▼  |  全表示27   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

エイセツ・ラバーズ

 ▼ 1 マワリ@ふしぎなきのみ 25/01/25 22:27:57 ID:7okkqAhc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシとゴウはリサーチフェローだがなんだかがあってエイセツシティを訪れていた。
そこでサトシは懐かしい人物と再会することになる。

「あれだよ、久しぶりだよ」

「ウルップさん!」

エイセツジムジムリーダー、ウルップ。見た目こそあれであるがかつてサトシを打ち負かしたこともあるカロスきっての名トレーナーである。
サトシとウルップは再会の熱い抱擁を交わした。

「サトシ、これは誰っしょ?」

「ほら、前にも話しただろ?ウルップさんだよ!オレがゲッコウガと1つになれたのもウルップさんのおかげなんだぜ!」

サトシはウルップに再開した嬉しさのあまり、隣にいるゴウの少しのジェラシーに気付けずにいた。

「あれだよ、そんなことよりおまえさん、あの時の答えを教えて欲しいんだよ」

ウルップは頬を赤くしてサトシに尋ねるが、サトシに心当たりはない。

「忘れちまったか。あれだ、もう一度言うよ。あれだよ、おまえさんのことが好きだよ」
 ▼ 2 クマ@ゴーストジュエル 25/01/25 22:28:59 ID:7okkqAhc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
「えっ」

ウルップの想定外の言葉に思わず声を漏らしたのはサトシだったかゴウであったか。

「ウルップさん、オレ…」

サトシは紅潮する顔を俯かせ何も言えない。

「返事はしばらく待ってもらっていいですか」

「あれだよ、あれ。返事は焦らなくていいんだよ。ただ、オレはずっと待ってるよ」

そう言い残すとウルップはどこかへと去っていった。

「サトシ、今のどういうことっしょ!」

ウルップが去ったことを確認してゴウは怒号をあげた。

「ゴウ、ごめん」

サトシは謝ることしかできなかった。確かにゴウとサトシは明確に恋人関係であるとお互いに確かめたことはない。しかし、そういう関係であるとお互い通じ合っていた。少なくともゴウはそう信じていた。
それなのに今のサトシの態度は疑いようのない裏切り行為ではないか。ゴウの腹の底からふつふつと怒りと悲しみが押し寄せてくる。

「俺たち恋人じゃなかったのかよ!絶交だー!」

そういうとゴウは瞳に涙を浮かべ、あの日のように走り去ってしまった。
残されたサトシはただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった。
 ▼ 3 グラージ@ハギギシリのは 25/01/25 22:29:22 ID:um3cTtYY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 ンパン@ゲンキノツボミ 25/01/25 22:29:38 ID:0MwwsPlM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プリズムタワーだってあなたと見るエイセツジムには敵わへんよ
 ▼ 5 ティアス@あおいバンダナ 25/01/25 22:36:56 ID:.mPITgVE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは誰っしょ?
これ呼ばわりは流石に草
 ▼ 6 タグロス@ホズのみ 25/01/25 22:54:55 ID:7okkqAhc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウをポケモンセンターに残し1人雪山で後悔の涙を流していた。
勇気を出して告白したウルップにも曖昧な態度をとってしまった。そして、自分の煮え切らない態度が原因で残念だが大好きなゴウを傷つけた。

「サトシ…何かサトシの中でモヤモヤしてるものがあるなら話してみてなんでもきくよ?」

そこに現れたのはセレナだった。しかし、サトシは無言でセレナと顔をあわせようともしない。

「サトシの気持ちわかるよ。私もエスカレーター逆走したとき、」 

「セレナに何がわかるんだよ!」

八つ当たりだとわかっていてもサトシはセレナに強く当たることしかできなかった。周囲にサトシの怒声が響く。

「じゃあ話しなさいよ!」

「オレとウルップさんとゴウの問題なんだ。ほっといてくれ…うわぁぁ」

サトシの言葉を遮るようにセレナの雪玉豪速球がサトシに命中する。

「私の知ってるサトシはいつも元気でみんなを引っ張って一生懸命でポジティブで最後まで絶対諦めない!だから私は、私は!」

セレナは早口で捲し立てると2発目の雪玉でサトシをノックアウトさせる。

「今のサトシなんてちっともサトシじゃない!」

こうしてセレナもまたサトシの元を去っていった。

「…やっぱり、セレナの雪玉を効くぜ」

しかしどうやらサトシの頭を冷やすことは成功したのだった。自分以上に錯乱してる人を前にすると人は案外落ち着いてしまうものだった。
 ▼ 7 ジッチュ@ぬまのシズメダマ 25/01/25 22:56:08 ID:uuX.NcpQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わざわざ雪玉投げるために急に生えてくるセレナで草
 ▼ 8 ーブイ@サファイア 25/01/25 22:56:24 ID:zmrQIQ0c NGネーム登録 NGID登録 報告
> しかしどうやらサトシの頭を冷やすことは成功したのだった。自分以上に錯乱してる人を前にすると人は案外落ち着いてしまうものだった。

 ▼ 9 ャローダ@けいけんアメXL 25/01/25 22:56:33 ID:E65kQmWU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ、お前に負けヒロインは似合う
 ▼ 10 ジロン@タンガのみ 25/01/25 23:04:32 ID:uuX.NcpQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>8
アドバイス関係なく奇行によって目覚ますの好き
 ▼ 11 ッスグマ@シルバーコロン 25/01/26 19:52:20 ID:ONHUt7Wo NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシはポケモンセンターでピカチュウを回収するとその足でエイセツジムへと向かった。

「ウルップさん!」

「あれだよあれ、返事をしに来てくれたんだよな」

突然の訪問にも関わらずウルップはサトシを温かく受け入れてくれた。

「はい!だからウルップさん、バトルしましょう!」

唐突な提案に驚くウルップであったがサトシの真剣な目を見て快諾した。

「あれだよ、戦うことでわかるとか絆が強くなるとかいうけど、楽しいからやるんだよ。能書きはどうでもいいか!ほら、ポケモンだそうや!」

「はい!いけ、ピカチュウ!」

「あれだよあれ、ユキノオー!」

ユキノオーが現れたことでバトルコートに雪が降り始める。
今やWCSチャンピオンであるサトシとカロス最強のジムリーダーであるウルップのポケモンバトルの観客は審判であるセレナただ1人。人知れず激戦の火蓋がきって落とされた。

「ユキノオー、こおりのつぶて!」

「かわせ!」

「ユキノオー、ふぶき!」

「かわせ!」

「ユキノオー、エナジーボール!」

「かわせ!」

実力は拮抗。激しい攻防が繰り広げられていた。

「れいとうパンチ!」

「アイアンテールで向かい撃て!」

激しい技と技のぶつかり合い。勝負は互角かのように見えた。



 ▼ 12 スノウ@ムーンボール 25/01/26 21:30:06 ID:ljYQj.OU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
全部かわせで切り抜けるの草
 ▼ 13 ッソン@たんけんこころえ 25/01/26 22:28:59 ID:UAFcJZZU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>4
タイトルちょっとドリカムっぽいよね
 ▼ 14 ベルタル@シャドーメール 25/02/09 23:22:06 ID:JbZ.Xg0k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きはまだか
 ▼ 15 ャオブー@ピーピーエイド 25/02/25 20:00:16 ID:RoNcX0aQ [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「あれだよ、もう一度あれだよ」

再度ユキノオーのれいとうパンチが繰り出される。

「かわせ!」

ここでユキノオーの特性で降っていた雪が止んだ。

「今だ!ピカチュウ、アイアンテールだ」

「ユキノオー、れいとうパンチ!」

先ほどまで互角であった両者だが雪が止んだことでユキノオーはアイアンテールを受けきれなかった。

「あれだよ、おみごとだよ!」

ユキノオーは膝をつくもすぐに立ち上がった。まだ勝負はわからない。

「ウルップさん、オレ、ウルップさんとのバトルが好きです!熱くなれて、ポケモンと1つになれて、最高に楽しいです!ウルップさんとなら誰も知らない高みへいける。だから、ウルップさん、この勝負にオレが勝ったならオレと付き合ってください!」

「あれだよ、うれしいよ。ただそれをきいたら、あれだな、尚更手加減するわけにはいかないな」

ウルップは胸元の胸毛の絡まったロケットを手に取った。

「牙を剥け!凍てつく力よ!メガシンカ!」

ウルップの厨二病のような口上がユキノオーのメガストーンと連動し、ユキノオーの身体が眩い光に包まれる。
ユキノオーがメガユキノオーになると再びフィールドに雪が降り出した。

「オレたちも全力でいくぜ、ピカチュウ!全部、かわせ!」

宣言通り、ピカチュウはメガユキノオーの攻撃を5回連続でかわした。こうしてまたフィールドの雪は止んだ。
 ▼ 17 ッカネズミ@ジャポのみ 25/02/25 20:03:17 ID:RoNcX0aQ [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>16
傷ついた
言われずとも勝手に下げられるよ
 ▼ 18 ガミュウツーX@ルナアーラのおやつ 25/02/25 20:04:48 ID:uwGwSv22 NGネーム登録 NGID登録 報告
アニメじゃサトシ、ウルップって呼んだことないのに
 ▼ 19 ノクラゲ@ヘラクロスナイト 25/02/25 20:28:57 ID:RoNcX0aQ [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「今だ、10まんボルトよりでっかい100まんボルト!いや、もっともっとでっかい、俺たちの超ゼンリョク!ピカチュウ!1000まんボルト!!」

雪が止んだ瞬間を狙い撃ちしたピカチュウのZワザにウルップは対処しきれなかった。
なす術もなくメガユキノオーは倒され、メガシンカが解かれた。

「堅い氷を砕きやがったな!」

「ありがとうございます。改めてウルップさん、いやウルップ。オレと付き合ってください!」

サトシの差し出された手をウルップは迷いなく握りしめた。これで2人は正真正銘の恋人同士だ。氷を溶かすような熱い抱擁をかわす。

「サトシ、感動のところ悪いけどまだよ」

審判をしていたくせに今まで何も言ってないセレナが恋人たちの抱擁に水を差す。
渋々セレナが見つめる先をサトシが振り返る。そこには今にも泣き出しそう顔のゴウがいた。 

「ゴウ!」

サトシが反射的に名前を叫ぶとゴウはそのまま走り去ってしまった。このままでは先ほどと同じ展開だ。

「何やってんの、追いかけと!サトシ、ゴウに言いたいことがあるんでしょ!」  
セレナの雪玉に背中を押されてサトシは振り返らずに走り出した。

「あれだよあれ、お前さんも…」

「いいの、サトシが幸せだったら」
 ▼ 20 スバーン@コータスのせきたん 25/02/25 20:43:40 ID:RoNcX0aQ [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
雪に刻まれたゴウの足跡を頼りにサトシはエイセツを駆ける。

「ゴウ!」

街のはずれにてついにサトシはゴウに追いついた。

「なんできたんだよ!絶交だって言っただろ」

ゴウは背を向けてサトシの方を見ようともしない。当然だ。ゴウは先ほどサトシとウルップが恋人になる姿を見たばかりなのだ。

「オレ、ゴウに言いたいことがあって」

「俺はない」

とりつく島もないゴウだがサトシは気にせず続ける。

「オレ、ゴウと会うまではずっと孤独だったんだ。みんなといるときもずっと気を張って、ライバルに負けないように、みんなを引っ張っていかないないとって必死でひとときも気が抜けなかった。でも、ゴウと出会って変わったんだ」

ゴウは黙ってサトシの話に耳を傾ける。
孤独なのはゴウも同じだった。友だちもおらず引きこもり気味、コハルも出番があまりない。そんな中現れたサトシという存在がゴウの中でどれほど強大なものだったかはいうまでもない。

「でも、ゴウと会って変わったんだ。ゴウはオレのママみたいでオレの孤独を癒してくれた。オレ、すぐ忘れちゃうけどゴウがいたら全部教えてくれたから思い出せた。ゴウがいたからダンデさんにも勝てた」

「でも、サトシはあれを選んだんだろ」
 ▼ 21 スネ@つららのプレート 25/02/25 20:53:23 ID:RoNcX0aQ [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ウルップはオレの大切な人で、さっき付き合うことになった」

「ききたくない」

「きいてくれ、ゴウ」

サトシの声はいつにもなく真剣だった。そしてゴウはどうあろうと大好きなサトシの声から耳を塞ぐことはできなかった。

「オレはウルップを愛してる。でも、それと同じくらいゴウのことが好きなんだ!」

「でも、あれを選んだ!」

「確かにオレはウルップを選んだ。でも、ゴウを選ばなかったわけじゃない」

「えっ」

「ゴウ、オレと付き合ってください。オレの隣で一生しょっしょ言っててください」

堂々とした二股宣言だった。

「ウルップもゴウも同じだけ愛してみせる。絶対に2人とも幸せにしてみせる。だからオレと付き合ってくれ、ゴウ」

サトシは首を垂れてゴウに右手を差し出す。

「たくっ、しょうがないっしょ。サトシは俺がいないとダメだもんな。俺からもよろしく頼むっしょ」

ゴウは差し出された手を受け入れた。こうして正式にゴウとサトシは付き合うことになった。

 ▼ 22 ーロンゲ@のんきのおこう 25/02/25 21:05:57 ID:wR76TAds NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
雪玉で背中押してて草
 ▼ 23 ヤシガメ@たんけんこころえ 25/02/25 21:06:13 ID:RoNcX0aQ [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「まずはウルップにもゴウと付き合うことを報告しなきゃな」

ゴウとサトシはエイセツジムへと歩き出した。さりげなく差し伸べられたサトシの手をゴウはきつく握りしめた。

「でも勘違いすんなよ。俺はまだサトシのこと許してないんだからな」

まだ素直になれないゴウだったがサトシにはきちんとゴウの本心は伝わっている。2人なら大丈夫だろう。
あとはサトシ、ゴウ、ウルップの3人の問題だ。
邪魔者は1人、去るまでである。セレナは誰にも何も告げずエイセツをあとにしようとしていた。
そんなセレナの背中に雪玉が命中する。

「セレナ、待ってくれ」

サトシだった。

「サトシ、ウルップとゴウはいいの?」

「2人に少し待ってもらってる」

「そう」

この機においても未だに何かを期待している自分をセレナは恥じた。サトシはもうゴウとウルップと付き合っているのだ。セレナの入り込む余地はない。

「あのさ、今回は本当に助かった。セレナがいなかったらゴウもウルップもどちらも失うところだった。だからセレナには感謝してる」

「いいわよ、私たち友だちじゃないの」

「そのことなんだけどさ、セレナ」

サトシは少し照れ臭そうに続けた。

「初めてが4Pじゃセレナは嫌か?」

サトシの発言にセレナは驚いた。つまりはそういうことである。実際3Pだろうと4Pだろうと大差ない。

「サトシ!!」

またセレナはエスカレーターを逆走した。

〜happy end ・FIN〜
 ▼ 24 ワパレス@ユキハミのいと 25/02/25 21:09:09 ID:6udQwThA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いちいち雪玉ぶつけないとコミュニケーション取れないの草
 ▼ 25 ルミーゼ@しんかいのキバ 25/02/25 21:20:43 ID:ooBYAkGI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今必要なのはこういう純粋な狂気を孕んだウスレ
 ▼ 26 リバード@ミカルゲのかけら 25/03/11 17:27:50 ID:cP.Uh8Ts NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 27 ドリーナ@チルットのはね 25/03/11 18:22:02 ID:DOWEv5MQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
感動した
  ▲  |  全表示27   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
(消えた画像の復旧依頼は、問い合わせフォームからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼