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眩しい太陽がカンカンと照りつける暑い季節、大きな森の大きな木の下で唐突にご主人から別れを告げられた。
その理由は育成にかかる経済的負担と時間的負担だった。
マホイップ「ぷぁ?ごすじん?」
男「お前はこれから1匹で生きていくんだ。いいな?」
マホイップ「ぷぇ?いっぴき?」
男「もう俺はお前を育てられない。」
マホイップ「ぷぅ?」ポカン
マホイップはポカンと口を開けご主人の言う言葉の意味を理解できていない様子だ。
マホイップは小さい頃からご主人に育てられ大事に面倒を見られてきた。
ご主人と一緒にいることがマホイップにとっての当たり前であり、それが覆ることなど微塵も想像したことはないだろう。
男「お前を野生に返すことには抵抗があったが、良い引き取り手も見つからず、他に方法が無かったんだ。許してくれ。」
マホイップ「ぷぅ?やしぇい?」
男「最後にこれを………。俺のせめてもの贖罪だ………。」
ご主人が手に持つのは小さな小さなポシェット。
ご主人はマホイップの小さな体にそのポケモンを付けてあげた。
カチッ
マホイップ「ぷぅ?」
男「中には食料やお前の大事にしていたものが入っている。それで暫くは食い繋いでくれ。」
マホイップ「ぷゎ〜お!きのみしゃんいぃ〜っぱい!」バンザーイ
ポシェットを開けると、中にはマホイップの大好きなきのみが沢山詰め込まれていた。
ご主人も大事に育ててきたポケモンを逃すことには流石に抵抗があり、せめてもの慈悲を施す必要があると考え用意したのだろう。
マホイップは更にポシェットの中身をゴソゴソと探り何が入っているか確認する。
マホイップ「」ガサゴソ
男「…………。」
マホイップ「ぷ!ぷぁわ!まほみゆしゃんだぁ〜!」ニコォ
男「あぁ、お前それ好きだったよな。」
マホイップが取り出したのはマホミルの姿をした小さなぬいぐるみ。
これはマホイップが普段からとてもとても大事にしていたおもちゃで、ご主人がいない時の唯一の遊び相手だった。
マホイップはマホミルのぬいぐるみを大事そうに抱きしめ、スリスリと顔を擦りつける。
マホイップ「ぷゎあ〜!まほみゆしゃんっ〜!」スリスリ