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中川「先輩、朝からスマホばっかり見て何をしてるんです?」
両津「ふっふっふ……見てみろ中川!ついにこの派出所がポケモンジムになったんだ!ワシの時代が来たぞォ!」
麗子「じゃあ両ちゃんがジムリーダーってわけね!」
両津「当然だ!誰にも渡さん!ワシのハピナスとトゲキッスで鉄壁だッ!」
麗子「そんなに張り切って、いつもはパトロール中にやってるじゃない」
中川「そうですよ。そんなにありがたいことなんですか?」
両津「お前たちは何も分かっとらんな。夏は暑い、だから涼しい派出所の中でジムをとれるのは砂漠のオアシスと同じだ。夏場はスマホもiPhoneも夏で寿命が縮むからな。ワシよ知り合いのプロのポケモントレーナーは毎年買い替えてるぞ」
中川「プロがいるんですか……!?」
両津「うむ、朝から晩までジムに張り付いてる物好きだ。東京中の全てのジムを金バッジにすると言っていたな」
――だがその昼、近所の子ども達にあっさりジムを奪われた。
両津「のおおおおお!!全然防衛できとらんぞ!!」
麗子「さっき近所の子たちが集まっていたわよ」
中川「夜にやったらいいんじゃありませんか?」
両津「夏は涼しい夜に動くトレーナーがいるからな。どちらにしろ長くは持たん」
中川「なるほど」
両津「いくらワシでも6人がかりは防衛できんからな対策せねば……」
次の日。
中川「両さん、なんか派出所の前、くさいですね…」
麗子「キャーーー!?何このゴミと犬のフン!?」
両津「ふっふっふ……これで誰も近寄れん!最強のジム防衛システムの誕生だ!」
中川「これじゃ仕事になりませんよ!それにあれゴミの山にゴキブリまで…!!」
麗子「今すぐ片付けなさい!!」
葛飾署に通報の嵐。
怒り狂った部長が飛んできた。
部長「両津ーーーッ!!派出所の前にゴキブリとフンを撒いたのは貴様かあああああ!!」
両津「ち、違うんですよ部長!これは画期的なゴキブリリサイクルのために地域住民の為にゴミを回収しただけでして……」
部長「言い訳無用!!今すぐ清掃してこい!!ジムも撤去だああああ!!」
両津「そんなあああ!!!!!部長おおおおおおおおお!!!!!」
こうして両さんの短いオアシスは終わった。