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ターゲットになったのは肌の質感もリアルな顔立ちも整った美少女ドール。50万円の説得力がある。パシオの主人公戦でユウキは虚しく負けてしまったのである、そして今、あろうことか友達に自分の買ったばかりのドールに屈辱の烙印を押されようとしている。
ユウキ「……やめろよ。マジでやめろよ」
「こいつは昨日届いたばっかなんだよ……! 俺の**『天使』**なんだよ!」
「まだ指一本触れてない清純派なんだぞ!!」
ユウキがドールの前に立ちはだかり、必死に守ろうとする。
ヨウ「うわぁ…これが50万。肌触り良さそう」
ヒビキ「ねえねえ! 名前まだなんでしょ? ぼくたちが素敵な名前つけてあげるって!」
今回の罰ゲームは**「ドールの命名権の剥奪」**。
勝者たちが好き勝手に名前をつけ、ユウキは今後その名前で彼女を呼ばなければならない。
キョウヘイ「じゃあ、勝者チームでジャンケンだ。勝ったやつが名付け親な」
全員「最初はグー! じゃんけん……ポン!!」
ハルト「……あ。勝った」
勝ったのは、パルデアからの留学生、ハルトだった。
普段は少し天然でマイペースな彼が、無表情でピースサインをしている。
ユウキ「ハ、ハルト……!?」
「お前なら……お前ならまだマシか!? 変に狙ったりしないよな!?」
「頼むぞ! 『マリア』とか『アイ』とか、そういう可愛いので頼むぞ!!」
ユウキがハルトの肩を掴んで懇願する。
ハルト「うん!任せて。ぼくのセンスで、この子にぴったりの名前をつけるよー」
ハルトがドールの顔をじっと見つめ、数秒間の沈黙。
全員が固唾を飲んで見守る。