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ウルップがそう呟いた直後、オモダカの視界が揺らいだ。
「!?」
オモダカの意識が遠のく。その場でただ立ち尽くし目は虚ろになり呆けた姿だけがあった。ウルップが話しかける。
「…あれだよ、お前が従うべき相手はだれだよ?言ってみろ」
ウルップの言葉に抗う事はできずにオモダカは無機質な口調で話す。
「…はい…すべてはウルップ、貴方のために……」
その言葉を黙って聞いていたウルップは笑みを浮かべる。
「…ククク、ガーハッハッハッ!これでパルデアの未来は俺のものなんだよ!」
ウルップは高笑いした。
「…ました……?」
突如、ウルップは誰かの囁く声を聴く。
「ハッ……!?」
静かでありながら途轍もなく恐ろしいその声にウルップは笑いを止めた。
「…どうしました……?この程度であせる貴方ではないでしょうに?」
ウルップの眼前に暗い瞳を浮かべるオモダカの顔があった。
「あ……ああ………」
ウルップは言葉を失っていた。そして、恐怖していた。
「おや?かわいそうに……戦意を失ってしまいましたか」
ただ立ち尽くすだけのウルップにオモダカは笑顔を見せ、無邪気に語り出した。
「貴方は私を脳掻きによって支配した……と、思い込んでいたようですが
実は貴方がそういう幻想を見るように私が貴方の脳を支配していただけなんですよ?」
オモダカは冷たい眼差しをウルップに向け、嘲笑していた。
「技はこのように放つのです、頂点を感じてください」
ウルップはその場に崩れ落ちた。ウルップの目には絶望しか映っていなかった。