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【SS】ポケットモンスター外伝

 ▼ 1 1 16/10/24 09:47:12 ID:.QjAK43E [1/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ある日、プラターヌ博士に図鑑を渡され旅にでた少年エックスは、ひょんなことからカロスにはびこる悪の組織フレア団の人類滅亡計画を止めることになった

しかし、彼はボスのフラダリに敗北してしまった

勝利したフラダリは満足気な顔で最終兵器の起動スイッチを押した

フラダリ「さよなら、フレア団以外の皆さん、、」

フラダリは言葉通りフレア団以外の人類を地球から排除しようとした、、
 ▼ 2 1 16/10/24 09:51:18 ID:.QjAK43E [2/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
だが最終兵器は原因不明の暴走を始め、そして地球上のすべての人間を一瞬にして消し去った

しかしその兵器はなぜかポケモン達を傷つけることはなかった、、、

事実上人間から解放されたポケモン達は長い長い年月をかけてポケモン達の、ポケモン達による、ポケモン達のための世界を作り上げていった
 ▼ 3 1 16/10/24 09:53:43 ID:.QjAK43E [3/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんなこんなで時は流れ、、、



いつかの時代、どこかの場所、とある村に一匹のピカチュウが住んでいた、、、
 ▼ 4 1 16/10/24 09:56:07 ID:.QjAK43E [4/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プロローグ


ここはドリ村

ドリ村の自然は美しく、その村で育つポケモン達の心もまた、美しいと言われている

そんな村のとある家の前に二匹のポケモンがいた

ピカチュウとワニノコだった

彼らは友達のコリンクの家の前で何やら話をしていた
 ▼ 5 1 16/10/24 09:59:48 ID:.QjAK43E [5/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「どうにかしてあいつを元気づけてあげたいけど、、なんて声かけたらいいんだろうな、、」

今日でコリンクの母親が病気で亡くなってから3日たつ

ピカチュウはコリンクの家を眺めながら言った

ピカチュウ「今日もダメかな、、ま、あいつが元気になるまで見守ってやろうぜ」

そう言うとピカチュウは歩き出した

ワニノコ「そうだな」

二匹はその場を立ち去った
 ▼ 6 1 16/10/24 10:03:49 ID:.QjAK43E [6/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第一話 一日目 〜はじまり〜

次の日

ピカチュウの家に大きな声が響く

ピカチュウ妹「お兄ちゃーん!早くおきなよぉ!」

ピカチュウは妹の声を聞いて飛び起きると時計を見た

時計はもう9時を示している

ピカチュウ「うわ!?もうこんな時間かよ!」
 ▼ 7 1 16/10/24 10:06:30 ID:.QjAK43E [7/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは慌ててリビングに駆け込んだ

ピカチュウ「今日はワニノコと遊ぶ約束してたのになんでもっと早く起こしてくれなかったんだよ!!」

ピカチュウ母「何度も起こそうとしたけどあんたが全然起きなかったから仕方ないじゃない」

ピカチュウの母はため息をついた
 ▼ 8 1 16/10/24 10:09:32 ID:.QjAK43E [8/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ母「まぁ、それはさておき早く行かなきゃいけないんじゃない?待ち合わせしてるんでしょ?」

ピカチュウ妹「お兄ちゃんおねぼーさん!」

ピカチュウ「そうだ!早く行かないと、、」

誰かが家のドアを叩いた

ピカチュウ「はぁい!」

ピカチュウはドアを開けた
 ▼ 9 1 16/10/24 10:14:54 ID:.QjAK43E [9/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドアを開けるとワニノコが立っていた

ワニノコ「おいピカチュウ!遅いぞ!」

ピカチュウ母「あら、ワニノコ君ごめんね。この子今起きたのよ」

ピカチュウの母はピカチュウの寝癖を適当になおした

ピカチュウ母「ほら、早く行ってきなさい!」

ピカチュウは母に背中を押された

ピカチュウ「んじゃ、母さん!いってきまぁす!」
 ▼ 10 1 16/10/24 10:17:53 ID:.QjAK43E [10/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは母にそう一言言うと村の広場の方へ一直線に走っていった

ワニノコ「おい!待てよ!」

ワニノコも後を追った

ピカチュウ母「いってらっしゃい!」

ピカチュウの母は遠ざかるピカチュウを見ながらつぶやいた

ピカチュウ母「本当、、誰に似たんだか、、」

ピカチュウの母はピカチュウの妹を撫でた
 ▼ 11 1 16/10/24 10:23:33 ID:.QjAK43E [11/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
走る二匹、、、

ピカチュウ「ごめんな、、こんな日に寝坊しちまって、、」

ワニノコは笑った

ワニノコ「気にするなよ!いつものことだろ?せっかちなお前だけど本当、朝だけにはよわいんだな!」

ピカチュウは頭をかいた

ピカチュウ「うるせーなー、、」
 ▼ 12 1 16/10/24 10:25:32 ID:.QjAK43E [12/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「そんなことよりも早く広場に行こうぜ!祭りはもう始まってるから!」

ピカチュウ「おう!じゃ、今から競走な!」

ワニノコ「ちょ!まてよ!」

二匹はさらに速度を上げて広場へと向かった
 ▼ 13 1 16/10/24 10:35:44 ID:.QjAK43E [13/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そしてピカチュウ達は祭りの会場である村の広場についた

広場は既に沢山のポケモン達で賑わっている

二匹「うぉー!すげぇ!」

ピカチュウ「で、この祭りなんだ?俺よく知らないんだけど」

ワニノコ「は?お前知らないのかよ、、これは千年祭りって言って千年に一度行われるって祭りなんだ」

ピカチュウ「千年に一度!?だったらさぁ、、俺達すげぇラッキーじゃん!」

ワニノコ「そうだよな!そう考えると俺達超ラッキーだな!」

二匹「あっはっはっは!」

二匹は笑い合うとしばらく祭りを眺めていた
 ▼ 14 1 16/10/24 10:38:54 ID:.QjAK43E [14/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
急にワニノコが何か思いついたように指を鳴らした

ワニノコ「そうだ!」

ピカチュウ「ん?どうした?」

ワニノコ「コリンクもつれてこようぜ!あいつも祭り見れば元気になるかも!」

ピカチュウ「お!それいいな!早速コリンクつれてこようぜ!」

ワニノコ「おう!」

二匹はコリンクの家に向かって走り出した
 ▼ 15 1 16/10/24 10:41:09 ID:.QjAK43E [15/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクの家に向かう途中、、

ピカチュウ達は空き家に荷物が運び込まれているのを見かけた

ワニノコ「ん?なんだあれ、、引っ越しかな、、」

ピカチュウ「へぇ、新しい住民か、、挨拶しとこうぜ!」

ワニノコ「おいおい!待てって!」

ワニノコも後を追った
 ▼ 16 1 16/10/24 10:45:20 ID:.QjAK43E [16/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはドアを叩いた

トントン

しばらくしてドアが開きミミロルが出てきた

ミミロル「はぁい、、っ!?」

ピカチュウ「げぇ!?」

ピカチュウは驚き、尻餅をついた

ミミロル「な、なんであんたがこんなとこにいるのよっ!」

ピカチュウ「それはこっちの台詞だ!」

ワニノコ「なーんだ!知り合いか!なら話は早い!俺はワニノコ、よろし、、、」

ピカ&ミミ「おめー(あんた)は黙ってろ(て)!」

ワニノコ「え?あ、はぁ、、すまん、、」
 ▼ 17 1 16/10/24 10:49:20 ID:.QjAK43E [17/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ワニノコ、俺が紹介してやる!こいつはミミロル。まぁ、色々面倒な奴だ!よろしくな!」

ミミロルが怒鳴った

ミミロル「全っ然よろしくないわよ!あんたの方が面倒な性格してるでしょ!?」

ワニノコ「えーと、、ところで二匹はどういう関係なんだ?」
 ▼ 18 1 16/10/24 10:52:33 ID:.QjAK43E [18/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「俺さ、だいぶ前にここに引っ越してきたろ?引っ越す前の村にすんでた奴なんだ。で?なんでここに越してきたんだよ」

ミミロルはそっぽを向いた

ミミロル「お母さんの用事で引っ越しする事になって、、引っ越したらあんたがたまたまここに住んでただけじゃない!」

ミミロルはピカチュウに顔を近づけた

ミミロル「別にあんたに会いたかった訳じゃ断じてないから!むしろあたしはもうあんたの顔なんか見たくもなかったのよ!」
 ▼ 19 1 16/10/24 10:55:34 ID:.QjAK43E [19/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはその言葉を聞いてブチ切れた

ピカチュウ「ああそうか!なら明日にでもこの村でてってやる!」

ミミロル「あんたなんかさっさとどっかに行っちゃいなさいよ!ばーか!」

ピカチュウ「こんな奴の相手をしてる暇はねぇ!行こうぜ!ワニノコ!」

ピカチュウは走っていった

ワニノコ「おい!待てよ!」

ワニノコもピカチュウを追いかけた
 ▼ 20 1 16/10/24 10:58:47 ID:.QjAK43E [20/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは遠ざかる二匹の背を見ながら地面に座り込んだ

ミミロルの目から涙が落ちた

ミミロル「あたしのばかっ!わざわざピカチュウのすんでる村まで引っ越してきたのにまた喧嘩しちゃった、、」

少しして泣き止んだミミロルは立ち上がった

ミミロル「ピカチュウに謝らなきゃ、、」

ミミロルはピカチュウが走っていった方角へ走り出した
 ▼ 21 もリー◆woBJ.2LDUY 16/10/24 11:50:45 ID:6N/HPa5w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援です
 ▼ 22 1 16/10/24 12:38:54 ID:.QjAK43E [21/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ達はコリンクの家に向かっていた

ピカチュウ「なんだよ!くそっ!」

ピカチュウは足元の石を蹴飛ばした

ワニノコ「ま、まぁ落ち着けって、、」

その時、一匹のポケモンがこちらへかけてくるのが見えた

ピカチュウ「ん?あいつは、、」

それはコリンクの弟だった
 ▼ 23 1 16/10/24 12:42:22 ID:.QjAK43E [22/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「よう、急いでどうした?」

コリンクの弟は酷く慌てた様子だ

コリンク弟「あわわ、、ぴ、ピカチュウさん、わわワニノコさん!助けてください!」

二匹「?」

コリンク弟「ぼぼくの、りり!いも、、」

ワニノコ「ちょっと落ち着けよ。何を言ってるかわかんないぞ」

コリンクの弟は深呼吸した

コリンク弟「僕の妹が!いなくなっちゃったんです!」
 ▼ 24 1 16/10/24 12:46:57 ID:.QjAK43E [23/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「げ!そいつは大変だ!俺達も探すの手伝うぜ!なっピカチュウ!、、ピカチュウ?」

ピカチュウは驚くほど落ち着いていた

ピカチュウ「まてよ、お前の兄貴はどうした?」

コリンク弟「お兄ちゃんは、、今日も部屋から出てきません、、」

ピカチュウ「そうか、、ワニノコ!お前達は妹を探しにいけ!俺はやることがある!」

ピカチュウはそう言うとあっという間にどこかへ走っていった
 ▼ 25 1 16/10/24 12:50:26 ID:.QjAK43E [24/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「おい!ピカチュウ!、、行っちまったか、、」

ワニノコは暫く遠ざかるピカチュウを見ていたがすぐにコリンクの弟の方へ視線を戻した

ワニノコ「うん、まぁあいつのことだし何か考えでもあるんだろ」

ワニノコは歩き出した

ワニノコ「よし!俺達は妹ちゃんを探しに行こう!」

コリンク弟「は、はい!」
 ▼ 26 1 16/10/24 13:01:29 ID:.QjAK43E [25/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクの家前、、

ピカチュウ「やっとついた、、さて鍵は、、」

ピカチュウが引っ張るとドアはすんなり開いた

ピカチュウ「かかってないし入らせてもらうぜ」

ピカチュウは家の中に足を踏み入れた

明かりは消してあり、カーテンも閉じられたら真っ暗な闇に向かってピカチュウは叫んだ

ピカチュウ「コリンクー!いねぇのかぁ?」
 ▼ 27 1 16/10/24 13:05:20 ID:.QjAK43E [26/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
返事はなかった

ピカチュウ「くそ、、暗くてよく見えねぇ」

ピカチュウは手探りで家の中を進んでいく事にした

ゴン!

ピカチュウは壁に頭を打ちつけた

ピカチュウ「いて!」

間髪入れずに何かがピカチュウの上に落ちてきた

ドンガラガッシャン!

ピカチュウ「あたた、、どうなってんだよ、、」

その時、暗闇から聞き覚えのある声がした
 ▼ 28 1 16/10/24 13:10:36 ID:.QjAK43E [27/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
?「誰かいるの?」

ピカチュウ「その声はコリンクか?」

闇の中から返事が返ってきた

コリンク「ピカチュウ、、どうしたの?」

ピカチュウ「俺がここに来た理由は二つある、、一つはお前も祭りにいかねぇかって誘うためだ。せっかくだからお前も一緒に楽しんでほしかったから、、」

コリンク「僕は、、いいよ、、」

ピカチュウ「そうか、、じゃあもう一つの理由だ、、もう一つの理由は、、」

ピカチュウは大きく息を吸った
 ▼ 29 1 16/10/24 13:14:07 ID:.QjAK43E [28/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「お前がなんで妹を探しに行かないか問いつめるためだ!大切な妹なんだろ?どうして探しに行かないんだよ!答えろ!」

また暗闇から返事が返ってきた

コリンク「僕は、、母さんを助けられなかった、、最後までただ、母さんをみていることしか出来なかった、、」

コリンクの声が震える

コリンク「何も出来なかった、、僕は誰も守れないんだよ、、ピカチュウみたいな勇気もない、、」
 ▼ 30 1 16/10/24 13:19:17 ID:.QjAK43E [29/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「僕なんかが探しに行ったところで見つかるはずもないよ、、きっと、、リックはこんな頼りない僕に愛想をつかして出て行ったんだ、、だから」

ドン!

ピカチュウは床を思いっきり踏みつけた

ピカチュウ「んな事聞きたくねぇんだよ!!きっとてめぇの母さんは、、お前が最後まで側にいてくれてうれしかっただろうよ!なのになんでお前はそんな風にしか考えられないんだよ!」

コリンク「、、、」

ピカチュウ「お前なんかに会いに来た俺がバカだった!俺は探すぜ!絶対妹を見つけだしてやる!」

バンッ!

ピカチュウはドアを思い切り閉めて出て行った
 ▼ 31 ネコロロ@ヨロギのみ 16/10/24 13:21:41 ID:Go4hIUM6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 32 1 16/10/24 13:23:02 ID:.QjAK43E [30/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクは暫く暗闇の中で呆然としていた

コリンク「ピカチュウ、、」

すると今度は優しくドアが開いた

ドアを開けたのはミミロルだった

コリンクは扉の方を見たが、久しぶりに見る太陽の光のせいで視界がぼやけていた

コリンク「ピカチュウ?」

ミミロル「あたしはピカチュウじゃないわよ。それより、悪いけどさっきの話、聞かせてもらったわよ」

コリンク「、、そう」
 ▼ 33 1 16/10/24 13:27:49 ID:.QjAK43E [31/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは扉の近くの壁にもたれかかった

ミミロル「いきなりさ、初めて会ったポケモンにこんな事言うのもどうかと思うけど言わせてもらうわよ、、」

ミミロルは深呼吸した

ミミロル「さっきからあんた言い訳ばっかりじゃない!聞いててイライラする!」

コリンク「ご、ごめん、、なさい、、」

ミミロル「言い訳なんてする前になんでも挑戦しなさいよ!やってもないのにできないとかどうしていえるのよ!(私がいえることじゃないけど、、、)」

コリンクの心にその言葉が突き刺さった

コリンク「、、、!」
 ▼ 34 1 16/10/24 13:31:21 ID:.QjAK43E [32/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルの口調は優しくなった

ミミロル「あんたも妹を探しに行きなさい、、きっとピカチュウはあんたのこと待ってるから」

コリンク「どうしてわかるの?」

ミミロル「そりゃもちろん昔っからピカチュウの事が大好、、っじゃなくてーっ!なんとなくよ!なんとなく!!」

コリンク「君はピカチュウと仲良しなんだね」

ミミロルはコリンクがいつの間にかすぐそばに来ている事に気づいた

コリンク「ふふっ!ありがとう。少し元気が出たよ」
 ▼ 35 1 16/10/24 13:34:02 ID:.QjAK43E [33/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「な、仲良しなんかじゃ、、ってなに笑ってるのよ!」

その反応をみたコリンクはもっと笑った

コリンク「あはは!」

それはコリンクの母がなくなった後、コリンクが初めて笑った瞬間だった

それを見ていたミミロルも笑った

ミミロル「そのいきよ!あんたなかなかいい笑顔ね。笑わないともったいないわよ!」

 ▼ 36 1 16/10/24 13:38:52 ID:.QjAK43E [34/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは伸びをした

ミミロル「じゃあそろそろわたしもあんたの妹を探しに行くから!またね!」

そう言うとミミロルはまた扉を優し閉めて出て行った

コリンク「あ!ちょっと!、、行っちゃった、、名前も聞けなかったな、、」

コリンクはミミロルの事を思い出しぼーっとしていた

暫くたつとコリンクは歩き出し、机の上にある母親の写真が入った写真たてを覗き込んだ

コリンク「あの子のおかげで勇気がでたよ、、母さん、、僕、リックを探しに行く!」
 ▼ 37 1 16/10/24 14:07:27 ID:.QjAK43E [35/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方その頃

ピカチュウは村のはずれでワニノコ達と合流していた

ピカチュウ「おーい!ワニノコ!」

ワニノコ「よぉピカチュウ!、、どこに行ってたんだ?」

ピカチュウ「、、それより妹は見つかったか?」

ワニノコ「?」

コリンク弟「まだ見つかってません、、でも森の方で見かけたって聞いたんですっ!だから今から行こうって!」

ピカチュウ「まじか!じゃあ俺も行くぜ!」
 ▼ 38 1 16/10/24 14:13:00 ID:.QjAK43E [36/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクの弟は不安そうに言った

コリンク弟「でも昔母さんがあの森には行っちゃだめって行ってたんだ、、」

ピカチュウ「だからってお前の妹見捨てるわけにはいかねーだろ?さっさと探しに行こうぜ!」

ワニノコ「そうだな!」

二匹は森の中へと走っていった

コリンク弟「あ!待ってください!」

コリンクの弟もあとに続いて森へとかけていった

そのやりとりを物陰からミミロルが聞いていた

ミミロル「ふーん、、森ね、、ピカチュウより先にあの子の妹を見つければピカチュウと仲直りするきっかけになるかも、、!」

ミミロルも森へとかけていった
 ▼ 39 1 16/10/24 14:26:29 ID:.QjAK43E [37/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
森、、

綺麗な花、高くそびえる木々、鳥ポケモン達のさえずり、、なんとも素晴らしい光景が広がる森を彼らは進んでいた

ピカチュウ「初めて来たけどいいとこだな、、ここ」

ワニノコ「こんな所に入っちゃダメってよくわからないけど、、まぁさっさと見つけて帰ろうか」

ピカチュウ「おう」

三匹は更に森の奥へと進んだ
 ▼ 40 1 16/10/24 14:31:40 ID:.QjAK43E [38/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃ミミロルは、、

ミミロル「ピカチュウよりも先に見つけないと計画が台無し、、早く見つけないと」

ミミロルは走り出した

そんなミミロルを木の上から見ている集団がいた

?「ひゃっひゃっひゃ!」

?「ウィー!」







ミミロル「きゃあぁぁぁあ!なんなのよぉ!助けてぇ!!」

 ▼ 41 1 16/10/24 15:17:26 ID:.QjAK43E [39/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「、、?あっちから誰かの声が聞こえなかったか?、、『助けて』って」

ワニノコ「『助けて』って事は、、妹ちゃんの身に危険が!」

コリンク弟「違う声のような気がするけど、、」

ピカチュウ「たとえ妹じゃなくても助けないと!」

ピカチュウは声の聞こえた方へ走った

ワニノコ「おい!だから一匹で動くなってば!」
 ▼ 42 1 16/10/24 15:23:01 ID:.QjAK43E [40/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウが声のした辺りにたどり着くと、木の上の方に蜘蛛の巣でぐるぐる巻きにされたミミロルを見つけた

ミミロル「たぁすけてぇえ!」

ピカチュウ「なんだよハズレか、、なんでこんな所にいるんだよ」

ミミロル「ハズレってなによ!向こうみてから言ってよね!」

ミミロルが指さすほうを見ると、別の木に同じ様にぐるぐる巻きにされたコリンクの妹がいた

コリンク妹「うえぇん!お兄ちゃんたすけてぇ!」
 ▼ 43 1 16/10/24 15:27:51 ID:.QjAK43E [41/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「お!こんな所にいたのか!今助けてやるからな!」

ピカチュウは木を上りだした

ミミロル「な、なによ!あたしは助けてくれないの!?」

ピカチュウ「お前は一生そこで捕まってろ!ばーか!」

その時、ピカチュウの背後に何者かが近づいた

ミミロル「ピカチュウ!後ろ!」

ピカチュウ「なんだよ、、そんなのに引っかかるわけねーだろ?ほぎゃ!?」

何者かに襲われ、ピカチュウは一瞬で蜘蛛の巣でぐるぐる巻きにされた

ピカチュウ「うわ!なんだこれ!ほどけねー!」
 ▼ 44 1 16/10/24 15:35:10 ID:.QjAK43E [42/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
蜘蛛の巣は暴れれば暴れるほど絡みついてくる

そこにワニノコ達も遅れてやってきた

ワニノコ「おーい!ピカチュウ!なにやってひゃん!?」

ワニノコも一瞬で捕まった

コリンクの弟だけはすぐに草陰に隠れたので無事だった

コリンク弟「ど、どどどどうしよう!!」

ミミロルが怒鳴った

ミミロル「全員捕まったらどうしようもないじゃん!!一体あんたたちはなにしにきたのよ!」

ピカチュウ「おまえが助けてって言ったから助けにきたんだろ!感謝しやがれ!」

ワニノコ「おい、、二匹とも、、周りを見ろよ」

二匹「うわ!」

彼らの周囲をアリアドスとたくさんのイトマル達が囲んでいた、、
 ▼ 45 1 16/10/24 15:39:49 ID:.QjAK43E [43/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アリアドス「ひゃっひゃっひゃ!今頃気づいてももう遅いぜぇ!ヤローども!メシの時間だぁ!」

イトマル達「ウィー!ウィー!」

イトマル達が飛びかかってきた!

ピカチュウ「や、やべぇ!動けないってのに!」

イトマルの攻撃がピカチュウの頬をかすった

ピカチュウ「いて!なにすんだよ!」

ワニノコ「この糸さえなけりゃ、、」

ミミロルは泣き叫んだ

ミミロル「いやぁ!もうおしまいよぉ!」

コリンク妹「うわぁん!」

コリンクの弟は茂みに隠れてその光景をただただ見ていることしか出来なかった

コリンク弟「どうしよう!みんなを助けないといけないのに!、、でも、、僕には、、」
 ▼ 46 1 16/10/24 15:44:33 ID:.QjAK43E [44/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウが叫んだ

ピカチュウ「お前ら!最後まであきらめんじゃねぇよ!!」

ワニノコ「でも、、今回ばかりは、、な、、うう」

アリアドス「んじゃ、そろそろいただくとするか!いっただっきまー、、」

その時、ピカチュウがニヤリと笑った

ピカチュウ「へっ、、やっと来たか、、おせーよ!」

コリンクがかけてきたのだ

コリンク「みんな!大丈夫!?」

コリンク妹「お兄ちゃん!」

 ▼ 47 1 16/10/24 15:50:35 ID:.QjAK43E [45/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「あんた!何でこんなところに!?」

コリンク「もちろんぼくの大切な妹、リックを助けるため、、そして友だちを助けるためだよ!、、それにまだ君の名前を聞いてなかったしお礼も言いたかったから、、」

コリンクはミミロルに笑って見せた

ワニノコ「おいおいミミロル!ここに来るまでにコリンクとなにかあったのか?ヒューヒュー!」

ミミロル「べ、別にあんたに関係ないでしょ!」

コリンク「あと、、ピカチュウ、さっきはごめん、、」

ピカチュウ「へへっ!俺はお前が妹の事を見捨てるような奴じゃないって事くらい知ってるぜ。俺はお前がきっと助けにくるって思ってたから最後まで諦めなかったんだ。こっちこそ助けにきてくれてありがとうな、コリンク」

コリンク「ピカチュウ、、」
 ▼ 48 1 16/10/24 15:55:50 ID:.QjAK43E [46/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「さぁて!それよりこの状況をどうにかしてほしいんだが、、」

コリンク「わかってる!うまく行くかわからないけど、、やるしかないよね!」

アリアドス「さっきからなにをブツブツいってんだ!ガキども!そこのガキもくってやるっ!」

イトマル「ウィー!」

アリアドスがじわじわと近づいてくる、、

コリンク「父さん、、僕に力を、、!」

コリンクの牙が炎に包まれた!

ワニノコ「な、なんだ?あの技!」

コリンク「僕が、、僕がみんなを助けるんだぁ!!」

 ▼ 49 1 16/10/24 16:01:01 ID:.QjAK43E [47/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「うおおぉ!」

コリンクはアリアドスに飛びかかり炎の牙を腹に突き立てた

アリアドス「ぎゃああ!体がぁ!」

アリアドスの体が炎に包まれた

コリンク「いまだ!」

コリンクは飛び上がり燃える牙で蜘蛛の巣に噛みついた

蜘蛛の巣は一瞬で焼き切れ、ピカチュウ達も自由になった

ピカチュウ「コリンクやるじゃねぇか!」

ワニノコ「グッジョブだな!」

二匹はうまく着地出来たがミミロルだけ頭から落ちた

ドサッ!

ミミロル「ぐぇ!、、いたた」

ピカチュウ「ぷふ、どんくせーな」
 ▼ 50 1 16/10/24 16:07:29 ID:.QjAK43E [48/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ってコリンク!妹が!」

コリンク妹「お兄ちゃーん!」

コリンクの妹が木の上から今まさに落ちようとしていた!

コリンク「リック!」

コリンクはイトマル達をよけて妹に向かい走り出した

コリンク「間に合えぇ!!!」

コリンクは妹の下に向かい滑り込んだ

ズザァァ!!

コリンクの妹はコリンクの上に落ちた

ドサッ

コリンク「ぎゃ!」

コリンク妹「お兄ちゃん大丈夫!?」

コリンク「えへへ、だ、大丈夫だよ」
 ▼ 51 1 16/10/24 16:15:47 ID:.QjAK43E [49/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
草陰からその光景をコリンクの弟は見ていた

コリンク弟「お、お兄ちゃん、、かっこいい!」

ミミロル「よかった!無事みたいね」

ワニノコ「さぁて!俺たちも自由になったところでひと暴れするか?」

ピカチュウ「おう!相棒!」

ピカチュウとワニノコはまだ必死に鎮火しているアリアドスを睨んだ

ピカチュウ「さーて、、どう調理してやろうか、、今夜のメインはアリアドスの丸焼きか?あぁん?」

ピカチュウの指先から放たれた電撃がアリアドスの足元を焦がした

アリアドス「ひ、ひえぇ!!」

アリアドスは一目散に逃げ出した!

それを見てイトマル達も散り散りに逃げ、騒がしかった森にまた静寂が帰ってきた

ワニノコ「けっ、骨のねー奴だな!」
 ▼ 53 ースト@ねむけざまし 16/10/24 17:48:58 ID:1xVyo06o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
超好みだわ

だけど

「、、、」じゃなくて「……(三点リーダー×2)」を使った方がいいよ
 ▼ 54 1 16/10/24 20:46:54 ID:.QjAK43E [50/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>52
どんな形であれ笑ってくれたなら嬉しいですw

>>53
ありがとうございます!
普段SSを読む機会もないし初めて書くので非常に参考になります!
スマホの変換でその三点リーダーっていうのがでてこないのでここから先はとりあえず『…』で代用させていただきます
 ▼ 55 1 16/10/24 20:50:50 ID:.QjAK43E [51/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクの妹と弟がコリンクに抱きついた

コリンク妹、弟「お兄ちゃーん!」

コリンク「二匹とも無事でよかった!……でも何でこの森に?」

コリンクの妹が一輪の花を差し出した

コリンク妹「お兄ちゃんに元気になってほしかったの……」

コリンクは花を受け取った

コリンク「ありがとう。二匹とも心配かけてごめんね」

ピカチュウ「これで一件落着だな!」
 ▼ 56 ラブ@リゾチウム 16/10/24 20:52:14 ID:1H46cvxA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>54
スマホだったら「てん」で予測変換すると下の方にあるよ
 ▼ 57 1 16/10/24 20:52:41 ID:.QjAK43E [52/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すいません三点リーダー普通に出せてました
 ▼ 58 1 16/10/24 20:55:11 ID:.QjAK43E [53/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンクはミミロルのもとに駆け寄った

コリンク「リックやみんなを助けられたのは君のおかげだよ!ありがとう!」

ミミロル「そんなことないわよ!」

ミミロルは笑った

ピカチュウは首を傾げた

ピカチュウ「こいつら何かあったのか?」

ワニノコ「さぁ?」
 ▼ 59 1 16/10/24 21:00:38 ID:.QjAK43E [54/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「妹を助けられたのは全部あんた自身の力よ。さっきの技とかもそうだけどあんたすごいのね!」

コリンク「でも、ここに来れたのは君が僕に本当の勇気を教えてくれたからだよ」

ミミロルはそっぽを向いた

ミミロル「変なこと言わないでよ……思い出しただけでも恥ずかしいわ」

コリンク「そうだ!名前を聞いてないんだった!」

ミミロル「あたしはミミロルよ」

コリンク「僕はコリンク!」

ミミロル「これからよろしくね」

コリンク「うん!」

二匹は握手した
 ▼ 60 1 16/10/24 21:07:03 ID:.QjAK43E [55/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二匹にピカチュウが歩み寄った

ピカチュウ「コリンク、さっきはごめんな……俺も強く言い過ぎた」

コリンク「いいよ!もともと僕が悪かったんだから。むしろこんなに僕のことを思ってくれてることがありがたいくらいだよ」

ミミロル「それはそれとしてピカチュウはあたしにも謝ってよね」

ピカチュウ「は?なんでだよ!」

ミミロル「さっきあたしにあんな酷いこと言っておいて謝らないって言うの?」

ピカチュウ「さっきはお前から喧嘩ふっかけてきただろ!むしろお前が謝れ!!」

ミミロル「謝るわけないでしょ?ばーかっ!」

そう言うとミミロルはピカチュウを殴りつけた

ボコっ!

ピカチュウ「いってぇ!なにすんだよ!このやろー!」
 ▼ 61 1 16/10/24 21:11:32 ID:.QjAK43E [56/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二匹は暫くにらみあっていたが、、

ピカチュウ「へへっ」

ミミロル「うふふ」

二匹の様子を見ていたコリンクが言った

コリンク「二匹は仲良しなんだね!」

ワニノコ「喧嘩するほどなんとやらってやつだろ」

ピカチュウ「あ?仲良しなんかじゃねーよ!」

ミミロル「酷い!せっかく仲直りしてあげようと思ってたのに!!」

またミミロルがピカチュウを殴りつけた

ボカっ!

ピカチュウ「だからなんでいちいち殴るんだよ!!」

二匹の喧嘩を見ながらみんなは笑った

その時、近くの木の後ろから誰かが見ていたのだがそんな事には誰も気づかなかった……
 ▼ 62 1 16/10/24 21:16:29 ID:.QjAK43E [57/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その日の夜、ピカチュウの家にて

ピカチュウは自分の部屋のベッドに寝転がっていた

ピカチュウ「今日もいろんなことがあったなー……」

ピカチュウを窓からさす月明かりが優しく照らした

ピカチュウ「さーて!明日こそみんなで祭りを満喫するぞ!早く寝ないと!今度こそ遅刻しないようにしないと……」

ピカチュウは布団をかぶった





ピカチュウ「おっと!日記つけるの忘れてた!」
 ▼ 63 1 16/10/24 21:23:23 ID:.QjAK43E [58/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは飛び起きると机に向かい日記帳を取り出した

ピカチュウ「あ……そっか!昨日で使い切ったから今日から新しいのか」

ピカチュウは母が買ってきた新しい日記帳を取り出した。なにやらいつも使っていた物とは違うもののようだ

ピカチュウ「なんだ?これ……エーフィ印の日記帳?だっせーの」

日記帳を開くと一ページ目にこう書いてあった



この日記帳に書いた事をあたくしのエスパーの力であなたの脳内に再生しますわ

1.ページを選ぶ

2.手をかざす

注意
あなた以外のポケモンにこの力は働きません


ピカチュウ「なんだよ……これ……母さん俺のことばかにしてるのか?まぁ書ければ何でもいいんだけどさ」

ピカチュウは新品の日記帳に今日の出来事を書き始めた

 ▼ 64 1 16/10/24 21:28:10 ID:.QjAK43E [59/59] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
7月1日

今日は久しぶりに親友ミミロルと再開した

あいつは全然変わってなくて少し安心した

自分はどうだっただろうか?

きっとあいつも俺のこと全然変わってないって思ってるんだろうな



ピカチュウは日記帳を閉じた

ピカチュウ「よし!今度こそ寝るか!」

ピカチュウは再びベッドに寝ころぶと布団をかぶった

ピカチュウはすぐに眠りについた

村を真っ暗な闇が包んでいった


一日目     end
 ▼ 65 ョロボン@アンノーンノート 16/10/25 04:48:09 ID:c7n/Vc8w NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援!
酉つけてくれるとうれしい
 ▼ 66 1 16/10/25 09:52:07 ID:Yce7sFDg [1/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえずあいた時間にどんどん更新してくのでよろしくお願いします
見てる人がいなくてもとりあえず走破する予定で頑張ります!

>>65
酉とは何のことですかね…用語とかわからなくて…すみませんわかり次第つけます
 ▼ 67 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:13:35 ID:Yce7sFDg [2/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すいません酉問題多分解決したので再開します
 ▼ 68 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:15:16 ID:Yce7sFDg [3/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第二話  二日目 〜伝説〜

祭りも二日目だ

ピカチュウ、ワニノコ、コリンクは今日もいつもの場所で待ち合わせ……のはずだった
 ▼ 69 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:21:28 ID:Yce7sFDg [4/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウの家にて

ピカチュウの母の大きな声が家中に響いた

ピカチュウ母「ピカチュウー!いい加減起きなさぁい!」

その声を聞いたピカチュウはいつものように飛び起きるとリビングに入ってきて怒鳴った

ピカチュウ「だからさ!なんで早く起こしてくれないんだよ!母さん!」

ピカチュウの母はため息をついた

ピカチュウ母「何回も起こしました!」

ピカチュウ妹「お兄ちゃん今日もお寝坊さんね!」

ピカチュウ「うるせー!もう今日は朝飯いいわ!いってきまぁす!」

ピカチュウは乱暴にドアを閉めて出て行った

ピカチュウの母は呆れながら言った

ピカチュウ母「いってらっしゃい……あの子またご飯食べずに……」

ピカチュウ妹「お兄ちゃんいってらっしゃい!」
 ▼ 70 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:27:21 ID:Yce7sFDg [5/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
集合場所にて……


二匹は待ちくたびれていた

ワニノコ「遅いなぁ、あいつ」

コリンク「あ!ピカチュウ来たよ!」

ピカチュウが走ってきた

ワニノコ「おいピカチュウ!待ちくたびれたぞ!」

ピカチュウ「すまん……また寝坊した」

コリンク「そんな事どうでもいいから早く遊びに行こうよ!」

村の広場へ走っていくコリンクの後ろ姿を見てピカチュウは呟いた

ピカチュウ「本当、コリンクが元気になってよかったな」

ワニノコ「そうだな」

コリンクが戻ってきた

コリンク「どうかした?」

ワニノコ「ん?ああ、なんでもない!それより早く遊びに行こうぜ!」

コリンク「うん!」
 ▼ 71 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:33:55 ID:Yce7sFDg [6/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、どこからか声がした

?「ちょっと待ちなさいよ!」

三匹「?」

近くの木の陰からミミロルが現れた

ミミロル「なんであたしを置いてくのよ!」

ワニノコ「えーと……お前は…誰だっけ?」

コリンク「ミミロルさんだよ」

ピカチュウ「げぇ!?お前こいつにさん付けかよ!」

ミミロル「いちいち一言多いのよ!あんたは!」

ミミロルは拳を振り下ろしたがピカチュウはギリギリでそれをよけた

ピカチュウ「あぶねっ!一言多いのはお互い様だろ!」

ワニノコ「ぷぷっ!確かにな!」
 ▼ 72 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:40:19 ID:Yce7sFDg [7/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「そこ!笑わない!」

ミミロルはワニノコに拳を振り下ろした

ポカっ!

ワニノコ「いてっ!そんな怒るなよ…」

ミミロル「それは置いといて……なんであたしを置いてくのよ!」

ピカチュウ「だってさぁ、別にお前がいなくても三匹で十分楽しいからさ」

ミミロル「遊ぶ時は友達がたくさんいたほうが楽しいでしょ!あたしだって暇じゃないけどあんた達と遊んであげるって言ってるのよ!感謝しなさいよ!」

ピカチュウ「じゃあ別に来なくていいぞ?忙しいんだろ?」

ピカチュウは村の広場に向かって歩き出した

ミミロル「もー!ピカチュウのばかぁぁ!」
 ▼ 73 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 10:53:05 ID:Yce7sFDg [8/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「ピカチュウ、ミミロルさんもいれてあげてよ」

ピカチュウ「はぁ?……まぁコリンクが言うならしかたねーな……」

そう言うピカチュウだが尻尾を振っているところをみる限り多分嬉しいのだろう

コリンク「やったぁ!」

ミミロル「ふん、仕方ないわね」

ワニノコ「お互い素直じゃないな」

ミミロル「何か言った?」

ワニノコ「いや、なにも」

ピカチュウ「じゃっ、行こうぜ!」

四匹は広場へ向かい歩き出した
 ▼ 74 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:02:01 ID:Yce7sFDg [9/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
広場へ向かい歩く四匹……


ミミロル「この村ってさぁ……あんまり建物無いし自然ばっかりだよね」

ピカチュウ「わかってねーな……それがこの村のいい所だぜ?」

ワニノコ「だよなー」

ミミロル「でもこんなにも建物が無いとそれはそれで寂しいわよ?」

ワニノコ「まぁ、それもそうだな」

ピカチュウ「なーに言ってんだよ。おまえの目は節穴か?そこに村長の家とかあるじゃん」

ピカチュウの指さす先に建物といって言えるかどうか怪しいほどボロボロの家がある

ミミロル「節穴で悪かったわね!でもあんな所にすんでるって相当の物好きね……」

ピカチュウ「ま、俺達も実は村長にあったことないから村長の事はよくしらねーんだけどな」

ミミロル「ふーん……」
 ▼ 75 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:16:22 ID:Yce7sFDg [10/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは辺りを見回した

ミミロル「じゃあさ、あの変な建物はなに?」

ピカチュウ「変な建物ってなんだよ」

ミミロルの指さす先、森の中に何か建物があった

ピカチュウ「えっと…あれは教会かな?」

ワニノコ「え?この村に教会なんてあったか?」

ピカチュウ「そういやあの建物のことは不思議と気にした事なかったな……」

コリンク「母さんがあの建物には近づいちゃダメって言ってたけど教会だったんだ」

ワニノコ「そう言われるとなんかワクワクしてきたな」

ピカチュウ「詳しくは長老にでも聞きにいけばわかるだろ。後で聞きに行こうぜ」

ミミロル「別にあたしはそんな気になってないんだけど……」

ピカチュウ「おまえが良くても俺らが気になってんだよ」


そんな雑談をしながら四匹は広場へと向かうのであった
 ▼ 76 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:20:35 ID:Yce7sFDg [11/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
広場


広場には神輿や他にも沢山の店が出ていてとても盛り上がっていた

ミミロル「すごい賑やかね!」

ワニノコ「やっぱ祭りっていいな!」

ピカチュウ「んじゃ、祭りを楽しむとするか!」

ワニノコ「おう!」

二匹は走っていってそのまま見えなくなった

ミミロル「ちょっと!……もう!あいつら本当こどもね」

コリンク「でも千年に一度なら楽しまないともったいないよね」

ミミロル「まぁ、それもそうなんだけど」
 ▼ 77 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:24:32 ID:Yce7sFDg [12/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
暫く神輿を眺めていたミミロルは何かに気づいた

ミミロル「あれなんだろ?」

コリンク「なにが?」

ミミロル「あれよ!あの神輿の正面に書いてある変な形!」

神輿の正面には何ともいえない不思議な形が書いてあった

コリンク「本当だ、不思議な形してるね」

コリンク「きっとこのお祭りとなにか関係あるんだよ」

ミミロル「でしょうね…」

ミミロルは腕を組みなにか考えていた

ミミロル「コリンクはこのお祭りの事、詳しくわかる?」

コリンク「わかんない」
 ▼ 78 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:28:31 ID:Yce7sFDg [13/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ふーん…じゃあピカチュウもきっと知らないわね」

コリンク「なんでわかるの?」

ミミロル「あいつとは付き合い長いからね!わかって当然よ!」

コリンク「やっぱりミミロルさんはピカチュウと仲良しなんだね」

ミミロル「っ!?ちょっと!あ、あんたなに言ってんのよ!んな訳ないでしょ!ばかじゃないの!?」

コリンク「あはは!」

ミミロル「……」
 ▼ 79 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:31:34 ID:Yce7sFDg [14/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「そうだ!」

ミミロル「ひゃあ!いきなりなによ!びっくりしたじゃん!」

コリンク「今から長老様にこの話を聞きにいこうよ!」

ミミロル「あ!それいいかも!」

コリンク「でもピカチュウ達置いてく訳には行かないね」

ピカチュウ達の姿は見当たらない

ミミロル「あいつらは別にいいじゃん!あんなの待ってたら時間がもったいないし……そうと決まったら早く行こ!」

ミミロルは走り出した

コリンク「あっ!待ってよぉ!」

コリンクも後を追った
 ▼ 80 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:36:54 ID:Yce7sFDg [15/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二匹は村長の家の前まで来た

ミミロル「そう言えば村長ってどんなポケモンだろ……」

コリンク「そうだね」

ミミロル「実はすごく怖いポケモンかも……」

コリンクは話を聞かずにドアを叩いていた

コリンク「すいませーん!村長さんいますか?」

ミミロル「なぁ!?あんたばかなの!?もう逃げられなくなったも同然じゃない!もし村長が凶暴なポケモンだったらどうするのよ!」

コリンク「ご、ごめん…でも何にでも挑戦しろってミミロルさんが……」

ミミロル「言ったけど挑戦しなくていいときもあるのっ!ケースバイケースよ!」

その時ドアが開いて一匹のポケモンが出てきた
 ▼ 81 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 11:40:04 ID:Yce7sFDg [16/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
赤い体、黒い甲羅からは時々煙が吹き出している

村長「なんじゃ?かわいいお客様じゃのぉ、どうぞおはいりなさい」

村長は家の中へ入っていった

二匹は顔を見合わせ、恐る恐る村長のあとに続いた

コリンク「おじゃましまーす」

ミミロル「お、おじゃまします」

コリンク「(優しそうなポケモンで良かったね!)」

ミミロル「(ま、まぁね)」
 ▼ 82 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 22:43:41 ID:Yce7sFDg [17/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
村長の家


村長「そこの椅子にでもおかけなさい」

ミミロル「あ、はい。ありがとうございます」

二匹は椅子にかけた

村長「挨拶がおくれたのぉ。わしはこの村の村長、コータスじゃ」

コリンク「はじめまして!ぼくはコリンクです!」

コータス「ほっほっほっ、知っとるよ。この間はお母さんがなくなって大変じゃったのぉ」

コリンク「…はい」

ミミロル「ってなんで村長さんはコリンクの事知ってるの?コリンクは村長さんの事知らないって……」

コータス「わしは村長じゃからな、この村の事はだいたい知っておるよ。はて?お前さんは誰じゃったかのぉ?」

ミミロル「えーっと…昨日引っ越してきたミミロルといいます」

コータス「そうかそうか、新しく引っ越してきたのか!覚えておこう。ところで君たちはなぜわしの家をたずねたんじゃ?」

 ▼ 83 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 22:58:05 ID:Yce7sFDg [18/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「村長さんに聞きだい事があるんです」

コータス「ほぉ、何を聞きたいんじゃ?」

ミミロル「今やってるお祭りの事なんだけど…あの御神輿に書いてあった変な形がなんだか気になったの」

コータス「変な形?……あ、あー!あれか!あれはジラーチ様じゃよ」

ミミロル「ジラーチ様?」

コリンク「じゃああのお祭りはそのジラーチ様のお祭りなの?」

コータス「そうじゃ。ジラーチ様は千年に一度目を覚ましなんでも願い事を叶えてくれると言う伝説があるのじゃ」

コリンク「ほ、本当!?」

コリンクは目を輝かせた

ミミロルはため息をついた

ミミロル「あんたねぇ…これは伝説よ!作り話!」

コータス「確かにそうかもしれんの…良かったら確かめに行ったらどうじゃ?」
 ▼ 84 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:04:10 ID:Yce7sFDg [19/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータス「ジラーチ様は遥か昔、あるニンゲンによって研究されていたそうな……そしてそのニンゲンの作った研究所に今も閉じこめられていると言う……」

コリンク「ミミロルさん!僕ジラーチ様に会いたい!」

コリンクはミミロルの手を引っ張った

ミミロル「もー!わかった!わかったわよ!仕方ないわね……で?その研究所ってどこにあるか知ってるの?村長」

コータス「この村を出てずーっと北に向かうんじゃ……森や山を越えてな」

ミミロル「そ、そんなに遠いの!?めんどくさー」

コータス「当たり前じゃ。なんでも願いが叶うんじゃぞ?そんなに簡単に会えるならこの村の皆が会いに行っておるじゃろう……」

ミミロル「それもそうね」
 ▼ 85 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:08:34 ID:Yce7sFDg [20/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータス「ジラーチ様は千年に一度、7日だけ目覚めていると言う……祭りは昨日始まったから起きているのは今日含めてあと6日じゃな」

ミミロル「そ、そんなのもう間に合わないじゃない!」

コータス「なぁに、あんたらはまだ若い!まだまだ間に合うよ。わしもあと十歳若かったらのぉ!ほほほ」

コリンク「まだ間に合うなら早く行こうよ!」

ミミロル「はいはい、良かったわね…間に合って……(なんか面倒な事に巻き込まれたみたいね……)」
 ▼ 86 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:14:45 ID:Yce7sFDg [21/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「それよりさぁ、なにか忘れてる気がするんだけど……」

コリンク「なにが?」

ミミロル「っ!思い出した!あの建物の事も聞いとこうと思ってたんだ!」

コータスは顔をしかめた

コータス「建物?もしや……」

ミミロル「森の中の教会の事なんだけど……」

コータス「やはり……あの建物には近づかんほうがよいぞ」

コリンク「どうして?」

コータス「あの教会には一匹のこどものポケモンがすんでおる」

ミミロル「こどもが一匹で?」
 ▼ 87 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:20:37 ID:Yce7sFDg [22/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータス「もともとは両親もおったのじゃ……父親は真面目な神父で母親はとても優しい方じゃった……しかし両親は事故で死んでしまったのじゃ」

ミミロル「そうなんだ……」

コータス「その子は生まれつきすごい力をもっておった……しかしその力はこどものものにしては強すぎた。いや、おとなの力よりもはるかに強かった。」
 ▼ 88 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:24:08 ID:Yce7sFDg [23/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータスは話を続ける

コータス「その子は力を制御しきれずにある日、その力で両親を……」

ミミロル「え!?」

コリンク「そんな……」

コータス「その子は悲しみあの教会に閉じこもってしまったと言う訳じゃ……」

ミミロル「可哀想ね」

コータス「正直なところ、あの子がまだあの教会におるのかは誰も知らん。誰も近づこうとせんからな……仕方のない話じゃ」
 ▼ 89 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:30:44 ID:Yce7sFDg [24/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「あまりこの話には首を突っ込まない方が良さそうね」

コータス「話は以上じゃ、まだ聞きたいことはあるか?」

ミミロル「いえ、ないわ」

コリンク「村長さまありがとう」

コータス「あんたら、ジラーチ様に会えるとよいの」

ミミロル「ありがとう。おじゃましました」

コリンク「おじゃましました」

コータス「またなにか聞きたいときはいつでもくるんじゃぞ」

二匹は頷くと広場に向かって歩き出した

コータスは仲良く歩いていく二匹を見ながら思った

コータス「そうか……あの事件からもう十年もたったのか……丁度あの子らと同じくらいに成長しておるのかのぉ」

そして静かに呟いた

コータス「あの子らにジラーチ様の御加護がありますように……」
 ▼ 90 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:35:36 ID:Yce7sFDg [25/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二匹は広場に向かっていた


ミミロルはあの教会を見た

なんだか先程とは違って恐ろしく見え、ミミロルはすぐに目をそらした

ミミロル「ねぇ、本当に会いに行くの?」

コリンク「うん!僕、お母さんを生き返らせてって願うんだ!」

ミミロル「そっか…あたしもあんたがその願い事を叶えられるよう応援するわ!」

コリンク「ありがとう!ところでミミロルさんの願い事はなぁに?」

ミミロル「え!?願い事……な、無いかな」

コリンク「えー!?無いの!?」

ミミロル「な、無くてもいいでしょ!(ピカチュウのお嫁さんになりたいなんて言えないわよ!)」
 ▼ 91 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:38:59 ID:Yce7sFDg [26/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「あ!ピカチュウだ!」

向こうからピカチュウ達が走ってきた

ピカチュウ「おい!お前らどこいってたんだよ!探したんだぞ!」

ワニノコ「まぁまぁ、そんな怒るなよ」

コリンク「ごめんね」

ワニノコ「で?どこ行ってたんだ?」

ミミロル「村長に会いに行ってたの」

ピカチュウ「はぁ!?後で一緒に行くんじゃなかったのかよ!」

コリンク「ごめんね、ピカチュウ」

ワニノコ「だからそんな怒るなって……で?なに聞きに行ってたんだ?」
 ▼ 92 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:43:41 ID:Yce7sFDg [27/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「すごい事聞いちゃったんだ!!」

ピカチュウ「すごい事ってなんだよ」

ミミロル「このお祭りはジラーチ様のお祭りなんだって」

ピカチュウ「それのどこがすごい事なんだよ!」

ミミロル「話は最後まで聞きなさいよ!」

ピカチュウ「はいはい」

ミミロル「で、そのジラーチ様がこのお祭りの7日間だけなんでも願い事を叶えてくれるって言うの!どう?すごいでしょ」

ワニノコ「す、すげぇ!!」

コリンク「だよね!」

ピカチュウは鼻で笑った

ピカチュウ「胡散臭いな…どうせ嘘だろ」
 ▼ 93 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:47:56 ID:Yce7sFDg [28/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ま、まぁそれはそうだけど……」

ピカチュウ「なら俺は興味ねーな……叶えたい願いも特にないし」

ミミロル「夢がないなんて面白くないポケモンね!」

ピカチュウ「あ?俺にだって夢はある!」

ミミロル「なによ!どんな夢か言ってみなさいよ!」

ピカチュウ「俺の夢はなぁ!……えっと…」

コリンク「ピカチュウの夢は?」

ピカチュウ「具体的には決まって……ないかな」

ワニノコ「あらら」

ミミロル「やっぱり夢がないじゃない!」

ピカチュウ「これから探すんだよ!ばーか!」

ミミロル「はいはい、せいぜいがんばりなさい!」
 ▼ 94 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:52:46 ID:Yce7sFDg [29/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「それでさ!僕考えたんだけど!」

ミミロル「あー、その件ね……」

コリンク「これからみんなでジラーチ探しに行かない?」

ワニノコ「もちろん俺は行くぜ!」

ミミロル「やっぱりあたしは遠慮しとくわ(嘘かどうかもわかんないし、ピカチュウと行かないだろうしね)」

コリンク「ミミロルさん来ないんだ…残念……」

ワニノコ「ピカチュウはどうするんだ?」

ピカチュウ「……」

ミミロル「(行くわけないじゃない!さっきも胡散臭いって言ってたし!)」

しかしピカチュウの言葉はミミロルの予想を裏切った

ピカチュウ「よし!俺も行くぜ!そのジラーチ探しってのに!」
 ▼ 95 1◆v1GnTfaqxg 16/10/25 23:54:59 ID:Yce7sFDg [30/30] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「はぁ!?」

コリンク「やったぁ!」

ワニノコ「絶対にジラーチ見つけような!」

ピカチュウ「おう!」

二匹はハイタッチした

コリンク「じゃあ僕準備してくるよ!」

ワニノコ「俺も!」

二匹はそれぞれの家の方に走っていった

ピカチュウ「俺も準備すっか!」
 
家に帰ろうとしたピカチュウをミミロルが呼び止めた
 ▼ 96 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:00:25 ID:Sem4p3/U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ちょっと待ちなさいよ!なんでピカチュウがついてくのよ!興味ないんでしょ!」

ピカチュウは走っていく二匹を見ながら言った

ピカチュウ「俺はあいつらの夢を叶える手伝いがしたいんだよ……たとえこの話が嘘だとしても俺が出来ることは全力で手伝いたい。俺はあいつらの友達だからな……それだけだ」

ミミロル「ねぇピカチュウ……」

ピカチュウ「なんだよ」

ミミロル「やっぱりあたしも行くわ。あたしだってコリンクやワニノコの……」

ピカチュウ「別に無理しなくてもいいんだぜ?」

ミミロル「無理してないもん!」

ピカチュウ「来るなよ!」

ミミロル「はぁ!?なにいってるのよ!あたしがついて行ってあげるって言ってるのよ!」

ピカチュウ「だから来なくていいって言ってるだろ!」
 ▼ 97 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:03:59 ID:Sem4p3/U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
騒ぎを聞きつけ二匹が戻ってきた

コリンク「なに?なにがあったの?」

ワニノコ「また喧嘩してるのかよ」

ピカチュウ&ミミロル「おめー(あんた)は黙ってろ(て)!」

ワニノコ「え、あ、はい」

コリンク「ねぇピカチュウ、ミミロルさんも連れてってあげてよ」

ミミロル「そうよ!」

ピカチュウ「ったく……しゃあねぇな」

コリンク「やったぁ!」

ミミロル「ふん、仕方ないわね!」

ピカチュウ「ったく…どの口がいってんだか」

ミミロル「なによ!」
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