僕が体を動かすたびに、ちゃりんちゃりんと金属音が響き渡る。それは僕の手足首と、首輪に繋がった鎖から響く音だ。そんな僕の姿をにこにこと笑いながら見下ろすマスカーニャは、ぐいと立派な茎を僕の頬に擦り付けてくる。僕はその度に、興奮で心躍らせながら口に含む……。
ここは僕が借りているアパートだが、見ての通りで僕はマスカーニャに監禁されている。もう三日目だ。
誰も僕を助けたくても助けられない。近所の人の叫び声や警察のサイレンが響き渡るたびに、マスカーニャは僕を置いて部屋を飛び出してしまう。すると叫び声やサイレンは完全に消えてしまう。わざのPPを確認すると、つじぎりのPPだけが異様に目減りしている。しかもしばらくするとそれも回復して、この部屋に戻ってきてしまう。
といっても、僕は逃げ出す気はさらさらない。仮に自力で逃げ出せるか、誰かが僕のマスカーニャを「駆除」してしまったとしても、僕はもう普通の生活には戻れない。戻りたくない。もうマスカーニャなしでは生きられない。マスカーニャから生えている立派な茎−−その表面にびっしりと生い茂る、7ミリ程の薔薇の茎のような棘。そんな凶器とも名器ともいえるモノで、しかも嫉妬心を燃やすように力づくでする行為を重ねてしまったおかげで、僕の上下の口は引き裂かれてしまった。血で固まった傷口もすぐに引き裂かれ、さらに傷口は広がり血液が垂れる。もう小さな血溜まりが出来ている。喉も声を出すことは叶いそうにないほどに潰れてしまっている。もう普通の人間として生活するのは不可能だ。しかし幸いなことに、マスカーニャが震えながら巨茎から白い樹液が、傷口の痛みを和らげえくれる。おまけに、ソレを飲み込むたびに、頭がおかしくなるほどの多幸感を感じる。
思い返せば、仕事が忙しいばかりに、ニャオハ時代からかまってやることが出来なかった。僕自身も、金に仕事に振り回される生活は懲り懲りだった。いっそのこと消えてなくなりたいほどに。マスカーニャは、自らの危険を顧みずに僕に生きる希望をくれたのだ。僕はそんなマスカーニャの情愛を受けとめながら生きることを決意したのだ。
そんなことを思っているとマスカーニャの茎は僕の口の中で爆ぜた。僕がソレをすべて飲み込むと、マスカーニャはニャッとひと鳴きして、下の口に茎を突き立てる。僕が、この愛の時間が終わらないことを願いながら……。
ここは僕が借りているアパートだが、見ての通りで僕はマスカーニャに監禁されている。もう三日目だ。
誰も僕を助けたくても助けられない。近所の人の叫び声や警察のサイレンが響き渡るたびに、マスカーニャは僕を置いて部屋を飛び出してしまう。すると叫び声やサイレンは完全に消えてしまう。わざのPPを確認すると、つじぎりのPPだけが異様に目減りしている。しかもしばらくするとそれも回復して、この部屋に戻ってきてしまう。
といっても、僕は逃げ出す気はさらさらない。仮に自力で逃げ出せるか、誰かが僕のマスカーニャを「駆除」してしまったとしても、僕はもう普通の生活には戻れない。戻りたくない。もうマスカーニャなしでは生きられない。マスカーニャから生えている立派な茎−−その表面にびっしりと生い茂る、7ミリ程の薔薇の茎のような棘。そんな凶器とも名器ともいえるモノで、しかも嫉妬心を燃やすように力づくでする行為を重ねてしまったおかげで、僕の上下の口は引き裂かれてしまった。血で固まった傷口もすぐに引き裂かれ、さらに傷口は広がり血液が垂れる。もう小さな血溜まりが出来ている。喉も声を出すことは叶いそうにないほどに潰れてしまっている。もう普通の人間として生活するのは不可能だ。しかし幸いなことに、マスカーニャが震えながら巨茎から白い樹液が、傷口の痛みを和らげえくれる。おまけに、ソレを飲み込むたびに、頭がおかしくなるほどの多幸感を感じる。
思い返せば、仕事が忙しいばかりに、ニャオハ時代からかまってやることが出来なかった。僕自身も、金に仕事に振り回される生活は懲り懲りだった。いっそのこと消えてなくなりたいほどに。マスカーニャは、自らの危険を顧みずに僕に生きる希望をくれたのだ。僕はそんなマスカーニャの情愛を受けとめながら生きることを決意したのだ。
そんなことを思っているとマスカーニャの茎は僕の口の中で爆ぜた。僕がソレをすべて飲み込むと、マスカーニャはニャッとひと鳴きして、下の口に茎を突き立てる。僕が、この愛の時間が終わらないことを願いながら……。
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