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SS

ヒカリ「あたしのパパってどんな人なんだろう…」

 ▼ 1 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/03/09 00:23:05 ID:MDkn/HOc NGネーム登録 NGID登録 報告
アニメDPのSSです。

時系列はサトシがナギサジムで最後のバッジを手に入れた直後辺りです。舞台はアニメでは訪れていないシンオウ地方のバトルゾーン。

ヒカリの父親は自分のオリジナルで、本編とは一切関係ありません。
 ▼ 321 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/11 18:34:19 ID:jKBOmMzI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜 数時間前 〜〜〜

イケメン「うおりゃああ!!」ドカッバキッ

ハンサム「ぐわあ!!」バタッ

セイジ「うわぁ!!」ドサッ

ダグトリオ「だぐぅー!!」ドカッ

サンダース「さんだぁぁ…!!」バタッ

イケメン「ハア…ハア…手こずらせやがって…!だけど、俺には勝てねえよ…!」

ハンサム「クソッ…なんという力なんだ…!二人がかりで歯が立たない…!」

イケメン「当然だろ。この俺に、力勝負で勝てっこねーよ…ハハハ…!!」

セイジ「…そんな力、偽物ですよ…!」

イケメン「あ!?」

セイジ「……どうせポケモンの筋肉を身体に入れてるのでしょう…」

ハンサム「なに!?」

イケメン「!!…なぜそれを知っている…?」
 ▼ 322 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/11 19:59:01 ID:S2icPNEk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
セイジ「どうしてって…あなたのバックについている人間が、ポケモンの売買をしてるからですよ…!」

イケメン「!」

ハンサム「バックについている人間って…誰なんですか…?」

セイジ「十中八九、島長のハヤテですよ…」

ハンサム「そうだったんですか…!」

イケメン「チッ……やっぱり、お前は知りすぎだよ…!」

セイジ「……それだけじゃありません…ハヤテは11年前、あの伝説のトレーナー、レイを狙撃しています…」

ハンサム「……!!」

セイジ「理由は色々あると思いますが…少なくともヒカリさんを拐う理由にレイとハヤテ、そしてヒカリさんの母親、アヤコさんの過去は関係あると思いますよ…!どうなんですか?ハヤテのしもべさん…?」

イケメン「……」

―――― パァン!!
 ▼ 323 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/11 20:48:09 ID:S2icPNEk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
セイジ「ぐおおお!!」

ハンサム「セイジさん!!」

イケメン「安心しろ。手の甲を撃ち抜いただけだ。ちょっとベラベラうるさいから黙ってな」

イケメン「しかしまあ…アンタもあんな餓鬼ども放っといていつものように自分の安全だけ考えて過ごせばよかったのに…こんなところでしゃしゃり出て自分の地位を捨てるなんて勿体無いな…!」

イケメン「なあ…ポケモンリーグ協会審判部審判長…“英断”のセイジさん…!」

ハンサム「え!?審判長…!?」

セイジ「……!!」

 ▼ 324 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/11 21:11:10 ID:S2icPNEk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
イケメン「懐かしいですね…!確か11年前のあのバトル、丁度審判をしていましたよね…?」

セイジ「……!!」

イケメン「あのバトルの審判をやって、あなたは撃たれたレイが死にそうなのにも関わらず…バトルを続けたことで、シンオウのバトルは生き延びました」

イケメン「結果的に、今のシンオウを見れば、あの決断は大成功だったでしょう。現にシンオウのバトルのレベルも上がってきてますし、営業面でもシンオウ地方全体の利益は毎年右肩上がりです…そんな“英断”をしたあなたがほら…下手に首突っ込むから…今まで積み上げてきたあなたの地位が本当に台無しになってしまいました…」

セイジ「違う…!!違うんだ…!!!」

イケメン「は?なにが?」

セイジ「あんなの…“英断”なんかじゃない…!あの決断で…一人の若者の未来を潰してしまったんだ…!!あのときすぐ病院に行けば…助かったかもしれないのに…!!」

セイジ「彼だけじゃない…!彼の妻やそして生まれてくる子どもの未来まで…不自由なものにしてしまった…!」

セイジ「でも…あのときの彼を止めることは出来なかった…!!私は弱いから…!」

セイジ「何が審判部審判長だよ…!他人にこんなに流されるヤツが、審判なんて務まるわけがない…!!クソォ…!!」

ハンサム「セイジさん…!」
 ▼ 325 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/11 21:40:45 ID:S2icPNEk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
イケメン「そうですね。形はどうあれ、救えた命を見捨てたんだから、あなたも人殺しってことですね…」クスクス

ハンサム「キサマ何言ってる!!」

セイジ「いいんです!!」

ハンサム「え…」

セイジ「あの決断の結果が今の現実なんです…子どものヒカリさんにまで危害が加わった…!こうなってしまったのには私にも責任はあります…!」

ハンサム「……」

セイジ「だからヒカリさんまで亡くなったら…私はアヤコさんになんて詫びればいいんだ…!!」

イケメン「なんか勝手に熱くなってるけど…アンタ、結局さっき逃がした子どもたちにわざわざボスの居場所教えてたよね〜?わざわざ死場所教えるなんて…その子たちの未来もつぶすことになるんじゃないの〜?」

セイジ「……どうせお前たちのことだ…地球の裏まで追ってでも、お前たちのことを知った人間をすべて消すつもりなんだろ…?」

イケメン「まあそうなんだけど!!でも子どもだけで行かせるなんて…あ、なんか変な連中もいたが…まあいい、酷いと思うな〜」

セイジ「ああ、それはな…!」

セイジ「彼らなら、絶対にヒカリさんを助けられると思ったからさ…!!」

イケメン「!!」
 ▼ 326 ボツボ@リンドのみ 16/04/13 21:14:01 ID:8scH/pWA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 327 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 22:36:58 ID:fyAC5AQU NGネーム登録 NGID登録 報告
イケメン「プ…ハハハハハ!!!」

イケメン「何だよそれ!!本気で餓鬼どもだけで俺たちに勝てるとでも思ってんのか!?」

イケメン「審判長ともあろうお人が…そんないい加減な判断をするなんて…ちょっと残念だな。あなたは審判向いてねーよ…!」

セイジ「…私のことは好きに言え…!しかし、彼らならやってくれるハズです…!」

イケメン「おいおい、まだそんなこと…!」

セイジ「昨日…彼らから今までの旅のお話を聴けました…!あの三人には、“本物”の友情があると…そう強く思いました」

セイジ「無鉄砲だけど真っ直ぐなサトシくんと…何よりも他人やポケモンに尽くそうとするタケシくんは…恐らく私が止めてもヒカリさんを捜し続けるでしょう…!見捨ててこの島を出るなんて、考えられません…!」

セイジ「だから私は…サトシくんたちがこの戦いに絶対に勝てるよう…力に成るべく、今こうしてあなたに立ち向かっているのです…!」

イケメン「なーるほど。でもでも〜、今負けてるよ!!むしろあの子たちの足を引っ張ってるんじゃないの?」

セイジ「いや…お前だけは…絶対に足止めする…!たとえ…私が死んででも…!」

イケメン「ほ〜、どうやってだ…?」
 ▼ 328 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 22:45:46 ID:x3tu5rp. [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セイジ「それは…こうだ!!」ボン

ハンサム「う!!なんだ?」モクモク

イケメン「うお!!なに!?え…煙幕だと…?これじゃなにも見えな」モクモク

―――― グサッ!!!

イケメン「う…ブワアアアア!!!!」

ハンサム「なんだ?何が起きている?」

セイジ「……人を殺すなど…二度としたくはなかったですが…!これでもう、ハヤテを守る盾はなくなる…ハズです」

イケメン「う…キサマァ…覚えてろ…!」バタッ

セイジ「ハア…ハア…」バタッ

ハンサム「まさかナイフで刺したのか…!?…セイジさん!!しっかりしてください!!手の止血を…!」

セイジ「ハ…ハンサムさん……あなたのクルマのパンクは私のポケモンが直しておきました…!だから、早く…早く子どもたちのところへ行ってください…!私のことはいいですから…!早く…!」

ハンサム「……」

ハンサム「わかりました!!でも、子どもたちを保護したらすぐ戻ってきますから!!」ダッ

ポツ…ポツ…ザアアアアア…!!

ハンサム「(雨…こんなときに…!!)」

―――― 誰が行かせるかよ…!
 ▼ 329 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 22:48:29 ID:qeSGYzOY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハンサム「!!」ピタッ

セイジ「な…なに…!?」

イケメン「残念だったな、セイジさんよ…!俺の身体には、スターミーの自己再生力を取り入れている…!傷が完全に治るワケではないが…動けるくらいにはなれるさ…!!殺るなら、即死させるべきだったな…!」

セイジ「なんだと…?」

イケメン「餓鬼どもの味方お疲れさま。でも、結局お前たちは負けるんだ。じゃあな」スチャ

ハンサム「セイジさん!逃げてください…!!」

セイジ「(ダメだ…もう…身体が動かない…)」

セイジ「(私のせいで…また人が死ぬのか…!)」

セイジ「う…くそぉぉぉぉぉぉ!!!!!」ボロボロボロボロ

イケメン「あーあ、泣いちゃった泣いちゃったー!!大の大人が泣くなんてみっともねぇな!!その泣き顔のまま、消えな!!アバy」

―――― エレキブル、“かみなり”だ!

―――― ブルァァァ!!

イケメン「なに!?ぐああああ!!」ビリビリビリ

ハンサム「なんだ!?」

セイジ「……!!」
 ▼ 330 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 22:52:02 ID:qeSGYzOY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
イケメン「クソッ…!だ、誰がこんなことを…!ダグトリオ、あのエレキブルに攻撃しろ…!」

ダグトリオ×3「だぐー!!」

―――― マニューラ、“ふぶき”だ

―――― マァニュー!!!

ダグトリオ×3「だぐぅ!?」カチンコチン

イケメン「な…なんだと…!?なら、俺が消す…」スチャ

―――― テッカニン、“こうそくいどう”で銃を奪え

―――― テッカ!!

イケメン「!?」シュバッ

イケメン「なにっ…!?いつの間に銃が…!!」

―――― リングマ、“アームハンマー”

―――― グマァァァ!!!

イケメン「!!…うぎゃあああ!!」ドゴオオン…!!

―――― そのまま掘ってある穴にブチこめ…!

リングマ「グマァァァ!!!」ドカッ

イケメン「うおお!!…くそったれぇぇ!!誰だ、俺様にこんなことするやつは…!!」
 ▼ 331 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:01:11 ID:x3tu5rp. [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セイジ「エレキブル、マニューラ、テッカニン、リングマ…まさか…!」

???「オレだ、親父」

セイジ「シ…シンジ…!?」

ハンサム「え!?親父って…まさかセイジさんの息子さん…!?」

セイジ「はい、そうなんですが…!でもシンジ、どうしてここに…!?」

シンジ「……」スタスタ

シンジ「……オマエか、親父に手を出したのは…!」ヒョコッ

イケメン「だったらなんだ!!早くこの穴から出しやがれ…!俺は国際警察さまだぞ!!」

シンジ「国際警察か…だったらこのリングも国際警察のモノとか?」

イケメン「いや、それは国際警察じゃなくて俺のボスからのプレゼントさ!!当たったものを自動的に拘束してくれる、優れものさ!!」

シンジ「そうか…なら…」

シンジ「……」ヒョイッ

イケメン「うおお!!テメエ、俺にリングをやりやがったな!!こ…こんなことして、ただで済むと思うなよ!!というわけで早く解除しやがれ!!」ガチャガチャ

シンジ「しばらくその穴にいな。穴から出ようっていうなら、オレのポケモンがまたオマエを叩き落としてやるよ」
 ▼ 332 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:03:04 ID:x3tu5rp. [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セイジ「シンジ…ありがとう、助かった…!」

シンジ「……随分酷いケガだな…!今止血する…!」

セイジ「すまない…!」

セイジ「それじゃあハンサムさん、行ってください…!」

ハンサム「わかりました!!ありがとな、シンジくん!」ダッ

シンジ「いえ」スッ

〜〜〜〜
シンジ「それにしても、派手にあの穴の男とやりあったんだな」

セイジ「……」

シンジ「ほら…一応、応急措置は終わった。病院行くぞ…」

セイジ「いや…私もリゾートエリアに…痛…!」ズキッ

シンジ「……」ハア…
 ▼ 333 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:04:28 ID:x3tu5rp. [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「……そんな身体で行って何が出来るんだ…!大人しくサバイバルエリアの病院に行くぞ。歩けるか?結構な距離だが…肩貸してやるから…」

セイジ「しかし…また私のせいで人が死ぬかもしれないんだ…!」

セイジ「同じ人から二人も家族を奪うことになったら…私はもう…!」

シンジ「……」

シンジ「ひょっとして親父、まだあの日のバトルのことを引きずってるのか…?」

セイジ「え…何故そのことを知っているんだ…!?」

シンジ「……図星か…。兄貴やお袋から聞いた。あのバトルでしたジャッジを、未だに悔やんでることをな」

セイジ「そうだ…!いくらシンオウのバトルが続いたとはいえ…人が死んだんだ…!!」

セイジ「喜ぶ人がいる反面、大切な人が亡くなって悲しむ人もいる…!」

セイジ「それなのに…あのときはバトルを止めることが出来なかった…!何が…“英断”だ… !」

シンジ「……」

シンジ「オレは…親父がしたことは…少なくとも間違いではないと思ってる…」
 ▼ 334 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:06:18 ID:x3tu5rp. [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セイジ「え…?」

シンジ「何て言うか…親父があのときバトルを中止したらそのトレーナーの命は助かったかもしれないが…シンオウのバトルは無くなったかもしれない」

シンジ「そうなったら、親父や他のシンオウリーグ関係者も職を失ってたかもしれない。そうなれば、その人たちの家族の生活も危うくなるハズだ」

シンジ「現に親父は…そのバトル以降、腕を認められて今では全審判のリーダーだ…!」

シンジ「こうして親父が仕事を続けられてるから…兄貴やオレもやりたいことが出来てるし…」

シンジ「そんな親父を…オレは尊敬している…」

セイジ「……シンジ…!」
 ▼ 335 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:09:23 ID:x3tu5rp. [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「どんな理由があろうとも、あのとき親父はバトルを続行することを選んだ。それはもう変えられない」

シンジ「だから過去を悔やむんじゃなくて、これからどうするかを考えろ。そして自分の中で納得するまでとことん向き合え」

セイジ「……シンジ…」

シンジ「わかったら、さっさと病院行くぞ…!あの男の監視はポケモンに任せてれば大丈夫だろう。ほら、歩くぞ」グイッ

セイジ「ああ…そうだな」

セイジ「ありがとう、シンジ」

シンジ「……」

シンジ「さっさと行くぞ…!ほら、自分でも歩け…」

セイジ「(あのシンジが…身体も心も救ってくれるなんてな…!)」

セイジ「(やっぱり、レイジの言っていたとおり、シンジも変わってきてるのかもしれない…旅に出させて、本当に良かった…!)」

セイジ「(あとは…サトシくんたちか。頼む、絶対に生きて帰ってきてくれ…!)」
 ▼ 336 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/14 23:16:11 ID:x3tu5rp. [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです。

レイジさんは育て屋ですが、セイジさんを何故審判という職業にしたかというと、ゲームでの個体値判定をしてくれる『ジャッジ』という人から、ジャッジなら審判だな、ということで決めました。
 ▼ 337 ズマオウ@ものしりメガネ 16/04/15 22:07:06 ID:Celw/7jM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 338 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 19:31:05 ID:cQldpLVA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜〜

ムサシ「あ〜、ジャリボーイたち見つかんないじゃな〜い…!」

ニャース「本当にジャリガールはここにいるのニャ?」

ハンサム「間違いない。ここにいるハズだ。それに…」

コジロウ「それに…なんだ?」

ハンサム「この規模の地下だ…ここできっと武器が造られているに違いない」

コジロウ「確かに…!私有地でまして地下ならバレずに生産するのにはもってこい…ってワケだな」

ハンサム「そういうことだ。だから少し探せば…」ガサガサ

ハンサム「お、あったあった。見ろ、拳銃のパーツの一部分だ」

コジロウ「…お、ホントだ!」
 ▼ 339 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 19:34:07 ID:cQldpLVA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ムサシ「ということは…ついにロケット団がここを潰していいことになったのね!」

ハンサム「…潰すのは勝手だが、先に子どもたちってことを忘れるなよ…!」

ムサシ「そんなこと言われなくてもわかってるわ」



―――― キイイイイイイ…!!

ムサシ「きゃ!!な、何よ今の音!?」

ハンサム「…機械音ではなさそうだな…!」

ムサシ「え!?まさかまだ敵がいたの!?」

ニャース「……助けて…」

コジロウ「?…なんだニャース、そんなにキズが痛むのか?」

ニャース「違うニャ!今のはきっと…」
 ▼ 340 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 20:00:27 ID:SgJHzlWw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜

ムサシ「ちょっとニャース!待ちなさいって!!」タッタッタッタッタッ

―――― リキ!ヒヒヒィン!!

ムサシ「また何か聞こえた〜!なんなのよ、一体!!」ゾク

コジロウ「そっちは音のした方だぞ!何が潜んでいるかわからない!!危ないぞ!!」タッタッタッタッタッ

ニャース「何も潜んではいないって言ってるニャ!今が解放のチャンスなのニャ!!」タッタッタッタッタッ

ムサシ「解放って…何をなのよ〜!」
タッタッタッタッタッ

ハンサム「……まさか…!」タッタッタッタッタッ

〜〜〜〜
ニャース「ハア…ハア…確かこの辺のハズニャ…!」

コジロウ「ニャース!ハア…一体何がいるって…うわ!!」

ムサシ「この檻の中にいるのって…まさか、ポケモン!?」
 ▼ 341 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 20:01:47 ID:SgJHzlWw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ニャース「そうニャ。さっきの音は、このポケモンたちの声だったのニャ」

ゴーリキーたち「リキィ…!」

ポニータたち「ヒヒィン…!!」

スターミーたち「……」ピコォンピコォン

コジロウ「…みんな辛そうだな…毛づやも悪いし…ロクにご飯も食べてなさそうだな…」

ゴーリキー「リキ…リキリキリキ…!」

ニャース「ニャるほどニャ…!」

ムサシ「…何て言ってたのよ?」


ニャース「ここでは、檻の中のポケモンたちが日中は檻を出て毎日毎日強制的に働かされているらしいニャ」

ニャース「そして使い物にならなくなったポケモンは…!」

コジロウ「な…なんだよ…!」

ニャース「ニャー、それはニャ…!」

ハンサム「売買されてるんだろ。ポケモンが生きていてもそうじゃなくても、色々使い道があるからな…」

ニャース「それ、ニャーのセリフニャ〜!!」

ハンサム「やっぱり…イケメンのあの恐ろしいほどの力は…このポケモンたちからだったのか…!何てことをしていたんだ…!」ギリッ
 ▼ 342 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 20:06:39 ID:SgJHzlWw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポニータ「ヒヒィン…ヒヒヒヒィン…!ヒヒィ…」

ニャース「ボクのパパもママも何処かに売り飛ばされてしまった…!毎日が怖くて怖くて生きている気がしない…叶わない願いだろうけど、もし願いが叶うなら、パパとママに会いたい…と」

ニャース「ニャ〜!!かわいそすぎなのニャ〜!!」ドバァ

コジロウ「こんなポケモンたちがこんな場所で苦しんでるところを見過ごすことが出来ようか!?」

ムサシ「出来ないわ!!よし、このポケモンたち全員解放してロケット団が全部面倒見るわよ!!」

コジロウ「そうだ!コイツらのためなら食費だって惜しくない!!」

ニャース「おみゃーらポケモンたち、今すぐそこから出してあげるニャ!もう少しの辛抱ニャ!!」

ポケモンたち「……!!」パアア

ハンサム「(子どもたちに加え…ポケモンたちも助けることにならなきゃいけないことになるとはな…!)」

ハンサム「(それにしてもハヤテのヤツは、武器の密輸のみならずポケモンの売買もここでしていたのか…恐ろしいヤツ…!)」

ハンサム「それじゃあキミたちにポケモンたちのことは任せよう!なんとか上手く外に出してあげてくれ!!」

ロケット団「ラジャア!!」ビシッ

ハンサム「よし、頼んだぞ!」ダッ

ハンサム「……(ポケモンたちは、ロケット団の連中が何とかしてくれるだろう…)」

ハンサム「(あとはサトシくんたち…無事でいてくれ!!)」
 ▼ 343 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:23:58 ID:UZK9W0sg [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「ピカチュウ…“アイアンテール”!!」

ピカチュウ「ぴか!ぢゅ〜、ぴっか!!」ブン

ハヤテ「かわせ」

ポリゴンZ「%%%☆☆」ヒョイッ

サトシ「ハア…“ボルテッカー”!!」

ピカチュウ「ぴかぴかぴかぴかぴか…ぴかぴっか!!」

ハヤテ「かわせ」

ポリゴンZ「♂¥☆££」ヒョイッ

サトシ「また…かわされた…!ゼエ…」

ヒカリ「あの男…わざと攻撃しないでずっとピカチュウの攻撃を避け続けてサトシを苦しめて…!許さない…」

ポッチャマ「ぽちゃあ…!」

タケシ「早めに決着を着けないと…サトシの命が危ない…そもそも立っているだけでも奇跡だというのに…ましてやバトルを続けるなんて…!」

サトシ「ゼエ…ハア…うっ!!」フラッ

ピカチュウ「!…ぴかぴ!!」

ヒカリ「!」
 ▼ 344 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:25:41 ID:UZK9W0sg [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「お、倒れちゃうか?」

サトシ「!……うおおおお!!」

サトシ「ハア…まだ、倒れねぇよ…!!オマエを倒すまでは…!」

ハヤテ「……」

サトシ「ピカチュウ、“でんこうせっか”!」

ピカチュウ「ぴか!」ダッ

ハヤテ「…“サイコキネシス”」

ポリゴンZ「*%※¥♀」

ピカチュウ「ぴか…!」ピタッ

サトシ「ピカチュウ…!!」

ハヤテ「もうかわし続けるのにも飽きたわ。結局“はかいこうせん”の反動以外でポリゴンZにダメージを与えられたのは“いわくだき”と“かえんぐるま”だけ…」

ハヤテ「点数つけるなら、赤点確実だな。実につまらんバトルだった」

ハヤテ「お前ごときのレベルでこの俺に勝とうなんてするから…大人しくお前ら全員さっさと消されるべきだったよ。そうじゃなきゃこんなに苦しむことはなかったのになあ、小僧」

サトシ「苦しくなんかねえよ…!」

ハヤテ「まだそんなこと…!聞き苦しいぞ」

サトシ「なんとでも言え…!オレはオマエに勝つ…!!」
 ▼ 345 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:28:26 ID:UZK9W0sg [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「…ポリゴンZ、ピカチュウをその小僧に投げ飛ばしてやれ」

ポリゴンZ「*※¥%☆」ブン

ピカチュウ「ぴかぁ…!!」

サトシ「ぐおお!!」ドカッ…!!

ハヤテ「遊びは終わりだ。“はかいこうせん”でトレーナーもろとも吹き飛ばせ」

ポリゴンZ「¥£*※%%」シュウウウ…

ポリゴンZ「☆☆☆☆☆」ドオオオオン…!!!!

サトシ「うわあああ!!!」

ピカチュウ「ぴかああああ!!!」

ヒカリ「サトシ!ピカチュウ…!!」

ポッチャマ「ぽちゃあ…!!」

タケシ「……!!」ギリッ

ハヤテ「…ふう。あの身体で“はかいこうせん”を喰らって生きてるのは無理だろ。本当は撃ち殺したかったが…あまりにムカついたからつい殺っちまったな…」

ヒカリ「そんな…サトシィ…!!」
 ▼ 346 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:30:48 ID:UZK9W0sg [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「…とにかく、これで勝負ありだろ。たかが子どもが大人に楯突くからこうなったんだ」

ハヤテ「それじゃあ、バトル前に言ったとおり、全員消すとしよう。最初に消すのは…」

ハヤテ「細目の小僧にするか…“サイコキネシス”で持ってこい!」

ポリゴンZ「*¥£♀☆」ブイーン

タケシ「うお…!」

ヒカリ「タケシ…!」

ポッチャマ「ぽちゃ…!!」

タケシ「うお!」ドサッ

ハヤテ「よし、来た来た。小僧、覚悟は出来てるよな?それがお前らの選んだ道だ」ブミッ

タケシ「ぐはっ!!」

ヒカリ「タケシ!!…お願い!タケシを殺さないで!!」

ハヤテ「この期に及んで何ほざいてやがる!!本当にうぜぇな!!テメェのせいでコイツが死ぬんだよ!!そんなこともわかんねぇのか!!」

ヒカリ「う…!そんな…!」
 ▼ 347 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:32:15 ID:UZK9W0sg [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
タケシ「いいんだヒカリ…!覚悟は出来ている…!これが俺たちの選んだことの結果なんだ…!」

ヒカリ「いいわけないわよ!!…サトシもタケシも…死ぬ理由なんてないわよ…!なのに…!!」

タケシ「これでいい…!俺はずっとサトシを信じ続けれた…」

タケシ「こうして信じきれたのも…ずっと一緒に旅をしてサトシが成長しているって思えてたから…!そんなサトシを信じて、後悔はしていない…!!」

ハヤテ「泣かせるじゃねえか!信じてきた仲間が負けて裏切ったのに後悔してないなんて…!俺は裏切られたらブチ殺すけどな!!」

ハヤテ「こんなガキどもに振り回されて…不憫だな!!墓ぐらいは建ててやるよ!」

ハヤテ「そうだな…『アホな子どもを信じて死んだドアホ』って墓石には彫ってやるよ!!」

タケシ「好きにしろ…!!ただ…ヒカリには手を出さないでくれ…!!」

ハヤテ「!!」




―――― パアアアアン…!!
 ▼ 348 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 21:34:51 ID:UZK9W0sg [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
タケシ「う…!!」

ヒカリ「タケシィィ!!!」

タケシ「う…ゲホ…!!!」

ハヤテ「今、ふざけたこと言ったから反射的に撃っちまった…まあ、急所は外したし、まだ生きてるだろ…」

ハヤテ「いくらお前が不憫で俺がお前に同情していても、それは無理だな。あの女を消すことが、絶対にやらなきゃならないことだからな」

タケシ「ハア…ゲホ…!!」

ハヤテ「苦しいだろ…小僧。それじゃあ、今すぐ楽にしてやるよ…」

ヒカリ「撃たないで!!お願いだから!!」

ハヤテ「バカか!コイツ撃ったら次はお前の番だっつーの!!じゃあな、小僧」ジャキッ

タケシ「ヒカリ…!見るな!!目をつぶれ!!ゲホ…お前は何も悪くない!!」

ヒカリ「やめてええぇぇ!!!」
 ▼ 349 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 23:01:18 ID:zTEynP8. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― ヂュウウウウウ!!!!

ハヤテ「!?…ぐおおお!!」ビリビリビリビリ

ヒカリ「え…!?」

ポッチャマ「ぽちゃあ…!!」

タケシ「まさか…!!」




サトシ「ハア…タケシを放せ…!!」

サトシ「まだ…バトルは…終わっちゃいない…!!」

ピカチュウ「ぴかぁぁ…!!」

ヒカリ「……サトシ…!!ピカチュウ…!!」

ハヤテ「ゲホ…まだ生きていたか…!そのまま死んだフリしてたほうが良かったんじゃないか…?」
 ▼ 350 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/17 23:02:42 ID:zTEynP8. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「そんなことして…仲間に目の前で死なれるほうが…イヤだ…!!」

ハヤテ「ヒューヒュー。口だけは一丁前にかっけえじゃんか…!だけど実力も顔も俺以下…そういうセリフは自分の身の程を知ってから言うんだな!!」

ハヤテ「ポリゴンZ!!この細目ボウズをあっちに返しな!!」

ポリゴンZ「#%¥¥☆☆」ブンッ

タケシ「うわっ!!」ドサッ…

ヒカリ「タケシ!大丈夫!?」

タケシ「な…なんとかな…!」

ハヤテ「さて、小僧。それじゃあ決着着けようか。そのガッツで俺に勝てるものなら勝ってみな」

ハヤテ「もっとも…勝たせる気なんてこっちもないけどな…!!」

ハヤテ「…本気でお前に勝ちにいくからな…!!」キッ

サトシ「…こっちもいくぞ!ピカチュウ!!」

ピカチュウ「ぴっか!!」バチバチ

ヒカリ「(ガンバって…!!)」

ヒカリ「ガンバって!!サトシ!!ピカチュウ〜!!!」

ポッチャマ「ぽちゃぽーちゃ!!」
 ▼ 351 ルキア@ピーピーエイド 16/04/17 23:18:27 ID:1EJ8BEF2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 352 メテテ@ゴスのみ 16/04/18 11:02:37 ID:yyaZN5aU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 353 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:21:36 ID:YPTPZ3zk [1/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「やれ!!“あくのはどう”だ!!」

ポリゴンZ「♀¥♂☆%」ドオオオオン…!!!!

サトシ「“でんこうせっか”でくぐれ!!」

ピカチュウ「ぴっか!!」スッ…ダッ!!!

ハヤテ「……!!」

ヒカリ「“あくのはどう”をかわした!!」

サトシ「そのまま“アイアンテール”を決めろ!!」

ピカチュウ「ぢゅ〜ぴっか!!」ドオオオオン…!!

ポリゴンZ「£♀¥♂☆??」フラッ…

ハヤテ「“でんこうせっか”のスピードを利用して…“アイアンテール”に勢いをつけてきたか…!!」

ハヤテ「クソ…まだそんなに体力を残しているのか…!!なら、“サイコキネシス”!!」

ポリゴンZ「☆☆☆☆☆」ブイーン

ピカチュウ「ぴかぁぁ…!!」ピタァ…!!
 ▼ 354 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:27:38 ID:YPTPZ3zk [2/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「ピカチュウ…!…ゲホ!!!!」ビチャア…

ヒカリ「サトシ…!あんなに血を吐いて…!!」

ハヤテ「やっぱりトレーナーもポケモンも限界だな!!ハハハ」

サトシ「“10万ボルト”!!」

ピカチュウ「ぴかぢゅうううう!!!」

ポリゴンZ「£♀※#♂??」ビリビリビリビリ

ハヤテ「なんだと!?」

サトシ「よし、いいぞピカチュウ!!」

ピカチュウ「ぴかぴっか!!」

ヒカリ「スゴいよサトシ、ピカチュウ!!これなら勝てる…!」

ハヤテ「……」

ポリゴンZ「¢£♀££」スクッ…

サトシ「まだ立ち上がるか…!ゼエ…」

サトシ「ならピカチュウ、“アイアンテール”!」

ピカチュウ「ぴかっ!」ダッ
 ▼ 355 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:33:40 ID:YPTPZ3zk [3/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「引きつけろ!!」

ポリゴンZ「☆☆☆☆」

タケシ「あ…!マズイ…!」

サトシ「いけぇ〜!!」

ピカチュウ「ぢゅ〜ぴっか!!」ブンッ

ハヤテ「“あくのはどう”!!」

ポリゴンZ「¢%※%¥」ドオオオオン…!!!!

ピカチュウ「ぴかああぁ…!!」ドサッ…!!

ヒカリ「ピカチュウ!!」

ポッチャマ「ぽちゃちゃ!!」

サトシ「しまった、ピカチュウ!!!」

ハヤテ「フッ、ここまでだろ…!!」

サトシ「立て!ゼエ…立ち上がってくれ、ピカチュウ!!」
 ▼ 356 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:35:55 ID:YPTPZ3zk [4/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「そんな根性論で立ち上がるなら苦労しな」

ピカチュウ「ヂュウウウウウ!!!!」ビリビリビリビリ

ハヤテ「!!」

ピカチュウ「ぴかぁ…!!」フラフラ…

サトシ「いいぞ!ピカチュウ!!」

ハヤテ「!!…コイツ…まだ立つか…!!」

サトシ「言っただろ…!!オレたちは絶対勝つんだ!!」

ハヤテ「フン…口だけは相変わらず達者だな!!お前が俺に勝てるわけねぇ!!」

サトシ「!!…オマエ…!!」

サトシ「いい加減にしろォ!!!」

ハヤテ「な…!?」

サトシ「ずっとオレが負けるなんて言いやがって…!!まだ勝負はついていない!!」

サトシ「オレたちにはみんな夢があるんだ!!タケシは世界一のブリーダー、ヒカリはトップコーディネーター…!」

サトシ「そしてオレはポケモンマスターになるんだ!!だから、オマエなんかに負けて、こんなところで旅を終わらせてたまるか!!」

ピカチュウ「ぴか!!」
 ▼ 357 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:37:45 ID:YPTPZ3zk [5/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「……好きなだけ言ってろ…!!」

ハヤテ「“あくのはどう”でトドメだ…!!」

ポリゴンZ「#¥%♀☆☆」ドオオオオン…

ヒカリ「危ない!!避けて!!」

ハヤテ「ムダムダ!!もうあのピカチュウは立つことで精一杯だ!!動けやしない!!」

サトシ「地面に“アイアンテール”を叩きつけろ!!」

ピカチュウ「ぴかっ!!!」タンッ

ハヤテ「なに!?尻尾で跳んでかわしやがった!!」

サトシ「いけ!!そのまま“ボルテッカー”だ!!」

ピカチュウ「ぴか!!」

ハヤテ「…まだ歯向かうならトドメをさすだけだ…!!」

ハヤテ「ポリゴンZ!“はかいこうせん”だ!!」

ポリゴンZ「☆☆☆☆☆」シュウウウ…!!
 ▼ 358 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:40:33 ID:YPTPZ3zk [6/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「……好きなだけ言ってろ…!!」

ハヤテ「“あくのはどう”でトドメだ!!」

ポリゴンZ「#¥%♀☆☆」ドオオオオン…

ヒカリ「危ない!!避けて!!」

ハヤテ「ムダムダ!!もうあのピカチュウは立つことで精一杯だ!!動けやしない!!」

サトシ「地面に“アイアンテール”を叩きつけろ!!」

ピカチュウ「ぴかっ!!!」タンッ

ハヤテ「なに!?尻尾で跳んでかわしやがった!!」

サトシ「いけ!!そのまま“ボルテッカー”だ!!」

ピカチュウ「ぴか!!」

ハヤテ「…まだ歯向かうならトドメをさすだけだ…!!」

ハヤテ「ポリゴンZ!“はかいこうせん”だ!!」

ポリゴンZ「☆☆☆☆☆」シュウウウ…!!
 ▼ 359 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:43:51 ID:YPTPZ3zk [7/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
※間違えて同じの投稿しちゃいました。すいません

―――― ゴロゴロゴロゴロ…

―――― ピシャアアアアン!!



ピカチュウ「ぴかぁ!!?」ビリビリビリビリ

ヒカリ「なに!?何が起きたの!?」

サトシ「ピカチュウに…上から急に電撃が…!!」

タケシ「まさか外の雨の落雷が…ピカチュウの電気に誘われて、屋敷を突き抜けて地下まで来たというのか…!?」

ハヤテ「クソ!!派手に穴を空けやがって!!まあいい、発射だ!!」

ポリゴンZ「☆☆☆☆☆」ドオオオオン!!!!

サトシ「思いっきり、いけぇ〜!!!」

ピカチュウ「ぴかぴかぴかぴか…!!」ビリビリビリビリ

ピカチュウ「ぴかぴっか!!!」ドゴオオン…!!!!
 ▼ 360 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:51:08 ID:YPTPZ3zk [8/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウの落雷を纏った“ボルテッカー”とポリゴンZの放った“はかいこうせん”が激突した。

ヒカリ「きゃあ!!」ビュオオオオ!!!

タケシ「うっ!!」ビュオオオオ!!!

ポッチャマ「ぽちゃあ!!」ビュオオオオ!!!

サトシ「くっ!!」ビュオオオオ!!!

ハヤテ「う!!(なんて爆風だ…!!目が開けられん…!)」ビュオオオオ!!!

ヒカリ「ピカチュウ!!いっけ〜!!!!」

タケシ「いけえええ!!!」

ポッチャマ「ぽちゃちゃ〜!!!」

ハヤテ「…ムダだ!!たかがアマチュアのお前にプロの俺には勝てっこない!!」

ハヤテ「消えろ!!死に損ないのガキどもめ!!」

サトシ「…オマエなんかに…仲間を奪われてたまるかぁぁ!!」

ピカチュウ「ぴかぁぁぁぁ!!!」


そして…
 ▼ 361 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 22:57:58 ID:YPTPZ3zk [9/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「ぴかあああああ!!!!」ギュイイイン!!!

ポリゴンZ「£%%%…!?」

ハヤテ「バカな!?“はかいこうせん”の中を突っ切ってやがる!!」

サトシ「いけええええ!!!!」

ピカチュウ「ぴかぴっかあああ!!!!」ドガァァン…!!!!

渾身の力を入れた“ボルテッカー”が“はかいこうせん”を破り、ポリゴンZにクリーンヒットした。

ポリゴンZ「※¥£☆¥¥???」ビリビリビリビリ…!!

ポリゴンZ「」ガクッ

ハヤテ「おいポリゴンZ!!…こっちに飛んでくるな〜!!」

―――― ドッカアアアン!!!



ハヤテ「うぎゃあああ!!覚えてろ、貴様らぁ〜!!」キラーン

ハヤテはポリゴンZと共に雨空にブッ
とばされてしまった。
 ▼ 362 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:00:00 ID:YPTPZ3zk [10/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― ザアアアアアア…!!!




サトシ「……」

サトシ「か…勝った…!!」

サトシ「勝ったぜ…ヒカリ、タケシ、ポッチャマ…!!」ニッ

ピカチュウ「ぴかぴぃか…!」

タケシ「ああ…ゼエ…そうだな…!勝ったんだな…!!」

ポッチャマ「ぽちゃ…!!」

ヒカリ「……!!」ポロッ

ヒカリ「うう…!!」ボロボロボロ…!!

ヒカリ「勝った…のね…!!ありがとう、サトシ、ピカチュウ…!!」

ピカチュウ「ぴ、ぴか…!!」ドサッ…

サトシ「……」ドサッ…

ヒカリ「!!…サトシ、ピカチュウ!!しっかりして!!」
 ▼ 363 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:03:27 ID:YPTPZ3zk [11/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「こ…こんなに血を流して…!!早く血を止めないと…!!」


―――― ガラガラ…!!


タケシ「その前に一度安全な所に移動をしなきゃ…ここが…く、崩れ…」ドサッ…

ヒカリ「タケシ!しっかりして!!そんな、タケシまで…!!」

―――― ガラガラガラ…!!!

ヒカリ「は…早く移動しなきゃ…!!でも…二人抱えて移動なんて…」

ヒカリ「そうだ…!!タケシのポケモンたちの力を借りて…!!」


―――― ガシャアアン!!!


ヒカリ「え…!!」

ヒカリが見上げた時には、もうすでに巨大な落下物が眼前に迫っていた。
一つ分かったことは、サトシたちも助かることなく、ここで自分も死ぬということ。

―― ヒカリは、目の前が真っ白になった ――
 ▼ 364 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:09:24 ID:YPTPZ3zk [12/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「……」

ヒカリ「……?」

ヒカリ「(あれ…目を閉じてるのに…なんか明るい…!)」

ヒカリ「(そうか…確かあたし、死んじゃったんだよね…!押し潰されて…!じゃあ、ここは天国…だったりしてね…)」

ヒカリ「……」パチッ

ヒカリ「あれ…?ここ…」


―――― 先生!!ヒカリさんが目を開けました!!

ヒカリ「…え!?先生って…まさか…」

看護婦「ヒカリさん、意識を取り戻したのね!!良かったわ…!!」

ヒカリ「あれ…ここ…!」

看護婦「ここは病院よ。リゾートエリアのね」

ヒカリ「病院…?あたし、死んだハズじゃ…!」
 ▼ 365 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:10:33 ID:YPTPZ3zk [13/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
医者「おお、意識を取り戻したか。ひとまず、安心だ」

ヒカリ「あたし…助かったのね…!」

ミミロル「みみぃ!!」

パチリス「ちゅぱぁ!!」

マンムー「ムゥゥ!!」

ヒノアラシ「ひのぉ!!」

トゲキッス「トゥーキッス…!!」

ヒカリ「ミミロル、パチリス、マンムー、ヒノアラシ、トゲキッス…!!」

医者「このポケモンたちは、ヒカリさんのそばでずっと起きるのを待っていてくれたんですよ…!!」

ヒカリ「そうだったんですか…!ありがとね、みんな…!!」

ヒカリ「あれ…?」

ヒカリ「ポッチャマはどこですか!?」

医者「!」

看護婦「!」
 ▼ 366 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:11:37 ID:YPTPZ3zk [14/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「ポッチャマだけじゃない…サトシにタケシにピカチュウも…!一体どうしてるんですか…!?」

医者「……」

看護婦「……」

ヒカリ「そんな…まさか…!」

ヒカリ「いや、そんなハズはないわ…!!」スクッ

ヒカリ「痛い…!」ズキッ…!!

看護婦「ちょっと!まだ立ち上がっちゃダメよ!!身体はボロボロなんだから!!」グイッ

ポケモンたち「……」

ヒカリ「離してください!!サトシ、タケシ、ピカチュウ、ポッチャマ…!!どこ…どこにいるの…今捜しにいくから…!!」ズルズル…

医者「待ちたまえ!!」

医者「…サトシくんたちなら病院内にいるよ…!だから落ち着きなさい…!」

ヒカリ「そ…それは本当ですか…?」

医者「本当だが…しかしな…」

医者「まあいい。彼らのことが今すぐ知りたいなら、車椅子を用意して案内してあげよう」

医者「…ただ、覚悟はしてほしい…!」

ヒカリ「……!」
 ▼ 367 ガバシャーモ@タラプのみ 16/04/18 23:17:56 ID:KhK.JnY2 NGネーム登録 NGID登録 報告
TNハヤテの俺氏、ちょっと涙目
支援
 ▼ 368 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:25:48 ID:YPTPZ3zk [15/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
看護婦の人に車椅子を押してもらって来たのは、とある部屋だった。その部屋に入ると確かにサトシ、タケシ、ピカチュウ、ポッチャマがいた。しかし…

ヒカリ「…これは…どういうことですか…!」

看護婦「……」

そこに見える光景は、テレビドラマでしか見たことのない光景。人の顔に白い布が被さっているのだ。
…連れてこられたのは、霊安室…。病院で亡くなった人を一時的に留めておく場所だったのだ。

ヒカリ「…!そんな…ウソでしょ…!!ウソよ…!!」

看護婦「つい先程、息を引き取りなさいました…!」

ヒカリ「そんな…そんなワケないわ…ウソでしょ…!ウソなんでしょ…!!」ウルッ…

ヒカリ「サトシ、タケシ、ピカチュウ、ポッチャマ…!!あたしよ、ヒカリよ…!」ジワ…

ヒカリ「…なんでみんなそんな格好してるのよ…!!全然似合わない…!!」ボロ…ボロボロボロ…!!
 ▼ 369 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:30:17 ID:YPTPZ3zk [16/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「ねえ…起きてよ…!」ユサユサ

看護婦「ちょっと!触らないでください!!」

ヒカリ「バトルには…勝ったじゃない…!!」ボロボロボロ…!!

ヒカリ「なのに…助かったのは…あたしだけなんて…!」

ヒカリ「おかしいわよ…!!どうしてこうなるのよ…!!」

ヒカリ「あたし…みんなにまだ何もしてあげられてないじゃないのよ…!!」

ヒカリ「うっ…うう…!!」

ヒカリ「うわあああああ…!!!」ボロボロボロ…!!!

ヒカリは顔をうずめたままただただ泣き叫ぶことしか出来なかった。
看護婦も、そのヒカリの背中を見つめるだけで、何も声をかけてあげることが出来ずにいた。

サトシ、タケシ、ピカチュウ、ポッチャマ…。

何も言えないまま先に逝ってしまった仲間…。その別れは、ヒカリには到底耐えられないものであった…。
 ▼ 370 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/18 23:42:22 ID:YPTPZ3zk [17/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はここまでです。
ハヤテは新幹線から名前取ったんで、あんまり気にしなくて大丈夫ですよ(笑)

正直言うと、サトシのポケモンたちにもう少し見せ場を与えたかったですね。
相手が強いとはいえ、見せ場はピカチュウとゴウカザルくらいでしたから。
でも、負けてしまいましたが、ハヤテのポケモンはポリゴン一族のボスのポリゴンZにして良かったと思ってます。
ポリゴン一族も、そろそろ許されてほしいのが本音です(笑)
 ▼ 371 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 21:39:10 ID:cuF.baJI [1/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
看護婦「……」

看護婦「……(少し、一人にさせてあげましょう…!)」ガチャ…

看護婦「(あら…いつの間に雨が止んでたのかしら…!!)」



―――― ブオンッ…!!



看護婦「あれ、今影が出来たわ…!何か鳥ポケモンが窓の外を通ったかしら…!?」チラッ

看護婦「!!…あの飛んでいるポケモン…まさか…!」ダッ

看護婦「ヒカリさん!!」ガチャ!!

ヒカリ「うう…!!な…なんですか…!!」グスッ

看護婦「こっちに来て窓の外を見てください!!何かが飛んでいます!!」

ヒカリ「え…!?」
 ▼ 372 ヒダルマ@ひみつのコハク 16/04/20 21:44:44 ID:9L8Q5WXQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホウオウキタ━(´◕ฺω◕ฺ`)✪ฺД✪ฺ)◕ฺ∀◕ฺ)♉ฺA♉ฺ)☼Д☼)❝ฺ_❝ฺ)◉ฺ。◉ฺ)☉∀☉)━!!
 ▼ 373 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 21:53:52 ID:cuF.baJI [2/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「窓の外って…一体何が…!!」ヨタヨタ…

看護婦「あれです!空にいます!!」

ヒカリ「!!…本当だ…!!何か飛んでるわ…!!」


ヒカリが見たのは、雨上がりで虹の見える空に飛ぶ、大きな鳥であった。

ヒカリ「(スゴいキレイなポケモン…!!あのポケモンは一体…!)」つ図鑑

図鑑『ホウオウ。虹色ポケモン。七色の翼を持つ。ホウオウを見た者は永遠の幸せが約束されるという』

ヒカリ「ホウオウ…?あれがホウオウなの…!?初めて見た…!!」

ヒカリ「でも…見ても幸せなんかにはなれないよ…!!大切な人が死んだ幸せなんて…あるワケが…」

看護婦「……」

―――― ガタン!!

ヒカリ「!!」

看護婦「…霊安室の中からだわ…何かしら…!!」

―――― 痛ってぇ!!なんだ!?…あれ、ここどこだ!?
 ▼ 374 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 21:56:12 ID:cuF.baJI [3/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「!!」

ヒカリ「……まさか…!」

―――― う〜ん…あれ!?ここは…どこだ…?確かお姉さんたちに誘われて楽園に行けるって言われたハズなのに…

ヒカリ「!!」

ヒカリ「タケシ…!」

―――― ぴかぁぁぁぁ…!!!

―――― ぽちゃあああ…!!!

ヒカリ「……!!」

ヒカリ「ピカチュウ、ポッチャマ…!!」

―――― お、みんな起きたか!!

―――― ああ、起きたが…俺たちって別の所にいたハズじゃ…!!

―――― 確か…そうだ!!あのハヤテってヤツからヒカリを連れ戻そうとして…!!あれ、そう言えばヒカリはどこだ!?

―――― この部屋にはいないなぁ…!!

―――― …まさか、ヒカリのやつ、助からなかったのk

ヒカリ「ここにいるわよ!!!」ガチャ!!
 ▼ 375 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 21:59:43 ID:cuF.baJI [4/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「お!ヒカリ!!良かった!!助かっ」

ヒカリ「サトシィ!!!」ダキッ

サトシ「うお!な…なんだ!?」

ヒカリ「うう…うう…うぇぇぇん…!!良かった…!サトシたちが無事で…!!」

サトシ「……」

サトシ「おう!なんとか無事で良かったぜ!!」

サトシ「だからヒカリ、泣くなよ…!」ナデナデ

看護婦「……信じられない…!奇跡が…奇跡が起きてるわ…!!」

医者「な…なんだねこの騒ぎは!!」タッタッタッ

看護婦「はい…それが…患者さんが生き返ったんです!!」

医者「え…そんなバカな…!!」

看護婦「それが本当なんです!!確かホウオウが飛んでいて…そうしたら急に霊安室から音がして…!!」

医者「なんということだ…!!」
 ▼ 376 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:03:20 ID:cuF.baJI [5/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― プルルルル…

医者「すまん、電話だ」ガチャ

医者「もしもし……何!?」

医者「ノゾミさんの意識が完全に戻った!?」

一同「!!」

医者「あの絶望的な状況からか!まあ、ひとまず良かった。ご苦労だったな。ゆっくり休めよ」ガチャ

サトシ「今、ノゾミが助かったって言ってたよな!?」

タケシ「ああ。確かにそう言ってた…!」

ヒカリ「ノゾミも助かったのね…!!本当に…本当によかった…!!」
 ▼ 377 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:06:11 ID:cuF.baJI [6/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハンサム「!?…サトシくん、みんな!!い…生きているのか!?」ゼエ…ゼエ…

サトシ「ハンサムさん!!」

ハンサム「なんということだ…!!サトシくんたちが息を引き取ったって聞いたから慌てて来たのに…なんだ…全員無事だったんだな…良かった…!!」ホッ…

タケシ「ハンサムさん、自分たちが気を失った後のことが分からないのですが…一体どういう経緯でここにいるんでしょうか…!?」

ハンサム「あとで話すよ。それより、さらにグッドニュースで…」

ハンサム「ヒカリくんのお母様のアヤコさんをファイトエリアの港で見つけて、保護したそうだ!!」

ヒカリ「え!!ほ、本当ですか!?」

ハンサム「ああ。ハードマウンテンで修行していたクロツグさんがファイトエリアに帰ってきて助けてくれたらしい。健康状態に問題はなく、何も問題はないようだ」

ヒカリ「良かった…本当に良かった…!!ママも無事で…!!」

ポッチャマ「ぽちゃぽーちゃ!!」

ヒカリ「ポッチャマも…ありがとね…!!」ギュッ

ポッチャマ「ぽちゃ〜!!」
 ▼ 378 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:32:17 ID:cuF.baJI [7/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
三人とポケモンたちはこれもホウオウの影響なのかは定かではないが、キズも完全に癒えていた。そのため、軽い診断をして、病院を出れるようになったので、ひとまずハンサムと一緒にファイトエリアに戻っていった。

車中では、ハンサムがサトシたちが気を失った後のことを話してくれた。

どうやらヒカリが気を失った後すぐに、ハンサムが駆けつけたが、サトシ、タケシは大量出血、ピカチュウはバトルであり得ないほどのダメージを受けており、ポッチャマはヒカリを庇って落下物の下敷きになっていた。なんとか警察のヘリが駆けつけ、全員病院に搬送したらしい。

その他にも、地下に巨大な武器工場、貿易港があり、さらにポケモンが働かされて売られていることも知り、改めてハヤテという男がとんでもない人物ということがわかったのだった。

もっとも、サトシたちが一番驚いたのは、ロケット団がそのポケモンたちを一匹残らず脱出させたことだったが…

ハンサム「もう少しでファイトエリアに着くぞ」

サトシ「そうですか…!あ〜でもな〜」

ヒカリ「どうしたのよ、サトシ…!」

サトシ「ホウオウに逢いたかったぜ…!」

ピカチュウ「ぴかぴーか…!」

ヒカリ「そう言えばサトシって…旅に出てすぐホウオウを見てるんだよね?」

サトシ「ああ。でも、お礼の一つ言えないで行っちゃったからな…」

サトシ「今はどこの空を飛んでいるんだろう…!」

ヒカリ「…逢えるわよ。きっと近いうちにね」

サトシ「…そうだな!!」

ピカチュウ「ぴかちゅ!!」
 ▼ 379 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:33:56 ID:cuF.baJI [8/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜 ファイトエリア・病院のロビー 〜〜〜

ヒカリ「ママ!!」ダキッ

アヤコ「ヒカリ…!!良かった無事だったのね…!!」ギュッ

アヤコ「どこもケガなくて…本当に良かった…!!」グスッ

ヒカリ「うん…!!ママも助かって…良かった…!!」ウルッ

サトシ「……良かったな…!」

タケシ「ああ…!」

ピカチュウ「ぴかぴか!」

ポッチャマ「ぽちゃぽーちゃ!!」

???「良かったですね、アヤコさん…!娘さんが無事で…!!」

サトシ「あ!」
 ▼ 380 ードラ@たわわこやし 16/04/20 22:34:49 ID:1CxG0ou. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカリの父親は研究員だろぉ!?
 ▼ 381 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:37:09 ID:cuF.baJI [9/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「クロツグさん!!お久しぶりです!!」

クロツグ「久しぶりだな、みんな。…まさかこんなデカイ事件に巻き込まれていたなんてな…!協力出来ずにすまなかったな…!!」

アヤコ「いえいえ、クロツグさん。私を助けてくださったじゃないですか…!それに…」

アヤコ「この子たちが無事だったのが、一番ですよ…!」ナデナデ

ヒカリ「へへへ…!」

クロツグ「…ですね。今は全員の無事を素直に喜びましょう…!」

クロツグ「キミたち、上の病室に例の女の子がいるそうだ。しばらくしたら行ってあげたらどうだ」

ヒカリ「はい!そうします!!」


〜〜〜〜
ヒカリ「ノゾミ〜!!!」ダキッ

ノゾミ「ヒカリ!」

タケシ「良かったな…!ノゾミもキズ一つなく全快とは…!」

サトシ「これもホウオウのおかげなのかな…!…やっぱりもう一度会いたかったな…!!」

ピカチュウ「ぴかぴぃか…!」

ヒカリ「良かった〜!!生きていてくれて…!!」ギュウウウウウ

ノゾミ「ちょっと…ハグ強すぎ…!!あれ…?」
 ▼ 382 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:46:25 ID:cuF.baJI [10/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ノゾミ「ヒカリ、アンタ…髪の毛かなり短くなってるけど…!」

ヒカリ「!!」

ヒカリ「だ、だいじょーぶ!!どこもケガしてないし!!髪の毛くらい…」

ノゾミ「…ケガしそうなほど危険なことしてたんだね…!!」

ヒカリ「!!」ドキッ

サトシ「確かに危ないことしてたけど…みんな助かったんだ!結果オーライだぜ!!」

ピカチュウ「ぴかぴっか!!」

ノゾミ「……」ハア…

ノゾミ「…そうみたいだね。でもアンタたち、面倒なことに関わるのはほどほどにしておいたほうがいいよ…!」

ヒカリ「だいじょーぶだいじょーぶ!!もう平気よ!!」ニコッ

ノゾミ「まったく…アンタの大丈夫は全然大丈夫じゃないっていうのに…

ノゾミ「プ…ハハハハハ…!!」

ヒカリ「だから絶対だいじょーぶだってば〜!!」

アヤコ「(良かった…いつもの明るいヒカリに戻ってくれたわ…!!)」
 ▼ 383 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:49:49 ID:cuF.baJI [11/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― コンコン!!

ノゾミ「はい、どうぞ」

クロツグ「失礼します…!アヤコさん、ちょっと来てください…!」

アヤコ「なんでしょうか…?」

クロツグ「……」ヒソヒソ

アヤコ「……!」

アヤコ「わかりました…!みんな、ここにいてね…!少し場を離れますから…!!」

ヒカリ「?…うん!わかった…!」

〜〜〜〜

ヒカリ「ママ、どうしたんだろう?驚いたような顔してたけど…」

サトシ「そうだな…なんでだ…?」ウーン

タケシ「……」

タケシ「…!!(…窓の外…まさか…)」
 ▼ 384 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:52:05 ID:cuF.baJI [12/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
タケシ「サトシ、ちょっと俺たちも部屋を出よう…」ヒソヒソ

サトシ「え、なんでだよ…!!」

タケシ「いいから…ヒカリ、ノゾミ!」

ヒカリ「なに?」

ノゾミ「なんだい…!?急に大きな声だして…!」

タケシ「ちょっと俺たち、喉渇いたからジュース買ってくるよ!!」

ヒカリ「そうなの?じゃああたしが買ってくるよ」

タケシ「いや、その他にも男同士だけで話したいことがあるんだよ…だからヒカリはノゾミとガールズトークでもしていてくれ…!それじゃ、いくぞサトシ!!」グイグイ

サトシ「?…あ、ああ…」

ピカチュウ「ぴか…!」トコトコ

ヒカリ「い…いってらっしゃーい…!」

ノゾミ「……(さっきのアヤコさんといい…今のサトシとタケシを見るに…ヒカリが関わっちゃいけないことなんだろうな、きっと…!)」
 ▼ 385 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 22:54:11 ID:cuF.baJI [13/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜〜

サトシ「なんだよタケシ…!!」

ピカチュウ「ぴかぴーか…!!」

タケシ「シッ。静かに。ヒカリに聞こえるだろ。ヒカリのママさんが呼び出されたのは、恐らくアレだ…窓の外見てみろ…」クイッ

サトシ「なんだ…!?港にすごい人だかりがあるな…!!」

ピカチュウ「ぴかぴぃか…!!」

タケシ「あの船は護送船…恐らく、ハヤテとイケメンが乗り込むんだろう…。あのハヤテが逮捕となれば、こうなるのは必然だよな…!」

サトシ「それで人がいっぱいいたのか…!

サトシ「…なあ、オレたちも行かないか?港に。ちゃんとアイツらが逮捕されてるか見たいからな」

タケシ「…そうだな。行かなきゃな」

サトシ「ああ」

ピカチュウ「ぴかちゅ」
 ▼ 386 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/20 23:02:54 ID:cuF.baJI [14/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はここまでです。

>>380

それはきっとDPtで主人公で男の子を選んだときのサポート役のヒカリのことではないでしょうか?
アニメとこのSSのヒカリはDPtの主人公としてのヒカリなので、DPtの主人公同様、フタバタウン出身、母親と二人暮らしという設定になっています。
ちなみにサポート役の子はマサゴタウン在住で祖父・父親・妹という家族構成です。

まあ、所詮二次創作なので、深く考えないでいいです。
 ▼ 387 ビルドン@こぶしのプレート 16/04/20 23:07:43 ID:gCnQ5cHo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
久しぶりにダイパやりたくなってきたな
 ▼ 388 クフーン@きれいなウロコ 16/04/20 23:12:00 ID:gCnQ5cHo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
それとお医者さん達、瀕死の人間やポケモンにはふっかつそう口に突っ込むべきだろ
そんなの基本だろ?
 ▼ 389 ドン@こだいのおうかん 16/04/21 01:14:08 ID:M5Qxul1Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 390 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:01:05 ID:zRmKZsWA [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜 ファイトエリア・港 〜〜〜

サトシ「よし、着いたぞ!」

タケシ「まだ犯人たちは乗り込んでいないようだな…それにしても、すごい人の数とマスコミだな…!」

『こちらシンオウナウレポーターのユウカです!
端正なルックスを持ち、元四天王でバトルの腕もかなりのものでありテレビにも引っ張りだこだったこのバトルゾーンの島長のハヤテが自らの別荘の地下に巨大な武器工場を構え、さらにポケモンたちの密売を行っていたことが判明しました!!』

『そして今、護送が予定されていますが…あ!あれは!!』

イケメン「ちきしょ〜!!放しやがれ!!俺は国際警察さまだぞぉぉぉ!!!キエエエエ!!!」

ハンサム「黙って歩け!!もうお前に国際警察を名乗る資格はない!!貴様には消された仲間の分も償ってもらうからな…覚悟するんだな…!」

イケメン「チキショオオオオ!!!」

『今、連行されていったのは国際警察の一人です!どうやら、ハヤテとつるみ、悪事を黙認していたようです!!』

タケシ「…なんという発狂ぶりだ…!」

サトシ「…アイツ、全然反省してないな…!」イラッ

ピカチュウ「ぴか…!」ムッ
 ▼ 391 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:07:33 ID:zRmKZsWA [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
クロツグ「あ…!サトシくん、タケシくん…!」

サトシ「あ…!!」

アヤコ「…来てたのね」

サトシ「あ、すいません…つい気になって…!」

タケシ「…ヒカリには何も言ってないですから大丈夫です」

アヤコ「そう…ありがとね、みんな」

ヤジ「お、あれハヤテ島長じゃね?」

サトシ「!」

ヤジ「ホントだ!しかしショックだな〜あの優しくてカッコいい島長があんな悪さしてたなんて…」

ヤジ「でも未だに信じられないわ!!ポケモンの売買とかをしてたなんて…!!でも、ハヤテさんは絶対そんなことしない!!あんなにカッコいい人がそんなことするわけない!!誰かの策略よ!!」

ヤジ「売買といえば…きっとあのレイに唆されたに違いないよ…!レイもポケモンの売買をやってて、一緒に四天王もやってたしな…きっとハヤテさんが脅されていたに違いないよ」

ヤジ「そうよ!きっとそうよ!!悪いのはあのレイに決まってるわ!!ハヤテさんは嵌められたのよ!!」

クロツグ「……!!」

クロツグ「…黙って聞いていれば…好き勝手なことを言って…!レイはそんなやつじゃない…!」ズカズカ

アヤコ「待って、クロツグさん…!」

クロツグ「しかし、アヤコさん…!」
 ▼ 392 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:09:26 ID:zRmKZsWA [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
アヤコ「ここには人が大勢います…タワータイクーンのあなたが騒ぎを起こしてはいけません…!」

クロツグ「クッ…!」ギリッ

『おっと、続いて島長のハヤテが連行されてきました!!先ほどの国際警察とは対照的に、ずっとうつむいたまま黙りこんで歩いています!!』

サトシ「……」

ピカチュウ「……」

タケシ「……」

サトシ「…なあ、タケシ」

タケシ「…なんだ?」

サトシ「このまま終わりでいいと思うか?」

タケシ「…良くないな」

サトシ「アイツに言っておきたいことがあるんだ…!」

タケシ「…だな。よし、行くか」

サトシ「おう」スタスタ

ピカチュウ「ぴか」トコトコ

アヤコ「あ、サトシくん、タケシくん…!」

アヤコ「……」
 ▼ 393 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:14:57 ID:zRmKZsWA [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「……」テクテクテク…

ハヤテ「…お!」ピタッ

ハヤテ「よお…ガキどもか…!」

『おっと、連行中に少年二人が突如乱入してきました!!ハヤテ島長と何か関係があるのでしょうか?』

警察官「ちょっとキミたち!!連行の妨げになるからどきなさい!!」

サトシ「ごめんなさい!!…ですけど、このままコイツが出航するだけだなんて…納得がいかないんです!!」

警察官「ダメだ!どきなさい!!」

タケシ「お願いします!少しの時間でいいんで!!」

ピカチュウ「ぴか!!」

ハンサム「……」

ハンサム「ちょっとサトシくん、タケシくん…いくらコイツが憎いとはいえ、連行の邪魔しちゃダメだぞ…」

サトシ「でも、ハンサムさん…!!」

ハンサム「何か用事があるなら、船の中に入れてやるから。ここではやめてくれ…!」

サトシ「…わかりました。ありがとうございます…!」
 ▼ 394 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:24:30 ID:zRmKZsWA [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜

ハヤテ「これはこれは…ガキどもに加え、懐かしい顔が揃ったな…!!」

ハヤテ「久しぶりだな、クロツグ、アヤコ…!」

クロツグ「……」

アヤコ「……」

ハヤテ「おうおう、シカトか!?冷てぇヤツらだな!」

ハヤテ「…で、用ってなんだよ。早く面談終わらせてくれよ。お前らと話すより、檻の中のほうがマシだ…!」

サトシ「オマエ、よくもヒカリにヒドイことしたな…!」

ハヤテ「あ〜あ、まさかお前に負けちまうとはな!本当に運だけは一丁前にいいな…!あの雷でパワーアップなんて、予想外だぜ」

クロツグ「サトシくんが勝ったのは、それだけじゃない。お前に絶対勝つといった気持ちでぶつかっていったからだ」

クロツグ「…気持ちで負けてたお前に、初めから勝機なんてなかったんだよ」

ハヤテ「おお、さすがタワータイクーン!いい言葉で締めるねぇ…!」

サトシ「とにかく…自分の罪を認めて、しっかり反省するんだな…!」

ピカチュウ「ぴかぴぃか…!!」

ハヤテ「罪?…なんのことだ?」
 ▼ 395 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:27:17 ID:zRmKZsWA [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「…オマエ!!」

ピカチュウ「ぴかぁ!!」

タケシ「落ち着けサトシ…!ハヤテ、ポケモンの売買をしたり、武器を造ってただろ。それに、ヒカリにもヒドイことした。あれは立派な殺人未遂だ…!」

ハヤテ「だからあれは裁きだって。いずれにしろ、誰かがあの娘を消さなきゃならなかった。それほどレイのやってきたことは罪深い。」

ハヤテ「アイツは人を殺しているんだ」

アヤコ「……!」

サトシ「人を殺したのはオマエのほうだろ!!」

ハヤテ「だから黙って聞けって。アイツは人を殺している。これは事実だ」

タケシ「そうなんですか…?ヒカリのママさん…!」

アヤコ「……」

アヤコ「…確かに、彼は昔一人、人を殺めてしまったわ…!」

サトシ「そうだったのか…!」

ピカチュウ「ぴか…!」
 ▼ 396 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:31:38 ID:zRmKZsWA [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
クロツグ「だがあれは正当防衛なんだ!裁判でも正当防衛と判決も出ている!!」

ハヤテ「正当防衛でも、殺したのは変わりないだろ。現に、アイツの日頃からの素行のせいで、世間では正当防衛と信じるヤツはほとんどいなかった」

ハヤテ「あのバトルで散って少しは見直されたが…ポケモンの売買で結局、アイツは極悪人だったって世間は結論づけている…!ハハ…!!」

アヤコ「……」

クロツグ「それはお前がレイをはめたんだろ!!レイがポケモンの売買など決してするハズがない!!どうせあの国際警察のヤツとありもしない証拠を捏造したんだろ!!」

タケシ「あ!そういえばセイジさんが国際警察の報告書でレイさんがポケモンの売買をしていたと発表されたと言っていたな…!時期的にも、イケメンがやってて不思議じゃないな」

サトシ「じゃああのイケメンってヤツとオマエが一緒に悪いことしてたってことなんだな!!どうなんだ!!」

ハヤテ「さ〜な。知〜らね」

クロツグ「キサマァ!!」

ハヤテ「こんな距離で叫ぶなよ。うるせーな。第一、そんな捏造を仮にやってたとしても、もう証拠なんてねーよ」

ハヤテ「それに、俺はポケモンの売買をしたり、武器造ってたことを決して罪だと思ってない。すべてはレイとその血を引く者に裁きを与えるための手段でしかない」

クロツグ「ふざけるな!!そんなの、自分の罪を認めない屁理屈にしか過ぎん!!…見損なったぞハヤテ…!俺はお前を信じていたのに…!」

ハヤテ「結局お前が俺を信じていたから、こんな事態を招いた…。…もっとも、セイジのオヤジは初めから俺のことを怪しんでいたらしいな。お前があのオヤジに加担して俺たちを潰してれば、少なくとも今、レイはシンオウのヒーローだったよな!!ハハハ!!!」

クロツグ「くっ…!」
 ▼ 397 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:49:06 ID:zRmKZsWA [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「あ〜あ、それにしても負けるんだったらあの娘だけでも消しておくんだったな〜!!」

アヤコ「……!」

サトシ「!!…オマエ!!」胸ぐらガシッ

ハヤテ「お、なんだその手は?…殴るのか!?暴力だなんてこの俺と同類だな!!」

警察官「キミ!!やめなさい!!」

タケシ「そうだサトシ!!やめるんだ!!」

サトシ「なんだよ…自分の犯した罪くらい…認めろよ…!!」プルプルプル

ハヤテ「うるさいうるさい。てかレイの娘に協力した時点で、お前らのほうが犯罪者だっつーの!!あ〜あ、本当に消せなくて残念だったな〜!」

サトシ「!!…もう我慢の限界だ!…くらえ!!」ブンッ

アヤコ「待って、サトシくん!」

サトシ「!!」ピタッ

サトシ「…どうして止めるんですか…!」

アヤコ「…こんな人、殴っても何も変わらないわよ…!」

サトシ「でも…このままじゃやりきれません…!!あんなヒドイことしてヘラヘラしてるヤツが…許せない…!」

アヤコ「…サトシくんたちの悔しい気持ち、私にはきちんと伝わっているわ。それほどヒカリのこと、大切に想ってくれてるのね。本当にありがとう」

アヤコ「でもサトシくん、その男から一旦離れて。…私もその男に言いたいことがあるから…!」
 ▼ 398 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:52:04 ID:zRmKZsWA [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「…はい」スルッ

ハヤテ「ふぅー、やっと解放だ」

アヤコ「…ねえ、ハヤテ」

ハヤテ「なんだよアヤコ…」

アヤコ「ヒカリに手を出したのね…!」

ハヤテ「手を出したって…アヤコ、むしろお前は俺に感謝しないといけないのにな…」

アヤコ「感謝…?」

ハヤテ「完璧なお前のキャリアの中での…唯一の汚点であるレイとの結婚…」

アヤコ「……!」
 ▼ 399 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:54:52 ID:zRmKZsWA [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「結局あの男は死に…ガキ一人の世話をお前に押しつけていった…!」

ハヤテ「犯罪者の娘の世話を押しつけられたんだ。それも10年以上…結局お前はコーディネーターを引退することにもなったしな…!お前には負担でしかなかったハズだ」

ハヤテ「そしてやっとレイの娘がトレーナーになってここに来た。ついに裁きの時がきたと思ったが、とんだ邪魔が入ったものだ…!」

ハヤテ「せっかくお前の黒歴史を消そうとしてやったのに…もったいないな。その俺の姿勢には感謝してくれy」




―――― バチン!!!

ハヤテ「ぶはっ…!!」

アヤコ「……」

警察官「ちょ…ちょっと!」

サトシ「…!」

ピカチュウ「…!」

タケシ「…!」

クロツグ「……アヤコさん…!」
 ▼ 400 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 17:57:13 ID:zRmKZsWA [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
アヤコ「私は…レイと結婚して後悔したことなんて一度もない…!」

アヤコ「……あの子…ヒカリは負担なんかじゃない!ヒカリは…私とレイのたった一人の大切な子どもよ!!」

アヤコ「別にあの日彼を撃ったあなたを今さら責めるつもりはない…!」

アヤコ「だけど、ヒカリには手を出さないで!!あの子から、笑顔を奪い取るのだけは絶対に許さない!!」

アヤコ「ヒカリは私たちの希望なの!わかったら、二度とあの子の前に現れないで!!」

ハヤテ「……!」

アヤコ「あの日に告白してきたあなたは…本当に魅力的な男性だったわ…」

アヤコ「でも今は…自分の罪を認められないようなあなたなんて…」

アヤコ「大っ嫌いよ!!」

ハヤテ「!!!」
 ▼ 401 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/24 18:01:21 ID:zRmKZsWA [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハヤテ「い…今…だ、大っ嫌いって…!!」

アヤコ「そうよ…!」

ハヤテ「な…何故だ…!?俺はお前が俺以上に好きなヤツがいるって言って…だけどあのレイだったから…お前をアイツから引き離さないといけないと思って…」

ハヤテ「俺はただ、お前から呪縛を解いてやろうと思ってただけなのに…!レイの呪縛から解放してあげようとしただけで…!」

ハヤテ「レイの娘がいなくなれば…お前は俺に振り向いてくれると思って…それで…」

クロツグ「違う…!お前はレイへの憎しみを建前に犯罪をしてただけの、ただの臆病者だ…!」

クロツグ「アヤコさんのことを愛していたなら…何故正面から向き合わなかった…!何故一度告白が受け入れられなかっただけですぐに諦めてしまったんだ!…なんで振り向くまで諦めずにやりきらなかったんだ…!!」

クロツグ「それでアヤコさんを愛しているからだなんて…とてもそうは思えないな…!」

ハヤテ「……」



そのあと、ハヤテは一切口を開かず、魂の抜けたような顔をしたまま檻に入れられ、護送船は出航した…。

こうしてこの事件は幕を閉じたが…本当に戦いは終わったのだろうか…!
 ▼ 403 イドン@ずがいのカセキ 16/04/24 19:46:11 ID:12/Lxjok NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 404 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/30 16:44:54 ID:euDXSONo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜 病院・ロビー 〜〜〜

ノゾミ「…ヒカリのお父さんがあのレイ選手…!?」

ヒカリ「そうらしいのよ…!それでノゾミ…あたしがレイの子どもでも…友達でいてくれる…?」

ノゾミ「……」ハア

ノゾミ「なにバカなこと言ってんのさ。ヒカリの家のことなんて関係ないよ」

ノゾミ「アタシにとってのヒカリは、最高の友達でライバル。それだけさ」

ヒカリ「ノゾミ…!ありがとう…!!」

ノゾミ「…感謝されるようなことしてないよ。とにかく、ヒカリはヒカリだよ」

ヒカリ「うん…!」

ノゾミ「……(それにしてもサトシたち遅いなあ…!ヒカリを不安にさせないためにヒカリを残していったんだろうけど…そろそろ帰ってきてもいい頃…)」
 ▼ 405 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/30 17:17:51 ID:9oSeFHuI [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― ウイイーン…


サトシ「ぷはぁ!くぅ〜、飲み物はやっぱりサイコソーダだよな!」ゴクゴク

ピカチュウ「ぴか!」ゴクゴク

タケシ「美味しいのはわかるが、ちゃんと前向いて歩けよ」

サトシ「わかってるって!!」

アヤコ「ふふふ…!」クスクス

ノゾミ「(思ってるそばから帰ってきたね)」

ヒカリ「あ!サトシ、タケシ!それにママたちも!…遅かったじゃない!どこ行ってたのよ?」

タケシ「ああ、ごめんな。昔からの知り合いがいたからちょっと話で盛り上がっていたんだ。それでたまたまママさんとクロツグさんと会って、一緒に帰ってきたワケさ」

ヒカリ「そうなの?知り合いってどんな人?」

サトシ「ま…まあその話はいいじゃん!!そ、それよりサイコソーダ飲むか?ヒカリとノゾミの分も買ってきたぜ!!ほら!!」スッ

ノゾミ「ああ、ありがとう…(サトシ…怪しすぎるって…!)」

ヒカリ「ありがとう!あたしサイコソーダ結構気に入ってたのよ!!」

ノゾミ「(…問題なさそうだね…!)」

タケシ「(なんとか誤魔化せたか…)」ホッ
 ▼ 406 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/30 17:21:14 ID:9oSeFHuI [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
―――― ウイイーン…

ヒカリ「また誰か来たみたい…って、あ!!」

サトシ「あれは…セイジさん!!」

タケシ「ご無事でしたか!!」

セイジ「サトシくん、ヒカリさん、タケシくん…!良かった…本当に良かった…!!」

セイジ「あ…!ア…アヤコさん…!」

アヤコ「…セイジさん、お久しぶりです…!」ペコリ

セイジ「……お久しぶりです…!しかし、いつここに来ていたのですか…!」

クロツグ「港にいました。不審な男がいたので声をかけたら急に襲いかかってきたので返り討ちにして、荷物を開けたらアヤコさんがいたってワケです」

セイジ「そうだったのですか…!」

ノゾミ「ねえヒカリ…」ボソッ

ヒカリ「なに?」

ノゾミ「このセイジさんって…アヤコさんやクロツグさんの知り合いなの?」

ヒカリ「う〜ん…どうなんだろう?でも今の感じだとママのこと知ってたみたいだし…やっぱり知り合いなのかな?」
 ▼ 407 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/30 17:23:15 ID:9oSeFHuI [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒカリ「ママ!セイジさんと知り合いなの?」

アヤコ「ええ」コクッ

クロツグ「セイジさんは昔トレーナーで各地のリーグを転々としていてな。俺やキミのお父さんの先輩トレーナーとしてよくバトルや礼儀など色々なことを教えてくれた人さ」

サトシ「昔はって、今はバトルやってないんですか?」

セイジ「今はバトルは引退して、バトルの審判をやらせていただいてます」

クロツグ「しかも今や全審判のリーダーとして活躍していらっしゃるのだ」

ヒカリ「すごーい!!」

セイジ「…審判長といっても、大したことはしてませんよ」

タケシ「(やっぱり…昔どこかで会ったと思ったら…)」

タケシ「(あれは確か…新人ジムリーダー用の審判講習会だったな。そこでセイジさんに審判の仕方を色々教えてもらったな…!まさかシンオウでまた
会えるなんてな…!)」
 ▼ 408 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/04/30 17:24:28 ID:9oSeFHuI [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
クロツグ「アヤコさん…私たちに加え、セイジさんも来ました…。今日ここに集まったのが、偶然だと思いますか…?」ヒソヒソ

アヤコ「……偶然で集まりませんよ…!」

クロツグ「娘さんに言うなら今が一番のタイミングだと思います…」ボソッ

アヤコ「そうですね…まだ言うタイミングではないと思っていましたが…ヒカリに父がいたことを知ってしまった以上…キチンと言わなければなりませんね…!」

クロツグ「そういうことでしたら…」

クロツグ「よし、みんな!少し、俺に着いてきてくれないか?見せたいものがあるんだ」

サトシ「見せたいもの?」

クロツグ「後で説明するよ。セイジさんもご同行出来ますか…?」

セイジ「ええ。まだ出航まで時間もありますし…私も行きましょう」

セイジ「……」

セイジ「(やっぱりアヤコさん…あのことを根に持っているよな…!)」

セイジ「(でも…シンジの言っていたとおり、向き合わなければならない…!どんな結果になっても…私はそれを受け入れなければいけない…!)」

セイジ「(よし…やるか…!)」
 ▼ 409 ゲハント@ブルーカード 16/05/01 00:39:40 ID:tMv9N8u2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
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 ▼ 410 ガフシギバナ@アクアカセット 16/05/01 12:02:31 ID:FzXysY1Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 411 ージュラ@ほしのすな 16/05/06 23:43:18 ID:M2VwVxJE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 412 ーダル@うみなりのスズ 16/05/09 11:19:07 ID:g3PpeHFs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 413 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:29:20 ID:diH3P7o2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜〜 バトルタワー内部 〜〜〜

サトシ「見せたいものって…バトルタワーの中にあるんですか?」

クロツグ「そうだ。この機会に、キミたちに見せたいと思ってな」

クロツグ「よし、ここだ」

ヒカリ「ここって…倉庫ですか?」

クロツグ「この倉庫の中に見せたいものがあるんだ。よし、開けるぞ」ガチャガチヤ

クロツグ「開いた…。入っていいぞ」

サトシ「いったいなにが…ってこれは…!?」

ノゾミ「色々な物があるね…!」

タケシ「でもどれもボロボロだな…」

ヒカリ「写真もあるわ…!あれ、この写真…」

アヤコ「その写真はヒカリ、あなたの父親の写真よ…!」

ヒカリ「え…!」

サトシ「じゃあここにある物って…!」
 ▼ 414 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:32:46 ID:diH3P7o2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
セイジ「ここにあるのは…昔資料館で展示していたレイの物です。今はバトルタワーに置かせてもらっています」

タケシ「そういえばセイジさん、6年前の暴動があったときにレイさんの展示物を移動させたって言ってましたね…!」

セイジ「ええ。ここなら人目につかないと思い、クロツグに頼みました」

クロツグ「どんなにレイが悪人扱いされても…俺たちにとっては最高のトレーナーの一人なんだよ…!」

タケシ「ここに連れてきたのはやはり…レイさんのことについて話すためでしたか…」

クロツグ「そういうことだ…!」

ヒカリ「……(これが…あたしのパパの顔なのね…!)」

ヒカリ「(なんでだろう…写真のパパを見てると、すごい悲しい気持ちになる…!)」

ヒカリ「(だけどなんで悲しいか…わからない)」

ヒカリ「(でも…すごく懐かしい気がする。初めて顔を知ったのに…昔から知ってたみたいな…そんな気がする)」

アヤコ「…ヒカリ?」

ヒカリ「ゴメン、ママ。なんでもない。ママ、こんなカッコいい人と友達でライバルで…恋人だったんだね…!」

アヤコ「ふふ…ありがとね。これからパパがどんな人だったかお話しするわね…!」
 ▼ 415 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:35:29 ID:diH3P7o2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アヤコ「でも…ヒカリ、そしてサトシくん、タケシくん、ノゾミさんには主人の良いことも悪いこともすべて知ってほしいの…!」

アヤコ「ここに来て色々なことがあった以上…話さなければいけないの。…聴く準備は出来てるかしら?」

サトシ「出来てます!オレも知りたいです!ヒカリのお父さんのこと!!」

ピカチュウ「ぴかぴーか!!」

タケシ「自分も準備は出来ています!!」

ノゾミ「アタシも大丈夫です」

アヤコ「ありがとう。…ヒカリはどうかしら?」

ヒカリ「……」

ヒカリ「大丈夫!パパのこと、もっと知りたいわ!」

ポッチャマ「ぽちゃ!!」

アヤコ「…それじゃあ、話すわね。まずは…彼の生い立ちから」
 ▼ 416 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:41:51 ID:diH3P7o2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アヤコ「30年以上前…レイはこの世に生まれたわ」

アヤコ「でも…『レイ』という名前はその時はつけられていないの…!」

サトシ「え!?どうしてですか…?」

アヤコ「レイの話や協力者だった方の日記によると彼は…奴隷だったご両親から生まれたの」

ヒカリ「奴隷…!?」

ポッチャマ「ぽちゃ…?」

アヤコ「どこの国かはわからないけど…奴隷制度の残る国で生まれたことに間違いはないわ…!名前が与えられない代わりに…彼の左肩には数字が彫られていたの」

ノゾミ「……!」ゴクッ

タケシ「しかし、協力者とは誰のことですか…?」

アヤコ「その国の貴族の老人の方よ。ずっと奴隷制度に反対していた人だったわ」
 ▼ 417 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:43:48 ID:diH3P7o2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
アヤコ「話を戻すわ…。そこでは、人間もポケモンも立場の上の“ヒト”によって毎日レイ一家は酷い仕打ちを受けていたそうよ」

アヤコ「レイはまだ赤ちゃんで働くことはなかったけど…立てるようになってから、働かされるようになったらしいの…!それもミスをしたら容赦ない仕打ちを受けていたらしいの…幼い子ども相手に…」

タケシ「なんてことを…!」

アヤコ「レイのご両親の方は…我が子がそんな仕打ちを受けているのに耐えきれず…その協力者の老人の方と一緒に国を出ようとしたらしいの」

アヤコ「だけど…逃走中に見つかり…レイは目の前で両親が殺されたと言っていたわ…!」

サトシ「目の前で!?」

アヤコ「それでレイと協力者の方も殺られるところだったけど…」

アヤコ「レイが泣き叫ぶと、突然大雨が降り、地は揺れ、その国にあらゆる天災が降り注ぎ…」




アヤコ「その国は跡形もなくなくなったそうよ…!」

一同「……!?」
 ▼ 418 DP特別篇◆HLh/c3K0AQ 16/05/10 22:45:42 ID:diH3P7o2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
タケシ「国がなくなった…!?それって、レイさんの特別な力が関係しているのですか…?」

アヤコ「ええ。その天災も、ポケモンが引き起こしたとされてるわ。恐らく、彼の能力が暴走したのでしょう…」

アヤコ「協力者の方はレイを連れてなんとかその国から海に出て脱出して…シンオウに漂着したらしいわ。もっとも…協力者の方はそこで力尽きてしまったようだけど…」

ノゾミ「それじゃあレイさんは独りで生きてきたんですか…?」

アヤコ「いや、違うわ。彼はマサゴタウンの砂浜で泣き叫んでいるところを保護されたわ。そして、その人のもとで育てられることになったの」

ヒカリ「それってどんな人?」

アヤコ「あなたたちもよく知っている人よ。その人の名前は―――」
 ▼ 419 チリス@きいろのバンダナ 16/05/11 01:35:03 ID:H51t7rJc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 420 ムパルド@サイコソーダ 16/05/13 02:37:36 ID:SPwli6.s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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