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SS

【SS】??「おぉ…素晴らしい出来ではないか!」

 ▼ 1 ロカロス@バグメモリ 16/12/07 23:38:47 ID:va6p1572 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とある研究所のカプセルを見た一人の男が感激の声を漏らした。

研究員「はい、この私目が今まで発明した作品の中でも最高傑作でございます!」

??「遂にあの島民共を葬ることができる!私の素晴らしい思想に従わない愚かなアローラの島民たちを!」

研究員「ブラッド公がアローラの守り神を基にしたポケモンのロボット製作をご希望されたときは不安で心がはちきれそうでしたが、何とかここまで作り上げることができましたぞ!」

カプセルの中にあるのはアローラの守り神達に似たロボット。しかし精巧に作られており、パッと見ただけではロボットとはわからない…そんな出来の良さだった。

ブラッド公「起動が楽しみだ…アローラの島民がこのロボットに、私にひれ伏すさまを想像すると…!」

バタンッ!
突如乱暴にドアを開ける音がした。
 ▼ 2 ◆/qIi/n6GLc 16/12/07 23:46:30 ID:va6p1572 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラッド公「ほう…ゼノ、こんなところまで何の用だ?」

ゼノ「悪いがこのロボットは破壊させてもらう!アローラ地方を脅かすのはこの俺が許さない!」

研究員「何じゃと!?私目の最高傑作ともいうべき発明品を破壊するなど…!」

ゼノ「行けッ!ウルガモス!」

ウルガモス「ウルーッ!」

ブラッド公「私に逆らうつもりか…行け、サザンドラ!」

サザンドラ「ドラァッ!」
 ▼ 3 ◆/qIi/n6GLc 16/12/07 23:52:03 ID:va6p1572 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼノ「神を造るなんて…そんな事をして良い訳がない!ウルガモス!虫のさざめき!」

ウルガモス「ウルルーッ!」ビビビビッ

ブラッド公「悪の波導で迎え撃て!」

サザンドラ「ドラーッ!」ブワッ

虫のさざめきと悪の波導がぶつかり合い、爆発して煙が上がる。

研究員「や、やめろ!私目の作品に支障が出たらどうしてくれる!」

ブラッド公「小癪な真似を…。」

煙が上がるとウルガモスの姿がなくなっていた。

ブラッド公「ウルガモスはどこへ…はっ!」

ブラッド公が後ろを向くとカプセルに技を撃ち込もうとするウルガモスの姿があった。
 ▼ 4 ◆/qIi/n6GLc 16/12/07 23:58:19 ID:va6p1572 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼノ「まんまと罠にかかってくれたな!さっきの虫のさざめきは囮だ!」

ゼノの腕のZリングが輝き、更に彼は不思議なポーズをとっている。

研究員「あの構え…まさかっ!」

ゼノ「そう、炎のZ技さ!行くぞウルガモス!」

ブラッド公「や、やめろ!」

ゼノ「研究所もろともあのカプセルの中身ごとを破壊するんだ!ダイナミック…フルフレイムッ!」

ウルガモス「ウルァァァァァッ!」ブワァッ

ウルガモスのダイナミックフルフレイムであっという間に研究所は火の海となった。
 ▼ 5 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 00:15:36 ID:p22rt87w [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
研究員「あああ…私目の研究所が…作品がぁ…。」

ブラッド公「クソっ!脱出しなくては!覚えていろ、ゼノ!」

研究員を引っ張り、素早く研究所を出るブラッド公。付近にゼノとウルガモスの姿はなかった。すでに脱出したようだ。
そして燃え盛るカプセルの中、例のポケモンロボットが目をゆっくりと開いた。どうやら壊れてはいないようだった。
研究員とブラッド公が脱出した直後に研究所は大爆発を起こし、焦げた瓦礫の山となった。
ブラッド公と研究員が研究所跡地を離れたのち、ゼノは捜索を始めた。

ゼノ「例のカプセルがあったのはこの辺りだったが…。」

カプセルのあった付近を探索するうち、彼はあることに気が付いた。
 ▼ 6 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 00:46:35 ID:p22rt87w [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼノ「おかしい、いくら探してもあのロボットの破片らしきものが見つからない!もし破壊したならあのロボットの壊れたパーツが確認できるはずだ…まさか!」

研究所は海の近くに立っていた。それを見たゼノは不安に駆られる。

ゼノ「海に落ちたんじゃ…この付近は潮の流れの関係でアローラ地方に流れ着くことがほとんど…まずい、最悪のシナリオが現実になりそうだ、一刻も早くアローラ地方に!ウルガモス!」

ウルガモス「モ、モス…。」

ゼノ「どうした?まさか燃やしきれなかったことに責任を持ってるのか?」

ウルガモス「モス。」

どうやら主人であるゼノの目的を達成することができなくて落ち込んでいるようだった。

ゼノ「気にするなって!失敗は成功の基だし、いつまでも引きずってたら駄目だ!次がんばればいいじゃないか!それよりも早くアローラ地方に行かないと!」

ウルガモス「ウル!」

ゼノは研究所跡地を去り、アローラ地方へと向かうのだった。
 ▼ 7 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:19:27 ID:p22rt87w [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここはメレメレ島のとある海岸。
その海岸沿いを走る一人の少年とピカチュウと機械ががいた。

サトシ「ヤバイヤバイ!寝坊だ―!」

ピカチュウ「ピーカチュー!」

ロトム図鑑「あんなに遅い時間までバトルの練習してるからロト!」

寝坊をしてしまいポケモンスクールへ走っていく最中、海岸で見慣れないものが打ち上げられているのを見つけた。

サトシ「ん?なんか海岸に打ち上げられてる。」

ピカチュウ「ピカピ?」

ロトム図鑑「ちょっと待つロト!」
 ▼ 8 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:26:22 ID:p22rt87w [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ達が海岸で見たのはどうやらポケモンのようだった。

サトシ「おい、大丈夫か!?」

ロトム図鑑「生きてはいるみたいロトね…。」

サトシ「早くポケモンセンターに連れて行かないと!」

ピカチュウ「ピカチュ!」

ロトム図鑑(学校は…と言いたいけど、傷ついたポケモン見つけたらポケモンセンターへ行くべきロトね!)

サトシ達はそのポケモンを抱えて一目散にポケモンセンターへと向かった。
 ▼ 9 アル@パークボール 16/12/08 20:33:13 ID:aSQS8igg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 10 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:34:29 ID:p22rt87w [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここはポケモンセンターサトシ達は治療室で助けたポケモンが治療されているのを見ていた。

サトシ「あの時はポケモンセンターに連れて行くのに夢中で考えてなかったけど、あのポケモンは何なんだろ?」

ロトム図鑑「うーん、わからないロト。」

ピカチュウ「ピーカチュー。」

サトシ「でも、アローラに来たばかりの頃にあったカプ・コケコにはちょっと似てる気がするんだよね…あっ、ランプが消えてる!」

そう話している間にいつの間にか治療中のランプが消えていた。サトシ達は治療室の中に入った。

サトシ「ジョーイさん!」

ジョーイ「このポケモンはすっかり元気になったわ!」

サトシ「よかったな!元気になって!」

ピカチュウ「ピカ―!」
 ▼ 11 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:39:52 ID:p22rt87w [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
謎のポケモンは無言でサトシ達を見つめていた。
サトシはジョーイさんに聞いてみた。

サトシ「そうだジョーイさん、このポケモンは何なんですか?」

ジョーイ「こんなポケモンは私も見たことがないわ…。」

ロトム図鑑「もしや…新種のポケモンロトか!?」

サトシ「その可能性もあるかも!」

ジョーイ「後でククイ博士にでも聞いてみようかしら?」

サトシ「ククイ博士…?あっ、ポケモンスクール!急がないと!遅刻する!」

ピカチュウ「ピーカー!」

ロトム図鑑(もう間に合わないと思うロト…。)

サトシが治療室を立ち去ろうとしたとき、謎のポケモンがふわりと浮き上がってサトシに近づいてきた。
 ▼ 12 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:44:07 ID:p22rt87w [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ん…?どうしたんだ?」

謎のポケモン「カ、カプ…。」

ジョーイ「もしかして、連れて行ってほしいんじゃない?不安なのかも。」

サトシ「よーし!じゃあ一緒に行こうぜ!」

ピカチュウ「ピカチュー!」

謎のポケモンはうなずいてサトシに背負われた。

サトシ「全速力だ!これならまだ間に合うかも!」

ピカチュウ「ピカー!」

ポケモンセンターを出たサトシは猛ダッシュでポケモンスクールへと向かっていった。
そしてその姿をこっそりと観察している2人と1匹…ロケット団だ。
 ▼ 13 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:48:19 ID:p22rt87w [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムサシ「ちょっとちょっと!ジャリボーイが背負ってるピカチュウともう1体のポケモン!あれをサカキ様に差し出せば…!」

ニャース「サカキ様も大喜び間違いなしなのニャ!」

コジロウ「でも、あんなポケモン見たことないな。」

ムサシ「そんなの関係ないわよ!貴重ならサカキ様喜んでくれるわ!」

ニャース「早速、捕獲の準備をするのニャ!」

彼らはその場を後にした。
 ▼ 14 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 20:54:35 ID:p22rt87w [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
所変わってここはポケモンスクール。既にサトシ以外の生徒は着席している。

カキ「サトシの奴、また遅刻か。」

マオ「夜遅くまでバトルでもやってたんじゃない?」

マーマネ「サトシの事だからそうかもね。」

生徒たちが話しているうちにククイ博士がやってきた。

ククイ「おはようみんな!…あれ、サトシ君はまだ来てないのか?」

リーリエ「そうみたいです。欠席かな?」

サトシ「おはようございまーすっ!」

ピカチュウ「ピーカチューゥ!」

ククイ「おっ!ぎりぎりセーフだな!」

サトシ「はい、何とか…。」
 ▼ 15 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 21:16:00 ID:p22rt87w [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「あれ?サトシ、ピカチュウと一緒に肩に乗ってるそのポケモンは何?」

サトシ「俺も分からないんだ。こいつをポケモンセンターに運んでて遅くなったんだ。」

マオ「このポケモン何?見たことがないわ。」

マーマネ「僕も。」

カキ「こんなんポケモン、アローラにいたか…?」

サトシの肩に乗る見たことのないポケモンに生徒達は興味津々。
謎のポケモンはキョロキョロと辺りを見渡している。

サトシ「そうだ、リーリエはこのポケモン知ってるのか?」

リーリエ「うーん、見た目は前に見た守り神カプ・コケコに少し似てるところはありますが…図鑑に載っているのかな…。」

ククイ「これはまた珍しいポケモンを連れてきたものだね!前にやってきたカプ・コケコ
といい!さぁ、授業を始めるから席に戻って!」

生徒たちは全員席に着いた。
 ▼ 16 ◆/qIi/n6GLc 16/12/08 21:37:29 ID:p22rt87w [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
授業が終わり、昼食タイム。

マオ「そうだ!このポケモンに、僕達のポケモンを紹介しましょうよ!」

サトシ「いいなそれ!みんな、出てこい!」

サトシのボールからはモクローとニャビー、カキのボールからはバクガメスが出てきた。

モクロー「モクー!」

ニャビー「ニャー!」

アマカジ「カジ―!」

アシマリ「あしゃま!」

トゲデマル「マルマル!」

バクガメス「ガメース!」

謎のポケモン「…カプ。」

ポケモン達はそれぞれ謎のポケモンに挨拶した。
謎のポケモンは他のポケモンを見渡した後うなずいて鳴いた。
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