トゲピーの大冒険

ここはヒスイ地方。大昔のシンオウ地方
未開の地とされるこのヒスイではポケモン達もこの時代独自の生態系が存在し、今とは違った特徴を持つポケモンも存在する。例えば.....

トゲピー「！」

このトゲピー、一見普通のトゲピーに見えるが実は他のトゲピーよりもずっと大きな身体を持っている

トゲピー「チョッキ！」

これはオヤブンポケモン！通常よりも大きく強い力を持っている凄いポケモン！

トゲピー「☺️」

赤く輝き瞳は独特の威圧感を放ち.....

トゲピー「☺️」

とても凶暴で〜.....

トゲピー「☺️」

暴れ出したら手がつけられず.....？

トゲピー「😚〜♪」


・　・　・　・　・


トゲピー「☺️？」


これはそんなちょっと変わったオヤブントゲピーのお話である

〜翌日・シンジ湖〜

トゲピー「😴.....🥱」

アグノム「あ、起きた」

トゲピー「😑......😳」

ん〜.....どこだここは！

ユクシー「ここはシンジ湖、エムリットが見守る地です」

エムリット「あの後倒れたアンタをここまだ運んだのよ。感謝しなさい！」

トゲピー「チョキ......？」

あのあと.....？」

アグノム「大変だ記憶喪失だ！ギラティナの事忘れちゃったみたい！」

エムリット「昨日の今日なのに！？」

トゲピー「🤔.....😨」

そうだ怪物！！軽い気持ちでお出かけしたらとんでもない事に巻き込まれたんだ！ よく生きてたな〜

ユクシー「そう。昨日貴方の怪物の名はギラティナ、神への反逆を企てるものです」

トゲピー「🤔」

神？

ユクシー「あの怪物の親のような存在だと思ってください」

トゲピー「😅」

反抗期ですか？

アグノム「確かに〜w」

エムリット「笑い事じゃないから」

トゲピー「チョッキ？」

じゃあ君達はなんなの？命がけで親子ゲンカの仲裁してたの？

ユクシー「これがただの親子ゲンカなら我々が介入する理由もありません」

トゲピー「😗」

エムリット「あの暴れん坊を放っておくと最悪みんな滅んじゃうの！」

トゲピー「😳」

なんでさ！？

ユクシー「ギラティナにはそれだけの力があるのです。あれでも反物質を司る存在ですから」

トゲピー「.....☺️？」

アグノム「とにかくアレを放っておいたらマズイんだよ」

トゲピー「🤔」

けどそれならギラティナの親御さんになんとかして貰えばいいのでは？

トゲピー「😄」

アレの親っていうならそっちも凄いんでしょ？

アグノム「それはそうなんだけどさ〜」

エムリット「基本的に介入しながらないのよね〜.....」

トゲピー「😥」

みんな滅んじゃうのに？

ユクシー「何せ我々に丸投げするくらいですから」

トゲピー「😩」

なんでやねん.....

トゲピー「.....😯」

そうだ。それで君たちはなんなのさ

アグノム「僕はアグノム！意思の神さ！」
エムリット「感情の髪エムリットよ！」
ユクシー「ユクシー、知識を司る神です」

トゲピー「😓」

神多いな.....

ユクシー「厳密には神と呼ばれてるだけで我々もギラティナも神もポケモンの一体でしかありません」

アグノム「たぶんね！」

エムリット「あそこまでいくと本当に同じポケモンなのかも怪しいけど」

トゲピー「😌」

そっか

トゲピー「☺️」

よくわからないけど昨日は助けてくれてありがとう

トゲピー「😁」

じゃあそういう事で

トゲピー「チョキピ！」💨

さらば！

ユクシー「お待ちを」🌀
アグノム「まだ安静にしてた方がいいよ」🌀
エムリット「せっかく招待してあげたんだからゆっくりしていきなさいよ」🌀

トゲピー「😣」

う、動けない.....

トゲピー「😒」

あの〜

ユクシー「はい」

トゲピー「チョキキ」

なぜ自分は空中に固定されているんでしょうか

ユクシー「まだ話はすんでいませんから」

トゲピー「🤔」

でももう聞きたい事もないんだけど

エムリット「アンタにはなくてもこっちにはあんの」

トゲピー「？」

ユクシー「単刀直入に申し上げます。我々に力を貸していただけないでしょうか」

アグノム「君にはギラティナの攻撃が効かないでしょ？ また昨日みたいに手伝って欲しいな〜って！」

トゲピー「😱」

冗談じゃない。あんなの相手にしてたら命がいくつあっても足りないよ！

トゲピー「😓」

そもそも昨日倒したんだからもう大丈夫なんじゃ.....

ユクシー「いえ、ギラティナはまだ諦めていません。近いうちにまた姿を現すでしょう」

トゲピー「😥」

えぇ.....

トゲピー「チョッキー」

けど自分程度じゃ大した力にはならないと思うんだけど。ワザだってまともに出せないし.....

ユクシー「無論そのままと言うわけではありません。貴方にはこれから我々の元で鍛練に励んでいただきます」

トゲピー「😞」

ちょっと鍛錬したくらいであの怪物に届くとは思えないんだけど.....

エムリット「オヤブンのくせに随分と卑屈ね〜」

アグノム「勿論君だけで戦えなんて言わないさ！僕らもいるよ！」

ユクシー「我々だけではギラティナを防ぎきる事は難しい。しかしそこに貴方が加わればあるいは....」

トゲピー「😥」

でもな〜

エムリット「放っておいたらいずれアンタも消滅するかもしれないのよ！」

トゲピー「😰」

ユクシー「無論働きに見合った報酬を用意させていただきます」

トゲピー「？」

ユクシー「私にある知識から一つ、特別な業をお教えします」

トゲピー「🤔」

特別？あの怪物が使ってたようなやつみたいな？

アグノム「あれはギラティナにしかできないね〜」

ユクシー「ワザと言っても新しいワザではなく既存のワザをより使いやすくする為の業です」

トゲピー「？？？」

エムリット「見せた方がはやいんじゃない？」

ユクシー「そうですね。よく見ていてください」

トゲピー「チョッキ！」

ユクシー「はぁ！」🌀

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「😯」

それって君達が使ってるやつじゃん

ユクシー「これはサイコキネシスというエスパーワザ。威力も高く汎用性にも優れた優秀なワザです」

アグノム「僕らは自分で飛べるけど例えば君が覚えたら自分を浮かせて飛ぶ事もできるんじゃないかな」

トゲピー「☺️」

いいな〜！

ユクシー「もう一度同じワザを使います。いきますよ」

力業！
ユクシー「ハァ！！」🌀

💥　💥　💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「😳‼️」

トゲピー「チョッキチョッキ？」

なんかさっきより凄くなってない？

エムリット「これが力業よ！」

トゲピー「🧐？」

ユクシー「通常事よりも強い威力を発揮させる、これが力業です」

トゲピー「チョキプリ？」

ユクシー「通常よりも力を多く消費するかわりにより一撃に重みを与える効果があると思ってください」

アグノム「ワザを強くする業って事だね！」

トゲピー「☺️」

よくわかんないけどすごい〜

早業！
ユクシー「はっ！」🌀

💥　💥　💥

トゲピー「😧」

び、ビックリした.....やるならいってよ

ユクシー「先程のサイコキネシスと比べてみて何か思う事はありませんか？」

トゲピー「🤔」

そういえばさっきよりも迫力がないような.....？

ユクシー「これが早業です」

トゲピー「チョッキ？」

早業？ 弱くして意味あるの？

ユクシー「威力が落ちる代わりに発動までの時間を大幅に減らす事ができるのです。連続で攻撃したいときや牽制などに活用できます」

エムリット「アンタを岩から守ってたときもこれを使ってたのよ」

アグノム「力業と同じでこれもちょっと疲れるんだけどね」

トゲピー「😲」

へ〜

ユクシー「いずれこれらの業を貴方に伝授します。ギラティナとの戦いには勿論その後の貴方の道行にも役立つ事でしょう」

トゲピー「🤔」

今教えてくれるんじゃないの？

エムリット「アンタそもそも普通のワザすらまともに使えないじゃない」

トゲピー「😅」

そうでした

アグノム「とりあえず普通のワザから覚えようね〜」

ユクシー「まずは貴方自身の力をコントロールする訓練、それと同時にもう一つ技の習得を目指してもらいます」

トゲピー「🤔？」

なんの技？

ユクシー「先ほどお見せしたサイコキネシスです」

〜どこかの空間〜

アルセウス「湖の3体は行動を開始、一方ギラティナは.....」

パルキア「な〜んかアイツ動かねーな。またすぐ暴れると思ってたのに」

ディアルガ「傷が痛くて動けねんじゃね？」

パルキア「あっちのたまごボーイはもうピンピンしてんのに？」

アルセウス「ギラティナはギラティナで準備をしているのかもしれません」

パルキア「なんの？」

アルセウス「あのトゲピーにはギラティナの攻撃は効きません。ですがそれは彼が持つタイプ相性のお陰」

ディアルガ「.....たまごに効くワザでも覚えようっての？」

アルセウス「さて。いずれにせよ今気にしなければならないのは向こうではなくこちらです」

パルキア「ディアルガが余計な事して呼び込んじゃった奴らなw暴れ放題じゃんw」

ディアルガ「お前のせいだろうがあああああああああ！」💢

パルキア「オヤブン個体すら手を焼いてるっぽいし早いとこ返さないとマズイんじゃねーの？」

ディアルガ「それがよ〜、返そうとしてもなんか上手くいかないんだよな〜逃げられるっていうか」

アルセウス「一度ヒスイに連れて来られた事で感覚を覚えてしまったのでしょう。ディアルガの力に触れられてると本能で抗ってしまうのかもしれません」

パルキア「抗えるもんなの？」

ディアルガ「できる奴はできる。お前もできるだろ」

パルキア「そっか」

アルセウス「.....仕方ありません。彼らの手をかりましょう」

〜数日後・シンジ湖〜

トゲピー「チョォォォォォッキィィィィィ！」🌕✨✨

💥　💥　💥　💥

エムリット「初日に比べれば強くなったんじゃない？」

ユクシー「まだ成長の余地はありますがひとまず順調と言えるでしょう」

トゲピー「😄💦」

そ、そうかな💦

エムリット「仮にもオヤブンなんだから当然よね」

ユクシー「次はサイコキネシスですが.....」

トゲピー「チョォォォッキィィィィ！」🌀

💥　💥　💥

エムリット「まあまあじゃん」

ユクシー「ではもう一度」

トゲピー「チョォォォッキィィィ！」.....💨

エムリット「......は？」

トゲピー「😔」

なんかうまく行かないんだよね.....

ユクシー「成功率は今のところ3割と行ったところでしょうか」

エムリット「えぇ.....」





アグノム「大変だよ〜！」

トゲピー「チョッキ？」

どしたの？

エムリット「自分の湖の様子見に一旦じゃないの？」

ユクシー「まさかギラティナがもう.....」

アグノム「そうじゃないんだけどとにかく大変なんだよ〜！」

ユクシー「落ち着いて、とにかく何があったのか話してください」

アグノム「なんか凄い異様な感じのポケモンが暴れてるんだ！」

エムリット「異様な感じの？」

アグノム「なんて言うかこう.....ざ！鉄！みたいな？」

トゲピー「😥？」

エムリット「そんな奴この辺にいたっけ？」

アグノム「僕もはじめて見たけどとにかく異様なんだよ。けどかなり強いよ、オヤブンのカビゴンがふっ飛ばされちゃったんだ！」

エムリット「あの巨体を！？ 居眠りしてる間に退かされたんじゃなくて？」

アグノム「確かに動きは鈍いけどちゃんと起きて戦ってたよ〜！」

エムリット「ふ〜ん、けどポケモンが争う事なんて珍しくないんだし放っておけばいいんじゃない？」

アグノム「そうだけどとにかく異様な見た目なんだよ〜！凄い面白そうなんだよ〜！絶対みといた方がいいって〜！」

トゲピー「😅」

大変ってそういう.....

ユクシー「.....」

エムリット「どうしたのユクシー」

アグノム「やっぱり気になる！？ 一緒に見に行く？」

ユクシー「気になるといえば気になり〜.....💡」
アグノム「💡」
エムリット「💡」

トゲピー「🧐」

今度はなんだ

エムリット「.....聞こえた？」

ユクシー「はい、確かに聞こえました」

アグノム「ギラティナの次は鉄か〜。って事はあれヤバい奴なの？」

トゲピー「チョッキ〜」😥💦

なんの話してんのさ〜

エムリット「神からのお告げよ」

トゲピー「？」

アグノム「僕が見た奴を大人しくさせてこいって」

トゲピー「！？」

ユクシー「どうやらヒスイの生命ではないようです。ですがこれは良い機会かもしれません」

トゲピー「🤔」

なにが？

ユクシー「貴方のここまでの修行。その成果を試してみましょう」

トゲピー「😳」

ギラティナ1回退けて終わると思ったらまだ続きそうね

エムリット「こいつをぶつけようっての？」

アグノム「流石に無茶じゃないかな〜」

ユクシー「しかしいずれはギラティナとも対峙しなければなりません。それまでにできるだけ多くの強敵との戦いを経験しておかなければ」

アグノム「それはそうだけどさ〜」

エムリット「まあ私達もいれば大丈夫だとは思うけど」

ユクシー「いいえ、この戦いには彼だけの力で乗り越えてもらいます」

アグノム「無理だよ絶対無理」

ユクシー「しかしいずれは.....」

アグノム「無理無理無理無理無理！ぜーったいムリ！」

ユクシー「.....」

エムリット「多少は段階を踏んだ方がいいんじゃない？」

ユクシー「.....わかりました。今回は状況を見て我々がサポートに入りましょう」

アグノム「オッケー！」





トゲピー「😰」

まだやるなんて言ってないのに.....

〜シンジ湖近くの水辺〜

トゲピー「チョッキ〜！」😆🏄

すごい！はやい！！

ビーダル「ビーダ！」😄🌊🏊‍♂️

アグノム「あのビーダルなんなの？」

ユクシー「彼は飛べませんし泳げません。この辺りを移動するには不便なので助っ人をおよびしました」

エムリット「私の友達にわざわざ来て貰ったんだから感謝しなさいよね！」

トゲピー「☺️」🏄
ビーダル「😁」🌊🏊

トゲピー「チョッキチョッキ！」

ビーダルすげ〜！かっこいい〜！！

ビーダル「ビーハー」😊💦

トゲピー「😊」

アグノム「もうすぐ着くよ〜！」

ユクシー「一応神からの指令でもあります。警戒を怠らないように」

エムリット「わかってるって」

アグノム「僕が見たのはこの辺りだよ〜」

ユクシー「周囲を警戒してください」

トゲピー「🤔」

どんな奴なんだろう

ビーダル「ビダ？」

エムリット「ね、ねぇ.....アレなんじゃない？ いかにもって感じなんだけど.....」

トゲピー「......🤯」









テツノカイナ「HARI！」🌏🫳三

レントラー「😫」




トゲピー「😱」

あれと戦うの！？

アグノム「今度はレントラーがやられてるよ」

ユクシー「あれは地球投げ、実力者が使う事で威力を発揮するワザです」

エムリット「って言うかアイツなんなの！？ 本当に同じ生き物なの！？」

ビーダル「ビーダ....」

ユクシー「なんであろうとやらねばなりません。さあ」

エムリット「出番よ！バッチリ決めて来なさい！ .....って、アイツは？」

アグノム「.......あ！あそこ！」👉






トゲピー「チョキピ！」💨

さらば！



エムリット「逃げた！？」

ビーダル「ビハ！」😳

ユクシー「.....」

アグノム「何やってんだよ〜！！」



トゲピー「チョキピ〜！」😭

無理です怖いです〜！



テツノカイナ「.....👁️」

テツノカイナ「HARI！」💨


ビーダル「😠」🏊💨

アグノム「あいつトゲピーを追いかけてるよ！」

ユクシー「我々は宙に浮いていますしビーダルは水中、次にターゲットにされるのは彼です」

エムリット「あんまり遠くにいかれると助けられるものも助けられなくなるじゃない！」







テツノカイナ「HARI！」💨


トゲピー「😱」

なんでこっち来るんだよ〜！！

テツノカイナ「HARA！」🤜⚡️

トゲピー「🤯」ﾋﾟｮﾝ！

あっぶね！なんかビリビリしてない！？

テツノカイナ「HARI！」🫱💥

トゲピー「😣💦」ﾋﾟｮﾝ!

あんな大きくて固そうな手なんて喰らったら潰れちゃうって〜！

テツノカイナ「HARI！」🫱💥

トゲピー「😠💦」ｼｭﾀ!

この野郎〜！こっちが何もできないと思って好き放題やりやがって〜！

トゲピー「チョォォォッキィィ！！」

くらえサイコキネシス！！

テツノカイナ「！？」

トゲピー「😠‼️」.....💨

しかし何も起こらなかった

テツノカイナ「.....」

トゲピー「チョッキピー！」💨

チッキショー！！

テツノカイナ「HARU.....」✊⚡️

トゲピー「😭」

あ〜終わった〜！

テツノカイナ「HARI！」🤜⚡️

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「・・・・・？」

あれ、痛くない？

トゲピー「....😳⁉️」

ビーダル「😫」


テツノカイナ「.....？」


トゲピー「チョッキ！？」

ビーダル！？ どうして.....

ビーダル「😖💦」

トゲピー「😨」

そうか自分を逃がそうと....

トゲピー「😔」

ごめんよビーダル、自分が逃げたせいで.....

ビーダル「ビ、ビダ」😄💦

トゲピー「😔.....😠‼️」

トゲピー「😠」

本当にごめんよビーダル。けどお陰で勇気が出たよ

ビーダル「😷」

トゲピー「チョッキ！」

勝てるかは自身ないけどアイツを追い払うくらいはしてみせる！






エムリット「ビーダル！」

アグノム「大丈夫かい！」

ビーダル「ビハ」😷

エムリット「ったく電気が苦手なくせして無茶するんだから」

アグネス「それで彼は？」

ユクシー「あちらです」

エムリット「！！」
アグノム「！！」

ユクシー「.....ようやくその気になってくれたようです」








テツノカイナ「HARU！」

トゲピー「チョッキプリィィィィィ！！」

テツノカイナ「HARI！」🫱💥

トゲピー「チョッキ！」ﾋﾟｮﾝ!

当たるか！

トゲピー「チョォォォォォッキィィィィィ！」🌕✨✨

くらえムーンフォース！！

テツノカイナ「😫」

トゲピー「😠」🌕✨✨

どんどんいくぞオラァァァ！！

テツノカイナ「😡」🤜⚡️

トゲピー「😧⁉️」

はじかれた！？

テツノカイナ「HARI！」🫱💥

トゲピー「チョチョチョチョ💦」ﾋﾟｮﾝ!

ちょ、待てって💦

テツノカイナ「HARRI！」🫱💥

トゲピー「😫」

アグノム「うわぁ....思いっきりくらっちゃったよ」

ビーダル「😰」

エムリット「けどアイツってフェアリータイプなんでしょ？かわらわりくらいなら大した傷にはならないんじゃないの」

ユクシー「彼は変種です。フェアリーの他にノーマルタイプも持っている珍しい存在」

アグノム「あ....」








トゲピー「😣💦」

痛い！とっても痛い！！頭も痛いし心も痛い！

テツノカイナ「HARI！」🤜⚡️

トゲピー「チョキピリィ！💦」ﾋﾟｮﾝ!

トゲピー「チョォォォォォッキィィィィィ！」🌕✨✨

加減しろバカァァァ！！

テツノカイナ「HARI！」🫱💥

🫱💥💥💥🌕

トゲピー「😥💦」

ダメだ。ただ撃ったんじゃあーやって弾かれるか潰されるかで防がれてしまう

トゲピー「チョキ.....」

どうしよう.....

テツノカイナ「HARU！」

トゲピー「.....☹️！」

とりあえず！

トゲピー「チョキピ！」💨

逃げる！！

テツノカイナ「！！！」


トゲピー「😠」💨






エムリット「また逃げた！？」

アグノム「結局逃げるんかーい！」

ユクシー「.....いいえ、ただ逃げてる訳ではありません。攻撃を当てるチャンスを伺っているのです」

ビーダル「ビッダ！」

エムリット「チャンスって言ってもアイツのムーンフォースじゃ力負けしちゃうじゃない」

ユクシー「今見た限りではアレは物理攻撃しか使えない様子、腕力だけでは対処し難いワザが有効かと」

アグノム「それって.....」

エムリット「サイコキネシスは不完全なんでしょ？さっきだって不発だったし....」

ビーダル「🤕」

ユクシー「.....」





テツノカイナ「HARI！」🫱💥



トゲピー「😠💦」💨


テツノカイナ「HARRI！」🫱💥


トゲピー「😠💦💦」💨

テツノカイナ「HARA!」🤜⚡️

トゲピー「😡‼️」ﾋﾟｮﾝ!

今だ！！

トゲピー「チョォォォッキィィィ！！」

サイコキネシス〜！！

トゲピー「😡」.....💨

しかしなにも怒らなかった

テツノカイナ「HARA！！」🫱💥

三三三三三🌀

テツノカイナ「！？」😫

トゲピー「🫢⁉️」

嘘！？出来た？成功！？

テツノカイナ「😖💦」

アグノム「違うよ。今のは僕のサイコキネシスだよ」

トゲピー「チョキ？」

アグノム？ 助けに来てくれたの？

アグノム「このままだと君やられちゃいそうだったからね。少しだけ手伝ってあげるよ」

トゲピー「🤔」

少しだけ？

アグノム「そ！少しだけ。サイコキネシスのコツを教えてあげるよ」

トゲピー「😥」

それならもうユクシーに教わったよ。けどできないんだ

アグノム「ユクシーは言葉で君に伝えてくれたんだろうけどそれだけじゃ上手くいかない事もあるよね。実際ムーンフォースも身体で覚えたんでしょ？」

トゲピー「チョキリ.....」

それはそうだけど.....

アグノム「僕が今から君にサイコキネシスをかけるからそれで覚えよう！」

トゲピー「.................😨」

え？

トゲピー「チョキチョキチョキチョキプリィィィィィ！」

おかしいおかしいおかしい！なんでサイコキネシスを覚える為にサイコキネシスを喰らうんだ！？

アグノム「体で覚えるんだよ！」

トゲピー「😭」

そうだけどそうじゃないって〜！

テツノカイナ「HARI！」

トゲピー「😧💦」

ほら来たよ！？ 味方同士でやってる場合じゃないって！

アグノム「大丈夫！うまく操作するから！」

トゲピー「チョッキプリィィィィ！！」

意味わかんないって〜！

アグノム「いくよ〜」🌀

🌀トゲピー「......😯？」🌀

ん？浮いた？

アグノム「それ〜！！」🌀

🌀トゲピー「プリィィィィィィィ！！？」🌀

い〜や〜！！


三三三三三🥚💥


トゲピー「😫」

テツノカイナ「😫」！？

トゲピー「😣💦」

これじゃ弾じゃん！

アグノム「たまごばくだんだね！」

トゲピー「🤬」

うまくない！

アグノム「フェアリータイプのたまごだし向こうがかくとうタイプなら効果抜群だ！」

トゲピー「🥵」

そんなわけないだろ.....

アグノム「とにかく君は僕のエスパーパワーを感じる事に集中するんだ。次いくよ〜！」🌀

🌀トゲピー「チョキピキピキピキ！」🌀

無理無理無理無理無理！もう無理だって！

アグノム「それ〜！！」🌀

🌀トゲピー「プリィィィィィィィ！！」🌀

あ〜れ〜！！

三三三三三🥚

テツノカイナ「😠」✊⚡️

🌀トゲピー「😱」🌀

待ち構えてる！ 弾き返す気まんまんで待ち構えてるって！

アグノム「ほっ！」🌀ｸﾞｲｯ

三三三🥚⤴️⤵️↪️💥

テツノカイナ「😫」

トゲピー「😫」

アグノム「せい！ほっ！やっ！」🌀

三三三🥚💥💥💥
三三🥚💥💥
三🥚💥

トゲピー「😫😣😖」
テツノカイナ「😫😣😖」

アグノム「そろそろ慣れて来たんじゃないかい？」

トゲピー「😵‍💫」

アグノム「というか慣れてくれないと先に君が力尽きちゃうよ」

トゲピー「チョッキ〜」😣

そ、そうは言っても.....💦

アグノム「とにかく体で覚えるんだ！いくよ！」🌀

🌀トゲピー「😖💦」🌀

アグノム「それ〜！！」🌀

三三三三三🥚

テツノカイナ「HARI！」✊⚡️

アグノム「そい！」🌀ｸｲｯ!

🥚🔄

テツノカイナ「......！！」ｸﾙﾘ

🌀トゲピー「チョキ！？」🌀

アグノム「僕が変える軌道を予測した！？ 意外と賢い！」

🌀トゲピー「😰」🌀

言ってる場合か〜！

テツノカイナ「HARU！」✊⚡️

アグノム「このっ！」🌀ｸﾞｲｯ!

テツノカイナ「HARRI！」🤜

アグノム(ダメだ、間に合わない！)

テツノカイナ「😡」🤜⚡️

・　・　・　・　・　ｽｶｯ

アグノム「.........よかった。上手くいったんだね」

🌀〜🌀トゲピー「😰」🌀〜🌀

あと少しでペシャンコになるところだった.....

アグノム「僕のサイコキネシスにキミのサイコキネシスが抗った結果だね！その感覚忘れちゃダメだよ」

トゲピー「.....☺️」

アグノム「じゃあ行っておいでトゲピー。決着をつけるんだ！」

トゲピー「チョッキ！」


テツノカイナ「HARI！」

トゲピー「チョォォォッキィィィ！！」🌀

💥　💥　💥

テツノカイナ「😫」

トゲピー「😠」🌀

テツノカイナ「😫‼️」

テツノカイナ「😡」🫱💥

トゲピー「チョォォォッキィィィ！！」🌀

🌀テツノカイナ「😡💦」🌀

トゲピー「チョッキー！！」🌀

三三三三三💥

テツノカイナ「😫」







アグノム「これなら行けそうかな」

ビーダル「ビーダ！」

エムリット「荒療治だったけど上手くいったんならいいんじゃない？」

ユクシー「そうですね。これなら...............！？」





テツノカイナ「HARIiiiiiiiii!!」

トゲピー「😳⁉️」

テツノカイナ「😤」⚡️💡⚡️




ユクシー「エレキフィールド！？」

トゲピー「🤨💦」

なんかまわりが急にビリビリと.....

テツノカイナ「HARRA！」🤜⚡️

トゲピー「チョッキ！」ﾋﾟｮﾝ!

あっぶね！

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「😫⁉️」

避けたはずなのになんか吹っ飛ばされる〜！？





エムリット「地面にぶつけた衝撃だけで飛ばされてるんだけど！」

アグノム「さっきまではあんなじゃなかったのに！！」

ビーダル「😨」

ユクシー「先ほど放ったワザはエレキフィールド、一時的に電気ワザの威力が上がる場を作るワザ。 しかし.....」





テツノカイナ「HARRI！」🫱💥

トゲピー「😠」ﾋﾟｮﾝ!

今度こそ！

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「😣💦」

またかよ〜！

アグノム「なんか電気って言うよりあの鉄ポケのパワーが上がってないかい！？」

ユクシー「私にもそのように見えます」

エムリット「これ、流石にヤバいんじゃない......？」

ビーダル「😨💦」





トゲピー「チョッキキ」

避けてもダメなら攻撃させちゃダメだ！

トゲピー「チョォォォッキィィィ！！」🌀

テツノカイナ「HARRA！ 」🤜⚡️

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「チョィィィィィィ！？」😖💦

それズルくない！？

テツノカイナ「HARRI！」🤜⚡️

💥　💥　💥　💥　💥

トゲピー「😣💦」

トゲピー「🤕💦」

そろそろ本当にマズイかも

テツノカイナ「HARRI！」🫱💥

トゲピー「チョォォォォォッキィィィィィ！」🌕✨✨

🫱💥💥💥🌕🥚

トゲピー「😫」

トゲピー「チョ.....」

だ、ダメだ。意識が....

テツノカイナ「HARA！」✊⚡️

トゲピー「😱」

やられる！

三三三三三🌀🌀🌀

テツノカイナ「😫」

トゲピー「😳」

アグノム「またまた僕でーす！選手交代だね」

トゲピー「チョッキ.....」

アグノム「残念だけど今のキミじゃアレを倒すまでは無理みたいだ」

トゲピー「😔」

そっすね.....

アグノム「けどサイコキネシスは覚えたし強敵との戦闘も経験できたしそれだけでもたくさん収穫があったんじゃないかな。よくやったよ」

トゲピー「チョキチョ」

アグノム「あとは僕に任せてくれていいよ」

トゲピー「.....☺️」

ありがとう



テツノカイナ「HARIiiiii！！」⚡️💡⚡️

アグノム「フィールドの張り直しかい？ けど無駄だよ」🌀

テツノカイナ「HARRI！」🤜⚡️

🤜⚡️💥💥💥🌀

テツノカイナ「😫⁉️」

アグノム「それが通じるのはキミよりも小さくてまだ未熟なトゲピーだからだよ。僕には効かないよ」

テツノカイナ「😡💦」

アグノム「終わりだ」🌀

テツノカイナ「😫」

テツノカイナ「.....😵」

トゲピー「😳」

あんなにあっさり.....

エムリット「当然よ。あれくらい問題にならないわ」

トゲピー「🤔」

けどギラティナの時は苦労してたのに

エムリット「コレとアレを一緒にしないで！ 向こうとは相性だってよくないんだからね！！？」

トゲピー「チョキキ」

ビーダル「😉」

トゲピー「チョキ？」

それでこれからどうするの？暴れちゃダメって説得するの？

ユクシー「いいえ、我々の役目はここまでです。あとは向こうがどうにかするのでしょう」

トゲピー「🧐」

どうにか？

アグノム「アレを見てご覧」


✨テツノカイナ✨


トゲピー「チョッキ？」

なんか光ってる？


✨　　　　　　✨


トゲピー「......😨⁉️」

トゲピー「チョッキプリィィィィィィィ！！？」

消えたーーーーーー！？

ビーダル「😳」

トゲピー「チョッキチョォォォォォォイ！！？」

跡形もないんだけど！？ あんなにデッカくてカチカチだったのが影も形もないんだけどーーー！！

トゲピー「😭」

あんまりだ〜！

ビーダル「😨」

ユクシー「落ち着いて下さい。彼は消えたのではなく帰ったのです」

トゲピー「？」

アグノム「本当はヒスイのポケモンじゃないんだけどなんかの事故でこっちに来ちゃったから送り返したんだよ」

トゲピー「？？」

エムリット「なんでかは教えてくれなかったけど来ちゃったものは来ちゃったのよ。オマケに時間移動に耐性があっめ暴れん坊だっていうんだからすこしだけ向こうの力を削ぐ必要があったの」

トゲピー「？？？」

ユクシー「とにかくこれで今回の仕事は終わ......💡」
アグノム「💡」
エムリット「💡」

トゲピー「😳」

え？また神？またお告げ？

ビーダル「🤨？」

アグノム「まだ他にもいたんだね....」
エムリット「先に言いなさいよ.....」
ユクシー「.....」

トゲピー「😰」

〜数日後・シンジ湖〜

トゲピー「チョォォォッキィィィ！！」🌀

💥　💥　💥

アグノム「うん！バッチリだね！」

トゲピー「🤗」

やった！

アグノム「じゃあ次は自分にかけてみよう！」

🌀トゲピー「😀」🌀

アグノム「上手上手！それができれば短時間ならキミも飛行できるし攻撃の回避なんかにも有効だよ！」

トゲピー「🤔」

普通に逃げればよくない？

アグノム「キミ鈍足だからこっちの方が効率いいよ」

トゲピー「💔」



ビーダル「ビッダ〜」

トゲピー「☺️」

やあビーダル、今日も遊びに来てくれたんだね

ビーダル「😄」





エムリット「サイコキネシスも一応はちゃんと習得できたみたいだしそろそろまた動いてもいいんじゃない？」

ユクシー「わかっています。準備を進めてはいるのですが.....」

エムリット「何か問題でもあるの？」

ユクシー「前回の敵は私の想定をこえた力を持っていました。あの時は我々の力で対処ができる程度でしたが次もそうとは限らない」

エムリット「そんな事あるかしら？ギラティナやそれに匹敵する力をもつ存在なんていないと思うけど」

ユクシー「物事に絶対はありません」

エムリット「.....けど神から命令されちゃった以上はやるしかないんでしょ」

ユクシー「それはそうなのですが.....」

エムリット「前回はアグノムだけでも楽勝だったんだしエレキフィールドが来るまではアイツでも善戦できてたんだし考えすぎよ」

ユクシー「.....」

エムリット「それはギラティナが来る前にアイツには多くの戦闘経験を積ませなきゃいけないんだからやるしかないでしょ。当たって砕けろよ」

ユクシー「.....それもそうですね」

エムリット「そうそう！」






トゲピー「😥」

砕けるのは違うと思う

ビーダル「😅」