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【クロスSS】ポケット・クローバー【アニメ化記念】

 ▼ 1 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/14 13:55:15 ID:ma7LUeeY NGネーム登録 NGID登録 報告


人間は 魔神フーパに滅ぼされるかに見えた


それを救ったのは たった一人のトレーナーだった


彼は “ポケモンマスター”として伝説になった─
 ▼ 50 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 01:03:47 ID:zuYC2rrs [1/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
レブチ(…あのポケモンは…見たことがねぇ…何なんだ あの不気味なポケモンは…)

クローバーの葉には それぞれ“誠実” “希望” “愛”が秘められている

四枚目の葉には“幸運”が宿る。


五枚目には “悪魔”が棲む─────

レブチは錯覚した。アスタから伸びた影が神々しいポケモンの姿を形造っているように見えたのだ。
 ▼ 51 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 01:16:29 ID:zuYC2rrs [2/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
その黒いポケモンは真っ黒なボールを加えていた。薄汚れていて肉眼では捕らえづらいが、五つ葉のクローバーが刻印されていた。

レブチ「……な…何なんだそいつはァー!?ポケモンを使えないクズがァアアアーーー!!!」

ナットレイは再びアスタと黒いポケモンにパワーウイップを放った。

─かつてこの世界は一体のポケモンが創造したとされる─

アスタ「…よし…オレに協力してくれ…!!」

黒いポケモンは燕返しでパワーウィップを切り刻んだ。

─遥か昔、とある財団がその神と呼ばれしポケモンの力を模倣して一体のポケモンを造り上げた─

─”有”の象徴を目指して造られたそのポケモンは
“無”の象徴(タイプ:ヌル)と呼ばれた─

タイプ:ヌルの燕返し!

アスタ「諦めないのが オレのポケモンバトルだ!!」
 ▼ 52 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 01:26:45 ID:zuYC2rrs [3/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
鋼と植物、両方の性質を持つナットレイに相性が良いわけでは無かったが、アスタの決意に応えたタイプ:ヌルの一撃はその体を吹き飛ばした。ナットレイはレブチに衝突しそのままの勢いで研究所の壁まで飛んで行った。

アスタ「……」ハァ…ハァ…

アスタはこれまでの真剣の雰囲気から一転、無邪気な笑顔でタイプ:ヌルに駆け寄った。

アスタ「いよっしゃーい!!何か知らんけどポケモン手に入れたぁー!!変なポケモンだしボールもとてつもなくボロボロだけど大事にするzあだだだだだだだ」

タイプ:ヌルが噛みついてきた。そりゃそうだ。
 ▼ 53 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 01:34:43 ID:zuYC2rrs [4/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タイプ:ヌル「………!」ガジガジ

アスタ「いででででででででででででで」

ユノ「───アスタ」

ナットレイが倒れたので宿り木による拘束は解かれた。

ユノ「また…助けられちまったな…この借りは…いつか必ず変えす…!」

ユノ「約束…覚えてるか?」

アスタ「ユノこそ…覚えてたのかよ」

二人のトレーナーは初代ポケモンマスターの石像といましめのツボを背景に雪が降るあの日と同じ誓いを立てる



どっちがポケモンマスターになるか 勝負だ───!!!


ページ1 「トレーナーの誓い」end
 ▼ 54 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 01:42:53 ID:zuYC2rrs [5/15] NGネーム登録 NGID登録 報告
一話書いてしまいました…すみません
というかこんな語彙力の無い文章ですみません
SSは二度目なので(というか一作目は一レスだけの混沌)お手柔らかにお願いします
元ネタはジャンプ漫画“ブラック・クローバー”です。
原作における「魔法」を「ポケモン」に置き換えました。
嫌いな方も多いかと思われます。
でも現時点で私はこの方法じゃないと良いSSが書けないと思ってこの方法を取らせていただきました。需要があればまた明日も更新します。 というか需要が無ければ今からでも言ってください。出来る限り長く書きたいです。

キャラ紹介させていただきます

アスタ

辺境のマサラ村の少年。生まれつきポケモンと心を通わせることができない。チビで筋肉バカでうるさいが、心はイケメン。心は。

あげさせていただきます
 ▼ 55 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 02:22:04 ID:zuYC2rrs [6/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>24
博士「この中の誰かがいつの日かポケモントレーナーに
↓
博士「この中の誰かがいつの日かポケモンマスターに

でした。すみません。
 ▼ 56 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 11:03:29 ID:zuYC2rrs [7/15] NGネーム登録 NGID登録 報告
ごめんなさい。今日はもしかしたら更新できないかもしれません。まあ、こんな誰得自己満足スレ更新しても意味無いかもですけど。そろそろ皆さんに馴染み深いキャラを登場させようと思ってます。深夜には更新します。これから魅力的なキャラがたくさん登場すると思いますので。あげさせていただきます。
 ▼ 57 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 11:49:49 ID:zuYC2rrs [8/15] NGネーム登録 NGID登録 報告
時間ができたのでできる限り更新していきたいと思います。原作のキャラだけだと見辛いでしょうし、そろそろあの方を導入したいと思います。需要が無ければ今からでも遅くありたせん。言って下さい。ゆっくり更新していきます。
 ▼ 58 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:10:50 ID:zuYC2rrs [9/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ページ2「トレーナーチーム入団試験」
 ▼ 59 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:42:51 ID:zuYC2rrs [10/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
『どっちがポケモンマスターになるか勝負だ─!!』

二度目の誓いから月日は流れ

───半年後 トレーナーチーム入団試験会場──
 ▼ 60 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:45:25 ID:zuYC2rrs [11/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
・トレーナーチーム
九つのチームから成る
ポケモンマスター直属の
対戦に特化したプロトレーナー軍団

己と己のポケモンの命を懸けて国を護る英雄軍

この国の全トレーナーの憧れである
 ▼ 61 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:46:22 ID:zuYC2rrs [12/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
試験会場名物 オニスズメが集まったトレーナーにたかっている。おにすずて自分より
 ▼ 62 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:52:13 ID:zuYC2rrs [13/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>61
ウワー。モウメチャクチャダー。

男1「わたたっ!つか何なんだこのオニスズメ…」

試験会場名物のオニスズメが集まったトレーナーにたかっている。ここのオニスズメは自分より格下と見なしたトレーナーにたかるという。

そんな中、一人オニスズメを全く寄せ付けていないトレーナーがいた。

男1「おい…!アイツ…全くオニスズメが寄って来てねぇぞ…」

男2「あッ!アイツだ…!!最果ての町で 四つ葉のクローバーボールに選ばれたっていう…」

やはりユノは表情を変えない。
 ▼ 63 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 12:56:15 ID:zuYC2rrs [14/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「へっへっへ オレ達のどっちかがポケモンマスターになる…その伝説の始まりだなユノ──!!」

アスタがユノの前に現れた。

男「なっ…!ポケモンマスターになる…だと…!?」
 ▼ 64 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 13:05:31 ID:zuYC2rrs [15/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ「半年間のオレの修行の成果──見せてやるからかなだだだだだ」

タイプ:ヌルに噛まれているわけでは無い。アスタの頭は最早オニスズメの巣と化していた。

オニスズメ達「「「「ヂョンヂョンヂョンヂョン」」」」

アスタ「うおおおおお 何だこのポケモン供は〜〜!!」

「プクク 何だありゃあ!」
「最果て出身でもヒド過ぎだろ」

ユノは呆れるでもなくただ冷静にオニスズメから逃げるアスタを見守っていた。

タイプ:ヌルは今はあの黒いボールに入っている。あの後暴れだして無理矢理ボールに入れた。ちなみに、アスタはこのポケモンの名がタイプ:ヌルであること、そしてこのボールに五つ葉ば刻印されていることを知らない。
 ▼ 65 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 14:24:03 ID:DC8g/01I [1/23] NGネーム登録 NGID登録 報告

〜最果ての町 マサラ〜

神父「ユノはともかく…アスタを行かせてよかったんですか…?あいつが手に入れたあの奇妙な生命体…あれは本当にポケモンなんでしょうか…!?」

博士「わからん」フォフォフォ

神父「えッ!?」

博士「わからんのでチーム所属のプロトレーナー達にお願いする事にしました」フォフォフォ

神父「………」



博士(………あの黒いポケモン……まさか…のォ…)

神父「ま…まあ落っこちてすぐ戻って来るでしょー…ユノも一緒ですし大丈夫アッハッハッハ…」

シスター(………アスタ…大丈夫かしら……)
 ▼ 66 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 14:28:34 ID:DC8g/01I [2/23] NGネーム登録 NGID登録 報告
アスタ「ぬぉああああああ寄るなオニスズメ供〜」ドドドド

大丈夫では無かった。オニスズメに逃れることに必死だった故に、目の前が見えていなかった。

ドンッ

ガタイの良い男にぶつかり、オニスズメ達は驚いて逃げて行った。会場にいるということは試験を受ける同期だろうか。とりあえずアスタは謝罪した。

アスタ「いや〜ぶつかってごめん─」

怖いおじさん「あ?コロすぞ小僧」ゴゴゴ…


え"えええええええええええええええええええ
 ▼ 67 ガラガラ@カムラのみ 17/01/15 14:31:49 ID:Qno3Di0I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クローバー…才能の差…あああれか
 ▼ 68 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 14:39:07 ID:DC8g/01I [3/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
一難去ってまた一難である。目の前に現れたのは目つきのヤバい人殺しのような目をしたカイリキーのような肉体を持つ貫禄のすごい怖いおじさんだった。先ほどオニスズメが逃げたのはぶつかった衝撃ではなくこの男に怯えていたからだ。そのいかにも悪・格闘タイプ、といった感じの男が「コロすぞ」と言ってきたのだ。

アスタ(本当に同世代かコイツ!?…いや待て待て人を見た目で判断しちゃいかん…さっきのはきっと幻聴だ幻聴 フレンドリーにフレンドリーに)

アスタ「いやぁーーオマエすんごいフケ顔だな!今までどんだけ苦労したんだい?」アッハッハッハ

がしっ

怖いおじさんのアイアンクロー!▼


怖いおじさん「死ぬ準備はいいようだな…」ゴゴゴ

アスタ「うごぁーーー(見た目通りだったァァ)」ミシミシ


怖いおじさんの???が勝負を仕掛けてきた!▼
 ▼ 69 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 14:44:41 ID:DC8g/01I [4/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
プロトレーナー「あ、いたいた!ヤミさん──!こんなとこで何してんですかもう」

ヤミという名前だったのか。やっぱり悪タイプじゃないか。

ヤミ「あ?今コイツを瀕死にさせるトコだ」アイアンクロー

プロトレーナー「いや ダメですよ!団長が受験生殺しちゃ… つか何で試験場に降りちゃってんですか…」

ヤミ「デデンネ行ってたら迷った」
 ▼ 70 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 14:54:45 ID:DC8g/01I [5/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
男「お…オイあれって…」

男達が見ているのは三人のプロトレーナー。彼らの目線は厳つい男を制止する間もナンパを忘れないチャラそうなプロトレーナーに移った。

「フィンラル・ルーラケイス 希少な“空間を操るドータクン”の使い手…しかし任務に支障を来す程のとんでもない女好き!」

別の男がその横にいる存在感を発していないゴーストタイプのようなプロトレーナーの事を話し始めた。その異様な雰囲気の男は呪文のように何かを呟いている。

「あっちは…ゴードン・アグリッパ…!ゴーストタイプのエキスパート!ただしコミュニケーション不可!!つかコワイ!」

「じゃあ…それを率いているあのお方が……」

もちろん、少年にアイアンクローをかましている怖いおじさんの話だ。

「“破壊神”ヤミ・スケヒロ……!!」

ヤミ「10〜9〜」ミシミシ
アスタ「何のカウントダウン!?」
ヤミ「オマエの滅びのカウント」

「トレーナーチームの一つ『黒のケンタロス』の団長──!!」
 ▼ 71 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:04:52 ID:DC8g/01I [6/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「黒のケンタロス…!武功より被害額の方が上回るならず者トレーナーチーム…!所属トレーナーには一人としてまともな奴がいないらしいぜ…!」
「『黒のケンタロス』だけは入りたくね〜…!」

彼らが話をしている間もヤミは滅びのカウントをやめない。この人ポケモン使うより素手で戦った方が強いのでは無かろうか。

ユノ「何やってんの」

目の前で兄弟同然の人物が攻撃されてなお冷静にアスタを見守っていたユノが、会場中のオニスズメが一斉に飛び去ったことに初めて気がついた。

─受験生の諸君…

ヤミ「2〜…あ」

─待たせたね

会場に八人の団長が姿を現したのだ。
 ▼ 72 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:09:39 ID:DC8g/01I [7/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
“八人”の団長は高貴な衣装に身を包み、並みのトレーナーとは明らかに違うオーラを放っていた。

「うおおおおおお」
「『銀翼のウォーグル』…『紅蓮のカエンジシ』の団長も…!」
「トレーナーチームの団長が一堂に…すげえええ!!」

トレーナーチーム団長はいずれも一人でトレーナー百人以上の強さを誇る。その中の誰かが次のポケモンマスターとなるのだ。
 ▼ 73 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:12:51 ID:DC8g/01I [8/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ゴードン「ブツブツブツブツブツブツ…」
フィンラル「あーーー…もう始まっちゃったじゃないスか」

ヤミ「せっかく助かった命だ 大事にしろよ じゃないと殺す」

アスタ(えええええ)

先程まで自分の命を奪おうとしていた男がそう言った。
 ▼ 74 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:19:00 ID:DC8g/01I [9/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
???「今回の試験は私が仕切らせてもらうよ」

「おおっ─」

その声の主は、金色に輝く奇妙な仮面を被った団長だ。

─現最強トレーナーチーム“金色のウルガモス”のカリスマ団長。次のポケモンマスター最有力候補。
ウィリアム・ヴァンジャンス──

その男は通常の個体とは比べ物にならない程巨大なドダイトスを従えている。

フィンラル「ハハハ…やっぱすげーわ」
ヤミ「……」

いつの間にか残りの一席にヤミ団長が手を頭の後ろで組みながらどっかり座っていた。
 ▼ 75 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:22:36 ID:DC8g/01I [10/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ&ユノ((これが今 最もポケモンマスターに近いトレーナー…!))

アスタ(変な仮面)

アスタは同時に失礼な事を考えていた。奇妙な仮面というのはアスタが現在所持している唯一のポケモンにも言えることだが。

ヴァンジャンス「それではこれより トレーナーチーム入団試験を始める…!」
 ▼ 76 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:31:21 ID:DC8g/01I [11/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
試験が始まった。一次試験はポケモンに命令することだった。

ヴァンジャンス「コレを見れば トレーナーとしてのだいたいのセンスがわかる」

ヴァンジャンスの仮面の下から覗く目は、トルネロスを自由自在に操るユノをとらえていた。

ヴァンジャンス「今年は…なかなかなのが数人いるな」

一方アスタは、タイプ:ヌルを黒いモンスターボールから出すのに苦戦していた。

アスタ「ふんぬぐぐぐぐぐぐぐ」




フラダリオン団長「どういうことでしょうか…どんなにセンスが無くてもポケモンをモンスターボールから出すことは誰でもできるはずですが…」

ヴァンジャンス「………」
 ▼ 77 エルフーン@グラスメモリ 17/01/15 15:41:08 ID:DC8g/01I [12/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ「ぐぐぐぐぐぐ…」

???「フッハ!君面白いなー!」

変な笑い方をする男が話しかけてきた。

セッケ「オレはセッケ よろしくぅ!」フッハ!

アスタ「お”う!オ"レ ア”スタ!」ヨロシク

アスタがボールを強引に開けようとしながら話した。

セッケ「オイオイ〜こんなの簡単だぜ?ちょっと力抜いてみ?」

男はヤトウモリを踊らせている。

アスタ「うおお!すげーなチクショオオ」

セッケ(プクククク…せいぜいオレを引き立ててくれよ─哀れな底辺くん)
 ▼ 78 ルンパッパ@ラブラブボール 17/01/15 15:43:54 ID:DC8g/01I [13/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
その後なんとかタイプ:ヌルを引っ張り出すことに成功した。しかしその後の命中率のテスト、攻撃力のテストでタイプ:ヌルは一度もアスタの命令を聞かなかった。
セッケはその横で自慢気に目立っていた。フッハ!と笑いながら。
 ▼ 79 ナゾノクサ@きんのいれば 17/01/15 15:51:57 ID:DC8g/01I [14/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヴァンジャンス「それでは…次が最後の試験だ。最終試験は実戦形式だ。適当に二人一組になってもらってその相手とバトルしてもらう…!ポケモンは六体までなら何匹使っても構わない。クローバーボールに入っていたポケモン以外にも捕まえて来ているだろう?我々トレーナーチームはバトルが仕事だ。君達の力 存分に示してくれ」

アスタ(ヤ…ヤバイ 今のとこオレモンスターボールからポケモン出しただけだ…!!!ここは強そーなヤツとバトルしてアピールしなければ…)

セッケ「アスタ!オレとバトルしようぜ!」フッハ!

アスタ「セッケ〜こんなしょーもないオレとバトルしてくれるんですかい…!?」

セッケ「ハハハ 当たり前だろ」フッハ!

アスタはセッケのカモネギにされようとしていた。
 ▼ 80 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 15:57:54 ID:DC8g/01I [15/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
コテ外れてました。

ヴァンジャンス「どちらかが降参するかポケモンが全て戦闘不能になれば試験終了だ。ポケモン専門のドクターが待機してるから存分にバトルしてくれ。それでは最初の挑戦者…前へ」

アスタとセッケがバトルフィールドに足を踏み入れた。

アスタ「己の野望の為に正々堂々手加減無しでバトルしような!」

セッケがアスタの肩に手を置き囁いた。

セッケ「オマエはもう頑張んなくても いいんだよ 場違いの薄汚いドブコラッタ野郎」

セッケの化けの皮が剥がれた。
 ▼ 81 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:09:51 ID:DC8g/01I [16/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セッケ「オマエの分までオレがプロトレーナーとしてテキトーに頑張ってイイ思いしとくから 最果て帰ってクソみてーな人生の続きをせいぜい楽しめよ」


ヴァンジャンス「では…始め──!」

セッケ「手加減無しだぜ───!?勝負だアスタ!!フッハーーーー!いけっフォレトス!」

フォレトス「フォオオー!」

セッケは開幕早々フォレトスに指示を出した。

セッケ「フォレトス!鉄壁だ!」フッハ!

フォレトスが鋼の壁を形成した。
フォレトスの防御力がぐーんと上がった。

セッケ(どうだ…オレ様のバトルスタイルは鉄壁の護りと特殊攻撃を併せ持つ攻防一体仕様!!オマエのしょぼ〜い攻撃を防ぎまくって充分に防御力をアピールしてへばったところを狙い打ちにしてやる…!)

フィンラル「受験生にしてはなかなかじゃないですか?」

ヤミ「あの壁コソクムシに似てね?」
 ▼ 82 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:16:17 ID:DC8g/01I [17/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「ア〜オレもあのチビとバトルしたかったな〜」
「オイ…見てみろよアイツのポケモン…ブハッ!何だあの継ぎ接ぎの体は!」
「最果ての下民が」
「オマエなんかどこのチームにも入れねーよ」

罵る声が聞こえる。アスタが真剣な顔つきになった。

セッケ「遠慮しないでかかって来な!フッハ!(さぁー!せいぜいじたばたして盛り上げてくれよォ)」

─そして、タイプ:ヌルもようやく戦闘態勢に入った。

アスタ「…おう んじゃ 行くぜ─」

タイプ:ヌルがフォレトスに飛びかかった。
 ▼ 83 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:19:25 ID:DC8g/01I [18/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヴァンジャンス(速い 何故あの思い装置を装着しているのに速いのだろうか…!?)

ヤミ(いや これは…

ただトレーナーとポケモンが共鳴しているだけだ)
 ▼ 84 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:21:07 ID:DC8g/01I [19/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タイプ:ヌルのニトロチャージ!▼



効果は抜群だ!▼



相手のフォレトスは倒れた!
 ▼ 85 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:26:07 ID:DC8g/01I [20/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
フォレトス「フ…ォ……」

セッケ「オイ、フォレトス!しっかりしろよ!(やべぇ
…負けたら審査に大きく響くはず…)」

会場がざわめき出した。


アスタ「──オレはテキトーに頑張ってイイ思いをする為にトレーナーチームに入るんじゃねー…

タイプ:ヌル「……フォォ」

アスタ「死に者狂いで ポケモンマスターになる為だ」
 ▼ 86 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:31:48 ID:DC8g/01I [21/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
度肝を抜かれているギャラリーの他に、アスタを見た者が思うことは様々であった。

ヴァンジャンス「…………(あのクローバーボールは…)」

ヤミ「ほォ〜〜〜〜」ニヤ…


ユノ(オマエに勝つのは オレだ…アスタ!!)

無表情な好敵手が微笑んだ。

ページ2「ポケモントレーナー入団試験」 end
 ▼ 87 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/15 16:37:00 ID:DC8g/01I [22/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
第二話終了です。補足ですがこの世界は悪党がポケモンでトレーナーを攻撃したり、戦争とかが普通にあるものだと思ってください。

明日は更新できないかもですが、時間があれば書きます

キャラ紹介

ユノ
飛行タイプを得意としている。現在、ピジョットとトルネロスを所持。アスタとは兄弟のように一緒に育った。いい感じにヤヤコマっぽい鳥が写ったぜ。
 ▼ 89 コクーン@きぼんぐり 17/01/17 00:29:39 ID:G5g7/.oI [1/27] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日更新する予定です。あげ
 ▼ 90 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 18:55:17 ID:H3eiOa1I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
それでは更新します。
一応六話までが序章ですのでそこで一旦このスレは終了します。
スマホだからなのかIDがコロコロ変わりますが>>1であることには変わりないです。
 ▼ 91 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 18:55:59 ID:H3eiOa1I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ページ3 「ポケモンマスターへの道」
 ▼ 92 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 18:59:15 ID:G5g7/.oI [2/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告

「何が…起こったんだ!?」
周囲の者達は状況が呑み込めなかった。ポケモンの力を引き出す能力が低いはずの最果ての下民が、普通のトレーナーに、それも見たことも無いポケモンで勝ったのだから。

セッケは完全に油断していてフォレトス以外のポケモンは登録していなかった。よってこの勝負はアスタの勝利で幕を閉じた。
 ▼ 93 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:21:06 ID:G5g7/.oI [3/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「何なんだ…コイツは───!!?」

口々に騒ぐギャラリーの中でユノが微笑んでいる。

「それにアイツ今…ポケモンマスターって……」
アスタ「ざわざわうるせぇぇーーー!!オレはポケモンマスターになるっつんてんだ文句あるかクラァァ!!」

すかさず物凄い形相でアスタが周囲の人々に向かって叫んだ。

「バカか?アイツ…」
「早く引っ込め愚か小僧」
アスタ「誰が愚か小僧だー!」

アスタは何を言われても折れない。
 ▼ 94 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:26:51 ID:G5g7/.oI [4/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告

〜団長席〜

フィンラル「うーん…道具で素早さを操作したんですかね…他の試験を見た限りあの仮面のポケモンにそれほどの素早さが…というか動く様子すらあるよーには見えなかったですけど…」

ヤミ「ありゃ“ポケモンの力だけを使った訳じゃねー”。
ポケモンマスターになる…ねぇ。妙なのが現れやがったな…」

ヴァンジャンス団長の仮面の下から覗く目の先にアスタと謎のポケモンがあった。ヴァンジャンス団長が何を思って見ていたかは本人しか知らないことだ。
 ▼ 95 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:34:31 ID:G5g7/.oI [5/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告


対戦は進み、貴族や内地に近いトレーナーのバトルが目立つようになり、アスタとタイプ:ヌルの印象は徐々に薄れていった。アスタは危機感を感じるどころか、見たことも無いポケモン同士のバトルを真剣に観戦していた。

まだ相手を見つけていないユノに髪の長い身分の高そうな男のトレーナーが話しかけてきた。

「君…対戦相手が見つからないようだね 僕が相手をしてあげようか?」

ユノ「?」

「…!アレって…」
「確か…ハプシャス家のサリム…!」

サリム「フフフ…四つ葉に選ばれたといっても所詮最果ての下民…僕達貴族との身分と力の差を教えてあげるよ」

この男の敗因は、見くびる相手を間違ったことだ。
 ▼ 96 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:38:06 ID:G5g7/.oI [6/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
次の瞬間にはユノの勝利が決まっていた。サリムがボールから出したポケモンは、たちまちユノのピジョットが起こした竜巻にかき消され、何の種族のポケモンかすら認識できなかった。

サリム「……………」

「…ウソだろ…!?」
「あのサリムが一瞬で…!」

アスタ(す…すげぇぇぇ)

その相手のサリムというトレーナーがどれだけ凄かったのかは結局わからなかったが、アスタはユノの強さを再確認した。
 ▼ 97 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:47:48 ID:G5g7/.oI [7/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
───以上で試験は終わりだ。それでは───

全ての対戦が終了した。
これから番号を呼ばれた受験生は前に出て、その受験生の入団を望むトレーナーチーム団長は挙手する。挙手したチームに入団するか否か、そして挙手したチームが複数の場合にどこのチームを選ぶかは受験生の自由だ。
なお、挙手したチームが無い場合、そのトレーナーはトレーナーチームに入れない。

ヴァンジャンス「では番号001の受験生前へ─」
 ▼ 98 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 21:55:32 ID:G5g7/.oI [8/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「32番」
恰幅の良い団長が左手を挙げた。
「78番」
カエンジシの様な団長が右手を挙げた。
「116番」
挙手無し。やはり男は悔しがっている。
「141番」
挙手無し。会場に緊張感が立ち込めてきた。

アスタ(うおおお〜コエぇ〜…)

「─次…164番」
ユノが前に進み出た。
“銀翼のウォーグル”の団長
“碧のロズレイド”の団長
“紅蓮のカエンジシ”の団長
“黒のケンタロス”の団長
次々と手を挙げ始め─

「全チーム…挙手──!!?」
 ▼ 99 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:02:21 ID:G5g7/.oI [9/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ(すげええええええええええ)

これは異例の事であった。家柄等にしがらみの無いチームからまだしも、ほとんど貴族や王族のエリートしか入れない“銀翼のウォーグル”や“金色のウルガモス”の団長が下民のトレーナーの入団を望むなどまさに空前絶後の出来事だ。

この九つのチームからどのチームに入団するかを決めるのは、他の誰でも無い、ユノだ。

──ポケモンマスターになる為の 最善の道を行く──

ユノ「チーム『金色のウルガモス』でお願いします…!!」

ヴァンジャンス団長の仮面の下から微かに微笑んだ口が見えた。
 ▼ 100 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:06:25 ID:G5g7/.oI [10/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
団長席のヤミの横で付き添いのフィンラルが呟いた。

フィンラル「いいの獲られちゃいましたねー あ 次アイツか」
ヤミはただ煙草を加えている。

アスタ(ユノにだけ進ませるワケにはいかん─)

「165番」

アスタ(どこのチームでもいい…手ぇ挙げてくれぇぇぇぇ!お願いしまァァーす!!)

ザッ…

一片の希望に賭けて、アスタは足を前に踏み出した。
 ▼ 101 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:08:48 ID:G5g7/.oI [11/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
──結果という物はいつも努力の数で決まる訳では無い。故に残酷だ。──

九つのトレーナーチームの団長は誰一人として手を動かそうとしない。

アスタのポケモンマスターへの道はここで閉ざされてしまうのか…──
 ▼ 102 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:21:49 ID:G5g7/.oI [12/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「そりゃそーだわな」

ヤミ「たとえ強いポケモン持ってよーが それがロクに命令も出せないトレーナーとロクに命令を聞かねー得体の知れねぇポケモンじゃ誰も手ぇ出さねーわ」

その言葉を発したのは、先ほどアスタにアイアンクローをかました怖いおじさん、ヤミだった。流石に同期では無いと薄々勘づいていたが、まさか“黒のケンタロス”の団長だったのか。

ヤミ「なんやかんやで…結局プロトレーナーに求められるのは

トレーナー自身の能力だ」ズッ…!!

その大男から発せられるオーラに、アスタとユノを含めた会場中のトレーナーが震え上がった。何故この男はまだモンスターボールからポケモンを召喚してすらいないのに、これほどの威圧感を放つことができるのか。これが彼の言う“トレーナー自身の能力”なのだろうか。

(なんだこれ…)ヒリヒリ

ヤミがフィンラルが止めるのも聞かず、団長席からアスタ達受験生のいる会場に降り立った。

(とんでもない重圧──!これが…トレーナーチーム団長の貫禄…!!)

ヤミ「トレーナーの素質の無いオマエなんざ誰も欲しがらねー…これが現実だ……!」

ヤミはその殺気を帯びた眼を、アスタだけに向けていた。

 ▼ 103 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:27:46 ID:G5g7/.oI [13/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
先ほどぶつかって、タメ口で話しかけてしまった怖いおじさんが、現在、トレーナーチーム団長として夢への道を絶たれてしまった自分の前で威圧感を放っている。信じられない状況だった。

ヤミ「オマエさっき…ポケモンマスター目指してるとか言ってたな…?…つまり…オレ達九団長を越えるって事だよな?」

最早ヤミから放たれるプレッシャーは伝説のポケモンが放つ、ソレだった。

ヤミ「今オレの目の前でもまだ──トレーナーとしての元々の素質が無い分際でポケモンマスターになるとほざけるか…?」

アスタ「……………」

アスタ「……………!」
 ▼ 104 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:32:38 ID:G5g7/.oI [14/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「───ここでトレーナーチームに入れなくても…
何度コケても 誰に何を言われようと

オレはいつか ポケモンマスターになって見せます」

それがアスタの本心だった。アスタは目の前のプレッシャーに打ち勝ち、自分の決意を口にした。

「まだ言ってるよ…!」
「最果てが…ムダだっつってんだろ全く」

今ここでそれを言っても無駄なのは事実だ。アスタは現に入団への道を絶たれている。

そう、誰もがそう思っていた。

ヤミの煙草を加えた口の口角が上がった。

ヤミ「……ワハハハハハ」
 ▼ 105 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:35:40 ID:G5g7/.oI [15/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミは豪快に笑い、先程までの威圧的な表情から一変、笑顔でアスタを指差しながらこう言った。

ヤミ「オマエ 面白い!!」

ヤミ「ウチのチーム『黒のケンタロス』に来い」


アスタ「…………… え?」

会場がどよめきだした。

ヤミ「ちなみにオマエに拒否権は無い」ォォォォ
アスタ(えええ…)
 ▼ 106 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:41:54 ID:G5g7/.oI [16/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミ「『黒のケンタロス』でクソボロになる程散々の目に合わせてやるから覚悟しろ…!!ハッハッハッハ」ゴゴゴ
アスタ(え"え"ええええ…)

そんなブラック企業みたいなトレーナーチームがあってたまるか。

ヤミ「そしていつか─

ポケモンマスターになってみせろ」

『オマエなんかがなれるワケねーだろ!』
『ムダだっつってんだろまったく』

それらの声とは全く違う言葉だった。
アスタはこの一言で、ヤミ団長を完全に信用した。

アスタ「───………」


アスタ「はいッッ!!!」

アスタの、ポケモンマスターへの道は今開かれた。
 ▼ 107 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:48:17 ID:G5g7/.oI [17/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
試験は終わった。

─アスタは何故かとんでもない便意に襲われていた。

アスタ「うぐおおおお 気合い入れる為に食べたビレッジサンドがあたったかァァ!? 来てる!ヤツ(※デデンネ)がもうそこまで来てるぅぅあーーー!!」ドドドドド

アスタが勢い良くトイレの個室に入ったところを見計らって、物陰からある男が姿を現した。

セッケ(このオレに恥かかせといて…このまますんなり帰れると思うなよ?アスタ〜)

アスタ「ぬぉぉぉぉぉぉ」

セッケ(オマエのせいで中の下のチームに入る事になっちまったじゃねーか…!最果ての分際で何がポケモンマスターだバーカ)

今の彼にフッハと笑う余裕は無かった。
 ▼ 108 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 22:52:56 ID:G5g7/.oI [18/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セッケ(人生そんなに甘くないぜ?)スチャ…

セッケはこっそりボールからヤトウモリを出した。

ヤトウモリ「やとぉ…」

セッケ(おれがオマエの運を測ってやるよ…、運が悪けりゃ一生ベッドん中だァーーー!)

完全に逆恨みの八つ当たりだった。ヤトウモリが口から毒液を撒き散らしながらアスタが入っている個室トイレの中に侵入しようとしていた…
 ▼ 109 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:22:11 ID:G5g7/.oI [19/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ガシッ

鳥ポケモンの足が、セッケのヤトウモリの体をつかんだ。

セッケ「え」

「何をしている…?」


ユノ「…………」
ピジョット「……………」

ヤトウモリ「」

ユノが手に持つ四つ葉のクローバーボールが輝きを放った。

セッケ(……コイツは…!!『金色のウルガモス』に入った四つ葉の…!)
 ▼ 110 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:26:40 ID:G5g7/.oI [20/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セッケ「フッハ!ちょっと驚かそーとしただけさ!フハハ…別れる前にアイサツしよーと思ってね!どっちが出世しよーと思ってね………」

ユノ「…………なら失せろ……」

偽りの好敵手に、ユノが警告する。

ユノ「アスタには オマエじゃ足りない…!」

セッケ「…………」ゾクツ
 ▼ 111 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:27:56 ID:G5g7/.oI [21/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>110
どっちが出世しよーと×
どっちが出世するか勝負しよーと○
失礼しました。
 ▼ 112 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:31:06 ID:G5g7/.oI [22/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セッケ「…あ〜〜〜ちょっと用事思い出したわ。アスタには君からよろしく伝えといてくれ。フッハ!」スタスタ

アスタがトイレから出てきた。ユノはアスタに姿を見せぬままその場を去った。

「さて…」

アスタ&ユノ「「行くか────!!!」」

二人は別々の方向に向かったが、見据える先は同じ場所である。
 ▼ 113 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:39:23 ID:G5g7/.oI [23/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告


ヤミ「オレを待たせるとはいい度胸だな…!!どんだけ長いデデンネしてんだテメー」ゴゴゴゴゴゴ
アスタ「いやホンっっトすんごいの出たんすよ!
もうこ〜〜〜〜〜〜んな極大な…」

ヤミ「誰がテメーのデデンネの話をしろっつったバカタレ」アイアンクロー
アスタ「なぎゃああああああ」メキメキメキ
フィンラル「………」

フィンラルが二人のコントを生暖かい目で見守っていた。

彼らは自分達の拠点に向かうところだった。そこには付き添いの軟派なプロトレーナーのフィンラルや、あのゴーストタイプのような不気味なプロトレーナー、ゴードンの姿もあった。付き添いでは無いのならゴードンは何故ここに来たのか。どう見ても人見知りにしか見えないが。

ヤミ「行くぞフィンラル」

フィンラル「ちース」

フィンラルがボールからドータクンを呼び出した。

ドータクン「ドーォーォーォー…!」
 ▼ 114 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:50:06 ID:G5g7/.oI [24/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ドータクン「ヴヴヴヴ…」

フィンラルのドータクンが空間に穴を開けた。
かつて別世界への穴を開け、そこから雨を降らせ、豊穣の神と呼ばれたドータクンの話なら聞いたことがある。このドータクンもその仲間なのだろうか。

アスタ「うおぉ!何スかアレ…!?」ミシミシ

ヤミ「オマエのポケモンも何かしらの移動系の技でも覚えねーとなァ 空を飛ぶとか波乗りとか」

ヤミ「あ オマエあのポケモンしか使えねーんだったなワッハッハッハ」
この間もヤミはアスタへのアイアンクローを止めていない。

フィンラル「ちょ…すんませんヤミさん…!ドータクンこのデカさ維持すんのなかなかツラいらしいんで早く通ってもらっていいっスか!?」

ヤミ「オマエ誰に向かって指図してんだ?ふんばれ
今ここで限界を越えろ」
フィンラル(えええ)

『今ここで限界を越えろ』このセリフは一見酷なように見えて核心をついている。
 ▼ 115 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:52:10 ID:G5g7/.oI [25/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミ「ほらよ」ブンッ

ヤミがアスタをアイアンクローの状態がそのまま空間の穴に放り投げた。

アスタ「ああああぁぁぁぁ」スッ

アスタが虚空に消えた。
 ▼ 116 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:56:46 ID:G5g7/.oI [26/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
スッ

アスタ「ぶふぉぉぉ」ズザァー

穴を抜けるとそこはどこかの山奥だった。こんなところに本当にトレーナーチームの拠点があるのだろうか。あったとしてそれはマトモな団体なのか。

アスタ「おづづ…… !」パラパラ

顔を上げると目の前に奇妙な形の建造物が現れた。
数多の建物を繋ぎ合わせたような…いわば継ぎ接ぎの建物だ。その姿はどこかタイプ:ヌルを彷彿とさせる。
 ▼ 117 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/17 23:59:22 ID:G5g7/.oI [27/27] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ(ここか黒のケンタロス…)

ボガァァァァァン!!!!

いきなり入り口のドアが爆風で弾け飛んだ。第一印象でこの建物はヤバいと感じてはいたが、実際は想像を軽く凌駕した。
 ▼ 118 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 00:03:08 ID:TeOleHuQ [1/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ「え"え"えええええ いきなり壊れたァァァァ」

中から怒号が聞こえて来る。

「ハイ怒ったァーーー!!!覚悟はいいかコラァ!!?」

「いくないけどやろうよ♪」

拠点の中は、まさに混沌とも言うべき空間だった。
 ▼ 119 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 00:14:08 ID:TeOleHuQ [2/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
あまりにも混沌としすぎているので順に説明しよう。

バッドガイ「死ねェェェェェ」
恐らく先程の爆発の原因と思われるバッドガイが、ブーバーが作り出した火球をバットで千本ノックしている。

青年「ひょーーい」

その攻撃対象であろう華奢な体型の青年が火球を華麗に避わし、エレブーの放電によって避けきれない攻撃を相殺している。

大人のお姉さん「あ〜〜飲みすぎた〜〜頭イタ〜〜」

ほとんど下着しか身に付けていない淫らな格好の大人のお姉さんが頭をかいている。

女の子「もぐもぐもぐもぐもぐ」

女の子が皿の上に山盛りのマラサダを頬張っている。

謎の男「今日も天使のように可愛いなマイリトルシスター…ってうるせーバカヤロー供ォォ」

楽しみを邪魔された謎の男が後ろの騒がしい者達に怒鳴っている。発言と写真を見ていることから、シスターなる愛する者の写真を見ていたのだろうが、恐らくアスタが好きな聖職者のシスターとは意味が違うであろう。

巨人「…フシュー…」

えっ!?レジギガス!?何で!?

とまあ、こんな感じだった。
 ▼ 120 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 00:16:56 ID:TeOleHuQ [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
フィンラル「まーたやってるよ…」

ヤミ「ようこそ 最低最悪のトレーナーチーム

『黒のケンタロス』へ」

アスタのポケモンマスターへの道の入り口は、実に不安を煽るものであった。

ページ3 「ポケモンマスターへの道」 end
 ▼ 121 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 00:21:38 ID:TeOleHuQ [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ナットレイ、フォレトス、ドータクン…鋼率が…

キャラ紹介

ヤミ・スケヒロ

最低最悪のトレーナーチーム、『黒のケンタロス』の団長。あまりポケモンで戦うイメージが無いためか、どのようなポケモンを使うかはあまり知られていないが…
見た目的には悪・格闘タイプのイメージ。

恐らく写真横向き失礼。あげます。
 ▼ 122 メノクラゲ@どくどくだま 17/01/18 00:23:55 ID:JkNejTsc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>121
ヤミ団長やっぱイケメンだなあ
がんばれ
 ▼ 123 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 00:27:07 ID:TeOleHuQ [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>122
ありがとうございます!
この話なんかポケモンに似てるな…とか思ってりしまして思い付きました。
 ▼ 124 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 01:00:28 ID:TeOleHuQ [6/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
…三話目あまりタイプ:ヌル活躍してねえな…
所々ぽかんむなレスも多いし…
精進せねば…
 ▼ 125 ペンドラー@しゅんぱつのハネ 17/01/18 16:58:40 ID:dFbWU1QE [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
それでは更新しようと思いやす。
 ▼ 126 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:08:28 ID:dFbWU1QE [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ページ4 「黒のケンタロス」
 ▼ 127 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:12:38 ID:dFbWU1QE [3/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
トレーナーチーム入団が決まったのはいいが、いきなり混沌を見てしまったアスタ。果たしてここからポケモンマスターに辿り着けるのか、不安が募る。

うおおおおおコエぇぇぇぇ

今日からオレも「黒のケンタロス」の仲間…!!

最初の挨拶が肝心だ───


アスタ「今日から『黒のケンタロス』に入るマサラ村から来たアスタです!!
よろしくお願いしゃァァーーす!!!」
 ▼ 128 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:17:18 ID:dFbWU1QE [4/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
戦闘狂っぽい青年「キミのとっておいたヒウンアイス美味しかったなー」
バッドガイ「それがテメーの最後の晩餐だァアーー!!」
大食いの女の子「もぐもぐもぐもぐもぐ」
大人のお姉さん「あ〜知らないオッサンと呑み勝負したとこまで覚えてるんだけどな〜」ワシャワシャ
謎のシスコン「いい加減にしろよテメーらァア!!テメーらゲスの騒音が妹に聞こえたらどーすんだボケぇぇぇ」
レジギガス(?)「フシュー…」


アスタ(全っっ然聞いてね〜〜)
 ▼ 129 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:20:07 ID:dFbWU1QE [5/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタの方にバッドガイが放ったブーバーの火球の流れ弾が飛んできた。

ボカァン!!
「アイスの仇ィイーーーー!!」
「アハハハハハハ」

勿論二人はアスタが吹き飛んでいるのを見ていない。

ヤミは煙草をふかしながら場の全員を止めるタイミングを伺っている。
 ▼ 130 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:25:09 ID:dFbWU1QE [6/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「あ〜〜もううるさいわねー頭に響くじゃないのー!」
「うるせー飲んだくれハレンチ女!」
「何ですってこの童貞不良」
「童貞じゃねーし」ギクッ
「アレレーよそ見してると殺っちゃうよォー?」
「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
「フシュー…」
「我が女神である妹の名の下にオレがキサマらを殺る」

ヤミ「………」フーー…

ヤミが格闘ポケモン顔負けの怪力で壁を破壊した。

「オマエラ…モノ壊すんじゃねぇ!!!」バゴァ!!!

アスタ(めっちゃ壊してる…)
 ▼ 131 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:32:35 ID:dFbWU1QE [7/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
その音に気づいたのか、メンバー達の動きが止まる。

バッドガイ「お勤めご苦労様っすヤミさァァーーん!!」
大食いの女の子「団長コレ美味しいよ〜」マラサダ
レジギガス(?)「フシュー…」
大人のお姉さん「お帰り団長〜〜!」
謎のシスコン「団長ちょっといいっスか」

一斉に皆がヤミの方に走った。これほどの曲者トレーナー達を纏めるなんて、いよいよ何者なのだこの男は。

「ヤミさんに調子こいたトレーナーはいませんでしたかァ!?いたらブッ殺してきますんで!!」
「団長ー!今日こそ僕とヤろうよォ〜」
「フシュー」
「こんなガキ供ほっといて私と呑みに行きましょ〜」
「ねぇねぇコレ!コレ食べてみ?」マラサダ
「すみませんもう限界なんで妹に会いに行っていいっスか?」

ヤミ「そうかそうかオマエらそんなにオレが好きか」ワッハッハッハ
 ▼ 132 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:35:26 ID:dFbWU1QE [8/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミ「だがうるせー」ゴゴゴ
「「「「「「すみません」」」」」」

気を取り直して、新入メンバーのアスタの紹介に移った。

ヤミ「このチンチクリンがもう一人の新入メンバーだ。死なねー程度にシゴいてやれ」
アスタ(えぇえ)

アスタ「マサラ村から来ましたアスタです!!よろしくお願いしゃァァーす!!」(二回目)
 ▼ 133 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:38:27 ID:dFbWU1QE [9/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミ「メンバーは他にもいるが今は任務に行ってたり休暇中だったりサボったりしてる。テキトーに仲良くなっとけ」
大食いの女の子「もぐもぐもぐもぐ」マラサダモグモグ

アスタ「ハイ!めっちゃ仲良くなります!」

バッドガイ「オマエ背の高さと声のデカさが反比例してるな」


大人のお姉さん「マサラって…あの最果ての小さな町の…?」
 ▼ 134 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:45:49 ID:dFbWU1QE [10/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
大人のお姉さん「最果て出身でトレーナーチームに入るだなんて…頑張ったのね坊や…ご褒美に大人のオネーサンがイイコトしてあげようかぁ〜?」ズイッ

ほぼ下着しか身につけていない大人のお姉さんが谷間を見せながらズイって来た。アスタの鼻から勢いよく鼻血が吹き出した。

やばい。めっちゃ色っぽい。イイコトとは言いましても具体的にはナニするんですか?15才のアスタにはかなり衝撃的だった。こんなプロトレーナーもいるのか。
しかし、自分が本当に愛する者の顔が脳裏に浮かび、誘惑を断ち切った。

アスタ「よろしくお願いされてぇ〜〜〜けどオレにはシスターという心に決めた女神がぁぁぁぁぁぁぁ」ウグオオオ
大人のお姉さん「うぷ オエエエエ」
アスタ「おわァァァァ」
二日酔いのお姉さんが遂に耐えきれず嘔吐した。やっぱりこの人あまり色気無いかもしれない。

バッドガイ「オイオイオイオイ…」
 ▼ 135 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:53:28 ID:dFbWU1QE [11/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
バッドガイ「テメェみたいな弱そーな最果て出のチビが『黒のケンタロス』の新入メンバーだァ〜〜!?」

どこかで絡まれそうだと思ってはいたが、やはり絡んできた。やはりバッドガイだ。

バッドガイ(以下マグナ)「ヤミさんにどんな媚びの売り方したか知らんが…この『黒のケンタロス』ユニフォームを見にまといたきゃア…ヤミさんの筆頭舎弟であるこの漢の中の漢 マグナ・スウィングを認めさせてみなァ〜!!」

マグナのユニフォームの胸元にケンタロスの頭蓋骨を模した「黒のケンタロス」エンブレムが黒く輝いていた。

アスタ「(トレーナーチームユニフォーム…)クダサイっっ!!」カッケェェェ

マグナ「そーかそーかそんなに欲しいか…そんじゃあ─」

マグナ「『黒のケンタロス』入団の 洗礼の試練を受けな…!」

アスタ「え」

アスタの入団は決まっているはずだが…
 ▼ 136 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 17:56:03 ID:dFbWU1QE [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
一旦中断です。続きは夜に更新します。
なお、前に六話までが序章と言いましたが、正しくは五話です。失礼しました。
五話の後にちょっと番外編っぽいのを書きたいと思います。
では、後程。
 ▼ 137 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:18:36 ID:087XU76. [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
それでは更新しやす。
 ▼ 138 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:25:51 ID:087XU76. [2/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
一同は“洗礼の試練”を見届ける為にアジトの外に移動した。

マグナ「どんな技を使ってでもいいから今からオレのブーバーの攻撃を防ぐか避けるかしな…!それができたら晴れてオマエも黒のケンタロスの一員…このユニフォームをくれてやる」

お姉さん「まーたありもしない洗礼の試練が始まったよ…」
青年「面白いからいーじゃん♪」


アスタ「(何故かわからんけど最近コイツオレの指示聞いてくれるし相手はブーバー…イケる──!もらったァァァァ)わかりましたァァ」

マグナ「行くぞォーポケモン構えろクソチビーー!!」

アスタ「いらっしゃいませ先輩ィィィ」

〜試練開始〜
 ▼ 139 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:29:10 ID:087XU76. [3/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
マグナ「死ねぇぇぇえええ」

ブーバーの焼き尽くす!▼

マグナが殺す気で命令すると、ブーバーが轟炎の球をタイプ:ヌルとアスタの方に向かって投げつけた。

アスタが攻撃を目で追っていく…


アスタ(あ 死んだ)
 ▼ 140 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:33:36 ID:087XU76. [4/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタの脳は、直感的に悟った。
アスタは今まで、鍛え抜いた肉体と動体視力と瞬発力で相手のポケモンの技に対応して打破してきた。
だが今回の攻撃は今のタイプ:ヌルの敏捷性では攻撃を当てて相殺までには捕らえられない。
よしんば捕らえ相殺したとしてもこの攻撃の勢いは死なない。残りの火力でタイプ:ヌルはアスタもろとも焼き付くされてしまう。

“防げない”!!
限界を知った時
思考は止まる
 ▼ 141 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:37:45 ID:087XU76. [5/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
─が しかし身体は諦めていなかった
鍛え抜いた肉体の超反応 その最後の悪足掻き
それが 活路を─

アスタは無意識にタイプ:ヌルに命令を出していた。
その内容は、“水ポケモンの尾鰭を彷彿とさせる尻尾で相手の攻撃を跳ね返す”というものだった。

─切り開いた─


タイプ:ヌルが尾鰭でブーバーの火球を跳ね返した。

…その尾鰭は、水タイプのエネルギーに似た何かしらの力を纏っていた
 ▼ 142 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:42:14 ID:087XU76. [6/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
“焼き尽くす”攻撃はそのまま直線状に跳ね返り、ブーバーとマグナに激突した。爆風で彼らの姿が見えなくなった。

フインラル(新入メンバーを助けずに済んだの久々だな」
ドータクンを繰り出そうとしていた右手を止めた。

ヤミ(ノーマルタイプなら燃え尽きてしまう攻撃も水タイプなら無傷だったか…あのポケモン…)

─あらゆるタイプの可能性を秘めている─
 ▼ 143 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:49:43 ID:087XU76. [7/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ(知らなかったァァーーー!!!)

半年以上過ごして来たが、体の性質そのものが別のタイプに変化したことなど一度も無かった。

タイプ:ヌル「……フォォ……」

アスタ(つか死ぬとこだったァァーーー危ねぇぇぇ)

マグナは死ねぇと叫びながらポケモンをアスタもろとも焼き尽くすような攻撃を放ってきた。まさか本当に殺す気だったのか。というか爆風で見えないが、恐らくあの人が死…

マグナ「…コンチクショーがァァ〜〜…」
ブーバー「ブフゥッ」

爆風の中から姿を表したマグナはピンピンしていた。効果が今一つなブーバーが無傷ならまだ分かるのだが、まさかトレーナーのマグナが無傷だとは…どれだけタフなんだ。

素手でポケモンとバトルすることができるアスタに言えたことじゃないが。
 ▼ 144 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/18 23:52:44 ID:087XU76. [8/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
マグナ「…もうちょいで自分のポケモンの攻撃で死ぬとこだったじゃねーかァァ〜…てンめぇぇ〜〜」ゴゴゴゴ

そういえば試練達成条件は「避けるか防ぐかする」だったはず。攻撃の反射などルールには無かった。まさか…



マグナ「やるじゃねーかァァァァ!!!」

アスタ「え」

〜試練達成〜
 ▼ 145 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/19 00:05:58 ID:1GzqDMLw [1/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
マグナ「オレのブーバーの攻撃を防ぐどころか跳ね返して来るとはなァァ!!気に入ったぜ チビスタぁー!!」

アスタ「アスタっす!」

マグナ「実はオレも田舎出身なんだわ!マサラ村の少し上のグレン村」
アスタ「マジすか!すげー田舎じゃないスか!」

ようやくアスタに興味を持ったプロトレーナー達が一斉に駆け寄ってきた。

戦闘狂青年「いいねぇ〜面白そーじゃんキミ〜」
大食い女の子「マラサダ食べる〜?」
レジギガス(?)「フシュー」
お姉さん「すごいじゃないの坊や!」
シスコン「オレの妹には近づくなよ?」

戦闘狂青年「それじゃあ試練その2をやろう 僕とバトルするっていう」アハハ

アスタ(えええ…)

マグナの試練で死にそうだったのに、この人の試練だと何が起こるのか。想像すらできない。

大食い女の子「コレ美味しいから食べてみ?な?」
アスタ「あ どうも」

初対面の時からあの子がかなり推してるだけあって、初めて食べたマラサダはうまい。
 ▼ 146 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/19 00:10:53 ID:1GzqDMLw [2/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
マグナ「──ほらよ テメーのだ!!アスタ!」

マグナがアスタにユニフォームを差し出した。

お姉さん「ウフフ ついでに…頼んだわよ ハハコモリ」

お姉さんのハハコモリが、アスタの黒いバンダナに黒のケンタロスのエンブレムの刺繍を施した。

マグナ「これでオマエもトレーナーチーム“黒のケンタロスの一員だ──!!」

この試練は、プロトレーナーとしての資質を試すものだったのだ。
 ▼ 147 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/19 00:13:58 ID:1GzqDMLw [3/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
マグナ「生まれつきトレーナーの素質が無いのに根性で戦うとは…さてはオマエ…漢だな?…よし、試練といえばコレだ…オマエにくれてやる」

マグナは更に赤いクリスタルのようなものをアスタに渡した。炎タイプを模した紋章のような何かが刻まれている。

マグナ「それはZクリスタル…まァホノオZってヤツだ。まっ、そのうちそれが何か分かるだろうがよ…」
 ▼ 148 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/19 00:17:31 ID:1GzqDMLw [4/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
アスタ「あざぁぁぁぁぁす」ウオオオオ

──「アレがもう一人の新入メンバー…」


???「小虫ね」

ページ4「黒のケンタロス」 end
 ▼ 149 死人にクチナシ◆aGTSbfG8GE 17/01/19 00:22:03 ID:1GzqDMLw [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
さて、次回が序章的には最終回です。


キャラ紹介

マグナ・スウィング

グラサンヤンキー。炎タイプのポケモンを得意としている。漢と書いて男と呼びたがる。現在、ブーバーとヘルガーとニャヒートを所有。
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