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ケンゴ〜Evolution〜

 ▼ 1 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 21:37:58 ID:W.6QH3WU [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは愛する幼馴染を守るため巨大な悪へ立ち向かった、
とあるコーディネーターとその仲間の記録である。


ナギサシティ港にて


船のり「間もなくカントー行きの船が出航します」

ケンゴ「あ!僕も乗りまーす!」

オーキド博士よりサマースクールを開催するとの告知があり、
ケンゴは参加する為にカントー地方へ向かっていた。

ケンゴ「サマースクールかぁ。ミクリさんが講師でやって来るみたいだし、
しっかり勉強してコンテストに活かせるようにしないと!!」

テレビ「カントー南西側に位置する島で先月新たに建設された遊園地、
ニューアイランドでは本日も幅広い年齢層の来場客で賑わいを、、」

ケンゴ(ヒカリもくるかな、、)

テレビ「次のニュースです。カントー各地でトレーナーが
失踪する事件が相次いでおり、警察各署では夜間の外出は控えるよう
注意喚起をおこなっています。また、野生のポケモンが暴走する事件も
多発しており、失踪事件との関連性も併せ調査中です」

ケンゴ(物騒な事件だな、、行って大丈夫かな)

テレビでカントー放送が流れる中ケンゴを乗せた船は順調に航海し、
クチバシティへ到着した。
 ▼ 2 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:04:59 ID:W.6QH3WU [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサラタウンにて

ケンゴ「ここがマサラタウンか、、あ!バリヤードだ!」

バリヤード「バリ〜♪」

ケンゴ「庭の掃除してるのかー。君はここの家のポケモンなのかい?」

バリヤード「バリバリ〜♪」

???「じゃあ行って来まーす!」

ハナコ「はーい気をつけてね〜♪
あ、サトシ。出発する前にお花に水をやってから行ってちょうだい♪」


ケンゴ「サトシ、、サトシじゃないか!」

サトシ「ん?、、ケンゴ!」

玄関が開き、出てきたのはかつてシンオウ地方で知り合った、
ピカチュウを頭に乗せた友人のサトシであった。

ケンゴ「久しぶりだねサトシ!」


サトシ「あぁ!久しぶり!ケンゴはこんなとこで何をしているんだ?」

ピカチュウ「ピカ」

ケンゴ「僕はオーキド博士が開催するサマースクールに参加する為に
ここへ来たんだ!ミクリさんも講師として来てくれるみたいだから、
この機会に是非コンテストのいろはを教えてもらおうと思ってね」

サトシ「ケンゴもサマースクールに?
実は俺もなんだ!良かったら一緒に研究所まで行かないか?」

ケンゴ「そうだね!僕もカントーは初めてだから一緒の方が嬉しいや♪」

しばらく会って無かった2人は話に華を咲かせながら
研究所までの道のりを歩いた。
 ▼ 3 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:07:36 ID:W.6QH3WU [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ケンゴは船で来たんだっけ?
シンオウ地方から来たのはケンゴ1人だけか?」

ケンゴ「うーん、どうだろう。僕が乗っていた船で知り合いは
見なかったけど、もしかしたら誰かしら乗っていたかも知れないね」

サトシ「そうだな!」

ケンゴ「あ、そう言えばサトシ!だいぶ前の話になるけど、
シンオウリーグの試合、テレビで観たよ!
ゴウカザル、凄い活躍だったじゃないか!」

サトシ「観てくれてたのか!
いやぁ〜タクトさんには敵わなかったよ。全力出し切ったんだけどなー」

ケンゴ「何言ってるんだよ、あのダークライ達といい勝負するなんて
凄いじゃないか!観てて感動したよ!」

サトシ「ありがとうな!」

ケンゴ「まだ旅を続けてるんだろ?次の行き先とかは決めてるのかい?」

サトシ「実は3日前にカロス地方から帰ってきたばかりなんだ!
まだ次の行き先は決めてないけど、サマースクールに
参加してからゆっくり考えようと思ってさ!なぁピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカー♪」

ケンゴ「へぇ!カロス地方に行ってたのか。そう言えばヒカ、、」

サトシ「あ、そういえば昨日オーキド博士から連絡があって、
サマースクールにはヒカリとタケシも来るってさ!」

ケンゴ「え!それは本当!?」

サトシ「あぁ!研究所にサマースクールの申請書が届いたみたいなんだ!」

ケンゴ「そっか!やっぱりヒカリも参加するのか!」

サトシ「あとは誰が来んのかなー」

ケンゴ「よし!急ごう!」

この時ケンゴは心に決めた。
今まで募らせてきた想いをヒカリに伝えようと。

そして、穏やかに過ぎ去るはずのスクールライフが、
後に研究所全体を巻き込む大事件となる事を、この時の2人は知る由もなかった。

 ▼ 4 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:29:32 ID:W.6QH3WU [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーキド研究所にて

ケンゴ「へぇー!ここがあのオーキド博士の研究所なのかぁ!」

サトシ「新しい建物が出来てるぞピカチュウ!」

ケンゴ「僕達が学ぶ校舎だね。結構参加する人が居るんだなー」

草原にどっしりと構える研究所と、隣接して新しく建設された校舎。
敷地内で賑わいを見せる参加者達の中で2人は辺りを見渡しながら
開催時間を待つ事にした。

ケンゴ(ヒカリはどこにいるんだろう)

サトシ「あとで預けてるみんなのとこに顔を出さないとな!ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

ケンゴ(まだ来てないのかな)

サトシ「誰か探してるのか?」

ケンゴ「え?あぁいや別に、誰って訳でもないんだけどさ、、あはは」

サトシ「そっか。じゃあヒカリとタケシを探そうぜ?」

ケンゴ「ヒ、ヒカリは僕が探すからサトシはタケシを探してきなよ!」

サトシ「そ、そうか」

ヒカリ「あたしがどうかした?」

ケンゴ「いや何も、、ヒカリ!!」

サトシ「おー!久しぶりだなヒカリ!ポッチャマも!」

ポッチャマ「ポチャ♪」

ケンゴ達が後ろを振り向くと、そこには抱き抱えられたポッチャマと
微笑みを見せるヒカリが立っていた。
 ▼ 5 ウリムー@マクノシタのあせ 25/02/17 22:30:54 ID:E9xgllxE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Evansか?
 ▼ 6 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:35:14 ID:W.6QH3WU [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカリ「えへへー♪久しぶりね!ケンゴ!サトシ!」
 
ピカチュウ「ピカピ!」

ヒカリ「ピカチュウも久しぶりね!」」

ケンゴ「ナギサシティで見送って以来だなヒカリ、、元気してたか?」

ヒカリ「うん!あたしは変わらず元気にやってるわ♪その様子じゃ2人も
元気そうね!」

ケンゴ「ヒカリもミクリさんの授業を受けにきたんだろ?」

ヒカリ「えぇそうよ!練習も大事だけど、基礎を忘れない為に
受けておこうと思って♪それに、色んな分野であたしの知らない事とか
学べると思うし!」

サトシ「よしピカチュウ!俺たちも基礎を学んでゼロからのスタートだ!」

ピカチュウ「ピカ!」


ヒカリ「そう言えば、さっき向こうでタケシに会ったわよ?」

サトシ「本当か!?俺ちょっと探してくる!」

タケシを探す為、サトシは二人の元を離れた。

ヒカリ「サトシったら相変わらずねー」

ケンゴ「ヒカリは今、サトシ達と旅をしてないのか?」

ヒカリ「うん。サトシのシンオウリーグを見届けた後、
あたしはミクリカップに挑戦する為にジョウト地方に行ってたの。
その後は色んな地方を点々としてコンテスト巡りしてるかな。
あ、でもイッシュ地方で一回サトシと会ったっけ」

ケンゴ「へぇー、そうだったのか。
シンオウ地方のグランドフェスティバルで中々見ないからさ」

ヒカリ「あれ、もしかして心配してくれてたの?」

ケンゴ「べ、別にそんな訳じゃないよ。ピカリの事だから、どっかで
泣きべそかいてたのかと思っただけさ」

ヒカリ「む!ヒーカーリーでーすー!」

ケンゴ「そうだヒカリ!もし良かった一緒に授業、、」

ノゾミ「おーいヒカリー!」

ヒカリ「あ、ごめんケンゴ。あたし、ノゾミを待たせてたんだ。
じゃあ、またあとでねっ!」

ケンゴ「あ、ヒカリちょっと待っ、、」

ヒカリはケンゴ達と再会する前にノゾミと合流しており、
ノゾミに呼ばれたヒカリはケンゴの元を離れた。
 ▼ 7 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:41:28 ID:W.6QH3WU [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケンゴ「なんだよ、久しぶりに会ったってのに」

清掃員「君、ちょっと足元を失礼」

ケンゴ「あ、すいません」


ケンゴはゴミ拾いをしている清掃員の邪魔にならないように
場所を移動した。研究所が賑わいを見せる中、
その光景を茂みから覗き込む者達も、、。


コジロウ「ジャリボーイとその他諸々発見」

ニャース「久しいジャリガールもいるのニャ」

ソーナンス「ソーナンス!」

コジロウ「しかし参ったなー。ここはオーキド博士の研究所だし、、」

ニャース「ジャリボーイの預けているポケモンがいっぱいなのニャ」

コジロウ「ピカチュウを捕まえようとしても、、」

ニャース「いつもみたいにジャリボーイのポケモンに迎撃されて
おしまいなのニャ」

コジロウ「どうするムサシ、、ん?」

ムサシ「じゃあアンタ達、アタシの手続きよろしくー♪」
   

コジロウ「あ!」
 
ニャース「久しぶりのキャンディ・ムサリーナなのニャ!」

コジロウ「宜しくってお前、まさか参加する気か!?」

ニャース「ピカチュウ捕獲作戦はどうするのニャ!」

ムサシ「そんなのいつだって出来るでしょ。
今のアタシはキャンディ・ムサリーナなの♪トップの成績とって
あのジャリ共に格の違いを見せつけてやるんだから!
あは!アハ!アハハハハ〜♪」

ニャース「こうなったらもう止まらないのニャ」

コジロウ「仕方ない。俺達も参加するか」

ケンゴがヒカリと離れたその頃、サトシはタケシだけでなく、
シゲルとも合流を果たしていた。
 ▼ 8 ワンパチ@ホウオウのおやつ 25/02/17 22:42:21 ID:SuUEgAHA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケンゴSSの読んでて嫌な予感しかしない感じほんとすき
 ▼ 9 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:44:48 ID:W.6QH3WU [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「シゲルも授業けるんだよな?」

シゲル「僕は受ける側じゃなくて、ポケモンの生態学を教える
講師側の立場としての参加さ」

サトシ「え、そうなのか?」

タケシ「うーん、やはりオーキド博士の
血を引き継いでいるな」

シゲル「ただの代役さ。本当はシンオウ地方から
ナナカマド博士直属の研究員の人が来る予定だったんだけど
急用が入ったみたいでね。まぁとにかく、楽しんで参加してくれたまえよ」

ケンゴはノゾミと合流するヒカリを見届けるとサトシのもとへ行き、
タケシとの再会も果たした。そして3人が会話をして間もなく、
サマースクールは開催式を迎える。オーキド博士から一通り説明があり、
簡潔にまとめると概要は以下の通りであった。

・期間は七日間とし、
夜間は男子寮、女子寮に分かれて過ごす。
(22時以降は外出禁止)

・飲食に関しては設置した食堂、もしくは売店の利用が可能。

・参加者は100名。50人1クラスとし、
AとBの2クラスに分かれて授業をおこなう。

・1日に受ける授業は生態学、保健、サバイバル、
コンテスト、バトルの5科目とし、
時間割に沿って講師が授業をおこなう。

・内申点と学業成績を総合し
優秀な功績を残した生徒には表彰状と特別な記念品が贈呈される。
 
オーキド「トレーナー諸君。本日は忙しい中よく参加してくれたのう」

ケンゴ「わぁ、本物のオーキド博士だ」

サトシ「楽しみだなピカチュウ♪」

ピカチュウ「ピッ♪」

オーキド「では各教科を担当する講師の方々の紹介じゃ。先生方どうぞ」
 
ケンゴ「講師の紹介だってさ」

ポケモン生態学担当のシゲル、
保健担当のジョーイ、コンテスト担当のミクリ、
そして、、、  

???「遅れてすいませーん!!」

研究所の奥に見える森の中から、1人の女性が駆け足で向かってくる。

 ▼ 10 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:51:54 ID:W.6QH3WU [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケンゴ「あの人、誰だろう」

サトシ「さぁ、、それよりほら!森からスピアー達が飛んで行ったぜ!?
どこ行くんだろうなー」

森の上空ではスピアー達が一斉に飛び去り、森の奥にそびえ立つ
山の方へ向かっていった。

ケンゴ「あのスピアーの群れ、なにかから逃げるように飛んでるけど、
森で何かあったのかな?」

???「ゼェ、、ゼェ、、森の中を、、
走ってきたもので、、ゼェ」

オーキド博士「おぉ、良くいらっしゃいましたな」

シェラー「ふぅ、、申し遅れました!わたくしセキエイ高原から
派遣されました、サバイバル担当のシェラーと申しまーす!」

ケンゴの知らない、シェラーと名乗る女性。
黒のサバイバルジャケットと緑のカーゴパンツに身を包み、
サングラスをかけ金色の巻いた髪が特徴的な若い女性であった。
オーキド博士がひとりひとり紹介する中、ケンゴ達の目線は
順を追って自ずとその女性に集まる。

オーキド博士「彼女はセキエイ高原にてポケモンリーグの職員であり、
元ガールスカウトの経験があるとの事じゃ。
旅をすれば山や洞窟で迷子になる可能性も少なくは無い。
そうなった時の対処法を身につける為にも、皆しっかりと学ぶように」

ケンゴ「へぇ、サバイバル経験かぁ。ちょっと怖そうな人だけど」

サトシ「でもきっと凄い人なんだろうな」

シェラー「七日間、皆さんと楽しく授業出来たらいいなと思ってるので、
みんな宜しくね♪」

ケンゴ「なんだ、怖そうな見た目だったけど優しそうだね」

オーキド博士「そして5人目の講師じゃが、、」

突然、上空が影を落とし皆が空を見上ると、そこにあったのは
巨大なピラミッド型の飛行船。開口部が開き中から
小型ジェットで飛んできた男性は敷地に着陸すると
オーキド博士と握手を交わした。

オーキド「5人目の講師。バトル担当のジンダイさんじゃ」  

ジンダイ「よろしく頼む」

オーキド博士「このジンダイさんじゃが遺跡巡りで忙しい中わざわざ、、」

サトシ「博士の言ってた通りバトル担当はジンダイさんだぜピカチュウ!」

ケンゴ「ジンダイさん?」

サトシ「バトルピラミッドのフロンティアブレーンだよ!
すげー強いんだ!」

通称ピラミッドキングのジンダイ。その登場に、参加者がざわつき始める。
 ▼ 11 ケンゴ◆TYVKaXdK3w 25/02/17 22:59:34 ID:W.6QH3WU [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーキド博士「以上の5名が講師を務める。皆しっかり勉強するんじゃぞ?」

全員「はーい」

オーキド博士「参加者の中にはまだ到着していない人も数名おるが、
講師陣も仕事の合間を縫って来てくれている為開始時間を押す事が出来ん。
30分後には授業を開始するので各自それまで準備を整えておくように。
時間は厳守じゃからの」

ケンジ「今からプログラムを配布しまーす!クラスの名簿が
記載されてあるので自分がどっちのクラスか各自確認してくださーい!」


ケンゴ(ヒカリはどっちのクラスかな)


その後、各々がプログラムを貰い、教室へ向かった。

教室にて

ケンゴ「ふんふんふー♪」

サトシ「タケシは隣のクラスになったけど、俺たちは同じクラスだな!」

ケンゴ「そうだね♪」

サトシ(ケンゴのやつ、プログラム貰ってからやけにご機嫌だな)


ケンゴが機嫌良い理由は一つ。


ヒカリ「あれぇ!もうこんなに人が!」

ケンゴ(キターー!)


ヒカリも同じクラスだからである。

ノゾミ「ほらね。だからもっと早く入室した方がいいって言っただろう?」

ヒカリ「大丈夫だいじょうぶ!あそこ空いてるし♪座ろうよ!」
  
サトシ「そう言えば、タケシが昼は 一緒にご飯食べようだってさ!
ケンゴも一緒に食べるよな?」

ケンゴ(ちくしょう!ヒカリと距離が遠い!ヒカリの席も確保しとけば良かった!)

サトシ「ケンゴ、、おいケンゴ!」

ケンゴ「はっ!な、なんだいサトシ」

サトシ「どうしたんだよ。なんかボーっとしてるぜ?」

ケンゴ「そ、そうかな?」
 
サトシ「タケシが昼ご飯一緒に食べようだってさ。ケンゴも食べるよな?」

ケンゴ「あ、うん」
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