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SS

ビート「今の時期、赤い装束を身に纏った不審者が深夜に子供部屋に忍び込む事件が発生しているようです」ホップ「あっ(察し)」

 ▼ 1 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 20:59:47 ID:ckYsIbyo [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「何でもその不審者は、いたいけな少女の寝顔を覗き見て性的興奮を満たした後、自らの存在を誇示する為に不審物を置いて帰るのだそうです。これは相当な変態に違いありませんね」

ユウリ「あのさー。ビート、それって」

ホップ「わーーーっ!!わーーーっ!!!」ガバッ!

ユウリ「もがごご」

ビート「何なんですか急に」

ホップ「そ、それは大変なんだぞ!オレ達で対策を練ってそいつを捕まえよう!」

ビート「ホップ君にしては話が早いですね。僕もそう言おうとしていたんです。早速作戦会議を開きましょうか!」イソイソ


……


ユウリ「何すんのホップ!」

ホップ「考えてみろよ。ビートは施設育ちなんだぞ。きっとまともにクリスマスを体験したことがないに決まってるじゃんか」

ユウリ「それはそうかもしれないけど……」

マリィ「そうだね。アイツ口は悪いし壁画はぶっ壊すしで、きっとサンタさんからの査定が悪くてまだプレゼント貰ったことがないんだよ」

ホップ・ユウリ「えっ」

マリィ「可哀想だし、マリィも変態探し手伝ってあげようかな」スタスタ



ホップ「まさか、マリィのやつ……」ヒソヒソ

ユウリ「未だにサンタクロース信じてるんだ……」ヒソヒソ
 ▼ 2 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:00:33 ID:ckYsIbyo [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ATTENTION】
このSSには、ホプユウ、ビトマリ、女装、メスガキ、オタクに優しいギャル、おじさん構文、わかるねファミリーなどの要素が含まれています。
 ▼ 3 フタチマル@がんせきおこう 23/12/13 21:01:04 ID:6XCgARS6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:01:20 ID:ckYsIbyo [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「まずは目撃情報を整理しましょう。被害者の子供たちから聴取した話から、目立った特徴を抜粋していきます」黒板カキカキ

ビート「まずは服装。暗がりで見えなかったという意見も多かったのですが、概ね『赤』で一致しているようです」カキカキ

ホップ(サンタだ……)

ビート「身体的特徴は、厚着をしていて分かりにくいらしいですが、大柄で恰幅の良い体型だそうです」カキカキ

ユウリ(サンタだ……)

ビート「そして、何か大きなものを担いでいるシルエットが複数名から目撃されています」カキカキ

マリィ「ふぅん。大きな荷物を持ってるなら、忍び込むのに苦労するんじゃない?」

ビート「良いところに気が付きましたね。そこで問題になってくるのが侵入経路なんです」ビシッ!

ユウリ(まさか暖炉とか言い出さないよね)

ビート「なんと、犯人が室内のドアから入ってくるのを見たという証言が多数を占めているのです!」黒板バーン!

ホップ(まあそうだよな。親だもん……)
 ▼ 5 イワンコ@フリージオのこおり 23/12/13 21:02:19 ID:U0FoAxNQ NGネーム登録 NGID登録 報告
スレタイロリコンのマサルかと思った
 ▼ 6 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:02:46 ID:ckYsIbyo [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「……途中までもしかしてサンタさんかなって思ったけど、体格が良いってことは違うか。サンタさんは超スレンダー体型だもんね」ボソッ

ホップ・ユウリ(ネズさん……)ホロリ

ビート「え?なんですって?」

マリィ「ううん。何でもない。つまり、犯人は堂々と家に上がり込んでいるってことなんだよね」

ビート「その通りです。これはかなり危険な兆候を示しています。犯人が親御さんに気付かれずに家の中を歩き回り、子ども部屋に侵入している訳ですからね」

マリィ「……だよね。サンタさんはちゃんと窓から入るもんね」ボソッ


ユウリ「ぷ、うくく……」フルフル

ホップ「お、おい、何笑ってるんだよユウリ」

ユウリ「いや、ネズさんがサンタコスで窓から入ってる絵面を想像したら笑えちゃって……」プルプル

ホップ「や、やめてくれよ。オレも想像しちゃったじゃんか」プププ

ユウリ「ネズさんほどサンタ服が似合わない人もいないよね……」プルプル

ホップ「マジでやめろって、ホントに……」プルプル


ビート「ちょっとそこの二人!何笑ってるんですか!」机バーン!

ホップ(やば、怒られた)
 ▼ 7 ポチエナ@ゴールドコロン 23/12/13 21:03:19 ID:itfwE9yA NGネーム登録 NGID登録 報告
同期からハブられるマサルェ
 ▼ 8 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:04:00 ID:ckYsIbyo [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「さっきから2人でコソコソベタベタと……イチャつきたいなら家でやってください!僕たちは真剣に対策会議をしているんです!」キーッ!

ホップ「いや別にそんなんじゃ……///」

ユウリ「ネズさんのミニスカサンタサプライズ」ボソッ

ホップ「ブホォァ!!」ゲホゴホ

ビート「帰れ!!!!」シメダシー


……


ホップ「何してくれてんだよユウリ!あの二人を放っておいたらまずいだろ!」

ユウリ「ごめんごめん。でも、なにがまずいって言うの。純粋清らかなマリィちゃんとヘタレツンデレ男を一緒にしておいたって何の間違いも起きないでしょ」

ホップ「そうじゃなくて!サンタを知らないやつとサンタを信じてるやつを一緒にしたら……」

ユウリ「あぁ、そっか。それは大乱闘不可避ね」
 ▼ 9 ウオチルドン@ぼんぐりケース 23/12/13 21:04:08 ID:NimIiDVQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィさん…
 ▼ 10 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:04:57 ID:ckYsIbyo [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「アホコンビを追い出したことですし、仕切り直しとしましょうか」

マリィ「う、うん(張り切ってるなー)」

ビート「実は、既に事件の法則性には気づいていて、仮の作戦も出来上がってるんですよ。カクカクシキジカで……」

(中略)

マリィ「へぇ、やるじゃん。良い作戦だと思う」

ビート「そうでしょう!僕はエリートですからねっ」ドヤヤッ

マリィ「きっと上手くいくよ。マリィも手伝うし。そしたら、サンタさんからの評価も良くなってプレゼント貰えるけんね」ニコッ

ビート「は?」


……


ホップ「くそっ!鍵かけてあるぞ!」ガチャガチャ!

ユウリ「まずいまずい早くしないとマリィちゃんの純真が汚されるっっ!」ドンドンドン!

ホップ「いや、どっちかってと可哀想なのはビートだろ。絶対病んで重苦しい過去の回想とかやり出すぞアイツ」
 ▼ 11 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:06:13 ID:ckYsIbyo [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「サンタ?……アハハッ!マリィさん、その歳でまだそんなもの信じてるんですか?」

マリィ「え……」

ビート「余程甘やかされて育てられてるんですね、貴女。現実的に考えて、世界中の子供に無償でプレゼントを配る人なんているわけがないでしょう?サンタなんて……そんなの親がやってるに決まってるじゃないか!」机ドンッ!

マリィ「で、でも、マリィの家は」

ビート「貴女の場合はお兄さんですかね?あの痩せっぷり、相当無理してプレゼント代を捻出しているんでしょうねぇ?」クスクス

マリィ「ち、違うもん!アニキが痩せとるのは体質だし!良い子にしとれば必ずサンタさんは来るってアニキが……」

ビート「だったら、僕は悪い子なんですか?」

マリィ「あ……」

ビート「小さい頃から必死に努力して誰よりもエリートであろうと努めてきたこの僕が、一度もサンタさんにプレゼントを貰ったことがないのは、僕が悪い子だからだって言うんですか?」ギロッ

マリィ「うぅ……それは……」


……


ホップ「やばいもう始まってるっぽいぞ!」

ユウリ「マリィちゃんの夢は私が守るっ!!クマたん!暗黒強打よっ!」

ホップ「どうせ一番常識人のオレが仲裁役やらされるんだっ!バイウールー!すてみタックル!」
 ▼ 12 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:07:07 ID:ckYsIbyo [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「空飛ぶソリや赤い鼻のオドシシなんて存在しないし、頑張って描いたサンタさんへの手紙を読んでいるのは保護者です。だから、収入相応で形のあるものしか貰ったことがないでしょう?クリスマスなんて所詮おもちゃ屋ビジネスの為のイベントに過ぎないんですよ」

マリィ「そんな……」ウルウル

ビート「なのに、未だにサンタを信じてプレゼントを要求しているなんて……幼稚な妹を持つネズさんが可哀想ですね!」フンッ!


ウーラオス「グオオオオオ!」ズドーン!

バイウールー「ベエェエエエエ!」ドコーン!

ユウリ「よし!開いた!」

ホップ「なんとか間に合っ……」


マリィ「ふぇぇ……違うもん……」ポロポロ

ビート「な、泣けば済むと思ってるんですか!?そんなことしてもサンタがいない事実は覆らないんですからね!」


ホップ「ってなかったーーー!!!」

ユウリ「うおおおおビートこんにゃろぉぉぉぉ」キシャー!
 ▼ 13 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:08:02 ID:ckYsIbyo [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「マリィちゃんを泣かせた罪は重いぞっ!マスター道場で鍛えた水流連打を喰らえええええぇぇ!!」シュシュシュシュ!

ホップ「お、落ち着けってユウリ!」ガシッ!

ユウリ「離せー!奴のモコモコ頭を凹ませるまで気が済まなぬぇーんだああああ」ジタバタ!

ビート「……どうせ僕は悪者ですよ。せいぜいお子様同士慰め合ったらいいんじゃないですか?」ドアガチャッ

バタンッ

マリィ「あ、ビート……」グスン

ユウリ「マリィちゃんんんんん!今カレー作ってあげるからね!ポケじゃらしもあるし、ボールもあるよっ!」ギュウウウウ!

マリィ「要らない……」

ホップ「慰め方が対ポケモンなんだよなぁ。オレはビートをなんとかしてくるよ」ドアガチャッ


マリィ(……ごめん、ビート)ボソッ
 ▼ 14 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:08:48 ID:ckYsIbyo [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「ビート!待てってば!」タタタッ!

ビート「しつこいですね!貴方になんと言われようと謝りになんて行かないですから!」

ホップ「そうじゃないって!オレが話したいのは変質者のことだよ!」

ビート「え?」

ホップ「オレさ、てっきりビートがサンタクロースを知らないせいで変質者と勘違いしてると思ったんだよ。でも、お前はサンタの存在を知っていた。それってつまり、子供を狙ってる変質者が本当にいるってことなんだろ?」

ビート「……そうですよ。だから、貴方達を呼び出して捕まえるのを協力して貰おうと思ってたんです」

ホップ「じゃあ、オレも手伝うぞ!」

ビート「いいんですか?僕なんかに味方して……」イジイジ

ホップ「いつまでも拗ねてんなよ。今は犯人を捕まえるのが最優先なんだぞ!」バシッ!

ビート「……そうですね。では、僕がまとめた考えについてお話します」
 ▼ 15 ◆XSB9B4V/6I 23/12/13 21:10:35 ID:ckYsIbyo [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「実は、被害に遭った少女たちと犯行現場にはとある法則性があるのです。この地図を見てください」ペラッ

ホップ「ん?このルートはもしかして」

ビート「そう、犯行場所はジムチャレンジで巡る町の順番になっているんです。そしてこれは被害者の名前リストです」ピラッ

ホップ「……あ!ABC順だ!」

ビート「これで大体の動向は掴めるでしょう。今月に入ってから起きた事件は6件。犯人は土曜日と日曜日に犯行に及んでいる。つまり、次の週末までに犯人を見つけられれば」

ホップ「女の子二人が被害に遭わずに済むってことだな!」

ビート「そういうことです。そして、既に犯人をおびき寄せる具体的な作戦も考えてあります」

例の構図のホップ「流石だぞ!変質者の心理をバッチリ理解しているんだな!」

ビート「誤解を生む褒め方はやめてください」
 ▼ 16 ヒラヒナ@くちたけん 23/12/13 22:01:21 ID:DZiQ8fLY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わかるねファミリーとか不穏すぎて草
 ▼ 17 マグマラシ@メダルボックス 23/12/13 22:28:14 ID:JyTQfgV2 NGネーム登録 NGID登録 報告
一体ナニサ・クリスティなんだ
 ▼ 18 アシレーヌ@ボンサクのちゃわん 23/12/13 23:20:39 ID:BfXsgtx2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わかるねファミリーってそんなマフィアみたいな…
 ▼ 19 ブラッキー@ホイップクリーム 23/12/13 23:35:44 ID:M9cAFyCk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
え、サンタさんって親なんですか?
 ▼ 20 ガントル@ていきけん 23/12/14 01:04:57 ID:Y2fERPZM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
犯人マサルだろ
 ▼ 21 フリージオ@あやしいおこう 23/12/14 01:26:07 ID:e1CwP3DA NGネーム登録 NGID登録 報告
シルディさん……
 ▼ 22 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:23:18 ID:olm2T6NY [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スパイク商店街〜


ユウリ「ほら、マリィちゃん見て見て!あそこにサンタさんがいるよっ!」グイグイ


コスプレサンタ「フォッフォッフォッ、クリスマス限定のサンタコスリーグカードが絶賛予約受付中じゃよ〜」

モブ幼女「わ〜いサンタさんだ〜」キャッキャッ!

モブショタ「ママー!僕ミニスカサンタネズのカード欲しいよー!」


マリィ「あのさユウリ、流石に商店街にいるサンタさんが販促の為のコスプレだってことくらいあたしも知っとーよ」

ユウリ「そ、そっか……」

コスプレサンタ「営業妨害やめて」

マリィ「というか、本当は薄々分かってたんだ。サンタさんの正体がアニキだったってこと」

ユウリ「そうなの?」

コスプレサンタ「頼むからその会話あっちでやってください」
 ▼ 23 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:24:42 ID:olm2T6NY [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜場所移動後〜

マリィ「ビートの言う通りやけん。あたし、ずっと子供でいたかった。気付かないふりして、妹としてアニキに甘えていたかったんだよ」

ユウリ「マリィちゃん……」

マリィ「でも、ビートには誰もいなかったんだよね。羨ましくなるに決まってるのに、あたしってば何も考えんで……」ショボン

ユウリ「うわーーん!!マリィちゃん良い子しゅぎぃぃ!ポケじゃらししてあげりゅうぅぅぅ!!」ファサファサシャリンシャリン

マリィ「ちょ、くすぐったいからやめんしゃい!ひゃ、ひゃはははっ///」ジタバタ

(数分後)

マリィ「はぁ……笑いすぎてなんの涙かわかんなくなっちゃった」ゼェゼェ

ユウリ「やったぜ。気分転換にショッピングでもしよーよ!」

マリィ「うん、そうだね……買いたいものもあるし」
 ▼ 24 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:25:38 ID:olm2T6NY [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スパイクタウン大通り〜


ホップ「お、おいビート、本当にこんな格好で街を歩くのか……?///」モジモジ

ビート「当たり前でしょう。僕の話を聞いていなかったんですか?犯人が狙っているのは『女の子』です。僕たちが囮になる為には女装しなきゃいけないに決まってるよね?」

オタクに優しい黒ギャルコーデホップ「うぅ……股がスースーするぞ。いつもこんな格好で旅をしてるユウリ達は凄いな……」

量産型地雷系メスガキコーデビート「もっと自信を持ちなさいな。貴方の女装、なかなかサマになってますよ」スッ…

ホップ「や、やめろよ!顔近づけるなって!万が一ドキドキしたらどうするんだ!」ドキドキ!


モブおじA「わァ……野生の百合カップルだァ!」

モブおじB「てぇてぇのぅ……」

ワラワラ!

ホップ「なんかいつの間に人だかりができてるぞ!」

ビート「この調子で怪しい男を見つけ出しますよ」
 ▼ 25 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:27:30 ID:olm2T6NY [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ユウリ「なんかあそこめっちゃ人が集まってる」

マリィ「セールでもやっとると?あ、マリィが行きたいのはこっちの店ね」カランカラン

イラッシャイマセー

ユウリ「わぁ、可愛い雑貨屋!でも、マリィちゃんってこういう趣味だっけ?」

マリィ「……ねえ、ユウリ。ビートってこういうの好きかな?」

ユウリ「あ!もしかして!」

マリィ「うん、サンタさんの代わりにはならないかもだけど……せめてあたしから何かあげようかなって」

ユウリ「いいじゃん!アイツ絶対泣いて喜ぶよ!」

マリィ「ふふっ、そうだといいな……」



???「……」ジーッ
 ▼ 26 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:29:19 ID:olm2T6NY [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ヒジキ・オカ店内〜


店員「まあ、可愛いお嬢さん方!何をお探しですか?」ニッコリ

ビート「新作アイテムを一通り見せてください」

店員「かしこまりました〜」


店員2「ねぇ、あの子ってポプラさんとこの……」ヒソヒソ

店員「シッ!触れちゃダメよ!今は多様性が尊重される世の中なんだから……」ヒソヒソ


ホップ「なあ、変質者を捕まえる前にオレらが変質者になっちまうんじゃないか?」

ビート「ちゃんと無垢な少女になりきりなさい!そしたら正体がバレることもないんですから!」

黒ギャルホップ「わ、わかったわぞ……///」テレテレ

量産型女子ビート「まあ。ホップさん、見てくださいまし!このワンピースとってもおピンクでございますわよ!」オホホー

ホップ「無垢な少女っていうより悪役令嬢みたいだよなお前」

ビート「ぶっ飛ばしますわよ!!……あ、店員さん、このシリーズのアイテムが気になるので見せてください」
 ▼ 27 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:31:10 ID:olm2T6NY [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「何を買おうとしてるんだ?」

ビート「……」ジーッ

ホップ「てか、変質者は男なんだろ?女物の服屋で買い物してたら見つからないじゃん」

ビート「あの、ポプラさんが言ってたんですけど。ホップ君は女心を理解するのが得意なんですよね?」

ホップ「へ?」

ビート「……マリィさんが好きそうなものって分かりますか?」ボソッ

ホップ「あぁ!そういうことかぁ〜」ニヤニヤ

ビート「ちょ、勘違いしないでくださいよ!僕は別に悪かったなんて思ってませんし!ただ、ちょっぴり大人げなかったから任務のついでに何か買ってご機嫌取ってあげようかなってだけで!あくまでついでであって!マリィさんのことなんて別になんとも思ってないんだからねっ!!!!」アセアセ

ホップ「はいはいテンプレツンデレ乙。超絶バトル脳で幼馴染のフラグを折り続けている兄貴を反面教師にして育ったこのオレに任せるんだぞ!」



ダンデ「へっくし!あぁ、ミニスカサンタの撮影は体に堪えるぜ!」ブルブル

キバナ「なっさけねぇな!いつも生足剥き出しの俺様たちを見習えよな!」ピラッ♡

ネズ「というかなんでミニスカなんですかね……」スースー
 ▼ 28 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:32:37 ID:olm2T6NY [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ユウリ「見てマリィちゃん!これ良くない?デリバードが描かれたセーターだよ!触ると目の形が変わるよ!」ダサーン

マリィ「それ本当にデリバード?(ユウリのセンスはアテにならなそうやね……)」

ドンッ!

マリィ「あっ、ごめんなさい」

???「いえいえこちらこそ。怪我はないかな、お嬢さん?」

ユウリ「もー、気をつけてよね!」

マリィ「いいよユウリ。なんともないから」

???「ユウリちゃんにマリィちゃんか……チッ、残念だな」

ユウリ・マリィ「?」キョトン

???「おっと、なんでもないよ。じゃ、お買い物楽しんでね〜」スタスタ

マリィ「何だったんだろ今の人」

ユウリ「さあ?」
 ▼ 29 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:33:29 ID:olm2T6NY [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
店員「ありがとうございました〜」

マリィ「よし、ラッピングもバッチリ可愛くしたばい!」

ユウリ「これ面白いからホップに着せよ〜っと」

マリィ「でさ、ユウリにちょっと頼みたいことがあるけん。いい?」

ユウリ「なになになに??マリィちゃんのためなら何でもするよ!!」シッポフリフリ

マリィ「普通に渡すんじゃなくてね、ゴニョゴニョ……」

ユウリ「成程ね。いいよ、これから一緒に頼みに行こうよ!」

マリィ「うん。ありがとユウリ!」パァァ
 ▼ 30 ◆XSB9B4V/6I 23/12/15 21:34:51 ID:olm2T6NY [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

店員「ありがとうございました。配送サービスへの手配はこちらでしておきますので」ペコリ

ホップ「どうせなら自分で渡せばよかったのに」

ビート「そんな暇ないでしょう。クリスマスイブはまさに犯行時刻なんですから」

ホップ「あ、そういやそうだった!どうするんだよ犯人探し!」ワタワタ

ビート「焦りは禁物ですよ。不審者が活動的になるのは日が暮れてからが相場です。なるべく人通りの少ない路地を歩いておびき寄せますよ」ウデクミッ♡

ホップ「うげっ!まだあの百合営業やるつもりなのか!?」

ビート「何を今更。犯人のターゲットは残り二人。僕達二人に狙いを定めさせないと確実に捕えられないじゃないですか」ピタッ♡

ホップ「……なあ、お前って別にそっちの趣味がある訳じゃないよな?」

ビート「失礼な!僕だって本当はこんなことしたくないですよ!」ギリギリギリ

ホップ「痛゛ででででで!わかった!わかったから腕をへし折ろうとするなよ!!」
 ▼ 31 コソクムシ@ヤミカラスのおたから 23/12/16 00:27:07 ID:9xi6F8bk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このほのぼの空間に放り込まれるBBSファミリー楽しみすぎて草
支援
 ▼ 32 ヤブクロン@カントーのせきばん 23/12/16 02:26:28 ID:em6srfFo NGネーム登録 NGID登録 報告
面白い
 ▼ 33 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:04:28 ID:Ec8U7ioI [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜撮影現場〜


クララ「」ドーン!

カブ「わかるねっ!!!!」ドーン!

マサル「そもそもあなた誰ですか?」キョトン

監督「はいOKでーす」


監督「よし!バッチリだ!ここからパパッとカットバックしてグッと来てババーン!と死体のアップで、横からタイトルがシャキーン!と来るわけですよ!」ペラペラ

カブ「いやークララ君、今日も迫真の死に顔だったね!新人俳優とは思えないよ!」

クララ「キャハッ!カブさんに褒められるなんてクララ嬉しい〜♡」

マスタード「やっぱりね。ワシちゃんはずっとクララちんがこっちの道に向いていると思ってたんだよん!」

キャッキャッウフフ!

マサル「……」



超売れっ子俳優オ・レクン氏「あ、マサル君も良かったよ。お疲れ様!」肩ポン!

マサル「……どうも」
 ▼ 34 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:05:34 ID:Ec8U7ioI [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「俳優を志望してから早二年。同期のクララさんは強烈なキャラが受けて人気が出始めたっていうのに」石ケリッ

マサル「僕は相変わらず、居ても居なくてもよさそうなモブ役ばっかり。未だに『そもそもあなた誰ですか?』ってセリフしか貰ったことがない……」

マサル「僕、この道向いてないのかなぁ」トボトボ


量産型女子「女の子がそんなに大口開けて食べないでくださいよ。ほら、クリームが付いちゃってる」スッ…♡

黒ギャル「ちょっ、やめろわよ!みんなが見てるってば……///」


マサル「わ、可愛い子達だな(どっかで見たことある気がするけど)……はぁ。もうすぐクリスマスだってのに、僕には一緒に過ごす女の子も居ないんだよなぁ」ションボリーヌ


???「おーい!マサルー!」

マサル「ん?この声は」


ユウリ「じゃーん!可愛い妹のユウリちゃんだぞっ!」

マリィ「久しぶり。元気にしてた?」

マサル「マリィちゃん!……と、アホ妹」

ユウリ「誰がアホじゃいっ!!」ベチン!

マサル「痛いなー!何しに来たんだよ」
 ▼ 35 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:07:14 ID:Ec8U7ioI [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「ごめん。もしかして忙しかと?」

マサル「全然……(いや、暇だなんて言ったら仕事が上手くいってないことがバレてしまう。でも、折角マリィちゃんが会いに来てくれたのに断るなんて勿体なさすぎる!)」

マサル「いや、全然暇ではないんだけどね。でも、丁度今仕事が終わったところなんだ。今度の月9ドラマの撮影がね!(モブ役だけど)」

マリィ「へぇ、凄いじゃん。今度の月9って『誰が毒ジムリーダーを殺したか?』だよね。マサルはなんの役なの?」

マサル「いや、推理物だしネタバレは出来ないよ(僕の出番3秒で終わるし……)」

ユウリ「もう!そんなのどうでもいいよ。あのさぁマサル、あんたの月9主演並の演技力を見込んで頼みがあるの」

マサル「えーさっきも言ったけど、僕は暇じゃないからなー」

ユウリ「マリィちゃんの頼みなんだけど」

マサル「なになになに!?何でも致しますよ!!」シッポフリフリ

マリィ(似た者兄妹……)

ユウリ「実はね……カクカクオドシシ……」





マサル「えええぇっ!?サンタのフリぃ!?」
 ▼ 36 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:08:22 ID:Ec8U7ioI [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スタジアムの裏手〜


ホップ「なあビートォ、全然上手くいかないじゃん……他の方法にしないか?」トボトボ

ビート「仕方ないですね。最終兵器を使いますか」ガサゴソ

ホップ「おいおいおいおい……」

ビート「ランドセル。リコーダー。体操着袋。そして防犯ブザーの完全装備です」シャキーン!

ホップ「それは流石に無理みが深いぞ!お前、身長165cm(スケールワールド準拠)で量産型コーデに地雷メイクした女子小学生がどこにいるって言うんだよ!設定盛り過ぎだろ!」

ビート「うるさいですね。シアターで鍛えた僕の演技力なら、身長なんてもの簡単に凌駕して見せますよ」ドヤッ

ホップ「てか、どこから手に入れたんだよそれ……」

ビート「近所の女の子に借りました」

ホップ(マジでこいつ自身が不審者になるんじゃないか?)


ヒタヒタ……


ホップ「ん?なんか背後から足音が……」

ビート「――ついに来ましたよ。ホップくん」
 ▼ 37 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:09:27 ID:Ec8U7ioI [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「やあ、君たち。こんなところで何をしているのかナ?」ニタニタ


ホップ(うおっ!筋肉質で大柄な体型、これはもしかして例の――)

ビート(ホップくん、プランBですよ)ヒソヒソッ

ホップ(えっ、プランとか聞いてないけど……)


ビート「おじさんこそ何してるんですかァ?私たち、見ればわかるとおりデートの最中なんですけどォ?」ギュッ♡

ホップ(えぇ〜〜〜結局またそれかよっ!?)

ビート「こんなに可愛い女の子の後をつけてくるなんて……おじさんってもしかして、不・審・者なんですかァ?やだーキモーイ♡」

ホップ「ちょ、いきなりそんな挑発すんなって」アセアセ

???「ごめんねぇ、怖がらせちゃったカナ❓😅おじさんはここで働いてるからね、帰る前に見回りをしていただけなんだよ💦」

ホップ(凄いな。おじさん構文が口頭でも染み出てるぞ)
 ▼ 38 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:10:41 ID:Ec8U7ioI [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「良い子はそろそろお家に帰らなきゃダメ🙅だよ?ね、スパイク小学校のガラナちゃん?😉」ニタァ…

ホップ「……え?(誰だよ)」


ビート(予め偽名の名札をつけておいたんですよ。頭文字がGのね)ヒソヒソ

ホップ(あ、そっか。アルファベット順に襲われてるんだったもんな)ヒソヒソ


???「で、そっちの褐色ギャルのお嬢ちゃんはなんてお名前なのかなぁ!どこ住み❓てかLINEやってる❓教えてくれないと、帰してあげないゾ♥️ナンチャッテ😜」ハァハァ…

ホップ「げ。オレ……い、いや、あーしはァ……(やばい、なんも考えてなかった!頭文字Hの名前は……)」オロオロ

ホップ「ほ、ホプ子でぇす♡ナックルシティ在住だけど、今はこの子と同棲してまーす♡」ウインク!


ビート(センス無さすぎでしょう!偽名だってバレたらどうするんですか!)ドツキ

ホップ(だ、だってさぁ……)


???「ガラナちゃんにホプ子ちゃんんんん!最高だねぇ!良い名前だよぉ!!」ハァハァハァ!

ホップ(なんか普通に受け入れられた)
 ▼ 39 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:11:45 ID:Ec8U7ioI [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「というかおじさん、さっきから超キモイんですけど。ガチの不審者?これ、鳴らしてもいいんですか?」クイッ!

???「ぼ、防犯ブザー!?」ビクンッ!

ホップ「あ、そのために付けてたんだ」

ビート「いいんですかぁ?これ鳴らしたら、おじさんの人生、完全に終わっちゃいますよォ♡」クイックイッ♡

???「ンヒィィィィ!防犯ブザー持ったメスガキだァァァ!!😍😍😍😍」ハァハァハァ!

ホップ「えぇ〜〜〜!?興奮してるし!!」ドンビキ

ビート「顔も声もキモくてぇ♡スタジアムで下働きなんかしてる低収入でぇ♡絶対彼女いなさそうな雑魚オジサンの雑魚人生♡この可愛いピンクの防犯ブザーを引っ張ったら、一瞬で終わっちゃうんですよ???」メスガキー

???「ンッホオオオオオォオオォ!!」ハーッ!ハーッ!

ホップ「や、やばいってビート!これ以上挑発すんなよ!」ビクビク!

ビート(大丈夫ですから黙っててください!)
 ▼ 40 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:13:10 ID:Ec8U7ioI [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「あっ♡手が滑っちゃった♡」プツッ


ミィーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!(大音量)


ホップ「うわっ!うるさっ!」ミミフサギッ

ビート「ミブリムの声を録音した特製の防犯ブザーです。並の防犯ブザーとは桁違いの音量が出るんですよ」


「おい、防犯ブザーが鳴ってるぞ」
「どこかのメスガキが襲われてるんじゃないか!?」
「あっちから聞こえるわ!」


???「……でゅふふっ、名残惜しいけど、そろそろ退散カナ😉💗ぢゃ、またね!🏃💨」スタタターッ

ホップ「おい!神速の勢いで逃げていくぞ!捕まえなくていいのか?」

ビート「ここで無理矢理捕まえたところで、いくらでも言い逃れできてしまいます。実際、あの変態はただ名前と所在地を聞いて息を荒らげただけで、何も法に反することはしていませんから。僕の挑発に乗って襲いかかって来てくれれば楽だったんですけどね」

ホップ「あれだけでも事案になりそうだけどな……」

ビート「おびき寄せて、確実に現行犯で捕まえましょう。これで全ての罠は張り終わったのですから」フッ…
 ▼ 41 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:14:21 ID:Ec8U7ioI [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


マサル「はぁ……そう……ビートの為にね……(くっ、あのメスガキツンデレ男に先を越されていたなんて……)」ナエナエー

ユウリ「露骨に萎えとるがな」

マリィ「やっぱり嫌と?」ウルウル

マサル「全力でやらせて頂きますっっっっ!!!!!」

ユウリ「チョロすぎ。あ、そうだ。折角だからマサルも一緒にクリスマスパーティやらない?」

マサル・マリィ「クリスマスパーティ!?」

マリィ「何それあたしも聞いてなかよ!」

ユウリ「だって今考えたんだもん。ね、どうせマサルはイブに予定なんかないでしょ?」

マサル「むむっ!そんなこと……(ここは兄として全力で見栄を張りたいところだけど……)」

マリィ「ほら、やっぱ忙しかよ。仕事もあるかもだし」

マサル「……もないけど!途中からなら行けるかもね!!(見栄は並盛りくらいにしとくかっ!)」ルンルン!

ユウリ「じゃあ決まり〜。残りのアホ男子二人組にも連絡しとくねっ!」

マリィ「あっ……」
 ▼ 42 ◆XSB9B4V/6I 23/12/17 21:15:18 ID:Ec8U7ioI [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「あ、あのさぁユウリ、ビートも呼ぶんだよね?」袖クイッ

ユウリ「え、ハブりたかった?」

マリィ「そうじゃなか!でもほら、その、気まずいじゃん。まだ怒ってるかな……」

ユウリ「大丈夫じゃない?3日も経てば忘れてるでしょ!」ポヤーン

マリィ「そんなウッウじゃあるまいし……」

ユウリ「いざとなったらマサルが身を呈した一発芸で凍った空気を何とかしてくれるよ!」ビシッ

マサル「僕芸人じゃないんだけど」


……


ホップ「あ、ユウリからメッセ来てる。クリスマスイブにパーティしようだってさ!」

ビート「ダメですよ。囮作戦があるんですから」ギロッ

ホップ「あの変態は寝てる時間に来るんだろ?だったらそれまで遊べばいいじゃん。返事しとくなー」

ビート「で、でも、変質者が来るのはスパイクタウンの予定で……」

ホップ「じゃあマリィん家にしてもらうか」

ビート「え、ちょっと!勝手に決めないでくださいよ!」ガシッ

ホップ「何焦ってるんだよ。あと三日も先なんだからそれまでには機嫌直ってるって」ヘラヘラー

ビート「そんなヤドンじゃあるまいし……」
 ▼ 43 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:51:40 ID:KHTsOZcc [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜クリスマスイブ当日〜


マサル「なんかすんごく無茶ぶりされたけど、イブにマリィちゃん(withその他大勢)と過ごせるなんて最高だよね!」ルンタルンタッ♪

マサル「メリーおじゃまこんばんマース!」ガチャ


ホップ「マサル!遅いじゃんか!」後ろに隠れるビート「……」ヒシッ

ユウリ「勿体ぶったわりに普通の格好で来たね」後ろに隠れるマリィ「……」ヒシッ

マサル「え、君ら何やってんの?」


ホップ「なんか朝からずっとこの調子でさぁ」ビート「……」ヒシッ

ユウリ「動きにくくてしょーがないんだよねぇ」マリィ「……」ヒシッ

マサル「まだ引き摺ってるんかーい!面倒臭いな全くもう。ほら、さっさとプレゼント交換始めよーよ!(一発芸やりたくないし)」

ユウリ「イエーイ!ミラクルプレゼント交換だー!」キャッキャッ

……

ホップ「……ビート、やっぱりあれじゃまずかったんじゃ……」

ビート「何を今更。腹括ってください」
 ▼ 44 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:52:33 ID:KHTsOZcc [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜二日前〜


ホップ「どうしようビート!プレゼント交換会があるのに、昨日のギャルコーデ服と百合営業しながら食べた大量のスイーツで、お小遣い全部使い切っちゃったぞ!」スカスカ!

ビート「奇遇ですねホップくん。僕も同じ理由で財布が空です」スカーン!

ホップ「どうしよう!あと二日で何か用意しないと……」アセアセ

ビート「お金がかからなくて女性が喜びそうなプレゼントならあるじゃないですか」

ホップ「え?」

ビート「これです」ヒラヒラリーン

ホップ「昨日オレらが着た服じゃん!それは流石にないだろ!!」

ビート「何故です?そこそこ質の良い物ですし、一度しか着てないからほぼ新品です。それに――」



ビート「貴方好みの量産型コーデを身につけたユウリさんを見ることができるんですよ?」ニヤリ

ホップ「なん……だと……」
 ▼ 45 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:53:49 ID:KHTsOZcc [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「想像してみてください。普段はボサボサ頭に葉っぱをつけて駆け回っている野生児のユウリさんが、この愛らしい衣装を着ている姿を!」


量産型ユウリ『ねぇ、ホップ♡この服似合うかなぁ?』ヒラヒラーン


ホップ「ウッッッッッ!!(尊死)」バタン

ビート「どうです?素晴らしいアイデアでしょう。貴方がいつも量産型女子とすれ違う度に顔がにやけているのを知ってますからね」フフン!

ホップ「……そっか。お前もオタクに優しいギャルコーデのマリィが見れるもんな」

ビート「なっ!?僕はそんなこと考えてませんっ!!///」

ホップ「オレは知ってるぞ。お前の部屋の本棚が、陰キャに優しいクラスの人気者シチュのラノベや少女漫画で埋め尽くされていることを」

ビート「プライバシーの侵害だっっっ!!」
 ▼ 46 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:54:45 ID:KHTsOZcc [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「想像してみろ!ぼっちのお前にも優しいギャル服マリィの姿を!」


ギャル服マリィ「ビート、またガラルスタートーナメントで余っちゃったの?マリィが一緒にペア組んであげよっか?」ギャルーン!


ビート「尊過ぎます……♡(尊死)」パタン

ホップの墓「でもさ、必ずしもプレゼントがその組み合わせになるとは限らないんじゃないか?」

ビートの墓「逆だったとしてもそれはそれでアリですし、おまけに全世界の男子が憧れるシチュエーション第1位である『彼シャツ』が見られるんですよ!」

ホップ「いや、彼シャツは同意だけど彼スカートはちょっと倒錯的過ぎないか?」

ビート「そして万が一僕らの手元に戻ってきたとしても、一度は女装したのですから着るハードルは地面の下よりも低くなっています。完璧ですね!」

ホップ「まだ着る気あるのかよ」
 ▼ 47 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:55:54 ID:KHTsOZcc [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜回想終了〜


ホップ「てな感じで一昨日は盛り上がっていたけど……」


マサル「じゃあみんな、持ってきたプレゼントここに置いてー」


ビート「ホップ君、マサルさんが来るなんて聞いてないんですけど!報連相どうなってるんですか?」ギロッ

ホップ「オレもここに来るまで聞いてなかったんだってば。文句ならユウリに言ってくれ」

ビート「これじゃあマサルさんが量産型女子になったり、ぼっちに優しいギャルになってしまう可能性があるじゃないですか!」


量産型女子マサル『ホップ〜♡待たせてゴメンねっ!この服似合ってるかなぁ?』ヒラヒラーン

優しいギャルマサル『ビート、また二人組で溢れちゃったのォ?仕方ないな、あーしが組んであ・げ・る♡』ギャルン!


ホップ「うっぷ……」

ビート「うぇぇ……」

マサル「何!?いきなり人の顔見てえずくなんて失礼過ぎだろ!」
 ▼ 48 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:58:07 ID:KHTsOZcc [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「えー、プレゼントの交換方法ですが。まず、プレゼントを中心にしてみんなで円陣を組みます。んで、部屋を暗くして音楽を鳴らしている間ぐるぐる回ります。音楽が止まった瞬間足を止めて、目の前にあるプレゼントが自分のものって感じでーす」


ビート「これは……並ぶ順番が重要そうですね」

ホップ「置いてあるプレゼントの並び的に、カクカクメブキジカの順でいけばいいのか。よし!」


ホップ「ユウリ!マリィ!はやく並ぼうぜ!」グイッ

ユウリ「わーい!楽しみー!」

マリィ「あ、うん」


ユウリ・ホップ・マリィ・【空き】・マサル


ビート(流石コミュ強。こういうとき手際が良いですね。後は僕がここに入ってと……)スッ

マサル「暗くして歩くと危ないから、手を繋いでね〜」

ビート(そして手を……手ぇ!?)ビクッ
 ▼ 49 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 20:59:20 ID:KHTsOZcc [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート(ぼぼぼぼ僕がマリィさんと手をっ!?い、いや落ち着け。手を繋ぐくらいどうってことないんです。愛読している少女向けコミックスでは出会ったばかりなのにもっとピンクな展開になったりしてますし、ポプラさんの劇場で恋愛劇をやらされたことだってあるじゃないですか。ここは紳士的に、なんでもないような素振りでスマートにこなすべきです!……で、でも、同年代の女の子と手なんて繋いだことなんてないから緊張で動悸と手汗がヤバい!あぁ、こんなことならポプラさんの高級ハンドクリームをパクってくるんでした。そしてこの不自然過ぎる動悸を止めるためにはいっそブリムオンに息の根を止めて貰うしかっ……)バクバクブルブル

マサル(ウブすぎるだろ)

ホップ(頑張れビート!お前に全てがかかってるんだぞ!)ヤキモキ

マリィ(ど、どうしよう!やっぱりビートめちゃくちゃ怒っとる!顔は真っ赤だし拳震わせてるし……)ビクビク


ビート「ぼぼ僕には無理ですっ!マサルさんっ交代してくださいっ!///」カァーッ

マリィ「ホップ!お願い場所交換してっ!」シュバッ!

マサル「う、うん……(なんか哀れになってきた)」

ホップ「あ、ちょ、(やばい、無理矢理入られた!)」


ホップ(何やってんだよこのヘタレ・オブ・ヘタレ!これじゃあ上手くいかないじゃんかぁぁ!)

ビート(やっぱりまだ手を繋ぐなんて早すぎますっ!///女性とはまず交換日記から始めるべきで……あばばb)プシュー…

ユウリ(こいつ……私の手には一ミリも反応してねぇ……)


マリィ「どげんしよユウリ。あげん嫌がるなんて、すっかり嫌われちゃったばい……」ションボリ

ユウリ「いや、絶対そうじゃないって!」
 ▼ 50 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 21:00:32 ID:KHTsOZcc [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……えー、じゃあ気を取り直して始めまーす。ロトム、照明オフ!ミュージックスタート!」

スマホロトム「了解ロト〜」


『クララ中毒♪服毒注意♪クララにクラクラァ〜♪』


ホップ「うわ、なんだこの曲」

ビート「不愉快極まりない歌詞ですね」

マリィ「素人のメロディラインだね。アニキが聴いたらギターへし折りそう」

ユウリ「なにこれカッコいい!悪の四天王の狂人ポジションのキャラソング?」

マサル「あーうん、曲は気にしないで(クララさんに押し付けられた曲だけど……感想はオブラートに包んであげよう)」


マサル「さあ、回って回ってー!」

ユウリ「オレスシー!!」グルグル!

ホップ(ユウマリの位置がズレてしまった以上、もうベストな配置は狙えない……万事休すだな)


ビート(仕方ない。奥の手を使いましょう……みんな、お願いしますよ)メクバセッ
 ▼ 51 ◆XSB9B4V/6I 23/12/19 21:01:47 ID:KHTsOZcc [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『気の毒?目に毒?なんの毒ゥ〜♪ クララの毒はすごいのよォ〜♪クララにクラクラァ〜♪(終)』


マサル「はーいストップ!ロトム、照明つけて!」

ビート(今ですっ!)

ゴチルゼル「チル!」omitoosi

ブリムオン「フォウ!」trick

サーナイト「サナッ!」trick


スマホロトム「了解ロ〜」パチン!


ユウリ「わ〜!これ私の〜!」ギュッ

マリィ「あたしのはこれか」ヒョイ

ビート(ふふ、上手くいったようです。みんな偉いですよ!)ウキウキ!

手持ちたち「……」ジトー


ユウリ「もう開けていいよね!うおーババリバリッシュ!」ビリビリー

ビート「もう少し綺麗に開けてくださいよ」

ユウリ「こ、これは……!」
 ▼ 52 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:33:53 ID:0ez6m6Q2 [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「服?なんか、すっごいフリフリしてる……」ヒラヒラーン

ホップ「っいよっしゃああああ!」ガッツポーズ

マリィ「可愛いけど、随分高そうな服だね」

マサル「えぇ……男に当たってたらどうするつもりだったんだろう」


ユウリ「これって誰のプレゼント?」

ビート「僕ですよ。アラベスク中の女の子が泣いて欲しがるヒジキ・オカの新作です。貴女には馬子にも衣装かもしれませんけどね!」

ユウリ「なんか、そこまで親しくない異性からのプレゼントが服って若干重いよね」

マリィ「あ、それは確かに……」

ビート「なっ!?(親しくないって言われた!?)」ガーン‼︎

ホップ「そ、そんなこと言うなよユウリ!!すっごい可愛い服じゃんか!きっと似合うぞ!」グイグイッ!

ユウリ「えー好きならホップが着る?」ヒョイ

ホップ「着るわけないだろっ!!!!」ヒヤアセタラタラ


ビート(この状況を打破するには……そうか!)
 ▼ 53 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:35:43 ID:0ez6m6Q2 [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「……ポプラさんです!」

ユウリ「何が?」キョトン

ビート「プレゼントに悩んでいたら、ポプラさんがこれをおすすめしてくれたんですよ!」

ユウリ「なんだ、ポプラさんかぁ!」ホッ…

マリィ「良かったねユウリ。ポプラさんすっごいお洒落だもんね!」キャッキャ!

ユウリ「うん!ちょっと可愛すぎると思ったけど、試しに後で着てみよっかな」ワイワイ!


ビート(格の高い人が紹介した物は良い品に見える……広告の基本ですね。ちょっと心外でしたけど)

ホップ(ビートのやつ、上手いこと『空気の読めないキモいプレゼントを贈る男子』の印象を回避したな……)


マリィ「次はあたしが開けるね」ガサガサ

ビート「……」ソワソワ

マリィ「これも服だ。なんか、ちょっと派手な女学生みたいな感じの……」

ビート「よしっ!!!!」ガッツポーズ

マサル(あいつら共謀してたのか)
 ▼ 54 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:36:49 ID:0ez6m6Q2 [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「ちなみにこれは誰のプレゼント?」

ホップ「あ、それはオレのだ」

マリィ「意外。ホップってこういうとき、気を遣って消え物を選びそうなのに」

ホップ「うぐっ!」ギクッ

ユウリ「なーんかホップらしくないよね。服のセンスもなんか個人的な趣味を感じる気がするし……」ジトー

ホップ(やばいやばい!このままじゃ女の子に自分の趣味を押し付けるキモイ奴だと思われるし、もし事実を話す流れになったら、ビートと二人で女装百合デートしてたことがバレてしまう!それだけは避けなきゃ!!)


ホップ「……ソニアだっ!!」

マリィ「な、なにが?」キョトン

ホップ「本当はお菓子とかにしようとしてたんだけど、ソニアが『女の子が居るならもっと可愛いものにしたら?』って言うから代わりに選んで貰ったんだよ!!」アセアセ

ビート(僕の言い訳パクりましたね)
 ▼ 55 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:38:01 ID:0ez6m6Q2 [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「なんだソニア博士か。あの人こういうの好きそうだもんね」ホッ…

ユウリ「お洒落なソニアさんが選んだんなら安心だね!」

マリィ「うん。ちょっと派手かなって思ったけど、後で試しに着てみるか」


ビート「ホップくん!」ハイタッチ!

ホップ「ビート!」ハイタッチ!

マサル「あー、そこの仲良しコンビもプレゼント開封してくれる?」

ビート「コホン。失礼、いま開けますね」ガサガサ

ホップ「尺が押してるしオレも開けよっと」ピリピリ


ビート「なっ……!?」

ホップ「うげっ!?」

二人「なんじゃこりゃあああああ!!」
 ▼ 56 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:38:50 ID:0ez6m6Q2 [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「僕のおこぼれでエスパージムリーダーになったボールふよふよ男が描かれたTシャツが!!」

セイボリーTシャツ「エレガント!」ダサーン!

ホップ「加工しすぎてぼやぼやの画質になってるクララさんが印刷されたTシャツが!!」

クララTシャツ「クラクラァ♡」ケバーン!


ユウリ「おめでとうビート!ユウリちゃんからのプレゼントだぞっ☆」ウインク!

マサル「ホップのは僕からのだよ!」

ビート「兄妹揃ってセンス皆無ですか!?何なんですかこのおぞましい服は!!」

ホップ「どこから手に入れたんだよこんなの……」

ユウリ「マスター道場の友達にいっぱい貰ったんだ!なんか、『オシヲフキョー』したいんだって」

ビート「横流しじゃないですか!(人のこと言えないけど)」

ホップ「まさかマサルも横流しか?(人のこと言えないけど)」

マサル「一応これ、クララファンクラブ会員限定販売で正式価格は5000円くらいするんだよ。まあ、発注数間違えたとかでタダで大量に貰ったんだけど」

ホップ「在庫処分じゃん!!」
 ▼ 57 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:40:24 ID:0ez6m6Q2 [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「こんな恥ずかしい服、部屋着にもしたくない。精々雑巾に加工して使うしかないですね」

ユウリ「ひどーい!私これ部屋着にしてるよ!面白い柄じゃん!」

マサル「だよね。僕もこれ寝巻きにしてるよ」

マリィ「ユウリの趣味が終わってるのは知ってたけど、マサルもだったなんて……ぷ。あはは!」クスクス


ビート(これまで浮かない顔だったマリィさんが爆笑してる!これは……)

ビート「……仕方ないですね。雑巾にするのは少し着てからにしてあげます」ダサーン!

ホップ「き、着たー!?いつも身だしなみにうるさいビートがクソダサTシャツを着てるぞ!?」

ビート「あなたも着るんですよ!!!!」ヌガシー!

ホップ「うわああライバルキャラ伝統の爆速服脱がせスキルだああ!」ダサーン!

マリィ「あはははは!(ヤバい、笑ったらダメなのに止められん!ごめんビート!)」
 ▼ 58 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:41:19 ID:0ez6m6Q2 [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……で、残った僕のプレゼントはマリィちゃんからのってことかぁ!」ルンルン!

マリィ「う、うん。あんま期待せんでね」モジモジ

ビート(本来はトリックで僕が手に入れるはずだったのに、女装服を操作するのにリソースを使ってしまった故に諦めるしかなかった……)


マサル「中身は何かなーっと」ガサガサ

マサル「うぉぉおおおおおお!手作りクッキーだあぁぁぁぁっ!!!!」ショウリノマイ!

ユウリ「えーーーっ!いいなーーーーー!!」ヨダレダラダラ

ビート「て、手作りですって!?(羨ましすぎるーっ!!!)」ハンカチカミカミ

ホップ「悔しくてハンカチ噛んでるやつリアルで初めて見たぞ」


マリィ「なんかみんなお金かかってる服ばっかりだから申し訳なか……」

ホップ(いや、横流しで済ませてないのはお前だけだマリィ!)
 ▼ 59 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:42:15 ID:0ez6m6Q2 [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「すごーい!ポケモンの形になっててめちゃくちゃ可愛い!!」

ホップ「へぇ、マリィって器用なんだな!」

マリィ「い、いや、それほどでも……(殆どエール団のみんなに手伝ってもらったなんて言えない……)」

ビート(てっきりお兄さん達に甘やかされて料理スキル0なんだと思っていましたが、家庭的な面もあるだなんて……幸せな結婚生活の妄想が止まりません!)ウットリ♡

ユウリ「わっ!メッソンがいる!!いいなー!頂戴頂戴!」

マサル「あ、こら!勝手に食おうとすんなって!」ベシベシ

ホップ「メッソン、ウールー、モルペコ、ミブリム……みんなの手持ちのポケモンを再現してるのか。ん?なんか引っかかるな〜」

マリィ「!」

ホップ「ユニラン、ゴチム、ガラルポニータ……なんかビートの手持ちが多くないか?」ニヤッ

ビート「え」

マリィ「いや、可愛くて作りやすかっただけだから!他意はないから!(ビートに当たるかもって思って多めに作ってたのバレた!)」ワタワタ

マサル(くっ!僕だけトレーナーやってないから優越感が薄れるっ!マウント取ったろ!)
 ▼ 60 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:43:21 ID:0ez6m6Q2 [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「いえーいビートくん見てるぅ〜?今からこの可愛いミブリムちゃんを僕が食べちゃいま〜す」アーン

ビート「んなっ!?」ガーン!

ホップ「おいマサル、意地悪するなって」クイクイ

ビート「べ、別に!そんなの羨ましくなんかないんですからねっ!!大体、ミブリムの前髪は僕とお揃いの外巻きなのに、これは内巻きじゃないですか!観察力が足りないと言わざるを得ませんね!」フン!

ホップ「あっおいバカ」


マリィ「観察力なくてごめん……(ビートに当たらなくてよかったかも)」ションボリ

ビート「あっ……」


シーン…


ユウリ「わっ、マリィちゃん!?」後ろに隠れるマリィ「……」ヒシッ!

ホップ「またそれかよっ!」後ろに隠れるビート「……」ヒシッ!

ユウリ「マサル、一発芸!」ビシッ!

マサル「無茶言わないで……」
 ▼ 61 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:44:18 ID:0ez6m6Q2 [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜閉会後〜


ホップ「わっ!雪だぁ!」シンシン…

ビート「マサルさんの『さむいギャグ』のおかげですかね」

マサル「誰のせいでやらされたと思ってんの???」ジトー


ユウリ「では哀れな男子諸君!また明日ね〜 」ヒラヒラ

マリィ「悪いね。家に男の子泊めたって知ったらアニキが泣くからさ」

マサル「そういや今日ネズさん見かけなかったけどどうしたの?」

マリィ「なんか過酷な撮影ロケで風邪引いちゃったみたい。伝染るといけんからって一般エール団モブさんのところに行ってるよ」

ホップ「そういやうちの兄貴も鼻水垂らしてたな。一体何の仕事だったんだろう」スタスタ


ユウリ「あ、ちょっと待ってホップ!」裾ツカミッ

ホップ「ん?」

ユウリ「渡すの忘れるとこだった。はいこれ!」サッ


ビート「個別の……」ワナワナ

マサル「プレゼント……だと?」ゴゴゴ…
 ▼ 62 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:44:59 ID:0ez6m6Q2 [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「えっ!?あ、ありがとうユウリ!///」テレテレ

ユウリ「実はこれで予算使い切っちゃってプレゼント交換ケチったんだよねー。ありがたく使うんだぞ♡」コツン!


イチャコラ…♡


ホップ「デヘヘへへ!さ、行こうぜ2人とも!」

ビート「……」スーン

マサル「……」スーン

ホップ「露骨な塩対応やめろよー!!」

マサル「ハッピーホワイトクリスマース」塩ファサッ!ファサッ!

ビート「あーはいはいピンクピンク」塩バッサー!

ホップ「痛゛でででで!物理的に塩投げるなーっ!」
 ▼ 63 ◆XSB9B4V/6I 23/12/20 20:45:48 ID:0ez6m6Q2 [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「じゃあ僕はこれから予定あるから。じゃーねー」タタタッ


ビート「フン、見栄張っちゃって。どうせあの人暇ですよ」

ホップ「ていうかさぁ、お前のアレはなんとかならないのか?」

ビート「アレってなんですか。主語をハッキリさせてくださいよ」

ホップ「減らず口だよ!折角いい雰囲気に持っていけそうなタイミングあったのに、なんで余計なこと言うかな〜〜〜」ガックシ

ビート「それは……仕方ないじゃないか。性格なんですから」メソラシ

ホップ「大体お前、口悪すぎてマリィに気があるなんて今まで全然知らなかったぞ。普通、好きなやつにはもうちょっと優しくするもんだろ?」

ビート「……貴方にとっての『普通』はそうでしょうね」ボソッ

ホップ「えっ?」

ビート「それより!今夜はこれから重大任務があるんですから、その浮かれた顔をちゃんと引き締めてくださいよ」バシッ

ホップ「あ。ごめんすっかり忘れてたぞ」
 ▼ 64 ミュウ@ディアンシナイト 23/12/20 21:42:23 ID:8T3QJN7c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのままホップを塩漬けにしてやれ
 ▼ 65 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:48:28 ID:Hrf6MCos [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スパイクタウンの安宿〜


ビート「では設定を再確認しましょう。僕が演じるエリート美少女ガラナは、厳しい家庭環境故に恋人とクリスマスを過ごすことが許されなかった。そのため、学校の合宿と偽って宿を取るわけです」ペラペラ

ホップ「なあ、その無駄に凝った設定必要か?」

ビート「要ります。もしここでボロが出てしまったら、犯人が他の子にターゲットを変えてしまうかもしれないんですよ?」

ホップ「それにその……ふりふりしたドレスみたいなの着て寝るつもりなのか?」

ビート「ドレスではなくネグリジェです。貴方の分もちゃんと用意したんだから着てください」ヒラヒラーン

ホップ「勘弁してくれ!どうせ布団被ったら見えないんだからそこまでやらなくていいだろ!オレはこのユウリから貰ったダサセーターに包まれていたいんだぁぁぁぁ!」ダサーン

ビート「仕方ないですね。カツラだけは被っててくださいよ」カポッ

ビート「続きを語りましょう。ガラナとホプ子には同性という壁だけでなく、パール家とダイヤ家という代々対立してきた家の生まれという抗えない運命があって……」ペラペラ

ホップ「母ちゃんが見てた昼ドラみたいだな」
 ▼ 66 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:49:34 ID:Hrf6MCos [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜マリィの家〜


量産型ユウリ「うおー!量産型ユウリちゃんだぜい!推ししか勝たん!なぁぜなぁぜ!」

ギャルマリィ「可愛いけどユウリのキャラとは真逆だね」

ユウリ「てか、この服サイズ大きくない?丈が余る割に胸のとこは小さい気がするし」

マリィ(ボタンの合わせが逆なことに気づいてしまったけど黙っておいてあげよう)

マリィ「……そういえば、ビートが不審者捕まえるって言ってたのってどうなったんだろう。結局何も協力してあげられなかったけど大丈夫かな……」

ユウリ「あー、あれね。ホップがちゃんと説得して止めてあげたんだってさ」

マリィ「え、でも」

ユウリ「自分はプレゼント貰ったことがないから、妬ましくてサンタを不審者扱いしてたらしいよ。ホップもよく面倒見てあげてるよねぇ〜」

マリィ(その割に具体的な作戦だった気がするけど……)
 ▼ 67 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:50:50 ID:Hrf6MCos [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「それにしてもビートのやつ、マリィちゃんをバカにするなんてマジで許せないわー。あのツンデレヘタレ少女趣味万年寝癖頭野郎め!」プンプン

マリィ「い、いいよもう……最初に地雷踏んじゃったあたしが悪いんだから」

ユウリ「……」ジトー

マリィ「なに、その目……」

ユウリ「マリィちゃんてさー、随分ビートに優しいね?」

マリィ「え、別にそんなこと」タジタジ

ユウリ「だってさーアイツ捻くれたことばっか言っててムカつくじゃん。よくそんなに気遣えるよね?私だったらとっくにボコボコにしてるよ!」シュシュシュ!

マリィ「いや、根は悪い子じゃないと思うし……」

ユウリ「もしかして、気があるの?」

マリィ「えっ!?ま、待って!そんなんじゃなか!!違うから誤解せんで!」ブンブン!

ユウリ「ふ〜〜〜ん。ま、いっか。そろそろ寝よーっと!」ファァ



マリィ「……」

マリィ「……違うよね、モルペコ」

モルペコ「うら?」キョトン
 ▼ 68 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:53:36 ID:Hrf6MCos [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜偽りの百合空間〜


女装ビート「さ、後は鼠が罠にかかるのを待つだけですね」

女装ホップ「なんでイブの夜にコイツと添い寝なんかやってんだろうと言いたいところだけど、悲しいことに脳が慣れてきてしまった」スーン

……

ホップ「なあなあ!気になってたんだけど、ビートはなんでマリィに惚れたんだ?」

ビート「こんなときに恋バナするつもりですか?」

ホップ「だって黙って横になってたら寝ちゃいそうだろ?いいじゃん話せよ!」ツンツン!

ビート「仕方ないですね……あれは約1年前のトーナメントのときでした」ホワンホワン


〜回想〜


ビート「あの人達の試合を見に来たものの、空いてる席がないですね」キョロキョロ

「ここ、空いとーよ」

ビート「え?」

マリィ「マリィの横。座ってもいいよ」チョイチョイ

ビート「はぁ、どうも……(誰だか知らないけど迷っている僕に声をかけてくれるなんて……この子、僕のこと好きなのでは!?)」ドキドキ♡


〜回想終了〜


ホップ「いや回想短っ!隣に座っただけじゃん!」

ビート「うるさいですね!トゲトゲした見た目なのに優しい女子は僕にとっての白馬の王女様なんですよ!!」
 ▼ 69 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:54:15 ID:Hrf6MCos [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「次はホップ君ですよ」

ホップ「え?オレ?」

ビート「まさか、僕にだけ話させるつもりだったんですか?」ギロッ

ホップ「いやぁ、オレの場合特に大きなきっかけがあるわけでもないし、これといったエピソードっていうのが……」

ビート「僕にはあのファッションセンスが終わってる凶悪凶暴野生児カレー中毒者のどこに好きになる要素があるのか微塵もわかりません」

ホップ「むむむっ!そこまで言われると反論したくなるぞ!よし、語ってやろーじゃないか!」

ビート「バリちょろいですね」

ホップ「全ての始まりは遡ること生後三か月……」ホワンホワン

ビート「いや遡りすぎでしょう」


(数十分後)


途中で聞き飽きたビート「すやぁ……」

話し疲れたホップ「ぐぅ……」
 ▼ 70 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:55:26 ID:Hrf6MCos [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜安宿の裏〜


サンタコスマサル「えーっと、ビートが泊まってるのはこの宿のあの部屋か」キョロキョロ

マサル「しかし僕もお人好しだよなぁ。マリィちゃんの頼みとはいえ、一応恋敵ポジションのアイツにプレゼント置きにいってあげるなんて」ハァ


???「……」タタタッ


マサル「うわっ!なんだ今の!?人間とは思えないシルエットの奴が宿の中に入っていったぞ!」ビクゥ!

マサル「……僕と同じようなサプライズの人かな。怪異なんて実在するわけないしね」ドキドキ


マサル「さ、僕もさっさと仕事片付けますかー。部屋が一階でよかったよ」ドッコイショ

カチャカチャ……カチッ

マサル「推理ドラマで見た鍵開けで開いちゃった。随分防犯の緩い宿だな……」

シャーッ(カーテンの開く音)

マサル(さーて、良い子で寝てるかなっと……)チラッ
 ▼ 71 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:56:30 ID:Hrf6MCos [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女装ホップ「……うーん……捕まえたぞウールぅ……」モフモフナデナデ♡

女装ビート「……むにゃ……やめなさいニンフィア……」スリスリギュウゥ♡


マサル「うわああああああああああ!!お前ら男同士でなにやってんだあああああああああっっっ!!」


ホップ「……ふぇっ!?ま、マサル!?なんでこんなところに……」ガバッ

ビート「うるさいですね……あと五分で起きますって……」

ホップ「お、おいビート!起きろって!まずいことになっ――


???「お、男同士だと!?クソッッ!俺を騙しやがったのか!」ソソクサッ!


マサル「なんかさっきの怪異もいるううううううううううう!!」

ホップ「怪異?え、まさか」クルッ


コツゼン…


ホップ「やばい!逃げられた!!」
 ▼ 72 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:57:35 ID:Hrf6MCos [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「まさか君らがこんなに深い間柄だったなんて……非リアなの僕だけかよ……」シクシク

ホップ「だああもう違うって!カクカクアヤシシな事情があるんだってば!」

マサル「え?変質者?まじ?」ポカーン


ビート「あ、あれ?サンタさん……じゃない!ここで何やってんですかマサルさん!」ガバッ

ホップ「やばいぞビート、変態が逃げていっちゃったんだよ!」

ビート「な、なんですってええええええ!!僕の完璧な計画があああああ!!」ガーン!

マサル「完璧っていうけど、僕にはビートが女装したいだけにしか思」

ビート「犯人の姿は見えましたか!!!!」ズイッ!

マサル(随分食い気味できたな)

ホップ「オレが見たときにはドアの向こうには誰もいなかったぞ」

マサル「それなんだけどさ……」ウツムキ
 ▼ 73 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:58:06 ID:Hrf6MCos [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「あいつ人間じゃない!!巨頭オだ!!」

ホップ「きょとうお?」キョトーン

ビート「なんですかそれ」

マサル「異様に頭がでかい化け物だよ!ネットの都市伝説で昔流行った!うわああバッチリ見ちゃったよおおお気が狂ううう!」ガクブル…


ホップ「あれ?でも、オレたちが前に会ったやつは普通のおじさんだったよな?」

ビート「……今、僕のピンク色の脳細胞が全ての答えを導き出しました」

マサル「ピンク色の脳細胞って凄くエロい事考えてそう」

バキッ!

マサル「」

ビート「犯人の正体は――」
 ▼ 74 ◆XSB9B4V/6I 23/12/22 23:59:19 ID:Hrf6MCos [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇


ユウリ「うーん……カレーおかわりぃ……」スヤスヤ

マリィ(マサル、今頃プレゼント届けてくれてるかな……)


コンコン


マリィ(窓に何か当たってる?)チラッ

ヌッ(カーテンに浮かび上がるシルエット)

マリィ「……!?(わっ、もしかしてサンタさん!?)」ドキドキ


コンコン


マリィ(あれ、でも。アニキは今風邪で寝込んでるはず)


コンコン


マリィ(じゃあ、この窓を叩いてるのって……誰?)



コンコンコンコン
 ▼ 75 ヒポポタス@ピーナッツバター 23/12/23 00:09:28 ID:n5AkHyuc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この流れでホラーに持ってくの天才でしょ
 ▼ 76 セグレイブ@ビリリダマのでんき 23/12/23 00:10:36 ID:INtgPD3c NGネーム登録 NGID登録 報告
こわい
 ▼ 77 カイリキー@ひでん:からスパイス 23/12/23 00:10:45 ID:q/1gnqzc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルめっちゃ良い奴だなマサルこそ幸せになれ
 ▼ 78 モンメン@キャンプセット 23/12/23 00:16:01 ID:q/1gnqzc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
犯人何人いるんだ
 ▼ 79 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:02:04 ID:OJD6ac9k [1/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



ビート「真実はいつも一つ!ポプラさんの名にかけて!」キリッ

ホップ「そういうのいいから」

マサル「名探偵の台詞言いたかったんだね……(ちょっとわかる)」



ビート「ずばり!犯人は、ボールガイです!!」ビシッ!



二人「!?」

ビート「目撃情報を覚えていますか?『赤い服』『屈強な体』、これらはあの不気味なマスコットの特徴と合致しています」

マサル「待って、それだけならカブさんにだって当てはまっちゃうよ!」

ビート「そして、『大きな荷物を持っている』という報告がありましたね。これは、一般家庭のサイズのドアを通ることができず、頭部の着ぐるみを脱いでいたと考えられます」

ホップ「な、なるほど……」

マサル「いや、僕は信じないぞ!」ガタッ!
 ▼ 80 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:03:15 ID:OJD6ac9k [2/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「ボールガイはみんなに愛されてるマスコットなんだ!あんな可愛くてお茶目なやつが女の子を襲うなんて有り得ないよっ!」

ホップ「相変わらず美的センス死んでるな」

ビート「僕は前から怪しいと思ってました。無断で着ぐるみを作ってスタジアムに陣取り、何も知らない少年少女にボールを配って手懐けようとする。まさに犯罪者予備軍そのものです」

マサル「そんな!でもっ!」

ビート「今は納得できなくても黙っていてください。犯人が誰であろうと、先ほど逃した男を捕まえなければいけないのは同じでしょう」

マサル「……そうか、そうだね」

ホップ「でも、あいつはどこに行ったんだろう?」

ビート「犯人のプロファイリングをするんです。一つ言えるのは、彼がとても几帳面で拘りが強いということです。ただ性欲を満たすだけなら手当り次第その辺の子を襲えばいい。なのに、有名なミステリーをなぞらえてアルファベット順で犯行に及んでいる」

ビート「そんな彼が、最後の最後で計画が台無しになってしまったら?」

ホップ「怒る?」

マサル「ヤケになったり、とか?」

ビート「そうです。ブチ切れてヤケになり、腹いせで手近な美少女に襲いかかるかもしれない」

ホップ「手近……この辺りで評判の美少女と言えば……」



マサル「マリィちゃん!!」ダッシュ!

ホップ「ユウリ!!」ダッシュ!

ビート「あ、僕を置いていくな!」
 ▼ 81 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:04:14 ID:OJD6ac9k [3/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



コンコンコン


マリィ(サンタさんにしてはシルエットがやけに小さい気がする。ちょっと覗いてみよ)チラッ

???「――!」パタパタ

マリィ「あっ、この子は!」ガラガラッ


デリバード「デリバー!」ヒョコッ

マリィ「デリバードだ!」

デリバード「デリ!」ヒョイッ

マリィ「え、プレゼント?あたしにくれると?」

デリバード「デリ〜!」コクコク

マリィ「ありがとね。配達ご苦労様」ナデナデ


マリィ(誰からだろう。アニキが風邪引いたから代わりに頼んでくれたのかな?その割には包装の趣味がいつもと違う気がするけど)

デリバード「デリバッ!?デリー!」バタバタ

マリィ「ちょ、いきなりどうしたと?」



ガチャッ
 ▼ 82 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:05:03 ID:OJD6ac9k [4/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



エール団達「」チーン

マサル「うわああっ!?エール団の屍が山のように折り重なってるううう!!」ビクゥ

ホップ「落ち着け!息はあるって!」

ビート「雪でも塩でもない粉が辺りに散らばってますね……どれ」ペロッ

ビート「ウッ……」クラクラ

ホップ「馬鹿!漫画じゃないんだぞ!ほんとに舐めるやつがいるか!」

ビート「……ほんの少し舐めただけでこれほどの催眠効果……『ねむりごな』ではなく『きのこのほうし』でしょうか」ウトウト

ホップ「わかるのかよ」

マサル「凄いねビート。警察犬になれるんじゃない?」

ホップ「よし、気をつけて突入するぞ!」ガチャ!
 ▼ 83 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:06:28 ID:OJD6ac9k [5/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜室内〜


ゴチャー

マサル「部屋がめちゃくちゃ荒れてる!」

ビート「先程の粉がここにも散乱していますね。そして窓が……」


ユウリ「むにゃ……まだ食べられるよ……」スヤスヤ

ホップ「ユウリ!無事だったのか!」タタタッ


マサル「マリィちゃんがいない!?」キョロキョロ

ビート「この荒れ具合、犯人に気がついて応戦したのでしょうか。でも、ポケモンがボールにしまわれたまま落ちている……?」


ホップ「大丈夫かユウ――」

ユウリ「ぐおーっ!」メガトンパンチ!👊

ホップ「おあーーーっ!!」ブットビ

ズドーン!

ビート「何事ですか!?」
 ▼ 84 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:09:17 ID:OJD6ac9k [6/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
壁にめり込んだホップ「ちょ、ユウリ!何するんだよ!オレだって!」

ユウリ「うぬの力はその程度か!ガラル百裂拳!」ズドドドド!

ホップ「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!」ボコボコー


ビート「ユウリさん!?まさか、敵に操られたのか?」スチャッ

マサル「いや、あれは『睡拳』だ」

ビート「すいけん?」

マサル「あいつはマスター道場でダクマと修行をしていたとき、有り余る体力を持て余してついでに自分の格闘術も鍛えてしまった。そのとき身につけたのが、眠りながら戦う拳法『睡拳』なんだ」

ビート「なるほど。鬼【ピー】の善【ピー】みたいなやつですか」

ホップ「納得してないで助けてくれーっ!」ボコラレー


ビート「これで状況が明らかになりましたね。犯人は『きのこのほうし』で二人を眠らせて襲おうとしたところ、ユウリさんから激しい反撃を受け、慌ててマリィさんだけを連れて窓から逃走した……と」

マサル「くっ!遅かったか!僕らが余計なボケツッコミをしていたばっかりに!」床ドン!

ビート「悔やむのは早いですよマサルさん。相手の正体も手口も分かった今、追跡するのは難しくありません」

マサル「そうか。急いで追いかけるぞ!」

虫の息ホップ「その前に……死ぬって……」ヘロヘロー
 ▼ 85 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:10:27 ID:OJD6ac9k [7/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「……ほーら、うるるん(インテレオン)……ポケじゃらしだよー……」スピョー

顔が凹んだホップ「前が見えねぇ……」ボコボコ


マサル「犯人の行き先に心当たりはあるの?」

ビート「この子に任せれば大丈夫です」ポフン

ガラルギャロップ「ヒヒン!」

ビート「邪な心を察知する力のある彼ならば、不純の塊である変質者を追うことも容易いでしょう」ヒョイッ

マサル「あ、僕も乗せて!」ヨッコイショ


ホップ「……悪い。オレはここに残るよ。無理やり眠らされたユウリと皆が心配だし」

ユウリ「さあクマたん……トレーニングの時間だぞぉ……」ユラァ…

ホップ「ひえっ!」ガクブル

マサル「どちらかというとホップの方が心配だけどね僕は」

ビート「これ以上コントをしている場合じゃありません。行きますよ!」パカラッ!
 ▼ 86 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:12:14 ID:OJD6ac9k [8/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



ビート「なんですか、この禍々しい建物は……」


巨大なボールガイの顔があしらわれた建築物「やあ!」


マサル「看板が立ってるよ。『ボールガイ連盟宿舎』だって」

ビート「フン、ここが変態どもの根城というわけですね。このまま『ダイフェアリー』で建物ごとぶっ潰して差し上げましょうか!」スチャッ

マサル「わーっ!ストップストップ!そんなことしたら中にいるマリィちゃんまで潰されちゃうだろ!大体ここじゃダイマックス使えないし!」腕ツカミッ

ビート「そうですが……この規模から予想するに、100体以上のボールガイが潜んでいる可能性があります。いくら優秀な僕といえど一人で捌き切れるかわかりませんよ。あなたはポケモン持ってないですし」

マサル「真正面からぶつかったら無理だろうね。……でも、ビート、僕たちには同じ武器があるじゃないか」ニヤッ

ビート「?」
 ▼ 87 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:13:59 ID:OJD6ac9k [9/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜建物内〜


巡回ボールガイA「クリスマスイブの夜に警備の仕事だなんてむなしいボルねぇ〜」

巡回ボールガイB「仕方ないボルよ。こういう日にこそオシャボを狙う泥棒が現れたりするんだボル」

ザッ……ザッ……

巡回ボールガイA「むむっ早速怪しい足音が!誰ボルか!?」ライトピカッ


???「私たちに向かって誰だとは、失礼な方ですボルねぇ」

???「仕方あるまいボル。我らの視察は知らせていないのだ。彼らの従順な働きぶりを褒めてやろうではないか」


巡回ボールガイB「まさか、あの二人は――」


スーパーボールガイ「随分とお優しいのですボルね。ハイパーボール大佐?」

ハイパーボールガイ「部下には鞭だけではなく飴も必要なのだボルよ、スーパーボール中尉」


巡回ボールガイA「おい、知ってるかあんなやつ」ヒソヒソ

巡回ボールガイB「聞いたことないボル……」ヒソヒソ


ハイパーボールガイ(inマサル)(やっぱり簡単にはいかないか……)
 ▼ 88 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:15:29 ID:OJD6ac9k [10/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スーパーボールガイ(inビート)「いきなり怪しまれてるじゃないですか。あなたの作戦とやらを信じた僕がバカでしたね」ヤレヤレ

ハイパーボールガイ(inマサル)「舞台はまだ始まったばかりだよビート。ここからが僕らの演技の見せどころさ!」


巡回ボールガイA「何をこそこそと話しているボル!やっぱし不審者ボルか!」

スーパーボールガイ「ボールボルボル!私たちを不審者扱いとは、なんと愚かな――」

巡回ボールガイA「いかにも小物臭い笑い方ボル。こんなのがお偉いさんなわけないボル」

スーパーボールガイ「何ですって!?」カチーン!

ハイパーボールガイ「…………」ウデクミ

巡回ボールガイB「おい!そっちのお前!聞いてるボルか?」


ハイパーボールガイ「……ボールガイ君、わかるねっっっ!!」ドーン!


ボールガイズ「!?」ビクッ!


スーパーボールガイ(inビート)(なんて覇気だ……!まるで長年観衆たちの前に立って戦い続けてきたベテランイケおじジムリーダーのような貫禄です!)



カブ「……へっくしょい!いやぁ今晩は冷えるねウインディ君」ズビビ

ウインディ「わふわふ!」モフモフー
 ▼ 89 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:16:42 ID:OJD6ac9k [11/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハイパーボールガイ(年収1200万)「僕は君たち一般ボールガイの6倍の年収を貰っている会社的地位が高いエリートで交際経験百万人で高学歴で高捕獲率の超お偉いさんなのだ!大丈夫!話は別に通してないけどそこを通してくれ!」ドーン!

スーパーボールガイ(年収600万)「す、すごい。何も説得力がない台詞なのに……」


巡回ボールガイA(年収200万)「なんて威厳のあるお方ボル!昨日ドラマの予告で見たイケおじ俳優そっくりボル!」

巡回ボールガイB (年収200万)「正直なんにもわからないけど、多分この人超偉い人ボル!」

スーパーボールガイ(inビート)「演技力だけでゴリ押しできてしまった……」


ハイパーボールガイ「僕らは密かにこの施設の治安を探りに来たのだ。こっそり適当に見て回るから、君たちは持ち場へ戻りたまえボル!」シッシッ

ボールガイズ「「かしこまりましたボル〜!」」


ハイパーボールガイ(inマサル)「さ、行こうかビート!」

スーパーボールガイ(inビート)「え、はい……」


ビート(彼が俳優業をしているのは知っていましたが、これほどまでの演技力を身につけていたとは……僕は兼業とはいえ、負けていられないですね!)メラメラ!
 ▼ 90 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:20:28 ID:OJD6ac9k [12/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



ホップ「ユウリにこんな悪癖があっただなんて……平穏な結婚生活の妄想が無惨に砕け散ったぞ」パリーン

ユウリ「あははー……ダイナちゃん(ムゲンダイナ)……捕まえてごらーん……」ドカバキドコォ

ホップ「というかはやくユウリを起こさないとこの家が壊れちまう!ネズさん号泣不可避だ!」

ホップ「でも、人間相手にカゴのみやねむけざましは効かないし、そもそも危なくて近寄れない……」

バイウールー「メェ!」ツンツン

ホップ「ん?なんだそれ。うちわ?……あぁ、そうか!」


グツグツグツ……


ユウリ「……んあっ!?」パチッ

ホップ「よし、できたぞ!リザードン級の超特盛キョダイマックスカレーだ!!」ドーン!

ユウリ「うおおおおおカレーだあああああああああ!!」シュッババッ
 ▼ 91 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:21:48 ID:OJD6ac9k [13/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「うーん、やっぱ深夜のカレーは最高だねぇ!」モグモグ

ホップ「ユウリ〜〜戻ってよかった〜〜」ピエン

ユウリ「どうしたのホップ。あれ?なにこの状況?」

ホップ「実はカクカクゼルネアスなんだよ!」

ユウリ「はぁっ!?マリィちゃんが変質者に攫われたぁ?カレー食ってる場合じゃねぇ!」シュババ🐼

ホップ「いやお前、どこに行けばいいのかわかってるのか?」

ユウリ「全然」

ホップ「いいか?奴の正体はボールガイだ。ウソッキーを隠すなら森の中って言うだろ?ボールガイなら……」

ユウリ「ボールガイですって!?そんなわけない!あの子たちは心優しいモンスターボールの妖精なんだよ!!!!」

ホップ「お前もそれかよっ!!」
 ▼ 92 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:22:48 ID:OJD6ac9k [14/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「あのね、ボールガイはとっても優しいんだよ。クリスマスの時期になると、良い子で才能あるトレーナーの家に現れて、枕元にオシャボを置いていってくれるんだぁ!」キラキラ

ホップ「ここに来てまた純真困ったちゃんが増えるのか〜オレもう面倒見るの疲れたぞ……」グッタリ

ユウリ「はっ!?そうだ私のオシャボもう届いてるかな!今年はウルボがいいって頼んでたんだよね〜」ウキウキ

ホップ「なんでオレの周りは天然ボケキャラばっかりなんだよ……相手に気を遣いながらツッコむのも簡単じゃないんだぞ……」


窓の外「ハッピーサプラ〜イズ!!」


ユウリ「あ!噂をすればボールガイさんだぁ!」パァァ

ホップ「な、何ィ!?」
 ▼ 93 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:24:05 ID:OJD6ac9k [15/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボールガイ「おや、君はチャンピオンのユウリちゃんじゃないか。ここはスパイクジムのマリィちゃんのお家だと聞いてたんだけど」

ユウリ「今はちょっと事情があってマリィちゃんは留守なの。代わりに渡しておいてあげるよ!」

ボールガイ「それは助かるボル!えーっと、マリィちゃんにはダークボールだったかな……」ゴソゴソ

ホップ「危ないユウリ!離れろ!」グイッ

ユウリ「わわっ!なにすんのホップ!」

ホップ「騙されるな!アイツらは子供を狙った変態野郎なんだ!ダークボールとか言いながら下半身のダークなボールを握らせようとしてるに違いないぞ!」ビシッ!

ボールガイ「えぇ……」

ユウリ「ちょっと!ボールガイさんになんて失礼なこと言ってるの!」

ホップ「やいお前!ユウリをオシャボで釣りやがって!ユウリに指一本でも触れようとしたらオレが許さないんだからな!」ギュゥゥ

ユウリ「ホップ……」



ボールガイ「……ふふっ、実に微笑ましい光景だボルねぇ」ホノボノ

ホップ「……ん?」
 ▼ 94 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 12:25:14 ID:OJD6ac9k [16/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボールガイ「びっくりさせちゃってごめんボル。ボクたちは数年前からクリスマスにボールを配る慈善事業をしているんだ。ほら、ちゃんとした活動記録もあるボル」サッ

ユウリ「私も二回貰ったことあるけど、別に変なことされたりしてないよ?」

ホップ「……ってことは、あの変質者はこの人たちの活動に紛れて変態行為をしていたのか」


ボールガイ「しかし、女の子を体を張って守るだなんて、君はかっこいいボルね!」ウインク

ホップ「え、あ、どうも……」

ボールガイ「お邪魔虫はさっさと退散しますか。じゃ、可愛いカップルさん。お幸せにボル〜!」スタコラサッサ


ホップ「か、カップルって……///」

ユウリ「あのさホップ、もう離して貰っても大丈夫だよ?」

ホップ「わ!ごごごごめんっ!!///」パッ

ユウリ「……別に謝らなくてもいいけど」

ホップ「///」テレテレ

ユウリ「///」モジモジ



ユウリ「……って、ラブコメやってる場合じゃないわ!!!」

ホップ「そ、そうだな!オレたちも早くマリィを助けにいかないと!!!」
 ▼ 95 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 23:02:43 ID:OJD6ac9k [17/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ◇ ◇ ◇



変質者「ハァ、ハァ……ここなら部外者は入って来れないし、ボールガイたちは配送の仕事で出払っている」

マリィ「……うーん、モルペコぉ……」スヤスヤ

変質者「これでやっと、この子を――」


マリィ「こら!モルペコ!アニキのパンツを蒐集するのはやめんしゃいって言ったでしょ!!!!」ガバッ

変質者「な、なんて夢見てやがる……」

マリィ「あれ?ここどこ?」パチッ

変質者「畜生!起きやがった!!なんでこう上手くいかないんだっ!」床ドン!

マリィ「なっ!?あ、あんた誰!あたしになんばしよると!?」

変質者「また無理矢理眠らせてやるっ!いけっ!モロバレル!」ポフン

モロバレル「バルルゥ!」

マリィ「きゃっ――



「待ちなさい!」

「マリィちゃんから離れろ!」


マリィ「この声は!」
 ▼ 96 ◆XSB9B4V/6I 23/12/25 23:03:36 ID:OJD6ac9k [18/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒールボールガイ「優しき正義の使者!キュアヒールボール!」ビシッ

ラブラブボールガイ「ピンクを極めし騎士(ナイト)!キュアラブラブボール!」シュバッ

二人「「ふたりはボルキュア!!」」シャキーン!


マリィ「なにあれ新手の変態?」

変質者「俺は知らねえぞあんな奴ら!おい、そんなバリエーションは公式にはないはずだろうが!」


ヒールボールガイ「だから普通に登場しようって言ったのに」

ラブラブボールガイ「バレてしまっては仕方ないですね……とうっ!」

(逆変身バンク中)

ビート「さあ、覚悟しなさい!変質者め!」

マサル「マリィちゃん、怪我はない!?」


マリィ「ビート!マサル!」

変質者「ハッ!何人増えようが同じだ!モロバレル、奴らを眠らせろ!」

モロバレル「ファッサーーーーー」胞子バサバサー
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