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空手王、家に住む

 ▼ 1 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:25:23 ID:4nbkrP.o [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1
119番道路の過酷な熱帯雨林をサワムラー、ハリテヤマと共に駆け抜けていく俺。
俺の名前は空手王。
そう、空手の王様と書いて空手王。
ブレイズキックを得意とするサワムラーによって119番道路の熱帯雨林は燃えさかっている。
ポケモンレンジャー達は大騒ぎしている。さすが俺のサワムラー。
どうもこのサワムラーはブレイズキックしか使えないらしい。
飛び膝蹴りを指示しても使えなかった。
出会った頃からサワムラーの首には青いスカーフがついている。
どこでつけたのかはよく知らないけど似合っていると思う。
素敵だよサワムラー。
 ▼ 2 かも◆XjBl0srCQQ 14/12/19 21:26:05 ID:zZqus6wQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 3 ギギギアル@ひみつのカギ 14/12/19 21:26:40 ID:EbcNvCdo NGネーム登録 NGID登録 報告
巨人小笠原、空手王と対戦し死亡
 ▼ 4 クズモー@まひなおし 14/12/19 21:27:26 ID:XEmwZM8g NGネーム登録 NGID登録 報告
〜お わ り〜
 ▼ 5 通りすがりのマッスルウィザード 14/12/19 21:27:29 ID:4Z6nje/s NGネーム登録 NGID登録 報告
>>1サワムラーが素敵だと分かっているじゃないか。あと何故ダゲキとカイリキーがいない
 ▼ 6 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:27:34 ID:4nbkrP.o [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2
サワムラーと俺は、のろまなハリテヤマを置いてようやく天気研究所についた。
天気研究所にも寄りたいところだが、こうしちゃいられない
今日は新しい家に住む予定日だ。
シェアハウスということで修行の仲間と出会えるかもしれない。
胸と胸を付き合わせるそんな修行の日々が俺たちを待っているんだ。
自然と俺の足も軽やかに動いている。今日は調子が良い。

アーッ!みなぎる!
 ▼ 7 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:32:04 ID:4nbkrP.o [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3
長い橋を渡り、滝の傍にある崖を掴み上へ上へと上がっていく。
下の方でハリテヤマはやはり苦戦している。
崖も登れないなんて情けないハリテヤマに育ってしまったぜ。

崖の上には川に架かった白い平均台がある。
俺はこの平均台を見て思った。
これも修行のための道具なのだと…。
この平均台を使うことで体幹を鍛え己とポケモンを鍛えることを強いられているんだ。
 ▼ 8 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:39:57 ID:4nbkrP.o [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4
サワムラーと共に平均台を巧みに渡っていく。
途中で野生のドククラゲが飛び出してきたがブレイズキック2発で倒した。
ちょろいものだ。

平均台の先に緑の家が見えてきた。

一緒にシェアをする人たちはどんな人たちだろうか。
新居に胸がわくわくしている。

俺とサワムラーはこれから始まる修行の日々に期待を抱き家の中へ入っていった。
 ▼ 9 ジャローダ@ふっかつそう 14/12/19 21:42:21 ID:UIqBhmOM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
俺の秘密基地と場所同じだわww
 ▼ 10 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:44:42 ID:4nbkrP.o [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
5
大きな共有スペースがあり、部屋が幾つか分かれている。
ふむ、ネットで見たとおり良い物件だ。

出迎えてくれたのは、メルヘン少女だった。
カワイイ幼女だが、俺が探しているのは修行仲間なんだ。
この過酷な場所に来れば修行の日々を過ごせると思っていたのに内心ガッカリした。

部屋から
塾帰りの女の子、アロマなお姉さん、ミニスカート
おとなのお姉さんが出てきた。
 ▼ 11 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 21:51:42 ID:4nbkrP.o [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
6
くっそ!ひ弱な女ばかりじゃないか。
海パン野郎、虫取り少年、ギター弾き、短パン小僧、怪獣マニア、船乗り
山男
…なぜいないんだ。
この際おぼっちゃまでもよかったのに…。

「修行するためにここへ来たんだ!」と
女達に思いの丈をぶつけるとメルヘン少女がかわいく
「じゃあバトルしよー」
と言い出してきた。

受けて立った俺は手持ちにサワムラーしかいないことに気づく。
ハリテヤマは何をもたもたしてるんだ。
 ▼ 12 ┗(^ω(^ω(^ω^)┛◆9wYw8MRZMM 14/12/19 21:53:52 ID:IjnKAPUA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 13 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:00:05 ID:6JQ1c/Q6 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
7
バトルが始まろうとしている。

メルヘン少女はマリルリを繰り出してきた。
俺は見た瞬間に気づいてしまった。
このマリルリの筋肉の付き方が尋常ではないことに…。

特にあの上腕二頭筋のインナーマッスルは
サワムラーを遥かに凌駕する力を備えていることが見て取れた。
俺のサワムラーは鍛えに鍛えたがゴムのように細い。

見た感じあのマリルリは女の子だ。
こんなことがあっていいのだろうか。俺は思わず聞いてしまった。

「このマリルリをどこで捕まえたんだいお嬢ちゃん」
「んー。ミラクル交換でジグザグマと交換してもらったんだ」

愕然として言葉も出なかった。
こんなに優れたマリルリが市場に出回っているとは…。
くっ…これも修行だ。 正々堂々戦うしかあるまい。
 ▼ 14 ニョロボン@メンバーズカード 14/12/19 22:01:34 ID:GG3hN6iU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカン…
 ▼ 15 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:11:21 ID:6JQ1c/Q6 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
8
バトル開始。
サワムラーはブレイズキックを俺が指示するまでもなく放っていた。
そのかっこよさと技の切れ味に皆が見とれた。

が、
3秒後には勝負はついていた。

「じゃれついて!」と
メルヘン少女はかわいく言い放った。


マリルリの身体がサワムラーに触れただけで
サワムラーはめちゃくちゃにされた。

サワムラー戦闘不能。

ああ!また出直そうサワムラー。ここで修行して強くなろう。
 ▼ 16 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:21:04 ID:6JQ1c/Q6 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
9
サワムラーの傷を治してやろうと近づいたその時

「メロメロして!」
とメルヘン少女は言い放った。


なんでだ?もう勝負はついてるだろ。

その直後サワムラーは一発でマリルリに惚れてしまった。

ああ、サワムラー修行するんだろ。惚れてどうするんだサワムラー。

そのマリルリに惚れたところで子孫は残せないぞサワムラー。

「これでサワムラーはあたちのもの」

カワイイ顔してこのメルヘン少女は、なんてことを言うんだ。

女の子達についていき部屋へ行ってしまうサワムラー。

くっ…サワムラーをとられてしまったぞ。
 ▼ 17 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:33:11 ID:6JQ1c/Q6 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
10
どうすればいいんだ…。

目の前が真っ白になりかけたそのとき

ハリテヤマが息を切らして家の中に入ってきた。
なんて健気なハリテヤマなんだ。

「マーコ!」

思わずニックネームが出てしまった。



「まだだ!まだ終わっちゃいない」


何を隠そうこのハリテヤマ、実はかわいいかわいい女の子なんだ。

ニックネームは「マーコ」

このマーコにかかれば
あの凶悪なマリルリの毒牙にかかることなく倒すことが出来るだろう。

 ▼ 18 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:38:23 ID:6JQ1c/Q6 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
11
よし行くぞマーコ。
お前の力を見せるときだ。

崖を登ってきて頑張ったご褒美をあげなくてはいけないな。
マーコはロゼルの実が大好物でいつも食べさせてきた。

俺は腰に巻いた帯をゆっくり外す。
汗で少し蒸れている稽古着の中から
ロゼルの実を取り出してマーコに食べさせた。

嬉しそうなマーコ。
めちゃくちゃにされたサワムラーの敵討ちがこれから始まろうとしていた。
 ▼ 19 コクーン@ポイントカード 14/12/19 22:39:57 ID:GG3hN6iU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見てるで
 ▼ 20 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:50:38 ID:6JQ1c/Q6 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
12
対峙しているマリルリとマーコ。

メルヘン少女は
「メロメロ!」と言い放つ。

マーコは平気な顔をしている。

ふっ…女が女に気持ち悪い。
マーコには無駄なことだ。

「じゃれついて!」と指示をだすメルヘン少女。

きたあああああああああああああああ!

「カウンターだマーコ!」

マーコはカウンターの姿勢をとり攻撃を受ける。
その柔らかく美しい姿勢に皆が息を飲んだ。
 ▼ 21 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 22:51:17 ID:6JQ1c/Q6 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
13
が、
その3秒後にマーコは倒れる。

どういうことだ…。
はっ…そうか。
マーコはここに来るまでに何度も修羅場をくぐってきたのか…。
熱帯雨林を抜け…崖を登り…細い平均台を抜けてきた。
きっと川に落ちたこともあっただろう。

体力の限界。

そんな言葉がよぎった。

修行しようマーコ。ここで修行して強くなろう。
 ▼ 22 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 23:00:40 ID:UmaMFb7Q [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
14
マーコに駆け寄ろうとしたその時

「メロメロして!」
とおとなのお姉さんの声。

振り返ると
ヤミラミがきざな顔をしてマーコを落としにかかっている。

マーコは、一発でヤミラミに惚れてしまった。

なんてこったマーコ、ここで修行して強くなるんだろう。

ヤミラミとなら子孫は残せるけど、それでいいのかマーコ?

お前にはカイリキーやエビワラー、ルカリオとの縁談の話しがあったじゃないか。

いいのか?いいのか?…いいのか?
 ▼ 23 ダゲキッス◆3ShVDkc4vQ 14/12/19 23:12:18 ID:UmaMFb7Q [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
15

「これでマーコはわたしのもの」
とオトナのお姉さん。
マーコなどと気安く呼びやがって。
呼んで良いのは俺だけのはずだったのに。
マーコに優しく触れているオトナのお姉さん。
そうか…今さら気づいたがオトナのお姉さんはそっちの人間だったのか。

ヤミラミについていき、女の子の部屋へと行ってしまうマーコ。

ああ、どうしたらいいんだ。
戦えるポケモンがいない。

マーコを大切にしていればサワムラーの敵を討てたのに…

俺は自分の部屋へ行き絶望に暮れた。

「…なんて家に来てしまったんだ」


END

ご静聴ありがとうございました。
続きは書くかどうかは未定です。

この話しが背景の秘密基地を作ったので遊びに来て下さいね。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org61798.png.html
 ▼ 24 ゴース@メタルコート 14/12/19 23:15:39 ID:yPr/Ce/s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
続き期待してるわ
 ▼ 25 黒糖◆ktr.mgt5Go 14/12/21 20:24:14 ID:9Nx9Jwuk NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 26 ツチニン@カメックスナイト 14/12/23 04:34:20 ID:nMQaTnIc NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
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