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【SS】その男 元ニートの仮面ライダー

 ▼ 1 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:38:31 ID:fLrvQ8qA [1/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この世界の仮面ライダーとは日本の大企業 ぽけりんホールデイングスが開発した汎用パワードスーツである。
非常に安価なため全世界で飛ぶように売れた。
2000円程度のベルトとスマホの専用アプリを使って変身する。
18歳未満が使うことは出来ない。
当初は作業用や介護用としての活躍が見込まれたが、それは必ずしもプラスに働くことではなかった...
 ▼ 2 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:39:12 ID:fLrvQ8qA [2/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンナ「ハアハア......」


暗闇の中を逃げ惑う一人の女性=カンナとそれを追う数人の男たち。

カンナはもはや逃げられないと悟り足を止め


カンナ「変身」


静かにそう唱え変身アプリの音声ロックを解除し、既に巻いていた変身ベルトのくぼみにスマホをはめこむ。

男たちも変身の掛け声とともに、変身ベルトにスマホをはめ、その姿を変貌。
 ▼ 4 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:40:29 ID:fLrvQ8qA [3/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二人の男が変身ベルトからスマホを外し、操作する。
どうやら必殺技を発動するようだ。

これに対抗するためにカンナも同様の操作をし、必殺技の準備をする。


「フレアドライブ!」

「ボルテッカー!」


聞こえる、二人の男の叫び声が。

必殺技とはスマホの操作と持ち主の音声、この二つが揃ってようやくロックが解除されるほど危険でまた強力なものである、当たれば命の保証はない。

二人の男はそれぞれ、炎と電気を纏いながら走り出し、突進しようとしてきた。

カンナも彼らに対抗するために必殺技の音声ロックを解除する。


「だいばくはつ!」


カンナを中心として発生した巨大な爆発は辺りを巻き込み、ものすごい大きさのばくおんぱを生み出し、すべてを燃やし尽くした。
 ▼ 5 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:41:28 ID:fLrvQ8qA [4/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「......」


午前10時頃、椅子に座りパソコンのディスプレイを一心不乱に見つめている彼の名はサトシ。

彼は以前までは就職していたのだが、職場のストレスや変わりばえの無い毎日に飽き退職。

ただ仕事を辞めてから人生が楽しくなったのかと聞かれるとそういうことはなく、ただ毎日何をするでもなく宛の無い生活を暮らしていた。

元々は小さいアパートに住んでいたが、家賃が払えなくなり実家にとんぼがえり。

初めこそ両親も彼を心配していたが、次第に疎ましく思い、今では早く実家からドラゴンテールしたいと望んでいる。

いつのまにか二時間ほどが経過していた。
 ▼ 6 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:42:07 ID:fLrvQ8qA [5/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いつもならばとっくに母親が2階のサトシの部屋の前まで食事をおいていく時間なのだがその気配がしない。

サトシは段々空腹を覚えていき、三日ぶりに下の楷に降りることにした。

下に降りるなり食事を食べさせるよう要求するが、父はこれを断り、このまま働かないのであればサトシに家を出ていって欲しいと伝える。

続いて母もこれに同調するように言葉を添えた。
客観的に見ればどうみても悪いのはサトシだ。
 ▼ 7 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:43:54 ID:fLrvQ8qA [6/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
が、あまりにも身勝手な彼はこれにキレ、普段から腰に巻いている変身ベルトを見せつけるためパーカーが被っているところを払いのけた。

母は恐怖から震え上がる。

この世界では現在とある理由からベルトを意図的に相手に見せつけるのは宣戦布告の意味をもつ。

サトシはスマホをベルトにはめ、変身と叫ぶ。
瞬時にアーマーが形成、異形のものへと。

父も腰のベルトにスマホを。変身と呟き、アーマーの装着を完了。
 ▼ 8 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:44:47 ID:fLrvQ8qA [7/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「おらっ! おらぁ!」


サトシは拳を振り上げて父に殴りかかった。

恐ろしく力の強い、そして殺意の籠ったインファイト。父は紙一重でそれを全て回避し、反撃の機会を伺っていた。

しかしそれに気付かないサトシは苛立ちから、大振りなとびひざげりを放った。

父はこれも紙一重でかわす。
刹那
一瞬の隙をついた父の拳がカウンター気味にサトシの土手っ腹にめり込んでいた。

想像を越える腹部の痛みに苦しむサトシ。
 ▼ 9 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:45:37 ID:fLrvQ8qA [8/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
父「どうする? 諦めて職を探すか?」

サトシ「嫌だね。あんな生活ごめんだ!」


ふとサトシのなかにある感情が浮遊。

今までの変わりばえの無い退屈で刺激の無い生活よりも今戦っているこの時間の方が何倍も楽しいということを。

それまでは微かに残っていた良心が完全に消え失せ、一切の迷いを振り切ったのだ。
 ▼ 10 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:46:35 ID:fLrvQ8qA [9/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方で父は実の息子と戦っていることを戸惑っていた。

この差が二人の運命を分けることになる。

サトシはメインウェポンと呼ばれる武器を取り出した。

彼のメインウェポンは銃、変形させて剣とすることも可能だ。

変形させた剣を振り回し、攻撃を仕掛ける。

父もメインウェポン(=130cmほどのシールドの下にガトリングガンが姿を見せる)
を召喚しこれを防ぐ。
 ▼ 11 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:49:21 ID:fLrvQ8qA [10/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※ちなみに父の武器はVシネ仮面ライダー斬月のウォーターメロンアームズの武器を想像してもらえるとわかりやすい

てっぺきなシールドをどう攻略するかわるだくみしていると父の放ったガトリングガンの直撃を浴び、10mほど後方へ吹き飛ばされる。

サトシは手にしている剣を銃に変形させロックブラストがごとく乱射するがシールドに阻まれ効果はない。
 ▼ 12 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:50:21 ID:fLrvQ8qA [11/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
変身はスマホのじゅうでんを多く消費するのだが弾丸の類いももちろん充電でまかなわれている。もしもこのままの状態が長く続けばサトシが先に時間切れ、変身解除を迎えてしまう可能性が考えられる。

それでも撃つ手を止めるわけにはいかない。乱射を止めた瞬間にガトリングガンの攻撃が来るに決まっているからだ。

サトシは回りを眺める。
壊れた家具、床に空いた小さい穴、ぶるぶると震え、ちいさくなる母


サトシ(そうだ! 母さんを囮に使って......)
 ▼ 13 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:55:12 ID:fLrvQ8qA [12/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
現状を打破するとっておきを閃いたのだった。

銃声が止む。
父が様子を見るために守りをとき辺りを見回すと母は頭に銃弾を浴び、息絶えていた。

突然のことに驚く父。
サトシはシールドに乱射する間こっそり母にも弾丸を撃ち込んでいたのだ。母が父の死角にいたためそれをみやぶられることはなかった。
 ▼ 14 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:56:25 ID:fLrvQ8qA [13/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その隙を見逃さず、サトシは全力疾走して父の懐に入り、ベルトを零距離射撃で破壊する。

ベルトとスマホが破壊された父は変身がとけその場に倒れ込む。
サトシは5mほど距離をとりスマホを操作する。
 ▼ 15 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:57:08 ID:fLrvQ8qA [14/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
父「や......め......ろ......」

サトシ「メガトンキック」


そう静かに唱えロックを解除、助走をつけジャンプし、空中でキックの体勢を作る。

そのキックはまだ意識のあった父の頭に命中し吹っ飛ばした。
 ▼ 16 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:57:53 ID:fLrvQ8qA [15/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その戦闘は凄まじいものであり、当然近くの住人にはこの事が知られてしまう。

さらには警察も呼ばれたようで、パトカーのサイレン音が耳を塞ぐ。
だが彼は臆さない。


サトシ「新しい獲物か......」


久し振りに物事に対して関心を持った彼は外に出てパトカーの到着を待つ。

無論殺すつもりだ。

変身と叫ぶ声が聞こえる。
直後に仮面ライダーと化した警官たちが6人ほど襲いかかってきた。
 ▼ 17 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 13:58:35 ID:fLrvQ8qA [16/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
だが人を殺めることに喜びすら感じているサトシと相手を倒すだけの覚悟しか持たない警官たちでは地力が違う。

すると白バイに乗った男=キョウがこちらに近づいてきた。


キョウ「変身」
 ▼ 18 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:00:11 ID:fLrvQ8qA [17/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更なる獲物に喜ぶサトシだが、キョウは今までの敵とは違った。

キョウは槍を虚空より出現させると、最短距離でサトシの左肩をメガホーン。

サトシ、一瞬慌てるがすぐに銃を召喚し反撃に出る。

でたらめに銃をトゲキャノンのように乱射するが、槍で弾丸を防ぐキョウに効果はない。
 ▼ 19 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:01:13 ID:fLrvQ8qA [18/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突然背中に痛み。

警官隊の援護射撃。

左肩の痛みもあいまってサトシは次第に意識が朦朧としてくる。


サトシ「こんなところで死ねるか......!」
 ▼ 20 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:02:41 ID:fLrvQ8qA [19/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
窮地にたたされたサトシ。だが突如として背中の痛みが和らぐ。


「大丈夫か!?」


サトシにとっては懐かしい声が一瞬聞こえ、意識が遠のく。


現れたライダーは弓を携えている。どうやらこれで警官隊を射ぬいたようだ。
 ▼ 21 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:03:40 ID:fLrvQ8qA [20/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウ「邪魔をするな。そいつは殺人者だぞ?」

ライダー「ただの殺人者ならくれてやる。だがこいつはお前らに引き渡すにはあまりにも惜しい」

キョウ「お前も共犯と見なす。今なら何も見なかったことにしてやるが?」

ライダー「ふっ......」


ライダーは弓を捨て、両肩に備え付けられている双刀を手にし、切りかかる。
小回りの効く双刀の早さにリーチのある槍では追い付けず、キョウの右腕をきりさく。
 ▼ 23 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:06:26 ID:fLrvQ8qA [22/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自分が優勢だと悟ったライダーはなおも双刀で切りつけようとするが、キョウは槍を使い棒高跳びの要領で空中へと逃げる。
その行動の代償に弾力性の無い槍の柄が折れてしまった。

ライダーは再度弓を召喚し空中で動きが制限されるキョウを狙い撃とうと試みるが、折れた槍をなげつけられ弓が破壊されこれを防がれる。

余談だがメインウェポンはいくつでも生成が可能。(ただしその分充電を消費するが。)
 ▼ 24 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:08:24 ID:fLrvQ8qA [23/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのままキョウはとびげりを避けようのないライダーに命中させ吹っ飛ばす。

その隙に槍と、先ほど跳んだ際に折れた柄を回収し次の攻撃に備える。

キョウはわざと槍を折ったのだ。双刀に対抗するために。
 ▼ 25 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:11:02 ID:fLrvQ8qA [24/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ライダー「こいつの出番か」


ライダーは起き上がると、ベルトの後ろからバッテリーと呼ばれるを取り出した。


「ウィンド!」


それをスマホに取り付けるとこのような音が流れる。

動揺を隠しきれないキョウ。無理もないバッテリーとは世界に26個しか存在しない代物だからだ。

バッテリーはベルトにつけることもできベルトに二つ、スマホに一つ取り付けることができるので最大三つの同時使用が可能。
 ▼ 27 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:12:52 ID:fLrvQ8qA [26/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その隙を逃さずライダーは必殺技の準備をとる。


ライダー「リーフブレード!」


ライダーは双刀を超高速で振り回しキョウを切り刻んでいく。
折れた槍でこれを防ごうとするがその素早さについていけない。
このまま勝負は決すると思われたが......
 ▼ 28 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:14:13 ID:fLrvQ8qA [27/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アクア!


その音が聴こえ、刃の感触が消失。


ライダー「効かない!?」

キョウ「はあはあ......アクアがなければあのまま死んでいたかもしれん」

キョウ「最初からこれを使っていればまず勝てた。だが今日はお前の勝ちだ」
 ▼ 29 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:14:57 ID:fLrvQ8qA [28/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ライダー「逃がすかよ」


弓を召喚し、狙いを定めて撃つが、キョウは液状化しこれを避ける。


キョウ「だがこの俺にここまでのダメージを負わせれたんだ。充分誇っていい」


すてぜりふを吐くと白バイにまたがり帰っていった。自分の負けを認めたからなのかサトシを連れていくことはない。
 ▼ 30 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:15:38 ID:fLrvQ8qA [29/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ライダー「久しぶりだな。サトシ」


ライダーは変身をとくとサトシを担ぎどこかへ歩いていった。


ワタル「ほう......」


そのようすを観察する男が一人。
 ▼ 31 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:18:05 ID:fLrvQ8qA [30/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウィンド
Cランクのバッテリー。体に風を纏い耐性を単飛行タイプにする。控えめだが攻撃力を上昇させる。
シゲルのスマホと相性がいいらしい。

アクア
Bランクのバッテリー。一定時間体を液状化することができるようになり、その間攻撃が無効になる。また攻撃に水タイプを追加できる。
 ▼ 32 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:19:30 ID:fLrvQ8qA [31/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アジト(地下)


サトシ「うぅ...」


目が覚め、ベッドから体を起こす。
辺りを見回すと青年と幼女の姿が確認できる。


青年(ライダー)「起きたか」

サトシ「ここは?」

青年「我々のアジトだ。お前を助けて、ここに運んだ」

サトシ「ありがとうございました」
 ▼ 33 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:20:30 ID:fLrvQ8qA [32/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
青年「おいおい。そう他人行儀になるなよ。ほら覚えてないか?」

サトシ「!」

サトシ「お前シゲルか!?」

シゲル「正解」

シゲル「何やらかしたんだ?」

サトシ「たしか......」

サトシ「!」

サトシ「実はおれ......そのさ......」

シゲル「?」

サトシ「父さん殺しちゃって......」
 ▼ 34 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:21:40 ID:fLrvQ8qA [33/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル「マジかよ。だけどそのくらいの方が都合がいいか」

サトシ「? ところでそこの幼女は?」

カンナ「私の名はカンナ。見た目は子供だが実年齢はアラサーだ」

カンナ「私たちの目標は世界征服」

サトシ「はっ!? マジ? ロケット団?」

シゲル「マジだ。ロケット団ではないけどな」

カンナ「君には才能がある。力を貸してくれ」

サトシ「そんなでんこうせっかで言われても......」
 ▼ 35 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:22:19 ID:fLrvQ8qA [34/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンナ「言っておくが君に断るという選択肢は無い。殺人者君?」

サトシ「なるほどね。まあ退屈してたし、面白そうだから付き合ってやるか」

シゲル「ありがとう。もしもお前が断っていたら秘密保持のためお前を殺さなくてはいけないところだった」

サトシ「こわっ」

サトシ「とは言ってもどうやってそんな非現実的なことを実現させようとしてるんだ?」
 ▼ 36 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:22:59 ID:fLrvQ8qA [35/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル「こいつの力を利用する。これはバッテリーと呼ばれるものなんだが、これを26個集めれば強大な力を得られる」

シゲル「ちなみにこれがバッテリーだ。今あるのはこれで全部」


シゲル、サトシにファイア、エレキ、ウィンドのバッテリーを見せる。
 ▼ 37 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:23:39 ID:fLrvQ8qA [36/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「それにしてもどうして世界征服をしようだなんて思ったんだ?」

カンナ「大企業 ぽけりんホールデイングスが開発した仮面ライダーシステムを悪用しクーデターが起こったことは知っているな?」

サトシ「もちろんさ。2chは毎日徘徊してたからな」

カンナ「だがそれは事実ではない。ぽけりんホールデイングスは表の顔、裏では世界征服を真剣に企む組織だった」

サトシ「そうなのか?」
 ▼ 38 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:24:12 ID:fLrvQ8qA [37/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンナ「実はライダーシステムは本社にあるスイッチを押すと全機能が停止する仕様が施されている」

サトシ「驚愕の事実」

カンナ「ぽけりんは世界中にライダーシステムを売り出し、それを各国は受け入れ、軍事的利用もした。
今この世界は実質ぽけりんが支配していると言っても過言ではない。私たちはそれを止めなければならない!」
 ▼ 39 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:24:54 ID:fLrvQ8qA [38/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「だけど別に悪い政治とか行ってないと思うが」

シゲル「今はまだ完全に地盤が固まっているわけじゃないからだいそれたことをしていないだけだ。
今に恐ろしい未来が待ち受けていることは想像に容易い」

サトシ「ちょっと待てよ......何でそんなこと知っているんだ?」

カンナ「私はかつてぽけりんに所属していたからだ。ライダーシステムを作ったのは私。裏の顔を知ってしまった私は逃げようとしたが、追っ手に見つかり戦い、子供の姿になり変身能力も失ってしまった。(冒頭)
だがこの姿になっても思いは変わらん。私には一連の事件の責任がある!」

サトシ「そうか......わかった。面白くなってきたぜ!」
 ▼ 40 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:25:49 ID:fLrvQ8qA [39/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「シゲルもぽけりんにいたのか?」

シゲル「違う。俺は表の顔のぽけりんによって失業し、こいつに拾われた」

カンナ「会社としてのぽけりんもやり方が悪どかったからな。潰された中小企業がいくつあったのか......」

サトシ「だけどいくらなんでも人数が少なくないか? 3人って......」

カンナ「戦力差を考えたら3人も100人もたいして変わらん。むしろ3人のほうが見つかりにくいし、信頼もおける。
今はいないが仲間はもう一人いる」

サトシ「なるほどね......もう一人の仲間ってのにもいつか会ってみたいぜ」
 ▼ 41 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:26:53 ID:fLrvQ8qA [40/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル「基本的にはバッテリーの回収が主な仕事だ。明日から早速始めよう」

サトシ「バッテリーってどこにあるんだ?」

カンナ「もともとは地中深くに埋まっていたのだが現在ではすべて堀尽くされている。だから盗み出したり、時には殺して奪い取る」

サトシ「殺す......あぁ!」
 ▼ 42 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:27:25 ID:fLrvQ8qA [41/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ファイア
Cランクのバッテリー。体に炎を纏い耐性を単炎タイプにする。控えめだが攻撃力を上昇させる。

エレキ
Cランクのバッテリー。体に電気を纏い耐性を単電気タイプにする。控えめだが攻撃力を上昇させる。
 ▼ 43 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:29:04 ID:fLrvQ8qA [42/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル「リーフブレード!」


双刀から繰り出される超高速の斬激が敵を切り刻む。


シゲル「バッテリー回収っと!こいつはギアか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

サトシ「メガトンキック!」


キックが敵ライダーにクリーンヒット。


サトシ「キーンゲットだぜ!」


バッテリーを巡る戦いが日夜繰り広げられていたのであった。
 ▼ 44 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:29:38 ID:fLrvQ8qA [43/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アジト(地下)に戻ってきて


カンナ「お疲れ。回収したバッテリーは?」

シゲル「俺はネットとギアだ」

サトシ「俺はアイディア、キーン、ライジング、ゼロだ」

したら「っち......負けたか」
 ▼ 45 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:30:33 ID:fLrvQ8qA [44/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アイディア
Cランクのバッテリー。閃きの力が上がる。

キーン
Bランクのバッテリー。武器の威力が上がる。

ネット
Cランクのバッテリー。網を作ることができる。

ライジング
Bランクのバッテリー。他のバッテリーと併用するとそのバッテリーの効果が大幅に上がる。

ギア
Bランクのバッテリー。素早さが上がる。

ゼロ
ランク不明。効果不明。現状何もできない。
 ▼ 46 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:31:55 ID:fLrvQ8qA [45/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドンドン!

地上のドアを叩く音が聞こえ驚く一同。


マチス「よくも同胞たちを殺したな!」

カツラ「ここがお前たちのアジトだってことは調べがついているんだよ! さっさと出てこい」

マチス「それからカンナ! 今戻ってくれば今まで以上の待遇でお前を迎える。戻ってくる気はないか?」
 ▼ 47 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:32:36 ID:fLrvQ8qA [46/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンナ「この声はマチスとカツラか......あの二人は今までの雑魚とは一味違う」

シゲル「いくぞサトシ」

サトシ「あぁ」

カンナ「おい......話を聞いていたのか?」

サトシ「聞いてたよ。つまりあいつらは強力なバッテリーを持ってるんだろ?」

カンナ「それはそうだが......わかった、ただし充分気を付けろ」

シゲル「忠告感謝する」


地上に上がる二人。カンナはモニターで地上の様子を監視できる。
 ▼ 48 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:34:00 ID:fLrvQ8qA [47/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
地上


サトシゲ「「変身」」


二人にアーマーが装着される。


サンダー!

マチス、バッテリーを起動する。


バーン!

カツラも同様にバッテリーを起動する。
 ▼ 49 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:35:09 ID:fLrvQ8qA [48/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サンダー
A ランクのバッテリー。電気の力を得て、攻撃力が大幅に上昇する。

バーン
Aランクのバッテリー。炎の力を得て、攻撃力が大幅に上昇する。
 ▼ 50 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:36:16 ID:fLrvQ8qA [49/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス「いくぜ! 死ねぇい!」

ガキーン!

サトシ「こいつは俺がやる」 


サトシの剣がマチスの進路を阻む。


サトシvsマチス


サトシ(バッテリーを一度に複数使うと、それだけ体への負担も大きくなるってカンナは言ってたけど......)

マチス「どうした? 来ないならこちらからいくぜ!」

マチス(とはいえ、あいつはただの雑魚ではない。油断は禁物だな)

サトシ(やつは確実に俺よりも強いはず。出し惜しみをしてる余裕はない!)
 ▼ 51 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:37:03 ID:fLrvQ8qA [50/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アイディア! キーン! ライジング!

サトシ、今所持しているすべてのバッテリーをベルト、スマホに差し込む。


マチス(ライジングでバッテリーを強化、アイディアで閃きを上げ、キーンで武器の火力を上昇させてきたか......)

サトシ、剣を手にもち駆け出す


サトシ「おらっ!」ガッ!
 ▼ 52 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:38:04 ID:fLrvQ8qA [51/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシは斬撃をマチスのベルトに目掛けて繰り出そうとするがそれを読まれ手を捕まれる。


マチス「仮面ライダーの弱点は変身の起点となるこのベルト。お前の狙いくらいバレバレなんだよ!」

マチス「それからお前の腕は今俺がつかんでいる。つまり逃げられない」
 ▼ 53 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:38:57 ID:fLrvQ8qA [52/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ、危険を感じ脱出を試み、でたらめに足をばたつかせるが意味がない。


マチス「10まんボルト!」


高電圧の電気を受け、倒れるサトシ。
 ▼ 54 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:40:06 ID:fLrvQ8qA [53/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス「さて、バッテリーは返してもらうぞ」


サトシのベルトからライジング、アイディア、キーン抜かれる。
 ▼ 55 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:40:48 ID:fLrvQ8qA [54/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲルvsカツラ


シゲル「だぁぁぁぁ!!」

カツラ「せいっ!」


シゲル、双刀で攻撃するがカツラの小太刀に防がれる。

しばらくの撃ち合いのあとに双刀での突破は不可能と判断したシゲルはカツラと距離をとり弓にもちかえる。

しかしそれは失策だった。
 ▼ 56 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:41:36 ID:fLrvQ8qA [55/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カツラ「オーバーヒート!」

シゲル「なに!?」


カツラの小太刀から放たれたオーバーヒートに吹き飛ばされるシゲル。


カツラ「俺の小太刀による鉄壁の防御を崩すことは不可能、だから距離を取る、これは有効な戦術だ。いくらなんでも銃弾をすべて弾くのは無理だしな」

シゲル「だから事前に......対策を......施していた......というわけか......」


解説を聞きながらよろよろと戻ってくるシゲル。
 ▼ 57 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:42:35 ID:fLrvQ8qA [56/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カツラ「とどめだ」


カツラ、スマホを操作し必殺技を発動。


カツラ「ブレイズキック!」


そう叫ぶとカツラは高く跳び、空中でキックの体制を作る。

シゲル、何かを思い付いたのか口を緩める。その表情を悟られることはない。
 ▼ 58 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:43:35 ID:fLrvQ8qA [57/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ファイア!


カツラ「まずい!」


シゲル、ファイアの効果でカツラのブレイズキックの威力を軽減させ、足をつかむ。


シゲル(流石に衝撃はそのままか......)

ネット!


シゲル、ネットの力で網を生成しカツラの動きをふういん。
 ▼ 59 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:44:27 ID:fLrvQ8qA [58/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル「お前の終焉を宣告する」

ウィンド!


シゲル、バッテリーを起動させ、助走をつけジャンプしキックの体制に入る。


シゲル「トリプルキック」


必殺技のロックを解除。

キックの体制のまま空中で回転し、3連打の蹴りを命中させる。


カツラ「あっ......がっ......」

シゲル「バーンバッテリーはいただくぞ」


シゲル、カツラに近づき、無防備な首を双刀で切断する。

現在の所持バッテリー
10個
 ▼ 60 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:45:17 ID:fLrvQ8qA [59/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス「ライジングとキーンとアイディアか......回収」

マチス「おいカツラ! 終わったか?」

シゲル「終わったよ」

マチス「貴様! よくもカツラを殺したな!」


バーン!


シゲル、バッテリーを起動し、弓を構える。
 ▼ 61 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:46:15 ID:fLrvQ8qA [60/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス、メインウェポンのチェーンを召喚し、投げるが撃ち落とされる。


マチス「でんげきは!」


シゲルは交わそうとするが、必中のでんげきはを交わすことはできない。
 ▼ 62 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:46:56 ID:fLrvQ8qA [61/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シゲル(厄介だな......)

ギア!


マチス(ギアか......でんげきは以外の攻撃は恐らく当たらないだろう。そしてでんげきはは威力が低い......)


シゲルは高速でマチスの回りを回転しながら弓を射る。
マチスは交わすことも弾くこともできずダメージを蓄積させる。
 ▼ 63 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:47:43 ID:fLrvQ8qA [62/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス(だが一発のダメージは限りなく低い。つまりこの攻撃で俺を仕留めることは不可能だ。だから奴は俺が弱った隙に必殺技を発動させるはず。チャンスはここしかない!)

マチス「はあはあ......」


シゲル、射るのをやめバーンを差しスマホの操作に移る。

シゲル「お前の終焉を宣告する」


マチスが投げたチェーンがシゲルの操作中の腕に絡まる。
 ▼ 64 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:48:40 ID:fLrvQ8qA [63/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチス「もらった! 10まんボルト!」


逃れられないシゲルに10まんボルトが流れ、気を失う。


マチス「何とか勝てた......」

サトシ「待てよ......」

マチス「なんだと!? 命こそ奪っていなかったとはいえお前のダメージはでかいはず!」
 ▼ 65 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:50:52 ID:fLrvQ8qA [64/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「さあな。もしかしたらゼロの高価なのかもしれないな」ハハハ

マチス「そんな馬鹿な! あり得ない!」

サトシ「メガトンキック!」


必殺技がマチスに決まリ死亡。

サトシ、マチスのベルトからサンダーを抜き取る。


サトシ「俺たちのバッテリーを返してもらうぞ!」

サトシ「あれ?」フラッ...

バタッ


力尽き、倒れるサトシ。
 ▼ 66 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:51:42 ID:fLrvQ8qA [65/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぽけりん本社にて


ライブキャスターで会話している。


キクコ『マチスとカツラが殺られたようだね。カンナを取り返すことも叶わなかったか』

シバ『敵はかなり強い。僕たちでも痛手を被るでしょう』

キョウ『次あったときが奴等の命日だ......』


彼らはぽけりん四天王。元はカンナも四天王の一角だったため現在は三人になっている。
 ▼ 67 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:55:16 ID:fLrvQ8qA [66/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワタル「危険な芽は早めに摘む必要があるな」

ワタル(二人のお陰でカンナ達の居場所を知ることができた。近いうちに潰したいが......)


そして彼がぽけりんホールディングス代表取締役のワタル。戦闘能力もトップに君臨する。
 ▼ 68 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:56:36 ID:fLrvQ8qA [67/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バッテリー所持割り振り

サトシ
サンダー、ライジング、キーン、アイディア

シゲル
バーン、ギア、ネット、ファイア、ウインド、エレキ


現在の所持バッテリー
11個
 ▼ 69 ◆Mjk4PcAe16 16/12/24 14:57:14 ID:fLrvQ8qA [68/68] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
5日後 ぽけりんの研究所

「侵入者だ!」

「捕まえろ!」


研究所の警報がなり叫ぶ。ここはバッテリーやライダーシステムの向上を図る場所。


リーフ「待っててね、カウンター......」
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