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【SS】サトシ「カプ・コケコと人間の・・・?」【グロ(微エロ?)注意】

 ▼ 1 ◆/qIi/n6GLc 17/02/11 20:05:46 ID:YNF9feWI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スライム発火事件から2週間経った今日のポケモンスクールは全生徒合同である研究者の演説を聞くことだった。

ククイ「では、紹介します!ポケモンと人間とのつながりの歴史について研究しているロキオさんです!」

会場から拍手が上がる。

ロキオ「ポケモンスクールの生徒の皆さん、初めまして。先ほどククイ博士から紹介しててもらいました、ロキオと申します。今回私は、つい最近判明した100年前のカプ・コケコの伝承と、そこから見た人間とポケモンの在り方についてお話したいと思います。」

マオ「最近判明した歴史!?」

サトシ「しかもカプ・コケコの伝承!わくわくするぜ!」

カキ「シーッ!演説中は静かにするんだ!(小声)」

ロキオ「シンオウ地方のとある昔話には、『ひととけっこんしたポケモンがいた、ポケモンとけっこんしたひとがいた、むかしはひともポケモンもおなじだったから、ふつうのことだった』という文章があります。」

リーリエ「この昔話、小さい頃読んだことがあります!(小声)」

スイレン「私も!(小声)」

ロキオ「この文章を読んだとき、僕はこう思いました。『結婚した人間とポケモンのがいるのなら、結婚した人間とポケモンとの間に子供は生まれていないのか』と。」
 ▼ 60 ダリン@たんけんセット 17/02/13 22:12:13 ID:WExDIck6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
間違いは誰にでもあるよ
支援
 ▼ 61 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 22:20:22 ID:RljlKsz6 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「ハアッ、ハアッ…。」

砂煙が収まると、そこにはまだカプ・コケコの姿があった。

ココ「チッ、まだくたばってなかったか!」バッ

カプ・コケコ「ココ…。」

再びカプ・コケコの首を掴むココ。しかしカプ・コケコは抵抗しようとせず、悲しげな表情を見せた。

ココ「なんだよ、その表情は…!」

カプ・コケコ「…周リ見ロヨ。」

ココ「…っ!これは…。」

ココが見たものは半壊したポケモンスクール、瓦礫の上に横たわるサトシ達やポケモン達の姿だった。生徒やポケモンの中には怪我をしてると思われる者もいた。

カプ・コケコ「100年前ニ侵略者退治デセワニナッタ島民巻キ込ンデ、今度ハ俺トノ喧嘩で友ヲ巻キ込ンデ…。」

ココ「あ…あ…。」
 ▼ 62 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 22:33:42 ID:RljlKsz6 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「アノ時ハ、オ前ヲ止メルノニ夢中デ言エナカッタガ、今ナラ言エル…オ前ノ力は悪イ奴ドコロカ、大事ナ奴ヲモ傷付ケル物ナノカ?」

ココ「違う…!」

カプ・コケコ「デハ、コノ惨状ハナンダ?先程ノオ前ノ『ガーディアン・デ・アローラ』デ、無関係ノ人間ヤポケモン達ガ巻キ込マレ、傷ツイタ奴モイルゾ。」

ココ「…。」

カプ・コケコ「オ前ハ怒ルト周リガ見エナクナル。ソシテ怒リニ任セテ力ヲ使ウ…コンナ事ガ繰リ返サレルト分カッテイタノナラ、モット早イウチニ正スベキダッタナ…。」

心配そうな目でココを見つめるサトシ達。

カキ「ココ!俺達は大丈夫だから!」

マオ「そ、そうよ!誰にだって失敗はあるんだから!」

リーリエ「元気出してください!」

ココ「ごめん、俺…俺…!」バッ

ココはそのままどこかに飛び去って行ってしまった。

サトシ「ああっ、ココ!どこに行くんだ!ココーっ!」
 ▼ 63 メール@ひかりのねんど 17/02/13 22:35:03 ID:79hWC4.Y NGネーム登録 NGID登録 報告
ココ・・・。
 ▼ 64 ニノコ@グランドコート 17/02/13 22:35:44 ID:7oSjaHYU NGネーム登録 NGID登録 報告
このシリーズ大好き
ポケモン以外にも戦えるキャラがいるところが良い
 ▼ 65 トマル@あなぬけのヒモ 17/02/13 22:38:01 ID:65ppZHGs [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「ヨウイハ…イイカ?」
女「ええ…あなたとなら」
カプ・コケコ「デハ…イクゾ!」
女「あっ、あっ、ああん。あっ!」
カプ・コケコ「ダイジョウブカ?」
女「もっと速くっ!奥を突いてっ!」
カプ・コケコ「イッ…イク!」
女「あっ…」
カプ・コケコ「キモチイカ?」
女「ええ…」

みたいな感じか>>47
 ▼ 66 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 22:54:55 ID:RljlKsz6 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「行っちゃったな、ココ…。」

マーマネ「校舎が壊れちゃった…。」

カキ「たった一撃で半壊だしな。」

サトシ達の元にカプ・コケコが降りてきた。

カプ・コケコ「俺ノ息子ガ…スマナイ。」

オーキド「まぁ、守り神の子供がやったことだから受け入れるよ。受け入れルンパッパ!」

カプ・コケコ「ココハ怒ルト周リガ見エナクナリ、怒リニ任セテ力ヲ使ウ。100年前ノアノ時ニ初メテソレヲ知ッタ。」「

サトシ「あぁ、あのメレメレ島を植民地にしようとした人達の…。」

カプ・コケコ「ソウダ。アイツノ封印ガ解カレタト知ッテ探シ当テタガ…コウナルナラモット場所ヲ考エルベキタッダ。俺ノ責任デモアル。」

サトシ「カプ・コケコ…。」

スイレン「ココ、どこに行ったのかな?」

ククイ「…あいつに頼んでみるか?」

カキ「フィールさんですか?」

オーキド「あぁ、ククイ君。フィールの件なんじゃが…。」

ククイ「フィールがどうかしたんですか?」
 ▼ 67 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 23:05:00 ID:RljlKsz6 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーキド「フィール君は、このアローラ地方に武器の密輸をしているという人間の捜査の為に事務所を留守にしているそうじゃ。」

ククイ「じゃあ今は無理そうだな…。」

オーキド「それ以前に、フィール君が興味を持ってくれるかどうか…。」

リーリエ「興味って…。」

ククイ「フィールはな、興味を持たない事件には無関心なんだ。話もまともに聞かないことだってある。」

マーマネ「そうなんだ…。」

オーキド「興味を持った事件でなければ彼は動かない。彼が動く事件は大体ポケモンを使ったものとは思えない犯行や殺人事件、それなりに大きな被害が出てたりするものとかじゃ。」

サトシ「じゃあ人捜し程度じゃ…。」

マオ「フィールは興味を持たないって事?」

オーキド「恐らくな。その代わり彼がかかわった事件は必ず解決してる。だからあのような態度をとっても許されているのかもしれん。」

 ▼ 68 ングース@アイテムコール 17/02/13 23:10:43 ID:PewuGY2U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 69 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 23:31:03 ID:RljlKsz6 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「大分、遠くに来たな…。」

ポケモンスクールから飛び去ったココはとある森の中にいた。
カプ・コケコから言われた言葉が脳内をよぎり、心に突き刺さる。

カプ・コケコ『100年前ニ侵略者退治で世話ニナッタ島民巻キ込ンデ、今度ハ俺トノ喧嘩デ友ヲ巻キ込ンデ…。』

カプ・コケコ『オ前ノ力ハ悪イ奴ドコロカ、大事ナ奴ヲモ傷付ケル物ナノカ?』

そして今度は自分を励まそうとしてくれたカキ達の声が頭をよぎり、心に突き刺さる。

カキ『ココ!俺達は大丈夫だから!』

マオ『そ、そうよ!誰にだって失敗はあるんだから!』

リーリエ『元気出してください!』

ココ「あいつらはあんなことをした俺に対して怒りもせずに俺を励まそうとしてくれた…それなのに俺は…。」

ココは非常に後悔していた。何故同じ惨劇を繰り返してしまったのか、サトシ達に謝らなかったのか…。

「あの…すみません。」

ココ「…?」

そこには20代後半くらいの女性の姿があった。
 ▼ 70 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 23:36:02 ID:RljlKsz6 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女性「私、迷ってしまって…ハウオリシティに行きたいのですが…。」

ココ(ハウオリシティ…サトシ達に案内してもらった…。)

女性「道、わかりますか?」

ココ「分かるよ。こっち。」

ココの後について行く女性。

ココ(しばらく力を使わないようにしよう…。)

飛んでいけば簡単なのだが、力を抑えて歩いていくココ。数十分後、無事にハウオリシティに辿り着いた。

ココ「確かここだったはずだ。」

女性「ありがとうございます…あっ、いた!」

女性の目線の先にはなんとロキオの姿が。

ロキオ「探したんだぞ…って君は…!」

ココの姿を見て驚きを隠せないロキオ。
 ▼ 71 ◆/qIi/n6GLc 17/02/13 23:41:01 ID:RljlKsz6 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「君は…ココじゃないか!カプ・コケコと人間の子供という…!」

ココ「なんで俺のことを知ってるんですか?」

ロキオ「ニュースだよ!君のことが出てたんだよ!父親であるカプ・コケコと戦いでポケモンスクールを半壊させたって…!」

ココ「…。」

女性「よかった…あなたの役に立てて!」

ロキオ「大手柄だよ!ココ!君に聞いてもらいたい話がある!ちょっといいかな?」

ココ「はぁ…。」

そのまま、ココはロキオに連れられて研究所へとやってきた。

ロキオ「わざわざごめんね、こんなところに来てもらっちゃって。」

ココ「大丈夫です。行き場所今は無いんで…。」

ロキオ「では、改めて話をするよ。」
 ▼ 72 ゲキ@ビスナのみ 17/02/13 23:51:33 ID:65ppZHGs [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ…まさか…
 ▼ 73 ランブル@ヒウンアイス 17/02/13 23:53:47 ID:65ppZHGs [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ怪しい
 ▼ 74 ンダース@ポイントマックス 17/02/14 00:44:50 ID:qsU/k9Hc NGネーム登録 NGID登録 報告
果たしてココは悪堕ちするのかそれとも立ち直るのか・・・。

支援
 ▼ 75 ルリア@ゴーストZ 17/02/14 01:22:46 ID:jnpaJI0M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

>>74
一旦は闇落ちするけども、サトシ達の力と絆で立ち直るに決まってんじゃないっすか〜(≧∇≦)
 ▼ 76 チルゼル@きちょうなホネ 17/02/14 01:38:34 ID:jnpaJI0M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>73
ロキオって奴何か最初の話しのコケコの所とかも( ˙-˙ )何かしらの理由を付けて,ポケモンと人間との繋がりの歴史?とかなんとか言ってたけど、「ポケモンは人間なんかよりも身勝手で残虐」なんて出たらめを言って子供達にそう思い込ませて、ココの力を利用して何か企んでそうなんだよなぁ(*´-`)絶対!!とまではいかないけど裏が有りそうでは有るな
 ▼ 77 ナバァ@パワーリスト 17/02/14 07:26:31 ID:GYxGE5F2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>75
この作者の過去パターンから見ると悪堕ちした場合は
・サトシ達の説得も聞かず結局自身の身を滅ぼす
・最後の最後で改心するも黒幕or黒幕の本拠地と運命を共にする
・改心後にサトシ達orカプ・コケコを庇って死亡


この可能性が高い気がする。
 ▼ 78 ンボラー@きせきのタネ 17/02/14 12:35:09 ID:GYxGE5F2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
この様子だとフィール絡んできそうだな。
フィールも正体は人外かつ超人的な能力持ってるからな、もし出てきたらココに対して何を思うのか・・・。
 ▼ 79 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 19:54:55 ID:8V4oW0zc [1/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「君は、父親であるカプ・コケコに封印されたね?せっかく島に来た侵略者を退治してやったのに100年間も眠らされて。」

ココ「あぁ…そうだ。」

ロキオ「こうは思わないかい?『ポケモンは人間以上に身勝手な生き物だ』と。」

ココ「身勝手…。」

ロキオ「実は僕、数年前には妻と子供がいたんだけど身勝手なポケモン達に襲われて殺されてさ…。」

ココ「殺された?ポケモンに…。」

ロキオ「考えられないかもしれないけど、家に突然入って来て無差別に僕達を襲ったんだ。僕は奇跡的に助かったんだけど、妻と子供は無残な状態で死んでいたよ。喉元喰いちぎられてたり、踏まれまくって体の一部が変形してたりね…。」

ココ「そんな…。」

ロキオ「そのポケモン達は全て捕獲されたんだけど、全員お咎めなしで現在も治療中、僕達の方は僕達の方の不注意、または不幸な事故という形で済まされた。理不尽だよね、こんなの。」


 ▼ 80 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 20:05:33 ID:8V4oW0zc [2/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『理不尽』。その言葉がココの頭をよぎる。

ロキオ「だからこんな不幸な事故を再び起こさないために、全てのポケモンは人間に管理されるべきだと思うんだ。」

ココ「人間に…管理される?」

ロキオ「モンスターボールという道具で捕まえたポケモンは、ほとんどの場合はどんな人間でも言うことを聞くようになる素晴らしい道具だ。だけど、一部例外もいるから捕まえたらどんなポケモンも絶対に言うことを聞くようなボールを作ってほしいものだね。」

ココ「モンスターボール?そういやサトシ達が持ってた丸くて赤と白の道具…。」

ロキオ「それがモンスターボールさ。だけど、世の中には伝説のポケモンや幻のポケモンと非常に捕まえるのが至難なポケモンもいる。普通の人間だけじゃそれは不可能だと思うんだ…。」

ココ「俺の父親であるカプ・コケコを始めとしたアローラの守り神もか?」

ロキオ「その通り。そこで思いついたのが、『人間の姿を保ちつつポケモンの力を使えるポケモン人間』の製作さ。」

ココ「…俺みたいな感じか?」

ロキオ「そう、君のようなのを沢山作り出していけば、全てのポケモンを人間の手で管理するというのも夢じゃないと思ってね。」
 ▼ 81 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 20:17:22 ID:8V4oW0zc [3/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「だから頼みがある。君のことを研究させてほしい。この計画が成功すれば僕や君のような不幸な目に遭う人間をなくすことができるんだ。」

ココ「…。」

ロキオ「それに、ほとんどが人間より知能が低く自分が生きることしか考えないポケモンなんかあんな力を持つより、知能も高く、汎用性のある使い方ができる人間があの力を持っていたほうが世界の発展にもつながると思うんだ。」

ココ「…すぐに決めるのは無理だ。少し考えさせてほしい。」

ロキオ「そうだね。すぐに答えは出ないと思う、じっくり考えてくれ。今日はここに泊まっていきな。部屋もあるし。」

ココは研究所のとある部屋に入れられた。ベッドと窓だけがある殺風景な部屋だった。
その夜、ココは部屋の中で色々と考え込んでいた。

ココ「人間が全てのポケモンを管理するか。それにポケモンの力を持つ人間が作られるということは、俺みたいな奴が増えるということ…。」

ロキオ「これはチャンスだ…。」

ココ「この声は…。」

ロキオの声が部屋の外から聞こえ、ココは外に出てトイレに行くフリをしてロキオの研究室らしき部屋の前に行き、聞き耳を立ててみた。
 ▼ 82 ンヤンマ@しんかのきせき 17/02/14 20:28:36 ID:zY3qhsrw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 83 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 20:31:39 ID:8V4oW0zc [4/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「ココが来てくれた…『ポケモン人間』の量産の希望が見えた!」

ココ(ポケモン人間の量産…?)

ロキオ「ポケモン達に思い知らせてやる…人間に逆らったらどうなるかということを!」

ココ「…。」

ロキオ「ポケモン人間を量産できれば、ポケモンを全て滅ぼして人間とポケモン人間だけの真の理想郷、平和な世界が作れるはずだ…!」

ココ(ポケモンを滅ぼす…!?)

ココは戦慄した。ロキオの真の目的は俺への研究を参考に『ポケモン人間』を量産し、人間とポケモン人間だけの世界を作り上げることだったのだ。

ロキオ「逆らう人間、反逆者は勿論全員皆殺しだ!」

ココ(まずい…間違いなくサトシ達はこの計画に逆らうだろう、そして反逆者の対象になって命を狙われてしまう!)

その場を離れようとしたとき、ココはロキオが女性に何かを確認しているような会話を聞いた。
 ▼ 84 マズン@パワーアンクル 17/02/14 20:32:46 ID:lJCfIpr. NGネーム登録 NGID登録 報告
ですよねーwww
 ▼ 85 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 20:44:28 ID:8V4oW0zc [5/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「そうだ…あいつは今どうしている?」

女性「フィールの事ですか?」

ココ(フィール…?)

ロキオ「あぁ。『孤高の名探偵』と言われ、ポケモン無しでメレメレ島のどんな事件も解決してきた凄腕の探偵だ。」

ココ(タンテイ…?)

女性「今、私達の事を探っている様子はありません。」

ロキオ「あいつの存在がな…あいつが関与したら計画が潰される危険性がある。」

女性「集めた資料によると、彼は最近活動が多くなっているそうです。」

ロキオ「最近のメレメレ島では物騒な事件が多かったからなぁ。あいつが絡んだのは鉈人間事件とスライム発火事件か。」

ココ(あいつはフィールとか言う人間の存在を恐れているのか。この計画を潰す重要な存在になるのだろうか?)

ロキオ「フィールを見つけたら、真っ先に始末してくれ。いいな?」

女性「かしこまりました。」

ロキオはとりあえずその場を離れた。
 ▼ 86 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 21:12:32 ID:8V4oW0zc [6/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオが外に出ると、そこにはココの姿があった。

ロキオ「ココ?どうしたんだ?」

ココ「えっ、あのトイレってどこですか?」

ロキオ「トイレはここからまっすぐ行って突き当りを右だ。」

ココ「ありがとう…イマイチわからなくて。」

ココはとりあえずトイレの進行方向へ歩き、とりあえず研究所から脱出する方法を探すことにした。

ココ(何かロキオ達の気を反らせそうなものは無いか…?)

しばらく散策してココが泊まる部屋よりもかなり離れた別の部屋に窓が開いているところがあり、その部屋の奥に赤く光るものが見えた…防犯装置だ。

ココ「あれって…よくわからないけど勝手に動いたら気を反らせるか?」

ココは小さな電気の塊のようなものを赤い光に向かって飛ばしてみた。するとジリリリリと警報装置が鳴った。

ココ「これは…これなら逃げるチャンスが!」

ココは素早く部屋に戻り、ロキオや他の研究スタッフが走り去っていくのを確認した後に窓から研究所を脱出して逃げ出した。
 ▼ 87 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 21:45:45 ID:8V4oW0zc [7/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、サトシ達は島キングのハラのもとにやってきていた。

ハラ「カプ・コケコと人間の子供か…まさかカプ・コケコに隠し子がいたとはなぁ。」

サトシ「なんとかココを見つけ出してカプ・コケコと仲直りさせたいんです!」

リーリエ「100年間も喧嘩したままなんて悲しすぎます!」

ハラ「しかし、彼がどこにいるかは見当がつかん。カプ・コケコなら知っていそうな気もするが…。」

マオ「ハラさん、どうにかカプ・コケコから聞き出せませんか?」

カキ「カプ・コケコのプライベートに首を突っ込むのはどうかと思うが…。」

スイレン「でも、このままなのはよくないよ!」

マーマネ「僕もそう思う!」

カプ・コケコの方は外で100年前にココと暮らしていたあの頃を思い出してた。
空を飛んだこと、ぼんぐりと木の実のクッキーを島民と食べたこと、テンラカットヒルの頂上で朝日や夕日を見たこと…。

カプ・コケコ「ココ…。」
 ▼ 88 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 22:15:15 ID:8V4oW0zc [8/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「カプ・コケコ!」

サトシ達がハラの家から出てきた。

カプ・コケコ「コケ…。」

ハラ「元気がなさそうだが…。」

カキ「きっとココ…息子のことが心配なんですよ。」

ククイ「守り神でもポケモンでも我が子を思う気持ちは同じ…か。」

サトシ「カプ・コケコ!俺達もココを探すの協力するよ!だってココは俺達の友達だから…!」

マオ「そうだよ!元気だして、カプ・コケコ!」

カプ・コケコ「…アリガトウ。」

カプ・コケコは少しばかりか嬉しそうな表情だった。

マーマネ「カプ・コケコの為にも絶対にココを探し出そう!」

サトシ達「おーっ!」
 ▼ 89 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 22:30:37 ID:8V4oW0zc [9/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再びスクールを抜け出した際に最初にやってきた森の奥深くへやってきたココ。

ココ「どうする…フィールとかいう人間を探すか…?」

女性「やはりここにいましたね。」

ココ「っ!?」サッ

ふとココが後ろを向くと、あの時の女性がまたしてもその場にいた。

ココ「どうしてここが分かったんだ!?」

女性「発信機ですよ。万が一のことを考えてあなたの服に付けておいたのです。」

ココ「ハッシンキ…?何だそれは?」

女性「早く戻りましょう。ロキオさんが心配してます。」

ココ「嫌だ!俺の事を研究して作ったポケモン人間でポケモンを滅ぼす気なんだろ!?そんなことに協力なんてしたくない!」

女性「聞かれてましたか…。」

ココは素早く走り出した。それを追う女性。ふと女性が前を見ると何やらこちらに向かって歩いてくる人影を見つけた。
 ▼ 90 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 22:38:21 ID:8V4oW0zc [10/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女性「そこの方すみません!そのオレンジ色の髪の男性を捕まえてください!」

女性は叫んだ。
すると歩いてきた人影はすれ違おうとしたココの足を軽く踏んで彼を転ばせた。

ココ「うわっ!」ズシャ

人影「これでいいのか?」

女性「ありがとうございます…ん?」ササッ

その人影は、アローラ地方なのにコートを着た男性だった。ココは立ち上がるとすぐさま男性につかみかかった。

ココ「何するんだ!こっちは必至で逃げてたんだぞ!」ガッ

コートの男性「そちらの女性に君を捕まえてくれと言われたから咄嗟に…。」

女性「…。」

女性はただ男性を見つめていた。

コート「なんだ?」

女性「ターゲット確認…ターゲット名、『フィール』…!」

ココ「フィール!?」

ココは再びコートの男性の顔を見た。
 ▼ 91 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 22:43:05 ID:8V4oW0zc [11/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>90
コート

コートの男性
 ▼ 92 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 22:46:03 ID:8V4oW0zc [12/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ(この人がフィール…?)

フィール「私の名を知っているのか?」

ココ「あっ、危ない!」ドン

ココはフィールを軽く突き飛ばし、女性が取り出していた銃をかわした。

フィール「銃?随分と物騒なものを持っているな。」

ココ「この女性はあんたを殺すつもりなんだ!早く逃げないと!」ダッ

フィール「お、おい!」ダッ

ココはフィールの腕を掴んで再び走り出した。それを追う女性、状況が分からないままココに腕を掴まれて走らされるフィール。
しばらく走った先の古びた遺跡に2人は逃げ込んだ。

ココ「ハァ、ハァ…なんとか逃げ切ったか?」

フィール「どういうつもりだ?いきなり私の腕を掴んでこんなところに連れ込んで。」
 ▼ 93 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:02:07 ID:8V4oW0zc [13/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「あの女性…さっきあんたのことを『フィール』って言ってた…あんたがフィール?」

フィール「そうだ。さっき君は私に『あの女性に命を狙われている』と言っていたな。どういうことだ?」

ココ「あの女性…ロキオとかいう奴の部下みたいなんだが、ロキオの研究室で話を聞いてしまったんだ。女性に『フィールを見つけたら真っ先に始末しろ』って話を。」

フィール「私を始末しろ?一体何のために。」

ココ「計画を潰される可能性があるからだ。ポケモン人間を量産するというね。」

フィール「…その計画詳しく聞かせてくれないか。研究所にいた時のことも。」

ココ「…分かった。」

ココはフィールに研究所で聞いたことを全て話した。
ポケモンは人間以上に身勝手な存在だということ、全てのポケモンは人間に管理されるべきだということ、ポケモン人間を量産できればそれも夢では無い事、その為に自分が必要だということ、ポケモン達が持つ力はポケモンなんかより人間が使ったほうが世界の発展につながるということ、ロキオの真の目的は、ポケモンを全て滅ぼして人間とポケモン人間だけの理想郷を作ること…。

フィール「成る程。自己中の極みだな。」

ココ「そうだ、自己紹介を忘れていた、俺は…」

フィール「『ココ』だろ?カプ・コケコと人間の間に生まれた守り神の血を引く人間。」

ココ「…どうして知ってる?やはりニュースとかいう奴か。」

フィール「そんなところさ。」

 ▼ 94 リッパー@メンタルハーブ 17/02/14 23:03:56 ID:lryanhmc NGネーム登録 NGID登録 報告
フィール来たァァァァ!

支援
 ▼ 95 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:15:36 ID:8V4oW0zc [14/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「そういえば、なんであんたはこんな物騒なところにいたんだ?」

フィール「武器の密輸をしている人間がこの森に逃げ込んだらしいのでそれの捜査だ。」

ココ「ミツユ?」

フィール「君は100年前の人間だからな、こういった言葉は分からないか…簡単に言えばこっそり武器を運んでいるんだ、許しもなくね。」

ココ「あの…俺のせいで危険な目に遭わせてしまったことを謝らせてくれ…すまない。」

ココはカプ・コケコと、カプ・コケコとの戦闘後のサトシ達を思い出した。なんでこう素直に謝れなかったのだろうか…。

フィール「気にするな。転ばせなければよかった…というわけでもないし、運が悪かっただけだ。それに命を狙われることはもう慣れてる。少なくとも過去に10回以上は狙われた。」

ココ「そんなに!?」

フィール「しっ!人の気配がする…!(小声)」

ココ「…っ、確かに!(小声)」

フィールとココは崖の後ろの様子をうかがってみた。そこにはトランクを持った挙動不審の男の姿があった。

ココ「あれが武器のミツユとかしている…(小声)」

フィール「そうだ、間違いない。(小声)」

 ▼ 96 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:25:54 ID:8V4oW0zc [15/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ふとココとフィールは殺気を感じ、その場を離れた。次の瞬間、さっき2人がいた場所に銃弾が撃ち込まれた。
そしてココとフィールは密輸の男と鉢合わせ。

密輸の男「し、しまった!見つかった!」

ココ「フィール!どうするんだ!」

フィール「今はあいつを捕まえる余裕はない!」

素早く走り出すココとフィール。それを追って再びあの女性が現れた。

密輸の男「なんだなんだ?あいつらも追われているのか?」

女性「すみません、オレンジ色の髪の男性とと黒いコートの男性の2人を見かけませんでしたか?

密輸の男「確か、ここの上の階に…。」

女性はそれを聞いて再び走り出した。

密輸の男「とりあえず逃げるなら今のうちだ…!」

その頃、遺跡の上の階へとやってきた2人。

フィール「恐らくすぐに見つかるぞ…。」

ココ「あの女性、狂ってる…!なんであんな的確に俺達を見つけられるんだ!?」
 ▼ 97 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:37:37 ID:8V4oW0zc [16/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「あの女性は、『私を殺して、ココを連れ戻す』という任務だけを考えて行動してるように見える。」

ココ「任務だけを?」

フィール「さっき、彼女が密輸の男に私達が逃げた先について尋ねているのを聞いた。あの女性は『目的を果たすための最善の行動』だけを取っているようだ。余計なことを考えていない。」

ココ「…どういうことだ?」

フィール「そして私がフィールだと知った時の言動から、おのずと彼女の正体は見えてくる…!」

ココとフィールが後ろを向くと、そこには既に女性の姿が。

フィール「ここを探し当てたか。」

ココ「フィール!下がってろ!」

ココがフィールの前に出る。構わず銃の引き金を引く女性。ココは飛び上がり、フィールは軽く首をずらして銃弾をかわした。
ココは飛びながら腕に虹色のエネルギーが溜め込み、それを女性に向かって撃ち込んだ。

ココ「マジカルシャイン!」ピカッ

女性「あっ!」ドカッ

ココ「やったか!?」

女性「ああっ、あああっ!」ガシャァ

マジカルシャインは女性の頭部に命中、更に足元が崩れ、女性は下に落ちて行った。
 ▼ 98 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:43:59 ID:8V4oW0zc [17/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
密輸の男「うわっ!なんか落ちてきた!?」

女性が落ちたところには密輸の男性がいた。女性が落ちたところは煙が立ち上っていてどうなっているのか見えない。
その穴から降りたココとフィールは密輸の男に近づく。

フィール「終わりだ、あんたを逮捕する。」

すると男はアタッシュケースから銃を取り出してフィールとココに突きつける。

密輸の男「動くな!動いたら撃つぞ!」

ココ「俺にそんなのが通用するとでも思っているのか?」

フィール「そもそもそのアタッシュケースの中に入っているのはあくまで銃単体だ。銃弾は入っていない。」

ココとフィールは再び殺気を感じた。素早くかがんだ瞬間、ココとフィールと密輸の男の頭上に銃弾が撃ち込まれた。

密輸の男「今度は何だ!?」

 ▼ 99 ◆/qIi/n6GLc 17/02/14 23:53:59 ID:8V4oW0zc [18/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
煙から何かが出てきた。それは全身灰色で女性の姿をした機械…女性型戦闘ロボットのようだった。
驚愕する密輸の男とココ、予想通りと微笑を浮かべるフィール。

ココ「な、なんだあれは!?」

密輸の男「あの女ロボットだったのか!」

ココ「ロボット…?」

フィール「フッ、やっぱりな。そんなのだろうと思っていたよ。」

女性型ロボットはココとフィールに向けて肩の突起から弾丸を撃ち込んできた。素早く移動してかわす2人。

ココ「フィール、あれは一体…!?」

フィール「彼女は戦闘用ロボットだったんだ。普段はロキオの秘書みたいな形で動いているのだろうが、いざというときは戦闘兵器にもなる。」

ココ「セントウヘイキ…。」

とりあえず物陰に隠れるココとフィール。その間に逃げ出そうとする密輸の男。

密輸の男「今度こそ…!」
 ▼ 100 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 00:04:27 ID:wGT6hr8w [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すると、女性型ロボットは突然ターゲットを密輸の男に変え、そのまま銃弾を撃ち込んだ

密輸の男性「うわぁぁぁぁっ!」ダダダダダ

体が銃弾の穴だらけになって倒れる密輸の男。血もかなり出ていた。ロボットの頭の傷から少し火花が飛び散っていた。
それを見てココは動揺するが、フィールは全く動じない。

フィール「おっと、あれは即死ものだな…。」

ココ「何故だ!?さっきは俺達の逃げた場所を聞いたりとあの人は敵とは見てなかったはずなのに!」

フィール「ココ、さっき君がマジカルシャインをあのロボットに放った際、頭にぶつけただろ?」

ココ「そうだ。頭攻撃したら怯むかなって…。」

フィール「その攻撃で頭脳回路…人間で言う脳が壊れてしまったようだ。それで敵と味方の区別がつかなくなってあの男を敵と思い込み、銃弾を発射した。君がさっき言ったように、あのロボット、いやあの女性は本当に狂ったんだ。」

ココ「…。」
 ▼ 101 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 00:24:46 ID:wGT6hr8w [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココは複雑な思いでロボットの元へ向かっていった。再び手に虹色の光が溜まり始めた。

ココ「マジカルシャイン!」ブワッ

しかしロボットはそれを素早くかわしてココを蹴り飛ばす。

ココ「うわっ!」ドガッ

ロボットに蹴り飛ばされて壁に叩きつけられるココ。そこに追い打ちをかけるようにさらにココの首を掴み、そのままフィールの元へ行くと、同じくフィールの首を掴んで、それぞれ掴んでいる方の肩の突起の銃を向けた。

フィール「っ!?」ガッ

ココ「やっ、やめろ!」

ココはロボットの手を振りほどこうとするが、ココを掴んでいる手はびくともしない。
するとフィールは自分の首を掴んでいるロボットの腕を片手で掴んで握ったかと思うと、ロボットの腕を握り潰してちぎった。

ココ「えっ!?」

まさかの光景に驚きを隠せないココ。
 ▼ 102 トベトン@ミュウツナイトY 17/02/15 00:41:11 ID:9k4.q.Ps NGネーム登録 NGID登録 報告
フィールやべぇ・・・。

支援
 ▼ 103 ルマッカ@デボンのにもつ 17/02/15 01:22:08 ID:Qu8/NxXI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
強いな…
 ▼ 104 ナギラス@メタルコート 17/02/15 01:22:51 ID:rfBNkHc6 NGネーム登録 NGID登録 報告
ポケモンいなくても戦闘が成立してる所が凄い…!
支援!
 ▼ 105 クロム@かるいし 17/02/15 06:59:37 ID:uiyx/tR. NGネーム登録 NGID登録 報告
ココもフィールもなんで瞬時に銃弾を回避できるんだ・・・。
 ▼ 106 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 20:33:09 ID:wGT6hr8w [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
解放されたフィールは、護身用の剣らしきものでロボットの装甲を切りつけて傷つけ、素早くその傷穴を掴んで押し広げた。

フィール「ココ!この心臓部に電撃を撃ち込むんだ!」

ココ「わ、分かった…!10万ボルト!」バリバリ

ココはむき出しになったロボットの心臓部めがけて10万ボルトを放った。心臓部に強力な電撃を撃ち込まれたロボットはココを放してもがき苦しむ。そして爆発が起こった。
爆発後のロボットは丸焦げになっており、すぐにバラバラになってしまった。。

ココ「今度こそやったのか?」

フィール「もう大丈夫だ。ロボットは心臓部を破壊すれば基本機能を停止する。」

ココ「ロボットってこんなにも恐ろしいものだったのか…。」

フィール「結局は使い手だな。使い手次第ではロボットも平和的なものになったり、このような殺人兵器になったりするんだ。」

ココは壊れたロボットに近づくと、一部のパーツを強く握りしめてみた。

ココ「くっ…駄目だ、硬すぎて握りつぶせない。」

フィール「何をしているんだ?」
 ▼ 107 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 20:46:02 ID:wGT6hr8w [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「あんた、さっきこのロボットの腕を握りつぶしてちぎっていただろ?俺にもできないかと思ってやってるんだが…無理みたいだ。」

フィール「あぁ、あれはできなくて当たり前だ。私の握力が異常なだけだ。」

ココ(あの姿であの握力は想像できない…。)

フィール「おかげで何度かドアノブを握りつぶしたり、ねじ切ってしまったりといいことばかりではない。既に20回以上は事務所のドアノブを取り替えていると思う。」

ココ「これからどうしようか…。」

フィール「とりあえず私の事務所に来い。少なくとも研究所に戻るか野宿するよりかは安全だろう。」

ココ「そうか…そうさせてもらう。」

フィール「それに君の話してくれた中にもう少し詳しく聞きたい部分があるんでね。」

ココ「詳しく聞きたい部分…?」

フィール「詳しくは事務所で聞くから。」

ココ「俺の力を利用しようとはしてないだろうな?」

フィール「君のその力についても話したいことがあるからな。」
 ▼ 108 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 20:59:28 ID:wGT6hr8w [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「こんな山奥に建物が…。」

フィール「私はこういった人気が少ない所を好むのでね…あっ」ボキッ

フィールがドアノブを捻った瞬間、ドアノブが折れてしまった。」

ココ「ドアノブが…。」

フィール「はぁ…ちょっと油断したらこれだ。」

ココ「これで何個目だ?」

フィール「恐らく23個目だ。」

フィールはもう一つの取っ手で事務所のドアを開いた。

フィール「とりあえずそのソファに座ってくれ。」

ココ「で、詳しく聞きたいことってなんだ?」

フィール「まずは、『ポケモンは人間以上に身勝手』という件についてだ。何故ロキオはそう思っていたんだ?」
 ▼ 109 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 21:27:14 ID:wGT6hr8w [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「確か『数年前に身勝手なポケモン達に妻と子供を殺された』と言っていたな。しかもポケモン達にはお咎めなしでロキオ側の不注意、不幸な事故で済まされたとか。ポケモンが人間を無差別に襲って殺すなんて聞いたことがなかった。」

ココは続けてこう言った。

ココ「100年前に、生きていくためにポケモンが人間を襲って殺して食べた話なら聞いたことがあったが、あの話ではポケモンに食われたとは言われていなかった。」

フィール「そういえばその事件…この新聞記事に似たような内容があったな。」

フィールはココに数年前の新聞記事を見せた。

ココ「『暴走したポケモンの群れが家族を襲撃、妻と子供が死亡』。あの事件は本当にあったんだ…。」

フィール「違う、本当に見てほしいのはこの文章だ。」

フィールが指差した文章には『実はこの家族の夫は麻薬の栽培をしていたことが判明し、暴走したポケモンを検査した結果麻薬の反応が出たため、栽培していた麻薬の葉っぱを食べたポケモンが暴走してあのような被害が起きたと思われる』という文章だった。

ココ「マヤク…?薬の一種か?」

フィール「確かにそうだが、病気を治す薬とは違う。簡単に言えば使ったら最後、頭がおかしくなって凶暴になったり死んだりする薬ださっき私達を襲ったロボットみたいにな。」
 ▼ 110 ックル@まがったスプーン 17/02/15 21:28:32 ID:xRLGjNP2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 111 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 21:49:55 ID:wGT6hr8w [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「食べた者を凶暴にする薬…。」

フィール「麻薬を栽培することはどの地方でも禁止されている。それを守らずに麻薬を栽培していた結果、それを食料と間違えて食べてしまったポケモンが麻薬の作用で暴走し、それによって妻も子供も失った…つまり本当の原因は自分自身にあった。つまり自業自得だ。」

ココ「でもロキオはそれをポケモンのせいと決めつけて…。」

フィール「そうだろうな。新聞によると彼の検査結果にも麻薬の成分があったそうだ。恐らく彼は裏は凶暴で残虐な性格になっている可能性が高い。」

ココ「俺はあんな奴に手を貸そうとしていたのか…利用される前に気付けて良かった。」

フィール「そして次の質問が『ポケモン人間量産計画の為に君の研究をさせてほしい』という話だ。研究っていっても君をどう研究すると言っていた?」

ココ「『研究させてくれ』としか言っていなかった。」

フィール「研究させてほしいと言っておきながら研究内容を言わないのは明らかにおかしい。恐らく知られたくなかったのだろう。知ったら間違いなく君に逃げられるだろうから。」

ココ「…何をするつもりだったんだ、あいつは。」

フィール「さぁ…解剖とかじゃないか?」

ココ「カイボウ?」

フィール「君の腹部を切り開いて内臓とか見るんだ。」

ココ「俺の腹部を切り開く…!?」

ココは戦慄した。
 ▼ 112 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 22:11:58 ID:wGT6hr8w [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「恐らくデータと君のDNAの一部を回収した後、残りはホルマリン漬けにされたりもあり得るかもしれない。」

ココ「ホルマリン漬けって…つまり俺は死ぬのか。」

フィール「そうだな。ホルマリンは死体を腐らせずに保存するのに適した液体だ。」

ココ「要するにロキオは俺を殺す気だったって事か。」

フィール「データが取れたらな。解剖された生き物の末路は基本死あるのみだから。」

ココ「…。」

ココはあの時少しでもロキオに力を貸そうとした自分が馬鹿らしく思えてきた。

ココ「ロキオがそういう奴なら…尚更計画を阻止してサトシ達を守らないとな!」

『サトシ達』。この言葉にフィールは反応した。

フィール「サトシって…ピカチュウを連れた少年か。」

ココ「そうだ。俺が100年の眠りから覚めて最初に出会った人間だ。知ってるのか?」
 ▼ 113 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 22:40:10 ID:wGT6hr8w [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「彼とは過去に何度か関わったことがあってね…。」

ココ「もしかして、カキ・リーリエ・マオ・スイレン・マーマネの事も知ってるのか?」

フィール「勿論さ。彼らは事件の解決に協力してくれた事もあった。」

ココ「フィールもサトシ達に会っていたなんて…。」

フィール「特にサトシとリーリエの勇気には感心する。強大な力を持たずとも誰かの為に行動ができるというのは素晴らしい事だ。」

ココ「強大な力…。」

フィール「あぁ、忘れるところだった。君の力について…。」

ココ「言ってたな。俺の力についても話したいことがあるって。」

フィール「ニュースで見たところによると、君はカプ・コケコに封印された怒りでポケモンスクールを…。」

ココ「あぁ。カプ・コケコに言われて、我に返って気づいた。それでスクール半壊させてサトシ達に迷惑をかけて…中には怪我をさせてしまった人間や生徒もいた。」

フィール「だが、自身の力で誰かを傷付けてしまった事を反省している分、君はまだいい方だと思うぞ。」

ココ「何故だ?俺の力のせいで罪のない人間やポケモンが傷ついたというのに…。」
 ▼ 114 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 22:49:52 ID:wGT6hr8w [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>113
人間や生徒

人間やポケモン
 ▼ 115 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 23:09:06 ID:wGT6hr8w [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「中には…強大な力の使い方を誤って罪のない者を傷つけるどころか、殺してしまってもそれを悔いずに流してしまう者もいる。」

ココ「そんな人間が?」

フィール「そういった人間はやがて力に溺れ、『悪』というべき存在になったり自分自身の身を滅ぼしたりするんだ。」

ココ「自分自身の身を滅ぼす…。」

フィール「君からロキオの『ポケモン人間量産計画』によるポケモンの抹殺と人間とポケモン人間だけの世界を作るという野望を初めて聞いた時、私は真っ先にこう思ったよ。『この野望が成就されたら間違いなくこの世界は滅びる』と。」

ココ「何故…?」

フィール「ポケモン人間を量産するということはココ、君のようにポケモンの力を持った人間が世界中に蔓延するという事。生み出されたポケモン人間達全員がその力を世界の平和の為に使うことは絶対にないだろう。」

ココ「何人かは力に溺れるか何かして、自分の欲望の為に使うポケモン人間が出てくると?」

フィール「ほぼ間違いなくな。それで平和派のポケモン人間と欲のままに暴れるポケモン人間の戦争が起こり、世界は荒廃していくだろう。」

ココ「その時、普通の人間達は真っ先に滅びるのか…。」

フィール「恐らくな。さっき述べた以外にもポケモン人間が人間に反乱し、人間とポケモン人間の戦争が起こる可能性も考えられる。」

ココ「どちらにしろ、ロキオの計画が達成されたら、お先は真っ暗という事か。」
 ▼ 116 マシュ@ヤタピのみ 17/02/15 23:15:56 ID:6ZUDkENA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 117 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 23:29:16 ID:wGT6hr8w [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「いくら知能が高くても、心の伴わない者が強大な力を持ってはいけないんだ。だが、強大な力を持つか持たないかを選ぶことは基本的にできない。だからこそ…。」

ココ「だからこそ…なんだ?」

フィール「ココ、君はカプ・コケコから受け継いだ力に伴える強い心を持ってほしいんだ。」

ココ「強い心…?」

フィール「カプ・コケコもきっとそれを望んでいるはずだ。この事をサトシ達にも伝えたら、彼らも同じことを君に望むと思う。」

ココ「…俺はそんな強い心を持てるのか?」

フィール「大丈夫。いざとなったらサトシ達やサトシ達のポケモンが君のことを支えてくれるさ。そして、カプ・コケコも…。」

ココ「いや、カプ・コケコはもう俺を見捨てると思う。」

フィール「そうしてそう思うんだ?」

ココ「あんな惨劇を2度も引き起こした息子を救いたいと思うか?」

 ▼ 118 ◆/qIi/n6GLc 17/02/15 23:53:12 ID:wGT6hr8w [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「そうかな?もしカプ・コケコが君のことを救いようがないと思っていたなら、100年前に君を封印せずに殺したはずだ。ポケモンスクールを半壊させたときも君を諭していたのは息子を救いたい、正しく力を使いこなせるようになってほしいと願っていたからだろう。」

ココ「カプ・コケコが…。」

フィール「それにあのニュースの後、君の歴史を少し調べたら君が封印されて間もなく、他の島の島民との戦争になったんだ。カプ・コケコがすぐに君の封印を解かなかったのは、人間の戦争如きに君の力を使わせたくなかったのかもな、本当にアローラ地方が平和になるまで待っていたのだろう…それには100年かかったようだが。」

カプ・コケコの自分に対する思いを知ったココはいつの間にか涙を流していた。

ココ「ずるいよ…こんなの…。」ポロポロ

フィール「とはいっても後半はほぼ私の考察だがな…ココ、大丈夫か?」

ココ「なんとか大丈夫…。」

フィール「今日は色々あったからな、もう休め。」

フィールはココに毛布を渡した後、部屋の電気を切って自分の寝室に入っていった。
ココはソファで横になりながらも父であるカプ・コケコの事を考えていた。

ココ(父さん…父さんはずっと俺の事を心配してくれていたのか…俺はそんな父さんの思いを知らず、減らず口ばかり叩いてたんだな…。)
 ▼ 119 ーギラス@ヒウンアイス 17/02/15 23:57:48 ID:NkhZAGlA NGネーム登録 NGID登録 報告
カプ・コケコを父さんと言い始めただと・・・!?
 ▼ 120 ウカザル@こだわりスカーフ 17/02/16 02:58:21 ID:8ZltD2Yk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいねいいね
支援
 ▼ 121 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 12:57:00 ID:9U1E6YnE [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日。今日のポケモンスクールはお休み。ククイ博士の研究所に集まるサトシ達。

サトシ「どうだ?ココは見つかったか?」

カキ「駄目だ、全く手がかりをつかめなかった。」

リーリエ「ジェイムズにお願いしてメレメレ島の島民から証言を集めましたが誰一人知らないって…。」

マオ「姿隠すの得意なのかしら?」

スイレン「こんな時にフィールさんがいてくれたら…。」

マーマネ「ククイ博士言ってたよね、『フィールさんは興味を持たない事件には首を突っ込まない』って。」

ククイ「つまり八方ふさがりってわけか…。」

するとピカチュウが何かに気付いた。

ピカチュウ「ピカ?」

サトシ「どうした?ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカピ!ピカ!」

サトシ達がピカチュウが指差す方向を見るとそこには…。

サトシ達「ココ!」

 ▼ 122 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 19:50:46 ID:9U1E6YnE [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「昨日はずっと君を探していたんだぞ!」

スイレン「よかった…ココが無事で!」

ココ「昨日は本当にすまない、俺が怒りで周りを見ずに戦ってしまったばっかりに…。」

マオ「いいのよ!昨日も言ったでしょ?失敗は誰にでもあるって。」

カキ「今までどこに行ってたんだ!」

ココ「最初、ロキオの研究所にいたんだがある計画を知って逃げ出して、そして森でロボットに襲われて…。」

マーマネ「ロボットに襲われただって!?」

ココ「俺を連れ戻しに来たロキオの助手みたいな女性だったんだが、逃げる途中で出会った『フィール』とかいう人間を見た途端、豹変して…。」

サトシ達「フィール!?」

リーリエ「ココ、フィールさんに会ってたんですか?」

ココ「そういや君達、彼とは知り合いだったそうだな、事件の解決に協力してくれたとかなんとか。」

 ▼ 123 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 20:03:22 ID:9U1E6YnE [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「むしろ、フィールさんは何度も俺達を助けてくれたんだ。」

リーリエ「フィールさんがいなかったら、もしかしたら私達は今ここにいなかったかも…。」

ココ「それで、彼の事務所に行って色々話をしていたんだ。俺の力の事とか…。」

スイレン「ココの力…?」

ココ「俺の力に対して、フィールはこう言っていた。『カプ・コケコから受け継いだ力に伴う強い心を持て』と。『心が伴わない者が力を持つのはよくない』ともな。」

ククイ「フィールの奴、そんなことを言ってたのか。」

ココ「だが、過去に2度もメレメレ島を惨状にした俺にそんな強い心が持てるのかな…?」

サトシは、迷いなく言った。

サトシ「持てるよ!ココなら!」

ココ「どうしてそう思うんだ?」

サトシ「だって君は、メレメレ島の守り神、カプ・コケコの息子だろ?」

カキ「サトシ、それ、ちゃんとした理由になってないと思うぞ?」
 ▼ 124 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 20:22:04 ID:9U1E6YnE [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「カプ・コケコで思いだしたんだけどカプ・コケコ、凄くココの事心配してたよ。」

ココ「…。」

カキ「俺達が見た範囲だけど、島キングのハラさんに君の居場所を知らないか聞きに行った時は、カプ・コケコはずっと浮かない顔をしてたな。多分ココの事が心配で…。」

ククイ「ココ、早い所会いに行った方がいいと思うぜ、カプ・コケコに。」

ココ「カプ・コケコは毎日メレメレ島の様々な場所を飛び回ってるから、中々居場所の見当がつかないんだよな…。」

マオ「そっか、カプ・コケコ…あなたのお父さんは気まぐれだもんね。」

マーマネ「話し切っちゃって悪いんだけど、ロキオの研究所にいた時の『計画』って…。」

フィール「その件については私が詳しく話すとしよう。」

いつの間にか来ていたフィールに驚きを隠せないサトシ達。

ククイ「フィール!」

生徒達「フィールさん!」

ココ「いつの間に来ていたのか…。」
 ▼ 125 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 20:38:51 ID:9U1E6YnE [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ロキオって、ココの歴史について演説をしていた人?」

フィール「そうだ。ロキオの計画…それはココのようなポケモンの力を持った『ポケモン人間』の量産と全てのポケモンの抹殺、そして人間とポケモン人間だけの世界を作り上げることだ。」

ククイ「ポケモン人間の量産と…。」

生徒達「全てのポケモンの抹殺!?」

ココ「ロキオは暴走ポケモンに妻子を殺された。その恨みもあってこの計画を企てたんだ。」

リーリエ「その事件知ってます!実はその家族の夫は禁止されている麻薬の栽培をしていて、それを食べたポケモンが麻薬の効果で暴走してあのような事故が起きたって奴ですよね!あれは完全に自業自得ですよ!」

スイレン「ということは、あの事件の夫って…!」

フィール「そう、ロキオだ。その計画の為にココが必要だったらしい。恐らく解剖なりしてデータを取るつもりだったんだろう。」

サトシ「人間とポケモン人間だけの世界か…俺は願い下げだ!そんな世界、!絶対につまらないよ!」

マオ「元はと言えば自分が原因で起きた事故だというのに、全てポケモンのせいだなんていう方がおかしいよね!」

サトシとマオの意見に頷く一同。
 ▼ 126 ◆/qIi/n6GLc 17/02/16 23:32:56 ID:9U1E6YnE [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「俺は…もう一度あの研究所に行ってロキオを止めに行く。」

サトシ「ココ!俺達にも手伝わせてくれ!ロキオとかいう奴は絶対に許せない!そうだろ、みんな!」

リーリエ「勿論です!ポケモンの抹殺なんて絶対おかしいですよ!」

カキ「あんな身勝手な計画を成就なんて絶対にさせない!」

ココ「サトシ…みんな…!」

ククイ「どうやら、みんなロキオの計画を止める気満々のようだな。」

フィール「やれやれ、こうなると思ってたよ。」

マーマネ「でもまずは、どうやって研究所に忍び込むか考えないと。」

スイレン「前の病院でやったように、見学のふりをして探索するのは?」

サトシ「そうか、前にフィールさんが教えてくれた…!」

どの様子を遠くからこっそり見守るカプ・コケコ。かなり距離を取りながらも話が聞こえるところでココに気配を察せられないようにしていた。

カプ・コケコ(ココ…。)

カプ・コケコはココの身を案じながらその場を後にした。
 ▼ 127 シツブテ@ザロクのみ 17/02/17 00:28:41 ID:7mzVeoHk NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 128 ワーク@ぎんのはっぱ 17/02/17 07:00:07 ID:gxLUqYmE NGネーム登録 NGID登録 報告
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無事仲直りできるのか?
 ▼ 129 ブトプス@モコシのみ 17/02/17 07:07:23 ID:3Twirvxs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 130 ブト@ローラースケート 17/02/17 07:22:14 ID:RLYSvISw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 131 ヌヌヌル!◆LUOrKFbDAY 17/02/17 16:10:52 ID:16KgFEjo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 132 ◆/qIi/n6GLc 17/02/17 20:47:53 ID:kXv3bOpA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
所変わって再びロキオの研究所。

ロキオ「あいつはまだ帰ってこないのか…もう一晩は経過したぞ…!」

アナウンス「ロキオ様、ロビーにお客様が来ております。」

ロキオがロビーに来てみるとそこにサトシ達とココの姿があった。

ロキオ「ココ!それに君達は前に僕の演説を聞いていたポケモンスクールの生徒の…!」

リーリエ「はい!あなたの演説に感銘を受けて是非とも研究所の見学をしてみたいと思いましてやってきました!」

ロキオ「そうか、それは嬉しいな!そこの君、ココ以外の子供たちに研究所の案内してやってくれ。」

女性「かしこまりました。」

ロキオ「ココ…急にいなくなって心配したんだぞ!探しに行った秘書もいつまでたっても戻ってこないし…!」

ココ「サイレンの音に驚いてしまって…森の奥に逃げ込んで、彼女が俺を見つけてくれたのですがポケモンに襲われて…これ以上は思い出したくない。」

ロキオ「そっか…でも君が無事で何よりだよ!そうだ、あの話の答えは出たかい?」

ココ「決まりましたよ。」

ロキオ「そうか!じゃあ昨日のあの場所で答えを話してくれ!」

ココはロキオに昨日計画を聞かされたあの場所に連れていかれた。

 ▼ 133 ◆/qIi/n6GLc 17/02/17 22:43:14 ID:kXv3bOpA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女性「こちらが、主に研究の会議が行われる会議室です。」

サトシ「へぇ、凄いなぁ!」

マーマネ「大きくなったらここで働いてみたい!」

女性の後ろをついて歩くサトシ達。大きな声で興奮したように話すサトシとマーマネ。
その間、通信機をつけてフィールとこっそり話すリーリエ。

リーリエ「…どのあたりでアレを使った方がいいですか?(小声)」

フィール「重要な部屋の説明をされた辺りだ。(小声)」

カキ「重要な部屋って…?(小声)」

しばらく進むとチャンスは訪れた。

女性「ここが関係者以外立ち入り禁止の部屋です…。」

フィール「そこだ!」

スイレンは釣り竿の紐を素早く女性の足に引っ掛けて転ばせ、その隙にマーマネは女性の首元にある装置を取り付けた。すると女性はそのまま全く動かなくなった。
 ▼ 134 ンドロス@ヨクアタール 17/02/18 13:00:07 ID:LARahrIc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 135 ラカラ@むしのジュエル 17/02/18 22:44:38 ID:0kqgcfr. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 136 マルルガ@ひこうのジュエル 17/02/19 08:27:33 ID:dSQDWTC2 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 137 ◆/qIi/n6GLc 17/02/19 20:13:40 ID:vzOzOU9I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「本当に動かないや。」

マオ「ロボットに取り付けると動けなくする装置って言ってたけど…。」

マーマネ「フィールさんの案で作ったんだけど…こんなの僕は思いつかないよ。」

スイレン「で、どうやって入るの?カードキーみたいなのが必要そうだけど…。」

マーマネ「それなら、この『なんでもカードキー』で!これは僕が考えて作ったものさ。」

マーマネがカードキーを通すとドアが開いた。

リーリエ「開いた!」

カキ(ここもザル警備だな…。)

中に入るとそこには衝撃の光景が広がっていた。
ポケモンの臓器と思わしきものや、ポケモン単体をホルマリン漬けにしたものが入った入れ物飾られていた。
グロテスクな光景に血の気が引くサトシ達。
 ▼ 138 ロトック@まんまるいし 17/02/20 20:23:02 ID:jtAsRkSA NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 139 ケンカニ@じてんしゃ 17/02/20 20:45:40 ID:8uPp6Zic NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
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 ▼ 140 ーマルド@パワーベルト 17/02/21 08:16:08 ID:QkPBkTfA NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 141 イリーフ@ベリブのみ 17/02/21 14:00:49 ID:9/ZgkP8k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 142 ◆/qIi/n6GLc 17/02/21 21:28:11 ID:r9Lvr0do [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「これは隠したくもなるわよ…正直、鉈人間事件のよりもグロいかも。」

マーマネ「それは人にもよるだろうけど…長居はしたくないね。」

サトシ「とりあえず…証拠として写真撮ろう。」パシャ

事前に持ってきていたカメラで部屋の内部の写真を撮るサトシ達。

カキ「これもポケモン人間計画の研究材料として保管されてるものなんだろうか…。」

フィール「恐らくな。こんなものを一般市民に見られたらすぐにでも警察に通報されるだろう。」

リーリエ「ポケモン達が可哀想です…。」

スイレン「こんな可哀想な目に遭うポケモンが増える前に何とかしてロキオを止めないと!」

サトシ「そうだな!」

 ▼ 143 ◆/qIi/n6GLc 17/02/21 21:50:34 ID:r9Lvr0do [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、ココは前にロキオに自身の研究を希望された場所に来た。

ロキオ「では、早速答えを聞かせてくれ。」

期待の眼差しでココを見つめるロキオ。

ココ「あぁ、その希望なんだが…悪いが引き受けられない。」

ロキオ「ど、どうして?」

ココの答えに慌てるロキオ。

ココ「俺さ、怒ると怒りのままに力を使って暴れてしまうんだ。それで100年前にメレメレ島大荒れ、数日前にはポケモンスクール半壊、どちらも罪のない人間とポケモンを巻き込んで怪我させてる。怒りに振り回されて力を使うようじゃ完全に制御できてるとは言えない。」

ロキオ「そんなの、どうして誘いを断る理由になるんだい?」

ココ「俺は119年経ってもこの力を完璧に制御できてないのに、今ポケモンの力を持った人間を量産したら俺が暴れまわった時よりもとんでもないことになるんじゃないか?」

ロキオ「そういったことが少々起こるのは仕方ないんだよ!頑張って行けばきちんと制御できるようになるさ!」

ココ「後さ、仮に制御できたとしてもポケモン人間全員が人間の言うことを聞くという保証はあるのか?万が一彼らが反乱を起こした場合はそいつら止める方法あるの?」

ロキオ「そ、それは…。」

黙り込むロキオ。

 ▼ 144 ガボーマンダ@ジュカインナイト 17/02/22 16:44:40 ID:DPvfuVik NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 145 マタマ@トポのみ 17/02/22 19:45:04 ID:lg9nPx1c NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 146 ヤッキー@はつでんしょパス 17/02/22 19:51:29 ID:PsNaRfBo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 148 ラッタ@さらさらいわ 17/02/22 23:35:51 ID:8B5pkeis NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 149 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 18:08:18 ID:0375F4eo [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「黙り込むってことは、想定してないってことだよな。さっき言った事態を。」

ロキオ「う…。」

ココ「起きてからじゃ遅いんだよこういうのは。とにかく、俺はこの計画には手を貸さない。以上だ。」

ココがその場を去ろうとしたとき、

ロキオ「君はカプ・コケコが憎いんじゃないのか?前に話したように島を侵略者から守ったのに封印されて。カプ・コケコもお前を憎いと思っているだろう。守り神の顔に泥を塗られて。」

ココ「あぁ、憎かったさ。でもポケモンスクールで俺が引き起こした惨状を見て、フィールの話を聞いてこう思った。あの時の俺は『侵略者を倒すつもりが、島民とポケモンを巻き込んで暴れ回っただけ』…とね。周りのことを考えずに暴れ回ったらそりゃ封印されるよ。それに…。」

ココは続ける。

ココ「カプ・コケコが俺を憎んでいる…か。もし俺を本当に憎んでいるなら100年前のあの時、俺を封印せずに殺したはずだ。」

ロキオ「それはお前を晒し者にするんじゃなかったのか?メレメレ島を荒らした大罪人として。」

ココ「じゃあなんで俺はあんな人気のないところに封印されてたんだ?晒し者とかいうのにするつもりならもっと人気の多いところで封印するだろ?」
 ▼ 150 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 18:17:33 ID:0375F4eo [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「…ダメか。」

ロキオは壁のスイッチを押した。すると天井から鉄のリングが飛んできたかと思うと、ココを拘束した。

ココ「っ!?」ガシャ

ココはリングを外そうとするも、腕の自由が利かず取り外せない。

ロキオ「じゃあ君にとっておきの物を見せるよ。きっと君の考えも変わるはずさ。」

ロキオは別の壁のスイッチを押すと、本棚から隠しエレベーターが現れた。ココこ拘束しているリングを掴んでエレベーターに引っ張るロキオ。

ココ「俺をどこに連れて行くつもりだ?」

ロキオ「とにかく来てもらうよ。」

エレベーターから降りた先にあったものは得体のしれない生き物が入ったカプセルのある部屋のようだった。

ココ「これは…!」

ロキオ「そう、失敗作だよ。ポケモン人間のね。何度やってもこういうのになってしまうんだ…。」

 ▼ 151 ットレイ@ホイップポップ 17/02/23 18:41:06 ID:jQERP782 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おもろい
 ▼ 152 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 18:41:26 ID:0375F4eo [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
部屋の奥へ進むと特に大きなカプセルに人型の生き物のような何かが入っているのが見えた。しかしその姿は人間ではなく、明らかに怪物のようだった。

ココ「…もしかしてこれがあんたにとって一番出来がいい奴?」

ロキオ「察しがいいね、君は。これが今までで一番の出来のポケモン人間、『モンスターヒューマン』さ。素晴らしいだろう?これで君も考え直したかい?」

ココ「いや、全然。むしろ狂気の沙汰としか思えないな。」

ロキオ「こんなにも素晴らしい生き物を『狂気の沙汰』だと…!?」

ココ「サトシ達やポケモン達も俺と同じこと言うんじゃないか?これを見たら。」

ロキオ「き、君は本当にわがままばかり言う奴だな…守り神の子だからと調子に乗って…。」

ココ「わがまま言ってるのはどっちだよ?フィールの言う通り、あんた本当に自己中の極みだな。」

ロキオ「フィールめ…いつの間に君を説得していたというのか…!」

ココ「いや、フィールに会う前に昨日、あんたの話聞こえたんだよ。その時点であの計画はやばいって思ったさ。

ロキオ「もしかしてもう僕の事を可哀想とも思ってないのかい?身勝手なポケモンに妻子殺されて…!」
 ▼ 153 ビゴン@まんたんのくすり 17/02/23 18:53:02 ID:RXQIVkZM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエンヌクワンヌデッデンネェ!
 ▼ 154 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 18:56:17 ID:0375F4eo [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「あぁ、可哀想と思ってるよ。」

ロキオ「だろう!だったら僕の言ってることが…」

ココ「あんたの妻と子供はな。麻薬とかいうやばい薬の元となる植物育てて、それを食べたポケモンが暴れてああなったんだろ?やってはいけないことやっててその結果死ぬことになったんだから、実質あんたの所為で妻も子供も死んだようなものだろ。」

ロキオ「ココ…君は…!」

ココ「これで確信した。ポケモンよりも人間の方がずっと身勝手だな。」

ロキオの腕がブルブルと震え、表情は怒りと憎しみに満ち溢れていた。それに動じず淡々と話すココ。

ココ「カプ・コケコの血を引いているとは言え、俺も半分は人間。人間として恥ずかしいよ、こんなの。」

ロキオ「黙れーっ!」ダン

ココ「っ!」サッ

ロキオは隠し持っていた銃をココに向けて撃った。それを素早くかわすココ。

 ▼ 155 ーケン@かがやくいし 17/02/23 19:37:30 ID:0375F4eo [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココ「起こったら銃撃ってくるか。怒ったら怒りのままに力使って暴れた俺と似ているな。もう少し大人な対応できないの?子供に対して。」

ロキオ「散々僕を馬鹿にしやがって…!」

ココ「あんたは馬鹿にしてはいるけど、少しあんたに感謝してるところもある。人間はポケモンより身勝手ってことを知ることができたから。」

ロキオ「なら人間は…!」

ココ「勿論、全員が身勝手な人間という訳じゃない。サトシ達のように誰かを思いやることができたり、フィールのように大事なことを教えてくれるようないい人間もいる。」

ココは更に続ける。

ココ「100年前にも時々カプ・コケコの代わりに俺の世話をしてくれて、色んな事を教えてくれた島キングを始めとする島民達といい人間は沢山いるさ。俺は人間不信じゃないし。」

ロキオ「く…。」

ココ「まさか100年前に侵略してきた人間達よりも自己中な人間を見ることになるとは思わなかったよ。」
 ▼ 156 マカジ@リュガのみ 17/02/23 19:37:46 ID:RXQIVkZM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 157 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 19:38:00 ID:0375F4eo [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>155
コテが抜けてました…すみません。
 ▼ 158 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 19:45:39 ID:0375F4eo [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロキオ「もういい。君には失望したよ。」

ココ「失望するなら勝手にしろ。あんたに失望されても全然辛くはないし。」

ロキオ「本日付で君には消えてもらうから。」ポチッ

ロキオは隠し持っていたボタンを押すと、モンスターヒューマンの入ったカプセルの水がなくなり始めた。

ココ「まさか…こいつを起こして戦わせるつもりか!?」

ロキオ「その通り。いくら完璧なポケモン人間だからって協力してくれない奴なんていらない。」

水がなくなるとモンスターヒューマンの目が開き、カプセルを壊して出てきた。

モンスターヒューマン「グオオォォォォ!」

ココ「面倒なことになったな…。」

ロキオ「モンスターヒューマン!ココを始末しろ!」サッ

ロキオはモンスターヒューマンに指示をすると襲われる危険性を想定して素早くエレベーターに乗ってその場を離れた。
 ▼ 159 ◆/qIi/n6GLc 17/02/23 19:53:03 ID:0375F4eo [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モンスターヒューマンの咆哮は上の階にも聞こえていた。

ピカチュウ「ピカ?」

サトシ「な、なんだこの鳴き声!?」

マオ「ポケモンにしてはちょっと変な鳴き声ね…。」

スイレン「うん…。」

カキ「下の方から聞こえたみたいだが…。」

マーマネ「地下に凶暴なポケモンでも飼ってるのかな?」

フィール「この研究所を出たほうがいいんじゃないか?」

リーリエ「どうしてですか、フィールさん。」

フィール「この鳴き声はただのポケモンとは思えない…正直、嫌な予感がする。」

マオ「嫌な予感って…。」

サトシ「この研究所を出るとしてもまずココを見つけてからにしないと!」

フィール「そうだな…。」
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