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ネモ「ね、ハルト、聞いてる?」
ハルト「はしたないよ、ネモ。最後にしてからまだ6時間も経ってないじゃん」
時計の針は13時過ぎをさしていた。昼下がりのテーブルシティのファミリーレストランで少し遅めのランチを二人は食べた。
ハルト「この後は映画見に行こうよ。ネモも楽しみにしていた、バトルサブウェイシリーズの新作やってるからさ。おしっこはその後ね」
ネモ「いやだ!先、おしっこ行かないと……我慢、できない……かも……」
ネモがこうして排尿の許可を懇願しているのには理由があった。
”ポケモンバトルに負けたら何でも1つ言うことを聞くこと”
ポケモンの腕前はチャンピオンクラス、パルデアでは負け知らずのネモにとって、リスクはバトルを楽しむためのスパイスでしかなかった。
しかし、先日、その条件でハルトとポケモンバトルをしたことを、今ネモは後悔していた。
ハルト「駄目だよ。ボクが駄目と行ったら駄目。ネモならもっと我慢できる。だから、おしっこより先に映画ね」
目の前の少年に、ネモは敗れ、排尿の自由を奪われた。
ネモ「んっ……」
ネモ(まだ……大丈夫、だよね……?)
自分の膀胱と相談するが、決定権はハルトに握られている。ネモは頷くことしかできない。