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【安価ありSS】サトシの旅路(ジム巡り編)

 ▼ 1 レイシア@アゴのカセキ 22/08/23 21:41:59 ID:ZH1gkE.E [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カントー地方とジョウト地方の間に聳え立つ麗峰・シロガネ山。
そのシロガネ山の頂上にある洞窟で、1人の青年と大量のポケモン達が日夜修行に明け暮れていた。


青年「よし、大分仕上がってきたな。・・・よし、今からお昼だ!」


そういって、青年はポケモン達にやらせていたトレーニングを一旦止めさせ、ポケモンフーズの分量を計り、そのポケモンフーズの上にオレンのみやオボンのみなどの木の実を細かくした物を乗せて、ポケモン達一体一体に配っていく。

そして全てのポケモンに行き渡ったのを確認し、今度は青年自身のご飯の準備をする。


青年「そろそろカップ麺も缶詰も水もなくなりそうだな・・・今度ピジョットとケンホロウにお使い頼むか・・・」


そういって青年は近くにいたバクフーンに協力を仰いで火起こしをし、その火でお湯を沸かしてカップ麺と茶葉の入ったコップに注ぐ。
そして残ったお湯と火で缶詰を湯煎して、後はカップ麺と缶詰が食べれるようになるのを待つだけだ。


この青年はマサラタウンのサトシ。
数年前、ポケモンワールドチャンピオンシップス・・・通称PWCSでダンデに敗北し、ダンデにリベンジする為に各地で2度目のジム巡りを行い、そして現在に至るまでシロガネ山で山篭りの武者修行をしていたのだ。
 ▼ 2 イコウ@レベルボール 22/08/23 21:42:17 ID:ZH1gkE.E [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
青年改めサトシがカップ麺と缶詰が出来上がるのを待っていると、突如山頂を囲うようにして発生している霧の中から鳴き声がしてくるのが響いてきた。


サトシ「今のは・・・!?」


サトシが洞窟から外に出てみると、霧の中で何かの影がこちらに近づいてくる。
その影は少しずつ大きくなっていき、やがて霧の中から一体のポケモンが出てきた。


サトシ「ピ、ピジョット!?」

ピジョット「ピジョッ!ジョーット!(おい郵便だオラァ!こんな過酷な地に手紙を届けさせるなんて、大変なんだぞこちとら!)」


やってきたのはピジョットだった。
しかしそのピジョットはサトシのピジョットではない。
そのピジョットは嘴に手紙を咥えており、サトシがその手紙を受け取るやいなやすぐさま霧の中へと飛び去っていく。


ピジョット(郵便)「ピジョッ!(あばよ!もうこんなとこに郵便させんじゃねえぞ!)」

サトシ「ありがとなピジョット!えーと、なになに・・・あっ、オーキド博士からだ」

 ▼ 3 ェローチェ@からぶりほけん 22/08/23 21:42:33 ID:ZH1gkE.E [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手紙『サトシ、元気にしてるか?この手紙を読んでいるということは、おそらくお前さん達はまだまだ元気なのだろうな。それで本題に入るが、お前さん達に頼みたいことがあるんだ。だからこれからマサラタウンに来て欲しい。オーキド博士より』


サトシ「頼みってなんだろうな・・・とりあえず行くぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカァッ!(はーい!)」


サトシは、自分の肩に乗っていた相棒のポケモン・ピカチュウにそう伝え、ピカチュウとリザードン以外のポケモン達をモンスターボールに戻していく。
そしてポケモン達をボールに戻して荷物を纏めると、その荷物を担いでリザードンの背中に乗る。


サトシ「リザードン、マサラタウンまで急いでくれ!」

ピカチュウ「ピカピッカ!(よろしく!)」

リザードン「グルルァッ!(あたぼうよ!)」


そういってサトシ達は故郷・マサラタウンへと急行するのだった。
 ▼ 4 ッスグマ@ドリのみ 22/08/23 22:10:42 ID:ZH1gkE.E [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜カントー地方・マサラタウン〜


サトシ「ここに戻ってくるのも久しぶりだな・・・」


そういってサトシは、荷物の中からマントを取り出してそれを、身体を覆うようにして羽織る。
そしてフードを被って、帽子を深く被って顔が見えないようにしてからオーキド博士のいるであろうオーキド研究所へと歩いていくのだった。

・・・ちなみにいうとここはサトシの故郷なのだが、サトシはある事情から知り合い以外にはバレないように顔や姿をこうしてマントで隠していた。
何故そんな事をしているのか。
それは、かつてサトシが挑んでいたPWCSでの事が原因だった。


元々サトシの戦績はそんなによろしくなかった。
トレーナーになって初めてのリーグであるカントー地方ではマサラタウンの人々の期待を背負うなんてことはなかったがベスト32と惨敗だった。
そしてその後のオレンジリーグでもヘッドリーダーに敗北して殿堂入りならず。ジョウト地方でもホウエン地方でもベスト16。シンオウ地方ではベスト8と前よりも好成績だったが、その次のイッシュ地方ではベスト16とこの体たらく。その後カロス地方とアローラ地方でもリーグに挑んだがいずれもベスト4。

そんなトレーナーが奇跡に等しいくらいにのべ1万人にと昇る程の挑戦者が集うPWCSで見事マスターズエイトへと登り詰めるも、そして決勝戦でダンデに敗北して、世界2位のポジションになったのだ。
それだけなら普通に凄い話なのかもしれないが、世間はそんな事を納得するはずがない。
「リーグで1度も優勝した事のないような戦績の悪い奴なんかがなんで世界2位になれたんだ!」と批判や罵倒が殺到。

サトシはその批判や罵倒を見返す為に、「世界2位」の名に相応しい位に、否ダンデをも超える位に強くなろうと決意して、今まで巡った地方で2度目のジム巡りやリーグ大会へ参加したり、各地で武者修行の旅をしていたのだ。
しかしそれでも現状は変わらず、やはりリーグ大会での優勝は出来ず。

なので1度世間から離れ、過酷な環境で修行をしようと決めシロガネ山に篭っていたのだ。しかしそのせいか、サトシがいない間にどんどん評判は悪くなっていき、更には新人時代の天狗だった頃の事を大袈裟に掘り下げられるだけでなく、でっち上げの悪事なども広まっていた。


その為サトシは世間から身を隠すため、こうしてマントで姿を隠しているのだ。
 ▼ 5 ラルマッスグマ@あくのジュエル 22/08/23 22:11:07 ID:ZH1gkE.E [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレーナー「おい、ここがマサラタウンのサトシが住んでいた町だな。探せ!奴を見つけ次第どんな方法でもとっ捕まえろ!」

トレーナー「見つけ次第殺してもかまわんし、生け捕りならよりいい!奴を捕まえて俺が賞金を得る!」

町人「えっ、なにこれは(困惑)」


現在進行形で、サトシを賞金首として晒し、それに食いついた人々に命を狙われている状態だ。見つかったらどうなるか分かったものじゃない。


サトシ(うわぁまたいるよ・・・)


サトシはそんな人々から距離を取ろうとするも、ふと近くにいたトレーナーに声を掛けられてしまう。


トレーナー「おいお前、マサラタウンのサトシは知らないか?」

サトシ「い、いえ・・・」

トレーナー「そうか。・・・ん?」


ふと、そのトレーナーはサトシの顔をじっと見つめる。
バレてしまったのか?


〈安価〉
1.バレた!急いでオーキド研究所へ駆け込む
2.バレなかった!そろりそろりとオーキド研究所に入る

>>8
 ▼ 6 ーランド@こうかくレンズ 22/08/23 22:11:32 ID:R16UR4pM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2
 ▼ 7 ワムラー@ぼんぐりのみ 22/08/23 22:13:00 ID:VI0kqMEA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ふむ…支援
 ▼ 8 ガリザードンY@よごれたハンカチ 22/08/23 22:13:54 ID:cebkyOJQ NGネーム登録 NGID登録 報告
2
 ▼ 9 ケンカニ@ねばりのかぎづめ 22/08/23 22:55:39 ID:ZH1gkE.E [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレーナー「・・・」

サトシ(バ、バレたか・・・?)

トレーナー「いやすまん、なんでもないわ」


そういってトレーナーは他のトレーナーと合流し、またサトシの捜索を始める。


サトシ(た、助かった・・・よし、今のうちに!)


サトシは、周囲に気づかれないようにそろりそろりとオーキド研究所へと入っていく。


〜オーキド研究所〜


サトシ「お待たせしました、博士!」

オーキド「おおサトシか。よくここまで来た。・・・それにしても、外は大変だのう。みな躍起になってお前さんを捕らえようとしている。お前さんはただ勝ち進んで世界2位になっただけなのにな」

サトシ「は、はぁ・・・(汗)」

オーキド博士「まあそれはさておき本題に入るとしよう」


そういって、オーキド博士は近くにあるケースからあるものを取り出す。


サトシ「博士、これは?」

オーキド「これはだな、近々わしがトウソウ地方のイサミ博士に送らなきゃいけないデータなんじゃが、わしは急遽クチバシティで開催される学会に参加しなければいけなくなったのじゃ。なのでお前さんにこれを届けてほしい」

サトシ「いいですけど・・・トウソウ地方ってどんな地方なんですか?」

オーキド「トウソウ地方っていうのは、18の島と1つの大きな人工島からなる諸島群の地方じゃ。なに、百聞は一見にしかず。実際に行くのがいいだろう」


そういって、オーキド博士はサトシにトウソウ地方について書かれたマップやパンフレット、イサミ博士という人物に渡す為のデータ、飛行機のチケットを渡す。


オーキド「それじゃ、頼んだぞ!それと、トウソウ地方にもジムやリーグ大会があるから、よかったら参加してみるといい」
 ▼ 10 オノラゴン@グラウンドメモリ 22/08/23 23:19:50 ID:ZH1gkE.E [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トウソウ地方。
それは、1つの人口島を18の島が囲う諸島群からなる地方。

その地方には、18の島々にそれぞれ1つずつポケモンのタイプに特化したジムがあり、その18のタイプの18の島を全て制覇し、ジムバッヂを手にした者が人工島で行われるリーグ大会に参加出来るのだ。

サトシは現在、その人工島に訪れていた。
 ▼ 11 ウカザル@のどスプレー 22/08/23 23:20:15 ID:ZH1gkE.E [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜トウソウ地方・研究所前〜


サトシ「えーと、ここがイサミ博士の研究所、だな・・・」


サトシは地図と目の前の建物を交互に見て、それから扉を3回ほどノックする。

すると中から白衣を来た老婆が顔を覗かせる。


老婆「おやいらっしゃい。君がサトシ君かね?オーキド君から話は聞いているよ」

サトシ「はい、オーキド博士の依頼でデータを持ってきました、サトシです。イサミ博士で合ってますか?」

イサミ「そうそう、私がイサミじゃ。とりあえず立ち話はなんだ、上がりたまえ。」


そういって、イサミ博士はサトシを連れて研究所へと入るのだった。


イサミ「ほうほう・・・さすがはオーキド君。ポケモン研究会の権威になっただけの物だ。」


そう言ってイサミ博士は、オーキド博士からのデータを近くの棚から取り出したファイルへと仕舞い込む。


イサミ「それにしてもサトシ君、君の事を調べてみたんだが、色んな地方のリーグ大会に参加しているそうじゃないか」

サトシ「は、はい」

イサミ「せっかくだ、トウソウ地方のリーグに参加してみないかね?実は私、この地方のリーグの責任者の1人なんじゃ。リーグの開始までの準備期間もこれからだし、私が直々に推薦しようか?」

サトシ「い、いいんですか!ありがとうございます!」

イサミ「では、手続きに必要なこの書類にサインをしてくれ」


そういってイサミ博士がサトシに書類を渡してくる。
どうやら今回のリーグ大会に参加するにあたって必要な物なので、サトシはそれに名前や同意などを書き込んでいく。


そうしていると、ふと扉が開いてそこから誰かが入ってきた。
 ▼ 12 ードラ@きりのはこ 22/08/24 12:19:49 ID:rAR2eZuI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「お邪魔しまーす!イサミ博士はいますか?」

イサミ「おや、ロベリアちゃんじゃないか」


入ってきたのは、金色の長髪をした青眼の美少女・ロベリアだった。


ロベリア「イサミ博士、私もリーグ大会に参加したいので資料が欲しいんですが・・・」

イサミ「あいよ、ちと待ってな・・・」


そういってイサミは資料を取りに席を立つ。
そしてイサミがいなくなって、ロベリアはサトシの隣に座ってきた。


ロベリア「あれ、貴方は・・・」


ロベリアはサトシの顔をじっと見つめる。
そしてロベリアは何かに気づいたようで、サトシの手を握る。


ロベリア「貴方はマサラタウンのサトシさんですよ!ファンなんです!」

サトシ「えっ!?」
 ▼ 13 ールナー@ゴッドストーン 22/08/25 08:51:40 ID:AgPA5.N. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロベリアはサトシのファンと名乗った。
その瞬間、サトシは驚いた表情になり、続いて感涙する。


サトシ「お、俺の・・・ファン?マジで・・・!?」

ロベリア「はいっ!サトシさんのリーグ大会やPWCSでのバトル、楽しみに観てました!」

サトシ「マジか・・・本当に、俺のファンなのか・・・!今まで、俺の事知ってるのほぼアンチだったけど、ちゃんとファンもいたんだ・・・!」


そう話していると、イサミ博士が資料を持って戻ってくる。


イサミ「ロベリアちゃん、資料持ってきたよ。ここに色々書いてくれ」

ロベリア「はい」


そう言って、ロベリアはしばらく資料を書いていたが突然こんな事を言い出す。


ロベリア「そうだ!サトシさん、一緒に旅しませんか?サトシさんもこのリーグ大会に向けてジム巡りしますよね?」

サトシ「そ、そうだけど・・・でもいいの?俺、各地で色んなトレーナーに命とか狙われてるから巻き込まれる事になるけど」

ロベリア「大丈夫ですよ!私が守りますから!」

サトシ「そ、そうなのか・・・うん、じゃあ一緒に行こうぜ!」

ロベリア「はい!」


こうして、サトシとロベリアのトウソウ地方の旅が始まるのだった。
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