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先発ファイアローが大量失点、先制羽休めも不発に終わり惨敗だった
スタジアムに響く古参の罵倒、どこからか聞こえる「今期も1400台だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、前作の黒歴史ことガルーラは独りボックスで泣いていた
ORASで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるパーティーの仲間・・・
それを今のアローラで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」ガルーラは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、ガルーラははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいボックスの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってシングルフリーをしなくちゃな」ガルーラは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、ガルーラはふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ボックスから飛び出したガルーラが目にしたのは、なぞのばしょまで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに白旗が振られ、地鳴りのよう鼻毛ベジタブルが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするガルーラの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ガルーラ、素催眠だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったガルーラは目を疑った
「ゲ・・・ゲンガーさん?」 「なんだメス豚、ガッサにでも眠らされたのか?」
「も・・・森本コーチ?」 「なんだガルーラ、かってにガブリアスさんを引退させやがって」
「バシャーモさん・・・」 ガルーラは半分麻痺混乱になりながら3DSの上画面を見上げた
ガルーラ ガブリアス ゲンガー
バシャーモ ボルトロス スイクン
暫時、唖然としていたガルーラだったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
バシャーモからバトンを受け取り、フィールドへすてみタックルで全力疾走するガルーラ、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、持ち主に逃がされ冷たくなっているガルーラが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った