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SS

【SS】ヒガナ「久しぶりだねユウキ」

 ▼ 1 UnRmOXXu3o 15/12/10 21:44:15 ID:ibcJk4jE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新ペースは遅めかも…


〜キンセツシティ フレンドリィショップ〜


ヒガナ「…これと…これ。よーし、久しぶりの買い物はこんなもんでいいかな〜」

シガナ「…!マー…マー…」足ツンツン

ヒガナ「ん?どーしたシガナ?何か買ってもらいたい物でもあるのかー?」

シガナ「ごにゃあ」

ヒガナ「え、なに?後ろ見ろって?」

ウイーン

ユウキ「さーて、キズぐすりキズぐすりーと」

ヒガナ「なんか聞き覚えのある声だね」

ユウキ「…ん?あれ?え…ヒガナ?お前…ヒガナじゃないか!?なんでこんなとこに…」
 ▼ 216 UnRmOXXu3o 16/01/24 22:57:18 ID:5tK4eMZY NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「すみませんミクリさん。纏めると、ルチアがマグマ団のアジトに行きたいって言ってるんで許可ください」

ミクリ『……ふむ…キミから電話をかけてくるなんて珍しいから何か重大なことを言うのかと思ったけれどそんな事か。わざわざ私に聞かなくてもよかったというのに』

ユウキ「え?じゃあ良いって事ですか?」

ミクリ『ああ。キミの付き添いであれば構わないよ。それに万が一の時があったとしても、キミとポケモン達ならどんな困難でも乗り越えることができる。全くと言っては嘘になるが、心配はしていないさ』

ユウキ「…ありがとうございます。ではまた」

ミクリ『あ、待ってくれユウキ君。前に一度断られているが最後にもう一度だけ聞いておく。…やはりダイゴの後を継ぐ気はないのか?』

ユウキ「…ええ、悪いんですけどお断りさせていただきます。俺は元々挑戦者を待つなんてガラじゃないし、ずっとあんな場所に居なきゃいけないなんて耐えられませんからね。…すみません」

ミクリ『そうか、わかった。それではいつかポケモンリーグで会うときを楽しみにしているよ』

ユウキ「はい。お忙しいところありがとうございました」
 ▼ 217 ガヘルガー@きちょうなホネ 16/01/25 02:33:51 ID:qX9WJOfg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 218 ロカロス@ブロムヘキシン 16/01/26 17:44:35 ID:CZ86Fzfg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 219 UnRmOXXu3o 16/01/27 20:09:27 ID:QtprRmic [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「説得はうまくいったみたいだね」

ルチア「よかったぁ…実は内心少しヒヤヒヤしてたんだ。ありがとうユウキ君!」

ユウキ「………ミクリさんがチャンピオン…か」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミクリ『これで終わりにしよう!ミロカロス、なみのり!』

ユウキ『頑張れバシャーモ!どくどくなんかに負けるな!』

バシャーモ『…ッッ!バッシャアアアッ!』

ミクリ『な…まだそんなチカラが…!』

ユウキ『よしいいぞ!これで決めてやれバシャーモ!スカイアッパー!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラティアス『うっわー…なんかこの辺から一気に暑くなってきたなー』

ヒガナ「えんとつ山が近くなってきたからね。…よし、ここらで降りようかボーマンダ」

ルチア「チルルも降りて!」

ラティアス『ユウキ?私達もおりるよ?ぼーっとしてないで準備してよ』

ユウキ「…え?お、おう悪い」

ヒガナ「……?」
 ▼ 220 UnRmOXXu3o 16/01/27 20:11:44 ID:QtprRmic [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜えんとつ山〜

ルチア「うわぁ…!ここがえんとつ山の頂上なんだ。プライベートで来るのは初めてかも。それにしても暑いなぁ。火口がすぐ近くだからしょうがないけど」

カズラ「フッ、そう言うと思ってこれを買っといてやったぞ。受け取れ」

ルチア「あっ、ミックスオレ!ありがとうカズラ君!ちょうど喉が渇いてきてた頃だったの!」

カズラ「なーに、礼には及ばないさ」

ヒガナ(………いいなぁ)ジー

ユウキ「ヒガナヒガナ」トントン

ヒガナ「!ありがっ……ってあれ?何これ?」

ユウキ「バッグ。暑いからこの上着脱ぎたくてよ。ちょっと持っててくんねえか?」

ヒガナ「ああ…うん。…下にシャツ着てたんだね」

ユウキ「あっつ〜、帽子も脱ぐか」

ヒガナ「はいバッグ」

ユウキ「ありがとう。それで何?さっき何か言おうとしてたよな?」

ヒガナ「……いいよ別に。なんでもないよ」
 ▼ 221 UnRmOXXu3o 16/01/27 20:16:37 ID:QtprRmic [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「ごめんって、飲み物欲しかったんだろ?ほら」

ヒガナ「え?分かってたの?」

ユウキ「まあな。ちょっとからかったみようかなぁって思っただけ」

ヒガナ「ユウキってそういうとこあるよねぇ。初めて会った時はこんなだとは思ってなかったよ」

ユウキ「だってあの時はふざける空気じゃなかったから」

ヒガナ「ふーん、まぁそんなの何でもいっか。ありがとねユウキっ」ニコッ

ユウキ「お、おう。せいぜい大事に飲めよ」

ユウキ(微笑むと結構可愛いんだよなぁ…)

ヒガナ「ところで、少し降りてくるの遅かったけど何かあった?もしかしてまだ酔ってる?」

ユウキ「いや、もう流石に大丈夫だよ。さっきのは…えーと……ち、ちょっとボーッとしてただけだ。ハードな午前中だったからな」

ヒガナ「…そっか、ならよかったよ。ユウキみたいなのでも元気じゃないと調子狂っちゃうからね」

ユウキ「…なんか昨日と逆になっちまったな」

ヒガナ「ははっ…そうだね。ここまで来たらマグマ団のアジトまでもう少しだし、頑張ろっか」

ユウキ「ああ」
 ▼ 222 オラント@でかいきんのたま 16/01/29 21:28:47 ID:bFIPLD/A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 223 ニガメ@くろいてっきゅう 16/02/01 02:59:53 ID:faT.nWsM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 224 UnRmOXXu3o 16/02/01 20:25:23 ID:MeYOWYVA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜デコボコ山道〜

ユウキ「うーわ…火山灰すげえな。あまり服につけたくないし、早いとこアジト見つけちまうか」ピョンッ

カズラ「おい、ここを下っていくのか?」

ヒガナ「そだよ、段差が多いから注意しなよ。キミはドジそうだから特にね。よっと」ピョンッ

カズラ「余計なお世話だ!」

ルチア「二人とも速いなぁ。私も負けてられないや!」

カズラ「よしルチア、ここは俺につかまっt」

ルチア「カズラ君も早く早く!置いてっちゃうよ?」

カズラ「ほ、ほう、ルチア…なかなかやるじゃないか。少し待っていろ。俺もすぐそこに行く」オソルオソル

ルチア「もう〜っカズラ君遅いから先行くね!」ピョンッ

カズラ「あ!おい待てルチア!そんなに急いで転んだりでもしたら危なななななな」ズテーン

ユウキ「…何してんだあいつは…」ピョンッ

ヒガナ「あっ!ユウキストップ!もしかしてあれじゃないかな」
 ▼ 225 UnRmOXXu3o 16/02/01 20:27:01 ID:MeYOWYVA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「あー、あの洞窟かぁ。よく見つけたな」

ルチア「アジトって洞窟なんだ」

ヒガナ「ふぃー…危ない危ない。もうちょっとで見逃すとこだったよ。でも本当に洞窟になってるなんてユウキの推理通りだね…………ってユウキ何してんの?」

ユウキ「何してるって見ての通り体操してんだよ」イッチニッサンシッ

ヒガナ「そんなの見れば分かるよ。何で今体操してるのか聞いてるんだよ」

ユウキ「…午前中のアクア団のアジトでの無様な姿を晒すわけにはいかないからな。見てろよヒガナ。今度こそ俺はあのワープ床の呪いに打ち勝ってやる!」

ヒガナ「またまた大袈裟だねぇ…」

ルチア「よく分からないけど頑張ってねユウキ君!私も応援するから!」

ユウキ「ああ」ゴクッゴクッ

ルチア「あれ?何飲んでるの?」

ユウキ「酔い止め」

ルチア「酔い止めかぁ…」

ヒガナ「…」

ユウキ「…おいツッコめよ」
 ▼ 226 UnRmOXXu3o 16/02/01 20:52:05 ID:MeYOWYVA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜マグマ団アジト〜

ユウキ「お邪魔しまーす。ってあれ?ワープ床の位置…なんかアクア団のとこと似てないか?」

ヒガナ「どうやらあっちのと左右反転しただけだね。おかげで迷わないで行けそうだよ」スタスタ

ユウキ「コラコラそっちは行き止まりの方な」

ヒガナ「そ、そうだっけ?//」

ユウキ「ったく」

ルチア「なんか思ったより普通の場所だね。少しおっかない先入観とかあったけど実際に来てみないと分からないね」

カズラ「おいユウキ、お前さっき死にかけたとか言ってたが普通のとこじゃないか驚かせやがって」

ユウキ「なんだって?」

ヒガナ「確かにそうだね。ユウキが耐性なさ過ぎるだけで実際普通だよ」

ユウキ「フォローしてくんないのか…」

カズラ「フッフッフッ、案外ここへ来たのは正解だったかもしれないな。ここでお前より俺の方が上だという事を証明してやる。ルチアのライバルに相応しいのはこの俺だ!ハーハッハッハ!」

ルチア「もう…カズラ君ったら」

ユウキ「ヅラのくせに調子乗りやがって…そうやって舐めててあとでどうなっても知らねえからな」
 ▼ 227 UnRmOXXu3o 16/02/02 15:30:17 ID:kVpyKvO. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜数分後〜

ルチア「カズラ君大丈夫?」

カズラ「だっ…大丈…っぶだおろろろろろろ」オェェェ

ルチア「しっかりっ!」背中トントンッ

ユウキ「アーッハッハッハww!いいザマだなカズラさんよぉ!誰が何を証明してくれるってぇ?ワープ床にも敵わない奴が本当に俺より上なのカナァー??」

ヒガナ「酔い止め抜けばいい勝負だと思うんだけどね」

ユウキ「しぃーっ」

カズラ「こっ…このドーピング野郎が…っぅぇぇぇ」

ユウキ「失敬な事を言うな。自分の力を過信して対策を怠ったお前のミスが何よりの敗因だろ。ポケモンバトルもワープ床も対策をした者が勝つんだよ。よく覚えとけ」

ヒガナ「ワープ床に勝つって何なんだよ…」

ルチア「仲良くしなよもう〜」
 ▼ 228 UnRmOXXu3o 16/02/02 15:32:01 ID:kVpyKvO. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「…まぁふざけんのはこのくらいにしてどうするか。ヅラだいぶ限界そうだけど」

カズラ「ふ…フッ、馬鹿にするなよ。この程度どうということはない」

ルチア「無理しないで。休むなら私が看病するから…」

カズラ「どうやら俺はここまでみたいだ。悪いがお前たち二人は先に行ってろ。これ以上お前らの足を引っ張るわけにはいかないからな」コロッ

ルチア「カズラ君……もう二人とも行っちゃったよ」

カズラ「っ//あの薄情者どもがぁぁぁ!うっ…!」

ルチア「だからもう〜大人しくしてなってば!」トントントンッ

カガリ「……誰?………ボクの部屋の近くで騒がないで」

ルチア「あっ、ごめんなさい!友達が体調不良で」
 ▼ 229 UnRmOXXu3o 16/02/02 22:46:52 ID:BF3sCODA NGネーム登録 NGID登録 報告
トゥルルン

ユウキ「結構進んできたな」

ヒガナ「うん。アクア団と構造が同じならボスの部屋まであと少しってとこだね。…というか酔い止めって凄いんだねぇ。午前中抜け殻みたいだったのに今じゃ別人みたいだよ」

ユウキ「まあな。でも実は少し疲れてるぞ。確かに酔い止めのおかげで7割くらいは軽減できてるけど、それでも完全に克服したわけじゃねえしな」

ヒガナ「じゃあこの辺で少し休もうか」

ユウキ「え?別に俺は平気だけど…」

ヒガナ「女の子を少しはいたわるべきだよユウキ…」

ユウキ「え?…ああ悪い、疲れてたのか。…じゃあここで休憩すっか」

ヒガナ「…なんかさ、久しぶりに二人きりになれた気がするよね」

ユウキ「言われてみればそうかもな。さっきまではルチアとヅラいたし。……つーか急にどうした?」

ヒガナ「…どうもしてないよ。ただちょっと言ってみただけで…特に深い理由とかはない…のかな」

ユウキ「…どっちだよ」

ユウキ(てゆーかハルカにも似たような事言われた気がするな…。理由がないなら言うなよ…)
 ▼ 230 ェークル@しんぴのチケット 16/02/04 02:50:49 ID:hpvf2lZc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い 支援
 ▼ 231 UnRmOXXu3o 16/02/05 21:57:39 ID:fL1A6RFc [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「……」

ヒガナ「……」

ユウキ(なんだこの静寂…何か喋りづらいな…)

ヒガナ「……あ、そうだユウキ。昨日の夜からキミに聞きたい事があったんだよ。いいかな?」

ユウキ「聞きたい事?なんだよ」

ヒガナ「大した事じゃないんだけどね、キミの秘密基地に『ときをかけたあかし』…だったかな。写真見たいなの壁にかけてあったよね」

ユウキ「あーあれか。…あげねえぞ」

ヒガナ「そんなつもりで聞いてるわけじゃないよ。大事そうに飾ってあったからちょっと気になっただけでさ」

ユウキ「…あれは…まぁそうだな。一言で言えば御守りみたいな物かな。こっち来てからお前に会って隕石破壊するまではずっと携帯してたんだ。それ以降はお前も見たとおり秘密基地に飾ったんだけどな」

ヒガナ「ふーん、御守りねぇ…」
 ▼ 232 UnRmOXXu3o 16/02/05 21:59:21 ID:fL1A6RFc [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「俺がカイオーガに乗って海流に流されずほぼ無事にホウエンの底まで行けた事、隕石ぶっ壊して世界を救えたのも、その御守りがあったおかげかもな」

ヒガナ「……ならその御守り、今日も携帯してればワープ床で酔わずに済んだんじゃないかな?」

ユウキ「かもな」

ヒガナ「あははっ、そんなわけないよ。たかが御守りなんだし」

ユウキ「お前な〜そうやって人をのせてから裏切るのやめてくんね?」

ヒガナ「でも名称が気になるんだよね。『ときをかけたあかし』って。証って言うくらいだし、あれは何かを証明する物なんじゃないのかな…」

ユウキ「…さぁな。知るかよそんなこと。それより目的を忘れねえうちにホムラさんのとこに行くぞ」

ヒガナ「え…ちょっとユウキ?そらさないでよ…らしくないねぇ」

ユウキ「…分かったよ。いつか続きを話してやるから。でも今はホムラさんのいる部屋を目指す事だけ考えよう。アクア団の皆が来て会議始めちまう前に行かないと、スーツ貰うタイミング失うかもしれねえし」

ヒガナ「…分かったよ。でも必ず教えてよ、気になるからさ。絶対だよ?」

ユウキ「…ああ」
 ▼ 233 UnRmOXXu3o 16/02/05 22:00:52 ID:fL1A6RFc [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜ボスの部屋(マグマ団ver)〜

マツブサ「…遅い…奴ら遅すぎるぞ…!当初の予定からもう数時間も経っているではないかッ!」イライラ

ホムラ「おや?……ウヒョヒョ!リーダーマツブサ、アクア団のイズミさんからメールが届きましたよ!」

マツブサ「む!やっとか!待ちくたびれたぞ!見せてくれ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
差出人:イズミ
宛先:ほむほむ
件名:ゴメンもう少しかかる(>_<)

バスがガス欠しちゃって今キンセツの
スタンドで給油中なう(´・_・`)
まったくアオギリったらガソリンの
チェックくらいしときなさいよね!
と言うわけで申し訳ないんだけど、あと
1時間もすればそちらに着けるだろうから。
くれぐれもそちらのリーダーさんにはナイ
ショよ(^_−)−☆

ーーーーーーーーENDーーーーーーーー

ホムラ「あ。…えー、これはその……こ、個性的な顔文字ですねえ。ウヒョヒョ!」

マツブサ「…な、ナイショ…だと?フッフッフッ…。ばっちり見とるわボケェッ!!」ポイーッ

ホムラ「わたくしのポケナビィーーーっ!」
 ▼ 234 UnRmOXXu3o 16/02/05 22:35:40 ID:fL1A6RFc [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
トゥルルン

ユウキ「おっ、着いた着いた」

ヒガナ「酔ってないよね?午前みたいに吐いてからの爆発なんてもうゴメンだよ?」

ユウキ「ああ、今回は大丈夫だ」

ヒガナ「それでここがボスの部屋で間違いないかな。…ふんふん、おそらくあの人達がマグマ団のリーダー格だね」

ホムラ(タイミング悪く来客ですか…)

マツブサ「むっ!誰だ貴様らは!?侵入者か!」

ユウキ「…なんか怒ってる?ヒガナお前何かしたか?」

ヒガナ「いつそんな暇があったっていうんだよ…」

ホムラ「ウヒョヒョ!いけませんよ君達。ここはチャイルドが勝手に立ち入って良い場所ではないのです」

ユウキ「あっ、あなたがホムラさんですよね。お久しぶりです」

ヒガナ(幹部が言ってた通りだね。気持ち悪い喋り方に肥えた体型。この人で間違いなさそうだね)ゴニョゴニョ

ユウキ(もっと声落とせアホ!これで怒らせて貰えなかったらどうすんだ)ゴニョゴニョ

ホムラ「久しぶり?どこかで会いましたか?」

ユウキ・ヒガナ「え?」
 ▼ 235 UnRmOXXu3o 16/02/05 22:36:41 ID:fL1A6RFc [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「どういう事だい?ユウキ本当に面識あったんだろうね?」

ユウキ「そのはずなんだけどな…」

ヒガナ「忘れられちゃったのかな。ユウキって意外と特徴ない顔してるし」

ユウキ「うっせえよ!」

マツブサ「何をボソボソと話しているのだ!貴様らが侵入者だと言うならこのマツブサ、子供相手とは言えど容赦はせんぞ!」

ホムラ(ヒィィ…!アクア団の事もあって相当お怒りですね…。こうなってしまったリーダーはわたくしの手に負えませんね。せめてカガリがいてくれれば…)

ヒガナ「………もしかしてさぁ、今のユウキの服装が原因なんじゃないかな」

ユウキ「そんな失礼な服装したつもりないんだが」

ヒガナ「帽子だよ。キミのトレードマークとも呼べる帽子がないから別人だと思われてんだよきっと。それにユウキはあまりマグマ団と接点なかったんだよね?だから余計に認識され辛いんだと思うよ」

ユウキ「そういう事なのかよ!?俺にとって帽子がそんな重要なポジションだったとは…」
 ▼ 236 UnRmOXXu3o 16/02/05 22:42:11 ID:fL1A6RFc [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
マツブサ「む、そのキーストーンは…。面白い、メガシンカの使い手だったとはな。ちょうど気が立っていたところだ。相手になってもらうぞ。ホムラ!お前も準備せい!」

ホムラ「は、はいっ!」

マツブサとホムラはモンスターボールを構えた。

ユウキ「えぇっ!?いやちょっと待ってくださいよ!俺たちは侵入者とかそんな物騒な輩じゃあ…」

マツブサ「ならばこのバトルに勝利すれば話を聞いてやる。早くボールをかまえろ!一人一体ずつのマルチバトルだ」

ヒガナ「やってやろうじゃんユウキ。まさかビビってるとかないよね?」

ユウキ「はぁ?そんなわけねえだろ。むしろ喜んでるよ。さっきお前と組みたいって言ったけど、まさかこんなに早く実現するなんてな。早く始めようぜ」

ヒガナ「…そうだね。私も願ったりかなったりの展開だよ。正直、話し合って分かってもらうよりもこっちの方が性に合うしね。実力行使は嫌いじゃない」

ユウキ「お前らしくていいな。頼りにしてるぜ」

ヒガナ「それにこのバトルに勝って分からせてあげようよ。キミがホウエンを何度も救ったトレーナーなんだって事をさ!」

ユウキ「…ああ!」
 ▼ 237 UnRmOXXu3o 16/02/06 19:49:07 ID:.N0L5UUo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ホムラはマタドガス、
マツブサはバクーダを繰り出した!

ヒガナ「頼んだよボーマンダ!」

ユウキ「ゆけっオノノクス!」

〈ボーマンダの威嚇〉
マタドガスとバクーダの攻撃が下がった。

マツブサ「ふむ、2体ともかなり鍛えてられていそうだ。なら手加減はいらんな!」

バクーダが七色の光に包まれる…!
__パリィィィンッ!
バクーダはメガバクーダにメガシンカした!

ユウキ「これがメガバクーダ…。アオギリさんはサメハダーだったが、マツブサさんの方はバクーダを…」

ヒガナ「メガシンカねぇ。…なんだか久しぶりに見る気がするよ。ところでユウキ?何か作戦とかあるようだったら言ってよ」

ユウキ「この1ターン目で決めてやる。お前がボーマンダ出してくれて助かったぜ。おかげで思い切り戦える」

ヒガナ「…そういう事ね。りょーかい、サポートするよ」

ユウキ「ああ、俺の顔を忘れた事を心の底から後悔させてやる。オノノクス、じしん!」
 ▼ 238 UnRmOXXu3o 16/02/06 19:50:43 ID:.N0L5UUo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
その頃、キンセツシティでは…

アオギリ「いやー、まさかガソリンが途中で無くなっちまうたぁ…。おいウシオぉ!終わったかぁ!?」

ウシオ「オウヨ、アニィ!最後ノ一滴マデガソリン給油完了だゼ!!」

アオギリ「よっしゃ!乗れッ!」

ウシオ「イエッサァッ!!」

イズミ「相変わらず暑っ苦しいわねホント。もっとボリューム抑えられないのかい?言っても無駄だと思うけど」

アオギリ「分かってんじゃねえかよ。……だが、本当に今日は暑いな。そんな季節でもねえだろうに」

ピロリン♪

イズミ「あら?」

アオギリ「あ?どうした?」

イズミ「見てアオギリ、高音注意報が出てる。尋常じゃないくらいの強さの日差しがえんとつ山一帯を照らしてるって…」

アオギリ「あぁ?日差しだと?…なんか心当たりのあるような現象だな。まさかとは思うがイズミそりゃあ…」

イズミ「急ぎましょうアオギリ!マグマ団もユウキ達も無事だといいけれど…」
 ▼ 239 UnRmOXXu3o 16/02/09 20:13:39 ID:QdGaaW/I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドドドドドドドド…!!

ユウキ「おおっと」

ユウキ(オノノクスのじしん……いつもより強い気がするな。気のせいか?)

マツブサ「なるほどな、パートナーのボーマンダに効果はない…そこを利用してきたか。こいつ」

ホムラ「ですがチャイルド、いまひとつ詰めが甘いようですね!マタドガスにも地面技は届きませんよ!」

ユウキ「確かに普通だったらそうかもしれねえけど…」

マタドガスとメガバクーダに効果は抜群だ!
マタドガスは倒れた!

ホムラ「…!マタドガス!」

マツブサ「かたやぶり…か。強力な特性だが…よくぞ耐えたバクーダ!勝てぬまでも一矢報いてやるぞ!いわなだれ!」

ヒガナ「悪いんだけどそうはいかないんだよね。ボーマンダ、ドラゴンダイブ!」

マツブサ「な…!」

バクーダは倒れた。
 ▼ 240 UnRmOXXu3o 16/02/09 20:14:41 ID:QdGaaW/I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
グラ…グラグラ…

ユウキ「あれ?……まだ揺れてる?おい、もういいってオノノクス。バトルは終わったんだからよ」

オノノクス「?」

ヒガナ「戻ってボーマンダ。…ふう、とりあえず初陣は圧勝だね」

ユウキ「そりゃ、あれだけ啖呵切って負けたんじゃあ格好つかねえしな。お疲れ」

ヒガナ「うん」

ヒガナ(マルチバトルかぁ……悪かないね)

マツブサ「まさか…ここまで歯が立たんとはな。戻れバクーダ。よく休め」

ホムラ「本当にただの侵入者ではなかったという事ですか…」

マツブサ「貴様ら…ただ喧嘩を売りに来たというわけではないだろう。一体何者だ?」

ユウキ「…そろそろ分かってくれてもいいと思うんだけどな…」ボウシカブリ

マツブサ「!ユウキ君ではないか!」

ユウキ「…どうも」

ヒガナ「ま、まぁ元気出しなよ」
 ▼ 241 UnRmOXXu3o 16/02/09 22:05:38 ID:XOlpcpgc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ホムラ「はっ…!そう言えばあの時バトルリゾートでお目にかかりましたね。これは失礼しました!」

マツブサ「まったく…そうならそうと早く言わぬか!」

ユウキ「聞き入れてくれる余地も与えてくれなかったじゃないですか…」

ヒガナ「本当だよまったく。半分八つ当たりみたいな所もあったしね」

マツブサ「うむ…いきなり突っかかってしまってすまなかったな。ホムラよ、お詫びに何か出してやれ」

ホムラ「了解しました。先ほどサイコソーダをいくつか冷やしておいたのですがちょうど良かったですね。しばしお待ちを」

マツブサ「それでお前たちは何故ここに来たのだ?君の事だ。ただ遊びに来たというわけでもあるまい」

ユウキ「…あの時、俺がカイオーガに挑む前に、イズミさんから受け取ったスーツを覚えていますか?」

マツブサ「うむ、確か…アクアスーツと言っていたな。それがどうかしたのか?」
 ▼ 242 UnRmOXXu3o 16/02/09 22:07:06 ID:XOlpcpgc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「隕石を貫いた際に壊してしまって…。それで新品をマグマ団に譲ってもらえたらなぁって思って来たんです」

マツブサ「…なるほどな。マグマスーツか。…うむ、いいだろう。持って行けい」

ユウキ「いいんですか!?」

マツブサ「構わん。すでに何着かある。それに君にはそれなりの恩があるからな」

ヒガナ「おー太っ腹だねぇ。よかったねユウキ、思ったより簡単に手に入ってさ」

ユウキ「ああ。でもせっかくだしもう少しゆっくりしていくか。ジュースあるって言うし」

ホムラ「お待たせいたしました。どうぞ、サイコソーダです」

ユウキ「来た来た!ありがとうございます」

ヒガナ「いただくよ」

ホムラ「いえいえ」

マツブサ「…ぬぅ。……ホムラよ、私にも一つくれぬか。実はさっきから喉が渇いて堪らぬ」

ホムラ「そう言えば今日はいつもになく暑いですね。いくらえんとつ山とはいえ…。わたくしも少し汗が…」
 ▼ 243 マタナ@ひこうのジュエル 16/02/10 03:26:19 ID:.8fTOtPM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 244 UnRmOXXu3o 16/02/13 18:04:44 ID:fusC8Yaw [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「これがいつもの暑さじゃないんですか?」

ホムラ「いやぁ…流石にここまでは暑くありませんよ」

ジリジリジリ…

ヒガナ「…ねぇ、何かだんだん暑くなってきてないかい?まるで銭湯とかにあるサウナってやつみたいなんだけど…」

マツブサ「暖房が故障でもしたか?ホムラ、調べてこい」

ホムラ「はい!ただいま」

トゥルルン

下っ端「マツブサ様!ホムラ様!大変です!えんとつ山一帯に強い日照りが…。警報まで出ています!」

ホムラ「なんですと!?」

ユウキ「警報だって?」

マツブサ「やはりこれは異常気象であったか。…よし、団員皆に伝えよ。速やかに地域住民の避難活動にあたれとな!」

下っ端「はっ!」

ホムラ「どういう事なんでしょうか…。何故突然こんな事が…」
 ▼ 245 UnRmOXXu3o 16/02/13 18:07:19 ID:fusC8Yaw [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「………もしかしてあれじゃね?…あまり考えたくないけど噴火の前兆か何かなんじゃ」

ヒガナ「うーん、でもそれだったら日照りは関係ないんじゃないかな」

ユウキ「あー…そうだよな…。だとしたらこれは一体………あっ!」

“ゴゴゴゴゴ…!”
アジト全体が大きく揺れた。

ヒガナ「おっとっと!」

マツブサ「マズイな…。貴様ら!急いでこの部屋を出るぞ」

“…パラパラ……ビシビシビシッ”

ヒガナ「…その方が良さそうだね。ちょっと急ごうか」

ホムラ「では皆さん!こちらのワープ床から逃げてください」

ヒガナ「誰から行く?」

ユウキ「ジャンケンだな」

マツブサ「そんな時間はない!早く行かんか愚か者め!」

“ビシビシビシィッ!ドゴォッ!”

全員「「「「えっ!??」」」」


瞬間、部屋の床が全て抜け落ちた!
 ▼ 246 UnRmOXXu3o 16/02/13 19:28:33 ID:fusC8Yaw [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
その頃、カズラ達は…

“ゴゴゴゴゴ…!!”

カガリ「………ん」

カズラ「お、おい、なんか揺れてないか?」

ルチア「カズラ君も気づいた?それにさっきよりも凄く暑くなったような気もするし…」

カズラ「まさかとは思うが、ユウキとヒガナが何かやらかしているんじゃないだろうな。もしそうだとしたら後でしばいてやる。ユウキの野郎は特にな」

『カガリ!聞こえますか!?』

カズラ「うおっ、なんだ!?」

カガリ「……緊急用のトランシーバーが……もしもし」

ホムラ『カガリ!今の地震のせいでリーダーの部屋が抜け落ちてしまった!わたくしもリーダーも皆一緒に落ちている!』

カガリ「え」

ホムラ『細かく話してる暇はないから簡潔に言う、『グラードン』が目覚めたと考えるべきだ!お前はこの事をすぐアクア団にも伝えなさい!わかりましたね!?』
 ▼ 247 UnRmOXXu3o 16/02/13 21:04:22 ID:fusC8Yaw [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
カガリ「………了解」

ホムラ『もう一つ避難活動にあたっている団員の統率も頼みまs』

プッ

カガリ「……………グラードン」

下っ端「あっ、カガリ様!ここは危険ですから早く避難をしてください!」

カガリ「……グラードンが目覚めた……これをアクア団に伝えて。…………リーダーの命令だから。あと避難活動もよろしく……」

下っ端「はい、了解です!」

カズラ「なんだか随分と騒がしいな…。やはり何かが起きているのか?」

ルチア「それよりカズラ君聞いた?今グラードンって」

カズラ「は?え何……グ、グラードン……だと?」

カガリ「………フフフ♪オモチロイ事になってきたなぁ♪超古代ポケモンのグラードン……アナライズしてみたい♪………それに……ボクがリーダーを助ける事が出来たら……ァハッ♪//」

カズラ「え、お、おい。何言ってんだあんた」
 ▼ 248 UnRmOXXu3o 16/02/13 23:25:07 ID:t3M6KeGQ NGネーム登録 NGID登録 報告
カガリ「…急いでリーダーの部屋に向かわないと♪………あなた達はどうする?」

カズラ「冗談じゃない!死に急ぐような真似はごめんだ!!」

ルチア「私も見てみたい!超古代ポケモンを見られるなんてチャンスだよカズラ君!」

カズラ「お前なぁ…」

カガリ「…………大丈夫、もし死んじゃったらボクが君の死体をちゃんとアナライズしておくから安心して」

カズラ「勝手に人を殺すな!あとアナライズ!?」

ルチア「粘ったってどうせ行く事になるんだから行ってみようよ」

“ゴゴゴゴゴ…!!!”

ルチア「わわっ、また揺れが…」

カガリ「……ついてくるの?…来ないの?……早く決めないと…デリートします…!」

カズラ「あーもうっわかったよ!ちっくしょう!なんでいつもこうなっちまうんだろうな!何もかもテメェのせいだからなユウキ!」
 ▼ 249 UnRmOXXu3o 16/02/14 10:12:51 ID:IBa8Lj5s NGネーム登録 NGID登録 報告
そして落下組は…

ユウキ「危なかった…。サンキューなラティアス、助かったぜ」

ラティアス『いいってことよー。でもポフレ5割増しは下らないかなー』

ユウキ「太るぞ」

ラティアス『大回転トルネード滑空飛行いきまーす!3!2!1!』

ユウキ「すまんすまんすまん!俺が悪かった!5割増しOK!任せろ!」

ラティアス『やっぱ太るからいーや』

ユウキ「なんやねん…」

ホムラ「リーダー…ありがとうございます。助かりました…」

マツブサ「うむ、間一髪だったがな。クロバット、よくやった」

ヒガナ「それにしても、アジトの地下が空洞って…設計ミスもいいとこだよねぇ」ジロリ

ホムラ「悪かったですね」

ヒガナ「ま、そんな事はどうだっていいか。それより、だいぶ落ちてきちゃったけどどうする?」

ユウキ「とりあえずこのまま行けるとこまで行ってみようか。……この奥に絶対、居るはずだからな」
 ▼ 250 ゼリア@ジュペッタナイト 16/02/16 21:50:59 ID:5IfDjawQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 251 リルリ@かいのカセキ 16/02/16 22:08:30 ID:U/vDL5vE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援支援
 ▼ 252 ートロトム@かざんのおきいし 16/02/18 05:40:42 ID:fZI2rss. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援支援支援
 ▼ 253 UnRmOXXu3o 16/02/18 22:06:12 ID:UAnbZxkU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜陸の洞窟〜

ヒガナ「戻っていいよボーマンダ。…さて、とりあえず辿り着くとこまで辿り着いたって感じだね」

ユウキ「…こんな場所があったなんてな」

ユウキ(周りの岩が赤色にうっすら光ってる…。なんか…カイオーガと戦った所に感じが少し似てるな)

ホムラ「…さきほど言われたばかりですが、アジト設計時にはこんな所は無いはずでした。いったい何がどうなって……これほどの空間が突然できたわけでもないでしょうし…」

マツブサ「それも十分考えられるだろう。超古代ポケモンは常に我々の想像を超えてくる。奴らの前では常識など全くもって意味など成さないのかもしれんな」

ヒガナ「…やっぱりこの騒ぎの元凶はグラードンってわけか。あはは……自分のした事っていうのは自分に返ってくるものだね」

ユウキ「…じゃあ、また俺が何とかするしかないな。1年前のあの時みたいに…」
 ▼ 254 UnRmOXXu3o 16/02/18 22:11:34 ID:UAnbZxkU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ホムラ「待ってくださいチャイルド。…まさか君だけでこの洞窟の先に行くつもりですか?」

ユウキ「…絶対にグラードンは止めてきます。カイオーガにだって勝ったんだ。だからあの時みたいに俺が…!」

ホムラ「いや、しかし…」

マツブサ「分かった。君の言う通りにしよう。我々はここで君の帰りを待つ。情けない話だが、我々がついていった所で足手まといになるのは目に見えているのでな」

ユウキ「あ、いや…俺は別にそんなつもりで言ったんじゃ…」

マツブサ「君がカイオーガに勝った日か…。思い出すな…1年前を」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マツブサ「キミには重荷を背負わせることになってすまないが頼んだぞ」

アオギリ「すまねぇ…頼む。世界を…カイオーガを…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ユウキ「…あれからもう一年か。時間の流れって早いものですね」
 ▼ 255 UnRmOXXu3o 16/02/18 22:15:53 ID:UAnbZxkU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
マツブサ「…フッ、今は思い出話などしている場合ではなかったな。これ以上君に言う事もあるまい。……頼んだぞ。グラードンを止めてやってくれ」

ユウキ「はい」

ヒガナ「ちょっと待ってくれないかなユウキ。…私も行くよ」

マツブサ「そう言えば、君にはまだ名を聞いていなかったな」

ヒガナ「自己紹介が遅れて悪かったね。私の名はヒガナ。元アクア団で1年前のカイオーガを復活させた元凶…それが私だよ」

ホムラ「なんですって!?では…あの騒ぎはあなたが…。何のためにそんな事を…。あの災害でどれだけの人が恐怖に陥れられたか分かっ」

マツブサ「それは後でもいいだろうホムラ。仮にそれが事実だとしても責任は私やアオギリにだってあるのだからな。それに、自分がその黒幕だったと言うなら尚更思うところもあるだろう」

ユウキ「ヒガナ…お前」

ヒガナ「止めても無駄な事は知ってるはずだよねユウキ。少し形は違うけれど、自分の不始末は自分で何とかしなくちゃね。これは私のケジメなんだ」

マツブサ「ならば行けい!ユウキも強い味方がいるに越した事はないだろう!…だが無理はするな。危なくなったら帰ってきても構わん。一番してはならん事は死ぬ事だ。いいな!?」

ヒガナ「分かってるよ。……もう2度と大切な人を失うもんか」
 ▼ 256 UnRmOXXu3o 16/02/19 19:03:42 ID:H9S7aB.M NGネーム登録 NGID登録 報告
マツブサ達と別れて数分後… … …

ユウキ「はぁ…あっついなぁ。冗談抜きでサウナ顔負けの暑さだ。早くグラードンを何とかしてやらねえと俺たち干物になっちまうぞ」

ヒガナ「そうだね。……かなり深くまで進んできたけどグラードンはまだ見当たらない。こりゃまだまだ先がありそうだねぇ。よしっ、出番だよヌメルゴン」ポンッ

ヌメルゴン「ヌメッ!」

ユウキ「ヌメルゴンが何かしてくれんのか?」

ヒガナ「まあ見てなよ。よーしヌメルゴン、冷凍ビームで適当にこの辺を凍らせてくれないかな?」

ヌメルゴン「ヌメエーッ!」カチカチカチカチ

ユウキ「おぉ…一気に涼しくなってきたぁ。そういや冷凍ビーム使えたんだっけな」

ヒガナ「そう長くは保たないと思うけど、とりあえず5分くらいはここで休めるはずだよ。こういう状況下だと氷技が重宝するね。ありがとヌメルゴン」

ユウキ「助かるよ。一旦さっき貰ったサイコソーダで水分補給するか」
 ▼ 257 ンタロス@ていきけん 16/02/19 22:24:04 ID:BivzeJbY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 258 ンギラス@こだいのおまもり 16/02/20 05:38:30 ID:Vx182LZM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 259 ーないと◆pokemon.DU 16/02/20 09:35:56 ID:.jQKzR0U NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 260 ンバーン@うつしかがみ 16/02/24 07:34:22 ID:ytMThef2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 261 UnRmOXXu3o 16/02/24 15:24:19 ID:jTtacPLg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「そう言えばシガナは?」

ヒガナ「ボールん中。流石にこの環境はシガナには少し厳しいものがあると思うからね」

ユウキ「確かにそうだな」

ヒガナ「……っぷは」

ヒガナ(…あ、もう無くなっちゃった。もっと大事に飲むべきだったかな…)

ユウキ「よかったらやるよ俺のミックスオレ。一応デパート余分に買ってたやつ」

ヒガナ「さっすが気が効くねぇ。ありがと」

ユウキ「おう」

ツルッ

ヒガナ「おっと……あーごめん、落としちゃった」
 ▼ 262 UnRmOXXu3o 16/02/24 15:25:58 ID:jTtacPLg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「おいおい大丈夫かよ!?熱中症!?目眩とかねえか!?」

ヒガナ「へ、平気だって大袈裟だなぁ。…本当に滑っちゃっただけだって」

ユウキ「ならいいけど…」

ヒガナ「…よいしょっと。これ開けたら泡吹出ちゃうかなぁ」

ユウキ「ははは。ミックスオレだからそれはねえよ」

ヒガナ「……………ねぇ、ユウキってカイオーガに立ち向かって行った時さ、緊張とか感じてた?」

ユウキ「そりゃあホウエンの運命を背負ってたわけだし。…ちょっとかっこ悪いけど、怖いっていう感情もあった」

ヒガナ「…そか。ユウキでもそうなっちゃうんだねぇ。…でもそれが普通なのかもしれないね」

ユウキ「なんだよ。お前がそんな事聞くなんて珍しいな。…緊張してるのか?」

ヒガナ「……………人から大きな事を託されるって、なかなか慣れないものだよね」

ユウキ「…そりゃそうだよ。誰かに何かを託されるっていうのは、そんなに軽いものじゃないからな」
 ▼ 263 UnRmOXXu3o 16/02/24 19:43:32 ID:SLCcMIGE NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「………隕石を破壊して世界を救うっていう使命は、本当は私の大切な人が背負っていたものだったんだよ。でも、その人にある事情があって……私がそれを引き継いだ」

ユウキ「……ん?という事はヒガナが最初からその使命を背負っていたわけじゃないのか。…何それ初耳だな」

ヒガナ「ま、ちょっと色々あってさ」

ユウキ「…まぁ深くは聞かねえよ。…大切な人か。そういや、昨日秘密基地でそんな事言ってたっけな」

ヒガナ「もう…居ないんだけどね…。昨日ユウキと見た流れ星じゃないけど、もし何か一つどんな願いでも叶えられるとしたら、その人にまた逢いたいなぁとか…思ってみたりしてさ」

ユウキ「あー、なんか分かるような気がすんなぁ。絶対に叶わないって分かってても願っちまうよな。そういうの…」

ヒガナ「?ユウキも何かあったりするのかい?」

ユウキ「いいや、俺は父さんも母さんもいるし、ホウエンで仲間になったポケモン達も失ったりしてない」

ヒガナ「…そう」

ユウキ「だからヒガナの話聞いてると、つくづく俺は恵まれてるんだって…思うんだよな」
 ▼ 264 ガデンリュウ@あかいビードロ 16/02/24 19:45:20 ID:ytMThef2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 265 ュウツー@たんけんセット 16/02/25 12:47:49 ID:PE0nKHEA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 266 UnRmOXXu3o 16/02/26 22:32:35 ID:FERJ01jE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「多くの災難に巻き込まれて、自分がそれらに立ち向かわざるを得ない立場でも…ユウキはそう思えるの?」

ユウキ「…ああ、思うよ。むしろ最近は逆なんじゃねえかって思ってるんだ」

ヒガナ「逆?」

ユウキ「例えば、あのルネでの一件。大雨で怖い思いをした人やポケモン…沢山いたかもしれないけど、何もカイオーガ復活は悪いことばかりじゃなかったってことだよ。いい事だってあった」

ヒガナ「ふんふん。って言うと?」

ユウキ「あの大雨でホウエンの生態系が少し変わったらしいぜ。それって良く言えば、それだけ多くのポケモンが暮らせるようになったって事だろ?その分ポケモンとの出会いも増えたしな」

ヒガナ「じゃあオノノクスはそのおかげで仲間に出来たってことか。本来ホウエンでは見ないポケモンだからねぇ」

ユウキ「ヒガナと初めて戦った場所で捕まえたんだ」

ヒガナ「石の洞窟かぁ。懐かしいね」
 ▼ 267 UnRmOXXu3o 16/02/26 22:33:50 ID:FERJ01jE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「今度時間があったら寄ってみない?思い出を振り返るみたいな、さ。どう?」

ユウキ「うーん、俺も暇じゃないからな〜」

ヒガナ「どうせいつもフラフラしてるくせによく言うよ」

ユウキ「うっ…。だ、だって石の洞窟なんてゲンシカイオーガの壁画しかないじゃねえか。行ったって退屈なだけだろ?」

ヒガナ「そういう事じゃなくてだね……。ん?そう言えばそのカイオーガは今はどうしてるんだい?」

ユウキ「そうだった。あの騒動で良かった事の二つ目。カイオーガならいつも秘密の小島付近の海で泳がせてるよ」

ヒガナ「でもその割に大雨はなかったみたいだけど…」

ユウキ「紅色の玉を上手く使って抑えてんだよ。ずっと眠ったままじゃカイオーガだって可哀想だもんな」

ヒガナ「…それを見てユウキも幸せってわけか」

ユウキ「そりゃそうだろ。俺のポケモンなんだからよ」

ヒガナ(………レックウザがキミを選ぶわけだよ)
 ▼ 268 ガディアンシー@ユキノオナイト 16/02/27 02:15:33 ID:xDHBfRy6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 269 ツハニー@キトサン 16/02/29 11:09:41 ID:1eGjjTBQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 270 ョロボン@さざなみのおこう 16/03/01 15:52:09 ID:4KprzhaA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 271 ロンダ@ほしのかけら 16/03/01 17:08:03 ID:koi1HEqM NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援&待機
 ▼ 272 UnRmOXXu3o 16/03/01 21:05:30 ID:fbW2zV4Q [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「じゃあ、今のグラードンもそうしてあげないとね。カイオーガみたいに、私達人間や他のポケモン達と共存していけるように…」

ユウキ「ああ。今回だってそう考えたらそんなに悪いことじゃないだろ?」

ヒガナ「なるほどねぇ。…それじゃあ今度は隕石の時の話を聞きたいな。何かある?」

ユウキ「…ああ。実はダイゴさんも∞エナジーには前から思うところもあったらしくてさ。お前の演説のせいかは知らねえけど、あれから他に活用できる資源はないか〜とか…色々考えてた」

ヒガナ「へぇ〜あのボンボンチャンプがねぇ。ま、想像力が足りないなりにせいぜい頑張れば?ってヒガナが言ってたって言っといてよ」

ユウキ「はぁ?自分で言えばいいだろ?俺はお前専属の悪口伝達機じゃねえんだからな」

ヒガナ「やだよ。出来れば会いたくないんだ。そんな相手に自分から極力会わないようにするのは当然の努力だと思わない?」

ユウキ「努力って……。確かに嫌な事を無理にすることはねえとは思うけど」

ヒガナ「それがどうしても避けられない時もあるけどね。人生辛い事の方が多いんだからさ…」
 ▼ 273 UnRmOXXu3o 16/03/01 21:08:07 ID:fbW2zV4Q [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「決めつけんなよ。今までは確かに辛いことばかりだったかもしれねえけど、これからどうなるかは今後の生き方次第だろ。未来は変えられるってよく言うじゃん」

ヒガナ「……」

ヒガナ「…ごめん、そうだよね。まだ大して長く生きてもないのに断言し過ぎたよ」

ユウキ「ババ様みたいな年寄りが言うならまだ分かるけどな。だいぶ歳いってんだろあの婆さん」

ヒガナ「ユウキ後ろ見てみ?」

ユウキ「おあっ!??」ビクッ

ヒガナ「あははは!悪くないリアクションだったよ!」

ユウキ「っお前な〜!」

〜流星の滝〜

ババ様「ばーっくしゃいッ!」

ババ様「…噂されとるらしいのぅ。まったく誰じゃ。ちと秘密の小島におしかけてみるかの。私のティータイムを邪魔した罪は重いぞぃ」
 ▼ 274 UnRmOXXu3o 16/03/01 21:09:30 ID:fbW2zV4Q [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「ほら、そんな事より話の続き続き。あるんでしょ?元チャンプの話以外にもさ。話してよ」

ユウキ「そりゃあるよ。……でも言わね」

ヒガナ「えー?話しなさいよ後味悪いねぇ。さっきの事は謝るからさ」

ユウキ「せいぜい自慢の想像力で考えてみろよ。おっと申し訳ない。人に言うわりに当人もそれなりに想像力に乏しかったんだった」

ヒガナ「…どーせ私は役立たずですよっと」

ユウキ「そんな事言ってないだろ。………なぁ、お前のその…大切な人って、どんな奴だったんだ?」

ヒガナ「…そうだね。一言で言ってしまえば、特別な存在だったよ。私の私情を無しにしてもね。…どんなに困難な事でも何でもこなせてしまえる人だった」

ユウキ「天才って奴か。でもお前がそれほど大切に思えるって事は、いい奴だったんだろ?」

ヒガナ「ちょっとだけユウキに似てるかな。雰囲気とか、さっきみたいに心配症な一面もそうだし、なんだかんだで優しい所もそう。…あとは意外と抜けてる所とかね」

ユウキ「抜けてるは余計だろうが。でも、俺に似てたっつーことはそいつも余程の男前だったんだろうなぁ」

ヒガナ「あっはは。その人は女だよ」
 ▼ 275 UnRmOXXu3o 16/03/01 21:11:54 ID:fbW2zV4Q [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
トロ…

ヒガナ「ん冷たっ」

ユウキ「冷凍ビームの氷溶けてきたな」

ヒガナ「そろそろ行かなきゃね。こんな長話しちゃうとは思わなかったよ。付き合ってもらって悪かったね」

ユウキ「…まぁでも、そんなに気負うことはないと思うよ。グラードンをとめる__容易な事じゃねえけど大丈夫。何て言ったって今は一人じゃねえんだから………俺も、お前もな」

ヒガナ「……うん、そうだね!ありがとう」

ユウキ「…………俺の方こそ」ボソッ

ヒガナ「ん?今何て言ったんだい?」

ユウキ「…いや、何も言ってねえよ?」

ヒガナ「嘘がヘタだよねぇユウキは…。それとも…あれかな?何か恥ずかしい事でも言ったのかな?」

ユウキ「うるっせえな〜。おとなしくあげたミックスオレ飲んでろよ想像力」

ヒガナ「今そうするとこだよ。……あら?」
 ▼ 276 ャノビー@はねのカセキ 16/03/03 11:23:42 ID:gjd/uRBw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 277 ツハニー@まんぷくおこう 16/03/06 19:52:37 ID:iWDHQZ5c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 278 UnRmOXXu3o 16/03/06 23:52:23 ID:aKa4cUgI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ(それにしてもグラードンはまだ遠いのか?上手くいくか分からねえがサーチしてみるか)ウィーン

ヒガナ(これ…もしかして飲みかけだよねユウキの。フタも軽いし…)

図鑑「」シーン

ユウキ(やっぱダメだったか。しゃあねぇ、直接探すしか他に道はねえか)

ヒガナ(ユウキは気づいてない…か。これ返した方がいいのかな。…でもユウキがこれを渡したわけだし、飲んでも…いいんだよね…?)

ユウキ「ん?ヒガナ?」

ヒガナ(とゆーか何考えてるんだろ私。いつもここまで考えたりなんてしないのに…)

ユウキ「もしもーし、ヒガナさん聞いてるー?」

ヒガナ「え?あぁ、ちょっと考え事してたんだよ」

ユウキ「もう切り換えろよ。今はグラードンを止めることだけ考えねえと」
 ▼ 279 UnRmOXXu3o 16/03/06 23:59:11 ID:aKa4cUgI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「それは分かってるよ。…でも、最後に一つだけいい?」

ユウキ「ああ」

ヒガナ「ユウキはさ、これからも…そばに居てくれるよね。…居なくなっちゃったりとかしないよね…?」

ユウキ「え……?」

ヒガナ「…ごめん、変なこと聞いたね。何でもないんだ、気にしないでよ」

ユウキ「ほ、本当に何言ってんだよ。…そんなの」

図鑑「ピピピピピピピピピ!!!!」

ユウキ「うわっビックリした!!…ってこの反応は…!」

“ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!!”

ヒガナ「さっきより強い揺れだね。まさかグラードン…!?」

ユウキ「ちょうど、この下から反応してるのか!?とりあえず今すぐにここから離れねえと!!」

“ビシビシビシビシッ!”
“ドッゴォォォォッ!”

グラードン「グラグラアアァァッ!!」
 ▼ 280 UnRmOXXu3o 16/03/07 00:03:35 ID:f5NcFqME [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「変なタイミングで来やがって。ヒガナ無事か?」

ヒガナ「そりゃあね。私の俊敏さを舐めちゃいけないよ」

ユウキ「それはそれは頼もしい事で」

ヒガナ「それにしてもまさか自分から直々に来るなんてね…。待ちきれなかったって感じなのかな?」

グラードン「…」

ヒガナ「…ま、いっか。そんな事はどうだって。お願いボーマンダ!」

ユウキ「連戦だけど頼むぜオノノクス!」ポンッ

ヒガナ「さーて、んじゃ早速見せてもらおうかな。1年前に私が復活させたチカラってやつを。ボーマンダ、ドラゴンダイブ!」

ボーマンダ「ガァッ!!」
 ▼ 281 UnRmOXXu3o 16/03/07 00:07:33 ID:f5NcFqME [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
グラードン「…」

グラードンを紅色の水晶体が包み込む…!

ボーマンダ「!!?」

“ギャリィィンッ!!!”

ユウキ「え!?」

ヒガナ「ドラゴンダイブが弾かれた?!まさか…これが…?」

ユウキ「ゲンシカイキ……!」

“シュィィィン…!ヴヴヴヴヴ…ッ!”

____パリィィィィンッッ!!!

ゲンシグラードン「グオオオオオァァッ!」

〈ゲンシグラードンの終わりの大地〉
水タイプの技が無効になった。
 ▼ 282 ノハナ@こだいのどうか 16/03/07 00:12:44 ID:jyRBNwow NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
これは面白い
 ▼ 283 UnRmOXXu3o 16/03/09 18:25:50 ID:YmOKJ.Fk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「直には初めて見る…。本当に地上の水が全て干上がってしまいかねないこの暑さ。これがゲンシカイキの凄まじさってわけか」

ユウキ「『始まりの雨』か『デルタストリーム』ならこの日照りさえもかき消せたんだけどな。くそ、あいつら連れてきてりゃよかったな」

ヒガナ「そんな事嘆いたってしょうがないよ。今できる事を精一杯尽くさなきゃね」

ユウキ「だよな、わかってるよ!」

ゲンシグラードン「オオオオオオッ!」カパッ

ゲンシグラードンは大きく口を開き、光線のようなものを斜め上に放った。

ユウキ「!?破壊光線か?それにしてもどこを狙って…」

“パラ…パラ…”

ヒガナ「違う、これは岩雪崩だよ!そのために天井を狙ったんだ!避けてボーマンダ!」

“ガラガラガラガラッ!!!”
 ▼ 284 UnRmOXXu3o 16/03/09 18:34:06 ID:YmOKJ.Fk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲンシグラードン「オオオオオオッ!」

ユウキ「…ちくしょ。もっと早く気づけたはずなのに…。すまん、大丈夫かオノノクス」

オノノクス「グルルッ…!」

ユウキ「よかった…。軽傷で済んだみたいだな」

ヒガナ「こっちもかすり傷で済んだよ。お互い大事には至ってないみたいだね」

ボーマンダ「ガウァッ!!」

“パラパラ……”

ユウキ「……やばいな」

ヒガナ「うん、今の攻撃のせいで洞窟内が崩れ始めてきてる…。早くカタをつけないと私達潰されちゃうね」

ユウキ「龍の舞で攻撃力は上がってる。なんならこのターンで決めちまえオノノクス!げきりん!」

オノノクス「グオオオオッ!」ゴォォォ

ゲンシグラードン「!!!」
 ▼ 285 イアント@はがねのジュエル 16/03/10 22:17:34 ID:wEnTIgYg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 286 UnRmOXXu3o 16/03/12 16:21:52 ID:NS7uoN6E NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲンシグラードン「グラ……」シュゥゥ

ユウキ「よっし良いのはいった!いいぞオノノクス!」

ヒガナ「相変わらずやるなぁ。でも、こっちも負けてられないね…!ボーマンダ、りゅうせいぐん!」

ボーマンダ「ギャオオオオオッ!」

“ヒュー………ドォンッ!”
“ドドドォンッ!”
“ドドドドドドドドドォォォンッ!!!”

“……シュゥゥ……”

ユウキ「すげぇなおい。やったか…?」

ヒガナ「煙でよく見えないけど多分ね。それに…あれだけの攻撃を二つ同時に受けたんだし、少なくとも相当なダメージを負ってるはずだよ」

ユウキ「だといいが…」

“ゴゴゴゴゴ……!!”

ゲンシグラードン「グオオオオオオオ!!」

ユウキ・ヒガナ「!!」
 ▼ 287 ルーラ@ふっかつそう 16/03/12 20:27:52 ID:p1tE8VIo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 288 UnRmOXXu3o 16/03/13 15:51:31 ID:ibBlGdkE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「あの攻撃を堪えるなんて…。しかも、まだまだ元気そうって想像以上もいいとこだよ…!」

ユウキ(この耐久力…まさかこいつ…?)

ゲンシグラードン「グラグラァァァッ!!!」

〈ゲンシグラードンのだんがいのつるぎ!〉
地面から這い出た岩がオノノクスを襲う!

ユウキ「ヤバイっ…オノノクス!!」

“ドッゴォォォッ!!!”

オノノクス「…ッ!!!」

オノノクスは倒れた。

ユウキ「くっ…オノノクス、戻ってくれ!」

ヒガナ「私達も危ないね。ボーマンダ!」

ボーマンダ「ガウ!」バサッ

ヒガナ「ほらユウキ掴まって!一旦離れるよ!」

ユウキ「ああ、サンキュっ!」ガシッ
 ▼ 289 UnRmOXXu3o 16/03/13 15:53:35 ID:ibBlGdkE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ーーーーーーーーーーーー

ヒガナ「…ふぃ〜、まさに間一髪ってとこだね。ユウキ見なよ。さっきまで私達が立ってた場所にいつの間にか岩山がそびえ立ってる」

ユウキ「今もあの場にいたらアウトだったな。やだなぁ…貫かれて死ぬとか。割と1番か2番目くらいにしたくねぇ死に方かも」

ヒガナ「誰だってそうだよ…。でも、まさかここまでの強さなんてね。これと同レベルのカイオーガに勝ったんだから大したもんだよ…ユウキは」

ユウキ「同レベルか…。今図鑑で調べてみたがこのグラードン…どういうわけかレベルが100あるってよ」

ヒガナ「…ま、別に驚きはしないよ。そう言われても納得の強さだからね。さっきの攻撃を耐えられた時点で覚悟はしてた」

ユウキ「さっきのげきりんは龍の舞のおかげで相当な攻撃力だったはずなんだけどな。レベル100のHP舐めんなって事か…」

ヒガナ「それに加えて水技無効の特性のせいで弱点は地面の技だけ。私のポケモンじゃ相性のいい攻撃はあまり望めないね」
 ▼ 290 UnRmOXXu3o 16/03/13 23:17:14 ID:XDAgZyro NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「仕方ねえよ。弱点を突くのはもう諦めよう。天気を塗り替えられるあいつらがいない以上、等倍タイプ技で押し切る」

“パラ…パラ……”

ヒガナ「まずいね。この洞窟の寿命も残り僅かみたいだよ」

ユウキ「…よし、決めた。出てこいルカリオ」

ポンッ

ルカリオ『…ユウキ、本当に私でいいのか?奴との相性は良いとは言えんが』

ユウキ「単純に高火力で押し切ることにしたんだ。今の俺の手持ちで一番火力が高いのはメガシンカしたお前だからな」

ルカリオ『…なるほど、だからせめて特性の適応力にすがろうというわけか。だが、受けはどうするつもりだ?』

ユウキ「おそらく次のターンでこの洞窟は崩れる。だからもう攻撃を受ける事は考えてない。今出せる最高火力をありったけぶつけて決着をつけよう」

ヒガナ「……最高火力っていうと、アレの出番ってわけか。あははっ……まさか本当に、ユウキの言う通りになっちゃうとはね」

ユウキ「…返す時が来たな__ボーマンダナイト」
 ▼ 291 リル@カードキー 16/03/15 15:26:43 ID:fswZ3f1M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援あげ
 ▼ 292 UnRmOXXu3o 16/03/18 02:18:37 ID:0lC101Jg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
昨日の夜に遡り……

〜秘密の小島にて星空鑑賞中〜

ヒガナ「でも、正直意外だったよ」

ユウキ「ん?意外って……何がだよ?」

ヒガナ「ただでさえ久しぶりな上に私とキミの付き合いなんて実質1日ちょいくらいしか無かったからさ、覚えてくれてるかなぁとか考えてたりしてたんだよ」

ユウキ「あんな強烈な記憶を忘れるわけないだろ。…それに一応あの後、お前の様子見にババ様んとこ行ったんだぜ。したら旅に出たって聞いて…」

ヒガナ「…それは悪いことしちゃったね」

ユウキ「ボーマンダナイト渡せばそれでいいってもんじゃないんだからな?」

ヒガナ「…ボーマンダナイト大事にしてくれてた?」

ユウキ「玄関に飾って毎朝拝んでたよ」

ヒガナ「えぇ〜…出来れば使って欲しかったよ。そんな形見みたいに扱わないでほしいなぁ」

ユウキ「冗談に決まってるだろ。そんな使い方してない」
 ▼ 293 UnRmOXXu3o 16/03/18 02:21:36 ID:0lC101Jg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「…ボーマンダナイトは大事に使ってたよ。使うたびにお前を思い出して、共に戦ってるつもりでいた」

ヒガナ「そう言ってもらえると嬉しいよ。…やっぱりキミに託してよかった」

ユウキ「でも、それと同時に気づかされたよ。やっぱりこれはいつまでも俺の手元にあっちゃいけないって……俺はそう思った」

ヒガナ「…おかしな事言うね。どうしてそう思ったの?」

ユウキ「別に…。俺よりボーマンダナイトを使うに値するトレーナーを再認識しちまっただけだよ」ガサゴソ

ユウキはバッグから『ボーマンダナイト』を取り出した。

ユウキ「また会えたら渡そうって決めていたんだ。やっぱりこれはヒガナが持つべきだと俺は思うからな」

ヒガナ「…ボーマンダナイトを使うに値する…ね。自分で言うのもなんだけど私にはそうは思えないよ。それに…」

ヒガナ「…今にして思えば、レックウザが私を選ばなかったのは当然だったのかもね。他のトレーナーからメガシンカを奪った私が、それを扱うなんて許されるはずがないんだから、さ…」
 ▼ 294 オタチ@ハートのウロコ 16/03/18 02:22:50 ID:XZYUJlPM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 295 UnRmOXXu3o 16/03/18 21:29:34 ID:nSh9ZSE6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「メガシンカを使う資格がない…か。確かに俺もあまり否定はできないけど」

ヒガナ「なんだ。ちゃんと分かってたんだね」

ユウキ「俺にこれを渡したって事は色々考えてたんだなっていうのは分かったよ。でもその事を踏まえても、これはヒガナに持っていてもらいたいし、…」

ユウキ「お前からメガシンカを奪われた相手…今のハルカ達がヒガナにメガシンカを使ってもらいたくないって…そんな事望んでるかな」

ヒガナ「え…?」

ユウキ「もしそうなら、あんなに仲良く出来るもんじゃねえよ。互いの胸弄ったりとかな」

ヒガナ「…うん。あんな事した私なんかをハルカは笑顔で受け入れてくれたよ。本当に感謝してる。………でもさ、何でユウキがそんな事知ってるんだい?」

ユウキ「えっ?あっ、いやその……………えーとほら、俺テレパシストだから」

ヒガナ「どうせならもっとマシな嘘つきなよ」
 ▼ 296 UnRmOXXu3o 16/03/18 21:31:55 ID:nSh9ZSE6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「…ミツル君…だっけね、エルレイド使いの。…彼はどうしてる?あの時の事について…何か言ってなかったかい?」

ユウキ「…ああ。前に聞いてみたよ。一応俺も気になってたからな」

ヒガナ「……何て言ってた?」

ユウキ「……あれは正直、意外な返答だったよ」

〜二ヶ月くらい前 バトルリゾート〜

ユウキ「あー疲れた疲れた。まさか一日中入り浸っちまうとはな。本当お前は熱心と言うか負けず嫌いと言うか…」

ミツル「今日は朝からありがとうございましたユウキさん!今日のバトル、勝った試合も負けた試合もとても勉強になりました!」

ユウキ「それにしても今日もエルレイドとのメガシンカ、すげぇキレ良かったよな。チャンピオンロードで戦った時からだいぶ練習してたんだな」

ミツル「ユウキさんのおかげです。ユウキさんのおかげで、僕のキーストーンが戻ってきたんだから…」
 ▼ 297 UnRmOXXu3o 16/03/18 21:34:04 ID:nSh9ZSE6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「…なぁミツル?お前さ…まだ前にキーストーン持って行っちまった奴の事を恨んでるか?」

ミツル「それって…隕石が来たときの?」

ユウキ「そう」

ミツル「…………恨んではないけど、許してもいない…という感じです。だって何も言わずに他人の大事なものを勝手に持って行くなんて…!」

ユウキ「…そりゃそうか。許せる奴の方が珍しいのかもしれねえな」

ミツル「でもユウキさん。僕、あれから考えてみたんです。もし僕がこの先の人生でその人と会うことになったら、全力で試合をしたいと思っているんです」

ユウキ「試合?」

ミツル「その人に、僕から奪ったメガシンカはこんなに強いんだぞってところを見せてあげたいから…!」

ユウキ「つう事はそいつもメガシンカを使うって事だが、いいのかよ?キーストーンを盗られた相手だろ」

ミツル「僕にとっては舐めて試合をされる方が100倍嫌なんです。メガシンカ同士の戦いに勝ってこそ意味がある…僕はそう思います」

ユウキ「…そうか。ほんっと真面目だよなミツルは。ヒガナは…あいつは強えよ。俺だって勝てるか分からねえくらい」

ミツル「…の、望むところですよ!」
 ▼ 298 UnRmOXXu3o 16/03/18 23:53:55 ID:Jxir8gX2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「…そう。彼にもいつか謝らなきゃね」

ユウキ「俺の話だけじゃ半信半疑だろうから、直接会いに行ってみるといいかもな。即刻メガシンカ同士のバトルになるだろうけど」

ヒガナ「……そりゃあ私だって本当は使いたいよ。でもこれは…あなた達が思ってるほど軽い決意じゃない…!頭の悪い私なりに考えた…責めてもの償いのつもりなんだよ」

ユウキ「……」

ヒガナ「…いや…ごめん。元は自分がした事が原因なのに、キミは何も悪くないのに…。何でこんな事言っちゃうんだろうね私…」

ユウキ「…やっぱ、本当は使いたいんじゃねえか。おかしいと思ったよ。なんだかんだ言っても、いつまでもアンクレット付けてるしな」

ヒガナ「あっ、いやこれは…さ…」

ユウキ「お前のしてる事が間違いだとは言わねえ。でもヒガナは自分を探すんだろ?なら少しくらい素直になれよ。じゃなきゃ、いつまで経っても探せるものも探せねえよ」
 ▼ 299 UnRmOXXu3o 16/03/19 00:37:17 ID:J/fSTtU2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ「本当の自分…か。ははは……キミの言う通りだよ。そう言えばこんな風に説教されたのも久しぶりだなぁ」

ユウキ(俺も普段こんな事言ったりしないけどなぁ。気がついたら偉そうにペラペラと…)

ヒガナ「でも、まだそれはキミに持っていてほしい…かな。悪かったね、キミの想いを踏みにじるような事して…」

ユウキ「いや、踏みにじるって言うなら俺の方だよ。託してくれたのに…悪かったな」

ヒガナ「…メガシンカかぁ。もしまた私が使うとしたら、いつになるのかな…。何十年も先になるのか、極端な話…明日になるのか」

ユウキ「後者に1週間分のオヤツ全部賭けてもいいぜ」

ヒガナ「あははっ……。私に想像力が足りないって言われないといいけどね」

ユウキ「…お前よか足りてるよ」

ヒガナ「…そか。まぁ考えとくよ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 300 UnRmOXXu3o 16/03/19 20:56:40 ID:HNoc5P7Q [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲンシグラードン「グオオオオオッッッ!!」

メガルカリオ『ユウキ、来るぞ!』

ユウキ「ああ、分かってる」

ヒガナ「……いいのかな。私なんかが本当に…」

ユウキ「……ヒガナ、お前の背負ってきた使命の重さや覚悟や、その代償に対して俺なんかがどうこう言えた立場じゃねえのは理解してる…けど」


ユウキはヒガナにボーマンダナイトを手渡した。


ユウキ「もう本当の自分を偽る必要なんてないだろ!だからこれからは…普通の女の子として、自分のために生きろよ!!」

ヒガナ「ユウキ………」

ボーマンダ「…………」コクッ

ヒガナ「………ボーマンダ」

ヒガナ「…………」グッ
 ▼ 301 UnRmOXXu3o 16/03/19 21:00:46 ID:HNoc5P7Q [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜1年前 空の柱〜

ヒガナ「……届けられたかな」

シガナ「にょー!にょー!」

ヒガナ「…ユウキ、これで全て整ったよ。今のバトルで確信できた。ユウキとレックウザならば、まもなくこの星にやってくる隕石にだって打ち勝てるはず」

ユウキ「え?ユウキとレックウザ…って事はやっぱり俺も宇宙に行くのか?」

ヒガナ「そりゃそうだよ。キミも行かなければレックウザがメガシンカできないからね。…怖い?」

ユウキ「…いや分かってた事だ。この後に及んでビビったりなんかしねえよ」

ヒガナ「…ごめん。私に力がなかったばかりに…あなたにそんな危険な目に合わせてしまう事になるなんて…。元チャンプの事を笑えないよね…」
 ▼ 302 UnRmOXXu3o 16/03/19 21:03:22 ID:HNoc5P7Q [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「……」

ヒガナ「それじゃ新たなる継承者ユウキ頼んだよ。レックウザと一緒に自然を、ポケモンを、人々を守って」

ユウキ「…ヒガナってそういう事も言うんだな。ちょっと意外」

ヒガナ「え?そ、そりゃあ…」

ユウキ「あんま気にしなくていいよ。それに、どっちかがそうなるのなら男の俺が行った方がいいに決まってる。スーツだって持ってるしな」

ユウキはアクアスーツに着替えた。

ユウキ「…後は任せとけ」

ヒガナ「…頼もしい限りだよ。頑張って…!必ず生きて帰って来なよ」

ユウキ「ああ、必ず…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 303 UnRmOXXu3o 16/03/19 21:04:24 ID:HNoc5P7Q [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲンシグラードン「オォォォ……!」カパッ

ユウキ(また岩雪崩…)

ユウキ「させてたまるかインファイト!!」

メガルカリオ『ルァァッ!!』

“ダダダダダダダダダダンッ!!”

ゲンシグラードン「グ……オオオァァ!!」

メガルカリオ『クソッ!やはりダメだ倒しきれない!』

ヒガナ「…ねぇユウキ」

ユウキ「ん?」

ヒガナ「ユウキはさっき…私の事を恵まれてないみたいに言ってたけどさ、私はそう思わないな…」

ユウキ「ヒガナ…」

ヒガナ「…ありがとね。後は任せて」
 ▼ 304 UnRmOXXu3o 16/03/21 22:02:34 ID:nct7ozus NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒガナ(我ながら呆れちゃうよね…。いつの間にか…自分に素直になる事すら忘れていたなんてさ。ほんっと、私っていったい何なんだろうね……)

ヒガナ(ごめんねボーマンダ。こんな主人で…ごめん)

ヒガナ(私はあなたからもメガシンカを奪ってしまっていた。私の…トレーナーの勝手な都合で本当にごめんね)

ヒガナ(私はメガシンカ使いとしても…トレーナーとしても失格なのかもしれない)

ヒガナ(そんな私に、まだわがままを通せる権利があるのか…正直もう分からないけど…)

ヒガナ(それでもまだ許されるなら…!もう一度ボーマンダ…あなたにメガシンカを使いたい…!)

ヒガナ(見失ってしまった自分を、本当の私を見つけるために…!)

ヒガナ(そして何よりも…)

ヒガナ「今度こそ大切な人を守るために…!!」

“ヒガナのメガアンクレットとボーマンダの持つボーマンダナイトが反応する……!!”

ヒガナ「お願い…私にもう一度チカラを貸して!ボーマンダぁぁぁ!!!」

______パリィィィンッ!!!!
 ▼ 305 ードリオ@しろいハーブ 16/03/21 22:06:34 ID:YX.CrkbA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおお!!支援!
 ▼ 306 レイハナ@オレンのみ 16/03/22 15:21:58 ID:ril2de/6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 307 マンボウ@たつじんのおび 16/03/23 16:17:19 ID:OBwJ6Y6Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援あげ
 ▼ 308 UnRmOXXu3o 16/03/24 21:42:34 ID:CB2aFKwk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
メガボーマンダ「ガォォォオオッ!!」ゴォォォ

〈メガボーマンダのスカイスキン 〉
ノーマルタイプの技が飛行タイプの技になり、威力は1.3倍になる。

メガルカリオ『うっお凄まじいオーラだ…!これがボーマンダの真の姿か』

ユウキ「…やっぱ、メガボーマンダはヒガナにしか似合わねえよ。久しぶりに暴れてこい」

ヒガナ(……全身に力がみなぎってくるこの感じ。まさか、また味わうことができるなんて…皆に感謝しなきゃ)

ゲンシグラードン「グォォ……!!!」

ヒガナ「さぁ行くよボーマンダ。これが新たな一歩を踏み出した私の最初の命令だよ」

ユウキ「…いけ…!」

ヒガナ「メガボーマンダ!すてみタックル!」

“ドォォォォォオオンッッッ!!!!”
 ▼ 309 ルー@アクアスーツ 16/03/24 21:43:20 ID:mu/Gyz5c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 310 UnRmOXXu3o 16/03/24 21:48:47 ID:CB2aFKwk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲンシグラードン「ぐら…ぁ…」ズゥゥン

ヒガナ「よし、今だよユウキッ!!」

ユウキ「ああ!よくやった!」

メガルカリオ『分かってるなユウキ?もう時間がない。一発で決めてくれよ!』

ヒガナ「くれぐれも外さないようにね」

メガルカリオ『それは論外だがもし外したら私にもポフレ5割増しを要求させてもら』

ユウキ「あーもうっ!うっさいなお前ら!俺のコントロールと土壇場の運を舐めんな!」シュッ

“ユウキはハイパーボールをつかった!”
“グラードンはボールに吸い込まれてゆく…”

ハイパーボール「」コンッコンコン…

ハイパーボール「」……コロッ

ハイパーボール「」……コロッ

ヒガナ「……入るよね?」

ユウキ「当たり前だろ。俺ら2人とポケモン達でここまでやったんだ…。絶対入ってくれるさ」

ハイパーボール「」……コロッ
 ▼ 311 UnRmOXXu3o 16/03/24 21:52:28 ID:CB2aFKwk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
……パチッ☆

ヒガナ「やった…!」

ユウキ「よしルカリオ、ボール回収頼む!」

メガルカリオ『了解だ!』ダッ

ユウキ「ラティアス、脱出用意!!」ポンッ

ラティアス『おお…崩れてる崩れてる!早く乗って!あまり余裕ないかも!』

ユウキ「ああわかってる。ヒガナ!急いでここを出るぞ!いよいよ本格的にヤバイ!」

ヒガナ「ん…?」

“ビキッビシビシビシッ!”

ヒガナ「上っ!危ないっ!!」グイッ

ユウキ「うわっ!」ドサッ

“ズドォン…ッッ!!”

ヒガナ「…ひゅ〜今のは流石にダメかと思ったよ。…あ」

ユウキ「落石か。本当に助かったぜ、ありがと……ヒガナ?」

ヒガナ「…最悪だよ。今の落石で退路が塞がれた」
 ▼ 312 ガオニゴーリ@あついいわ 16/03/24 21:53:49 ID:mu/Gyz5c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なん…だと?
 ▼ 313 UnRmOXXu3o 16/03/24 22:06:20 ID:CB2aFKwk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウキ「閉じ込められたってことかよ。チッ、ついてねえな」

ラティアス『はい提案ー!安心と信頼のあなぬけのひもを使ってみてはどうですかね?』

ユウキ「あなぬけのひもはそんな万能な代物じゃない。こんな状態のダンジョンを脱出するのは無理だ。というか塞がれてる時点で分かるだろ」

ラティアス『もーうっ!使えなっ!』

ヒガナ「想像力が足りないよ…」ゴソゴソ

ユウキ「ん?お前今なに隠した?」

ヒガナ「な、何もないって!」

ユウキ「あーそう。なんかあなぬけのひもらしき物が見えたもので」

ヒガナ「へ、へぇ〜。し、ショートパンツの紐と見間違えたんじゃないかな…?」アセアセ

メガルカリオ『今はそんな事どうだっていいだろう!何か手を打たないと本当にスクラップにされるぞ!緊張感のない奴らだ!』
 ▼ 314 UnRmOXXu3o 16/03/24 22:08:26 ID:CB2aFKwk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ラティアス『その割に5割り増しとかほざいてる食いしん坊に言われたくないよねー』

メガルカリオ『フン、お前に言われる筋合いはない』

ユウキ「だがマジでどうするか。このままじゃ本当に…いっそサーナイトリフレクターでしのいでみるか?」

ヒガナ「ん?……あっ!ユウキ後ろ!」

ユウキ「ババ様ごめんなさい今すげえ忙しいのでかまってあげられない!!」

ヒガナ「こんな時にババ様ジョークなんて言わないっての!見てみなよ、あの金色の輪っか!」

ユウキ「え!?」

金色のリング「」ふわ〜

ラティアス『あ、あれは…最初からあそこに浮いてたの…?でもあの輪っかって確か』

ユウキ「ああ、見覚えがあるな。ここ何ヶ月の間に何度も…」
 ▼ 315 ガメタグロス@ともだちてちょう 16/03/25 02:11:31 ID:3V6x4mng NGネーム登録 NGID登録 報告
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