サトシ 「ぁ……、オレいま声に出てた?」
シトロン 「僕の聞き間違いであることを願いましたが……出てましたよ。一応、理由を聞かせて貰えますか?」
サトシ 「理由……か」
シトロン 「はい。まぁ僕も思春期の男子なので、気持ちは分かりますよ。セレナは美人ですし、下心が芽生えても おかしくは ありません」
サトシ 「……洗濯ってさ、いつもセレナとユリーカが やってくれるじゃん?」
シトロン 「洗濯? そうですね。僕は料理、サトシはテーブル準備や薪集め――と、自然と野宿の時の役割分担が出来ていますね」
サトシ 「それで……先週の話になるけど、洗濯物を干した後、セレナがパフォーマンスの練習してるとき、雨が降ってきたじゃん」
シトロン 「あぁ、はい。あれは突然のゲリラ豪雨でしたね」
サトシ 「オレ、急いで洗濯物をテントに入れて……、すぐ取り込んだから、そこまで濡れてなかったんだよ。だから、みんなの服とか畳んでたんだけど……」
シトロン 「ほぉ」
サトシ 「セレナのパンツをさ、畳もうとして、ちょっと手を止めちゃったんだよ。あぁ、女子のパンツって、こんな形なんだーって。案外小さいんだなーって」
シトロン 「それ一歩間違えれば変質者ですからね」
サトシ 「飾り気とか無い白いパンツで、けっこう柔らかい生地だったな。トランクスとは大違いだった」
シトロン 「なるほど。お洒落なセレナにしては平凡というか、年齢相応というか」
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