ヒカリ「あっ、コウキ。数日ぶりね!」

コウキ「やあヒカリちゃん。調子良さそうだね」

ヒカリ「あたしは元気よ! ただ、サトシが……」

コウキ「えっ、もしかしてサトシくん、落ち込んでるの? 一回負けたくらいじゃへこまなそうな性格なのに」

ヒカリ「別に落ち込んでるワケじゃないみたいよ! ただ、クロガネジムに行ったとき、先客がいて……」

コウキ「先客?」

ヒカリ「ほら、前に会った……シンジって名前のトレーナーよ」
 ▼ 240 ーケオス@うすもものミツ 21/12/25 16:21:02 ID:Go66GAvE [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クロガネ炭鉱〜

サトシ「ナエトル、はっぱカッター!」

ナエトル「えーる!」バババババ

コウキ「サトシくーん」

サトシ「あっ、コウキ! 来てたのか」

コウキ「試合の話とか、諸々はヒカリちゃんから聞いたよ。あと、シンジくんのことも」

サトシ「…………」ムスッ

ピカチュウ「ピーカチュ」ムッ

コウキ「君とピカチュウ、反応がそっくりだね」

サトシ「確かに、あいつの戦い方はすごかった。でもポケモン達のことを全然考えてない!」

コウキ「うんうん(かえんだまミロカロスの話したらサトシくん怒りのあまり失神するんじゃ……?)」

サトシ「ステルスロックが使われたのにポケモンを入れ替えたり」

コウキ「なるほどぉ(まあ、それに関してはシンジくんの詰めが甘すぎるって感じだよね。むしろそこからヒコザルで立て直したのすごすぎる)」

サトシ「使えないヤツはいくら頑張っても使えないとか言って、せっかく一緒にジム戦に出たマリルリを逃したり……!」

コウキ「そっかぁ(うっ……流れ弾が、流れ弾が僕に飛んでくる……)」
 ▼ 241 ンホロウ@よつばアメざいく 21/12/25 17:08:14 ID:Go66GAvE [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「しかしヒョウタさん、ずいぶん変わったわざを覚えさせているみたいだね」

サトシ「ああ。イシツブテは、ころがるとメガトンパンチ、ちきゅうなげ」

コウキ「ほぼかくとうタイプじゃん。何を想定してるんだろうね? こおりタイプ?」

サトシ「イワークはステルスロックにたたきつける、すてみタックル、いやなおと」

コウキ「ノーマルわざばっかりだね。いわおとしはどうしたんだろう。しかもすてみタックルって…(一体レベルいくつなんだこのイワークは)」

サトシ「ズガイドスはずつきのパワーもすごいけど、なによりかえんほうしゃを使ってくるのが厄介だ」

コウキ「くさタイプの対策だね。ナエトルにとってはかなり不利だ」

サトシ「うーん……どうやってヒョウタさんに勝とう。シンジは相性の悪いポケモン達で勝った。あいつにできるなら俺にもできるハズだ」

ピカチュウ「ピィカ!」

エイパム「えっぱ!」

コウキ「そうだね。ヒカリちゃんは文句言ってたけど……今いるメンバーで勝ちたいっていうサトシくんのこだわり、すごく良いと思うな」

サトシ「おう! なんたってシンオウに来てからここまで、一緒に旅してきたんだからな」

コウキ「うん、すごく良いと思う……だからこそ僕は、どうにも納得いかないんだ」

サトシ「な……何が?」

コウキ「ムックルだよ。せっかくシンオウ地方はじめての仲間だっていうのに、はじめてのジムで一緒に戦わなくてどうするのさ」
 ▼ 242 ッコウガ@メタルパウダー 21/12/25 17:09:44 ID:gH96OLuA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイプ相性考えろよ
ボックスの中に閉じ込めるのと逃がして自由にしてやるのどっちがいいのか
 ▼ 243 リムー@くろいたてがみ 21/12/25 17:34:35 ID:Go66GAvE [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムックル「ムック!?!?」

コウキ「ねえムックル、君だってジム戦やりたいだろ?」

ムックル「ム、クークルル……」

サトシ「何言ってるんだよコウキ! だって、ひこうタイプはいわタイプとの相性は良くないんだろ? 倒されちゃうよ!」

コウキ「ころがるは厄介だけど、いわタイプのわざをろくに覚えてない岩ポケモンなんてどうってことないよ」

サトシ「そりゃあそうだろうけど……ムックルは、エイパムのきあいパンチとかピカチュウのアイアンテールみたいに、岩ポケモンに有効なわざは覚えてないぞ?」

ムックル「ムックル……」

コウキ「これから覚えさせりゃ良いじゃない。君のムックルは物覚えが良いからね。特訓次第でヒョウタさんを倒す決定打に化けるよ」

サトシ「ええ……?」

コウキ「最も、ムックルのガッツと、サトシくんとの絆。それから運が味方してくれることが重要なんだけどね!」

サトシ「ガッツと、絆……」

コウキ「それから運もね。ピカチュウもリベンジしたいだろうけど、やっぱりじめんタイプを併せ持つポケモンが二体もいるんじゃあ、負担が大きすぎる。どうかな、一回だけムックルに出番を譲ってあげてくれないかな?」

ピカチュウ「ピ〜……?」

サトシ「って、何勝手に話を進めてるんだよ!」

コウキ「頼むよサトシくん!! こういう作戦は僕のポケモンじゃできないんだって!!!」
 ▼ 244 タモン@でんせつのメモ2 21/12/25 19:40:13 ID:Go66GAvE [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「とりあえずさ、ムックルが今覚えているわざを確認させてよ」ピピッ

ムックル「クルル……」

コウキ「でんこうせっか、つばさでうつ、かぜおこし、つばめがえし……ね。なんでかぜおこしを覚えてるのかは置いといて、つばめがえしは僕がいないうちに練習したのかな?」

サトシ「ああ。と言っても、まだうまく当てられないんだ」

コウキ「未完成とはいえつばめがえしが出来るんなら、ヒョウタさんに勝つだけのレベ…力は充分あるよ!」

サトシ「うーん……そこまで言うんなら、コウキの作戦ってやつを参考にしてみるよ。お互いまだ時間はたくさんあるし、ジムには何回だって挑めるからな! ピカチュウはどうだ?」

ピカチュウ「ピカッチュ!」グッ

コウキ「わーいやったあ!」

サトシ「そうと決まれば、ムックルも一緒に特訓だ! 何をすれば良いんだ?」

ムックル「ムック!」

コウキ「よーし、やる気十分だね! それじゃあまず、つばめがえしは一旦忘れよっか」

サトシ「おー……って、えええええ!?!?」

コウキ「かわりに覚えるのは、ノーマルタイプのわざ。さすがにゴーストタイプには通用しないけど、それ以外の相性には依存しないわざなんだ」

サトシ「岩ポケモンにもダメージを与えられるってことか」

コウキ「条件が揃えばね。僕が教えられるのは、使い方だけ。タイミングは実際の試合で、君たちがよーく見極めてね!」

サトシ「おう、よろしく頼むぜ、コウキ!」
 ▼ 245 ビビール@からぶりほけん 21/12/25 22:04:44 ID:Go66GAvE [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜3時間後〜

サトシ・コウキ「「ただいまー!」」

ヒカリ「おっそーーい!」

サトシ「わりーわりー。つい夢中になっちゃってさ」

タケシ「コウキが見せたいものがあるって言うから、俺たち待ってたんだぞ?」

コウキ「ああ、そうだった! 実は僕、新しいポケモンを手持ちに加えることになってさ。ボールから出して良いかな?」

ピカチュウ「ピーカ!?」

サトシ「なんだよ、早く言えよそういうのは!」

コウキ「ごめんごめん。懐っこい子だから、きっとみんなとも仲良くやれると思うんだ……ビッパ、出ておいで」ポーン

ビッパ「びっぱ〜」

ヒカリ「わあ、ビッパだ! 図鑑見てみようっと」ピピッ

サトシ「バトルでゲットしたのか?」

コウキ「いや、研究所にいたのを引き取ったんだ。おとうさんに育ててみろって言われてさ」

タケシ「へぇ〜。じゃあジム戦は、このビッパを含めた2匹で挑戦するワケだな?」

コウキ「まあ……そうなるかな」

ヒカリ「なんでそんな渋い顔してるのよ」
 ▼ 246 チエナ@フエンせんべい 21/12/25 23:22:00 ID:Go66GAvE [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「今の僕たちはサトシくん以上に有効打に欠けるチームだから……うーん、ここまで来てなんだけど不安になってきたぞ……」

ヒカリ「あたしのポッチャマ貸す? 岩タイプには強いわよ」

ポッチャマ「!?」

コウキ「そういうのってアリなの?」

サトシ「リーグはともかく、ジム戦はアリなんじゃないか? ってか、お前なぁ……ひとのポケモンでコンテスト出たくせに、何を今更遠慮してるんだよ?」

コウキ「いや、遠慮っていうか……ポッチャマは強いから、僕自身の実力とか関係なくなっちゃいそうでさ」

ヒカリ「変なところでめんどくさい性格してるわよねー、コウキって」

サトシ「大丈夫だって! 明日から俺たちと一緒に、炭鉱で特訓しようぜ!」

コウキ「そうだね。レベル差……じゃなくて、鍛えてゴリ押しするしかないね」

ビッパ「ビーッパ」


〜翌日〜

サトシ「よーし! 明日はいよいよリベンジマッチだ。みんな頑張ろうぜ! タケシ、ウソッキー、コーチよろしくな!」

タケシ「おう! あと、コウキもな。ビシバシ鍛えるぞ!」

ウソッキー「ウッソ!」

コウキ「は、はぁ〜い……お手柔らかに頼むよ」
 ▼ 247 ディアン@ピンクのリボン 21/12/25 23:40:24 ID:Go66GAvE [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒョウタ「おっ、やってるねぇ」

タケシ「ヒョウタさん!」

ヒョウタ「もう一人挑戦者の連れがいるって言ってたのは、そっちの彼のことだね?」

サトシ「はい! 昨日の昼間、合流したんです」

ヒョウタ「クロガネシティへようこそ! 僕がジムリーダーのヒョウタだよ」

コウキ「はじめまして、コウキです。挨拶が遅れてしまってすみません」

ヒョウタ「良いんだよ。僕も地下道やら炭鉱やらにいて、ジムを空けてることが多いからね。コウキくんはサトシくんとは違って、新人トレーナーだね?」

コウキ「はい。まだポケモンを持ったばかりで……」

ヒョウタ「僕たちジムリーダーは、ちゃんとトレーナーのレベルに合わせた戦い方をするから、気負わずに挑んでおいで。もちろん、甘く見るのもダメだけどね!」

コウキ「お世話になります」

サトシ「ヒョウタさん! 俺、明日また挑戦しに行きます。今度は勝ちますよ!」

ヒョウタ「うん、楽しみにしてるよ!」

イワオ「おーい、ヒョウタ! 大変なことになったぞ!!」

サトシ「あ、審判の人」

コウキ(し、審判? 審判なんているんだ……)

ヒョウタ「どうしたんです?」
 ▼ 248 レイシア@カシブのみ 21/12/25 23:44:00 ID:Go66GAvE [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イワオ「街で古代ポケモンが暴れて……」

ドゴォォォン

プテラ「あんぎゃああああああ」

サトシ「なんだ!?」

コウキ「うわっ、なんか強そうなプテラが」

イワオ「あいつだ! さっきまで街で暴れていたヤツだ!!」

ヒョウタ「なんだって!?」

イワオ「とにかく、捕獲しないと……!」

ヒョウタ「わかりました。ここは僕に任せてください!」

サトシ「俺たちも手伝います!」

ヒョウタ「わかった。僕が注意を引きつけるよ……行け、ズガイドス!」ポーン

コウキ「街にはヒカリちゃんたちがいたよね。大丈夫かな?」

タケシ「確かに心配だな。コウキ、街の方を見てきてくれ!」

サトシ「ヒョウタさんの援護は俺たちに任せろ!」

コウキ「わかった。気をつけてね!」

プテラ「ぎゃおおおおおおおおお」
 ▼ 249 ガニウム@バトルサーチャー 21/12/25 23:46:27 ID:Go66GAvE [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クロガネシティ中心部〜

コウキ「なんなんだこの破壊の跡は……復元したポケモンって、こんな動く災害みたいな存在だったっけ……?」

ヒカリ「コウキ、大変よ! ポッチャマが……ポッチャマが!!」

コウキ「ヒカリちゃん! 無事で良かった……一体何があったの?」

ヒカリ「さっき飛んできたプテラが博物館の壁を壊したから、他の化石ポケモン達も逃げ出して、暴れ始めて……そうだ、プテラは!?」

コウキ「多分そのプテラなら今、ヒョウタさんやサトシくんたちが抑えてるよ。それで、他の化石ポケモン達は? ポッチャマは!?」

ヒカリ「ポッチャマ……あたしの言うこと聞かないで、化石ポケモン達の前に飛び出して行っちゃって」

コウキ「なんだって!?」

ヒカリ「あたしが追いついた時にはもう、あそこで……」フルフル

コウキ「ま、まさか……」チラッ

カブトプス「」シーン

アーマルド「」チーン

研究員「」ドンビキ

ポッチャマ「…………」フゥ

ヒカリ「化石ポケモンたちをボコボコにしてた」

コウキ「……えっ?」
 ▼ 250 ティオス@メガメガネ 21/12/25 23:59:27 ID:Go66GAvE [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキ「ポ、ポッチャマ……さん?」

ポッチャマ「チャマァ?」

コウキ「怪我はないみたいだけど……どうしてこんな無鉄砲なマネを?」

ポッチャマ「…………」フィッ

コウキ「………………」

研究員「と、とにかく助かったよ。しかし、化石復活マシンが盗まれるだなんて……!」

コウキ・ヒカリ「「化石復活マシン?」」

研究員「ああ。その中でプテラが復元中だったせいで、街中で古代ポケモンが暴れる羽目になったんだ。一体誰がこんなことを!」

ポッチャマ「ポチャ、ポチャッポチャーチャマ!」

ヒカリ「どうしたのポッチャマ?」

ポッチャマ「ポチャチャ、ポッチャポポチャー!」スッ

コウキ「……炭鉱?」

研究員「待った! 君たち、今は炭鉱に近づいてはいけないよ。今、プテラを捕獲中だって連絡が……」

コウキ「それなら、多分大丈夫だと思います。僕、そっちから来たので……行こう、ヒカリちゃん!」

ヒカリ「わかったわ!」
 ▼ 251 ガルガン@こだわりスカーフ 21/12/26 08:46:44 ID:5dagolmk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 252 ードル@ぎんのナナのみ 21/12/26 15:46:30 ID:M8gQMMUI [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クロガネ炭鉱〜

サトシ「ヒカリ、コウキ、無事だったんだな!」

タケシ「街は大丈夫みたいだな。こっちも無事にプテラを捕獲したぞ」

コウキ「それは良かった。ところで、そこのバカでかい機械のようなものは……」

サトシ「化石復活マシンだ。実はロケット団の奴らが、博物館から盗み出してたみたいなんだよ!」

コウキ「またあの人たち? 懲りないねぇ」

ヒョウタ「彼らは僕たちが撃退したから、もう心配いらないよ」

ラムパルド「ムッパ」

コウキ「それは良かったで……んん???」

ラムパルド「ムパァ」

サトシ「そうそう、さっきロケット団と戦ってたら、ヒョウタさんのズガイドスが進化したんだよ!」

コウキ「」

コウキ(か、加減しろおバカーーーーーーーー!!!!!!)

ヒカリ「強そ〜! ズガイドスの進化系なだけあるわね!」

コウキ(ラムパルドて……いやラムパルドて!!! シンオウジムっていつもそうですね…! 挑戦者のことなんだと思ってるんですか!?)

ヒョウタ「明日、ラムパルドの記念すべきデビュー戦の相手がサトシくんでよかったよ。楽しみにしてるね!」

コウキ(こ……この眼鏡野郎ッ! 担いだツルハシで出る杭を叩き折る気だな? なんて大人げないんだ!!)
 ▼ 253 ガチャーレム@フェスチケット 21/12/26 16:07:23 ID:M8gQMMUI [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜その日の夕方・ポケモンセンター〜

ピカチュウ「ピカピーカァ!」トコトコ

ポッチャマ「ポチャッチャマ〜♪」キャッキャ

ビッパ「すぴー……すぴー……」zzz

コウキ「…………」ピピッ

ゴクウ「うっきき?」

コウキ「うーん、やっぱりダメみたいだね」

ヒカリ「コウキ、何をそんなに熱心に図鑑眺めてるの?」

コウキ「ヒカリちゃん! 今ね、図鑑の持ちうる機能を徹底的に確認していたんだよ」

ヒカリ「機能? ポケモン図鑑で出来ることって、手持ちの登録とか、野生ポケモンやわざのスキャンくらいでしょ。あと身分証明とか」

コウキ「今のところはね。ついでに僕の図鑑は、生息地の分布なんかも記録してくれるよ。博士がそういうデバイスを入れてくれたんだ」

ヒカリ「へー、ポケモン研究にはうってつけね!」

コウキ「ただ、もう少し便利になってくれると良いんだけどね。例えばさ、そのポケモンがあとどれくらいで進化するとか、性格や個性なんかが読み取れたら良いと思わない?」

ヒカリ「いやいや、さすがにそこまでは無理でしょ!」

コウキ「そうかなぁ……」
 ▼ 254 ングドラ@くろおび 21/12/26 16:27:06 ID:M8gQMMUI [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカリ「そういえばあたしの図鑑なんだけど、最近ちょっとバグが起こるようになっちゃったのよね。図鑑って再発行とかできないから、どうしよっかな……」

コウキ「図鑑がバグる? そういうのって修理に出した方が良いんじゃないかな。修理って誰がどこでやってるのか分かんないけど」

ヒカリ「あたしもよく知らないから困ってるのよ。そもそも図鑑の故障って話自体、滅多に聞かないし」

コウキ「とりあえず、君の図鑑を見せてよ。どこがバグってるの?」

ヒカリ「えっと、ちょっと見ててね。図鑑をポッチャマに向けて……と。あ、読み取れた」ピピッ

コウキ「わざの確認項目だね。この機能がおかしくなってるの?」

ヒカリ「多分そうなの。ほら、一番下……」


__________________________________

 わざを見る:No.007 ポッチャマ
__________________________________

▶︎ バブルこうせん

  みずてっぽう

  つつく

  縺ッ縺?←?姙縺?セ会セ

 ▼ 255 ノセクト@きれいなウロコ 21/12/26 17:33:13 ID:objMUptI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 256 ャヒート@ヘルガナイト 21/12/26 17:43:46 ID:M8gQMMUI [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【縺ッ縺?←?姙縺?セ会セ】
__________________________________
繧ソ縺???壺?縺 | 蛻?。橸シ嗾縲?ケ?ョ

命中 ?呻シ
威力 荳??包シ
PP 縺

・縺ソ縺吶?N縺 ??縺?セ趣スゥ繧 縺?スイ縺ヲ繝 縺ッ繝?ー?@? ?コ?ー謦?☆繝弱Ξ
__________________________________


コウキ「なんじゃこりゃ……」

ヒカリ「ね、変でしょ?」

コウキ「他のポケモン……ミミロルもこんな感じ?」

ヒカリ「ううん、ミミロルはちゃんと4つ表示されるわ。そもそもポッチャマは3つしかわざを使えないから、そのせいでエラーが出てるんじゃないかしら?」

コウキ「……3つ? あんなに強いのに?」

ヒカリ「そうよ。ちゃんとポッチャマ本人に確認したもん」

コウキ「ま、まぁそれは置いといて……自分の図鑑では他人のポケモンのわざは確認できないから、エラーの条件もよくわからないね。機械に詳しい人に見てもらうしかないね、旅の途中じゃなかなか機会が無さそうなのが問題だけど……」

ヒカリ「……機会と機械を掛けた高度なギャグね!」

コウキ「ごめんそんなつもりで言ったワケじゃないんだわ」
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