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もっとも重要なのは、人もポケモンも少ない穴場であること。
無人販売所に無造作に置かれた薪は平穏な1日を期待させるには十分なものだった。
俺の唯一の手持ちポケモンのフォレトスは、とにかく動かない。
おまけに大食いで超重い、押した所でビクともしない。
それでいいじゃないか。だから俺はこいつが好きだ。
そんな平和な昼下がりを俺は満喫していた。
この時はまだ知る由もなかった。
今日が人生最悪の1日になる事を。
通販で間違えて買った大きめのテントの設営も済ませ、キャンプ地を離れて近くの町まで自転車を漕いだ。
道中、口がもの寂しくなり、野生のキーの実をかじってみたが激しく後悔した。
めちゃくちゃ渋かったのだ。
町は小さいが、周りの自然環境に恵まれている為、大抵の食料品は揃った。
どうせならその土地で取れたものを調理して食べたい、フォレトスも珍しく地面を削りながら這うようにゆっくりと着いてくる。
ただ、地面が石畳になってからは嫌な金属音が鳴り始めたのですぐにボールにしまった。
そんなこんなで近辺で取れた野菜やきのみ、謎の缶詰などを適当に買い揃えていると、広場がやけに騒がしく感じた。
どうやらバトルが行われているようだ、出来るだけ近づきたく無い。